JPS6124911Y2 - - Google Patents

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JPS6124911Y2
JPS6124911Y2 JP15591679U JP15591679U JPS6124911Y2 JP S6124911 Y2 JPS6124911 Y2 JP S6124911Y2 JP 15591679 U JP15591679 U JP 15591679U JP 15591679 U JP15591679 U JP 15591679U JP S6124911 Y2 JPS6124911 Y2 JP S6124911Y2
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JP
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soft object
pressure
flow rate
detector
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JP15591679U
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JPS5674345U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は河川や水処理施設の自動水質分析計に
おけるサンプリング配管洗浄装置に関するもので
ある。
河川の水質自動分析や上下水処理制御のための
水質自動分析では、試料水を分析計まで運ぶ試料
輸送管、すなわちサンプリング配管の設置が必要
となる。
サンプリング配管はできるだけ短かいほうが望
ましいが、分析計の設置場所などの関係で、その
長さが数100mにおよぶものが多々ある。
サンプリング配管の内壁には使用期間が長くな
るにつれてバクテリア、原生動物によつて構成さ
れる汚染物が付着、堆積し、分析値の精度を悪く
したり、配管の閉塞を引き起したりするので、サ
ンプリング配管内に軟質物体を走行させて管内を
洗浄する操作が行なわれている。
この場合において問題となるのは、従来技術で
は軟質物体が摩耗などにより劣化し、洗浄力が低
下しても、軟質物体を配管内より取り出さなけれ
ば判別がつかず、しばしば洗浄力が低下した軟質
物体をそのまま使用し、所期の洗浄が十分行なわ
れない問題を生ずることがある。
また配管系が複雑な場合、軟質物体が規定の流
路を走行しているか、否かを判別できない問題を
生ずることもある。
本考案の目的は前記従来技術の問題を解決すべ
く、サンプリング配管の内壁に付着、堆積した汚
染物を除去して回収する軟質物体が十分な洗浄力
を有するか否かと、この軟質物体がサンプリング
配管内を走行して回収流路に確かに回収されたか
否かとを同時に、且つ正確に検知できるようにし
たサンプリング配管洗浄装置を提供することにあ
る。
本考案は、上記目的を達成するために、水質分
析計に接続されたサンプリング配管内に軟質物体
を走行せしめて該配管内壁に付着、堆積した汚染
物を除去し、前記サンプリング配管に接続された
回収流路を通じて前記軟質物体と汚染物とを回収
する装置において、軟質物体の通過前後の圧力変
化により、軟質物体の通過を検出し、且つ軟質物
体の通過後の流体圧を検出する第1の圧力検出器
を、前記回収流路の所定位置に設置し、軟質物体
の通過前後の圧力変化により、軟質物体の通過を
検出し、且つ軟質物体の通過前の流体圧を検出す
る第2の圧力検出器を、前記第1の圧力検出器に
対して前記回収流路の下流側に前記第1の圧力検
出器から一定間隔離れた位置に設置し、前記第1
の圧力検出器で軟質物体の通過を検出したときか
ら前記第2の圧力検出器で軟質物体の通過を検出
するまでの間に回収流路に流れる汚染物を含む流
体の流量を検出する流量検出器を、前記第1の圧
力検出器に対して前記回収流路の上流側に設置
し、前記第1、及び第2の圧力検出器から検出さ
れる軟質物体の通過前後の差圧と、更に流量検出
器から検出される流体の流量とから軟質物体の摩
擦力を算出して軟質物体の劣化度を表示する軟質
物体劣化度指示器を設置したことを特徴とするサ
ンプリング配管洗浄装置である。
以下本考案を添付図面に基づいて説明する。
図は本考案の一実施例を示すもので、サンプリ
ング地点1と分析計6間はサンプリング配管2で
