JPS6124961B2 - - Google Patents

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JPS6124961B2
JPS6124961B2 JP10622481A JP10622481A JPS6124961B2 JP S6124961 B2 JPS6124961 B2 JP S6124961B2 JP 10622481 A JP10622481 A JP 10622481A JP 10622481 A JP10622481 A JP 10622481A JP S6124961 B2 JPS6124961 B2 JP S6124961B2
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JP
Japan
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tire
tires
rotating
base plate
chain
Prior art date
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JP10622481A
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JPS588601A (ja
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Keizo Sato
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、丸木を回転させつつその樹皮を剥ぎ
取る樹皮剥ぎ機、特に、丸木を横に乗載しておい
て回転させるべく、軸線が左右に走る前側の複数
のタイヤ及び後側の複数のタイヤを、前後それぞ
れにおいて左右に所要間隔離して平行に配置して
なる樹皮剥ぎ機に関する。
そして、その目的は、上記タイヤを傾けること
により、その回転力によつて丸木を回転させなが
ら長手方向に自動移送でき、しかもその傾けたタ
イヤの回転による丸木の推進を効率よく行うこと
ができるとともに、その移送スピードを簡単に変
えることができ、かつまた上記のようにタイヤを
傾けるようにしたといえどもそれへの回転力の伝
達を支障なく行うことができる樹皮剥ぎ機の提供
にある。
以下には本発明を図示の実施例について詳細に
説明する。
本樹皮剥ぎ機は、型材を枠組みして構成したフ
レームAに、前側の所要複数個(本例の場合6
個)のタイヤ1……と、後側の同数個のタイヤ2
……とを、左右に所要間隔ずつ離して平行にかつ
前後1対1の関係で対向させて個々に装着すると
ともに、フレームAの後側に垂直に立設した左右
の縦レール3,3間に、上下動枠体Bを上下動可
能に装架し、この上下動枠体Bに、荒削り用バー
カーC1と仕上げ用バーカーC2とを左右並べて個
別に荘着している。
前側のタイヤ1……及び後側のタイヤ2……
は、個々にはいずれも同じようにフレームAに装
着されているもので、代表として前側の1個のタ
イヤ1についてその装着構成を第4〜8図を参照
に説明する。
フレームAを構成している後側の縦材4と横材
5との交差部に、傾斜台板6が、水平面に対しほ
ぼ45度傾斜させて固着されている。
この傾斜台板6の上面上には、それと直交して
水平面に対しほぼ45度の角度をなす傾斜軸線を中
心として回動する回動体7や枢着され、タイヤ1
は、この回動体7の先端(上端)に軸架されてい
る。
すなわち、回動体7は、傾斜台板6の上面に軸
8により回動自在に支承したほぼ半円形の回動板
9と、この回動板9の偏心位置に立設した支柱1
0と、この支柱10の先端(上端)に固着した軸
受台板11と、この軸受台板11上に固着した1
対の軸受12,12とからなり、タイヤ1の車軸
13をこれら軸受12,12に支承してあつて、
タイヤ1の中心は軸8の延長線上に位置してい
る。回動板9は、傾斜台板6に固着した押え片1
4,14によつてその傾斜台板6の上面より離れ
ないようにされている。
したがつて、回動体7を軸8を中心に回動させ
れば、タイヤ1を第7図に示す垂直状態より第8
図に示すように左方あるいは右方へ傾けることが
できるものである。
しかして、前側のタイヤ1を軸架している回動
体7と後側のタイヤ2を軸架している回動体7と
は、その軸線が互いに90度をなす(互いに逆向き
に傾斜)関係にされ、そして前側のすべての回動
