JPS61249459A - 内視鏡およびこの内視鏡を用いた電気メス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鉗子、電気メス等の処置具を挿通案内する
処置具挿通チャンネルと映像情報を伝達する映像チャン
ネルとが湾曲自在な筒状体内に収納された内視鏡および
この内視鏡を用いた電気メス装置に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に、内視鏡は、食道、胃、十二指腸または大腸等の
体腔内の観察診断及び簡単な治療行為を実行するため、
あるいは、航空機エンジンまたは原子炉等の機器内を観
察及び簡単な修繕行為を実行するためというように医療
または工業等の各分野に亘り広く利用されている。

説明を理解し易くするために、以下においては、医療用
内視鏡について記述するが、部分的に用語を置換えるこ
とにより、この記述が工業用等の各種内視鏡に対しても
当てはまることは当該技術分野における通常の知識を有
する者ならば理解できるところである。

以下、第５図及び第６図を参考にして、従来より知られ
た内視鏡について説明するに、符号ｌ及び２は、それぞ
れ内視鏡とその内視鏡とともに使われる光源ユニットと
を示す。内視鏡１は、体腔内へ挿入される挿入部３と、
この挿入部３の基端側に接続された手許操作部４と、こ
の手許操作部４から延出され光源ユニット２に着脱自在
に接続されるユニバーサルコード５から概略構成されて
いる。挿入部３は、ヘッド部６、アングル部７及び軟性
部８０３つの性質の異なる部分から構成されている。ヘ
ッド部６の先端面には、照明用窓、観察用窓及び鉗子等
が突出できる処置具挿通チャンネル２３の出口が形成さ
れている。アングル部７は、関節リング９ａ、９ｂ、９
ｃ、９ｄ　・・−を相互に傾動自在に軸着接続して構成
されている。

アングル部７の先頭部分に一端が固着され関節リングの
軸着部に関して９０°位相がずれた位置を通り手許操作
部４に他端が導出された一対の操作ワイヤ１０ａ及び１
０ｂを択一的に牽引操作するとこのアングル部７は第５
図の上下方向に湾曲作動する。また、軟性部８は、最内
側に薄い帯状部材を螺旋状にして形成したフレックス１
１、その外側に網管１２、更にそのさい最外周に合成樹
脂材製の外皮体１３を施こし構成されている。さらに上
記ユニバーサルコード５は、上記軟性８Ｂ８と同様の構
成すなわち、内側からフレックス１４、網管１５及び外
皮体１６の順に嵌装し構成されている。なお、アングル
部７は天然ゴム等からなる被覆体１７によって被嵌され
ていることは言うまでもない。なあ、アングル部７の関
節リング９ａ。

９　ｂ％　９　ｃｓ　９　ｄ、　　・・・と軟性部８の
フレックス１１、網管１２あるいはこれらに相当する部
品を本明細書においては「湾曲自在な筒状体」と称する
ことがある。

以上のように外郭体が構成された内視鏡１にはライトガ
イド１９とイメージガイド２１とが設けられている。ラ
イトガイド１９はユニバーサルコード５、手許操作部４
及び挿入部３内に引き通された光学ファイバーバンドル
（光学繊維束）からなっている。光源ユニット２内の光
源ランプ２゜から発せられた照明光はこのライトガイド
１９によってヘッド部６の照射用窓まで導かれ、これに
よって体腔内の必要部位か照らされる。イメージガイド
２１はアングル部７及び軟性部８内に配された光学ファ
イバーバンドルからなっている。ヘッド部６の観察用窓
を通して対物レンズによってとらえられた必要部位の映
像情報を有する光はこのイメージガイド２１によって接
眼部２２に配された接眼レンズまで導かれる。また、上
記内視鏡１は、体腔内の診断の確度向上の援助となる組
織片の採取を行なうための両開き鉗子、あるいは片開き
鉗子等の鉗子類、体腔内の温度あるいは圧力測定の検出
素子の出力を外部に導く信号線更には患者の切除を行な
うための電気メス等（これら鉗子類、信号線、電気メス
等を本明細書においては「処置具」と称する）を体腔内
の所望部位に挿入案内するための処置具挿通チャンネル
２３を備えている。このチャンネル２３は可撓性絶縁性
の管状部品からなっており、このチャンネル２３の出口
は前述したようにヘッド部６の端面に位置し、各種処置
具を挿入する挿入口２３ａは手許操作部４に配設されて
いる。

