JPS6125208Y2 - - Google Patents

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JPS6125208Y2
JPS6125208Y2 JP11250181U JP11250181U JPS6125208Y2 JP S6125208 Y2 JPS6125208 Y2 JP S6125208Y2 JP 11250181 U JP11250181 U JP 11250181U JP 11250181 U JP11250181 U JP 11250181U JP S6125208 Y2 JPS6125208 Y2 JP S6125208Y2
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JP
Japan
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potentiometer
rotation angle
rotation
additional stopper
slider
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JP11250181U
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JPS5818302U (ja
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  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転角度を制限するようにした多回
転形ポテンシヨメータに関するものである。
多回転形ポテンシヨメータは大量に製作されて
いるが、特定の回転角(回転数)のものばかりで
ある。一般に製作されている多回転形ポテンシヨ
メータの回転数は3,5,10,15,20であるが、
最も多く製作されているのは10回転のポテンシヨ
メータである。しかし、各種の用途において、上
記標準の回転角と異なる回転角のポテンシヨメー
タが要求されることがある。例えば、4回転、8
回転、12回転などである。
このような場合、従来は、ポテンシヨメータの
部品を新しく作るか又は一般に生産されているポ
テンシヨメータの各部品に手を加え、1個ずつ改
造作業を行なつて手作りで仕上げる場合が多い。
こうした方式で作られたポテンシヨメータは、量
産されているポテンシヨメータに比べ、極めて高
価となるのみならず製作に時間がかかり、しかも
間に合わせ的な製品になりがちで信頼性に乏しい
欠点がある。
一方、量産されているポテンシヨメータを利用
し、これに摺動子を2個使用してその摺動子を短
絡することにより、利用したポテンシヨメータの
回転角より小さい範囲内で整数回転毎に回転角を
調整する方法も考えられた。しかし、特に精密ポ
テンシヨメータとしての用途の多い多回転形ポテ
ンシヨメータにこの方法を適用した場合、次のよ
うな問題がある。すなわち、摺動子を2個使用し
てその回転角及び抵抗値を調整するのであるか
ら、そのため、接触摺動する個所が通常多くても
3個所であるのに5個所となり、接触部分の増加
が接触不良の増大を招く原因となる。また、ポテ
ンシヨメータの摺動部分には貴金属接点が使用さ
れるので、部品の中に最も高価な接点が増えるこ
とになり、コストが上昇する。更に、多回転形ポ
テンシヨメータの最も必要とされる直線性におい
ても、2個の別々の摺動子が抵抗素子上を摺動し
ながら短絡しているため、回転位置により短絡区
間が変動し、本来の抵抗素子の直線性とは別の摺
動子の短絡区間の変動による直線性の悪化が生じ
る。また、摺動子が2個所あることは、結果とし
て抵抗素子上を接触摺動する回数が多くなつてポ
テンシヨメータの寿命を短くする。
したがつて、上記のような従来の方法では、ど
うしても製品が高価となるばかりでなく品質にお
いても一般に量産されている標準のポテンシヨメ
ータに比べ劣るものとなる。
本考案の目的は、標準のポテンシヨメータの部
品を使用し、性能や信頼性を落すことなくしかも
安価に任意の回転角の多回転形ポテンシヨメータ
を提供するにある。本考案の構成上の特徴は、任
意の回転角の設定を行なうため、ポテンシヨメー
タの抵抗素子収納用ねじ溝に沿つた回転する追加
ストツパー部を設けることである。以下、図面を
用いて本考案を具体的に説明する。
第1図は、標準の多回転形ポテンシヨメータの
分解斜視図である。図において、1はパイプ状の
ハウジング、2は蓋部、3はパネル部で、これら
1,2及び3によつてポテンシヨメータの筐体を
構成する。パネル部3の中心には軸受けが設けら
れ、この軸受けにシヤフト4が支えられている。
ハウジング1の側面凹部には、終端端子5,6が
装着される。蓋部2の内側には、摺動子端子7と
一体になつたスリツプ・リング7′が設けられ
る。スリツプ・リング7′は、シヤフト4に固定
されこれと一体に回転する回転子8に固着された
スリツピング・レバー8′の先端と接触摺動し、
ポテンシヨメータの外部出力路をなつている。ハ
ウジング1の内周面には、らせん状の抵抗素子1
1を収納するためのねじ溝20が切られている
(第2図参照)。このねじ溝20内に収納された抵
抗素子11の終端は、接続リード17,18によ
り終端端子5,6に接続されている(第2図参
照)。摺動子10は回転子8に嵌合されてシヤフ
ト4の回転と同時に回転するが、その際、摺動子
10に設けられた摺動子接点13が抵抗素子11
とスリツピング・レバー8′とに摺動接続する
(第2図参照)。摺動子10はシヤフト4の回転に
