JPS61249499A - 自動洗濯機のための回転洗濯バスケツト・バランスリング組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、洗濯機に関し、特に、自動洗触機の洗物バス
ケットにバランスリングを取付けるための改良された取
付装置に関する。

従来技術の説明 自動洗触機において洗物バスケットをその水切り工程な
どにおける高速回転モード中安定させるためにバスケッ
トの頂部周縁にバランスリングを付設しておくことは周
知である。

洗物バスケットは、高速回転モード中衣類を収容した状
態で回転される。従って、バランスリングはそのような
高速回転中外れることがないようにバスケットにしつか
り固定されていることが肝要である。また、バランスリ
ングは、バスケットの同軸精度に影響を及ぼす多少の製
造公差の有無にかかわりなく、バスケットに堅く取付け
ることができなければならない。

米国特許第４，４５３，５９２号は、回転中バスケット
のバランスをとるために低粘性流体と複数の球形錘りを
包含したバランスリングを開示している。このバランス
リングは、それに形成したフランジにねじを挿通するこ
とによって回転バスケットに固定されるようになされて
いる。

米国特許第４．５８８．８４１号は、環状の中空管部材
から成る自在バランスリングを開示している。

このバランスリングは、複数のクリップを該バランスリ
ングの外周面に巻きつけ、各クリップ部材の一端の拡大
類をバスケットの頂部周縁に形成した穴にスナップ嵌め
することＫよってバスケットに固定される。

米国特許第４．１６２，６２１号は、粒状のバランス材
を包含したバランスリングを開示している。

このバランスリングは、金属製のバスケットの上部に例
えば溶接などによって固定される。

米国特許第３，６１０，０６９号は、コンクリートのよ
５な中実バランス材を受容する一部片榊造のバランスリ
ングを開示している。このリングは、バスケットの内部
に突出するようにして複数のねじＫよってバスケットに
固定される。

米国特許第４４６２．１９８号は、自動洗触機またはそ
の他の回転機構に連結して用いることができるバランス
リングを開示している。このバランスリングは、該リン
グに突設した内向き突起をバスケットの穴にスナップ嵌
めすることによってバスケットの外側表面に固定される
。このバランスリングの少くとも一部分は、バスケット
の高速回転の影響により半径方向に変位する。

米国特許第３．５５４．４９７号は、バスケットの内壁
に点溶接されたバランスリングを有する自動洗触機を開
示している。このリングは、セメントのような中実パラ
スト材を包含している。

米国特許第２．８５　ｔｓ、Ｏ８５号は、バスケットに
ボルト止めされたブラケットによりバスケットの外周に
固定されるようにした、チキソロープ物質入りバランス
リングを開示している。

上記先行特許のいずれにおいても、バランスリングは、
溶接や、ねじ等の締着具や、その他の面倒な手段によっ
てバスケットに固定されており、しかも、それらの固定
手段のあるものは、バスケットの定常振動および高速回
転への始動や急激な停止の際の衝撃に耐えるには十分で
ない。

発明の概要 本発明は、自動洗触機のためのバランスリングのための
新規な取付手段を提供する。より具体的にいえば、本発
明の目的は、ねじやクリップ等の別途に取付ける必要の
ある部品を必要とすることなしにバランスリングをバス
ケットの上部周線に付設することができる取付手段を提
供することである。本発明の目的は、また、自動組立装
置を用いて、あるいは最少限の手作業でバランスリング
を取付けることができる締着手段を提供することである
。本発明の他の目的は、バランスリングおよびそれと協
同する洗物回転バスケットの部分と一体的に形成するこ
とができる取付手段を提供することである。本発明の更
に他の目的は、洗濯機の平常作動中バランスリングとバ
スケットとの取付を相互掛止により一層強化するように
なされた取付手段を提供することである。

