JPS61235301A - 厨芥処理機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は台所の流しの底に設ける自動水切り゛排出式の
厨芥処理機に関するものである。

従来の技術 この種の厨芥処理機は既に発明者らが提案（出願中）し
ている。その構成について第３図により説明する。図に
おいて、１は厨芥処理機の本体で、流し２の下に取り付
けられている。３は本体１の上面に開口した投入口、４
は投入口蓋である。本体１内には、下部から上方に向け
て傾斜させたバースクリーン５と、バースクリーン５の
裏側に位置して設けたベルト６と、バースクリーン６の
隙間を移動するクシ歯７が設置されており、厨芥の搬送
手段を構成している。クシ歯７はベル）６に複数個暇り
付けられ、ベルト６は一対のローラ８にかけわたされて
いて引張られた状態でギャードモータ９で駆動され右回
転する。そして、クシ歯７はバースクリーン６上の厨芥
を排出口１０へ送り出す。本体１内の上部には、パイプ
面にノズル穴を設けたスプレーノズル２１が設けられ、
ギャードモータ９によりベルトを介して回転する。

１１は排出口１ｏ先端に設けた蓋で、排出口１゜を開閉
する。蓋１１の底には本体１内の下部に連らなる排水チ
ューブ１２を設けている。１３は蓋１１の開閉を行なわ
せるギャードモータ、１４はギャードモータ１３に連結
された円板、１５は円板１４と蓋１１を結ぶ連結稈であ
る。１６は排出口１０と対向位置に設けた厨芥収納箱で
ある。本体１の底はトラップ１７となっており、トラッ
プ１７の側面にはポンプ１８が設置され、ポンプ１８に
よってトラップ１７に溜った水は本体内上部に設置した
スプレーノズル２１へ送られる。１９はフィルター、２
０は排水管である。

以上の構成で、調理時の食品クズや食器洗い時の残飯等
の厨芥を投入口３より本体１内へ投入すると、厨芥はバ
ースクリーン５上にたまり、水切りされる。厨芥を全て
投入した後、操作スイッチ（図示せず）により、ギャー
ドモータ１３を駆動させて蓋１１を開き、次いで、ベル
ト６を駆動させ、クシ歯７でバースクリーン６上の厨芥
を排出口１ｏから厨芥収納箱１６へ送り出す。厨芥の排
出が終れば、蓋１１を閉じ、次いで洗浄スイッチ（図示
せず）を操作し、スプレーノズル２１よりトラップ１７
に溜った水を噴出させて本体１内及び排出口１ｏ付近を
洗浄する。

発明が解決しようとする問題点 上記の構成では、洗浄水を排出口１ｏからトラップ１７
へ戻すために排水チューブ１２を用いている。このため
、排水チューブ１２の耐久性に問題があり、またチュー
ブにゴミ詰りしやすいという問題があった。

本発明はこのような問題を解決するもので、蓋を傾斜さ
せて設けて排水チューブを無くしより低価格の厨芥処理
機を提供するものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、厨芥を排出口に
搬送する搬送手段と、本体内の洗浄を行なうスプレーノ
ズルを設け、排出口にはこれを開閉する蓋を傾斜させて
設け、排水口の下方には本体内と連らなる水受けを設け
、蓋に溜まる水を流すための排水チューブを無くしたも
のである。

作用 この構成により、蓋の底に排水チューブを設けなくても
よく低価格で信頼性の高い厨芥処理機が得られる。

実施例 以下、本発明の実施例について第１図、第２図をもとに
説明する。第１図、第２図において、１は厨芥処理機の
本体、２は流し、３は投入口、４は投入口蓋、６はバー
スクリーン、６はベルト、７はクシ歯、８はローラ、１
０は排出口、１１は蓋、１６拡厨芥収納箱、１７はトラ
ップ、１８はポンプ、１９はフィルター、２０は排水管
で、以上は第３図に示した厨芥処理機と同じ構成である
。

蓋１１はヒンジ２１によって排出口１ｏの先端に取り付
けられ、ヒンジ２１の軸に巻いたバネ２２によって常に
開く方向に付勢されている。そして、この蓋１１は閉じ
た状態においてはヒンジと反対側が先行した傾斜状態に
なっている。２３はラックギアで、その一端は蓋１１の
側面に取り付けられ、ギア部分２３ａはピニオンギア２
４と対向している。ピニオンギア２４は上方のローラの
軸に取付けてあシ、本体１の側面に位置している。

