JPS61242943A - 建材用ボ−ドの製造方法 - Google Patents
建材用ボ−ドの製造方法Info
- Publication number
- JPS61242943A JPS61242943A JP60081922A JP8192285A JPS61242943A JP S61242943 A JPS61242943 A JP S61242943A JP 60081922 A JP60081922 A JP 60081922A JP 8192285 A JP8192285 A JP 8192285A JP S61242943 A JPS61242943 A JP S61242943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- water
- steelmaking slag
- manufacture
- cement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野)
本発明は未利用資源として豊富に産出されている製鋼ス
ラグを有効に活用して耐火度が高い建材用ボードを製造
する方法に関するものである。
ラグを有効に活用して耐火度が高い建材用ボードを製造
する方法に関するものである。
〈従来の技術)
建材用ボードとしては、石膏ボードや石綿系ボードが広
く用いられており、又近年はパーライトやバーミキュラ
イト等を利用したものもある。一方製鋼スラグは大量に
産出され乍らも、それが崩壊膨張を有するが為に有効な
利用方法は少なく、大部分は埋立廃棄されているのが現
状である◎〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明では従来から使用されている各種の建材用ボード
相当品あるいは用途によってはそれ以上の物を、未利用
資源たる製鋼スラグを原料として製造しようとするもの
である。
く用いられており、又近年はパーライトやバーミキュラ
イト等を利用したものもある。一方製鋼スラグは大量に
産出され乍らも、それが崩壊膨張を有するが為に有効な
利用方法は少なく、大部分は埋立廃棄されているのが現
状である◎〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明では従来から使用されている各種の建材用ボード
相当品あるいは用途によってはそれ以上の物を、未利用
資源たる製鋼スラグを原料として製造しようとするもの
である。
く問題点を解決する為の手段〉
製鋼スラ゛グを建材用ボードとして用いる為には製鋼ス
ラグがその組成1有する崩壊膨張性を無くし、凝結硬化
する性質を与えなければならない。
ラグがその組成1有する崩壊膨張性を無くし、凝結硬化
する性質を与えなければならない。
この為に本発明では、製鋼スラグを水滓処理し、次いで
石膏2石灰、セノントあるいはセメントクリンカ−を加
えて潜在水硬性を付与せしめたものを利用するものであ
り、その要旨は溶融状製鋼スラグを水滓処理後乾燥した
ものと、石膏と、石灰と、セメントあるいはセメントク
リンカ−とを、それぞれ単独粉砕して混合するか又は混
合後粉砕するかして得られる混合粉砕物に対し、硫酸ア
ルミニウムあるいはアルミン酸ソーダを添加し、水を加
えて混練することを特徴とする建材用ボードの製造方法
である。
石膏2石灰、セノントあるいはセメントクリンカ−を加
えて潜在水硬性を付与せしめたものを利用するものであ
り、その要旨は溶融状製鋼スラグを水滓処理後乾燥した
ものと、石膏と、石灰と、セメントあるいはセメントク
リンカ−とを、それぞれ単独粉砕して混合するか又は混
合後粉砕するかして得られる混合粉砕物に対し、硫酸ア
ルミニウムあるいはアルミン酸ソーダを添加し、水を加
えて混練することを特徴とする建材用ボードの製造方法
である。
〈実施例及び作用〉
以下本発明の作用効果を確認するために行った実験及び
結果を示す。
結果を示す。
実験に用いた試料の化学分析値、性状を第1表に示す。
なお上記第1表中製鋼スラグAは転炉スラグであり、そ
の主含有鉱物はxm回折の結果によればβ及び7−2C
hO−5+02 、 F−CaO,2CaO−Fe20
y 、 4CaOA1203−Fe203. Fe2O
3,Fea04. FeOであった、又製鋼スラグBは
酸化期の電気炉スラグでその主含有鉱物は製鋼スラグA
と同様であった、更に製鋼スラグCは還元期の電気炉ス
ラグであり主含有鉱物はγ−2CaO・5i02であっ
た。又比較の為に併記した高炉水滓は主含有鉱物はガラ
ス質でありその溶倒温度は1320℃であった。
の主含有鉱物はxm回折の結果によればβ及び7−2C
hO−5+02 、 F−CaO,2CaO−Fe20
y 、 4CaOA1203−Fe203. Fe2O
3,Fea04. FeOであった、又製鋼スラグBは
酸化期の電気炉スラグでその主含有鉱物は製鋼スラグA
と同様であった、更に製鋼スラグCは還元期の電気炉ス
ラグであり主含有鉱物はγ−2CaO・5i02であっ
た。又比較の為に併記した高炉水滓は主含有鉱物はガラ
