JPS61249015A - 可変焦点距離レンズ - Google Patents

可変焦点距離レンズ

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JPS61249015A
JPS61249015A JP60090127A JP9012785A JPS61249015A JP S61249015 A JPS61249015 A JP S61249015A JP 60090127 A JP60090127 A JP 60090127A JP 9012785 A JP9012785 A JP 9012785A JP S61249015 A JPS61249015 A JP S61249015A
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Nozomi Kitagishi
望 北岸
Hiroki Nakayama
博喜 中山
Shigeyuki Suda
須田 繁幸
Jun Hattori
純 服部
Akinaga Horiuchi
昭永 堀内
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/16Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group
    • G02B15/177Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group having a negative front lens or group of lenses

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)技術分野 本発明は、可変焦点距離レンズ、特に複数のレンズ群よ
シ、成)、物体側から順に第1レンズ群を負レンズ群を
正レンズ群で構成し。
該第ルンズ群と該第2レンズ群の間隔を変化させて変倍
を行なう可変焦点距離レンズに関する。
(2)従来の技術の説明 一般に、可変焦点距離レンズに於ては、基準状態に於け
る収差補正の外に変倍中の収差変動を極力小さく補正し
なければならない。その為、各レンズ群の球面収差、コ
マ収差、及び非点収差は各レンズ群で個別に補正されて
いる必要があシ、普通各しンズ群共数枚のレンズ群で構
成されている。
近年可変焦点距離レンズのコンパクト化及び変倍比の高
倍率化の要請が高まってきておシ1例えば、複数のレン
ズ群よ構成〕物体側から順に第1レンズ群を負レンズ群
を正レンズ群で構成し、第ルンズ群と第2レンズ群の間
隔を変化させて変倍を行なうタイプの可変焦点距離レン
ズをコンパクトにする為には、近軸的には各レンズ群の
パワーを強めるか各レンズ群の間の主点間隔を小さくす
れば良い。一方、可変焦点距離レンズの変倍比を高倍率
化するためには近軸的には各レンズ群のパワーを強める
か変倍レン4゜移動距離を大きくすれば良い。この様に
近軸的には上記タイプの可変焦点距離レンズのコンパク
ト化及び変倍比の高倍率化には各レンズ群のパワーを強
めれば良いのであるが、実際のレンズ系に於てはレンズ
群のパワー音強めた状態で収差の発生を小さく補正する
には構成レンズの枚数が多く必要である。又レンズ1放
出)のパワーが強いと曲率がきつくな〕、必要なコバ厚
をとった時の凸レンズの中心レンズ厚、或いは隣接レン
ズとのマージナル間隔をとった時の凹面の接する空気間
隔が大きく必要である。そうするとレンズ群の全長が大
きくなシ主点間隔を大きくとらなければならなくなシ、
結果的には全系の光学全長1短かくすることができなく
なる。又、レンズ群の長さが大きくなると変倍レンズ群
の移動スペースが小さくなるので変倍比の高倍率化が計
れなくなる。
上述の如きズームタイプでは第2正レンズ群のパワーが
全レンズ群中最も強くなル変倍化を稼いモいることが多
いが、コンパクト化を図る為忙前記第2レンズ群のパワ
ーを強めると第2レンス群の必要レンズ枚数が増加し、
レンズ群の長さが長くなシ勝ちであった。
又、像面に近い側にあるレンズ群の長さが、レンズ枚数
が増加したシして増大すると、最終レンズと像面との間
