JPS61236384A - モ−タ駆動装置 - Google Patents

モ−タ駆動装置

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JPS61236384A
JPS61236384A JP60076133A JP7613385A JPS61236384A JP S61236384 A JPS61236384 A JP S61236384A JP 60076133 A JP60076133 A JP 60076133A JP 7613385 A JP7613385 A JP 7613385A JP S61236384 A JPS61236384 A JP S61236384A
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Japan
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waveform
circuit
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phase
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JP60076133A
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Atsukore Suganuma
菅沼 篤是
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/06Arrangements for speed regulation of a single motor wherein the motor speed is measured and compared with a given physical value so as to adjust the motor speed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はモータ駆動装置に係り、特に磁気記録再生装置
(VTR)のドラムモータ等の直流無刷子モータを駆動
するためのモータ駆動装置に関する。
(従来の技術) 従来より、磁気記録再生装置(VTR)のドラムモータ
としては、ホール素子を用いた直流無刷子モータ(ホー
ルモータ)を用いていた。これは、ホール素子によって
回転子の磁極と電機子巻線(コイル)との相対位置を検
出し、これによりスイッチング素子を相対位置に応じて
オン、オフせしめ、m相(但し、mは2以上の整数)の
コイルに流れる電流を順次切換えて回転子を一定方向に
回転させるものである。この場合、回転子の磁極の磁束
を最も有効に利用するためには、各相毎に1つのホール
素子を用い、コイルの位置に対応した回転子の磁極(例
えばN、Sの2値)を、そのコイルに流す電流(+、O
,−)の3値に対応させる必要がある。従って、m相の
ホールモータでは、m個のホール素子が必要であった。
一方、一般のヘリカルスキャン型VTRにおいては、回
転ドラム(シリンダ)の回転速度及び回転位置を検出し
、これらの検出信号に応じて回転ドラムの回転を制御し
、回転ドラムに取付けられた2つのビデオヘッドが、磁
気テープ上の所望の記録(あるいは再生)トラックを正
確に走査(トレース)するよう制御している。
すなわち、上記の従来のVTRにおいては、回転ドラム
上に互いに180度の間隔を隔てて取付けられた2つの
磁石(マグネット)を検出用ヘッド(ピックアップヘッ
ド;PGヘッド)で検出して、2つのビデオヘッドに対
応した回転ドラムの回転位相を検出している。
また、回転ドラム上に等間隔で複数の磁極を設け、この
複数の磁極を周波数発電機(FG)のコイルで検出して
、検出信号(FG倍信号の周波数という形態で回転ドラ
ムの回転速度を検出している。
ここで、従来のモータ駆動装置の一例について説明する
。第9図は従来のヘリカルスキャン型VTRのドラム回
転制御装置のブロック系統図を示すものである。第9図
の右下に示す1.I及び■は被駆動モータの3組のコイ
ル(電機子巻線)で終端はいずれも接地されている。
第9図において、PGヘッド1は回転ドラムに取付けた
2個の磁極を検出し、このPGヘッド1からの出力から
は、第10図の波形aに示すような立上りと立下りを、
回転ドラムの1回転中に1回(発)の割合でパルス(P
G信号)が位相情報として得られる。このPGヘッド1
の出力はモノマルチ2及びモノマルチ3にそれぞれ供給
され、モノマルチ2は波形aの立上りでトリガされ、モ
ノマルチ3は波形aの立下りでトリガされ、それぞれ波
形す、cを得る。そして、この2つのモノマルチ2,3
で回転ドラムに取付けたビデオヘッド(図示せず)のス
イッチングの位置を調整する。
更に、波形す、cはフリップフロップ4に供給され、こ
のフリップ70ツブ4は波形すの立下りでセットされ、
波形Cの立下りでリセットされる。
従って、回転ドラム(シリンダ)が、例えば30rps
で回転する時、繰返し周波数301..50%のデユー
ティ比のビデオヘッドのスイッチング位置に対応した波
形dのようなドラムパルス(DP)を得る。
この波形dの信号(ドラムパルス)は、スイッチングパ
ルスとして用いられると共に、台形波発生器5に供給さ
れる。
この台形波発生器5は、波形dの信号に同期した台形波
を生成して、サンプリングホールド回路6に供給する。
一方、複合映像信号7は、垂直同期信号分離回路(V同
期分離回路)8に供給される。そして、この垂直同期信
号分離回路8により、60H2の垂直同期信号のみが取
