JPS61252240A - 気泡膜のないポリウレタンフオ−ムの製造方法 - Google Patents
気泡膜のないポリウレタンフオ−ムの製造方法Info
- Publication number
- JPS61252240A JPS61252240A JP9431785A JP9431785A JPS61252240A JP S61252240 A JPS61252240 A JP S61252240A JP 9431785 A JP9431785 A JP 9431785A JP 9431785 A JP9431785 A JP 9431785A JP S61252240 A JPS61252240 A JP S61252240A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyurethane foam
- solvent
- foam sheet
- org
- compressed air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はポリウレタンフォームの製造方法に関し、特に
気泡膜を除去して通気性の良好なポリウレタンフォーム
を製造する方法に係る。
気泡膜を除去して通気性の良好なポリウレタンフォーム
を製造する方法に係る。
軟質ポリウレタンフォームは樹脂発泡体の中でも連続気
泡率が高く、通気性が良好であるため車輌用シート、家
具、マツトレス等のクック１ン材、或いはキルテイング
等の衣料用シートとじて広く用いられている。しかし、
連続気泡とはいっても気泡が完全に連通している訳では
なく、その連続性を阻害する気泡膜が存在している。そ
こで、このような気泡膜を除去して通気性を更に向上さ
せるため、従来法のような方法が行なわれている。
泡率が高く、通気性が良好であるため車輌用シート、家
具、マツトレス等のクック１ン材、或いはキルテイング
等の衣料用シートとじて広く用いられている。しかし、
連続気泡とはいっても気泡が完全に連通している訳では
なく、その連続性を阻害する気泡膜が存在している。そ
こで、このような気泡膜を除去して通気性を更に向上さ
せるため、従来法のような方法が行なわれている。
即ち、この従来の方法は、ポリウレタンフォームをアル
カリ水溶液または酸性水溶液中に浸漬し、加水分解によ
り気泡膜を溶解除去するもので、ある。
カリ水溶液または酸性水溶液中に浸漬し、加水分解によ
り気泡膜を溶解除去するもので、ある。
上記従来の気泡膜除去方法には次のような問題があった
。
。
第一の問題は、加水分解法によるため適用の対象がポリ
エステル型のウレタンフオームに限定され、ポリエーテ
ル型のウレタンフオームには適用できないことである。
エステル型のウレタンフオームに限定され、ポリエーテ
ル型のウレタンフオームには適用できないことである。
第二の問題は、酸またはアルカリを触媒として使用する
ため、後洗浄を行なっても多少はこれら触媒が残存し、
フオームの劣化を早めることである。
ため、後洗浄を行なっても多少はこれら触媒が残存し、
フオームの劣化を早めることである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ポリエステ
ル型およびポリエーテル型の何れのタイプのウレタンフ
オームにも適用でき、且つフオームの劣化を生じること
なくウレタンフオーム中の気泡膜を除去することを技術
的課題とするものである。
ル型およびポリエーテル型の何れのタイプのウレタンフ
オームにも適用でき、且つフオームの劣化を生じること
なくウレタンフオーム中の気泡膜を除去することを技術
的課題とするものである。
上記の課題を達成するために、本発明では連続気泡を有
する軟質ポリウレタンフォームシートに有機溶剤を塗布
して膨潤させると共に、圧縮空気を吹付けて気泡膜を除
去することとした。
する軟質ポリウレタンフォームシートに有機溶剤を塗布
して膨潤させると共に、圧縮空気を吹付けて気泡膜を除
去することとした。
本発明における有機溶剤としては、ハロゲン化炭化水ｍ
（）リクロルエチレン、パークロルエチレン、メチレン
クロライド等）、脂肪族炭化水素（ベンジン、石油等脂
肪族炭化水素）、芳香族炭化水１ｇ（ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等）、アルコール類、ケトン類等を単独ま
たは組合せて使用することができる。このうち低沸点溶
剤であるハロゲン化炭化水素は、活性および作業性の面
で特に適している。
（）リクロルエチレン、パークロルエチレン、メチレン
クロライド等）、脂肪族炭化水素（ベンジン、石油等脂
肪族炭化水素）、芳香族炭化水１ｇ（ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等）、アルコール類、ケトン類等を単独ま
たは組合せて使用することができる。このうち低沸点溶
剤であるハロゲン化炭化水素は、活性および作業性の面
で特に適している。
本発明における圧縮空気の圧力は、ウレタンフオームシ
ートの厚さにより異なるため一律には規定できないが、
一般に３ ｋｇ／ ｃ＋ｓ ２以上、好ましくは５ｋｇ
／ｃ層２〜１４ ｋｇ／ ｃｍ ”がよい、３ｋｇ／
ｃｍ ２より小さい圧力では短時間で気泡膜を破壊でき
ないからである。
ートの厚さにより異なるため一律には規定できないが、
一般に３ ｋｇ／ ｃ＋ｓ ２以上、好ましくは５ｋｇ
／ｃ層２〜１４ ｋｇ／ ｃｍ ”がよい、３ｋｇ／
ｃｍ ２より小さい圧力では短時間で気泡膜を破壊でき
ないからである。