上述した内視鏡１の構成は、従来から良く知られている
ものである。ところで絶縁被覆されたヘッド部６を初め
とし、挿入部３の関節リング９ａｓ９ｂ％　９Ｃ１ｇａ
・・・、フレックス１１及び網管１５、更に手許操作部
４の外郭ハウジング体、Ｉ！眼眼鏡鏡胴ユニバーサルシ
ード５のフレックス１４及び網管１６等の主要な構成部
品は、ステンレス等の導電性材料によって形成されてい
る。

従って、このように構成された内視鏡１は、次のような
場合に問題がある。すなわち、上記内視鏡１を体腔内の
患部を切除するための電気メス装置に使用する場合に問
題が生じる。経内視鏡的電気メス装置は、電気メス（こ
の電気メスは、針状もしくはループ状等の一般に導子と
もいわれる接触面積のきわめて小さな先端部とこの先端
部以外の線状の導電部品とからなっている。）を上記チ
ャンネル２３内を通して体腔内に導入し、この電気メス
と患者の体皮に広く面接触させた電極プレートとの間に
高周波電源装置から高周波電力を供給し、その患者を介
して高周波電流を流し電気メスの先端付近に集中する電
流によるジュール熱によって処置を施こすように構成さ
れている。しかして、上記電気メスには、数百ＫＨｚ程
度の高周波電流を流すために、安全確保上においてテフ
ロン等の絶縁被覆を線状の導電部分に施こしているが、
この絶縁被覆のみならずテフロン等の絶縁材で形成され
ているチャンネル２３を透してフレックス１１等の挿入
部３を構成している導電性を有する構成部材にリークす
る。このために、上述した構成を有する内視鏡１にあっ
ては、挿入部３の外皮体１３に仮りにピンホールあるい
は亀裂があると、その部分を通して上記導電性を有する
部材例えばフレックス１１あるいは網管１２が体腔内壁
に触れた場合に、その接触部位にリーク電流が集中し、
電気メスのメス作用と同等の作用が生じ上記接触部に’
＋　ｊｆ’ｅを負わせる危険性がある。

このような問題を解決する一つの手段が昭和５２年特許
出願公告第４７２７８号公報（以下「特許公報」という
。）に開示されている。この特許公報に開示された解決
手段は、上記内視鏡１の挿入部３を構成するフレックス
１１及び網管１２と、アングル部７を構成する関節リン
グ９ａ。

・・・９ｄ、　　・・・と（なお、上記特許公報におい
ては、これらを金属ブレードと称している。）を上記電
極プレート側に電気的に接続し、フレックス１１、網管
１２及び関節リング９ａ、　　・・・９ｄ、　　・・・
に流れるリーク電流を高周波電源装置の他方の端子に流
れるようにしている。上記技術的解決手段は、リーク電
流が患者よりインピーダンスの小さい良導線を通して流
れるために上記接触部にリーク電流が集中することなく
患者にとって極めて安全である。

〔発明が解決しようとする問題点〕 このように、上記特許公報に開示された技術的手段の採
用により上記構成を有する内視鏡１は、患者にとって安
全であるが、必ずしも医師等の内視鏡１を実際に使用操
作する者（以下、「操作者」という。）にとって安全で
あると言うことができないものである。なぜならば、上
記内視鏡１は挿入部３のみならず、前述したようにあら
ゆる部分に導電性金属を素材とした部品から組み立て構
成されているために、それら全ての導電性金属を素材と
した部品が何らかの形態で電気的に接続しなければなら
ないものである。しかしながら、最近の傾向である製品
の軽量化は、当然内視鏡においても同様であって構成部
品のプラスチック化が進められている。このように軽量
化のために構成部品のプラスチック化が進められている
が、現在のプラスチック技術では、強度上、精度上、製
造上、経済上あるいは放射線遮蔽能力等の点で不充分で
あり導電性金属を素材とした部品をまだまだ利用せざる
を得ないのが実情である。従って、上記特許公報に開示
された技術的手段を採用し患者のみならず操作者の安全
を確保するには、導電性金属を素材とした構成部品の全
てを電気的に接続しなければならず、内視鏡内酷に上記
目的のための導電線を張り巡らさざるを得なくなるもの
と言える。

