JPS6124854Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124854Y2 JPS6124854Y2 JP1976039863U JP3986376U JPS6124854Y2 JP S6124854 Y2 JPS6124854 Y2 JP S6124854Y2 JP 1976039863 U JP1976039863 U JP 1976039863U JP 3986376 U JP3986376 U JP 3986376U JP S6124854 Y2 JPS6124854 Y2 JP S6124854Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- liquid nitrogen
- cylinder
- box
- cryogenic chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 39
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 19
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は極低温槽に関する。
一般に、各種の低温試験或は低温処理技術等に
使用する極低温槽は第1図に示すように、槽1内
にパイプ3を介して外部から導入した極低温の液
体窒素LN2(沸点−196゜)を該槽1の底部略中
央位置に配設したノズル3aから噴出させてガス
化し、篭2内に配した被冷却体4を低温度に冷却
するようになつている。
使用する極低温槽は第1図に示すように、槽1内
にパイプ3を介して外部から導入した極低温の液
体窒素LN2(沸点−196゜)を該槽1の底部略中
央位置に配設したノズル3aから噴出させてガス
化し、篭2内に配した被冷却体4を低温度に冷却
するようになつている。
しかしながら、上記従来の極低温槽において
は、その構造上ノズル3aから噴出される液体窒
素が槽中央に集中するために気化した窒素ガスが
均一に分布せず、どうしても篭中央部に比して周
辺部が冷却されにくく、従つて、被冷却体の配置
がむずかしい。更に、液体窒素はノズルから噴出
されるときに気化するが時には液体のまま飛散し
被冷却体に附着することがある等の問題があつ
た。
は、その構造上ノズル3aから噴出される液体窒
素が槽中央に集中するために気化した窒素ガスが
均一に分布せず、どうしても篭中央部に比して周
辺部が冷却されにくく、従つて、被冷却体の配置
がむずかしい。更に、液体窒素はノズルから噴出
されるときに気化するが時には液体のまま飛散し
被冷却体に附着することがある等の問題があつ
た。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、ノ
イズ上方位置に金網を配設し該ノイズから噴出す
る窒素ガスを均一化し、且つ液体窒素が液体のま
ま飛散することを防止するようにした極低温槽を
提供するものである。
イズ上方位置に金網を配設し該ノイズから噴出す
る窒素ガスを均一化し、且つ液体窒素が液体のま
ま飛散することを防止するようにした極低温槽を
提供するものである。
以下本考案を添付図面の一実施例に基いて詳述
する。
する。
第2図において、篭7は箱体8と筒体例えば角
筒9とにより構成されており、箱体8の底部8a
には孔8bが多数穿設されている。そして、この
篭7は槽1内略中央位置に配設されている。ノイ
ズ3aは角筒9の下方に配設されておりパイプ3
を介して槽1の側部1a上部に固設されたコネク
タ5に接続されている。このコネクタ5はパイプ
6を介して極低温の液体窒素LN2のタンク(図示
せず)に接続されている。金網10は角筒9内略
中間位置に位置し当該角筒9を軸方向に2つの空
間に仕切るように配設されている。この金網9は
後述するように気化した窒素ガスN2の拡散を促
進するためのものであり非常に細かい網目になつ
ている。測温体11は篭7内の温度を検出するた
めのもので、角筒9内且つ箱体8の底部8aの直
ぐ下方位置に配設されている。この測温体11は
例えば白金抵坑体で線12を介して槽1の外部に
配された温度指示調節器(図示せず)に接続され
ている。該温度指示調節器は篭7内の温度を指示
すると共に、前記ノズル3aから噴出する液体窒
素LN2の量を制御して篭7内を所定の温度に調節
する。
筒9とにより構成されており、箱体8の底部8a
には孔8bが多数穿設されている。そして、この
篭7は槽1内略中央位置に配設されている。ノイ
ズ3aは角筒9の下方に配設されておりパイプ3
を介して槽1の側部1a上部に固設されたコネク
タ5に接続されている。このコネクタ5はパイプ
6を介して極低温の液体窒素LN2のタンク(図示
せず)に接続されている。金網10は角筒9内略
中間位置に位置し当該角筒9を軸方向に2つの空
間に仕切るように配設されている。この金網9は
後述するように気化した窒素ガスN2の拡散を促
進するためのものであり非常に細かい網目になつ
ている。測温体11は篭7内の温度を検出するた
めのもので、角筒9内且つ箱体8の底部8aの直
ぐ下方位置に配設されている。この測温体11は
例えば白金抵坑体で線12を介して槽1の外部に
配された温度指示調節器(図示せず)に接続され
ている。該温度指示調節器は篭7内の温度を指示
すると共に、前記ノズル3aから噴出する液体窒
素LN2の量を制御して篭7内を所定の温度に調節