本発明の実施に際しては、任意厚さのポリウレタンフォ
ームシート（通常は２■〜３Ｑｍｍ程度）にスプレー法
、転写法等の公知の方法（スプレー法が最適）で溶剤を
塗布した後、フオームの気泡中に圧縮空気を圧入して流
す、これは圧縮空気ガンを用いて行なってもよく、第１
図に示すように魚尾口１を用いて行なってもよい、何れ
にしても１図示のように圧縮空気の噴射口をウレタンフ
オーム２の表面に接触させて行なう、このとき、ウレタ
ンフオーム２は金網や布等の通気性基村上に載置する必
要がある。
ームシート（通常は２■〜３Ｑｍｍ程度）にスプレー法
、転写法等の公知の方法（スプレー法が最適）で溶剤を
塗布した後、フオームの気泡中に圧縮空気を圧入して流
す、これは圧縮空気ガンを用いて行なってもよく、第１
図に示すように魚尾口１を用いて行なってもよい、何れ
にしても１図示のように圧縮空気の噴射口をウレタンフ
オーム２の表面に接触させて行なう、このとき、ウレタ
ンフオーム２は金網や布等の通気性基村上に載置する必
要がある。
本発明は１例えば第２図に示す装置により連続的且つ好
適に実施することができる。即ち、連続気泡を有するポ
リウレタンフォームシート２を供給ロール１１からコン
ベア１２により連続的に処理室１３に送り込む、処理室
１３では、スプレー１４から溶剤が塗布された後、魚尾
口１をウレタンフオームシート２の表面に圧接し、横方
向にトラバースしながら圧縮空気を圧入する。こうして
気泡膜を除去されたウレタンフオームシート２は、コン
ベア１５により処理室１３から取り出され、製品として
ロール１６に巻取られる。なお、蒸発した溶剤は回収装
置により容易に回収することができる。
適に実施することができる。即ち、連続気泡を有するポ
リウレタンフォームシート２を供給ロール１１からコン
ベア１２により連続的に処理室１３に送り込む、処理室
１３では、スプレー１４から溶剤が塗布された後、魚尾
口１をウレタンフオームシート２の表面に圧接し、横方
向にトラバースしながら圧縮空気を圧入する。こうして
気泡膜を除去されたウレタンフオームシート２は、コン
ベア１５により処理室１３から取り出され、製品として
ロール１６に巻取られる。なお、蒸発した溶剤は回収装
置により容易に回収することができる。
本発明において上記のように気泡中に圧縮空気を圧入す
ると、先の溶剤塗布で膨潤して脆化している気泡膜が破
壊されて除去されるため、通気性が著しく向上する。ま
た、水等の液体の透過性も著しく向上するから１本発明
で得られたウレタンフオームはフィルターとしての用途
にも使用することができる。
ると、先の溶剤塗布で膨潤して脆化している気泡膜が破
壊されて除去されるため、通気性が著しく向上する。ま
た、水等の液体の透過性も著しく向上するから１本発明
で得られたウレタンフオームはフィルターとしての用途
にも使用することができる。
以下に本発明の一実施例を説明する。
比重０．０１８で、通気性が５０ ｃｃ／ ｓｅｃ ／
ｃｉ＋ ’の軟質ポリウレタンフォームを厚さ１０麿
ｌにスライスして長尺シートを得た。
ｃｉ＋ ’の軟質ポリウレタンフォームを厚さ１０麿
ｌにスライスして長尺シートを得た。
、 このシートをネットコンベア上に載置し、上部か
らメチレンクロライドをり３００ｇ／ ｍ ”の割合で
スプレーにより吹付けた後、直ちに魚尾口を用いて７ｋ
ｇ／ａｍ”の圧縮空気を吹付けた。
らメチレンクロライドをり３００ｇ／ ｍ ”の割合で
スプレーにより吹付けた後、直ちに魚尾口を用いて７ｋ
ｇ／ａｍ”の圧縮空気を吹付けた。
こうして得られたシートは気泡膜が殆どなく、通気性は
３８０ ｃｃ／ ｓｅｃ ／ ｃｍ２に向上した。
３８０ ｃｃ／ ｓｅｃ ／ ｃｍ２に向上した。
以上詳述したように、本発明によればポリエステル型お
よびポリエーテル型の何れのタイプのウレタンフオーム
に対しても、７オームの劣化を生じることなく気泡膜を
除去し１通気性の優れたウレタンフオームを製造できる
等、顕著な効果が得られるものである。
よびポリエーテル型の何れのタイプのウレタンフオーム
に対しても、７オームの劣化を生じることなく気泡膜を
除去し１通気性の優れたウレタンフオームを製造できる
等、顕著な効果が得られるものである。
第１図は本発明を適用する一態様を示す説明図、第２図
は本発明を連続的に実施するための装置を示す説明図で
ある。 ｌ・・・魚尾口、２・・・軟質ポリウレタンフォームシ
ート、１１・・・供給ロール、１２・・・コンベア、１
３・・・処理室、１４・・・スプレー５１５・・・コン
ベア、１６・・・製品ロール 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第１図 第２図
は本発明を連続的に実施するための装置を示す説明図で
ある。 ｌ・・・魚尾口、２・・・軟質ポリウレタンフォームシ
ート、１１・・・供給ロール、１２・・・コンベア、１
３・・・処理室、１４・・・スプレー５１５・・・コン
ベア、１６・・・製品ロール 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第１図 第２図
Claims (1)
- 連続気泡を有する軟質ポリウレタンフォームシートに有
機溶剤を塗布して膨潤させると共に、圧縮空気を吹付け
て気泡膜を除去することを特徴とする気泡膜のないポリ
