JPS6122969Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6122969Y2 JPS6122969Y2 JP1982184658U JP18465882U JPS6122969Y2 JP S6122969 Y2 JPS6122969 Y2 JP S6122969Y2 JP 1982184658 U JP1982184658 U JP 1982184658U JP 18465882 U JP18465882 U JP 18465882U JP S6122969 Y2 JPS6122969 Y2 JP S6122969Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- fiberizing
- molten material
- protrusions
- fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012768 molten material Substances 0.000 claims description 10
- 238000005422 blasting Methods 0.000 claims description 8
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 6
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims description 6
- 238000005480 shot peening Methods 0.000 claims description 3
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 claims description 2
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 8
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 description 5
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は岩綿等を製造するための溶融材料の繊
維化ロールの改良に関する。
維化ロールの改良に関する。
第1図は従来のこの種繊維化ロール1′を採用
して構成した紡績装置Aの一例であり、図中、2
は取付けボルト、3は回転軸、4はベアリング、
7は従動プーリである。この紡績装置Aにより、
例えば岩綿を製造するには、繊維化ロール1′を
5000〜8000rpmで回転させて、ロール外面1a′上
にキユポラの湯口から溶融スラグを滴下させて、
溶融スラグに遠心力に加えてはね飛ばし繊維化し
て岩綿を製造しているが、従来の繊維化ロール
1′にあつては、製造初期に紡績された岩綿に方
向性をもたせるためにロール外面1a′に機械加工
により深さ3〜4mm、ピツチ2〜3mmの溝6を周
設しており、従つて溶融スラグを繊維化ロール
1′のロール外面1aに滴下させる際の熱衝撃に
より、溝6の機械加工によるエツジがヒートクラ
ツクの発生の原因となり、繊維化ロール1′の商
品寿命を著しく低下させていた。又この溝6を設
けるための機械加工には繊維化ロールの費用の約
30%という多大なコストを費やしてしまつてい
た。
して構成した紡績装置Aの一例であり、図中、2
は取付けボルト、3は回転軸、4はベアリング、
7は従動プーリである。この紡績装置Aにより、
例えば岩綿を製造するには、繊維化ロール1′を
5000〜8000rpmで回転させて、ロール外面1a′上
にキユポラの湯口から溶融スラグを滴下させて、
溶融スラグに遠心力に加えてはね飛ばし繊維化し
て岩綿を製造しているが、従来の繊維化ロール
1′にあつては、製造初期に紡績された岩綿に方
向性をもたせるためにロール外面1a′に機械加工
により深さ3〜4mm、ピツチ2〜3mmの溝6を周
設しており、従つて溶融スラグを繊維化ロール
1′のロール外面1aに滴下させる際の熱衝撃に
より、溝6の機械加工によるエツジがヒートクラ
ツクの発生の原因となり、繊維化ロール1′の商
品寿命を著しく低下させていた。又この溝6を設
けるための機械加工には繊維化ロールの費用の約
30%という多大なコストを費やしてしまつてい
た。
本考案は上記事情に鑑みて為されたものであ
り、シヨツトブラスト等よる表面処理を施してロ
ール外面に溶融材料を繊維化させるための多数の
表面突起を形成することにより、ロール外面によ
り溶融材料に遠心力をかけてはね飛ばして効率よ
く繊維化できるだけでなく、商品寿命を延長で
き、コストの低減化を図ることができる溶融材料
の繊維化ロールを提供することにある。
り、シヨツトブラスト等よる表面処理を施してロ
ール外面に溶融材料を繊維化させるための多数の
表面突起を形成することにより、ロール外面によ
り溶融材料に遠心力をかけてはね飛ばして効率よ
く繊維化できるだけでなく、商品寿命を延長で
き、コストの低減化を図ることができる溶融材料
の繊維化ロールを提供することにある。
以下、本考案を添付の図面に示す実施例に基づ
いて説明する。1は繊維化ロールであり、全体形
状は第1図に示す従来の繊維化ロール1′と同様
の形状であり、ロール外面1aには第3図に示す
ように多数の微細な表面突起5を設けて、JIS
B0601に基づく表面粗さを20−S以上としてい
る。この表面突起5は繊維化ロール1のロール外
面1aを荒加工した後、ロール外面1aにシヨツ
トブラスト処理、グリツドブラスト処理もしくは
シヨツトピーニング処理又はこれらを組み合わせ
た表面処理を施してランダムに設けている。この
表面処理を施して表面突起5を設ける際には、鋼
粒をロール外面1aに打ち付けたりするので、ロ
ール外面1aが加工硬化され、又微細なクラツク
がつぶされることになる。この繊維化ロール1を
採用して岩綿などを製造するには、例えば第1図
に示す従来の繊維化ロールに換えて回転軸3に取
付けて、上記と同様な条件で、溶融スラグをロー
ル外面1aに滴下させて行うことができるが、こ
の場合ロール外面1aに滴下された溶融スラグ
は、回転する繊維化ロール1の表面突起5により