出され、秀分周回路9に供給される。従って、この去分
周回路9の出力には301工の映像信号に同期したパル
スが出力され、このパルスをスイッチ回路10の一方の
端子10a(REC)に供給する。
また一方、基準となる周波数発振器11より発生したパ
ルスを分周回路12を通して、30Hzの基準パルスを
得て、この基準パルスをスイッチ回路10の他方の端子
10b(PB)に供給する。
スイッチ回路10は、記録時には端子10a側に、再生
時には端子10b側に、それぞれ切換えられることによ
り、前記の十分周回路9と分周回路12からのパルスと
を選択してモノマルチ13に供給されるようにしている
モノマルチ13により、記録時の映像信号の垂直同期信
号に対して、ある一定期間遅らせたサンプリングパルス
を作る。
サンプルホールド回路6は、このサンプリングパルスで
、台形波の傾斜部をサンプルし、かつホールドして位相
誤差電圧を得る。この位相誤差電圧は、サーボループの
過渡特性を向上させることを目的とするループフィルタ
14に供給され、ぞの出力(位相誤差電圧)は混合増幅
器15に供給される。
一方、FGコイル160は回転ドラムに等間隔に設けた
複数の磁極を検出し、このFGコイル160からは等間
隔に複数個の割合で存在するパルス(FG倍信号が速度
情報として得られる。このパルスはFGパルス増幅器1
70で増幅、波形整形され、F/V (周波数/電圧)
変換器180に供給される。F/V変換器180は、入
力信号の周波数に応じて、それを電圧に変換する回路で
あり、従つて、その出力には回転ドラムの回転数に応じ
た速度誤差電圧が出力され、混合増幅器15に供給され
る。
上記位相誤差電圧と速度誤差電圧は、混合増幅器15で
混合増幅され、誤差電圧が得られる。この誤差電圧は、
モータ駆動回路16に供給され、このモータ駆動回路1
6は、誤差電圧に応じた駆@l電流をモータ17のコイ
ルに供給し、これを回転させ、制御する。
次に、モータ駆動回路16について説明する。同図のブ
ロック系統図のものは、3相1方向駆動電圧制御方式を
示すものである。これは、通常、モータ17のそれぞれ
のコイルI、1.I[Iに流す電流の切換え位置を決め
るために、3個のホール素子18a。18b、 18c
を用いる。ホール素子18a。
18b、 18c、のそれぞれの出力は、差動増幅器1
9a、19b、19Gにそれぞれ入力され、更に、その
出力は、論理回路20へ供給される。
この論理回路20は、モータ17のコイルI、IF。
■に流す電流が正しい位置で切換ねるように後段のスイ
ッチングトランジスタ21a、21b、21cをオン、
オフさせるための信号に変換するための回路である。こ
の論理回路20の出力によりトランジスタ21a、21
b、21cのうちオンになったトランジスタに接続され
るコイルに混合増幅器15の出力電圧が加わり、コイル
に電流を流し、モータを駆動する。
以上の構成のドラム回転制御装置では、前記したように
、回転位相を検出するための機構(すなわち、2つのマ
グネットとピックアップヘッド)と回転速度を検出する
ための機構(複数の磁極と周波数発電機)が別々に存在
しており、これらの2つの検出Ill構によりモータの
電機子コイル端電圧を制御している。更に、モータ駆動
電流の切換えは3相のホールモータに対して3個のホー
ル素子によって行なっているものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記したように、従来のモータ駆動装置においては、m
相のホールモータを用いて回転ドラム(シリンダ)を制
御する場合、ホールモータを駆動するために必要な駆動
電流を切換えるためのm個のホール素子1回転ドラムの
回転位相を検出するための機構(すなわち、2つのマグ
ネットとピックアップヘッド)9回転ドラムの回転速度
を検出するための機構(複数の磁極と周波数発電機)の
3つの機構が必要であった。従って、これらの機構の設
置及び配線等が複雑になり、生産性の向上及び低コスト
化が困難であるという問題点があった。
そこで、本発明は、回転体に設けた一の被検出部の所定
の回転検出パターンを、−のセンサで検出した検出信号
により、この回転体を回転させるためのモータの駆動を
行なうと共に、この回転体の位相情報信号及び速度情報
信号をも取出しうるようにすることにより、上記の問題
点を解決したモータ駆動装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成ザるために、第1図の本発明
装置の構成のブロック系統図に示すように、m相(但し
、mは2以上の整数)のコイルを有する駆動すべきモー
タの回転子に設けた回転体の円周上に、2種の物理量を
交互に設けると共に、この2種の物理量のうちの一方の
物理口から他方の物理量に変化する変化点を順次a2.
a3.・・・。
an(ただし、nは3以上の整数)とし、この変化点a
2からanまでの前記物理量を等間隔に存在させ、変化
点anに隣接する他方の物理量から変化点a2に向かう
一方の物理量に変化する変化点をalとし、この変化点
a1に隣接する前記2種の物理aのうちの一方の物理量
の検出波形の極大値がこれ以外の一方の物理量の検出波
形の極大値よりも小さくなるようにした一の被検出部(
マーカ部)21と、この被検出部21の物理量を検出す
る一のセンサを有するセンサ部22と、このセンサ部2
2の検出信号により前記駆動すべきモータのm相のコイ
ルに流される駆動電流が切換わるべき前記被検出部21
の物理量位置に関連した位相で、かつ、前記回転体の回
転速度に比例した繰返し周波数の回転検出信号及び前記
