JPS61249564A - 自動スプレ−装置 - Google Patents

自動スプレ−装置

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Publication number
JPS61249564A
JPS61249564A JP9205785A JP9205785A JPS61249564A JP S61249564 A JPS61249564 A JP S61249564A JP 9205785 A JP9205785 A JP 9205785A JP 9205785 A JP9205785 A JP 9205785A JP S61249564 A JPS61249564 A JP S61249564A
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JP
Japan
Prior art keywords
spray gun
moving means
moving
painting
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP9205785A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisafumi Tsumura
尚史 津村
Teruo Morimoto
森本 晃夫
Koichi Takahashi
浩一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
Original Assignee
Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurabo Industries Ltd, Kurashiki Spinning Co Ltd filed Critical Kurabo Industries Ltd
Priority to JP9205785A priority Critical patent/JPS61249564A/ja
Publication of JPS61249564A publication Critical patent/JPS61249564A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、スプレーガンを自動的に移動させながら塗装
を行う自動スプレー装置に関し、と1)わけ、コンピュ
ータカラーマツチング(以下、CCMという。)等の手
法を用いて塗料の色合せを行う場合の、試料への試し塗
装および塗装によりその表面に凹凸をなす塗料の試し塗
装に好適な自動スプレー装置に関する。
[従来技術とその問題点1 従来、所望の色に着色された見本をもとに、被塗装物に
見本の色と同色で塗装を施す場合、通常、塗料の色合せ
(複数の原色塗料の調合)は、作業者が見本を見ながら
、勘に頼って行なっていた。と   ゛ころが、その場
合は、見本の色と調合される塗料の色との間に不可避的
な誤差が生じ、且つ調合された塗料の色と、目的物に塗
布された後の塗料の色との間に、微妙な差があるので、
正確な色合せが困難であった。
このような問題を解消するため、近時塗装、印刷等の分
野で上記00M法が採用されるに至っている。この00
M法にて塗料の色合せを実施する場合は、まず分光光度
計とコンピュータを用いて見本の色の構成色素を分析し
、この分析結果に基づいて塗料の調合を行い、引続き、
調合した塗料を被塗装物からなる試料に試し塗装し、更
に、塗料が吹き付けられた試料の色を分光光度計で分析
する。分析の結果、試料の色と見本の色とがくい違って
いれば、調合された塗料に、適宜原色塗料を補充して塗
料の色の補正を行い、試料の色と見本の色が一致するま
で試験をくり返す。
上述のような00M法を用いれば、塗料の色の分析自体
は正確に行えるようになる。しかしながら、試料全面に
塗料が均一に吹き付けられない場合は、折角の00M法
によっても色合せの精度に限界が生じることになり、こ
の点従来の塗装方式では充分な塗装の均一性を維持する
ことが難しいいう不具合がある。
すなわち、従来の塗装装置の一例として、被塗装物を水
平方向に搬送する一方、スプレーガンを被塗装物の上端
と下端の間で往復移動させながら、被塗装物の全域に塗
料を吹き付けるようにしたものが挙げられる(特開昭5