２６はラックギア２３をピニオンギア２４側へ移動させ
る可動片で、ソレノイド２６によって作動する。即ち、
バネ２７によって通常は一端が押し上げられ、ラックギ
ア２３を支持する部分は下がっているが、ソレノイド２
６が吸引すると、ラックギア２３を支持する部分が上へ
移動してラックギア２３をピニオンギア２４に噛み合わ
せる。

２８はフックで、可動片２６と同様にソレノイド２９に
よって作動する。通常はバネ３ｏによって押し上げられ
、蓋１１が閉じた時、蓋１１側面の第１の凸起３１と係
合し蓋１１を固定する。ソレノイド２９が吸引すると、
フック２８が下方へ移動し、フック２８と第１の凸起３
１との保合が外れ、蓋１１はバネ２２０力で開く。３２
はマイクロスイッチであり、蓋１１側面の第２の凸起３
３と対向した位置に設けてあり、蓋１１の開閉状態を検
知する。３４はピニオンギア２４と同様にローラー軸に
取付けたプーリー、３６はスプレーノズル３９の回転軸
に取付けたプーリー、３６は両プーリー３４．３５を連
結するベルトである。

３７は排出口１ｏの下方に設けられ本体１内に連らなる
水受けで、蓋１１が閉じた時、蓋１１の先端部はこの水
受け３７の中に納まる。３８は排出口１ｏの下面に設け
た水切り用スリットである。

以上の構成の厨芥処理機において次にその動作を説明す
る。調理時の食品クズや食器洗い時の残飯等の厨芥を投
入口蓋４を外して投入口３より本体１へ投入すると、厨
芥はパースクリーン６上にたまり、水切りされる。厨芥
投入後、操作スイッチによりソレノイド２９を吸引させ
てフック２８と凸起３１との係合を外して蓋１１を開き
、次いでベルト６を駆動し、クシ歯７でバースクリーン
６上の厨芥を排出口１ｏから厨芥収納箱１６へ送り出す
。厨芥の排出後は、操作スイッチによりソレノイド２６
を吸引させて可動片２６によりラックギア２３とピニオ
ンギア２４を噛み合わせると、ピニオンギア２４が回転
しているためラックギア２３は引かれて移動し蓋１１が
閉じる。そして、フック２８と凸起３１が係合し蓋１１
が固定されると同時に、マイクロスイッチ３２に凸起３
３が当接しマイクロスイッチ３２が作動してソレノイド
２６の吸引が解除され、ラックギア２３とピニオンギア
２４の噛み合いが外れる。そして同時にベルト６の駆動
も停止する。次に、本体１内の洗浄を行うには、本体１
内に台所用洗剤を適量投入し、投入口蓋４を閉めた後、
洗浄スイッチを操作すると、ベルト６が回転すると同時
に、ポンプ１８が回転しトラップ１７に溜った水がスプ
レーノズル２９へ送られ、スプレーノズル３９から本体
１内に噴出し、本体１及び排出口付近を洗浄する。

洗浄中、蓋１１の内面を流れる水は蓋１１の傾針に沿っ
て、蓋１１の先端から水受け３７に流れ落ち、再び本体
１内へ導かれる。この時、本体１内に残っていた細かい
ゴミは水切り用スリット３８で濾されて蓋１１の内側先
端部にたまり、次に蓋１１が開かれた時、厨芥収納箱１
６へ排出される。

発明の効果 以上のように本発明によれば、排出口にはこれを開閉す
る蓋を傾斜させて設けるとともに排出口の下方には本体
内と連らなる水受けを設けたことによって、厨芥の処理
がスムーズに行なえ、かつ蓋に溜まる水を流す排水チュ
ーブを無くすことができるものであり、厨芥処理機の信
頼性向上と低価格化に有用なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である厨芥処理機の全体断面
図、第２図は同斜視図、第３図は先に提案した厨芥処理
機の断面図である。 １ｏ・・・・・・排出口、１１・・・・・・蓋、２３０
０１３９．ラックギア、２４・・・・・・ピニオンギア
、２６・・・・・・可動片、２６．２９・・・・・・ソ
レノイド、２８・・・・・・フック、３２・・・・・・
マイクロスイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２ｔ
−一ノ１°冬 Ｊｔ　３３・−０罵 ！！−−−１４７０スイッ÷

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 厨芥を投入する本体内に、投入された厨芥を排出口に搬
   送する搬送手段と、本体内の洗浄を行なうスプレーノズ
   ルを設け、前記排出口には閉じた時に傾斜状態となる蓋
   を設けるとともに排出口の下方に本体内と連らなる水受
   けを設けた厨芥処理機。