このバランスリングは、洗濯バスケットの頂部開口を囲
繞して該バスケットの肩部に装置させる。

このバランスリングは、バスケットの、頂部開口を画定
するカール状の上部リップ５４に係合する複数の耳片お
よびランプ区域を有している。バスケットの外周面には
、バランスリングの耳片およびランプ区域と協同するよ
うに、円周方向に一間隔をおいて配置された弦状のへこ
み部分および該へこみ部分から半径方向外方に突出した
歯から成る複数のランプ区域が設けられている。バラン
スリングのランプには、バスケット側のランプ区域の歯
に係合する鋸歯状表面が形成されており、バランスリン
グとバスケットをしっかりと掛止するようになされてい
る。

バランスリングをバスケットに組付けるには、まず、バ
ランスリングを、その耳片をバスケットのランプ区域の
上に位置させるようにしてバスケットの周りに嵌める。

次いで、バランスリングを下方へ押しつけて反時計回り
方向に回すかその際、バスケットのランプ区域（弦状へ
こみ部分）は、バランスリングの可撓性耳片が折りたた
み方向に撓むのを許容する。最後に、バランスリングを
時計回り方向に回し、バランスリング側のランプの歯を
バスケット側のランプ区域の歯に係合させ、リング側の
ランプの歯をバスケット側のランプ区域の歯に係合させ
、耳片をバスケットのリップの下方部分に係合させる。

耳片は、バスケットのスピン（水切り回転）方向に延長
している。バスケットは、スピン操作が終了すると、急
激に制動されて停止されるが、本発明の上記バスケット
のランプ区域と、バランスリングのランプおよび耳片と
は、バスケットが停止のために制動された後もバランス
リングが引続き回転した場合バランスリングとバスケッ
トの掛止力を一層強めるようになされている。

第１図を参照して説明すると、自動洗触機１２は、頂部
パネル１４および頂部パネルの一部を構成する開放自在
の蓋１６を有する外側キャビネット１２を備えている。

制御箱１８は、頂部パネル１４の後縁に配置されており
、洗濯、すすぎおよび水切り等の一連の工程を予めセッ
トするための複数個の操作ボタン２２等が制御箱１８の
前面に配設されている。

蓋１６によって覆われる開口２４を通して、無孔洗濯槽
２８内に同軸的に取付けられた多孔洗濯バスケット２６
にアクセスすることができる。洗濯バスケット２６の中
央には、下方スカート部分３２と複数の放射状羽根３４
を有する竪軸攪拌器３０が取付けられている。

バスケットと攪拌器を含む洗濯槽組立体は、キャビネッ
ト１２の内部で機枠３８に連結された支持脚３６によっ
て担持されている。洗濯槽組立体に固定された複数のブ
ラケット４２と支持脚３６との間には、ばねなどから成
る衝撃・振動吸収手段４０が介設されて、いる。攪拌器
３０と洗濯バスケット２６とは、選択的に、電気モータ
４４）’（より適当な伝動機４６を介して前者は順逆交
互回転され、後者は一方向に高速回転される。

第２図に明示されているように、洗濯バスケット２６は
、洗濯槽２８内に同心的に配置され、攪拌器３０も中心
に配置されている。洗濯槽２８の頂部には、洗濯バスケ
ット２６の内部へのアクセス（洗濯物の出入れ）を可能
にする開口５０を画定する頂部リング４８が付設されて
いる。洗濯バスケット２６の頂部には環状のカール状上
部リップ５３が形成されており、従って、バスケット２
６０頂縁５３にはりラーゾ５４によってバスケットの本
体の内径より径の小さい開口５２が画定される。

リップ５４は第４図に詳細に示されている。第４図に示
されるように、バスケット２６の壁はその本体部分の上
方部分から内方へ内方湾曲部分５６として延長し、バス
ケットの頂部近くに外側肩部５８が形成されている。湾
曲部分５６の傾斜は上方にいくにつれてゆるくなり、遷
移点６０に至る。遷移点６ａから部分６２に沿って傾斜
が増大し、頚部６４においてほぼ垂直に延長し、頚部６
４から下向き部分６５に沿って部分６２とほぼ同じ曲率
で外方へ遷移点６６にまで湾曲する。遷移点６６からバ
スケットの壁は、部分６８として垂直に延長し、開口５
２を画定する。頚部６４と遷移点６６との間の部分６５
はリップ部分６９を形成する。