6−102966号公報参照)。
ところが、このような塗装装置においては、被塗装物の
移動によって、特に被塗装物の表面に荒れ等がある場合
には、被塗装物上で塗料の流れが生じる。しかも、被塗
装物の水平移動とスプレーガンの上下移動の相互作用の
結果、被塗装物への塗料の吹付は軌跡は、被塗装物の水
平方向に進行する波形となり、且つスプレーガンの移動
速度が被塗装物の上下幅内で変動するので、高精度の色
分析に好適な程度の塗布の均一性が確保できない。
すなわち、従来の塗装方式によれば、通常の塗装に要求
されるような低度の塗布の均一性は得られるとしても、
00M法等による色分析に必要な高度の均一性は得られ
ない。
[問題点を解決するための手段1 本発明は、上述の問題を解消して、塗料を被塗装物に極
めて均一に吹き付けることのできる自動スプレー装置を
提供することを目的とし、具体的には、上記自動スプレ
ー装置が、被塗装物に塗料を吹き付けるスプレーガンと
、スプレーガンを、被塗装物に対向する領域及び被塗装
物から両外方にはみ出す領域を含む領域内で塗装方向に
往復移動させる第1の移動手段と、スプレーガンを塗装
方向とは異なるシフト方向へ移動させる第2の移動手段
と、各回の塗装方向の移動時に、第1の移動手段によっ
てスプレーガンを上記被塗装物対向領域内では設定速度
で定速移動させ、両側のはみ出し領域では上記設定速度
に応じた加減速度で加速及び減速させ、各回の塗装方向
の移動終了後に第2の移動手段によってスプレーガンを
シフト方向に設定ピッチだけ移動させるとともに、上記
シフト後に第1の移動手段によりスプレーガンを前回と
は逆向きの塗装方向に移動させる制御手段とを備えたこ
とを特徴としている。
[発明の効果1 以上のように、本発明では、 (i)被塗装物を移動させる必要がないので、被塗装物
上での塗料の流れが生じにくい。
(ii)スプレーガンを塗装方向の両端部で順次シフト
方向へ移動させながら、塗装方向に往復移動させ、この
塗装方向の移動中に塗料の吹付けを行乏るようにしたの
で、被塗装物への複数条の吹付は軌跡が互いに平行とな
る(従来方式は、吹付は軌跡が連続した波形)。
(iii)スプレーガンの塗装方向の移動において、被
塗装物対向領域の両側に加減速用のはみ出し領域(オー
バーラン領域)を設けたので、被塗装物対向領域では、
スプレーガンの定速走行が行える。
そして、上記(i) 、(ii)、(iii)の効果の
組合せにより、被塗装物への塗料の吹付けの均一性が確
保できる。従って、例えば、本発明に係る自動スプレー
装置をCCMにおける試料への試し塗装に供すれば、C
CMによる色合せの精度を一層向上させることができる
[実施例1 以下、添付図面を参照しなが駄本発明の−実施例を説明
する。
第2図には、本発明の実施例に係るC0M用の自動スプ
レー装置が示されている。
この自動スプレー装置は、スプレーガン1及び試料2の
支持手段3等を備えたスプレーユニットSと、該スプレ
ーユニットSを作動・制御するコントロールボックスC
からなり、コントロールボックスCには、各種データや
各種作動指令等を入力するための操作パネル4が設けら
れている。
上記スプレーガンツ)Sは、基台5と、該基台5の前端
部に一体に立設され、スプレーガン1から噴出される塗
料の散逸を防止する飛散防止板6と、基台5の後端部に
設けられ、上記スプレーガン1と、調合済の塗料をスプ
レーガン1に供給する塗料カップ1aと、スプレーガン
1に隣設されたエアーがン7からなる〃ンセットGの移
動手段T(後述)を収容する移動手段収容ケース8とで
構成されている。又、基台5の両側端部には、左右方向
に長尺のスライダ9の長手方向両端部を、前後摺動可能
に案内するがイドレール部10が備えられる。なお、上
記〃ンセッ)Sには、エアーホース11.11から高圧
エアーが供給される。
上記スライダ9の長手方向略中間部には、上記支持手段
3が取り付けられるとともに、支持手段3の一側方には
、スプレーガン1の原点位置に対向して、試射・洗浄用
ボックス12が立設される。
該試射・洗浄ボックス12は、スプレーガン1からの塗
料の試射時、或いはスプレーガン1の洗浄時に塗料等の
噴射の目標とされる。
第3図及び第4図(a) 、(b)に示すように、上記
支持手段3は、その下端がスライダ9に固定されるボー
ル13と、X字状に交差配置された1対の支持腕14.