ス質でありその溶倒温度は1320℃であった。
上記の試料を恒温乾燥機(105〜110℃に保持)中
で24時間以上乾燥後、電融マグネシアルツボに500
g入れ、シリコニット電気炉(1550〜1560℃に
保持)で再溶解或いは300)CV人スェル式電気炉で
500Kgづつを再溶解し、水中にて冷却し、水滓を作
り乾燥後、ブレーン値3100±50cj/gに粉砕し
、石膏。
で24時間以上乾燥後、電融マグネシアルツボに500
g入れ、シリコニット電気炉(1550〜1560℃に
保持)で再溶解或いは300)CV人スェル式電気炉で
500Kgづつを再溶解し、水中にて冷却し、水滓を作
り乾燥後、ブレーン値3100±50cj/gに粉砕し
、石膏。
石灰、セメントクリンカ−粉砕物、セメントを混合し、
更に刺激剤として硫酸アルミ又はアルミン酸ソーダを添
加し、水を加えて混練し、JIS型枠(4X 4 X
16cm)に詰め、湿空養生して、所定の材齢に達して
強度測定を行った。
更に刺激剤として硫酸アルミ又はアルミン酸ソーダを添
加し、水を加えて混練し、JIS型枠(4X 4 X
16cm)に詰め、湿空養生して、所定の材齢に達して
強度測定を行った。
この様にして得た試作製鋼スラグの化学分析値と性状を
第2表に、又強度測定結果を第3表に示す。
第2表に、又強度測定結果を第3表に示す。
なお上記第2表及び第3表に於け「試作スラグ」の項の
A、B、Cは、それぞれ第1表に於ける製鋼スラグA、
B、Cを原料として、前記した再溶解→水中冷却等の処
理を施して得たものの事である。
A、B、Cは、それぞれ第1表に於ける製鋼スラグA、
B、Cを原料として、前記した再溶解→水中冷却等の処
理を施して得たものの事である。
上記第2表に示す結果により、製鋼スラグA。
B、C共に水滓処理を施す事により、その主含有鉱物が
、ガラス主体及びα−2CaO・SiO2と成り崩壊性
は示さなくなっている事が判る。
、ガラス主体及びα−2CaO・SiO2と成り崩壊性
は示さなくなっている事が判る。
又第3表に示す結果より、本願発明方法による製鋼スラ
グ水滓化物に対し石膏2石灰、セメントあるいはセメン
トクリンカ−と、硫酸アルミニウムあるいはアルミン酸
ソーダを添加混合したものは14日百日於ける圧縮強度
が310Kg/cd以上の高い値を示しておりその後2
8日、91日と時が経つにつれ圧縮強度は更に増加して
いる事、製鋼スラグ水滓化物を用いずに高炉水滓を用い
た試作品No17に比し、製鋼スラグ水滓化物を用いた
本発明物の方が溶倒温度が高い事が判る。
グ水滓化物に対し石膏2石灰、セメントあるいはセメン
トクリンカ−と、硫酸アルミニウムあるいはアルミン酸
ソーダを添加混合したものは14日百日於ける圧縮強度
が310Kg/cd以上の高い値を示しておりその後2
8日、91日と時が経つにつれ圧縮強度は更に増加して
いる事、製鋼スラグ水滓化物を用いずに高炉水滓を用い
た試作品No17に比し、製鋼スラグ水滓化物を用いた
本発明物の方が溶倒温度が高い事が判る。
なお第3表にも示す如く本発明方法に於いて製鋼スラグ
水滓化物の一部を高炉水滓にて置換して用いても同等の
効果を奏するものである。
水滓化物の一部を高炉水滓にて置換して用いても同等の
効果を奏するものである。
〈発明の効果〉
以上述べて来た如く、本発明方法によれば未利用資源た
る製鋼スラグを利用し、建材用として強度が大でかつ耐
火度も高いボードを造る事が出来るものである。
る製鋼スラグを利用し、建材用として強度が大でかつ耐
火度も高いボードを造る事が出来るものである。
特許出願人 日本磁力選鉱株式会社
代 理 人 有吉 教晴
Claims (1)
- 1、溶融状製鋼スラグを水滓処理後乾燥したものと、石
膏と、石灰と、セメントあるいはセメントクリンカーと
を、それぞれ単独粉砕して混合するか又は混合後粉砕す
るかして得られる混合粉砕物に対し、硫酸アルミニウム
あるいはアルミン酸ソーダを添加し、水を加えて混練す
ることを特徴とする建材用ボードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60081922A JPS61242943A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 建材用ボ−ドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60081922A JPS61242943A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 建材用ボ−ドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61242943A true JPS61242943A (ja) | 1986-10-29 |
Family
