JPS6122961B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6122961B2 JPS6122961B2 JP52115322A JP11532277A JPS6122961B2 JP S6122961 B2 JPS6122961 B2 JP S6122961B2 JP 52115322 A JP52115322 A JP 52115322A JP 11532277 A JP11532277 A JP 11532277A JP S6122961 B2 JPS6122961 B2 JP S6122961B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- teeth
- tape
- slider
- fitting
- ridges
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/26—Sliders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/02—Slide fasteners with a series of separate interlocking members secured to each stringer tape
- A44B19/04—Stringers arranged edge-to-edge when fastened, e.g. abutting stringers
- A44B19/06—Stringers arranged edge-to-edge when fastened, e.g. abutting stringers with substantially rectangular members having interlocking projections and pieces
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/25—Zipper or required component thereof
- Y10T24/2539—Interlocking surface constructed from plural elements in series
- Y10T24/255—Interlocking surface constructed from plural elements in series having interlocking portion with specific shape
- Y10T24/2554—Interlocking surface constructed from plural elements in series having interlocking portion with specific shape including complementary formations on opposite walls for engaging mating elements
Landscapes
- Slide Fasteners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はテープの離反方向に対する務歯の結合
を強固としたスライドフアスナーに関する。
を強固としたスライドフアスナーに関する。
従来のスライドフアスナーは第１図に示すよう
に一対のテープ１Ａ，１Ｂの対向縁に、それぞれ
務歯２Ａ，２Ｂを列状に植えつけ、各テープ１
Ａ，１Ｂの務歯２Ａ，２Ｂの位相を一定間隔ずつ
ずらせるとともにそれぞれの務歯２Ａ，２Ｂの前
後面に凸部３Ａ，３Ｂおよび対向する側の務歯の
突縁を受け入れる凹部４Ａ，４Ｂが形成され、同
一平面でスライダ（図示略）の誘導により各務歯
２Ａ，２Ｂを接近させて凸部３Ａ，３Ｂおよび凹
部４Ｂ，４Ａの噛合により両者を結合するように
したものであつた。
に一対のテープ１Ａ，１Ｂの対向縁に、それぞれ
務歯２Ａ，２Ｂを列状に植えつけ、各テープ１
Ａ，１Ｂの務歯２Ａ，２Ｂの位相を一定間隔ずつ
ずらせるとともにそれぞれの務歯２Ａ，２Ｂの前
後面に凸部３Ａ，３Ｂおよび対向する側の務歯の
突縁を受け入れる凹部４Ａ，４Ｂが形成され、同
一平面でスライダ（図示略）の誘導により各務歯
２Ａ，２Ｂを接近させて凸部３Ａ，３Ｂおよび凹
部４Ｂ，４Ａの噛合により両者を結合するように
したものであつた。
したがつて、同一平面上での結合のため、凹部
４Ａ，４Ｂには凸部を正面より受入れる図示のよ
うな傾斜状の誘導面が付され、結合後は凹部と凸
部との接触摩擦力によつてテープの離反方向の結
合を保持し、上下方向の脱出を阻止する構造とな
る。しかしながら、フアスナーの通常の使用状態
では常に布地などの張力を受けてフアスナーには
