JPS61240932A - 電気掃除機の吸込具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、じゅうたん等の掃除に有効な回転ブラシを備
えた電気掃除機の吸込具に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の吸込具は、例えば特開昭６７−１８０９
２９　　号公報に示されるように、第４図のような構造
になっていた。すなわち、吸込具本体１内に、吸込空気
によシ回転するタービン２およびこのタービン２と連動
する回転ブラシ３を装備し、かつタービン２を駆動する
空気流は、切換レバー４によって通気口６の開口面積を
調整することにより増減させ、また切換レバー４は、被
掃除面の一般的な種類（じゅうたん、床、たたみ等）に
よって設定する方式が一般的であ・す、各々の設定に応
じて回転ブラシの回転数を変化させるものであった。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような構造のものでは、実際の掃除
動作を継続している状態で、理想的な回転ブラシ３０回
転数が得ら汎ているのか判別が難しく、そのため、非効
率的な掃除゛動作をしている場合があるという問題があ
った。これは次のような理由による。つまり、切換レバ
ー４は、一般的な被掃除面の種類に応じて、数段の切換
になっており、そしてこの切換レバー４は実際の使用状
態を見て調整するものではないため、例えば「じゅうた
ん」の位置に切換レバー４を設定しても、じである。し
かし、吸込力の強い掃除機と、通気口６の開閉調整が自
在に行なえる吸込口とを使用して、回転ブラシ３の回転
を適度に調節しようとしても、その回転数は容易に測定
しがたいものであった。そこで通常の掃除に適切といわ
れる回転数（５ｏｏｏ〜４０００　ｒ、ｐ、ｍ、　）　
　よりも高い回転数ではタービン２の損傷や摩耗が発生
し、また低い回転数では集塵効率が低下するという問題
があり、これらの問題に使用者として対処できなかった
のである。また、掃除機本体の吸込力の低下による回転
ブラシ３に回転数の低下を発見できなかったり、切換レ
バー４の切換誤りによる掃除効率の低下、さらには吸込
具自体の故障等も早期に発見できない等の問題点を有し
ていた。

本発明はこのような問題点を解消するもので、タービン
及び回転ブラシの回転数を検出表示し、吸込具が効稟的
に使用さハる状態を使用者に知らせ、適切な使用ができ
るようにすることを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、タービンまたは
回転ブラシと連動する発電機を設け、この発電機の出力
に応じて点灯する複数の表示灯を吸込具本体上に配設し
たものである。

作　　用 上記構成によれば、タービンが回転すると、これに連動
して発電機が回転して出力を生じ、この発電機の出力は
タービンの回転数に応じて変化するものであり、この出
力を電源として、出力の大小に応じて、吸込具本体上に
配設した複数の表示灯を点滅させるようにしているため
、タービン及び回転ブラシの回転数を使用者が判別でき
るものである。これにより、負荷の大きな被掃除面を、
回転ブラシを回転させて掃除する場合は、通気口を大き
く開放し、一方、負荷の小さな被掃除面を掃除する場合
は、通気口を小さく閉めて、実際の掃除状態で、適切な
回転ブラシの回転数に調整して使用することができ、ま
た、掃除機本体のゴミづマシや、吸込具の不具合点等も
適確に、かつ早期に発見でき、効率のよい掃除が行なえ
るものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図において、６は吸込具本体で、この吸込具本
体６には、吸込空気によって回転するタービン７及び回
転ブラシ８をベルト９によって連動するように内蔵し、
かつ切換レバー１０によって、前記タービン７に吸込空
気を流す通気口１１と、タービン７を通さずに吸込む吸
込口１２の開口部の割合を自在に調節できるようにして
いる。また小形直流発電機１３はタービン７とベルト１
４を介して連動するように配置されている。

前記小形直流発電機１３の出力は第２図に示すように、
抵抗１４．１６によって電圧分割されるように接続され
、かつ抵抗１５と並列に、発光ダイオード１６．１７．
１８が各々抵抗１９、抵抗２０とツェナーダイオード２
１、ツェナーダイオード２２と２３を直列に介して接続
されており、そして前記発光ダイオード１６，１７．１
８は第３図に示すように吸込具本体６上の表示部２４で
、その点滅を視認できるものである。

