JPS6124396Y2 - - Google Patents

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JPS6124396Y2
JPS6124396Y2 JP992882U JP992882U JPS6124396Y2 JP S6124396 Y2 JPS6124396 Y2 JP S6124396Y2 JP 992882 U JP992882 U JP 992882U JP 992882 U JP992882 U JP 992882U JP S6124396 Y2 JPS6124396 Y2 JP S6124396Y2
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JP
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pressure
slide
pressure receiving
receiving chamber
chamber
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JP992882U
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JPS58116197U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプレス機械のオーバロードプロテクタ
装置に関するものである。
従来、この種の装置としては第1図に示すよう
な装置が知られている。
つまり、スライド駆動機構で上下動されるプラ
ンジヤaとスライドbとの連結部分cにおける調
整ネジ杵dに嵌合したプロテクタラムeとフラン
ジfとの間に圧力室gを形成し、オーバロードプ
ロテクタバルブhには大径ピストンiと小径ピス
トンjとを設けて大径受圧室kと小径受圧室jと
を形成すると共に、該小径受圧室lと前記圧力室
gとを連通しかつ油を封入し、大径受圧室kには
エア源mをレギユレータnを介して接続すると共
に、小径ピストンjと対向してリミツトスイツチ
oを設けた構造である。
そして、大径受圧室kと小径受圧室lとの受圧
面積はA:B(A<B)となり、圧力室gの受圧
面積からそのプレスの最大能力に応じたエアー圧
力をレギユレータnによつて調整して大径受圧室
kに供給している。
したがつて、プレス機械にオーバロードが作用
すると圧力室g内の圧力、つまり小径受圧室l内
の圧力が上昇してピストンi,jが下降して圧油
をタンクpに流出すると共に、リミツトスイツチ
oが働きプレス機械を停止する。
しかし、前述の構造であると次の不具合を有す
る。
つまり、機械式のプレス機械の場合には一般に
許容加圧能力はスライドが下死点から何mmの位置
にある時という様に決定される。
このために、スライドが下死点から離れる距離
が大きくなるにつれて許容加圧能力は第2図表図
に示すように順次小さくなる。
一方、オーバプロテクタバルブhの設定は許容
加圧能力の100%に設定してある。
したがつて、第2図におけるイ点で異常な負荷
が作用した場合には、その時の許容加圧能力は75
%であるのでオーバロードプロテクタバルブhは
作動せず、プレス機械の駆動系及び型等に無理な
力が作用し破損の原因となつてしまう。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的はオーバロードプロテクタバルブの
設定能力をプレス機械の能力線図に応じた値に自
動的に調整できるようにしたプレス機械のオーバ
ロードプロテクタ装置を提供することである。
以下第3図以降を参照して本考案の実施例を説
明する。
スライド駆動機構で上下動されるプランジヤ1
とスライド2との連結部分3における調整ネジ杵
4に嵌合したプロテクタラム5とフランジ6との
間に圧力室7を形成し、オーバロードプロテクタ
バルブ8には大径ピストン9と小径ピストン10
とを設けて大径受圧室11と小径受圧室12とを
形成すると共に、該小径受圧室12と前記圧力室
7とを連通しかつ油を封入し、大径受圧室11に
はエア源13に接続したエアタンク14を電磁比
例式調圧弁15を介して接続すると共に、小径ピ
ストン10と対向してリミツトスイツチ16を設
けてある。
第4図はスライド駆動機構の説明図であり、図
示しない駆動モータで駆動される歯車30には主
歯車31が噛合し、該主歯車31には偏心突起3
2が設けられ、その偏心突起32にはリンク33
が嵌合されていると共に、リンク33が前記プラ
ンジヤ1に枢着連結してあり、主歯車31が1回
転するとスライド2が1回だけ上下動するように
構成してある。
前記歯車30には歯車34が噛合し、その歯車
34は伝達機構35及び変速機36を介してロー
タリカム駆動シヤフト37に連結し、該ロータリ
カム駆動シヤフト37は前記主歯車31と同一回
転数で回転駆動されると共に、カム38が設けら
れ、その38と対向して差動トランス39が設け
てあり、該差動トランス39が前記電磁比例式調
圧弁15に接続してある。
前記差動トランス39及び38は第6図に示す