テープが離反する方向の力が作用するのであり、
テープの平面に直交する上下方向に力が作用する
ことは殆んどあり得ない。ところが、従来のフア
スナーでは務歯の上下方向の脱出は完全に阻止さ
れるにもかかわらず、テープの離反方向の力に対
しては左右の務歯が単に摩擦力で保持されている
にすぎなかつたため、この摩擦力を上廻る力が作
用したときには簡単に外れるという欠点があつ
た。
４Ａ，４Ｂには凸部を正面より受入れる図示のよ
うな傾斜状の誘導面が付され、結合後は凹部と凸
部との接触摩擦力によつてテープの離反方向の結
合を保持し、上下方向の脱出を阻止する構造とな
る。しかしながら、フアスナーの通常の使用状態
では常に布地などの張力を受けてフアスナーには
テープが離反する方向の力が作用するのであり、
テープの平面に直交する上下方向に力が作用する
ことは殆んどあり得ない。ところが、従来のフア
スナーでは務歯の上下方向の脱出は完全に阻止さ
れるにもかかわらず、テープの離反方向の力に対
しては左右の務歯が単に摩擦力で保持されている
にすぎなかつたため、この摩擦力を上廻る力が作
用したときには簡単に外れるという欠点があつ
た。
本発明は従来とは逆にテープの離反方向の力に
対して務歯の脱出を阻止する結合構造とし、上下
方向の力に対しては摩擦力で保持させるようにし
たスライドフアスナーを提供するものである。
対して務歯の脱出を阻止する結合構造とし、上下
方向の力に対しては摩擦力で保持させるようにし
たスライドフアスナーを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は左右に対向させた可撓性を有する一対
のテープの内縁に、それぞれ互いに位相をずらせ
て列状に配列した務歯と、左右の務歯の結合、離
脱を行うスライダとを備えたスライドフアスナー
において、各務歯に突縁と、該突縁の基部両端に
相対向する側の務歯の突縁の肩部を上下方向より
受入れてテープの離反方向への脱出を阻止する嵌
合溝とを設け、スライダの一端に左右の務歯の導
入口を上下段違いに開口し、他端に左右の務歯を
同一平面で互いに結合して送出する導出口を開口
し、導入口と導出口との間にテープの撓みを利用
して上下段違いに受入れた左右の務歯を水平方向
に接近させる水平誘導部と、両務歯を相対的に上
下動させて上下に重ねられた両務歯を結合する垂
直誘導部とを不可分的に形成したことを特徴とす
る立体スライドフアスナーである。
のテープの内縁に、それぞれ互いに位相をずらせ
て列状に配列した務歯と、左右の務歯の結合、離
脱を行うスライダとを備えたスライドフアスナー
において、各務歯に突縁と、該突縁の基部両端に
相対向する側の務歯の突縁の肩部を上下方向より
受入れてテープの離反方向への脱出を阻止する嵌
合溝とを設け、スライダの一端に左右の務歯の導
入口を上下段違いに開口し、他端に左右の務歯を
同一平面で互いに結合して送出する導出口を開口
し、導入口と導出口との間にテープの撓みを利用
して上下段違いに受入れた左右の務歯を水平方向
に接近させる水平誘導部と、両務歯を相対的に上
下動させて上下に重ねられた両務歯を結合する垂
直誘導部とを不可分的に形成したことを特徴とす
る立体スライドフアスナーである。
以下本発明の実施例を図面によつて説明する。
第２図イ，ロにおいて、可撓性を有する細長い
一対のテープ１１Ａ，１１Ｂの対向する内端縁に
それぞれ務歯１２Ａ，１２Ｂを一定間隔をおいて
列状に植えつけ、しかも左右の務歯１２Ａ，１２
Ｂの位置を互いに、一定間隔だけ位相をずらせて
それぞれのテーブル１１Ａ，１１Ｂに設ける。各
務歯１２Ａ，１２Ｂは同一形状で互いに取付方向
を逆にしてそれぞれのテープ１１Ａ，１１Ｂに取
付けられているものであり、各務歯１２Ａ，１２
Ｂは同一のため以下務歯１２Ａについて第２図ロ
によつてその構成を説明する。務歯１２Ａはテー
プ１１Ａより突出させたその外端の頭部ａの両端
に突縁１３Ａ，１３Ａを有し、該突縁１３Ａに続
く基部ｂの両側に、対向する側の務歯１２Ｂの突
縁１３Ｂの肩部ｃを下方より受入れる有底の嵌合
溝１４Ａ，１４Ａを有している。これは務歯１２
Ｂについても全く同じである。ただし、両務歯１
２Ａ，１２Ｂは取付方向が上下逆方向となつてい
るため、務歯１２Ｂの嵌合溝１４Ｂは上向きに開
口して上方から務歯１２Ａの突縁１３Ａの肩部ｃ
を受入れるようになつている。
一対のテープ１１Ａ，１１Ｂの対向する内端縁に
それぞれ務歯１２Ａ，１２Ｂを一定間隔をおいて
列状に植えつけ、しかも左右の務歯１２Ａ，１２
Ｂの位置を互いに、一定間隔だけ位相をずらせて
それぞれのテーブル１１Ａ，１１Ｂに設ける。各
務歯１２Ａ，１２Ｂは同一形状で互いに取付方向
を逆にしてそれぞれのテープ１１Ａ，１１Ｂに取
付けられているものであり、各務歯１２Ａ，１２
Ｂは同一のため以下務歯１２Ａについて第２図ロ