体7……は、一斉に同方向に回動させることがで
きるように、それぞれの軸受台板11に突設した
リンク15を左右に長い前側の連結杆16にピン
継手によつて連結し、また後側のすべての回動体
7……は、同じく一斉に同方向に回動させること
ができるように、リンク15を後側の連結杆17
に同じくピン継手によつて連結してある。
前後の連結杆16,17は、クランク機構1
8,19を介して共通のタイヤ傾動用モータ20
に連係され、このモータ20の駆動によつて同時
にではあるが互いに逆方向(一方が左方移動のと
き他方が右方移動)に平行移動する関係にされて
いる。
しかして、前側のタイヤ1……及び後側のタイ
ヤ2……は、第1,2図に示すようにすべてが垂
直になる状態より、第9図に示すように前側のタ
イヤ1……が左側に傾き後側のタイヤ2……が右
側に傾く状態に、モータ20の駆動により変える
ことができるとともに、その傾き角度を任意調整
することができるものである。
なお、上記前後のタイヤ1……,2……のうち
の任意の1つのタイヤの回動体7について、第5
〜8図に示すように、その軸受台板11にスイツ
チ作動片21を突設してあるとともに、傾斜台板
6に、上記モータ20に電気接続された1対のリ
ミツトスイツチ22,22を取り付けてあり、回
動体7を回動させてそれに軸架のタイヤを所定角
度まで傾けると、スイツチ作動片21によつて一
方のリミツトスイツチ22が作動せられてモータ
20が自動的に停止し、また回動体7を上記とは
逆方向に回動させてタイヤを垂直状態にすると、
他方のリミツトスイツチ22が作動せられてモー
タ20が自動的に停止するようになつている。
このように前後のタイヤ1……,2……,は、
1台のタイヤ傾動用モータ20の駆動により前後
互いに左右逆向きに傾けることができるものであ
るが、それらはまた、1台のタイヤ回転用モータ
23に前後別々に連係され、このモータ23の駆
動により同時に回転するようになつている。
すなわち、フレームAの前後両側に、モータ2
3にそれぞれチエーン24を介して連係された前
後の回転長軸25,26が後述するように横架さ
れ、これら前後の回転長軸25,26に、前後の
タイヤ1……,2……に前後それぞれ1対1の関
係で対応するようにプーリ27……が嵌着されて
いるとともに、各タイヤの車軸13にもプーリ2
8が嵌着され、これら対応する両プーリ27,2
8間にそれぞれベルト29が掛け回してある。
前後の回転長軸25,26は、前後のタイヤ1
……,2……に1対1の関係で対応させて前後の
縦材4……,4……に枢着した前後の軸受台30
……,30……にそれぞれ軸支されている。
各軸受台30は、第4図に詳しく示すように縦
材4に傾斜させて固着した支承板31に軸受32
を固着した軸受台板33を、螺番のように上下回
動自在に枢着し、これら支承板31及び軸受台板
33に貫装したボルト34にコイルばね35を巻
装して、軸受台板33に下向きの回動勢力を付与
したものである。
したがつて、前後の回転長軸25,26は揺動
でき、かつそれぞれ斜め下向きのばね力を付与さ
れているもので、これによりベルト29は常に緊
張され、タイヤ1……,2……が上述のように傾
いてプーリ27,28間において捩れても、その
プーリ27,28より外れることなく、またタイ
ヤの車軸13及び前後の回転長軸25,26に無
理な力を加えることなく、スムーズに動力伝達を
行うものである。
しかして、丸木Dを前後のタイヤ1……,2…
…間に乗せてこれらタイヤを第9図に示すように
傾けた状態にして回転させれば、丸木Dを回転さ
せながら同図右方へ移送できるもので、その移送
スピードはタイヤの傾き角度によつて調整できる
こと明らかである。
また、前後のタイヤ1……,2……は、水平面
に対しほぼ45度をなす傾斜軸線(軸8)を中心と
して左方あるいは右方へ傾くもので、これら前後
のタイヤは、傾いてもその幅員中間部が丸木Dの
外周面に当接しかつ丸木Dの中心線に向つて推進
力を作用させるもので、タイヤの回転による丸木
Dの推進を効率よく行うことができるものであ
る。
次に、このようにして回転しながら移送される
丸木Dを剥皮する前出の荒削り用及び仕上げ用の
両バーカーC1,C2について説明する。
両バーカーC1,C2は、バーカーC2が荒削り用
回転カツター36を、またバーカーC2が仕上げ
用回転剥皮体である回転ブラシ37をそれぞれ軸
架していることにおいて相違するのみで、その他