ID=13759948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60081922A Pending JPS61242943A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 建材用ボ−ドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61242943A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2630432A1 (fr) * | 1988-04-25 | 1989-10-27 | Setec Geotechnique | Composition de beton hydraulique a base de scories d'acier a l'oxygene |
JP2012153565A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 建材用組成物及び炭酸化建材の製造方法 |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP60081922A patent/JPS61242943A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2630432A1 (fr) * | 1988-04-25 | 1989-10-27 | Setec Geotechnique | Composition de beton hydraulique a base de scories d'acier a l'oxygene |
JP2012153565A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 建材用組成物及び炭酸化建材の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Singh | Treating waste phosphogypsum for cement and plaster manufacture | |
JPH10152364A (ja) | 製鋼スラグを利用した水和硬化体 | |
JP2012091992A (ja) | 高活性セメントクリンカ、高活性セメント及び早強セメント組成物 | |
FR2820420B1 (fr) | Procede de traitement oxydant des laitiers d'acierie pour l'obtention de materiaux cimentaires | |
RU2278834C2 (ru) | Способ окислительной обработки шлаковых отходов сталеплавильного завода, лд окалина, полученная этим способом, и материал с ее использованием | |
JPS61242943A (ja) | 建材用ボ−ドの製造方法 | |
RU2452703C2 (ru) | Золоцементное вяжущее (зольцит) на основе кислых зол тепловых электростанций | |
JPS6336840B2 (ja) | ||
DE3929221A1 (de) | Hydraulisches bindemittel, r + h -binder | |
JPS61242944A (ja) | 建材用ボ−ドの製造方法 | |
JP3390076B2 (ja) | セメント混和材及びセメント組成物 | |
JPS6121793A (ja) | 製鋼スラグの利用方法 | |
JP3390075B2 (ja) | セメント混和材及びセメント組成物 | |
JPH0369535A (ja) | 製鋼ダストの利用方法 | |
JP2003192410A (ja) | セメント混和材、セメント組成物、及びそれを用いたセメントコンクリート | |
JPS6177649A (ja) | 製鋼スラグから硬化剤を製造する方法 | |
RU2133233C1 (ru) | Бесклинкерное композиционное вяжущее | |
JPS6121939A (ja) | 製鋼スラグの利用方法 | |
JPS6148456A (ja) | 製鋼スラグの利用方法 | |
JPS6148468A (ja) | 製鋼スラグの利用方法 | |
JPS6148446A (ja) | 製鋼スラグの利用方法 | |
JPH07206493A (ja) | セメント混和材及びセメント組成物 | |
SU950692A1 (ru) | Сырьева смесь дл получени портландцементного клинкера | |
JPS624838A (ja) | 焼結用バインダ− | |
SU952806A1 (ru) | Сырьева смесь дл изготовлени стенового строительного материала |