JPS61240029A - 電子レンジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は電子レンジに関する。

（ロ）従来の技術 加熱室壁の外面に沿りて延在する導波管を介して加熱室
へマイクロ波を給電する電子レンジにおいて１通常、そ
の導波管は、加熱室壁の外面？二斯る構造にあっては、
加熱室壁外面と金属ケースとはスポット溶接により固着
されるが、その固着面の隙間からマイクロ波が漏洩する
のを防ぐため５二、スポット溶接は１５〜３０ｍの間隔
で多点箇所（二施され、その作業にはかなりの時間が要
される。導波管の形状が十字型等複雑になれば、スポッ
ト溶接作業は更に煩雑となり、又調理物の温度を検出す
る赤外線検出器等の各種センサが導波管近く：：存在す
る場合、それらセンサが微弱な漏洩マイクロ波：二より
誤動作しない様：：前記スポット溶接間隔はより小さく
設定され、溶接作業は四様礪；煩雑なものとなる。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は、６ｔｌ記導波管形成のためのスポット溶接箇
所を減少させ得る構造を提供するものである。

（ロ）問題点を解決するための手段 本発明は、加熱室壁の外面に沿って延在する導波管を介
して加熱室へマイクロ波を給電する電子レンジにおいて
、前記加熱室の壁を部分的に加熱室外へ膨出させて加熱
室内に開口する溝を作ると共に、この溝の開口を給電口
を残して金属板で覆い、１Ｉｔｌ記溝内を導波管として
用いることを特徴とする。

（ホ）作　用 本発明によれば、導波管形成のための加熱室壁面と金属
板との固着面は加熱室内に位置するので、その固着面の
隙間からの漏洩マイクロ波は加熱室内に閉じ込められ、
従って＃配置着面のスポット溶接間隔を殊更小さくする
必要はない。

（へ）実施例 第１図に示す本発明実施例では、その導波管形状は十字
型である。一枚の金属板材を折曲して方形筒体［１）を
作り、その折曲始端面（２）と折曲終端面（３）とを重
ね合せ溶！（４１（４１・・・するととにより加熱室の
天壁（５）、左側壁（６）％底壁（７）及び右側壁（８
）が形成されている。加熱室の奥壁と前面壁とは、別途
夫々金属板材を筒体（１）の後方開口及び前方開口に溶
接することにより形成される。その前面壁には食品出し
入れ用開口を有し、斯る開口を開閉するドアが設けられ
る。

加熱室外へ部分的（：突出する十字型の膨出部α■が天
壁（５）及び折曲始端面（２）に渡って形成され、従っ
て天壁（５）及び折曲始端面（２）の内面には十字型の
溝ｆｉｌｌが存在する。斯る膨出部Ｏｅは筒体形成前に
予めプレス成形されたものである。

十字型＠ｆｉｌ＋の、加熱室内に位置する開口（ｌｚは
金属板（１３１で覆われ、加熱室外に位置する開口ａ４
は折曲終端面（３）により覆われている。金属板ａ３に
は４個の給電口（１５ａ）〜（１５ｄ）が形成されてオ
リ、それらは、十字型＠（１）１の交差部を中心に。

十字の各秩に対称的に位置する。

マグネトロンｈｅの上面四隅に立設されたボルトが折曲
終端面（３）及び折曲始端面（２）を貫通し、その上端
にナツト０７１面・・・が締着されることにより、マグ
ネトロンαｅが折曲終端面（３１の下面Ｃ二吊下固定さ
れる。

マグネトロンａ６１のアンテナ醸が折曲終端面（３）の
孔を遊貫して溝（Ｉｌｌ内に臨む。従って、アンテナａ
８より放射されるマイクロ波は溝０１）内を導波管とし
て進み各給電口（１５ａ）〜（１５ｄ）より加熱室１：
供給される。

十字型溝α１）の、加熱室外に位置する開口α４１から
外部にマイクロ波が漏れるのを防ぐためシ；、開口（１
４）周辺の折曲始端面（２）と折曲終端面（３）との接
合部（：は１５〜５０Ｉ！１）間隔でスポット溶接α別
９−・が施される。一方、十字型１ｊｌ（１）１の、加
熱室内に位置する開口（１７Ｊ周辺（ユおいて、天壁（
５）と金属板α３との接合間隙からマイクロ波が漏洩し
ても、それは加熱室内に閉じ込められ、外部に達しない
。従って。

開口０２周辺の天壁（５）と金属板ａ３との接合部には
。

より大きな間隔でスポット溶接■（２）ト・・が施され
。

その結果、スポット溶接の点数は少なくされている。

第２図は他の実施例を示す。この実施例では。

折曲終端面（３）の一部のみが折曲始端面（２）と重ね
合う様変更されており、このため、十字型溝（１））の
加熱室外に位置する開口６４１を他の金属板ωが覆い。

開口ｆｉ４１周辺の折曲始端面（２）と金属板（至）と
の接合部にスポット溶＠　Ｃ（１）Ｃ１）・・・を施し
ている。

（ト１　発明の効果 本発明によれば、加熱室壁の外面に沿りて延在する導波
管を介して加熱室へマイクロ波を給電する電子レンジに
おいて、導波管形成のための加熱室壁面と金属板との固
着面は加熱室内Ｃ：位置するので、斯る固着面の隙間か
らのマイクロ漏洩を完全に防止する必要はなく、従つて
前記固着面に施すスポット溶接点数を少なくすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示し、第１図Ａは分解斜視図
、第１図Ｂは断面図、第２図は本発明の他の実施例を示
し、第２図Ａは要部斜視図、第２図Ｂは要部断面図であ
る。 （５１−・・加熱室の天壁、　　（ｌｌ）・・・膨出部
、　α１）−・溝。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）加熱室壁の外面に沿って延在する導波管を介して
   加熱室へマイクロ波を給電する電子レンジにおいて、前
   記加熱室の壁を部分的に加熱室外に膨出させて加熱室内
   に開口する溝を作ると共に、この溝の開口を給電口を残
   して金属板で覆い、前記溝内を導波管として用いること
   を特徴とする電子レンジ。