に回転ミラーやプリズム等が設ける為に、レンズバック
が成る程度の長さ必要なものに関しては必要なレンズバ
ックをとれない場合があ)、この様な悪循環の為に通常
の均質媒質レンズ系ではコンパクト化、高倍率化に限界
があった。
又、複数のレンズ群よ構成)、物体側から順に第1負レ
ンズ群を負正レンズ群で構成し、広角端から望遠端にか
けて第1負レンズ群とWX2正レンズ群の間隔が減少し
て変倍を行なう2群タイプの可変焦点距離レンズでは、
第2正レンズ群のパワーを強くし、第1負レンズ群と第
2正レンズ群の間の主点間隔を小さくする事によル全系
の光学全長金小さくする事が出来るが、第2正レンズ群
のパワーをきつくすると第2正レンズ群の収差補正に必
要なレンズ枚数が増加し該レンズ群の全長が長くなる。
従って、主点間隔も大きくしなければならず、全系の光
学全長をさほど小さくすることができなかつ九。
又、第2正レンズ群の長さが、レンズ枚数の増加によシ
増大すると、最終レンズと像面の間に回転ミラーやプリ
ズム等を設ける為、レンズバックが成る程度の長さ必要
なものに関しては、必要なレンズバックをとれなくなる
ことになる。
一方、可変焦点距離レンズの各レンズ群のパワー?強め
て全系の光学全長を短縮しようとするとペッツバール和
の補正が困難となる。
例えば、物体側よシ第1正レンズ群を負負レンズ群で構
成される2群ズームを例にとると、2群ズームの場合全
系の焦点距離fは、第1負レンズ群の焦点距離tLとし
、第2正レンズ群の結像倍率全β、とすると f = 
f、 xβ、で表わせる。
従って同じ結像倍高でも第2正レンズ群の焦点距離が短
い方が全系の光学全長を小さくすることができる。この
場合、前記第1正レンズ群と前記第2負レンズ群の間の
レンズ間隔を確保しつつ第2正レンズ群の焦点距離を短
くする為には、該レンズ群を望遠タイプとし、望遠タイ
プの傾向を強くして主点を前側に移動する様なパワ、−
配置としなければならず、この方法で全長の短at図ろ
うとすると、ペッツバール和が負値で大きく発生し像面
湾曲がオーバ一方向に発生する。
更に、ペッツバール和を補正しようとして凸レンズの屈
折率を低くしたシ、或は強いパワーを有する正レンズと
負レンズを組合わせたシすると球面収差が著しく発生し
たシ、高次収差が著しく発生したシして補正できなくな
る。この様にズームレンズのコンパクト化とペッツバー
ル和の補正は均質媒質系の場合相反する関係にあった。
(3)発明の概要 本発明の目的は、上記従来の欠点を除去し、コンパクト
で、高性能且つ高倍率の可変焦点距離レンズを提供する
事にある。
本発明の更なる目的は、組立調整が容易な可変焦点距離
レンズを提供する事にある。
上記目的を達成する為に1本発明に係る可変焦点距離レ
ンズは、複数のレンズ群よ構成シ、物体側から順に第1
レンズ群を負レンズ群を正レンズ群で構成し、該第ルン
ズ群と該第2レンズ群の間隔を変化させて変倍を行なう
可変焦点距離レンズに於て、少なくとも前記第2レンズ
群中に少なくとも1枚の屈折案分布型レンズを有する事
を特徴とする。
前記屈折案分布型レンズの屈折案分布としては。
レンズの光軸から半径方向に屈折率が変化する分布(以
下、ラジアルタイプと記す。)、レンズの光軸方向に屈
折率が変化する分布(以下、アキシアルタイプと記す。
)が有)、ラジアルタイプ及びアキシアルタイプの両方
の分布を持つレンズも有る。更に前記ラジアルタイプの
レンズの内、光軸から半径方向に向かって屈折率が減少
する分布を有するものを正の転送パワーを有するレンズ
光軸から半径方向に向かって屈折率が増加する分布を有
するものを負の転送パワーを有するレンズと、以下は記
す。
上述の如く本可変焦点距離レンズは、少なくとも前記第
2レンズ群に少なくとも一枚の屈折案分布型レンズを用
いる事によシ効果的忙収差補正を行ない、コンパクト、
軽量化を達成し得るのであ)、前記第2レンズ群以外の
レンズ群にも前記屈折案分布型レンズを用いてレンズ設
計を行えば、更なる効果を得る事が出来る。又、前記屈
折案分布型レンズの形状は如何なるものでも良く1曲率
焦点距離及び屈折案分布形状を制御する事で各種性能金
偏えたレンズとなシ、各しンズ群の任意の位置に配置す