上記構成において、次にその動作を説明する。

まず、通気口１１より流入した空気によりタービン７が
回転すると、回転ブラシ８と発電機１３が回転し、そし
て発電機１３は出力を発生する。つまり、回転ブラシ８
は発電機１３と連動しておシ、一般に回転ブラシ８の回
転数が高くなると発電機１３の出力は増加し、逆に回転
数が低くなると発電機１３の出力は減少する。一方、発
電機１３の出力は電流と見ることができるため、この発
電機１３の出力の増減によシ、前記抵抗１５の両端に発
生する電圧も上下する。ここで、抵抗１５の両端の電圧
をＶ、発光ダイオード１６．１７．１８の順方向電圧降
下をＶｆ、ツェナーダイオード２１゜２２．２３のツェ
ナー電圧をｖＺ　とすると、ｖＬがｖｆ　　よりも小さ
い時、発光ダイオード１６．１７゜１８はすべて消灯し
ており、そしてｖＬがｖｆ　　より大きく、かつＶｆ＋
　Ｖｚ　より小さい時は、発光ダイオード１６のみが点
灯する。次にｖＬがＶｆ−４−Ｖｚ　よシ大きく、かつ
Ｖｆ＋　Ｖｚ　＋　Ｖｚよシ小さい時は、発光ダイオー
ド１６と１７が点灯する。またｖＬカｖｆ＋■Ｚ＋ｖｚ
ヨり大キくナルト、スヘテの発光ダイオード１６．１７
．１８が点灯する。

なおＶＬは抵抗１４と１６の値により、またｖｆは素子
の特性により、さらにｖｚはツェナー電圧の設定によっ
て任意に選択でき、そしてｖＬがｖｆ＋ｖｚ＜ｖＬ＜ｖ
ｆ十ｖｚ＋ｖｚノ範囲の時、回転ブラシ８の回転数が最
適となるように設定すれば、発光ダイオードが２灯点灯
の時は最適、１灯の時は低め、３灯の時は高めの回転数
であることが使用者に確認でき、その結果、レバー１０
の調整によって最適回転数にすることができる。また回
転ブラシ８が回転しているかどうかも確認することがで
きるものである。

なお、上記実施例においては、直流発電機を使用した例
について説明したが、交流発電機を使用し、かつ整流回
路等を用いても上記実施例と同様の効果を得ることがで
きるものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、回転数の検出に発電機を
用いているため、電池の使用及び吸込具以外からの電源
の供給は不要となシ、また表示灯という極めて表示の確
認が容易な形で回転ブラシの実使用時における回転数レ
ベルを表示できるた、め、表示効果の高い小形軽量の表
示機能を安価に提供できるもので、これによって、使用
者が実際の掃除状態を容易に把握することができ、より
適切な状態へ調整することによシ、効率的な掃除が容易
にできるとともに、掃除機本体のごみづまシによる吸込
力の低下や、吸込具の不具合を早期に察知し、掃除機そ
のものの有効利用を促進することができるものである。

また、特に負荷が大きくタービン式の回転ブラシの使用
が不適当な被掃除面の状態も検出できるため、吸込具の
故障の防止にも有用となるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気掃除機の吸込具の
断面図、第２図は同回路図、第３図は同吸込具の斜視図
、第４図は従来の吸込具を示す断面図である。 ６・・・・・・吸込具本体、７・・・・・・タービン、
８・−・・・・回転ブラシ、１３・・・・・・発電機、
１６．１７．１８・・・・・・発光ダイオード（表示灯
）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名６−
−−哄込見本体 ７−−−タービン ３−−−　（！ｌ軟カン 第　１　図　　　　　　　　　　　　　／Ｊ−＝″発電
撤／２　　　　Ｎ　　　　　　５ 第２図 第３図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）吸込具本体に、吸込空気により回転するタービン
   及びこのタービンと連動する回転ブラシと、前記タービ
   ンまたは回転ブラシと連動する発電機を内蔵し、前記発
   電機の出力に応じて点灯する複数の表示灯を吸込具本体
   上に配設した電気掃除機の吸込具。
2. （２）表示灯は直流発電機の発電電圧または発電電流に
   応じて点灯するようにした特許請求の範囲第１項記載の
   電気掃除機の吸込具。