JPS61247430A - 非観血式デジタル血圧計 - Google Patents

非観血式デジタル血圧計

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JPS61247430A
JPS61247430A JP60087510A JP8751085A JPS61247430A JP S61247430 A JPS61247430 A JP S61247430A JP 60087510 A JP60087510 A JP 60087510A JP 8751085 A JP8751085 A JP 8751085A JP S61247430 A JPS61247430 A JP S61247430A
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博之 横井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は非観血式デジタル血圧計に関し、特に血圧測定
時に混入する外来雑音を識別除去し、カフへのインパル
ス雑音、あるいは体動等による影響を受けずに信頼性の
ある血圧測定が行える非観血式デジタル血圧計に関する
ものである。
[従来技術及びその問題点] 非観血式のデジタル血圧計ではコロトコフ音の自動認識
によるものが一般的である。ところで。
この種の装置ではコロトコフ音の発現及び消滅を人によ
らないで認識する必要があるが、その音量は非常に微弱
であるためにカフ圧を制御する際、  ・あるいは被験
者の体動による雑音の影響を受は易く、血圧測定を困難
なものにしていた。
このため従来より種々の外米雑音除去方法が提案されて
いる0例えば(1)脈波ゲート法はコロトコフ音の発生
条件として脈波が無い時はマイクからの出力をコロトコ
フ音と認識しないものである。(2)パターン認識法は
コロトコフ音に関する基本的なパターン情報に基づきマ
イク入力波形のパターン認識を行うものである。(3)
多点マイク法はカフ下数点にマイクを配置して雑音とコ
ロトコフ音を分離するものである。前記(1)及び(2
)の方法は従来用いられており、既に製品化されている
。しかしく1)の脈波ゲート法では体動に伴って発生し
た雑音がカフ内圧も変化させるため同時に脈ゲートが開
き、しばしば誤動作を引き起こしていた。また(2)の
パターン認識法ではマイクに加えられたインパルス雑音
波形とコロトコフ音波形とが良く似ているためこれらを
分離識別することが不可能であった。また(3)の多点
マイク法の場合は腕に加わる雑音の伝搬が等方的でない
ため様々な伝搬遅延と振幅減衰が起こり、しかもこれら
が被験者により変化するため各チャネルのゲイン及び位
相補正を完全に行なうことができず、十分な効果を奏し
得なかった。
[目的] 本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みて成されたもの
であって、その目的のする所は、血圧測定時に混入する
外米雑音を識別除去し、カフへのインパルス雑音、ある
いは体動等による影響を受けずに信頼性のある血圧測定
が行える非観血式デジタル血圧計を提供することにある
【発明の概要] 本発明の非観血式デジタル血圧計は上記目的を達成する
ため、カフ圧の脈圧成分を検出して脈圧信号を出力する
脈圧検出手段と、被測定部位のコロトコフ音を検出して
に音信号を出力するに音検出手段と、カフ例の音(C音
)を検出してC音信号を出力するC音検出手段と、前記
脈圧信号に基づき前記に音信号と前記C音信号との関係
より雑音を識別する雑音識別手段を備えることをその概
要とする。
また好ましくは、C音検出手段はカフ側の音を検出する
マイクと、所定周波数以下の音信号成分を遮断するバイ
パスフィルタを備えることをその一態様とする。
また好ましくは、カフ側の音を検出するマイクは被測定
部位のコロトコフ音を検出するマイクとの間に微小間隔
だけ離間して、重ね合わせて設けられることをその一態
様とする。
また好ましくは、バイパスフィルタの低域遮断周波数は
ほぼ1oOHzに構成されていることをその一態様とす
る。
また好ましくは、雑音識別手段はに音信号の発生の前後
20 m S以内にC音信号の発生が認められるときは
当該に音信号を雑音と認識することをその一態様とする
[発明の実施例] 以下、添付図面に従って本発明の実施例を詳細に説明す
る。