被検出部の物理量位置に関連した位相で、かつ、前記回
転体の回転位相に対応したパルスの位相検出信号を出力
する検出信号発生回路23と、この検出信号発生回路2
3の前記回転検出信号が供給され前記回転子を回転させ
るための回転磁界を作ることを目的としたm相の駆動用
パルスを発生して前記m相のコイルへ各別の駆動電流と
して出力するモータ駆動回路24とよりなることを特徴
とするモータ駆動装置を提供するものである。
(作・用) 上記の構成のモータ駆動装置においては、回転体に設け
た被検出部の所定の物理量(回転検出パターン)と、そ
の物理量を検出する一のセンサを有するセンサ部より得
られる検出信号により回転検出信号を生成し、この回転
検出信号によりモータの各相のコイルに流す駆動電流を
出力させることができ、更に、上記回転体の位相情報信
号及び速度情報信号をも取出すことができる。
(実 施 例) 本発明になるモータ駆動装置の一実施例について、以下
に図面と共に説明する。
第2図は、本発明装置の一実施例のブロック系統図を示
す。同図中、第1図と同一構成部分には同一符号を付し
である。また、前出の第9図と同一部分にも同一符号を
付しである。
マーカ部21は、後述する条件により施された着磁パタ
ーン(磁極)を有するものであって、例えば後述するよ
うに回転ドラム(シリンダ)を駆動するモータの回転子
と一体になった回転体に着磁を施すという形で構成され
ている。
センサ部22は、マーカ部21に常に近接する位置に設
けられていて、マーカ部21を構成する磁極の磁束を検
出する、例えば1個のホール素子(センサ)25を有し
ている。このセンサ25で検出した出力は差動増幅器2
6に供給される。(なお、センサ25をホール素子で構
成した場合、通常、差動増幅器で受ける。)この差動増
幅器26は比較器27A。
27Bに供給される。その後、ディジタル信号処理回路
28を通して、回転ドラムの1回転毎にに1回(発)の
割合でパルス(PG低信号を位相情報として出力すると
共に、等間隔に複数個の割合で存在するパルス(FG信
号)を速度情報として出力する。
位相情報であるPG低信号しては、第10図の波形a′
に示すようなパルスが得られる。このパルスは、その立
上がりでトリガされるモノマルチ2及び立下がりでトリ
ガされるモノマルチ3を通すことによって、第10図に
示す波形bJ 、 c I を得る。そして、この波形
b’ 、c’ はフリップフロップ4に供給され、この
フリップフロップ4は波形b′の立下がりでセットされ
、波形C′の立下がりでリセットされる。従って、回転
ドラムが、例えば30rp3で回転する時、繰返し周波
数30)12゜50%のデユーティ比のビデオヘッドの
スイッヂング位置に対応した、波形d′のようなドラム
パルス(DP)を得る。以下、第9図に示す従来装置と
同様にして、位相誤差電圧が混合増幅器15に供給され
る。
また、ディジタル信号処理回路28より出力されるFG
信号は、FGパルス増幅器170及びF/V(周波数/
電圧)変換器180を介して混合増幅器15に供給され
る。また、このFG低信号、モータ駆動回路24にも供
給される。すなわち、本発明においては、モータのコイ
ル電流の切換えのタイミングに、FG低信号用いている
モータ駆動回路24は、パルス発生回路29.スイッチ
回路手段30.波形変換回路31及びドライバ回路32
とより構成される。また、ドライバ回路32の出力端に
はモータ17のコイルI〜■が接続される。
上記構成のモータ駆動回路24において、FG低信号び
PG信号発生回路23を構成するディジタル信号処理回
路28の出力端から得られるFG低信号、リトリガブル
モノマルチ33及び切換スイッチ34の端子34aに供
給される。
切換スイッチ34は、起動時あるいは低速時には、端子
34bの側に切換わり、パルス発生回路29からの出力
がリングカウンタ36及び波形変換論理回路37にそれ
ぞれ供給される。従って、リングカウンタ36の出力端
Q1.Q2.Q3には、出力信号がQ1→Q2→Q3の
順でパルスが出力される。そして、このパルスは波形変
換論理回路31を介して、トランジスタTI、T2.7
3に印加され、更に、トランジスタT ++ + T 
I21713を順次オンさせる。
これにより、コイル■、T1.I[[,1,I、・・・
の順に駆動電流が切換わり、正回転方向の回転磁界が生
ずることになる。従って、モータの回転子の主磁極は、
その発生する回転磁界に同期して正回転方向に回転する
ことになる。
一方、モータがある速度以上(定常回転速度)になれば
、リトリガブルモノマルチ33の出力により、切換スイ
ッチ34は、端子34aの側に切換わり、FG低信号リ
ングカウンタ36に供給される。これにより、正回転方
向に回転磁界を生じると共に、正しい電流切換え点でも
ってモータの駆動電流を切換えることができるので、モ
ータ回転子は連続的に回転する。
また、本発明の実施例では、第3図に示すように、回転
ドラム(シリンダ)と被駆動モータとが直結されたダイ
レクト・ドライブ・モータにより、この回転ドラムの回
転の制御を行なっている。そして、被駆動モータの構造
としては、主磁極(メインマグネット)38の設けられ
た回転子(ロータ)39に一体的に取付けられた回転体
40上に、後述するような条件を満足するように円周上
に着磁されたマーカ41がある。また、固定子42には
、電機子コイル(以下、コイルと呼ぶ)I〜■を設け、
更にマーカ41と対向゛する位置にセンサ25が取付け
られている。また、モータのシャフト43により回転ド
ラム44が連結されており、この回転ドラム44には2