15と、枢軸16を介して両支持腕14.15をポール
13の上端に回動可能に保持する回動部材17とを備え
ている0両支持腕14.15は、その間に張架された上
下1対の挟着ばね18.18の付勢力に呼応して、各端
部に設けた挟着ビン19.19.20,20により試料
2を両側から挟着して保持するようになっている。
いよ少し詳しく説明すると、上記回動部材17は、ポー
ル13上端に固定される7ウターレース22と該アウタ
ーレース22内に回動自在に嵌合されるインナレース2
3とからなり、上記枢軸16は、両支持腕14.15を
貫通して、インナレース23に嵌合・固定されている。
この枢軸16には、インナレース23の前面側で、ハン
ドル24がねじ固定される一方、インナレース23は連
結板25を介して一側の支持腕14に連結・固定され、
その結果、ハンドル24によりインナレース23及び−
側の支持腕14を一体に回動させうるようになっている
そして、インナレース23外筒面には、円周方向に約9
0°の開隔を置いて、1対の半球溝26.26が穿設さ
れるとともに、アウターレース22に設けた穴27内に
挿入されたボール28が、ばね30によりインナレース
23外筒面側に付勢されて、いずれかの半球溝26に嵌
合されることにより、インナレース23がアウターレー
ス22に2位置で固定される。換言すれば、ハンドル2
4によって、−側の支持腕14の向きを、約90’隔て
た2方向のいずれかの間で変更できる。
これに対し、他側の支持腕15は、スペーサ31と抜止
めリング32間で枢軸16に回動自在に支持されている
ので、試料2の幅の変動に応じて、その向きが無段階に
変わることになり、且つ一側の支持腕14の向きが変更
されると、それに追従して方向転換される。かかる支持
手段3を用いれば、試料2の装着及び取外しが容易に行
え、しかも−側の支持腕14の向きは、上記2方向のい
ずれかに固定され、他側の支持腕15の向きもそれに応
じて定まるので、塗装中に試料2がぶれることもない。
又、上記支持手段3に代えて、第5図(a) 、(b)
に示す支持手段3゛を採用することもできる。
この支持手段3゛は、ポール(不図示)の上端に固定さ
れる中心角体33に、略90”の角度間隔で4本の筒体
34を取り付け、各筒体34にバー35を摺動自在に嵌
合して、各バー35を筒体34内のばね36により中心
角体33側に付勢してなり、支持手段3と同様、各バー
35の先端に設けた挟着ビン37で、試料2を挟着して
保持するようにしたものである。この支持手段3゛は、
試料2のサイズに拘らず、試料2を略一定の向きに支持
できるという利点を有する。
第6図には、前記移動手段収容ケース8を取り外した状
態での、移動手段Tの正面図が示されている。該移動手
段Tは、左右1対の支持脚38.39と、両支持脚38
.39間で水平方向に架設されるガイドレール41と、
該ガイドレール41に上下から取り付き、〃イドレール
41に沿って滑動するがイドローラ42を枢支したスラ
イドプレート43を有し、前記〃ンセッ)Gは、上下方
向に伸びるラック44を介してスライドプレート43に
より昇降可能に支持されている。
すなわち、上記スライドプレート43には、ラック44
に噛合するピニオン(不図示)と、減速機を介して上記
ビニオンを駆動する垂直モータ(不図示)とを収容した
昇降手段45が取り付けられ、上記垂直モータによりガ
ンセラ)Gが昇降駆動される。
一方、−側の支持脚38には、駆動プーリ46(第7図
参照)に直結される水平モータ47カ個定され、上記駆
動ブー946と、その上方に軸支された被動プーリ48
との間には、タイミングベル)50が張架されている。
又、9ト記被動プーリ48と同軸に、搬送プーリ51が
設けられ、この搬送ブーI75”1と、他側の支持脚3
9に軸支された今1つの搬送プーリ52の間には搬送ベ
ルト53が架は渡されて、搬送ベルト53の一部がスラ
イドプレート43に接続・固定されている。