以上に述べた問題は、電気メス装置に利用した場合の安
全性についての問題であるが、電気メス装置に以下のよ
うな形態の内視鏡を用いる場合にあっては、また別異の
問題が発生する。

すなわち、最近、内視鏡は、第５図及び第６ＴＩ！Ｊに
示し説明したような純光学的観察光学系を備えた内視鏡
の他に、ヘッド部にＣＣＤ等の固体撮像素子を配し、そ
の固体撮像素子よりの映像信号を外部モニタ装置に入力
するようにした内視鏡が提案され実用化されつつある。

例えば昭和５８年特許出願公開第６９５３０号公報を参
照されたし。

かかる形態の内視鏡は、必然的に信号ケーブルが挿入部
内に展設されるため、その信号ケーブルは、電気メス装
置と併用した場合に電気メスと並置されることとなり、
高周波電流の影響を受けることとなる。なお、本明細書
においてこの信号ケーブルと上述したイメージガイドと
を「映像チャンネル」と総称する。

〔問題点を解決するための手段〕

以上に述べたように、処置具と映像情報伝達系とを収納
する湾曲自在の筒状体を有するこれまでの内視鏡を電気
メス装置に利用する場合において純光学的な観察光学系
を備えた内視鏡として使用する場合のみならずＣＣＤ等
の固体撮像素子を備えた所謂ＴＶ型内視鏡として使用す
る場合においても何ら障害がない共通の問題解決手段が
望まれている。

すなわち、この発明は、内視鏡に設けられた処置具挿通
チャンネルに挿通された電気メスに流れる高周波電流が
処置具挿通チャンネルの外部にリークしないようにして
、上記問題の発生を未然に防止することを目的とする。

この目的は、処置具と映像信号伝達系とを収納する湾曲
自在の筒状体を有する上述の内視鏡にふいて、絶縁性管
状部品の外周部にこの部品を取り囲む導電性部材を設け
た処置具挿通チャンネルと映像情報を伝達する映像チャ
ンネルとを前記湾曲自在の筒状体内に設け、処置具挿通
チャンネル自体に電磁シールド作用を持たせると共に、
高周波電流のリーク電流が流れる導体とした本発明の内
視鏡によって達成される。

〔実施例〕

以下、この発明による内視鏡を添付図面に示した実施例
に基づき詳細に説明する。

なお、図面において、従来型内視鏡として説明した第５
図及び第６図と同一部分については同一符号をもって示
し、その部分の説明を省略することとする。

第１図乃至第３図は、この発明による内視鏡の一実施例
を示す。これら図面において示された内視鏡３０は、第
５図及び第６図に示した内視鏡１と処置具挿通チャンネ
ル４０を除き、同一構成のものである。なお、第２図に
おいて、挿入部３は、手許操作部４の外郭ハウジング体
３１と接続リング３２によって機械的に接続され、その
接続部付近は弾力性を有する折れ止め部材３３によって
補強されている。このように構成された内視鏡３０にお
いて、本実施例においては、処置具挿通チャンネル４０
を以下のように構成している。

すなわち、上記処置具挿通チャンネル４０は、第３図に
示すようにテフロンチニーブ４１の外周面上に銅下ニッ
ケル等の導電性メッキ層４２を設けたものである。この
処置具挿通チャンネル４０の導電性メッキ層４２はヘッ
ド部６から、挿入口２３の口元まで続いており、このメ
ッキ層４２は良導電性のリード線４３によってユニバー
サルコード５内を通して端子４４に電気的に接続されて
いる。

