JPS61231113A - 冶金用取鍋 - Google Patents
冶金用取鍋Info
- Publication number
- JPS61231113A JPS61231113A JP7190685A JP7190685A JPS61231113A JP S61231113 A JPS61231113 A JP S61231113A JP 7190685 A JP7190685 A JP 7190685A JP 7190685 A JP7190685 A JP 7190685A JP S61231113 A JPS61231113 A JP S61231113A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ladle
- refractory
- ring
- molten steel
- metallurgy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C7/00—Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
- C21C7/0075—Treating in a ladle furnace, e.g. up-/reheating of molten steel within the ladle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/02—Linings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、取鍋型精錬炉の改良に関する。以下に、本発
明を誘導加熱型取鍋精錬炉に関して説明する。
明を誘導加熱型取鍋精錬炉に関して説明する。
金属、特に鋼を炉外で取鍋により精錬、加熱する場合に
、誘導処理が用いられつつある。電気エネルギーを効率
良く熱エネルギーに変換し、非接触のクリーンな加熱手
段である金属誘導処理用冶金取鍋として、たとえば特開
昭５３−８８６０３号公報、特開昭５３−８８６０４号
公報に開示されている冶金用取鍋がある。この取鍋の特
徴は、製作が容易であり、融解金属を封止し、機械強度
も大きく、商用周波数で長時間あるいは商用周波数より
も数十Ｈｚ高い周波数で短時間加熱処理する場合も鉄皮
過熟の恐れがないという利点をもっている。
、誘導処理が用いられつつある。電気エネルギーを効率
良く熱エネルギーに変換し、非接触のクリーンな加熱手
段である金属誘導処理用冶金取鍋として、たとえば特開
昭５３−８８６０３号公報、特開昭５３−８８６０４号
公報に開示されている冶金用取鍋がある。この取鍋の特
徴は、製作が容易であり、融解金属を封止し、機械強度
も大きく、商用周波数で長時間あるいは商用周波数より
も数十Ｈｚ高い周波数で短時間加熱処理する場合も鉄皮
過熟の恐れがないという利点をもっている。
この取鍋の問題点の一つは、溶鋼レベル面以上の耐火物
ライニング面に、攪拌の副作用として生じる溶鋼あるい
はスラグの飛沫が付着凝固し累積する。これは通常誘導
コイルによって形成される磁場は溶鋼部のみ効率的に作
用するように設計されているため、溶鋼レベル面以上の
耐火物ライニング面は溶鋼と接する耐火物ライニング面
に比べて極めて低い温度となっていることによる。この
ような取鍋で溶鋼を精錬した後に排出し、直ちに次の処
理を行うとすれば、前処理の溶鋼あるいはスラグの付着
凝固物による溶鋼の汚染、組成変化に伴う精錬剤原単位
の増大および処理時間の延長という問題を惹起する。よ
って溶鋼の精錬処理後に上記付着凝固物を除去する作業
が必要となり結果として取鍋の稼働率を下げるために、
製造工程において複数の同一取鍋が必要となろう。
ライニング面に、攪拌の副作用として生じる溶鋼あるい
はスラグの飛沫が付着凝固し累積する。これは通常誘導
コイルによって形成される磁場は溶鋼部のみ効率的に作
用するように設計されているため、溶鋼レベル面以上の
耐火物ライニング面は溶鋼と接する耐火物ライニング面
に比べて極めて低い温度となっていることによる。この
ような取鍋で溶鋼を精錬した後に排出し、直ちに次の処
理を行うとすれば、前処理の溶鋼あるいはスラグの付着
凝固物による溶鋼の汚染、組成変化に伴う精錬剤原単位
の増大および処理時間の延長という問題を惹起する。よ
って溶鋼の精錬処理後に上記付着凝固物を除去する作業
が必要となり結果として取鍋の稼働率を下げるために、
製造工程において複数の同一取鍋が必要となろう。
この取鍋の第二の問題点は、真空処理時の溶鋼の膨張、
炉体傾動時のごとく、溶鋼あるいはスラブが取鍋頂部へ
到達する場合に、取鍋傾倒環帯と耐火物ライニングとの
間に溶鋼あるいはスラグが侵入する。そうするとこの取
鍋の特徴である電気的に絶縁された連結手段が保てなく
なる。したがって長時間処理ができず、寿命低下といっ
た問題を生ずる。また、炉内内容物が取鍋頂側環帯と耐
火物ライニングとの間に侵入し凝固すると、取鍋の熱膨
張の余裕代が無くなるために取鍋形状の変形、耐火物ラ
イニング部の亀裂が生じやすくその操業が不可能となろ
う。この発明は、上に述べた問題を解決した誘導処理用
冶金取鍋を提供することを目的としている。
炉体傾動時のごとく、溶鋼あるいはスラブが取鍋頂部へ
到達する場合に、取鍋傾倒環帯と耐火物ライニングとの
間に溶鋼あるいはスラグが侵入する。そうするとこの取
鍋の特徴である電気的に絶縁された連結手段が保てなく
なる。したがって長時間処理ができず、寿命低下といっ
た問題を生ずる。また、炉内内容物が取鍋頂側環帯と耐
火物ライニングとの間に侵入し凝固すると、取鍋の熱膨
張の余裕代が無くなるために取鍋形状の変形、耐火物ラ
イニング部の亀裂が生じやすくその操業が不可能となろ
う。この発明は、上に述べた問題を解決した誘導処理用
冶金取鍋を提供することを目的としている。
この発明の要旨とするところは取鍋上部および取鍋耐火
物内壁の精錬過程における浴面上部分を覆う耐火物で構
成されるリングを着脱自在に設置した金属誘導処理用冶
金取鍋である。
物内壁の精錬過程における浴面上部分を覆う耐火物で構
成されるリングを着脱自在に設置した金属誘導処理用冶
金取鍋である。
この発明になる金属誘導処理用冶金取鍋を第１図に示す
。第１図において（１）は耐火物製リングであり、この
実施例では取鍋耐火物（２）内壁面の精錬過程における
浴面上部分を覆うように、所定の取鍋軸方向長さを有す
るとともにその上部は天井（５）を覆うべく断面り字状
の形状をもつ。
。第１図において（１）は耐火物製リングであり、この