細滴化されると共にこの細滴化された溶融スラグ
は表面突起5の抵抗により遠心力を受けやすくな
り、遠心力によりはね飛ばされて繊維化されるも
のである。
いて説明する。1は繊維化ロールであり、全体形
状は第1図に示す従来の繊維化ロール1′と同様
の形状であり、ロール外面1aには第3図に示す
ように多数の微細な表面突起5を設けて、JIS
B0601に基づく表面粗さを20−S以上としてい
る。この表面突起5は繊維化ロール1のロール外
面1aを荒加工した後、ロール外面1aにシヨツ
トブラスト処理、グリツドブラスト処理もしくは
シヨツトピーニング処理又はこれらを組み合わせ
た表面処理を施してランダムに設けている。この
表面処理を施して表面突起5を設ける際には、鋼
粒をロール外面1aに打ち付けたりするので、ロ
ール外面1aが加工硬化され、又微細なクラツク
がつぶされることになる。この繊維化ロール1を
採用して岩綿などを製造するには、例えば第1図
に示す従来の繊維化ロールに換えて回転軸3に取
付けて、上記と同様な条件で、溶融スラグをロー
ル外面1aに滴下させて行うことができるが、こ
の場合ロール外面1aに滴下された溶融スラグ
は、回転する繊維化ロール1の表面突起5により
細滴化されると共にこの細滴化された溶融スラグ
は表面突起5の抵抗により遠心力を受けやすくな
り、遠心力によりはね飛ばされて繊維化されるも
のである。
本考案にあつては、ロール外面にシヨツトブラ
スト、グリツドブラスト又はシヨツトピーニング
による表面処理を施してロール外面に溶融材料を
繊維化させるための多数の表面突起を形成してロ
ール外面の表面粗さを20−S以上にしているの
で、紡績装置の回転軸に取付けて高速回転させた
状態で、ロール外面に溶融材料を滴下すれば、溶
融材料は表面突起により細滴化され、この細滴化
された溶融スラグは表面突起の抵抗により遠心力
を受けやすく、遠心力によりはね飛ばされて繊維
化されるものであり、しかもシヨツトブラスト等
よる表面処理を施してロール外面に溶融材料を繊
維化させるための多数の表面突起を形成している
ので、ロール外面が加工硬化され、又微細なクラ
ツクがつぶされることになり、溶融材料をロール
外面に滴下させる際の熱衝撃に対する耐性も大き
くなつて商品寿命を長くすることができ、又溝加
工を必要とする従来例と比較して全体のコストの
低減化を図ることができるものである。
スト、グリツドブラスト又はシヨツトピーニング
による表面処理を施してロール外面に溶融材料を
繊維化させるための多数の表面突起を形成してロ
ール外面の表面粗さを20−S以上にしているの
で、紡績装置の回転軸に取付けて高速回転させた
状態で、ロール外面に溶融材料を滴下すれば、溶
融材料は表面突起により細滴化され、この細滴化
された溶融スラグは表面突起の抵抗により遠心力
を受けやすく、遠心力によりはね飛ばされて繊維
化されるものであり、しかもシヨツトブラスト等
よる表面処理を施してロール外面に溶融材料を繊
維化させるための多数の表面突起を形成している
ので、ロール外面が加工硬化され、又微細なクラ
ツクがつぶされることになり、溶融材料をロール
外面に滴下させる際の熱衝撃に対する耐性も大き
くなつて商品寿命を長くすることができ、又溝加
工を必要とする従来例と比較して全体のコストの
低減化を図ることができるものである。
第1図は従来例を採用して構成した紡績装置を
示す一部破断概略側面図、第2図は従来例を示す
第1図のX部の拡大図、第3図は本考案の一実施
例を示す一部切り欠き側面図であつて、1は繊維
化ロール、1aはロール外面、5は表面突起であ
る。
示す一部破断概略側面図、第2図は従来例を示す
第1図のX部の拡大図、第3図は本考案の一実施
例を示す一部切り欠き側面図であつて、1は繊維
化ロール、1aはロール外面、5は表面突起であ
る。
Claims (1)
- ロール外面にシヨツトブラスト、グリツドブラ
スト又はシヨツトピーニングによる表面処理を施
してロール外面に溶融材料を繊維化させるための
多数の表面突起を形成してロール外面の表面粗さ
を20−S以上にして成る溶融材料の繊維化ロー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18465882U JPS5988478U (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 溶融材料の繊維化ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18465882U JPS5988478U (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 溶融材料の繊維化ロ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5988478U JPS5988478U (ja) | 1984-06-15 |
JPS6122969Y2 true JPS6122969Y2 (ja) | 1986-07-10 |
Family
ID=30399331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18465882U Granted JPS5988478U (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 溶融材料の繊維化ロ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5988478U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54153940U (ja) * | 1978-03-23 | 1979-10-26 |
-
1982
- 1982-12-06 JP JP18465882U patent/JPS5988478U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5988478U (ja) | 1984-06-15 |
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