[第1実施例] 第1図は本発明の第1実施例のデジタル血圧計を示すブ
ロック構成図である0図において、lは被験者の上腕に
巻かれたカフ、2はカフ下を介して伝わる音を検出する
C音マイク(カブ側マイク)、3は被測定部位(上腕動
脈流)のコロトコフ音を検出するに音マイク、4はカフ
1の内圧を導くパイプ、5は実施例のデジタル血圧計の
本体部である。
更に本体部5において、6はパイプ4で導くカフ内圧を
検出して電気的信号RPに変換する圧力センサ、7は圧
力センサ6出力のカフ圧信号RPを所定周期でサンプリ
ングしてデジタル信号Pに変換するA/D変換器、8は
カフ圧信号RPの直流成分を阻止すると共に脈圧振動成
分のみを通過させて脈圧信号RP’を出力する脈フィル
タ(通常はバンドパスフィルタBPFで構成される)、
9は脈圧信号RP′を整流してその振幅を所定閾値と比
較することによりz値化脈パルス信号PULを形成して
出力するコンパレータ(GOMP) 、  10はに音
マイク3の検出信号を増幅してに音信号RKAを出力す
るアンプ(AMP)、11はに音信号RKAのうちコロ
トコフ音の信号成分のみを通過させてに音信号RKA 
′を出力するに音フィルタ(同じくバンドパスフィルタ
BPFで構成される)612はに音信号RKA ′を整
流してその振幅を所定閾値と比較することにより2値化
に音信号KAを形成して出力するコンパレータ(COM
P) 、  13はカフ側マイク2の検出信号を増幅し
てC音信号RKCを出力するアンプ(AMP)、14は
C音信号RKcのうち所定(例えば1oOHz)以下の
周波数成分を遮断してC音信号RKC’を出力するC音
フィルタ(本発明の一態様としてバイパスフィルタHP
Fで構成される)、15はC音信号RKC’を整流して
その振幅を所定閾値と比較することにより2値化C音信
号KCを形成して出力するコンパレータ(GOMP) 
、  16は上述した各種デジタル信号(カフ圧信号P
、脈パルス信号PUL 、 K音信号KA、 C音信号
KO)を入力とし、該信号間の所定の関係より雑音(ア
ーチファクト)を識別除去し、被験者の最高血圧SYS
と最低血圧DIAの判定を行うセントラルプロセツシン
グユニツ)(CPU)、17は判定結果の血圧値SYS
及び旧A等を表示する表示部である。
第2図〜第5図は本実施例血圧計の動作原理の説明に係
り、第2図はC音マイク2とに音マイク3の一使用態様
を示すカフ下の断面図、第3図は雑音(アーチファクト
)のない状態において観測される第1図の主要部信号波
形を示す図である。
第2図において、K音マイク3は上腕の肘付近の動脈上
に配置され、その検音面は矢印す方向(上腕側)を向い
ている。またC音マイク21上前記に音マイク3とは、
微小間隔だけ離間して、背中合せ(重ね合せ)に配置さ
れ、その検音面は矢印a方向(カフ側)を向いている。
かかる構成において、上腕に巻いたカフ圧を150〜2
00 +u+Hgまで上昇させた後、徐々に圧力を減じ
ると、阻血された動脈流がカフ下を矢印C方向に通じ始
め、その際心拍に同期してカフ内に生じる脈圧変化を圧
力センサ6で捕えることにより第3図に示すような脈圧
信号RP′と脈パルス信号PuLが得られる。該脈パル
ス信号PULはその性質上コロトコフ音の発生前に発生
しかつ消滅後に消滅するものであり、しかも動脈流によ
る上腕カフ下の微少変位はカフ圧接面18の全体で捕え
られるためそのパルス巾は十分に大きく、一般にコロト
コフ音識別のための脈ゲート信号として使用される所の
ものである。また最高血圧SYSが判定される前(SY
S前)において、に音マイク3には脈音信号ma (第
3図のに音信号RKA上)が検出される。この脈音は周
波数成分が低いのでカフ下を介して伝わりC音マイク2
にも捕えられる。これがカフ側の脈音信号mc(第3図
のC音信号RKG上)である、更にカフ下の減圧が進む
と第3図のSYS区間に入り、K音マイク3にはカフ下
の動脈血流が末梢側の静止した動脈血と衝突して血管壁
を振動させるところのいわゆるコロトコフ音信号Kaが
検出される。そして、前記脈パルス信号PULの発生か
らコロトコフ音信号Kaの発生までの時間tpaは通常
カフ下のサイズ、構造、及びマイク3の挿入位置との関
係で大まかに定まるものであり、正常な状態下でコロト
コフ音を捕えている限り所定時間の範囲内に認められる
。一方、コロトコフ音信号Kaは周波数成分が高いので
通常カフ下の非弾性構造で阻止され、C音マイク2では