以上のように構成された内視鏡３０は、第２図に示すよ
うに電気メス装置に使用される。なお、この電気メス装
置は、一般的に良く知られているように、高周波電源装
置５１と、この高周波電源装置５１の一方の端子５１ａ
に接続され上記処置具挿通チャンネル４０内を通して患
者６００体腔内６１に挿入される電気メス５２と、患者
６０の外表面に広く面接触され上記高周波電源装置５１
の他方の端子５１ｂに接続される電極プレート５３とか
ら構成されている。このような構成の電気メス装置に上
記内視鏡３０を使用するに際しては、上記端子４４を上
記高周波電源装置５１の他方の端子すなわち電極プレー
ト５３側の端子５１ｂと電気的に接続する。このように
接続することにより、電気メス５１と電極プレート５３
との間に高周波電源装置から高周波電力を供給し、その
患者６０を介して高周波電流を流し、電気メス５１の先
端付近に集中する電流によるジュール熱によって処置を
施こす際に安全である。すなわち、上記高周波電力を供
給した際に電気メス５１を流れる高周波電流は、途中で
リークす乞が、このリーク電流が上記処置具挿通チャン
ネル４０の導電性メッキ層４２→リード線４３→端子４
４→高周波電源装置５１の端子５１ｂと流れ、それ以上
外部にリークしない。従って、従来のように挿入部３の
フレックス１１、あるいはアングル部７の関節リング９
ａｓ　　・・・９ｄ、　　・・・の導電性金属を素材と
した構成部品にリーク電流が流れなくなり、仮りに挿入
部３の絶縁性被覆である外皮体１３なり被覆体１７にピ
ンホールができたとしても安全である。また、患者の安
全のみならず、その他の導電性金属を素材とした手許操
作部４の外部ハウジング体３１等にもリーク電流が流れ
ずにして操作者の安全をも確保できるものである。

また、このように処置具挿通チャンネル４０を構成する
と、電気メス装置に使用したときに、処置具挿通チャン
ネル４０よりも外部に高周波電流がリークしないために
次のような利点もある。すなわち、軽量化等の目的に沿
って部分的に絶縁性のプラスチックを利用し、飛び地的
に要所要所に導電性金属を素材とした部品を採用したと
してもこれらを電気的に接続する必要がない。また、上
記処置具挿通チャンネル４０と同一構成の処置具挿通チ
ャンネルを信号ケーブルを映像チャンネルとするＴＶ型
内視鏡に組み込むことにより、処置具挿通チャンネル自
体が電磁シールド作用をし、映像信号への影響を防止で
きるものである。また更に、従来と同様の純光学的な観
察光学系を有する形態の内視鏡であっても、ＴＶ型内視
鏡であっても、上記構成の処置具挿通チャンネルを採用
することにより、その処置具挿通チャンネルを通して体
腔内の温度なり圧力なりを測定する際の微弱な検出信号
を外部の電磁気ノイズに阻害されることなく正確に測定
できるものである。更に、上記処置具挿通チャンネル４
０は、金属被覆された形態となり、患部を放射線治療す
るために、コバルト等の放射線源を上記処置具挿通チャ
ンネル４０を通して体腔内に導く際に必要外の放射線被
爆を阻止できるものである。特に、これは、映像チャン
ネルとして光学ファイバーバンドルからなるイメージガ
イドを利用した内視鏡にあっては、本件出願人が特許出
願し昭和５７年９月９日に特許出願公開された昭和５７
年特許出願公開第１４６２０３号公報に記載したと同様
の理由によって放射線被爆によるイメージガイドの透過
率低下という問題をも回避できるものである。

次に、この発明による内視鏡の他の実施例を第４図を参
照しつつ説明する。第４図は処置具挿通チャンネルのみ
を示すものであり、この処置具挿通チャンネル７０は、
前実施例と同様にテフロンチューブ７１の外周面に銅メ
ッキを施こした導電性メッキ層７２をアングル部７の領
域を除く部分に形成したものである。そして、上記アン
グル部７の領域は、そのテフロンチューブ７１の外周面
上に機械加工により螺旋状溝７１ａを形成しその螺旋状
溝７１ａに沿ってステンレス等の導電性金属からなるコ
イル７３を巻装したものである。そして、上記コイル７
３を巻装した部分と導電性メッキ層７２を施こした部分
は、第４図に示すように上記螺旋状溝７１ａの一部にも
導電性メッキ層７２を施こし、その上にコイル７３を巻
装することによって電気的な接続がなされている。