ウレタンフォームの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9431785A JPS61252240A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 気泡膜のないポリウレタンフオ−ムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9431785A JPS61252240A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 気泡膜のないポリウレタンフオ−ムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61252240A true JPS61252240A (ja) | 1986-11-10 |
Family
ID=14106897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9431785A Pending JPS61252240A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 気泡膜のないポリウレタンフオ−ムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61252240A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0773617B2 (ja) * | 1987-04-01 | 1995-08-09 | ブリユツクナー、ゲオルク、エフ | 格闘技用グローブ |
-
1985
- 1985-05-01 JP JP9431785A patent/JPS61252240A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0773617B2 (ja) * | 1987-04-01 | 1995-08-09 | ブリユツクナー、ゲオルク、エフ | 格闘技用グローブ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4005012A (en) | Semipermeable membranes and the method for the preparation thereof | |
| US4243701A (en) | Preparation of gas separation membranes | |
| US4163725A (en) | Process for preparing of semipermeable membranes | |
| US3625734A (en) | Ultra-thin liquid membrane construction | |
| US3549016A (en) | Permeable membrane and method of making and using the same | |
| AU4893997A (en) | Process for producing polymeric films for use as fuel cells | |
| US9610544B2 (en) | Method for creating a nano-perforated crystalline layer | |
| US6325218B1 (en) | Polyion complex separation membrane with a double structure | |
| CN105080352A (zh) | 一种复合反渗透膜及制备方法 | |
| CN104289116A (zh) | 一种复合反渗透膜及制备方法 | |
| JPS61252240A (ja) | 気泡膜のないポリウレタンフオ−ムの製造方法 | |
| US4415608A (en) | Continuous production of polymethylpentene membranes | |
| CN108452685A (zh) | 一种高性能复合正渗透膜及其制备方法 | |
| JPS61252241A (ja) | 気泡膜のないポリウレタンフオ−ムの製造方法 | |
| JPH07275676A (ja) | 複合膜、その製造方法および使用方法 | |
| JPS58104196A (ja) | 電着浴処理方法 | |
| GB1221372A (en) | Process for production of vapour permeable sheet-like materials | |
| JP2000042384A (ja) | シート状分離膜の製造法 | |
| JPS6038130A (ja) | 枠に接着固定されたポリマ−薄膜の製造方法 | |
| JPS61255944A (ja) | 気泡膜のないポリウレタンフオ−ムの製造方法 | |
| JPS54102292A (en) | Composite hollow yarn and gas selective permeating method used above yarn | |
| US3527853A (en) | Process for manufacturing semipermeable cellulose acetate membranes suitable for desalination | |
| JP2510530B2 (ja) | 複合膜の製造方法 | |
| JP2878447B2 (ja) | 半透膜 | |
| JPS56150403A (en) | Improved osmotic treatment process |