る事によ)様々な形式のレンズ系を得る事が出来る。
以下、実施例を用騒て本発明を詳述する。
(4)  実施例 第1図及び第2図は本発明に係る可変焦点距離レンズの
構成例を示す断面図とその収差図で1図中:ai(i=
1.2.a、・・・・・・・・・)は物体側から数えて
1番目の面を、pi(i=1.2.3s・・・)は物体
側から数えてi番目とi + 1番目の面間の軸上空気
間隔もしくは軸上肉厚を、Aは第ルンズ群、Bは第2レ
ンズ群を示す。尚、図中の矢印は移動レンズ群の大略の
移動軌跡を表わしている。
又、収差図は・焦点距離fが10011.138.9皿
188.411Eの場合に於る球面収差、非点収差、歪
曲収差全示し1図中gはg線に対する球面収差、dはd
線に対する球面収差、Sはサジタル面に於る非点収差、
Mはメリジオナル面に於る非点収差を指している。
下記の表1−1〜1−3に本可変焦点距離レンズのレン
ズデータと、使用した屈折案分布型レンズの屈折案分布
を表わす係数を示す。表1−1に於て、fは焦点距離、
FNOはFナンバー、2Wは画角% Rt (i=i 
o 2− a 、・・・・・・)は物体側から数えてi
番目の面の曲率半径を示し、を物体側に凸な場合を正、
凹な場合を負としている・。又、DI (i=1 * 
2 + 3 、・・・・・・)は物体側から数えてi番
目と1−)−1番との面の間に於る軸上空気間隔もしく
は軸上肉厚を、Ni、Vi(i=1.2e3、・・・・
・・)は各々物体側から数えてi番目のレンズの屈折率
とアツベ数を示す。更にNi (h )は物体側から数
えてi番目に位置するラジアルタイプの屈折案分布型レ
ンズの屈折案分布を示すもので。
この分布は次の(1)式で表わす事が出来る。
N1(h)=N、+N、h”+N、h’+N、h’+N
4h”+N5h10+・・・・・・・・・   (1)
ここで、hは光軸から半径方向に向かう距離。
Noは軸上に於る屈折率* N 1 m N 1 m 
N m *・・・・・・・・・は屈折案分布係数である
。従って1表1−3はg線及びd線に対する各屈折案分
布型レンズの屈折や 率分布を表るす。尚、表1−2は変倍時に於る各焦点距
離と各レンズ群間の軸上空気間隔を示している。
以下1本可変焦点距離レンズに関して詳述する。
本可変焦点距離レンズは、物体側から順に第1負レンズ
群A、第2正レンズ群Bから構成され。
広角端から望遠端にかけて第1負レンズ群Aと第2正レ
ンズ群Bとの間隔を縮小して変倍を行なうものである。
第2正レンズ群Bは、物体側から順に曲面R7,R8か
ら成シ正の転送パワーを有するラジアルタイプの屈折案
分布型レンズと1曲面R9、R1Oから成ル負の転送パ
ワーを有するラジアルタイプの屈折案分布型レンズの2
枚で構成されている。
第2正レンズ群Bの物体側の曲面R7,R8から成る正
レンズは、光軸と直交する方向に、光軸から外周部にか
けて屈折率が低くなる様な屈折案分布を有しており、屈
折案分布係数N z −N *は6各N5(0、N2<
0と成っている。この様な屈折案分布を有する為1通常
球面収差が大きく残存する曲面R7、R8から成る正レ
ンズの球面収差を補正している。即ち、 N2<o 、
 N2<0とする事によシ、該正レンズの物体側凸面R
7の表面に於る屈折案分布を、光軸から外周部kかけて
屈折率が低くなゐ様に出来1通常アンダ一方向に発生す
る球面収差をオーバ一方向に補正出来る。更に、N2〈
0である為、レンズ内部の屈折案分布に起因する転送に
よる3次の球面収差の発生がアンダ一方向となル、上記
の表面に於る収差の発生とバランスさせる事が出来1球
面収差及びコマ収差を良好に補正する。
又、N、く0とすると、レンズ内部の転送によるパワー
ψ(=−2N、D )がψ〉0であシ1曲面R7,R8
から成る正レンズの正のパワーを転送によるパワーが分
担し、該正レンズの曲率を緩くする事が出来、収差の発
生も小さくなる。更に該正レンズのパワーを強める事が
出来る為、第2レンズ群Bの望遠タイプの傾向を強める
事が可能となる。
第2レンズ群Bの像側の曲面R9,RIOから成るレン
ズは、形状は凸レンズであるが、光軸と直交する方向に
、光軸から外周部にかけて屈折率が高くなる様な屈折案