個のビデオヘッド(磁気ヘッド) 45a 、 45b
が180度の間隔で取付けられている。
第4図は、第3図に示す被駆動モータの要部を上から見
た場合の配置関係を示す図であり、回転子39の主磁極
38の着磁状態、コイルエ〜■の配置。
センサ25の位置1回転体40のマーカ41の着磁状態
を表わす。更に、2個のビデオヘッド45a、45bの
位置も記した。なお、同図において、モータの正回転方
向は反時計回り(図中、矢印Rで示す)とする。
また、上記のそれぞれの位置関係を分かりやすくするた
めに、第5図(a)〜(e)に第4図のコイル■〜■を
展開したものを示すと共に、第4図の回転子39の主磁
石38及びマーカ41を展開したものを併せて示す。第
5図中、第4図と同一部分には同一符号を付しである。
第5図(a)に示すように、コイルは3組存在し、それ
ぞれ■1〜I4.I[1〜II4.I[[l〜■4で表
わされる。また、I4.II4.I[[aは、それぞれ
接地されている。3組のコイル1〜■に対して、第4図
の回転子39は、最初、第5図(b)で示す位置にあっ
たものとする。
すなわち、第4図と第5図(b)との位置関係が正確に
対応し、かつ、各図のA、Bの位置も対応している。
今、センサ25の位置をBとする。主磁極38は、第5
図(b)〜(e)に示すように、N極、S極が交互に4
極ずつ合計8極等角度間隔で着磁されている。
また、回転体40に着磁されるマーカ41も同じく第5
図(b)〜(e)に示すように、着磁され、主磁極38
及びビデオヘッド45a、45bと共に回転する。そし
て、回転子39が正方向に回転を行なうと、第5図(C
)−)第5図(d)→第5図(e)と移動する。
ここで、回転体40の円周上に着磁されるマーカ41の
着磁パターンには、次のような条件が要求される。
■モータの逆回転方向に向かってN極からS極に変化す
る磁極変化点を順次a 2 + a 3 +・・・。
a 13で表わすと、この磁極変化点a2から813ま
での間の磁極は等間隔に存在し、変化点a 13に隣接
するS極から変化点a2に向かうN極に変化する変化点
a1が存在すること。
■磁極変化点a1に隣接するN極の磁束密度の検出波形
の極大値(出力波形が増加から減少に変わるピーク値)
は、マーカ41の他のN極の磁束密度の検出波形の極大
値よりも小さいこと。
すなわち、第6図に示すように、マーカ41の着磁パタ
ーンをセンサ部22で検出した出力(差動増幅器26の
出力)である波形Aにおいては、マーカ41のN極の磁
束密度に対する検出の極大値のうち、!1極変化点a1
に隣接するN極の磁束密度に対する検出波形の極大値が
他のN極の磁束密度に対する検出波形の極大値よりも小
さいことである。
なお、上記の2つの条件■、■がマーカ41の着磁パタ
ーンとして要求されるが、これらの条件のうち、特に■
の条件については、後で詳しく述べる。また、磁極変化
点は3個(a+〜a3)以上であれば良い。
次に、被駆動モータを正方向に回転させるための条件に
ついて考える。
今、第4図または第5図(b)に示す状態において、コ
イルエに工1から工4の方向に電流を流したとすると、
コイル片11とI3は、主磁極38のN極に面し、また
、コイル片工2とI4は、主磁極38のS極に面してい
るので、フレミングの左手の法則により、コイル片I1
.I2.13゜I4には、それぞれ逆回転方向の力がか
かる。
しかし、コイルは固定されているので、主磁極38が回
転力を得て、正回転方向に回転する。そして、回転子3
9が第5図(C)の位置を越えると、コイル片■1〜■
4は全てS極に面することとなり、力の発生はなくなる
。従って、連続的に回転力を得るためには、第5図(C
)の位置で、コイル■に■1から■4の方向に電流を流
すように切換えれば良い。そうすれば、コイル片III
、 I[OはN極に面し、コイル片I[2,I[aはS
極に面しているので、前述と同様に主磁極38は回転力
を得る。また、同様にして、第5図(d)の位置に回転
子39がきた時には、コイル■に電流を切換えれば良い
。同様にして、第5図(e)の位置に回転子39がきた
時には、コイル■に電流を切換えれば良い。以下、同様
である。
すなわち、コイルエ〜■に対する主磁極38の位置が、
第5図(b)、(c)、(d)、(e)となる位置で、
それぞれコイル■、コイル■、コイル■、コイル■、・
・・の順に電流を切換えれば良い。
そのためには、第5図(b)の状態で、センサ25が磁
極変化点a 13を検出し、コイル■に電流を流し、第
5図(C)の状態で、センサ25が磁極変化点a2を検
出し、]コイルに電流を流し、第5図(d)の状態でセ
ンサ25が磁極変化点a3を検出し、コイル■に電流を
流し、第5図(e)の状態でセンサ25が磁極変化点a
4を検出し、コイル■に電流を流すようにすれば良い。
以下同様である。
また、回転子39の主磁極38はN極、S極を交互に等
間隔で8極に着磁され、また、マーカ41の磁極変化点
a2〜a 13も等間隔で12個存在するので、一度正
しい方向に回転すれば、後は連続的にセンサ25が磁極
変化点a2〜a 13を検出し、コイルエ〜■の駆動電
流を切換えて回転させることができる。
とにかく、電流の切換え点は、マーカ41の磁極変化点
a2〜a 13とする必要がある。
ところで、磁極変化点a2〜a 13は等間隔で存在す
るので、回転速度情報としても用いることができる。す
なわち、前記したFG低信号してである。また、回転位
相情報として、1回転中に1箇所、位置を検出する必要
がある。なあ、上記した本発明の実施例のモータ駆動装
置では、マーカ41の磁極変化点a+(またはa 、 
l またはal“)の点とする。