の構成については実質的に同じである。
すなわち、いずれも上下動枠体Bに、その枠内
を貫通するアーム38を軸39によつて上下回動
自在に支架している。そして、このアーム38の
前端部の下側に、軸40によつて軸受筒41を上
下回動自在に支承しているとともに、この軸受筒
41に、揺動板42を左右揺動自在に軸支してい
る。
軸受筒41は、それに起立固着したばね掛け板
43とアーム38上に起立固着したばね受け板4
4間に水平に配置したコイル状の緩衝ばね45に
よつていわゆるスプリングアクシヨンを与えら
れ、また揺動板42は、それと上記ばね掛け板4
3との間に張架した左右の引張ばね46,46に
よつて左右平衝状態に保持されるようになつてい
る。
また、アーム38の後端部は、上下動枠体Bに
架設の角パイプ47内の2本のコイルばね48,
48にチエーン49を介して連結され、そのばね
力によつてアーム38の前側の部分は下方へ回動
付勢されている。さらに、アーム38の後側部上
にモータ50を設置してある。
しかして、バーカーC1,C2は、その揺動板4
2の切欠窓42′の内側において上記回転カツタ
ー36あるいは回転ブラシ37をそれぞれ軸架
し、それをチエーン51を介してそれぞれのモー
タ50に連係している。
回転カツター36は、回動動体の外周面に多数
の刃体52……を突設し、また回転ブラシ37
は、回動胴体の外周面に多数本の針金等を植設し
たものである。
上下動枠体Bは、チエーン53,53によつて
吊持されているとともに、これらを介してモータ
54に連係され、このモータ54の駆動により前
記左右の縦レール3,3に沿つて上下動するよう
になつている。
しかして、前述のように回転しながら移送され
る丸木Dに上側より回転カツター36及び回転ブ
ラシ37を当てれば、その樹皮を回転カツター3
6にて荒削りに剥ぎ取つたのち、残りの小さい樹
皮片を回転ブラシ37にてムラなく剥ぎ取ること
ができるもので、丸木Dの樹皮を剥ぎ残しなくき
れいに剥ぎ取ることができるものである。
なお、上記の実施例においては、前後の回転長
軸25,26と前後のタイヤ1……,2……の回
転伝達を、ベルト29及びプーリ27,28を用
いて行うようにしたが、チエーン及びスプロケツ
トホイールを用いて行うようにしてもよい。
また、仕上げ用回転剥皮体としては、上記のよ
うな回転ブラシ37のほか、上記回転カツター3
6よりも刃体数にの多い荒削り用回転カツターを
用いてもよいものである。
以上のべたところから明らかなとおり、本発明
の樹皮剥ぎ機によれば次のような効果がある。
前後のタイヤを、水平面に対し、前後互いに
反対方向にほぼ45度の角度をなす傾斜軸線を中
心として左方あるいは右方へ傾けることができ
るため、これら前後のタイヤは、傾いてもその
幅員中間部が丸木の外周面に当接しかつ丸木の
中心線に向かつて推進力を作用させるので、タ
イヤの回転による丸木の推進を効率よく行うこ
とができる。
回転長軸の回転をベルトあるいはチエーンを
介してタイヤに伝達するとともに、この回転長
軸を、揺動自在でしかもばねによつて所定の方
向へ付勢された軸受台に軸支して、ベルトある
いはチエーンを常時緊張させるため、タイヤが
傾いてもそれへの回転力の伝達をスムーズに行
うことができる。
また、前側のタイヤを軸架している前側の回動
体を、一斉に同方向に回動させることができるよ
うに前側の連結杆を連結するとともに、後側のタ
イヤを軸架している後側の回動体を、一斉に同方
向に回動させることができるように後側の連結杆
を連結し、かつ前側の各タイヤの車軸を、ベルト
及びプーリ、あるいはチエーン及びスプロケツト
ホイールを介して前側の1本の回転長軸に連結す
るとともに、後側の各タイヤの車軸を、同様にベ
ルト及びプーリ、あるいはチエーン及びスプロケ
ツトホイールを介して後側の1本の回転長軸に連
係し、また上記前後の回転長軸を、上記プーリあ
るいはチエーンを緊張させるべくばね力を付与し
て揺動可能に支承した前後の軸受台にそれぞれ軸
支するとともに、これら両回転長軸をモータに連
係してなるので、丸木の移送スピードを簡単に変
えることができ、かつまた上記のようにタイヤを
傾けるようにしたといえどもそれへの回転力の伝
達を支障なく行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は平面図、第3図は右側面図、
第4〜8図はタイヤの装着構成を示し、第4図は
斜視図、第5図は側面図、第6図は第5図におい