分布を備えている為負の屈折力を有しておシ1分布係数
がN3> 0 、 N2> 0である為、広角端に於け
る歪曲収差、及び広角端と望遠端に於る非点収差の補正
を行なっている。
更に−Nl>0として後群の負のパワーを強め、第2正
レンズ群Bの望遠タイプの傾向を強めている。
又、レンズ内部を光線が進行中に、特に望遠端に於る球
面収差をオーバ一方向に発生させて、第2正レンズ群B
O前群、即ち1面R7,R8から成る正レンズでアンダ
一方向に発生した球面収差を補正している。
更に1本可変焦点距離レンズに於る屈折案分布型レンズ
の効果を以下に詳述する。
本可変焦点距離レンズと同タイプのレンズに於て1通常
5枚以上で構成される第2正レンズ群をわずか2枚で構
成した為、軽量、コンパクト化が達成できた。又、構成
枚数が少ないので、第2正レンズ群内に於るレンズ相互
のレンズ間隔精度。
及び偏心精度が厳しいにも係らず1組立調整作業は著し
く容易になった。又、第2正レンズ群Bで望遠端の球面
収差、広角端の歪曲収差、全域で非点収差全補正してい
る。
第2正レンズ群Bの物体側及び像側のレンズのレンズ内
部に、各々正の転送パワーと負の転送パワーが存在する
為、第2正レンズ群Bの物体側の正の屈折力、及び像側
の負の屈折力を強める事が出来、第2正レンズ群Bの望
遠タイプの傾向を強めて主点位置を物体側に移動する事
が出来る。従って、第1負レンズ群Aと第2正レンズ群
BO間の主点間隔を小さくし、更に第2正レンズ群Bの
焦点距離を短く出来る為、全系の光学全長を短縮出来た
。又、構成枚数が少なく、第2正レンズ群Bの全長も小
さく保てる為、広角端に於るレンズパックも十分に確保
出来る。
更に、本可変焦点距離レンズの如きレンズの小型化を図
る為、第2正レンズ群中の後群の負の屈折率を強める場
合1通常像面湾曲がオーバ一方向に著しく劣化するが、
屈折案分布型レンズ管用いる事によシ像面湾曲がオーバ
ーに倒れるのを防ぐ事が可能になった。
i、ニー ”1゜ 1コー二 第3図及び第4図は本発明に係る可変焦点距離レンズの
別の構成例を示す断面図とその収差図である。図中の記
号及び矢印は前記実施例同様の意味を有し、Cは第3レ
ンズ群を示す。又、収差図は焦点距離fが100B、1
40g、200Hの場合に於るものを示している。更に
、下記の表2−1〜表2−3は本可変焦点距離レンズの
レンズデータと、使用した屈折案分布型レンズの屈折案
分布を表わす係数を示しておシ、記載の形式及び表中の
記号は前詰実施例と同様である。
以下、本可変焦点距離レンズに関して詳述する。
本可変焦点距離レンズは、物体側から順に第1負レンズ
群A、第2正レンズ群B、第3負レンズへ力)ら構成さ
れ、広角端から望遠端にかけて第1負レンズ群Aと第2
正レンズ群Bとの間隔を縮小し、第2正レンズ群Bと第
3負レンズ群Cとの間隔を増大して変倍を行なうもので
ある。
第2正レンズ群Bは、物体側から順に曲面R7゜R8か
ら成)正の転送パワーを有するラジアルタイプの屈折案
分布型レンズと1曲面R9,RIOから成シ負の転送パ
ワーを有するラジアルタイプの屈折案分布型レンズの2
枚で構成されている。
第2正レンズ群Bの物体側の面R7,R8から成る正レ
ンズは、光軸と直交する方向に、光軸から外周部にかけ
て屈折率が低くなる様な屈折案分布を有しており、屈折
案分布係数N1. N、は各々Nt< 0 、 Nl(
0と成っている。この様な屈折案分布を有する為1通常
球面収差が大きく残存する曲面R7,R8から成る正レ
ンズの球面収差を補正している。即ち−N><0 、N
l〈0とする事によシ、該正レンズの物体側凸面R7の
表面に於る屈折案分布を、光軸から外周部にかけて屈折
率が低くなる様に出来1通常アンダ一方向に発生する球
面収差をオーバ一方向に補正出来る。更に。
N、く0である為、レンズ内部の屈折案分布に起因する
転送による3次の球面収差の発生がアンダ一方向となシ
、上記の表面に於る収差の発生とバランスさせる事が出
来1球面収差及びコマ収差を良好に補正する。
又−Nl<0とすると、レンズ内部の転送によるパワー
ψ(=−2N、D)がψ〉0であシ、曲面R7、R8か
ら成る正レンズの正のパワーを転送によるパワーが分担
