JPS6123668A - 滑走用ワツクス - Google Patents
滑走用ワツクスInfo
- Publication number
- JPS6123668A JPS6123668A JP14537684A JP14537684A JPS6123668A JP S6123668 A JPS6123668 A JP S6123668A JP 14537684 A JP14537684 A JP 14537684A JP 14537684 A JP14537684 A JP 14537684A JP S6123668 A JPS6123668 A JP S6123668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wax
- sliding
- paraffin
- molybdenum disulfide
- ski
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）技術分野
本発明は二硫化モリブデン単独あるいはこれをパラフィ
ン中に混合したものをスキー板等の滑走面に塗ることに
より滑走性を良好とするワックスに関するものである。
ン中に混合したものをスキー板等の滑走面に塗ることに
より滑走性を良好とするワックスに関するものである。
（ロ）従来技術
従来、スキーワックスに関しては気温や両温の状態によ
り種々のパラフィンを混合したものが用いられ、その使
用に当っては多くの条件が加味されて、スギ−競技大会
においてもスキーワックスの選釈にはスキーメーカーも
一様に気を使い、勝負はむしろワックスにあるとまでい
われており、スタート直前まで気温や両温等を測定する
など、いろいろ芳労しているのが実情である。
り種々のパラフィンを混合したものが用いられ、その使
用に当っては多くの条件が加味されて、スギ−競技大会
においてもスキーワックスの選釈にはスキーメーカーも
一様に気を使い、勝負はむしろワックスにあるとまでい
われており、スタート直前まで気温や両温等を測定する
など、いろいろ芳労しているのが実情である。
また、一般のスキーヤ−のための万能ワックスというも
のも市販されているが、万能といっても気温が低い場合
には逆に滑走性が悪くなり、またすぐワックス層がはが
れてしまって効果が持続しないなどの欠点があった。
のも市販されているが、万能といっても気温が低い場合
には逆に滑走性が悪くなり、またすぐワックス層がはが
れてしまって効果が持続しないなどの欠点があった。
（ハ）発明の開示
本発明はこれらの問題点を解決し、ワクシングが簡単で
雪質に関係なく優れた滑り性能をイづ与することができ
るワックスを提供するものであり。
雪質に関係なく優れた滑り性能をイづ与することができ
るワックスを提供するものであり。
従来のワックスパラフィンに二硫化モリブデンを混合し
、あるいはＴ：、硫化モリブデン単独で用いる滑走用ワ
ックスに関するものである。
、あるいはＴ：、硫化モリブデン単独で用いる滑走用ワ
ックスに関するものである。
以下、本発明に係るワックスについて詳細に説明する。
二硫化モリブデン（ＭＯ５７）の構造は１個のＭｏ原子
の両側を２個のＳ原子が狭んだサントイッチ状態となっ
ており、六方晶状をなし、各分子どうしは剥開性を有す
る。また、粒形は楕円に近い偏平状の不定形をなし、厚
さは長袖の約１／２０である。色相は銀灰色又は黒灰色
で、硬度（モース）は１〜１．２．比重４．８〜５．０
、熱伝導性は０．３２８ ｃａｌ、ｃｍ ’ ｄｅ
ｇ −’−ｃあり、半導体と考えられるが、強度に圧縮
された被膜は良導体となる。また、温度が上昇すると抵
抗が減少する特性がある。
の両側を２個のＳ原子が狭んだサントイッチ状態となっ
ており、六方晶状をなし、各分子どうしは剥開性を有す
る。また、粒形は楕円に近い偏平状の不定形をなし、厚
さは長袖の約１／２０である。色相は銀灰色又は黒灰色
で、硬度（モース）は１〜１．２．比重４．８〜５．０
、熱伝導性は０．３２８ ｃａｌ、ｃｍ ’ ｄｅ
ｇ −’−ｃあり、半導体と考えられるが、強度に圧縮
された被膜は良導体となる。また、温度が上昇すると抵
抗が減少する特性がある。
これらの特性を有する二硫化モリブデンを単独又は・パ
ラフィンと一定割合に混合することにより滑走性と塗布
性の良いワックスが得られ、パラフィンワックスよりは
勿論のこと、通常の万能ワックスとして用いられている
アルミニウム入りパラフィンワックス（通称「銀パラ」
）と比較しても格段に性能の良いものが得られる。
ラフィンと一定割合に混合することにより滑走性と塗布
性の良いワックスが得られ、パラフィンワックスよりは
勿論のこと、通常の万能ワックスとして用いられている
アルミニウム入りパラフィンワックス（通称「銀パラ」
）と比較しても格段に性能の良いものが得られる。
市販の二硫化モリブデンパウダーは一般的に０．５〜５
ｔｔの平均粒径な有するが、本発明に用いるものは１．
０ｐ以下のものがパラフィンとのなじみや塗布性、滑走
性に優れている・ このように、二硫化モリブデン単独でもその効果は抜群
であるが、パラフィンと混合して用いることにより、更
に滑走性が良くて競技用ワックスと比較しても保色がな
く、むしろ湿雪の固った雪において優位性のあることが
実証された。
ｔｔの平均粒径な有するが、本発明に用いるものは１．
０ｐ以下のものがパラフィンとのなじみや塗布性、滑走
性に優れている・ このように、二硫化モリブデン単独でもその効果は抜群
であるが、パラフィンと混合して用いることにより、更
に滑走性が良くて競技用ワックスと比較しても保色がな
く、むしろ湿雪の固った雪において優位性のあることが
実証された。
次に、実施例において本発明ワックスの優位性を明らか
とする。
とする。
（ニ）実施例
本発明ワックスと従来ワックスのスキー滑走比較試験を
行なった。
行なった。
使用したワックスの種類としては、市販の一般用万能ワ
ックスと競技用として調合した市販のもの、ならびに本
発明ワックスを次のようにして使用した。
ックスと競技用として調合した市販のもの、ならびに本
発明ワックスを次のようにして使用した。
なお、ワクシングは「競技用スキーテキストアルペン編
」 （全日本スキ一連盟強化部アルペン委員会編）に準
じた。
」 （全日本スキ一連盟強化部アルペン委員会編）に準
じた。
ａ）万能ワックス（通称：銀パラ）
万能ワックスをスキー滑走面に塗り、コルクで延ばした
後、表面を薄く削り取り、再度同様の作業を繰返して仕
上げた。
後、表面を薄く削り取り、再度同様の作業を繰返して仕