実施例では取鍋耐火物（２）内壁面の精錬過程における
浴面上部分を覆うように、所定の取鍋軸方向長さを有す
るとともにその上部は天井（５）を覆うべく断面り字状
の形状をもつ。
（３）はモルタルであり、耐火物製リング（１）と取鍋
耐火物（２）の内壁間の間隙に炉内の溶融金属あるいは
スラグが侵入するのを防止する。
耐火物（２）の内壁間の間隙に炉内の溶融金属あるいは
スラグが侵入するのを防止する。
取鍋耐火物内壁面の内側に配設された耐火物製リング内
側面には前述の溶鋼あるいはスラグの付着凝固物が堆積
する。この付着凝固物の除去は、リング自体を取りはず
すことにより容易かつ迅速に行える。この後、別途取鍋
の稼働とは無関係にリングから付着凝固物の除去処理を
行えば、取鍋稼働率が向上することになる。
側面には前述の溶鋼あるいはスラグの付着凝固物が堆積
する。この付着凝固物の除去は、リング自体を取りはず
すことにより容易かつ迅速に行える。この後、別途取鍋
の稼働とは無関係にリングから付着凝固物の除去処理を
行えば、取鍋稼働率が向上することになる。
取鍋上部の耐火物製リング部分は取鍋耐火物内壁面を覆
う部分を固定し、リング着脱時の作業性を高め、取鍋上
部の絶縁、シール部分を保護する作用がある。
う部分を固定し、リング着脱時の作業性を高め、取鍋上
部の絶縁、シール部分を保護する作用がある。
溶鋼あるいはスラグが取鍋頂部環帯と耐火物ライニング
との間に侵入する場合には、耐火物製リング下端と取鍋
耐火物内壁面とのギャップにモルタル等を埋めておくこ
とにより溶鋼の侵入が防げる。このモルタル量は耐火物
製リングの取りはずしが容易になる程度で充分である。
との間に侵入する場合には、耐火物製リング下端と取鍋
耐火物内壁面とのギャップにモルタル等を埋めておくこ
とにより溶鋼の侵入が防げる。このモルタル量は耐火物
製リングの取りはずしが容易になる程度で充分である。
着脱が可能な耐火物製リングを用いることにより取鍋の
稼働率を向上させ、必要取鍋数を最小限に抑えられる。
稼働率を向上させ、必要取鍋数を最小限に抑えられる。
また、前処理残渣による汚染を極力少なくするとともに
、修繕を施すことによりリングを繰り返し使用すること
が可能となる。取鍋頂部の金属環帯部を覆うことにより
、予熱時における金属環帯部天井部の不要な温度上昇を
抑制できる。溶鋼の侵入を防ぐことにより、設備寿命操
業の安全性の面からも優れた方法である。
、修繕を施すことによりリングを繰り返し使用すること
が可能となる。取鍋頂部の金属環帯部を覆うことにより
、予熱時における金属環帯部天井部の不要な温度上昇を
抑制できる。溶鋼の侵入を防ぐことにより、設備寿命操
業の安全性の面からも優れた方法である。
第１図は、実施例による取鍋上部を示す断面図である。
１：耐火物製リング
２：取鍋耐火物
３：モルタル
４：頂部環帯
５：天井
Claims (1)
- 取鍋型精錬炉であって、取鍋上部および取鍋耐火物内壁
の、精錬炉内での精錬過程における浴面上部を覆う、耐
火物を構成部材として含むリングを着脱自在に配設して
なる冶金用取鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7190685A JPS61231113A (ja) | 1985-04-06 | 1985-04-06 | 冶金用取鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7190685A JPS61231113A (ja) | 1985-04-06 | 1985-04-06 | 冶金用取鍋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61231113A true JPS61231113A (ja) | 1986-10-15 |
Family
ID=13474048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7190685A Pending JPS61231113A (ja) | 1985-04-06 | 1985-04-06 | 冶金用取鍋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61231113A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0770440A1 (de) * | 1995-10-25 | 1997-05-02 | BECK u. KALTHEUNER, FEUERFESTE ERZEUGNISSE GmbH & CO. KG | Pfanne zum Aufnehmen von heissem, flüssigem Gussmaterial und für diese Pfanne bestimmter Randstein |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57121870A (en) * | 1981-01-23 | 1982-07-29 | Kawasaki Steel Corp | Method for decreasing stuck splash in vessel for molten metal or the like |
-
1985
- 1985-04-06 JP JP7190685A patent/JPS61231113A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57121870A (en) * | 1981-01-23 | 1982-07-29 | Kawasaki Steel Corp | Method for decreasing stuck splash in vessel for molten metal or the like |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0770440A1 (de) * | 1995-10-25 | 1997-05-02 | BECK u. KALTHEUNER, FEUERFESTE ERZEUGNISSE GmbH & CO. KG | Pfanne zum Aufnehmen von heissem, flüssigem Gussmaterial und für diese Pfanne bestimmter Randstein |
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