し、該正レンズの自車ヲ緩くする事が出来、収差の発生
も小さくなる。更に該正レンズのパワーを強める事が出
来る為、第2レンズ群Bの望遠タイプの傾向を強める事
が可能となる。
第2正レンズ群Bの像側のレンズは、形状は凸レンズで
あるが、光軸と直交する方向に1元軸から外周部にかけ
て屈折率が高くなる様な屈折案分布を備えているため負
の屈折力を有しておシ、広角端に於ける歪曲収差、及び
広角端と望遠端に於る非点収差の補正を行なっている。
又、レンズ内部を光線が進行中に、特に望遠端に於る球
面収差をオーバ一方向に発生させて、第2正レンズ群B
の前群、即ち1曲面R7,R8から成る正レンズでアン
ダ一方向に発生した球面収差を補正している。
更に1本可変焦点距離レンズに於る屈折案分布型レンズ
の効果を以下に詳述する。
本可変焦点距離レンズと同タイプのレンズに於て1通常
5枚以上で構成される第2正レンズ群をわずか2枚で構
成した為、軽量、コンパクト化が達成できた。又、構成
枚数が少ないので、第2正レンズ群内に於るレンズ相互
のレンズ間隔精度。
及び偏心精度が厳しいにも係らず1組立調整作業は著し
く容易になった。又、第2正レンズ群Bで望遠端の球面
収差、広角端の歪曲収差、全域で非点収差を補正してい
る。
第2正レンズ群Bの物体側及び像側のレンズのレンズ内
部に、各々正の転送パワーと負の転送パワーが存在する
為、第2正レンズ群Bの物体側の正の屈折力、及び像側
の負の屈折力を強める事が出来、第2正レンズ群Bの望
遠タイプの傾向を強めて主点位置を物体側忙移動する事
が出来る。従って、第1負レンズ群Aと第2正レンズ群
BO間の主点間隔を小さくシ、更に第2正レンズ群Bの
焦点距離を短く出来る為全系の光学全長を短縮出来た。
又、構成枚数が少なく、第2正レンズ群Bの全長も小さ
く保てる為、広角端に於るレンズバックも十分に確保出
来る。
更に1本可変焦点距離レンズの如く、レンズの小型化を
図る為に第2正レンズ群中の後群の負の屈折率を強める
場合1通常像面湾曲がオーバ一方向忙著しく劣化するが
、屈折案分布型レンズを用いる事によシ像面湾曲がオー
バーに倒れるのを防第5図及び第6図は本発明に係る可
変焦点距離レンズの別の構成例を示す断面図とその収差
図である。図中の記号及び矢印は前記実施例同様の意味
を有し、収差図は焦点距離tが1001111.150
xxm19(Itsの場合に於るものを示している・又
下記の表3−1〜表3−3は本可変焦点距離レンズの屈
折案分布を表わす係数金示しておシ、記載の形式及び表
中の記号は前記実施例と同様である。
尚、N1(x)は物体側から数えて1番目に位置するア
キシアルタイプの屈折案分布型レンズの屈折案分布を表
わすもので、この分布は次の(2)式で表わす事が出来
る。
N1(X)=N、+N、x+N、x”+N、x”+N4
x4+・・・・・・・・・      (2)ここで、
Xは物体側頂点から光軸に沿った距離。
Noは物体側頂点に於る屈折率11N、、N2.N、。
・・・・・・は屈折案分布係数である。
以下1本可変焦点距離レンズに関して詳述する。
本可変焦点距離レンズは、物体側から順に第1負レンズ
群A、第2正レンズ群B、IE3正レ正レンズ群槽成さ
れ、広角端から望遠端にかけて第1負レンズ群Aと第2
正レンズ群Bとの間隔、及び第2正レンズ群Bと第3正
レンズ群Cとの間隔を縮小して変倍を行なうものである
第2正レンズ群Bは、最も物体側にある曲面R7、R8
から成るレンズと最も像側にある面R14゜R15から
成るレンズが、物体側から像側にかけて屈折率が低くな
るアキシアルタイプの屈折案分布型レンズとなっている
第2正レンズ群Bの最も物体側の面R7,R8から成る
正レンズは、光軸方向に、物体側から像側にかけて屈折
率が低くなる様々屈折案分布を有する為1通常球面収差
が大きくアンダーに発生する該レンズ群の物体側面で球
面収差をオーバ一方向に補正する作用を有する。又、広
角端と望遠端に於いてアンダ一方向に発生する非点収差
をオーバ一方向に補正する作用をも有する。
第2正レンズ群Bの最も像側の曲面R14゜R15から
成る正レンズは、光軸方向に、物体側から像側にかけて
屈折率が低くなる様な屈折案分布を有する為、第2正レ