接続され、該サンプリング配管2にはポンプ3、
第1,第2バルブ4,5が設けられており、前記
サンプリング地点1の試料水はポンプ3で吸引さ
れ、第1,第2バルブ4,5を通つて分析計6に
輸送されるようになつている。
前記サンプリング配管2には第1バルブ4の直
ぐ下流側に回収流路7が接続されている。
前記回収流路7の最下流部とサンプリング配管
2の下流側に設けられた第2バルブ5の直ぐ上流
部間には洗浄水入口8、第3,第4バルブ10,
11および第1送給捕集器14を有する回路と第
2送給捕集器15、第5,第6バルブ12,13
および洗浄水出口9を有する回路とが並設されて
おり、洗浄水入口8から水道水などの洗浄水が圧
送され、第1送給捕集器13から軟質物体が挿入
され、該軟質物体はサンプリング配管2、回収流
路7を通つて第2送給捕集器15に回収され、汚
染物は洗浄水出口9から取り出されるように構成
されている。
前記回収流路7には上流から下流側に向つて順
次流量検出部16、第1,第2圧力検出部17,
18とが設定され、第1,第2両圧力検出部1
7,18は設定間隔lをおいて設けられている。
前記流量検出部16には軟質物体で取り除かれ
た汚染物を含む流体の流量を検知する流量検出器
19が接続され、第1圧力検出部17には第1圧
力検出器20が接続され、第2圧力検出部18に
は第2圧力検出器21が接続されている。
また前記流量検出器19、第1,第2圧力検出
器20,21間にわたつて、軟質物体通過信号発
信器22および軟質物体劣化度指示警報器23と
が設けられている。そして回収流路7内を軟質物
体が走行中、流量検出部17を介して第1圧力検
出器20により軟質物体の通過が検出され、その
検出信号が軟質物体通過信号発信器22に送ら
れ、該軟質物体通過信号発信器22から流量検出
器19と第2圧力検出器21に入力され、ついで
流量検出器19では軟質物体が第1,第2圧力検
出部17,18間を通過時の流量が検知され、第
1圧力検出器20では軟質物体が第1圧力検出部
17を通過後の流体圧が検知され、第2圧力検出
器21では軟質物体が第2圧力検出部18を通過
前の流体圧が検知され、これ等の検出値は軟質物
体劣化度指示警報器23に入力される。この軟質
物体劣化度指示警報器23では第1,第2圧力検
出器20,21から入力された流体圧の検出値か
ら軟質物体が第1,第2圧力検出部17,18間
を走行中の差圧と、流量検出器19から入力され
た流量とが算出され、この算出された差圧−流量
関係は予め設定された差圧−流量関係曲線と比較
され、洗浄中の流体の流量での差圧が設定値以下
の圧力になつたとき、警報が発信されるように構
成されている。
前述構成のサンプリング配管洗浄装置ではサン
プリング配管2の内部がスラムや汚泥で汚染され
てきたときは、第1,第2バルブ4,5および第
3,第5バルブ10,12を閉に、第4,第6バ
ルブ11,13を開にそれぞれセツトし、洗浄水
入口8から洗浄水を圧送し、第1送給捕集器14
から軟質物体をサンプリング配管2の内部に挿入
する。
これにより前記軟質物体はサンプリング配管2
の内部を走行し、その内壁に摩擦的に接して内壁
に付着せる汚染物を掻き取るとともに、汚染物を
含む流体と一緒に回収流路7に移行し、軟質物体
は第2送給捕集器15に回収され、汚染物は洗浄
水出口9から取り出される。
前記軟質物体が回収流路7を走行中、第1圧力
検出器20で軟質物体の通過前後の圧力変化を検
知することによつて軟質物体が規定流路を通過し
たことが検知され、その検出信号は軟質物体通過
信号発信器22に送られ、これより流量検出器1
9と第2検出器21に検出信号が入力される。
そして前記第1圧力検出器20では軟質物体が
第1圧力検出部17を通過後の流体圧が検知さ
れ、第2圧力検出器21では軟質物体が第2圧力
検出部18を通過前の流体圧が検知され、流量検
出器19では軟質物体が第1,第2圧力検出部1
7,18間を走行中の流量が検知され、これ等の
検出値はそれぞれ軟質物体劣化度指示警報器23
に送られる。
前記軟質物体劣化度指示警報器23では前記検
出値から軟質物体が第1,第2圧力検出部17,
18間を走行している間の差圧と流量が算出さ
れ、かかる差圧−流量関係は予め設定された差圧
−流量関係曲線と比較され、洗浄中の流体の流量
での設定値以下の差圧になつたとき、同軟質物体
劣化度指示警報器23から警報が出され、軟質物
体の更新時期が知らされる。
