JPS6123858Y2 - - Google Patents

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JPS6123858Y2
JPS6123858Y2 JP3976980U JP3976980U JPS6123858Y2 JP S6123858 Y2 JPS6123858 Y2 JP S6123858Y2 JP 3976980 U JP3976980 U JP 3976980U JP 3976980 U JP3976980 U JP 3976980U JP S6123858 Y2 JPS6123858 Y2 JP S6123858Y2
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JP
Japan
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terminal
resistor
variable resistors
slider
variable
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JP3976980U
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JPS56142128U (ja
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトーンコントロール回路に関する。
従来より用いられていたトーンコントロール回
路は例えば第1図の様なもので、1及び7はそれ
ぞれ入力端子及び出力端子2及び4は抵抗、3は
可変抵抗器、5及び6はコンデンサである。この
様なトーンコントロール回路では、可変抵抗器の
摺動子をコンデンサ5の側にするにつれて高域増
強特性となり、コンデンサ6の側にすると高域減
衰特性が得られる。又例えば抵抗2と抵抗4の抵
抗値、及びコンデンサ5とコンデンサ6の容量値
を等しいとして、可変抵抗器の摺動子を電気的な
中央位置にすると、入力端子から出力端子間のイ
ンピーダンスと出力端子から接地間のインピーダ
ンスは等しくなり平坦特性が得られるのである
が、実際には可変抵抗器の摺動子を機械的な中央
位置にしてもバラツキで電気的な中央位置になら
ず完全に平坦な特性は得られず周波数特性にうね
りを生ずる。本考案は上述の様な欠点を除去する
もので容易に平坦な特性を得ることの出来るトー
ンコントロール回路を提供するものである。
以下本考案を実施例に従つて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例である。第2図にお
いて増幅器18の非反転入力端子は入力端子19
に接続され、出力は2分岐してそれぞれ抵抗20
及び21を介してそれぞれ出力端子17及び増幅
器18の反転入力端子に接続される。増幅器18
の反転入力端子は抵抗11を介して可変抵抗器1
2の一方の端子Aに接続される。出力端子17は
抵抗14を介して可変抵抗器13の一方の端子A
に接続される。可変抵抗器12及び13の他方の
端子Bはそれぞれ接地され、又一方の端子Aと摺
動端子Cととの間にはそれぞれコンデンサ15及
び16が接続されている。ここで可変抵抗器12
及び13は第3図に示す様にその機械的中点Dと
各々の一方の端子Bとの間はカーボン等の抵抗体
により作られているが、中点Dと各々のもう一方
の端子Aとの間は銅箔等の良導体で作られてい
る。なおここで可変抵抗器12及び13の各摺動
端子Cは連動していて、一方が銅箔部分を摺動し
ている場合他方は抵抗体部分を摺動する様になさ
れており、又機械的中点では共に銅箔部分に位置
する様になされている。
従つて上述の可変抵抗器12及び13の各端子
A,C間の抵抗値の変化特性は第4図にそれぞれ
実線(イ)及び点線(ロ)で示した様になる。
以上の様なトーンコントロール回路において抵
抗11及び14の抵抗値をR11及びR14、可変抵抗
器12及び13の全抵抗値をそれぞれR12及び
R13、可変抵抗器12及び13の各摺動端子Cと
各端子Aとの間の抵抗値X及びYの、上記抵抗値
R12及びR13に対する比X/R12及びY/R13をそれ
ぞれα及 びβ、コンデンサ15及び16の容量値をそれぞ
れC15及びC16、抵抗20及び21の抵抗値をそれ
ぞれR20及びR21とする。
この場合入力端子19から出力端子17までの
伝達関数H(jw)は、第3図において可変抵抗
器の摺動子を機械的中点より左に設定すると、α
=Oとなり H(jw)=R11+R12+R21/R11+R12×R13+R14/R13+R14+R20 ×1+jwC16〔{R14+(1−β)R13}βR13〕/1+jwC16〔{R14+R
20+(1−β)R13}βR13〕…(1) となり高域減衰特性が得られる。次に摺動子を
機械的中点より右側に設定するとβ=Oとなり伝
達関数H(jw)は H(jw)=R11+R12+R21/R11+R12×R13+R14/R13+R14,R20 ×1+jwC15〔{R11+R21+(1−α)R12}αR12〕/1+jwC15〔{R
11+(1−α)R12}αR12〕…(2) となり高域増強特性が得られる。又摺動子を機
械的中点に設定するとα=β=Oとなり伝達関数
H(jw)は H(jw) =R11+R12+R21/R11+R12×R13
14/R13+R14+R20 …(3) となりコンデンサ15及び16の影響がなくな
り完全に平坦な特性が得られるので、オーデイオ
アンプ等においてデイフイートスイツチを別に設
ける必要がない。
第5図に上述のトーンコントロール回路により
得られる周波数特性の一例を示す。
以下の様に本考案によれば簡単な構成で、可変
抵抗器を調整することにより周波数特性を変更出
来しかも可変抵抗器の機械的中央位置で完全に平
坦な周波数特性が得られるという優れた効果を得
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトーンコントロール回路の一例
を示す回路図、第2図は本考案の一実施例を示す
回路図、第3図は本考案において用いる可変抵抗
器を示す回路図、第4図はその抵抗値変化特性を
示す線図、第5図は本考案によるトーンコントロ
ール回路の周波数特性の一例を示す線図である。 図中、11,14,20及び21は抵抗器、1
2及び13は可変抵抗器、15及び16はコンデ
ンサ、18は増幅器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1及び第2の可変抵抗器を有するトーンコン
    トロール回路において、上記両可変抵抗器は抵抗
    体部と良導体部とよりなり、一方の可変抵抗器の
    摺動子が抵抗体部を摺動する位置においては、他
    方の可変抵抗器の摺動子は良動体部を摺動する様
    になし、且つ上記抵抗体と良導体の接続部付近の
    所定位置においては、上記両可変抵抗器の摺動子
    は共に各々の良導体部分を摺動する様になし、上
    記両可変抵抗器の良導体部側の端子と摺動子との
    間にそれぞれコンデンサを接続し、上記両可変抵
    抗器の一方の端子を接地し、他の端子はそれぞれ
    増幅器の負帰還端子及び出力端子に接続したこと
    を特徴とするトーンコントロール回路。
JP3976980U 1980-03-25 1980-03-25 Expired JPS6123858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3976980U JPS6123858Y2 (ja) 1980-03-25 1980-03-25

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Publication Number Publication Date
JPS56142128U JPS56142128U (ja) 1981-10-27
JPS6123858Y2 true JPS6123858Y2 (ja) 1986-07-17

Family

ID=29635210

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