ンズ群Bの最も物体側の面R7,R8から成る正レンズ
でオーバ一方向に補正し過ぎた高次の球面収差を補正し
ている。
用すれど、可変傭点距離レンズの潅膚睦数を十幅上記構
成例では、第2正レンズ群にのみ少なくとも1枚の屈折
案分布型レンズを使用した可変焦点距離レンズ金示した
。しかしながら、第2正レンズ群以外のレンズ群にも屈
折案分布型レンズを用いて良い事は明らかであ)、更な
る収差補正効果及び全系の短縮を可能にする。
本発明の如く少なくとも第2正レンズ群に少なくとも7
枚の屈折案分布型レンズ全周いる事で。
該レンズ群の前側に使用する場合は球面収差を。
骸レンズ群の後側に使用する場合は非点収差及び球面収
差を補正出来る。更に、ペッツバール51−1]の発生
が小さい為、第2正レンズ群の望遠タイプの傾向音強め
る事が出来、べ・ンツバール補正用のきつい曲面やきつ
いパワー配置を必要とせず高次収差の発生が小さくなる
。即ち、少なくとも第2正レンズ群は少ない枚数で構成
して上記収差補正を行なえる為、第2正レンズ群のコン
パクト化、ひいては可変焦点距離レンズ全系の短縮化、
軽量化を達成し得る。
又、複数のレンズ群に屈折案分布型レンズを使る。更に
表面反射、内部吸収による全系の光量損失が小さくTナ
ンバーを明るく出来、多層膜コーティングが無くても透
過光量を十分確保する事が可能となる。当然の事ではあ
るが、構成枚数が少ない為組立調整作業も容易となシ、
超小型の光学機器1例えば超小型カメラ、冑カメラ等可
変焦点距離レンズの組み込みが要請されていた機器への
搭載も可能となる。
(5)  発明の詳細 な説明した様に、本発明に係る可変焦点距離レンズは、
軽量且つコンパクトなレンズであシ。
更に各群の構成枚数が少ない組立調整の容易なレンズで
ある。
の構成例を示す断面図と収差図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のレンズ群より成り、物体側から順に第1レ
    ンズ群を負レンズ群、第2レンズ群を正レンズ群で構成
    し、該第1レンズ群と該第2レンズ群の間隔を変化させ
    て変倍を行なう可変焦点距離レンズに於いて、少くとも
    第2レンズ群中に少くとも一枚の屈折率分布型レンズを
    有することを特徴とする可変焦点距離レンズ。
  2. (2)前記第2レンズ群は、物体側の凸面に於ける屈折
    案分布が、光軸付近で高く外周部に行くに従い低下する
    様な屈折率分布型レンズを、最も物体側に配しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の可変焦
    点距離レンズ。
  3. (3)前記第2レンズ群は、光軸と直交する方向に、光
    軸から外周部に行くに従い屈折率が高くなる様な屈折率
    分布型レンズを、最も像側に配していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の可変焦点距離レンズ
  4. (4)前記屈折率分布型レンズの光軸上に於る屈折率を
    N_0、光軸からの高さをhとし、該レンズの屈折率、
    分布が N(h)=N_0+N_1h^2+N_2h^4+N_
    3h^6+・・・(N_1、N_2、N_3、・・・・
    ・・は係数)で表わされる時、N_1<0、N_2<0
    である事を特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の
    可変焦点距離レンズ。
  5. (5)前記屈折率分布型レンズの光軸上に於る屈折率を
    N_0、光軸からの高さをhとし、該レンズの屈折率分
    布が N(h)=N_0+N_1h^2+N_2h^4+N_
    3h^6+・・・(N_1、N_2、N_3、・・・は
    係数)で表わされる時、N_2>0、N_2>0である
    事を特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の可変焦
    点距離レンズ。
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