以上のことから、本発明の実施例のモータ駆動装置では
、センサ25の出力を入力とし、マーカ41の磁極変化
点a1〜a 13のうちal (またはa 、 I ま
たはa 、 # )に対応した信号[PG信号コのみを
取出す回路とa2〜a 13に対応する信号[FG信号
]のみを取出す回路を必要とする。これが、後述するF
G倍信号びPG信号発生回路である。
次に第1図に示す本発明のモータ駆動装置の各構成部分
について、説明する。
まず、センサ部22について説明する。回転子(ロータ
)39が正回転方向に回転している場合、センサ(ホー
ル素子)25はマーカ41の磁極に対応した磁束密度を
検出して出力する。一定速度で回転子39が正回転方向
に回転している場合のセンサ部22の出力(差動増幅器
出力)は、第6図のタイミングチャートの出力波形Aで
示す。すなわち、前記したマーカ41の着磁パータンの
条件により、この波形Aは、マーカ41の磁極変化点a
1を境とするN極の磁束密度に対応する検出波形の最大
波高値(極大値)が、マーカ41の他のN極の磁束密度
に対応する検出波形の最大波高値(極大値)よりも小さ
くなるよう出力される。
第7図はFG倍信号びPG信号発生回路のブロック系統
図を示す。また、第8図は第7図のFG倍信号G信号発
生回路の具体的回路例を示す。第7図及び第8図中、前
出の図と同一構成部分には同一符号を付しである。
センサ部22の出力(差動増幅器出力)は、比較器(レ
ベルコンパレータ)27A 、 27Bにそれぞれ入力
される。比較器27Aは、全ての磁極変化点を検出する
ことを目的とし、その目的を達成するように電圧Vaを
比較入力レベルとして設定される。
すなわち、第6図のり゛イミングチヤードにおいて、比
較器27Aの出力波形Bは、その立下がり部が、マーカ
41の磁極変化a12. al3.a + I a2 
a3・・・と正確に一致する。
また、比較器27Bは、第6図の波形Aの極大値のうち
、他の極大値と比べて小となるレベルの部分(マーカ4
1の磁極変化点a1に隣接するNiの部分)のみを検出
するように、比較器273の比較入力レベルが電圧Vc
のように設定される。そして、比較器27Bの入力レベ
ルが電圧Vcよりも大ならば出力は゛Hレベル″となり
、小ならば出力は゛Lレベル″となるので、比較器27
Bの出力波形は第6図のタイミングチャートにおいて、
波形Cのようになる。
次に、これらの比較器27A、 273の出力波形B。
Cは、ディジタル信号処理回路28に供給される。
このディジタル信号処理回路28の回路構成は種々の方
法が考えられるが、要するに、第6図の波形Cを用いて
、波形Bの立下がり部のタイミングの中から等間隔に存
在するマーカ41の磁極変化点a2〜a 13に対応す
るタイミングのパルスのみを取出す回路と、マーカ41
の磁極変化点a+(またはa + l またはa1″)
に対応するタイミングのパルスのみを取出す回路との2
つの回路を存在させている。そして、前者はFG信号発
生回路、後者をPG信号発生回路としている。
ここで、第8図に示す第7図のFG倍信号びPG信号発
生回路23の具体的回路例について説明する。
この回路のうち、R−Sフリップフロップ46とインバ
ータ47とによってFG信号発生回路が構成される。
比較器27Aの出力である波形Bは、インバータ47を
介して反転され、波形■となり、R−Sフリップフロッ
プ46のS端子入力に入力され、また、比較器27Bの
出力である波形CG、t R端子入力に入力される。そ
して、R−8フリツプフロツプ46は、S端子入力に供
給される波形nの立上がりでセットされ、R端子入力に
供給される波形Cの立上がりでリセットされる。従って
、このR−Sフリップフロップ46のQ端子の出力波形
は、第6図の波の立上がり部のタイミングは、マーカ4
1の磁極変化点a2 * a 3 、・・・、al3と
一致する。すなわち、この波形D(信号)は、回転速度
情報(FG倍信号となる。
また、前記のR−8フリツプフロツプ46とインバータ
47とリセット端子付きのエツジトリガのDフリップフ
ロップ48とによってPG信号発生回路が構成される。
Dフリップフロップ48のCk端子入力には比較器27
Aの出力(波形B)をインバータ47で反転した波形B
が入力され、D端子入力には波形D(R−Sフリップフ
ロップ46のQ端子出力)が入力され、R端子入力には
波形Cが入力される。そして、Dフリップフロップ48
のD端子入力が“Hレベル”であり、R端子入力が゛L
レベル″である時、Ck端子入力に立上がりりOツクパ
ルスが入ると、Q端子出力は“Hレベル”となり、また
、R端子入力が“Hレベル”になると、Q端子出力は“
Lレベル″゛となる。従って、Dフリップフロップ48
のQ端子出力は第6図の波形Eとなる。そして、この波
形Eの立上がり部のタイミングは、マーカ41の磁極変
化点a1に対応していて、モータの1回転中に1回(発
)のパルスを有する波形(信号)となる。すなわち、こ
の波形E(信号)は、回転位相情報(PG倍信号となる
前記したように、回転子39は一度正しい方向に回転す
れば、後は連続的にセンサ25がマーカ41の磁極変化
点a2〜a 13を検出し、駆動電流の切換え回転させ
ることができる。
また、FG倍信号びPG信号発生回路23を構成する第
7図示のディジタル信号処理回路28は、第8図に示す
実施例の構成に限定されるものではなく、以下に示す回
路を組合わせることにしても良い。なお、以下に示す各
回路の各出力波形を第6図に示すと共に、各波形の回転
速度情報の存在する部分をO印で、回転位相情報の存在
する部分をΔ印で、それぞれ示す。