従って、水平モータ47により駆動ブー946を回転さ
せると、タイミングベル)50及び搬送ベルに53が回
転し、搬送ベルト53の回転に伴ってスライドプレート
43が水平移動される。なお、上記垂直モータ及び水平
モータ47としてはパルスモータが採用され、発生パル
ス数によって垂直方向及び水平方向の移動距離が規定さ
れる。
上記スライドブロック43の上下位置には、夫々ラック
44の上下端に設けた鍔部44a、44bに接触して、
ガンセラ)Gの許容下限位置と許容上限位置を検出する
垂直リミットセンサ54.55が設けられる一方、両支
持脚38.39には、スライドプレート43に接触して
、〃ンセッ)Gの水平方向の移動限界位置を検出する水
平リミットセンサ56.57が取り付けられる。更に、
スライドプレート43と、−側の支持脚38には、〃ン
セッ)Gの垂直及び水平方向の原点位置を検出する垂直
原点センサ58と水平原点センサ59が配備される。
第8図には、フントロールボックスCの内部構造を表わ
すブロック構成が示されている。
該コントロールボックスCは、垂直移動ピッチ、垂直移
動距離等、後述する各種データを記憶する複数の記憶領
域61〜67を有するメモリと、該メモリ内の各データ
に基いて垂直移動回数、垂直移動距離(後述)等を演算
して記憶する複数の演算記憶回路68〜72と、各演算
記憶回路及び上記垂直、水平原点センサ58.59がら
の信号に基づいて、夫々垂直モータ及び水平モータ47
に所定のタイミングで駆動及び駆動停止信号を出す垂直
モータ駆動指令回路74及び水平モータ駆動指令回路7
5と、スプレーガン1及びエアーガン7の作動弁(具体
的に図示せず)に開閉信号を出すスプレーガン作動弁開
閉弁指令回路76及びエアーガン作動弁開閉指令回路7
7とを備えている。
次に、作動を説明する。
第1図に示すように、試料2に試し塗装を行う場合、矢
印で示す如く、スプレーガン1は、移動手段Tの垂直モ
ータにより順次上方にシフトされながら、垂平モータ4
7により試料2に対向する領域A1 と、該試料対向領
域A1がら左右にはみ出す領域A2とを含む領域内で水
平方向に往復移動され、この水平方向の移動中に塗料の
噴射が行われる。この水平方向移動において、スプレー
ガン1は、試料対向領域A、では、定速走行され、はみ
出し領域A2では加減速走行される。
上述のような方法で塗装を行うに際し、コントロールボ
ックスCには、予め以下に列挙するようなデータ群から
なるパターンデータが入力される。
(a)垂直移動ピッチ・・・スプレーガン1は1回の水
平移動を終える毎に上方にシフトされるが、垂直移動ピ
ッチは1回のシフトにおける上動量Pである。
(b)垂直移動距離・・・1回の塗装行程におけるスプ
レーガン1の総上動量Zである。
(e)水平速度・・・スプレーガン1が試料対向領域A
1内を水平移動している際の移動速度(定速)である。
(d)水平移動距離・・・試料対向領域A、の長さLl
、つまり試料2の幅である。
(e)繰返し回数・・・塗装の繰返し回数である。
(「)乾燥サイクル・・・塗装と塗装の合間に乾燥用の
休止時間を設ける場合、何回の塗装毎に休止時間を設け
るかを規定する値である。
(g)乾燥時間・・・1回の乾燥のための塗装の休止時
間である。
これらの値は、メモリ内の前記各記憶領域61〜67に
記憶される。なお、以下に、各データの好ましい設定範
囲を示すが、この設定範囲は限定的な意味を持つもので
はない。
(、)垂直移動ピッチ−0〜30(X 10mm)(b
)垂直移動距離・・・O〜30(X10mm)(e)水
平速度・・・1〜99(×10IIIIl/5ec)(
d)水平移動距離・・・1〜30(×1011al)(
e)繰返し回数・・・1〜10(回)(f)乾燥サイク
ル・・・1〜10(1/回)(g)乾燥時間−1〜99
 (X 10sec)上記自動スプレー装置は、処理モ
ードとして、通常の塗装モードの他に、(ア)ドライラ
ンモードと、(イ)ブラッシングモードを備えている。