より抵抗素子11上を摺動移動するようになつて
おり、その終端において、摺動子凸部14又は1
5が蓋部2又はパネル部3の図示しない凸部ない
し段部に当たつて移動を停止するようになつてい
る。
第2図は、本考案の実施例を示す略断面図であ
り、第3図は、その蓋部2を除去して上から見た
図である。図において、第1図と対応する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。図におい
て、9が本考案による追加ストツパー部である。
追加ストツパー部9には、第4図に示すように、
外周にねじ20′を設けて、ハウジング1のねじ
溝20にねじ込めるようにする。また、治具22
によつてねじ込みが容易にできるようにダボ穴2
1を設ける。第4図は、治具22により追加スト
ツパー部9をねじ込むときの模様を示す斜視図で
ある。ただし、分かり易くするため、追加ストツ
パー部9の一部を除去して示す。21′は、追加
ストツパー部9のダボ穴21に差し込む治具22
のピンである。ダボ穴21の代わりにドライバー
溝などを設け、ドライバー等でねじ込むようにし
てもよい。更に、追加ストツパー部9には、摺動
子10の回転を阻止するストツパーとして段部2
4を設ける。例えば、追加ストツパー部9の摺動
子10側の面に摺動子9の凸部14が進入しうる
勾配を付けた溝23を作り、この溝23の所望の
位置に段部24を設ける。
追加ストツパー部9を治具22又はドライバー
等でハウジング1のねじ溝20に任意の回転角度
だけねじ込んだ後、回転角度がずれないように接
着剤12を塗布して固定する。接着剤の代わりに
ハウジング1の外周部よりピン打ち又はねじ止め
を行なつて、追加ストツパー部9をハウジング1
に固定してもよい。19は接続リード18の収納
溝であるが、この収納溝19は、後述のように設
定しようとする回転角度により19′で示す如く
円周上の4等分位置に設けることもできる。この
ような追加ストツパー部9を設けることにより、
ポテンシヨメータの回転角度は制限され所望の回
転角度に設定することができる。
抵抗素子11は一般に連続して製造されている
ので、本考案においては、必要な回転角に対応す
る長さに切断して使用する。したがつて、上述の
如き摺動子を2個用いる方法では常に最高回転角
に対応するだけの抵抗素子の長さを必要とするの
に対し、高価な抵抗素子を節約することができ
る。また、追加ストツパー部9を挿入する側の終
端端子6の接続リードを取り出すため、上述のよ
うにハウジング1に接続リード18の収納溝19
を設けるが、この収納溝19は任意の位置に設け
ることが可能である。例えば、図示のように円周
上の4等分位置に4個所設けた場合、0.25回転毎
の任意の回転角のポテンシヨメータを得ることが
できる。
以上説明したとおり、本考案によれば、特別に
要求される任意角度のポテンシヨメータにおいて
も量産される標準のポテンシヨメータと何ら品質
の変わらないものを安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は標準ポテンシヨメータの分解斜視図、
第2図は本考案の実施例を示す略断面図、第3図
はその蓋部を除去した上面図、第4図は追加スト
ツパー部挿入手段の1例を示す斜視図である。 11……抵抗素子、20……抵抗素子収納用ね
じ溝、9……追加ストツパー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多回転形ポテンシヨメータにおいて、抵抗素子
    収納用ねじ溝に沿つて回転しそのポテンシヨメー
    タの回転角度を任意の角度に設定するための追加
    ストツパー部を具えたことを特徴とするポテンシ
    ヨメータ。
JP11250181U 1981-07-29 1981-07-29 ポテンシヨメ−タ Granted JPS5818302U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11250181U JPS5818302U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 ポテンシヨメ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11250181U JPS5818302U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 ポテンシヨメ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5818302U JPS5818302U (ja) 1983-02-04
JPS6125208Y2 true JPS6125208Y2 (ja) 1986-07-29

Family

ID=29906827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11250181U Granted JPS5818302U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 ポテンシヨメ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5818302U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5818302U (ja) 1983-02-04

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