捕えられない、従ってSYS区間においてもC音マイク
2からは脈音信号mcのみが検出されることになる0以
上のことはその後DIA区間に至るまで、及びDIA後
の区間についても同様である。ここにおいて、本発明は
上記諸条件に鑑み、即ち、雑音ない状態においてに音マ
イク3からは脈音信号■aとコロトコフ音信号kaの畳
重信号が検出され、またC音マイク2からは脈音信号m
aのみが検出されることを利用して体動、外乱によるア
ーチファクトの現象を真のコロトコフ音信号から識別し
、除去せんとするものである。
第4図はに音信号RKAの周波数スペクトルとC青フイ
ルタ14の周波数特性の関係を示す図である。に音信号
RKAは第3図に示・すように低周波成分の脈音信号m
aに対しコロトコフ音信号Kaの特徴−である鋭い正負
方向のノツチが畳重されたものであり、これを周波数分
析すると第4図のスペクトル特性5Prkaが得られる
。そして、はぼO〜100)+2までの周波数領域に脈
音信号maとコロトコフ ゛音信号Ka並びに、もしあ
るならば低周波雑音成分nが含まれていることが分る。
また、更に多くのに音信号RKAを分析することにより
その特徴的な信号成分は20〜80Hzにあることが分
った。従って、はぼ1oOHzを越える成分は本来的に
に音信号RKAと区別できるものであり、雑音(アーチ
ファクト)として除外可能である。そこで、実施例のC
青フイルタ14は低域遮断周波数がfc(はぼ1oOH
zにおいてオクターブ−3dB)となるようなバイパス
フィルタHPFで構成され、その−例は第4図の特性G
hpfにより示されている。尚、雑音のない状態ではC
音マイク2に脈音信号■Cしか検出されないのであるか
ら、更にC青フイルタ14の低域遮断周波数fcを下げ
ても良い、しかし脈音成分とに音成分とは深くオーバラ
ップしているので実施例ではfcとして100Hzを採
用した。
さて、C音信号RKCを上記特性のC青フイルタ14を
通すことにより、もしカフ下を伝わる高周波信号成分が
検出されるときは雑音と判定すべき−条件とできる0例
えばカフ上の1点を直接たたいた場合のインパルス的衝
撃、またはカフ上の上側の上腕もしくは肘付近の下腕が
たたかれたような場合には衝撃が圧力センサ6及びに音
マイク3のみならずC音マイク2にも検出されるからで
ある。しかもこの衝撃の伝わる時間は衝撃の発生点と圧
力センサ6及びマイク2,3との相対的位置、被験者の
体質、測定環境等により異なり、一様でない、従来はこ
のような外乱により脈パルス信号とに音信号が同時に発
生してしまい、誤測定の原因となっていた。しかし本発
明によればかかる衝撃音はC音マイク2にも検出される
。しかもこの様な衝撃音は高周波成分を含むので2値化
C音信号KCを生じさせる。そこで、該C音信号KCが
生じたときは雑音か否かの判定を行うのであるが、前述
した如く外乱の加えられる部位とマイク2.3の配置と
から決る様々な時間差を生じるため、これらを包含する
ような所定の時間差を設定し、に音信号KAとC音信号
KCとの関係を調べることとした。
第5図(a) 〜(c)は3信号PUL 、 KA、 
KC(r)相互関係による実施例の典型的な雑音判定方
法を説明するための図に係り、同図(a)はC音信号K
Cを生じなかった場合を示し、同図(b)及び(C)は
C音信号KCを生じた場合でかつに音信号KAとC音信
号KCの発生の時間差が問題となる場合を示している。
尚1本実施例ではこの判定をCPU16が行うので1時
間tをカウンタ計数値(例えばPACTR、KACTR
、、、、、)で表わしている。まず、実施例の3つの典
型的なタイプについて判定方法を示すと [TYPEII 脈パルス信号PUL内にに音信号KAが存在し、脈パル
ス信号PULの立ち上がりからに音信号KAの立ち上が
りまでの時間PACTRが所定の範囲内(C1≦PA(
:TR≦C2)にあり、かつに音信号KAのパルス幅K
ACTRが所定の範囲内CCs≦KACTR≦C4)に
ある場合は、真のに音信号KAとして認識する。但しこ
の場合はC音信号KGが生じていない[第5図(a)]
ここにおいて、上記範囲の一具体例を示せばOmS≦P
ACTR≦300m5 80IIS≦にACTR≦200m5 である。
[TYPE2] 脈パルス信号PUL内にに音信号KAとC音信号KCが
存在し、脈パルス信号PULの立ち上がりからに音信号
KAの立ち上がりまでの時間PACTRが所定の範囲内