第11図は第6図の波形U、Cを入力として、波形りを
つくる回路であり、すなわち、R−Sフリップ70ツブ
により構成される。この回路において、S端子に入力さ
れる波形Hの立上がりでセットされ、R端子に入力され
る波形Cの立上がりでリセットされるので、出力Qは波
形りとなり、この波形りの立上がり部分に回転速度情報
(FG倍信号が得られる。また、同様に、出力ごの波形
nには、その立下がり部分に回転速度情報が得られる。
また、波形U、C,Cを入力として、第6図に示す波形
D (FG倍信号を出力する回路の例としては、第12
図に示す回路がある。すなわち、この回路は、リセット
端子付きのエツジトリガのDフリップ70ツブを用いて
いる。そして、この回路において、D端子入力が“Hレ
ベル”であり、R端子入力が“Lレベル”である時、C
k端子入力に立上がりエツジ(クロックパルス)が入っ
た時、出力Qは“Hレベル”となり、また、R端子入力
が“14レベル”の時、リセットされ、出力QはパLレ
ベル”となる。従って、出力Qには波形りが得られる。
また、波形IT、 D、 U (またはC)を入力とし
て、第6図に示す波形E (PG倍信号を出力する回路
の例としては、第13図に示す回路がある。すなわち、
この回路は、第12図と同じくリセット端子付きのエツ
ジトリガのDフリップフロップを用いている。そして、
この回路においては、第12図の回路と同じ動作により
、結局、出力Qには波形Eが得られる。
また、波形B、て(またはD)、C(またはD)を入力
とし、第6図に示す波形F (PG倍信号を出力する回
路の例としては、第14図に示すリセット端子付きのシ
フトレジスタあるいは第15図に示すカウンタを用いた
回路がある。そして、第14図に示すシフトレジスタに
おいては、DI子に入力される波形で(またはD)が“
Hレベル”であり、R端子に入力される波形C(または
D)が“Lレベル”の時、Ck端子に入力される波形B
の立上がりクロックパルスが続けて2発入った時、出力
Q2は゛Hレベル”となり、R端子入力が“Hレベル″
になると、リセットされて、出力Q2は11 ルベル″
となる。従って、出力Q2には波形Fが得られる。
また、第15図に示すカウンタにおいては、R端子入力
が゛Lレベル″の時、Ck端子に入力される波形Bの立
上がりクロックパルスが続けて2発入った時、出力Q2
は“Hレベル″となる。そして、3発目のクロックパル
スが入るか、あるいは、R端子入力が゛Hレベル”にな
れば、出力Q2はII Lレベル”になる。ここでは、
先にR端子入力が″Hレベル”になる。従って、出力Q
2には波形Fが得られる。
また、波形■、で、Cを入力として、波形D(FG低信
号及び第6図に示す波形G (PG低信号を出力する回
路の例としては、第16図に示す回路がある。すなわち
、この回路は、第14図と同じくリセット端子付きのシ
フトレジスタを用いている。
そして、この回路において、D端子に入力される波形て
が“Hレベル”で、R端子に入力される波形Cが“Lレ
ベル″の時、Ck端子に入力される波形Bの1発目の立
上がりクロックパルスで出力Q1は゛Hレベル″となり
、R端子入力が“Hレベル”になると、リセットされ、
出力Q1は“Lレベル”になる。従って、出力Q1には
波形りが得られる。
また一方、第16図において、D端子入力が゛Hレベル
″でR端子入力が“Lレベル′′の時、Ck端子に入力
される2発目の立上がりクロックパルスにより、出力Q
2は゛Hレベル”となり、R端子入力が“Hレベル″に
なると、リセットされ、出力Q2は“Lレベル″となる
。従って、出力Q2には波形Gが得られる。
また、U、Cを入力として、波形H(FG低信号及び波
形G (PG低信号を出力する回路の例としては、第1
7図に示す回路がある。すなわち、この回路は、第15
図と同じくリセット端子付きのカウンタを用いている。
そして、この回路において、R端子に入力される波形C
が“Lレベル”の時、Ck端子に入力される波形nの1
発目の立上がりクロックパルスで出力Q1は゛Hレベル
”となり、2発目の立上がりクロックパルスで出力Q1
は“Lレベル”となるか、あるいは、R端子入力が“H
レベル”になることにより出力Q1は“Lレベル”とな
る。従って、出力Q1には波形Hが得られる。
また一方、第17図において、R端子入力が“Lレベル
″の時、Ck端子に入力される2発目の立上がりクロッ
クパルスで出力Q2は“Hレベル”となり、3発目の立
上がりクロックパルスが入るか、あるいは、R端子入力
が“Hレベル°′になることにより出力Q2は゛Lレベ
ル”となる。ここでは、先にR端子入力が゛Hレベル”
となり、出力Q2は“Lレベル゛′となる。従って、出
力Q2には波形Gが得られる。
また、入力波形を反転させる回路としては、第18図に
示すインバータを用いる。
また、波形IJ、D、Uを入力として、波形Gを出力す
る回路の例としては、第12図と同じく第19図に示す
リセット端子付きのエツジトリガのDフリップフロップ
を用いる。そして、この回路において、第12図の回路
と同じ動作により、結局、出力Qには波形Gが得られる
なお、波形n、てを得るのに、第18図に示すインバー
タなどを用いずに、第8図の比較器27A。
27Bの接続を、第20図のように「+」入力端子と「
−」入力端子を逆にして接続しても良い。
また、波形りをつくる回路として、比較器27Aと比較
器273とR−8フリツプフロツプ46を用いる代わり
に、例えば、第21図に示すシュミットトリガ回路を用
いても良い。
すなわち、第21図のシュミットトリガ回路において、
第22図に示す入力信号eiの低レベル時(1+以前)
