JPS6124258Y2 - - Google Patents

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JPS6124258Y2
JPS6124258Y2 JP1978053570U JP5357078U JPS6124258Y2 JP S6124258 Y2 JPS6124258 Y2 JP S6124258Y2 JP 1978053570 U JP1978053570 U JP 1978053570U JP 5357078 U JP5357078 U JP 5357078U JP S6124258 Y2 JPS6124258 Y2 JP S6124258Y2
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JP
Japan
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bottle
lid
chamber
storage container
main body
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Expired
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JP1978053570U
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English (en)
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JPS54155975U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は薬液瓶および採取具収納容器に関す
る。
液状の医薬品、化学薬品を使用する場合、スポ
イド等の採取具を用いて保存容器から取り出すこ
とが多い。このような場合、1回で使い終わるア
ンプル等に入つている薬品の使用に対してはそれ
ほど問題にならないが、何回となく採取して使用
する薬品に対してはしばしば薬液が保存容器をつ
たつて落ちたり、採取具に残存したりするため手
や机上等周囲を汚し、特に劇薬の場合はこのよう
は汚染は由々しい。
本考案は非常に簡単な構造でありながら上記の
ような問題を解決する容器を提供する。即ち、本
考案は薬液瓶収納用主室と採取具収納用側室とが
隔壁によつて仕切られた本体および蓋から成る容
器において、該本体主室内壁に薬液瓶の底部を固
定しその上部は隙間をもたせる固定歯を設けるこ
とによつて薬液瓶の該主室内壁間に隙間をもたせ
ることを特徴とする薬液瓶および採取具収納容器
を提供するものである。
本考案を第1〜第3図によつて以下に説明す
る。
第1図は本考案による薬液瓶および採取具収納
容器の本体の1態様を示すもので、第1a図は、
平面図、第1b図は第1a図の線L−L′を通る断
面図である。
薬液瓶収納用主室1の高さは収納する瓶によつ
て適宜変化させればよいが、少なくとも栓の開閉
を困難にする高さであつてはならず、好ましくは
栓全体が側壁から上にでるようにする。主室側壁
に固定歯3を設ける。固定歯は容器の搬送または
使用時に収納された薬液瓶が内部で踊らないよう
固定させると共に、使用時瓶に付着した薬液が収
納容器外壁を伝つて外部を汚さないよう瓶と収納
容器壁間に一定の隙間を保たせるためのものであ
る。固定歯は薬液瓶の下側部(ラベルの貼つてな
い部分)で瓶を固定し得るようその下部の巾を広
く、中および上部はラベルと接触しない程度に狭
くとつてある。固定歯をこのような形状にするこ
とによつて、瓶の出し入れや栓の開閉の際に瓶に
貼られたラベルが損傷されるのを防ぐ。第1図に
は刃状の固定歯を示しているがこれに限定される
ものではなく、上記機能を有するものであればい
ずれであつてもよい。この種の固定歯は少なくと
も3個は必要であるが、第1a図に示すような配
置で4個以上が力学的に好ましい。
上記固定歯を設けることによつて主室側壁と瓶
との間には隙間ができ、漏れた薬液は容器外壁を
伝わらないので机上等周囲を汚さない。
第1b図の点線は薬液瓶を収納した状態を示し
ている。この態様は下部で広くなつた固定歯のた
め薬液瓶が容器内でやや浮いた状態を示してい
る。この態様では栓を下に押しつけ瓶を底に密着
させると瓶は固定歯でしつかりと固定され栓の開
閉が容易になる。したがつて栓を固着する傾向の
ある薬液用に適している。この様な態様では収納
容器素材として比較的弾性の高い樹脂が適してい
る。もちろん本考案はこの様な態様に限定される
ものではなく、通常の場合、瓶は収納容器の底に
接触するよう固定歯を設ければよい。特別の場合
を除き栓の開閉は薬液瓶に手を触れることなく行
うことができる。
側室2には主室に収納する薬液瓶から薬液を採
取するための専用の採取具、例えばスポイド等を
収納する。使用時または使用後のスポイド類はそ
の置き場に困るものであり、特に薬液が劇毒物の
場合、採取具内部に残存し、或いは器具外壁に付
着した薬物による周囲の汚染には細心の注意を払
わねばならない。また多種類の薬液を使用する場
合、採取具を取り違えないように注意する必要が