(C3≦KACTR≦C4)にあり、かつに音信号KA
のパルス幅KACTRが所定の範囲内(C3≦KACT
R≦C4)にある場合で、に音信号KAの立ち上がりよ
りもC音信号KCの立ち上がりが遅れた場合に、その時
間間隔ACCTRが実験に基づいて定め   ・られた
所定値C5よりも大きい場合(ACCTR≧C5)は、
真のに音信号KAとして認識する[第5図(b)] 。
ここにおいて、上記範囲の一具体例を示せばACCTR
≧ 20 履S である、この値は衝撃源から各マイクまで伝わる腕等の
表面弾性波伝達時間の上限に余裕を見込んだ値として理
論的に計算可能であるが、更に実用性を考慮して実験的
に確かめたものである。
[TYPE3] 脈パルス信号PUL内にに音信号KAとC音信号にCが
存在し、脈パルス信号Pt1Lの立ち上がりからに音信
号KAの立ち上がりまでの時間PACTRが所定の範囲
内(C3≦KACTR≦C4)にあり、かつに音信号K
Aのパルス幅KACTRが所定の範囲内(C3≦KAC
TR≦C4)にある場合で、K音信号KAの立ち上がり
よりもC音信号KOの立ち上がりが早い場合に、その時
間間隔CAC丁Rが実験に基づいて定められた所定値C
5よりも大きい場合(GACTR≧05)は、真のに音
信号KAとして堅識する[第5図(c)]。
ここにおいて、上記範囲の一具体例を示せばCACTR
≧ 20腸S である。
第6図及び第7図は第1実施例の計測手順を示すフロー
チャートに係り、第6図は主計測手順を示すフローチャ
ートである。カフ加圧後の定排気モードに入ることによ
り本処理が開始される。ステップS1では、各種フラグ
及びカウンタの内容を全て0に初期設定する。ここで、
フラグPULFは脈パルス信号PULを検出することに
より論理1にされるフラグ、フラグにAFはに音信号K
Aを検出することにより論理lにされるフラグ、フラグ
KCFはC音信号KOを検出することにより論理1にさ
れるフラグ、カウンタPACTRNCACTRについて
は第5図について説明した通りである。ステップS2で
は脈パルス信号PULがあるか否かを判別する。
PULでなければステップS3に進み、フラグPULF
が1か否かを調べる。 PULFが1でなければPUL
がまだ発生してない状態なのでステップS2に戻り、P
ULを待つ、脈パルス信号PUL以外の範囲ではに音信
号KAの有無を判定する必要がないからである。また、
ステップS2でPULと判別するとステップS4に進み
、 PULが発生したことを示すためフラグPULFを
論理lにする。ステップS5では第7図の処理手順に従
い各信号のパルス巾及び各信号間の発生時間差の計時処
理をする。ステップS12では血圧判定終了か否かを判
別し、終了でなければステップ31に戻る。尚、後述す
るステップS5の計時処理では各種カウンタが単位時間
Δtを計数するように構成されているため、ステップ5
1に戻るまでの処理は単位時間Δtに同期して行なわれ
る。
また、ステップS2の判別で脈パルス信号PULでなく
、かつステップS3の判別でPULF= 1を判別した
時は1脈パルス信号PULの終才を示す、従ってフロー
はステップS6〜ステツプ510までの雑音識別処理を
行う、先ず、ステップS6ではC1≦CTR≦C2の判
別を行う、該判別がNOならに音発生と認識するための
基本的要件を欠くため雑音と判定し、ステップS1に戻
る。またステップS6の判別がYESならステップS7
に進み、C3≦KACTR≦C4の判別を行う、該判別
がNOなら同じくに音発生と認識するための基本的要件
を欠くため雑音と判定し、ステップS1に戻る。またス
テップS7の判別がYESならステップS8に進み、C
音フラグにCFが1か否かを判別する。 KCFが1で
ないときはC音信号KOが発生しなかったことを示し、
かつこれまでの判別は正常のに音信号発生と認識するに
十分のものであるからフローはステップ511に進み、
血圧判定処理を行う、血圧判定処理は最初の真のに音信
号KAと判定があったときのカフ圧Pをもって最高血圧
SYSと判定し、またその後翼のに音が消滅したときの
カフ圧Pをもって最低血圧DIAと判定するものである
またこの処理において最高血圧SYS又は最低血圧DI
Aの判定があればその血圧値を表示部17に表示する。
また、ステツ゛プS8の判別でフラグKCFが1のとき
はステップS9に進み、 ACCTR≧05か否かの判
別をする。該判別がYES  (大きい)のときは想定
した範囲の一点で生じた衝撃音が伝ったとは考えられな