は、AND回路の入力端子A、Bのレベルは両方とも低
レベルで、その出力も低レベルである。ここで、入力信
号eiのレベルが上昇すると、AND回路のA側は同時
に上昇し、B側は抵抗R1,R2,R3の分割電圧で上
昇する。
従って、A側が論理回路の反転しきい値VT(→1.2
V)に達してもB側がVTに達しなければ、出力eoは
低レベルで変わらない。
しかし、ざらに入力信号レベルが上昇し、BvM子がし
きい値VTになると(t2)、出力e□は高レベルに反
転する(この時の入力電圧値はV+)。この出力はB端
子に抵抗R3で正帰還されているから出力の反転は瞬時
に行なわれる。
次に、入力が低下した時には、AND回路は−方だけで
も入力が低レベルになれば反転するから、A端子がしき
い値VTを下回った瞬間(t4)(入力電圧値VL)に
出力eoは低レベルに切換わる。同時に、抵抗R3で正
帰還が生じ、反転は瞬時に行なわれる。なお、ヒステリ
シス幅は、抵抗R1で調節される。
第23図は、ダイオードDを接続し、抵抗R3を経た出
力の帰還信号が抵抗R1に分流し1、帰還量が低下する
のを防止した回路である。第24図の回路では、出力信
号eoをOR回路により端子Bに正帰還させるもので、
完全な帰還ができ、また帰還信号が端子Aに影響を与え
ない。
そこで、第22図のVH,VLのレベルをそれぞれ第6
図のVc、Vaとすれば、この第22図に示すように出
力(eo)は、Vcを越えた入力レベルの時“′Hレベ
ル”となり、Vaよりも小さい入力レベルの時“Lレベ
ル”となり、結局、波形nが得られる。
また、第21図、第23図及び第24図に示すもの以外
のシュミットトリガ回路を用いた場合も、上記と同様の
レベル設定をすることにより、出力波形りを得ることが
できる。
なお、第21図に示す回路においては、R1は100に
Ω。  4.7にΩ、R3は1にΩとする。
以上で述べた各回路により得られる波形(信号)のうち
、波形り、Hの各信号は、その立上がり部分に回転速度
情報(第6図に0印で示す)を持ち、また、それぞれの
反転波形り、Hの各信号も、その立下がり部分に回転速
度情報を持つことは、第6図に示すタイミングチャート
より明らかである。
そして、これらの波形(信号)には、回転位相情報は含
まれていない。つまり、FG倍信号けが取出せたことに
なる。
また、波形E、Fの各信号は、その立上がり部分に回転
位相情報(第6図にΔ印で示ず)を持ち、また、それぞ
れの反転波形[、「の各信号も、その立下がり部分に回
転位相情報を持つことは、第6図に示すタイミングチャ
ートより明らかである。
そして、これらの波形(信号〉は、回転位相情報だけを
含むものである。つまり、PG倍信号けが取出せたこと
になる。
さて、上述した各回路を組合わせることにより、FG倍
信号PG倍信号つくることができる。以下に、その組合
わせの一例について説明する。
すなわち、波形B、Cを入力として、FG倍信号PG倍
信号つくる回路構成のものとしては、第11図、第13
図及び第18図に示す回路を組合わせて、第25図のよ
うに接続構成すれば良い。そして、同図のR−Sフリッ
プフロップの出力Q(またはσ)からは回転速度情報(
FG倍信号としての波形D(またはn)が得られ、Dフ
リップフロップの出力Qからは回転位相情報(PG倍信
号としての波形Eが得られる。
なお、その他にも種々の回路構成が考えられる。
なお、この第25図に示す回路は第8図に示す本発明装
置の一実施例の回路でもある。
また、第5図及び第6図に示すマーカ41の着磁パター
ンの代わりに、第26図に示すマーカ41aの着磁パタ
ーンでも良い。すなわち、第6図に示すマーカ41の着
磁パターンに対し、磁極変化点a1の位置をa2の方向
にずらせ、かつ、前記の条件を満足するようにしたもの
が第26図に示すマーカ41aの着磁パターンである。
同図においては、特に磁極変化点a1に隣接する磁極(
N極、S極)の幅(着磁面積)を狭くすることで、その
検出波形が前記の条件を満足するようにしている。そし
て、この時のマーカ41aより得られる出力波形はA′
となる。更に、各比較器27A、 27Bの出力波形は
それぞれ波形B’ 、C’のようになり、これらの波形
のタイミング関係は、第6図に示す波形B、Cのタイミ
ング関係と全く同じである。従って、第26図に示すよ
うなマーカ41aの着磁パターンにしても本発明装置の
動作上の問題は全くない。
以上のことから、被検出部であるマーカの着磁パターン
が前記した条件■、■を満足すれば、第6図のマーカ4
1における磁極変化点a1が813からa2の間のどの
部分に存在しても、本発明装置の動作上の問題は全くな
い。
なお、本発明は上記の実施例のように、マーカ41、4
1aに着磁パターンを施し、この着磁パターンをセンサ
25で検出するものに限定されるものではなく、例えば
、反射率の異なる2種の物質を、前記したマーカ41に
施す着磁パターンのように分布させ、これをリニアな反
射率を検出するセンサ(ホトレフレクタ等)を用いて検
出するようにしても良い。
また、マーカ41に施す着磁パターンについては、各磁
極(N極とS極)について、N極とS極の位置を交換し
ても、本発明装置の動作には何ら差異はない。すなわち
、N極とS極の位置を交換した着磁パターンを検出した
出力波形を、例えば、センサ部22の差動増幅器26の
「+」入力端子と「−」入力端子とを逆にして接続する
ことにより、極性を反転させれば、第6図に示す波形A
のような出力波形が得られる。
以上のように、本発明の実施例は、従来の装置において
、回転ドラムの位相情報を検出するPGヘッド及びこれ
に対応する被検出磁極1回転ドラムの速度情報を検出す
