JPS6124591Y2 - - Google Patents

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JPS6124591Y2
JPS6124591Y2 JP15525382U JP15525382U JPS6124591Y2 JP S6124591 Y2 JPS6124591 Y2 JP S6124591Y2 JP 15525382 U JP15525382 U JP 15525382U JP 15525382 U JP15525382 U JP 15525382U JP S6124591 Y2 JPS6124591 Y2 JP S6124591Y2
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JP
Japan
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end surface
manhole
frame
upper frame
spiral
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JP15525382U
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JPS5961347U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はマンホール装置に関する。
従来一般にマンホールは、車両などの運行の安
全を計るため、第1図に示すように路面と平らに
なるようなすなわち路面との間に段差のないよう
な一定の高さに設置された。第1図において、1
0はマンホール、11は基礎、12は基礎11を
おおうアスフアルト層を示し、アスフアルト層1
2の上面13が路面になる。
しかしながらこのようにマンホール10を設置
すると路面補修などの工事の際にマンホール10
と路面13の間に段差14が生じ易い。また第3
図に示すように冬期間に路面13上の積雪15は
車両などによつて圧積されるがマンホール10の
上の積雪は地下熱によつて早期に融解し、従つて
同様に段差14が生じる。これらの段差14は車
両などの円滑な運行をさまたげ、さらに交通障
害、交通事故などの発生の引金になる。
この考案は、上述したように従来のマンホール
の欠点を除去することを主な目的とする。
この目的の達成のため、この考案のマンホール
装置は、鋸歯状の上端面を備えた円筒形の下方枠
と、前記上端面に相補的な形状を有しこれに係合
できる鋸歯状の下端面を備えた円筒形の上方枠と
からなり、これにおいて、前記上端面の鋸歯がら
せんに沿うように配置され、従つて前記下端面の
鋸歯もらせんに沿うように配置される。
図面を参照しながらこの考案のマンホール装置
の実施例について説明すると、第4図において直
立円筒形の下方枠16は水平の下端面17と鋸歯
状らせん形の上端面18とを有する。詳しく言え
ば、上端面18は1/3円周づつ延長する同形の3
本のらせんを垂直線によつて連結させた形状をな
し、このような形状の線に沿つて等間隔で配置さ
れる多くの鋸歯を有する。下方枠16の上方に配
置される同じく直立円筒形の上方枠19は上方枠
16の上端面18に相補的な形状をなしこれに係
合できる鋸歯状らせん形の下端面20を有し、上
方枠19の上端には多くの排水孔21を有するマ
ンホール蓋22が望ましくは解放可能に固定され
る。このような構成によれば、下方枠16が定置
されるとき蓋22を回転させて上方枠19を回転
させることによつてこの上方枠19従つて蓋22
の高さが第5図、第6図および第7図に略示され
るように変化できる。
上方枠19の中には例えば椀形の水溜め23が
固定取付けされ、これには自動排水機構24が配
備される。これらの詳細な形状配置は第8図に図
示される。自動排水機構24はなるべくは水溜め
23の底部に取付けられた自動排水弁25からな
り、これは水溜め23の中に開く流入口26、こ
れに連通し下方に開く流出口27およびばね28
の作用で通常は流出口27を閉じる弁体29を有
する。水溜め23の中に例えば20〜60の水が溜
つて(このときの水位は例えば30で示す位置にな
る)弁25に20〜60Kgの水圧が掛ると、この水圧
の作用でばね28の作用に抗して弁体28が下降
し自動的に排水が達成される。
上述したような構成のこの考案によるマンホー
ル装置は、下方枠16を固定しこれの上に上方枠
19を上端面18と下端面20が例えば第6図に
示すように係合しかつマンホール蓋22が第4図
のように路面13と平らになるようにして載せる
ことによつて設置される。
特に寒冷地においてタイヤチエーンまたはスパ
イクタイヤなどでアスフアルト層の路面がかなり
深く削り取られた場合およびこれの補修のために
所定の強度までアスフアルトを上塗りで積上げた
場合などのようにマンホール蓋と路面の間に段差
が生じたときには、この考案のマンホール装置に
よればマンホール蓋を回転させて下方枠に対して
上方枠の上下位置を調節すれば段差は解消でき
る。
前述したようにマンホール蓋の排水孔を通つて
マンホールの中にはいつた雨水は水溜めの中に達
しかつ自動排出機構の作用で一定量だけ水溜めの
中に貯えられるので、下水道からの臭気はこの貯
えられた雨水によつて押えられ従つて大気中に逸
出することがない。
なお、この貯えられた雨水はマンホール蓋およ
び上方枠の重量を増大させてその安定な固定に役
立ち、従つてこれらが車両の振動などで移動した
り浮上したりする危険が回避される。
積雪時には前述の貯えられた雨水またはこれの
凍結による氷が熱を遮断するのでマンホール蓋の
上の積雪が地下熱によつて融解するおそれはな
く、従つて積雪による段差の形成は避けられる。
この考案のマンホール装置における水溜めの完
全排水および清掃はマンホール蓋の取付軸を丸棒
で押すことによつて完全に達成できる。
さらに、このマンホール装置は鋼管で製造でき
て従来の鋳鉄製マンホールよりも約1/2軽量にな
り、従つて経済的である。さらに亜鉛メツキを施
すことによつて半永久的に使用でき、また従来の
マンホールを利用してこれに設置できる。
このようにしてこの考案によるマンホール装置
は交通障害および交通事故の原因となる段差を容
易に解消でき、また下水道からの臭気を阻止する
などの多くの長所を有し、特に良好な環境の形成
および保持に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は従来のマンホー
ルを略示する図、第4図はこの考案によるマンホ
ール装置の1実施例を示す正面図、第5図、第6
図および第7図は第4図に示される下方枠に対す
る上方枠の各種位置を略示する線図、第8図は第
4図に示される装置の1部分を拡大して詳細に示
す部分正面図である。 図面において、16は下方枠、18はその上端
面、19は上方枠、20はその下端面、23は水
溜め、24は自動排水機構を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋸歯状の上端面を備えた円筒形の下方枠と、前
    記上端面に相補的な形状を有しこれに係合できる
    鋸歯状の下端面を備えた円筒形の上方枠とからな
    るマンホール装置において、前記上端面の鋸歯が
    らせんに沿うように配置され、従つて前記下端面
    の鋸歯もらせんに沿うように配置されていること
    を特徴とするマンホール装置。
JP15525382U 1982-10-15 1982-10-15 マンホ−ル装置 Granted JPS5961347U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15525382U JPS5961347U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 マンホ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15525382U JPS5961347U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 マンホ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5961347U JPS5961347U (ja) 1984-04-21
JPS6124591Y2 true JPS6124591Y2 (ja) 1986-07-23

Family

ID=30342945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15525382U Granted JPS5961347U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 マンホ−ル装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748786Y2 (ja) * 1989-09-29 1995-11-08 タキロン株式会社 排水ますの高さ調節用筒状部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5961347U (ja) 1984-04-21

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