第２および４図に示されるように、本発明のバランスリ
ング７０は、洗濯バスケットの頂部開口５２を囲繞する
ようにして該バスケットの肩部５８上に座着させる。バ
ランスリング７０は、上側部材７２と下側部材８Ｂとか
ら成っている。上側部材７２は、環状外側壁７４と、環
状内側壁７６と、該両壁を連結する頂壁７８（第３図を
も参照）とで形成されている。７７は、頂壁７８と外側
壁７４とが連接する頂縁である。外側壁７４の底縁８０
は、拡大（肉厚に）されており、該底縁に環状溝８２が
形成されている。内側壁７６の底縁８４からは環状の垂
下突条８６が突出している。

下側部材８Ｂは、環状外側壁９０と、高さ寸法の短い環
状内側壁９２と、両壁を連結する湾曲底壁９４とから成
っている。外側壁９０の頂面９８からは、上側部材７２
の外側壁７４の環状溝８２と嵌合する突条９６が上向き
に突出している。内側壁９２の頂面１０２には、上側部
材の内側壁７６の突条８６を受容する環状溝１００が形
成されている。上側および下側部材７２．８８は、それ
ぞれ熱可塑材で成形するのが好ましく、両部材のリプ８
６．９６と溝１００．８２が水密状態に接合されるよう
に該両部材を回転溶接することなどによって恒久的に結
合することができる。もちろん、接着剤や超音波溶接な
どの他の結合方法を用いることもできる。

上側部材７２の頂壁７８には、バランスリング７０の密
封された内部へのアクセスを可能にするための少くとも
１つの開口１０４が穿設されており、開口１０４はプラ
グ１０６によって密封されるようになされている。プラ
グ１０６は、バランスリングに所望量の水または他のバ
ランス用流体を充填した後、回転溶接などによって取付
けることができる。

上側部材７２の内部には、主として頂壁７８と、外側壁
７４および内側壁７６との連接部の領域に複数の補強リ
プ１０８がバランスリングの内方に向けて突設成形され
ている。

下側部材８８の内部には、内側壁９２から底壁９４に沿
って延長し、外側壁９０の少し手前で縁１１２に終端す
る複数のじゃま板部材１１０が成形されている。これら
のじゃま板部材１１０は、内側壁９２から外側ａ９０Ｋ
まで完全に延長するように下側部材８８の内部に成形さ
れた別の形態のじゃま板部材１１４と交互に配置されて
いる。

これらのすべてのじゃま板部材の立面形状は、第４図に
示されるようにバランスリングの内部断面積の過半部分
が妨害され危いよ５に定められる。

上側部材７２の外部には、その内側壁７６から鋭角αを
々して内方へ突出する複数の耳片１１６が円周方向に間
隔をおいて成形されている。各耳片１１６は、その厚み
寸法１１６ｂより大きい高さ寸法１１６ａを有し、その
幅広基部１１８から幅狭自由端１２０に向ってテーバし
ている。

各耳片１１６に近接したところで内側壁７６の外面に頂
縁７７に沿って歯付２ンブ（傾斜面）１２２が成形され
ている。ランプ１２２は、全体的に耳片１１６の自由端
１２０の側に近接して配置されており、対応する耳片１
１６から遠い側に位置する第１端壁１２４と、該耳片に
近い側に位置し、半径方向内方への突出度の大きい第２
端壁１２６を有する。かくして、ランプ１２２の、端壁
１２４から１２６にまで延長する表面１２８は、半径方
向内方へ漸次突出（傾斜）し、複数の切欠きまたは歯１
３０をする鋸歯付ランプ表面（傾斜面）を画定する。

第６図にみられるように、洗濯バスケット２６の頂縁５
３の直立壁部分６８には、バランスリング７０の各ラン
プ１２２の位置に一致するように弦状のランプ形成用へ
こみ部分１３２がバスケット開口５２の周りに間隔をお
いて形成されている。