上げた。
ｂ）競技用ワックス
Ａ社のワックス［白」と「黄Ｊ （各々商品名）を１：
１で溶かして調合し、ホットヮクシングを行なった。そ
の他は上記ａ）と同様である。
１で溶かして調合し、ホットヮクシングを行なった。そ
の他は上記ａ）と同様である。
Ｃ）本発明ワックス
二硫化モリブデン単独でワクシングしたものと、上記ｂ
）の競技用ワックスに二硫化モリブデンを３０％混合し
て調合したものをホットワクシングした２種を使用した
。その他は上記ａ）と同様である。
）の競技用ワックスに二硫化モリブデンを３０％混合し
て調合したものをホットワクシングした２種を使用した
。その他は上記ａ）と同様である。
滑走条件は次の通りである。
両温 ０℃
天気 曇
雪質 ザラメ雪（湿雪）
滑走者 全日本スキ一連盟指導員（元国体選手）２名
計測 ストップウォッチ １／１００秒まで測定可能
なものを使用した。
なものを使用した。
測定結果は次表の通りであった。
（ホ）発明の効果
以上の如く、本発明ワックスによれば従来のワックスに
比較して滑走性能が良いことは勿論のこと、新雪、湿雪
、ザラメ雪、アイスバーン等の雪質に影響されることな
く安定した滑走性能を確保することができる。
比較して滑走性能が良いことは勿論のこと、新雪、湿雪
、ザラメ雪、アイスバーン等の雪質に影響されることな
く安定した滑走性能を確保することができる。
また、ワクシングに際しては延びが良く、スキー場にお
いて手軽に滑走面に塗布できるので取扱い易く、またワ
ックス効果の持続時間も長い等の利点がある。
いて手軽に滑走面に塗布できるので取扱い易く、またワ
ックス効果の持続時間も長い等の利点がある。
Claims (2)
- （１）二硫化モリブデン単独或は二硫化モリブデンを含
有してなる滑走用ワックス。 - （２）二硫化モリブデンがパラフィン中に混合されてな
る特許請求の範囲第１項記載の滑走用ワックス。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14537684A JPS6123668A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 滑走用ワツクス |
| AT85300574T ATE36551T1 (de) | 1984-02-04 | 1985-01-29 | Gleitmittel fuer skier und dergleichen. |
| DE8585300574T DE3564444D1 (en) | 1984-02-04 | 1985-01-29 | Lubricant for skis and the like |
| EP19850300574 EP0153039B1 (en) | 1984-02-04 | 1985-01-29 | Lubricant for skis and the like |
| NO850384A NO165597C (no) | 1984-02-04 | 1985-02-01 | Anvendelse av gallium eller galliumlegeringer i glivoks for ski. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14537684A JPS6123668A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 滑走用ワツクス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6123668A true JPS6123668A (ja) | 1986-02-01 |
Family
ID=15383798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14537684A Pending JPS6123668A (ja) | 1984-02-04 | 1984-07-13 | 滑走用ワツクス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6123668A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7834230B2 (en) | 2005-11-07 | 2010-11-16 | Japan Gas Synthesized, Ltd. | Catalyst and process for producing liquefied petroleum gas |
| CN114672253A (zh) * | 2022-03-28 | 2022-06-28 | 广州德馨新材料科技有限公司 | 石蜡复合材料及其制备方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58125796A (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-26 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | 固体潤滑剤 |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP14537684A patent/JPS6123668A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58125796A (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-26 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | 固体潤滑剤 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7834230B2 (en) | 2005-11-07 | 2010-11-16 | Japan Gas Synthesized, Ltd. | Catalyst and process for producing liquefied petroleum gas |
| CN114672253A (zh) * | 2022-03-28 | 2022-06-28 | 广州德馨新材料科技有限公司 | 石蜡复合材料及其制备方法 |
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