るFGヘッド及びこれに対応する被検出磁極をそれぞれ
必要とし、更にモータの駆動電流の切換えのため、例え
ばm相のホールモー、夕の場合にホール素子がm個必要
であったのに対し、これらの機能を1個のマーカく被検
出ta極)及び1個のセンサにより実現できるようにな
る。従って、部品点数が減少し、装置の組立てが容易に
なる。
(発明の効果) 以上の如く、本発明のモータ駆動装置によれば、変化点
a1に隣接する2種の物理量のうちの一方の物理量の検
出波形の極大値がこれ以外の一方の物理量の検出波形の
極大値よりも小さくなるようにした一の被検出部及びそ
れに対応する−のセンサを有するセンサ部より得られる
回転検出パルスで各相のコイルに流す電流を生成すると
共に、回転位相情報及び回転速度情報をも取出しうるよ
うにしているため、従来装置に比して部品点数を減少で
き、これにより、配線が簡単でまた安価に構成すること
ができ、更に生産性を向上し得る等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるモータ駆動装置の構成を示すブロ
ック系統図、第2図は本発明装置の一実施例を示すブロ
ック系統図、第3図及び第4図は被駆動モータの構造の
一例を示す図、第5図は被駆動モータの回転子の磁極の
コイルに対する動きを説明する図、第6図は第2図、第
7図及び第8図に示す本発明装置の一実施例のブロック
系統図の動作説明用の着磁パターン及び信号波形図、第
7図はFG低信号びPG信号発生回路を示すブロック系
統図、第8図は第7図のFG低信号びPG信号発生回路
の具体的回路例を示す図、第9図は従来のモータ駆動装
置の一例を示すブロック系統図、第10図は第9図に示
す従来装置の動作説明用の信号波形図、第11図〜第2
1図及び第23図〜第25図は第8図の回路中の一部の
変形例を示す回路図、第22図は第21図、第23図及
び第24図に示す回路の動作説明用の信号波形図、第2
6図は本発明装置を構成するマーカの着磁パターンの他
の実施例及びその信号波形を示す図である。 21・・・マーカ部、22・・・センサ部、23・・・
FG低信号びPG信号発生回路、24・・・モータ駆動
回路、25・・・センサ、26・・・差動増幅器、27
A、27B・・・比較器、28・・・ディジタル信号処
理回路、 29・・・パルス発生回路、30・・・スイッチ回路手
段、31・・・波形変換回路、32・・・ドライバ回路
、33・・・リトリガブルモノマルチ、 34・・・切換スイッチ、36・・・リングカウンタ、
37・・・波形変換論理回路、38・・・主磁極、39
・・・回転子、40・・・回転体、41.41a・・・
マーカ、42・・・固定子、43・・・シャフト、44
・・・回転ドラム、45a、45b・・・ビデオヘッド
、 46・・・R−3フリツプフロツプ、47・・・インバ
ータ、48・・・Dフリップフロップ。 +−1口 矛3図 八 茅φE 2! OnN色 (級()  声13記 (まtlす152   芝、15レク 弗2叶      外21記

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 m相(但し、mは2以上の整数)のコイルを有する駆動
    すべきモータの回転子に設けた回転体の円周上に、2種
    の物理量を交互に設けると共に、この2種の物理量のう
    ちの一方の物理量から他方の物理量に変化する変化点を
    順次a_2、a_3、・・・、a_n(ただし、nは3
    以上の整数)とし、この変化点a_2からa_nまでの
    前記物理量を等間隔に存在させ、変化点a_nに隣接す
    る他方の物理量から変化点a_2に向かう一方の物理量
    に変化する変化点をa_1とし、この変化点a_1に隣
    接する前記2種の物理量のうちの一方の物理量の検出波
    形の極大値がこれ以外の一方の物理量の検出波形の極大
    値よりも小さくなるようにした一の被検出部と、この被
    検出部の物理量を検出する一のセンサを有するセンサ部
    と、 このセンサ部の検出信号により前記駆動すべきモータの
    m相のコイルに流される駆動電流が切換わるべき前記被
    検出部の物理量位置に関連した位相で、かつ、前記回転
    体の回転速度に比例した繰返し周波数の回転検出信号及
    び前記被検出部の物理量位置に関連した位相で、かつ、
    前記回転体の回転位相に対応したパルスの位相検出信号
    を出力する検出信号発生回路と、 この検出信号発生回路の前記回転検出信号が供給され前
    記回転子を回転させるための回転磁界を作ることを目的
    としたm相の駆動用パルスを発生して前記m相のコイル
    へ各別の駆動電流として出力するモータ駆動回路とより
    なることを特徴とするモータ駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104131A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Sanyo Electric Co Ltd 高電圧出力ドライバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104131A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Sanyo Electric Co Ltd 高電圧出力ドライバー

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