て右上45度の角度より見た図、第7図は同じく
左上45度の角度より見た図、第8図はタイヤを
傾けて第7図と同じ角度でみた図、第9図はタイ
ヤの傾いた状態を示す部分平面図である。 1,2……前後のタイヤ、6……傾斜台板、7
……回動体、16,17……前後の連結杆、13
……車軸、29……ベルト、27,28……プー
リ、25,26……前後の回転長軸、30……軸
受台、35……ばね、23……モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 丸木を横に乗載しておいて回転させるべく、
    軸線が左右に走る前側の複数のタイヤ及び後側の
    複数のタイヤを、前後それぞれにおいて左右に所
    要間隔離して平行に配置してなる樹皮剥ぎ機にお
    いて、前側の各タイヤを、前側の傾斜台板6上に
    回動自在に支承された前側の回動体7に軸架する
    とともに、後側の各タイヤを、後側の傾斜台板6
    上に回動自在に支承された後側の回動体7に軸架
    したこと、前後の傾斜台板6を水平面に対し互い
    に反対方向にほぼ45度の角度をもつて傾斜設置す
    るとともに、各回動体7の軸線を傾斜台板6の上
    面に対しほぼ直角にしたこと、前側の回動体7相
    互を、一斉に同方向に回動させることができるよ
    うにリンク15を介して前側の連結杆16に連結
    するとともに、後側の回動体7相互を、一斉に同
    方向に回動させることができるようにリンク15
    を介して後側の連結杆17に連結したこと、前側
    の各タイヤの車軸13を、ベルト及びプーリ、あ
    るいはチエーン及びスプロケツトホイールを介し
    て前側の1本の回転長軸25に連結するととも
    に、後側の各タイヤの車軸13を、同様にベルト
    及びプーリ、あるいはチエーン及びスプロケツト
    ホイールを介して前側の1本の回転長軸26に連
    結したこと、これら前後の回転長軸25,26を
    揺動可能に支承された前後の軸受台30に軸支し
    たこと、上記ベルトあるいはチエーンを緊張させ
    るべく上記軸受台30をばね35で所定の方向へ
    付勢したこと、上記前後の回転長軸25,26を
    1台のモータ23に連係したことを特徴とする樹
    皮剥ぎ機。
JP10622481A 1981-07-09 1981-07-09 樹皮剥ぎ機 Granted JPS588601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10622481A JPS588601A (ja) 1981-07-09 1981-07-09 樹皮剥ぎ機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10622481A JPS588601A (ja) 1981-07-09 1981-07-09 樹皮剥ぎ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS588601A JPS588601A (ja) 1983-01-18
JPS6124961B2 true JPS6124961B2 (ja) 1986-06-13

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ID=14428162

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JP10622481A Granted JPS588601A (ja) 1981-07-09 1981-07-09 樹皮剥ぎ機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60108018U (ja) * 1983-12-23 1985-07-23 日本電波工業株式会社 同期水晶発振器
JP5645049B2 (ja) * 2009-11-25 2014-12-24 独立行政法人国立高等専門学校機構 粉体製造装置、及び粉体の製造方法

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JPS588601A (ja) 1983-01-18

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