各２ング形成用へこみ部分１３２（単に、「ランプ」と
も称する）からはランプ歯１３４が、バランスリング１
２２の歯１３０と係合するように半径方向外方へ突出し
ている。

バランスリング７０を洗濯バスケット２６に組付けるに
は、まず、リング７０を、その耳片１１６がバスケット
の各ランプ１３２の上に位置するようにバスケットの開
口５２０周りに嵌める。次いで、バランスリング７０を
バスケット壁の肩部５８に向けて押下げて反時計回り方
向に回せば、ランプ形成用へこみ部分−５２は、可撓性
の耳片１１６がたたまれる方向に撓むのを許容する。そ
れによってリング７０の湾曲底壁９４がバスケットの肩
部５８に座着することができる。第４図にみられるよう
に、底壁９４はバスケットの湾曲肩部５８上に座着する
湾曲外表面を有している。

次いで、バランスリング７０を時計回り方向に回してリ
ング側のランプ１２．２の歯１３０をバスケット側のラ
ンプ１３２の歯１３４に係合させ、耳片１１６をバスケ
ットのリップ部分６９に係合させる。リング側のランプ
１２２の傾斜角の故にリング７０が時計回り方向に回せ
ば回すほど歯１２２と１３４との嵌合が強くなる。また
、耳片１１６はその自由端１２０から基部１１８に向っ
て高さが漸次高くなっているので、リングを時計回り方
向に回せば回すはど耳片１１６とバスケットのリップ部
分６９との係合が強く々る。

ここで、耳片１１６は、洗濯バスケット２６のスピン（
水切り高速回転）の回転方向に延長していることに留意
すべきである。従って、スピン工程が終了したとき、一
般に、バスケット２６を停止するために急激に制動する
（ブレーキをかける）。

その場合、バスケット側の歯１３４、リング側のランプ
１２２および耳片１１６の協同は、バスケットが停止す
べく制動される一方で、バランスリング７０が回転し続
けても、バランスリングをバスケラ）２６に対して一層
強く掛止させる働きをするので、バランスリングがバス
ケットから外れることはない。このように、本発明のバ
ランスリングとバスケットとの協同取付手段は、バラン
スリングがスピンの方向にバスケットに対して相対回転
した場合リングとバスケットの掛止を一層強くするよう
に構成されている。もちろん、バスケット内の洗濯物の
水切りを行うためにバスケットをスピン（時計回り方向
）させたときも、バスケットとリングの間の掛止力は高
められる。かくして、バランスリング７０と洗濯ノ（ス
タット２６０間の結合力は、洗濯機１０の作動中宮に高
められる。

第６図には、バランスリング７０の内部に形成されたじ
ゃま板部材の間隔が示されている。第６図の右側部分に
は、リングの下側部材９０ＶＣ形成されたじゃま板部材
１１４が示されている。また、下側部材９０１Ｃ形成さ
れたじゃま板部材１１０は、リングの上側部材７２の頂
壁７８に穿設された開口１０４を通してみられる。上側
部材７２に形成されたじゃま板部材１０Ｂは、開口１０
４０両側に近接して上側部材７２に形成されている。こ
れらのじゃま板部材１０８．１１０．１１４は、リング
７０内の流体の流れを僅かに阻止する働きをするととも
に、リング７０の構造的補強材としての役割をも果す。

リング７０内へは、バランス機能を果すための流体を開
口１０４を通して充填することができる。

この流体は、バスケット２６が最高スピン速度にまで加
速されていく際に生じる不均衡重量を釣合わせるのに十
分な速さでリング内で移動することができるものでなけ
ればならない。例えば、バスケット内の洗濯衣類の量が
バスケットの一方の側に片寄って存在しているとすると
、重量の不均衡が生じる。その場合、バスケットを回転
させると、リング内の流体は、バスケットの重い側とは
反対の側へ移動するので不均衡状態を均衡状態に修正す
ることができる。しかしながら、このバランス用流体は
、バスケットに不均衡状態が存在しないときにはバラン
スリング内を動き回った不均衡を生じることがないよう
にバランスリング内で流動するのを防止しなければなら
ない。リング内の内部じゃま板部材は流体の自由な流動
を防止するためのものである。バランスリング７０の容
積の５０〜６０ｔｓを水々どの流体で満たした場合最適
の作動状態が得られることが判明している。