いのでこれをに音信号KAと判定し、ステップSllに
進む、また該判別がNo(大きくない)のときはステッ
プSIOに進み、CACTR″;;&C5か否かの判別
をする。第5図(b)と(C)の関係より明らかな如<
 、 ACCTR≧05でないときは、ACC丁R≠O
でかつC5より小さい場合と、ACCTR−0でかつそ
の代りにCACTRが計数している場合とが考えられる
からである。ステップS10の判別がYES  (大き
い)のときはステップS9と同様に判断してに音信号K
Aと判定し、ステップ311に進む、また該判別がNO
(小さい)のときは雑音と判定し、ステップSLに戻る
。同様にしてCACTR≠OでかつC5より小さい場合
と、ACCTR= 0でかつCAC丁R=0の場合が含
まれる。
第7図は計時処理の詳細を示すフローチャートである0
本処理には脈パルス信号PULが1の間だけ入力し、真
のに音信号判定に必要な時間情報が形成される。先ず、
ステップS51ではに音信号KAがあるか否かを判別す
る。該判別がNO(ない)のときはステップS52に進
みに音フラグKAFが1か否かを調べる。 KAFが1
でないときは脈パルス信号PULの発生後であってかつ
に音信号KAの発生前であるからステップS53に進み
、カウンタPACTRに+1する。またステップ551
の判別でに音信号KAがあるときはステップS54でフ
ラグKAFを1にセットし、ステップS55でカウンタ
KACTRに+1する。こうしてに音信号KAがある間
はカウンタKACTRの内容を更新してパルス巾を計数
する。また、フラグKAFが1となった後にに音信号K
Aがなくなると・ステップS51→S52→S56へと
進み、計時カウントをしない、ステップ35BではC音
信号KCがあるか否かを判別する。
KCがないときはステップ357に進みに音フラグKA
Fが1か否かを調べる。 KAFが1のときはステップ
358で更にフラグKCFが1か否かを調べる。即ち、
信号KCでなく、かつフラグKAFが1である後はフラ
グKCFが1になるまでの間だけステップ559でカウ
ンタACCTRにプラス1するためである。また、信号
KCでなく、フラグKAFが1であってかつフラグKC
Fもlであるときは、信号KCのパルス巾を経過した状
態なので何もカウントしない、また、ステップS56の
判別で信号KCがあるときはステップS60に進んでフ
ラグKCFを1にセットし、ステップ361でフラグK
AFが1か否かを調べる。即ち、信号にCがあって、か
つフラグKAFが1になるまでの間はステップ562で
カウンタCACTRに+1するためである。しかしフラ
グKAFが1になった後はカウントしない、このように
して雑音か否かの判定に必要な時間情報がカウンタの内
容として蓄えられる。
[第2実施例] 第8図及び第9図は第2実施例の説明に係り。
第8図は簡単なハードウェアの構成で同等の雑音除去効
果を達成するデジタル血圧計のブロック構成図、第9図
はその動作タイミングチャートである。尚、第1図と同
一構成部分の図は一部省略し、又は同一番号を付してそ
の説明を省略する。
第8図において、21.22はDタイプのフリップフロ
ップ(FF)、23〜25はシングルショットマルチバ
イブレータ(SS)、26はORゲート、27はAND
ゲートである。かかる構成においてアナログ脈信号RP
’と脈パルス信号PUL、アナログに音信号RKAとに
音信号KA、アナログC音信号RKCとC音信号KOは
第3図のものと同等である。ここにおいて、真のに音信
号POLKAのみを通過させる目的のANDゲート27
は、その発生をFF21に記憶させた脈パルス信号PU
LFと、に音信号KAの立ち下りでトリガすることによ
り発生させた判定用のサンプリング信号SPと、C音マ
イク2が高周波成分を検出したときは雑音混入と見なし
て論理Oレベルを出力する禁止信号1.NH/を3人力
として構成され、CPU16による血圧誤判定を防いで
いる。また、少なくともに音信号KAの立ち下がりに同
期してリセットパルスRS2を発生させることにより1
脈パルス信号PULに対する判定処理を直ちに終了させ
(FF21 、22をリセット)、速やかに次の真のに
音信号KAの発見を可能にすると共に、不要な区間の判
定処理を防止する0例えば第9図において、時刻tnの
タイミングに外乱が発生すると脈圧信号RP’には雑音
npが、K音信号RKAには雑音naが、C音信号RK