以上のように構成された処置具挿通チャンネル７０を組
み込んだ内視鏡は前実施例と同様の作用効果を奏する他
に、アングル部７に該当する処置具挿通チャンネルが柔
軟性が高く、円滑なアングル操作を期待できるものであ
る。

なお、上記実施例においては、アングル部７のみに相当
する領域のみをコイルを巻装する形態にしたが必ずしも
アングル部７のみならず全領域に亘って導電性コイルを
巻装しても良いものである。

〔発明の効果〕

以上に述べたところより明らかなように、この発明によ
る内視鏡においては、処置具挿通チャンネルが絶縁状管
状部品の外周部に導電性部材を設けてなっているので、
処置具挿通チャンネル自体に電磁シールド効果があり、
種々の測定等の電気信号を取り扱う際に有利である。ま
た、この処置具挿通チャンネルの導電性部材を電気メス
装置の高周波電源装置の電極プレート側に結線すること
により患者及び操作者の安全を容易に確保することがで
きるものである。更に、上記処置具挿通チャンネルを通
して放射線源を体腔内に挿入し治療に利用する場合にも
放射線被爆による悪影響を最少限にとどめ得る等の多く
の面で予想外の効果を期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は、この発明による内視鏡の一実施例
を説明するための図面であり、第１図は要部説明図、第
２図は電気メス装置に使用した際の説明図及び第３図は
処置具挿通チャンネルの一部断面図である。第４図は、
この発明による内視鏡の他の実施例の処置具挿通チャン
ネルの一部を示す要部断面図。第５図及び第６図は、従
来の内視鏡を示す説明図であり、第５図は、要部説明図
及び第６図は第５図におけるＡ−Ａ　’断面拡大図であ
る。 ２３．４０．７０・・・・・・処置具挿通チャンネル、
４１．７１・・・・・・テフロンチューブ、４２．７２
・・・・・・導電性メッキ層、７３・・・・・・コイル
。 第２図 第３図 第４図 昭和　　年　　月　　日 １．事件の表示　　　昭和６０年特許願第９２６６８号
３、補正をする者 事件との関係　　出願人 名　称　　（５４３）富士写真光機株式会社４、代理人 明細書中、下記個所の“網管”を「網管」と訂正する。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）処置具と映像情報伝達系とを収納する湾曲自在の
   筒状体を有する内視鏡において、 絶縁性管状部品の外周部にこの部品を取り囲む導電性部
   材を設けた処置具挿通チャンネルと映像情報を伝達する
   映像チャンネルとを前記湾曲自在の筒状体内に設けたこ
   とを特徴とする内視鏡。
2. （２）前記処置具挿通チャンネルが前記絶縁性管状部品
   の外周面に導電性被覆を施したものであることを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項記載の内視鏡。
3. （３）前記処置具挿通チャンネルが前記絶縁性管状部品
   の外周面に導電性コイルを巻装したものであることを特
   徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の内視鏡。
4. （４）処置具と映像情報伝達系とを収納する湾曲自在の
   筒状体を有する内視鏡において、 絶縁性管状部品の外周部にこの部品を取り囲む導電性部
   材を設けた処置具挿通チャンネルと映像情報を伝達する
   映像チャンネルとを前記湾曲自在の筒状体内に設けたこ
   とを特徴とする内視鏡、 この内視鏡の前記処置具挿通チャンネル内を挿通する電
   気メス、 患者の体皮に接触する電極プレート、 前記電気メスと前記電極プレートとの間に高周波電力を
   供給する電源装置、および 前記処置具挿通チャンネルの導電性部材と前記電極プレ
   ートとを電気的に接続する電線を備えてなる電気メス装
   置。