すなわち、 (ア)ドライランモード・・・塗料を噴射せずに、スプ
レーガン1のみを塗装時と同様に移動させるモード、換
言すれば、塗装に先立って、スプレーガン1の走行状態
を確認するためのモードである。
(イ)ブラッシングモード・・・エアーガン7から試料
2にエアーを吹き付けて、塗料を強制乾燥させるモード
である。
以下、第9図(a)、(b)、(c)の70−チャート
を参照しながら、塗装処理の大まかな流れを説明する。
(i)ステップS1では、データ入力か否かが判定され
、データ入力であれば、S2に進んで操作パネル4から
前記パターンデータが入力され、S3で入力されたパタ
ーンデータがバッフ7に記憶される。
(ii)S4では、入力されたパターンデータをメモリ
に格納するか否かが判定され、イエスであればS5でデ
ータ番号が入力されて、S6でバッフ7に記憶(S3)
されているパターンデータカリモリに格納される。それ
により、入力されたパターンデータを反復的に使用でき
るようになる。
(iii)S7では、データ指定が否がが判定され、イ
エスであればS8でデータ番号を入力することにより、
メモリ内の所望のパターンデータがバッファに転送され
る。
(iv)S 10では、スプレーガン1の洗浄が指示さ
れているか否かが判定され、指示されていれば、811
に進んでスプレーガン1を原点位置に移動させる。引続
き、S12でスプレーガン1がオンされ、スプレーガン
1から試射・洗浄用ボックス12に溶剤が噴射されて、
スプレーガン1が洗浄される。
S13では、洗浄キーが押されているか否かが判定され
、イエスであれば、洗浄を継続し、ノーであれば、S1
4に進んでスプレーガン1をオフして洗浄を終了する。
(v) S 15ではドライランモードが選択されてい
るか否かが判定され、選択されていれば、816でスタ
ートスイッチが押されることにより、S17でドライラ
ン用のサブルーチンが呼び出されて、ドライランが実行
される。
(vi)318では、ブラッシングモードが選択されて
いるか否かが判定され、選択されていれば、S19でス
タートスイッチが押されることにより、S20でブラッ
シング用のサブルーチンが呼び出されて、ブラッシング
が実行される。
(vii) S 21では、塗装モードが選択されてい
るか否かが判定され、選択されていれば、S22で塗装
用のサブルーチンが呼び出されて、塗装が行われる。
次に第8図のブロック構成図及び第10図(a)、(b
)、(e)の70−チャートを参照しながら、S22に
おける塗装処理を詳述する。
第10図において塗装が開始されると、(i)ステップ
5101では、スプレーガン1が原点位置にあるか否か
が判定され、ノーであれば、5102に進んで垂直・水
平方向の原点センサ58.59の出力を見ながらスプレ
ーガン1を原点位置に移動させる。
(ii)S 103.5104では、スプレーガン1の
作動弁を開き、試射・洗浄用ボックス12に向けて所定
時間塗料を試射する。
(iii) S 105では、スプレーガン作動弁を閉
じて試射を終了し、更に5106.5107でスプレー
ガン1を、試料2のサイズに応じたスタート地点SP(
第1図)に移動させる。このスタート地点SPへの移動
に際しては、メモリの水平移動距離記憶傾城64から設
定水平移動距離が読み出され、スタート地点演算記憶回
路70で、原点からスタート地点までの所要距離及びそ
れに対応する所要パルス数が演算されて記憶される。こ
の所要パルス数は、水平モータ駆動指令回路75に送ら
れ、該指令回路75により水平モータ47が駆動されて
、スプレーガン1がスタート地点SPに移動される。
(iv)スプレーガン1がスタート地点SPに到着する
と、水平モータ駆動指令回路75からスプレーガン作動
弁開閉指令回路76に到着信号が送られ、この到着信号
に基づいて、開閉指令回路76はスプレー12作動弁を
開き、スプレーガン1カ・らの塗料の噴射を開始する。
(い塗料の噴射開始とともに、スプレーガン1は、第1