軟質物体の洗浄力となる軟質物体と配管との摩
擦力Pcは軟質物体が第1,第2圧力検出部1
7,18間を走行中の差圧をΔPsとし、流体と
配管との第1,第2圧力検出部17,18間の摩
擦損失をPとするとき、摩擦力Pcは Pc=ΔPs−ΔP で表わされ、摩擦損失ΔPは ΔP=alu2 〔ただしa:配管材質、内径によつて定まる定数 l:第1,第2圧力検出部間の間隔(距
離・) u:流量〕 となるので、洗浄力は差圧ΔPsと流量uを測定
すれば摩擦力Pcから推定できることになる。
なお本考案では図示の軟質物体劣化度指示警報
器23を使用するものに限らず、軟質物体が第
1,第2圧力検出部17,18間を走行している
間の差圧および流量から摩擦力を算出しかつ表示
する機能を有するものであればよい。
以上説明したように本考案によれば、軟質物体
の走行時に、軟質物体が十分な洗浄力を有するか
否かの判別と、軟質物体が規定流路を走行してい
るか否かの判別とを同時に行ないうるので、サン
プリング配管内の汚染物の洗浄を確実に行ないう
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図は本考案の一実施例を示す系統図であ
る。 1……サンプリング地点、2……サンプリング
配管、6……分析計、7……回収流路、8……洗
浄水入口、9……洗浄水出口、14,15……軟
質物体の第1,第2送給捕集器、16……流量検
出部、20,21……第1,第2圧力検出器、2
2……軟質物体通過信号発信器、23……軟質物
体劣化度指示警報器、l……第1,第2圧力検出
部間の間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水質分析計に接続されたサンプリング配管内に
    軟質物体を走行せしめて該配管内壁に付着、堆積
    した汚染物を除去し、前記サンプリング配管に接
    続された回収流路を通じて前記軟質物体と汚染物
    とを回収する装置において、軟質物体の通過前後
    の圧力変化により、軟質物体の通過を検出し、且
    つ軟質物体の通過後の流体圧を検出する第1の圧
    力検出器を、前記回収流路の所定位置に設置し、
    軟質物体の通過前後の圧力変化により、軟質物体
    の通過を検出し、且つ軟質物体の通過前の流体圧
    を検出する第2の圧力検出器を、前記第1の圧力
    検出器に対して前記回収流路の下流側に前記第1
    の圧力検出器から一定間隔離れた位置に設置し、
    前記第1の圧力検出器で軟質物体の通過を検出し
    たときから前記第2の圧力検出器で軟質物体の通
    過を検出するまでの間に回収流路に流れる汚染物
    を含む流体の流量を検出する流量検出器を、前記
    第1の圧力検出器に対して前記回収流路の上流側
    に設置し、前記第1、及び第2の圧力検出器から
    検出される軟質物体の通過前後の差圧と、更に流
    量検出器から検出される流体の流量とから軟質物
    体の摩擦力を算出して軟質物体の劣化度を表示す
    る軟質物体劣化度指示器を設置したことを特徴と
    するサンプリング配管洗浄装置。
JP15591679U 1979-11-12 1979-11-12 Expired JPS6124911Y2 (ja)

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JP15591679U JPS6124911Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12

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JP15591679U JPS6124911Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12

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Publication Number Publication Date
JPS5674345U JPS5674345U (ja) 1981-06-18
JPS6124911Y2 true JPS6124911Y2 (ja) 1986-07-26

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