ようになり、スライド2がスライド上死点からス
ライド下死点に移動する間に差動トランス39は
最大xだけ順次変位し、差動トランス39の電流
は第7図の表図に示すように変化し、それに基づ
いて電磁比例式調圧弁15の調定圧力は第8図の
表図に示すように変化する。
このようであるから、大径受圧室11内に供給
されるエア圧力はスライド2のストロークに応じ
た値となり、オーバロードプロテクタバルブ8の
設定能力は第2図に示すプレス機械の能力線図に
応じた値に設定される。
しかして、大径受圧室11と小径受圧室12と
の受圧面積はA:B(A<B)となり、圧力室7
の受圧面積からそのプレス機械の能力線図に沿つ
た許容加圧能力に応じたエアー圧力を電磁比例式
調圧弁15によつて調整して大径受圧室11に供
給され、オーバロードプロテクタバルブ8はプレ
ス機械の能力線図に応じた設定能力に自動的に設
定される。
したがつて、スライド2がどの位置にある場合
でもプレス機械にオーバロードが作用すると圧力
室7内の圧力、つまり小径受圧室12内の圧力が
上昇してピストン9,10が下降して圧油をタン
ク17に流出すると共に、リミツトスイツチ16
が働きプレス機械を停止することができるからプ
レス機械の駆動系及び型等に無理な力が作用し破
損の原因となることがない。
なお、電磁比例式調圧弁15と差動トランス3
9とに限るものではなく、パルス発生器とパルス
数によつて圧力を調整作動するサーボバルブ等を
設けても良い。
本考案は以上の様になり、オーバロードプロテ
クタバルブ8の設定能力をプレス機械の性能線図
に応じた値とすることができ、スライド2がどの
位置にある時にオーバロードが作用しても、その
オーバロードを吸収緩和できるので、プレス駆動
系、型等に無理な力が作用して破損の原因となる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図はプレス機械
の能力線図を示す表図、第3図は本考案の実施例
を示す断面図、第4図はスライド駆動機構の説明
図、第5図はその側面図、第6図はカムと差動ト
ランスとの関係を示す説明図、第7図はカム変位
と電流との関係を示す表図、第8図は電流とエア
圧力との関係を示す表図である。 1はプランジヤ、2はスライド、3は連結部
分、7は圧力室、8はオーバロードプロテクタバ
ルブ、11は大径受圧室、12は小径受圧室、1
3はエア源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プランジヤ1とスライド2との連結部分3に圧
    力室7を形成し、該圧力室7をオーバロードプロ
    テクタバルブ8の小径受圧室12に連通しかつ油
    を封入すると共に、該オーバロードプロテクタバ
    ルブ8の大径受圧室11を圧力調整弁を介してエ
    ア源13に接続し、該圧力調整弁を前記スライド
    2のストロークに応じて調圧作動する構造とした
    ことを特徴とするプレス機械のオーバロードプロ
    テクタ装置。
JP992882U 1982-01-29 1982-01-29 プレス機械のオ−バロ−ドプロテクタ装置 Granted JPS58116197U (ja)

Priority Applications (1)

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JP992882U JPS58116197U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 プレス機械のオ−バロ−ドプロテクタ装置

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JP992882U JPS58116197U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 プレス機械のオ−バロ−ドプロテクタ装置

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Publication Number Publication Date
JPS58116197U JPS58116197U (ja) 1983-08-08
JPS6124396Y2 true JPS6124396Y2 (ja) 1986-07-22

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ID=30022532

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JPS61232100A (ja) * 1985-04-06 1986-10-16 Toyota Motor Corp 安定成形プレス条件設定方法およびその装置

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JPS58116197U (ja) 1983-08-08

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