図中矢印(ア)の如く、一方のはみ出し領域A2内で水
平移動し始め、はみ出し領域A2内で設定水平速度上で
加速される(S109)。具体的には、メモリの水平速
度記憶領域63から設定水平速度が読み出され、この設
定水平速度と加減速距離L2(はみ出し領域A2の長さ
で、通常は装置毎に一定)に基づいて、加減速度演算記
憶回路71で、はみ出し領域A2内での加減速度(この
場合は加速度)及びそれに対応する各時間毎のパルス数
が演算・記憶される。そして、この各時間毎のパルス数
が水平モータ駆動指令回路75に送られて、駆動指令回
路75により水平モータ47が駆動されることにより、
スプレーガン1が加速される。
(vi)スプレーガン1が、試料対向領域A、に入った
後は、スプレーガン1は設定水平速度にて、定速走行さ
れる。その際、水平移動距離演算記憶回路72は、メモ
リから設定水平速度距fiL、を読み出して、それに対
応するパルス数を演算・記憶しており、このパルス数が
水平モータ駆動指令回路75に送られて、水平モータ4
7が駆動される。
(vii)スプレーガン1が、試料対向領域A1を通過
して、他方のはみ畠し領域A2に入いれば、スプレーガ
ン1は上述と同様の手順で減速され、他方のはみ出し領
域A2の端部で停止される(S110)。スプレーガン
1が水平走行を停止すると、水平モータ駆動指令回路7
5は、スプレーガン作動弁開閉指令回路76に停止信号
を送り、スプレー12作動弁を閉じて塗料の噴射を停止
させる(Sill)。
(viii)それとともに、水平モータ駆動指令回路7
5は、垂直モータ駆動指令回路74に信号を送り、この
信号に基づいて、垂直モータ駆動指令回路74は垂直モ
ータを駆動し、第1図中矢印(イ)の如く設定垂直ピッ
チだけスプレーガン1を垂直移動させる(S112)。
その際、垂直移動距離演算記憶回路69は、メモリがら
設定垂直ピッ°チを読み出して、1回のシフトに必要な
パルス数を演算・記憶しており、そのパルス数を垂直モ
ータ駆動指令回路74に送信する。
(ix)S 113では、垂直移動回数n゛が加算され
、引続き5114で垂直移動回数n゛が予め算出された
所要垂直移動回数1に達したか否がが判定される。この
所要垂直移動回数nは、設定垂直移動距離Zと、設定垂
直移動ピッチPとに基づいて、垂直移動回数演算記憶回
路68で予め演算・記憶されている。
(X)S114で、垂直移動回数n゛が所要垂直移動回
数nに満たない場合は、未だ塗装が終了しないものとみ
なして8108に戻り、水平行程において塗料を噴射し
なが呟上述と同様の方法で、第1図中矢印(つ)、(1
)、(オ)の如く、又ブレーガン1の水平・垂直移動を
繰り返す。
(xi)S 114で垂直移動回数n゛が所要垂直移動
回数nに達すれば、1回の塗装が終了したものと見なし
て、5115に進み、スプレーガン1を第1図中矢印(
力)の如く、スタート地点SPに復帰させる。
(xii)引続き、8116では実繰返し回数R゛が加
算され、5117で実繰返し回数R゛が設定繰返し回数
Rに達したか否かが判定される。設定繰返し回数Rに達
していなければ、8118に進み、更に実繰返し回数R
゛が設定乾燥サイクルCの整数倍であるか否かが判定さ
れる。R゛がCの整数倍でなければ、その回は乾燥釜行
わずに直接8108に戻り、次回の塗装を開始する。そ
れに対し、R゛がCの整数倍であれば、5119に進ん
で、設定乾燥時間だけ待機し、試料2上の塗料を乾燥さ
せた後、8108に戻って、次回の塗装を開始する。
一方、5117で実繰返し回数R゛が設定繰返し回数R
に達していれば、全ての塗装行程が終了したものと見な
して8120に進み、垂直・水平方向の原点センサ58
.59によってスプレーガン1を原点に復帰させ、第9
図のメインルーチンに戻る。
以上では、塗装用のサブルーチンについて説明したが、
ドライラン及びブラッシングにおいても、スプレーガン
1(ブラッシングにおいてはエアーガン7 )の動き自