叙上のように、本発明は、追加の締着作業や製造工程を
必要とする締着具の使用を必要とすることなく、バラン
スリング７０を洗濯バスケット２６に迅速に、かつ、確
実竪固に取付けるための取付手段を提供する。このバラ
ンスリングは、手作業によっても、あるいは自動機械を
用いても極めて簡単迅速に取付けることができる。しか
も、本発明の取付締着手段は、洗濯機の通常作動中バス
ケットに対するバランスリングの掛止力を高める方向に
作用する。従って、バランスリングの定期的点検は必要
とされ表い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を組入れた自動洗触機の透視図、第２図
は洗濯機の内部を示す部分断面図、第３図は本発明のバ
ランスリングの上からみた平面図、第４図はバランスリ
ングの拡大部分断面図、第５図はバランスリングの側面
図、第６図は洗濯バスケットに組付けられたバランスリ
ングの上からみた平面図である。 ２６：洗濯バスケット ５２：バスケットの頂部開口 ５４：リップ ５８：肩部 ６９：下向きリップ部分 ７０：バランスリング ９４：バランスリングの底壁 １１６：耳片 １２２：ランプ １３２：弦状へこみ部分（ランプ区域）ＦＩＧ、５ ＦＩＧ、６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）自動洗触機のための回転洗濯バスケツト・バランス
   リング組立体であつて、 頂端に開口を有する洗濯バスケツトと、 該洗濯バスケツトの上方周縁に取付けることができるよ
   うに寸法づけされたバランスリングと、該バランスリン
   グとバスケツトとに設けられており、両者を相対回転さ
   せることにより該バランスリングをバスケツトに掛止さ
   せるように協同作用する協同掛止手段とから成る回転洗
   濯バスケツト・バランスリング組立体。 ２）前記協同掛止手段は、自動洗濯機の通常作動におい
   て前記バランスリングとバスケツトとの掛止力を増大さ
   せるように構成されている特許請求の範囲第１項記載の
   回転洗濯バスケツト・バランスリング組立体。 ３）前記バランスリングは、内部に液体を収容しうるよ
   うに中空にされている特許請求の範囲第１項記載の回転
   洗濯バスケツト・バランスリング組立体。 ４）自動洗濯機のための回転洗濯バスケツト・バランス
   リング組立体であつて、 頂端に開口を有する洗濯バスケツトと、 該開口に近接して該バスケツトに設けられた環状リツプ
   と、 該リツプに近接したところで前記バスケツトに座着しう
   るように寸法づけされたバランスリングと、 該バランスリングから突出しており、バランスリングを
   前記バスケツトに対して相対的に回転させると前記リツ
   プに摩擦係合して該バランスリングをバスケツトに対し
   て保持する作用をする少くとも１つの弾性耳片とから成
   る回転洗濯バスケツト・バランスリング組立体。 ５）自動洗濯機のための回転洗濯バスケツト・バランス
   リング組立体であつて、 頂端に開口を有する洗濯バスケツトと、 該開口に近接して該バスケツトに設けられた環状リツプ
   と、 該リツプより下方に前記バスケツトに設けられた環状肩
   部と、 該肩部と前記開口との間に前記バスケツトに設けられた
   少くとも１つのランプ部分と、 前記バスケツトの周りに嵌まるように寸法づけされたバ
   ランスリングと、 該バランスリングから突出しており、前記リツプに摩擦
   係合することができる少くとも１つの耳片と、 前記バランスリングを前記バスケツトに対して相対的に
   回転させたとき該バスケツトの前記ランプ区域に係合す
   るように該バランスリングに設けられた少くとも１つの
   ランプ区域とから成る回転洗濯バスケツト・バランスリ
   ング組立体。 ６）前記リツプおよび肩部は前記バスケツトの外側面に
   形成されている特許請求の範囲第５項記載の回転洗濯バ