する。
さて、ノズル3aから噴出された液体窒素LN2
は気化して窒素ガスN2となり角筒9内を上昇す
る(第2図に破線で示す)。この状態において
は、該窒素ガスN2は未だ角筒内に均一に拡散し
ておらず、ガス密度は中央部の方が周囲に比して
高い。この窒素ガスN2が金網10を通り抜ける
ときに該金網10により拡散が促進されほぼ均一
な密度となつて上昇する。従つて、箱体8内に設
置された被冷却体4は均一に冷却されると共に冷
却効率が高くなる。
は気化して窒素ガスN2となり角筒9内を上昇す
る(第2図に破線で示す)。この状態において
は、該窒素ガスN2は未だ角筒内に均一に拡散し
ておらず、ガス密度は中央部の方が周囲に比して
高い。この窒素ガスN2が金網10を通り抜ける
ときに該金網10により拡散が促進されほぼ均一
な密度となつて上昇する。従つて、箱体8内に設
置された被冷却体4は均一に冷却されると共に冷
却効率が高くなる。
また、液体窒素LN2がノズル3aから液体のま
ま飛散した場合、該液体窒素LN2の滴は金網10
に衝突して上方に飛散することが阻止され、該金
網10に衝突後直ちに気化するか或は金網10か
ら落下しながら気化して窒素ガスN2となる。従
つて液体窒素LN2がノズル3aからたとえ液体の
ままで飛散しても、金網10の上方空間において
完全に気化した窒素ガスN2のみが上昇して被冷
却体4の冷却に関与する。
ま飛散した場合、該液体窒素LN2の滴は金網10
に衝突して上方に飛散することが阻止され、該金
網10に衝突後直ちに気化するか或は金網10か
ら落下しながら気化して窒素ガスN2となる。従
つて液体窒素LN2がノズル3aからたとえ液体の
ままで飛散しても、金網10の上方空間において
完全に気化した窒素ガスN2のみが上昇して被冷
却体4の冷却に関与する。
以上説明したよつうに本考案によれば、ノズル
から噴出する窒素ガスを均一化し且つ冷却効率を
向上させることができ、また、液体窒素がノズル
から液体のまま飛散した場合でもこれを金網と箱
体の底部とによつて二重に阻止すると共にこれを
有効に気化し被冷却体に附着することを防止する
ことができる。更に、構造が簡単であり、従来の
極低温槽に簡単に取けることができ、しかも非常
に安価である等の利点がある。
から噴出する窒素ガスを均一化し且つ冷却効率を
向上させることができ、また、液体窒素がノズル
から液体のまま飛散した場合でもこれを金網と箱
体の底部とによつて二重に阻止すると共にこれを
有効に気化し被冷却体に附着することを防止する
ことができる。更に、構造が簡単であり、従来の
極低温槽に簡単に取けることができ、しかも非常
に安価である等の利点がある。
第1は従来の極低温槽の断面図、第2図は本考
案に係る極低温槽の一実施例を示す断面図であ
る。 1……槽、3,6……パイプ、3a……ノズ
ル、4……被冷却体、5……コネクタ、7……
篭、8……箱体、9……角筒、10……金網、1
1……測温体、12……線。
案に係る極低温槽の一実施例を示す断面図であ
る。 1……槽、3,6……パイプ、3a……ノズ
ル、4……被冷却体、5……コネクタ、7……
篭、8……箱体、9……角筒、10……金網、1
1……測温体、12……線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 槽内に配設した筒体の上方開口部に、底部に多
数の孔を穿設した箱体を配設し、筒体の下方開口
部側に配した単一のノズルから上方開口部に向つ
て噴出させた液体窒素を前記筒体内でガス化さ
せ、このガスにより箱体内に配した被冷却体を直
接冷却する極低温槽において、 前記ノズルから噴出されて飛散する液体窒素の
飛沫の上昇を阻止し、気化せしめると共に筒体内
を上昇する窒素ガスを均一化すべく、 箱体底部とノズルとの間を空間的に仕切ると共
に、ノズル側および箱体底部側に適宜の空間部分
を画成するように網を配設したことを特徴とする
極低温槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976039863U JPS6124854Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976039863U JPS6124854Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52130250U JPS52130250U (ja) | 1977-10-04 |
JPS6124854Y2 true JPS6124854Y2 (ja) | 1986-07-25 |
Family
ID=28499019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976039863U Expired JPS6124854Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124854Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-03-31 JP JP1976039863U patent/JPS6124854Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52130250U (ja) | 1977-10-04 |
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