体は、塗装時と同様であり、ドライランにおいては塗料
の噴射を行わない点のみが、一方ブラッシングにおいて
は、塗料に代えてエアーを噴射する点のみが、塗装と相
違する。
なお、上述のような試し塗装においては、必ずしも試料
2の全域に塗料を吹き付ける必要はなく、面積比で1/
2内至1/3程度の領域に塗料を均一に吹き付ければ、
充分目的が達せられる。その場合は、吹付は量に応じた
時期に、スプレーガフ作動弁が開閉駆動される。又、以
上の実施例では、CCM用の自動塗装装置について説明
したが、本発明は、CCM等の試験用ばかりでなく、通
常の自動スプレー装置にも適用できることは言うまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る自動スプレー装置にお
けるスプレーガンの移動軌跡を示す図面、第2図は、本
発明の実施例に係る自動スプレー装置の斜視図、 第3図は第2図の装置における支持手段の背面図、 第4図(a)は、第3図中のX−X線に沿う拡大断面図
、 第4図(b)は、第4図(a)中のY−Y線に沿う断面
図、 第5図(a)は、他の支持手段の背面図、第5図(b)
は、第5図(a)の2矢視図、第6図は、第2図の装置
におけるスプレーガンの移動手段の正面図、 第7図は、第6図のV矢視図、 第8図は、第2図の装置におけるコントロールボックス
のブロック構成図、 第9図(、)、(b)、(c)は、夫々第2図の装置の
操作手順を示すフローチャート、 第10図(a)、(b)、(c)は、夫々第9図(、)
、(b)、(c)のフローチャートにおける塗装用サブ
ルーチンを詳細に示すフローチャートである。 1・・・スプレーガン、2・・・試料(被塗装物)、3
・・・支持手段、T・・・移動手段、A1・・・被塗装
物対向領域、 A2・・・はみ出し領域。 特許出願人   倉敷紡績株式会社 代理人 弁理士 前出 葆ばか2名 115図(0)       、 5図(、)第2図 第7図 第9図 (a)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被塗装物に塗料を吹き付けるスプレーガンと、 スプレーガンを、被塗装物に対向する領域及び被塗装物
    から両外方にはみ出す領域を含む領域内で塗装方向に往
    復移動させる第1の移動手段と、スプレーガンを塗装方
    向とは異なるシフト方向へ移動させる第2の移動手段と
    、 各回の塗装方向の移動時に、第1の移動手段によってス
    プレーガンを上記被塗装物対向領域内では設定速度で定
    速移動させ、両側のはみ出し領域では上記設定速度に応
    じた加減速度で加速及び減速させ、各回の塗装方向の移
    動終了後に第2の移動手段によってスプレーガンをシフ
    ト方向に設定ピッチだけ移動させるとともに、上記シフ
    ト後に第1の移動手段によりスプレーガンを前回とは逆
    向きの塗装方向に移動させる制御手段 とを備えたことを特徴とする自動スプレー装置。
JP9205785A 1985-04-26 1985-04-26 自動スプレ−装置 Pending JPS61249564A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105772289A (zh) * 2016-04-01 2016-07-20 广东工业大学 一种自动喷洗机械手

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152471A (ja) * 1974-11-01 1976-05-10 Sumitomo Heavy Industries
JPS6054757A (ja) * 1983-09-07 1985-03-29 Nippon P C S Kk コンピュ−タ制御による自動塗装機

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