   スケツト・バランスリング組立体。 ７）前記バスケツトのランプ区域は、前記リツプにおけ
   る弦状のへこみ部分として形成されている特許請求の範
   囲第５項記載の回転洗濯バスケツト・バランスリング組
   立体。 ８）前記耳片は、前記バランスリングを前記バスケツト
   に対して相対的に回転させたとき前記リツプに対する摩
   擦係合力を増大させる傾斜表面を有している特許請求の
   範囲第５項記載の回転洗濯バスケツト・バランスリング
   組立体。 ９）前記耳片は、前記バスケツトのスピンの方向に角度
   をなして突出しており、それによつて、前記バランスリ
   ングをスピンの方向に該バスケツトに対して相対的に回
   転させたとき該耳片の、前記リツプに対する係合力を強
   めるようになされている特許請求の範囲第８項記載の回
   転洗濯バスケツト・バランスリング組立体。 １０）前記バスケツトのランプ区域とバランスリングの
   ランプ区域は、両者が係合したとき両者の間の摩擦を増
   大させる摩擦増大手段を備えている特許請求の範囲第５
   項記載の回転洗濯バスケツト・バランスリング組立体。 １１）前記摩擦増大手段は、前記各ランプ区域に形成さ
   れた少くとも１つの突起から成り、該両ランプ区域の該
   突起が互いに係合するようになされている特許請求の範
   囲第１０項記載の回転洗濯バスケツト・バランスリング
   組立体。 １２）前記バランスリングは、前記バスケツトの前記環
   状肩部に座着するように寸法づけされている特許請求の
   範囲第４項記載の回転洗濯バスケツト・バランスリング
   組立体。 １３）自動洗濯機のための回転洗濯バスケツト・バラン
   スリング組立体であつて、 頂端にほぼ円形の直立壁によつて画定された開口を有す
   る洗濯バスケツトと、 該直立壁より下方に該バスケツトに形成された環状リツ
   プと、 該リツプより下方に前記バスケツトに形成された環状肩
   部と、 前記開口の周りに間隔をおいて前記直立壁に形成された
   複数の弦状のへこみ部分と、 該各へこみ部分に形成された外方突出歯と、前記開口を
   囲繞するように寸法づけされており、直立内壁を画定し
   、前記肩部と係合しうる底壁を有する環状バランスリン
   グと、 前記バランスリングの内壁に間隔をおいて形成されて該
   内壁から鋭角に突出しており、該内壁と連結した基部か
   ら自由端にまで下向きに傾斜し前記リツプと係合しうる
   頂縁を有する複数の弾性耳片と、 前記バランスリングの内壁に間隔をおいて形成されてお
   り、前記弦状へこみ部分の前記歯の対応する１つと係合
   しうる歯を有する複数のランプ表面とから成り、 もつて、該バランスリングを前記開口を囲繞して前記バ
   スケツトの肩部上に載せて回すことにより前記耳片を前
   記リツプに掛止させ、前記バランスリングの歯をバスケ
   ツトの歯に係合させることができるようになされた回転
   洗濯バスケツト・バランスリング組立体。 １４）前記耳片は、前記バスケツトのスピンの方向に角
   度をなして突出しており、それによつて、該バスケツト
   をそのスピンサイクルの終了時に制動したとき、該耳片
   の、前記リツプに対する係合力を強めるようになされて
   いる特許請求の範囲第１３項記載の回転洗濯バスケツト
   ・バランスリング組立体。 １５）前記バスケツトのリツプはほぼ下向きのリツプ部
   分を有し、該バスケツトの前記肩部はほぼ上向きの肩部
   分を有し、前記耳片は該下向きリツプ部分に係合し、前
   記バランスリングの底壁は該上向き肩部分に係合し、そ
   れによつて該バランスリングが該下向きリツプ部分と上
   向きリツプ部分の間に挾着され、該バスケツトに対する
   バランスリングの上下動が防止されるようになされた特
   許請求の範囲第１４項記載の回転洗濯バスケツト・バラ
   ンスリング組立体。