Cには雑音naが夫々発生する。この場合C音信号RK
Cには高周波成分を含むから2値化C音信号KOが発生
する。従って該信号KCがその立ち上りでFF22をセ
ットし、以後は禁止信号INH/を論理0の状態に保つ
、従って5S24からサンプリング信号SPが生じても
ANDゲート27を満足せず、CPU1Bはに音信号の
誤判定を免れる。そして回路はリセット信号R92で初
期状態に復帰し、いつでも次の真のに音信号POLKA
を検出可能である。
以上の如くハードウェアで構成すると、第6図について
説明したような複雑な判定処理が必要でなく、また第7
図に示すような計的処理も必要でない、よって、CPU
16のメモリが節約されるばかりでなく、処理負担も軽
減され、大幅なコストダウンにつながる。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、体動等による外乱が生
じた時でも脈パルス信号、K音信号及びカフ側C音信号
の相互時間関係を知ることにより真のに音信号の認識が
可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のデジタル血圧計を示すブ
ロック構成図、 第2図はC音マイク2とに音マイク3の一使用態様を示
すカフェの断面図、 第3図は雑音(アーチファクト)のない状態において観
測される第1図の主要部信号波形を示す図、 第4図はに音信号RK^の周波数スペクトルとC音フィ
ルタ14の周波数特性の関係を示す図、第5図(a)は
C音信号KCを生じなかった場合のタイミングチャート
、 第5図Cb)及び(C)はC音信号KOを生じた場合で
かつに音信号KAとC音信号KCの発生の時間差が問題
となる場合のタイミングチャート、第6図は第1実施例
の主計測手順を示すフローチャート、 第7図は計時処理の詳細を示すフローチャート、 第8図は簡単なハードウェア構成で同等の雑音除去効果
を達成する第2実施例のデジタル血圧計のブロック構成
図、 第9図は第8図の構成の動作タイミングチャートである
。 ここで、l・・・カフ、2・・・C音マイク(カフ側マ
イク)、3・・・K音マイク、4・・・パイプ、5・・
・本体部、6・・・圧力センサ、7・・・A/D変換器
、8・・・脈フィルタ、9,12.15・・・コンパレ
ータ(COMP)、10.13・・・アンプ(AMP)
、ll・・・K音フィルタ、14・・・C音フィルタ、
16・・・セントラルプロセツシングユニツ)(CPU
)、17・・・表示部、18・・・圧接面である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カフ圧の脈圧成分を検出して脈圧信号を出力する
    脈圧検出手段と、被測定部位のコロトコフ音を検出して
    K音信号を出力するに音検出手段と、カフ側の音(C音
    )を検出してC音信号を出力するC音検出手段と、前記
    脈圧信号に基づき前記K音信号と前記C音信号との関係
    より雑音を識別する雑音識別手段を備えることを特徴と
    する非観血式デジタル血圧計。
  2. (2)C音検出手段はカフ側の音を検出するマイクと、
    所定周波数以下の音信号成分を遮断するバイパスフィル
    タを備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の非観血式デジタル血圧計。
  3. (3)カフ側の音を検出するマイクは被測定部位のコロ
    トコフ音を検出するマイクとの間に微小間隔だけ離間し
    て、重ね合わせて設けられることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の非観血式デジタル血圧計。
  4. (4)バイパスフィルタの低域遮断周波数はほぼ100
    Hzに構成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の非観血式デジタル血圧計。
  5. (5)雑音識別手段はK音信号の発生の前後20mS以
    内にC音信号の発生が認められるときは当該K音信号を
    雑音と認識することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第4項のいずれかに記載の非観血式デジタル血圧計
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