ある。本考案では採取具用側室を収納室の隣に設
けることによつてこれを解決している。
収納用主室と採取具用側室との間には隔壁5を
設ける。隔壁は採取具が倒れるのを防止すると共
に採取具が瓶と接触してラベルが汚れるのを抑止
しかつ採取具内にたまつた残液が主室に流れるの
を防止する。
第2a図および第2b図は第1a図および第1
b図に示した本考案による収納容器本体の蓋の態
様を示すもので、第2a図は該蓋の底面図、第2
b図は第2a図の線M−M′を通る断面図であ
る。蓋の主室に設けた溝8は第1図の本体の主室
に設けた縁4とかみあうようになつていて、該溝
および縁によつて蓋と本体とを嵌合する。蓋およ
び本体の各側室には溝または縁を設けない方が好
ましい。これは蓋を本体から取り外し易くするた
めである。即ち、蓋は側壁の辺から開閉するよう
にすると少ない力で開閉できる。このように溝と
縁によつて容器本体と蓋を嵌合するのは、容器の
形態上ねじ式にできないからである。
蓋の主室上部空間に効能書を折りたたむなどし
て収納すると効能書を汚さずに保存できるだけで
なく、効能書が栓および瓶の上部を押えるので収
納容器の持ち運びに際し瓶の揺れを少なくでき好
都合である。
また、一般にスポイド等の採取具は薬液瓶に比
べてかなり長い場合が多く、このため蓋の側室7
をかなり高くしなければならないが、スポイド等
の先端部を適当に折り曲げて収納すればこのよう
なことはない。先端が適当に折り曲つたスポイド
等は医療面では都合がよい場合が多く、例えば歯
科医療の面で虫歯の根管内へ薬液を注入する際に
は便利である。
第3図は第1図に示した収納容器本体に第2図
に示した蓋を被せた状態の側面図、背面図、平面
図および底面図を示す。もちろん、これらの外観
は本考案を限定するものではない。
本考案による収納容器の材質は価格、重量、耐
薬品性等の点で通常の容器や器具に使用されるプ
ラスチツクス、例えばポリプロピレン樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ユリア・
メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、スチロール樹
脂、アクリル樹脂、硬質塩化ビニル樹脂等のいず
れであつてもよく、収納する薬液瓶の内容物によ
つて適宜選定すればよい。
本考案による収納容器は主に医薬品を対象とし
て考案されたものであるが、学校や研究所等で使
用する各種化学薬品に対しては勿論、広く一般家
庭でも利用できる重宝な収納容器である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による収納容器本体の一態様、
第2図は該本体の蓋の一態様、および第3図は該
本体と蓋を組み合わせた状態を示す。第1a図は
本体の平面図、第1b図は第1a図の線L−L′を
通る断面図、第2a図は蓋の底面図、第2b図は
第2a図の線M−M′を通る断面図、第3a図収
納容器の正面図、第3b図は側面図、第3c図平
面図、および第3d図は底面図である。 1は本体の主室、2は本体の側室、3は固定
歯、4は縁、5は本体の隔壁、6は蓋の主室、7
は蓋の側室、8は溝、および9は蓋の隔壁を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 薬液瓶収納用主室と採取具収納用側室とが隔
    壁によつて仕切られた本体および蓋から成る容
    器において、該本体主室内壁に薬液瓶の底部を
    固定し、その上部は隙間をもたせる固定歯を設
    けることによつて薬液瓶と該主室内壁間に隙間
    をもたせることを特徴とする薬液瓶および採取
    具収納容器。 2 本体主室の上端部周囲に設けた縁と、蓋主室
    の下端部周囲に設けた溝によつて嵌合される第
    1項記載の容器。 3 蓋主室上部に効能書収納用空間を有する第1
    または第2項記載の容器。 4 固定歯の幅が収納容器底部に向つて徐々に広
    がりかつ収納容器の底と薬液瓶の底が接しない
    ように配設されている第1項記載の容器。
JP1978053570U 1978-04-21 1978-04-21 Expired JPS6124258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978053570U JPS6124258Y2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978053570U JPS6124258Y2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54155975U JPS54155975U (ja) 1979-10-30
JPS6124258Y2 true JPS6124258Y2 (ja) 1986-07-21

Family

ID=28946744

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JPS54155975U (ja) 1979-10-30

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