によつてその構成を説明する。務歯１２Ａはテー
プ１１Ａより突出させたその外端の頭部ａの両端
に突縁１３Ａ，１３Ａを有し、該突縁１３Ａに続
く基部ｂの両側に、対向する側の務歯１２Ｂの突
縁１３Ｂの肩部ｃを下方より受入れる有底の嵌合
溝１４Ａ，１４Ａを有している。これは務歯１２
Ｂについても全く同じである。ただし、両務歯１
２Ａ，１２Ｂは取付方向が上下逆方向となつてい
るため、務歯１２Ｂの嵌合溝１４Ｂは上向きに開
口して上方から務歯１２Ａの突縁１３Ａの肩部ｃ
を受入れるようになつている。
第２図ロは一方のテープ１１Ａに設けた隣接す
る務歯１２Ａ，１２Ａ間に、他方のテーープ１１
Ｂに設けた務歯１２Ｂをその下方から挿入し、該
務歯１２Ｂの頭部ａの両突縁１３Ｂ，１３Ｂの肩
部ｃを隣接する務歯１２Ａ，１２Ａの各一側の嵌
合溝１４Ａ，１４Ａ内に嵌合させるとともに各務
歯１２Ａ，１２Ａの頭部ａの各一側の突縁１３
Ａ，１３Ａを該務歯１２Ｂの両側の嵌合溝１４
Ｂ，１４Ｂ内に上下方向より受入れて互いに噛合
させる場合の例を示している。突縁１３Ａの肩部
と嵌合溝１４Ｂとの結合後の上下方向の保持は接
触部間の摩擦抵抗を利用する。これは逆に他方の
務歯１２Ａについても同様である。
る務歯１２Ａ，１２Ａ間に、他方のテーープ１１
Ｂに設けた務歯１２Ｂをその下方から挿入し、該
務歯１２Ｂの頭部ａの両突縁１３Ｂ，１３Ｂの肩
部ｃを隣接する務歯１２Ａ，１２Ａの各一側の嵌
合溝１４Ａ，１４Ａ内に嵌合させるとともに各務
歯１２Ａ，１２Ａの頭部ａの各一側の突縁１３
Ａ，１３Ａを該務歯１２Ｂの両側の嵌合溝１４
Ｂ，１４Ｂ内に上下方向より受入れて互いに噛合
させる場合の例を示している。突縁１３Ａの肩部
と嵌合溝１４Ｂとの結合後の上下方向の保持は接
触部間の摩擦抵抗を利用する。これは逆に他方の
務歯１２Ａについても同様である。
第３図イ〜ニはフアスナーの結合の原理を順序
を追つて示すものである。すなわち、同図イにお
いて、左右の務歯１２Ａ，１２Ｂの列をまず同一
平面上に保たせた状態から同図ロに示すように両
務歯１２Ａ，１２Ｂの列を相対的に上下に変位さ
せ、続いてハに示すように上下にずらせた務歯１
２Ａ，１２Ｂの列を上下に重なる位置まで平行移
動させて互いに接近させ、さらにニに示すように
対向する一方の務歯１２Ａを他方の務歯１２Ｂに
圧入するように互いに上下に力を加えて両務歯１
２Ａ，１２Ｂの突縁１３Ａ，１３Ｂを嵌合溝１４
Ｂ，１４Ａ内に嵌合させて同一平面上の位置に戻
し、これによつて両務歯１２Ａ，１２Ｂを強固に
噛合させるものである。
を追つて示すものである。すなわち、同図イにお
いて、左右の務歯１２Ａ，１２Ｂの列をまず同一
平面上に保たせた状態から同図ロに示すように両
務歯１２Ａ，１２Ｂの列を相対的に上下に変位さ
せ、続いてハに示すように上下にずらせた務歯１
２Ａ，１２Ｂの列を上下に重なる位置まで平行移
動させて互いに接近させ、さらにニに示すように
対向する一方の務歯１２Ａを他方の務歯１２Ｂに
圧入するように互いに上下に力を加えて両務歯１
２Ａ，１２Ｂの突縁１３Ａ，１３Ｂを嵌合溝１４
Ｂ，１４Ａ内に嵌合させて同一平面上の位置に戻
し、これによつて両務歯１２Ａ，１２Ｂを強固に
噛合させるものである。
第４図イは第３図イ〜ニに示した両務歯１２
Ａ，１２Ｂの噛合を行なわせるためのフアスナー
の一例を示すものであるが、上記目的を達成する
スライダ１５は、第４図ロに示すように上下板１
８，１９間の一端に、その正面よりみて中央の分
離杆１７を境として左右の務歯１２Ａ，１２Ｂを
受入れる導入口１６Ａ，１６Ｂを左右に段違いに
開口し（図は導入口１６Ｂを上部に、導入口１６
Ａを下部に開口した例を示す。）、上下板１８，１
９間に他端の同一平面上に開口した反対側の導出
口２０に向けて務歯１２Ａ，１２Ｂ列を誘導する
誘導路２５を形成したものである。誘導路２５
は、水平誘導部２５Ａ、垂直誘導部２５Ｂとから
なり、水平誘導部２５Ａは上下段違いに受入れた
左右の務歯１２Ａ，１２Ｂを水平方向に移動させ
て第３図ハに示すように重ね合せるもので、長さ
方向に沿つて次第に幅が減少する上下板１８，１
９の平行部間に形成されたものである。又垂直誘
導部２５Ｂは、上下に重ね合された両務歯１２
Ａ，１２Ｂを相対的に上下に移動させて第３図ニ
に示すように両務歯１２Ａ，１２Ｂを互いに噛合
させるもので、水平誘導部２５Ａに続く上下板１
８，１９の傾斜部間に形成されたものである。も
つとも、水平誘導部２５Ａと、垂直誘導部２５Ｂ
とは明確に区別されるものではない。水平誘導部
２５Ａによる務歯の誘導作用は従来のフアスナー
におけるものと全く同じである。第１図に示すよ
うに、隣接する務歯相互間の間隔は、対向する務
歯の幅よりもせまいにもかかわらず、この間隔内
に務歯を嵌合できるのは、水平方向に務歯を引き
寄せる作用により、テープが曲線状に撓み、務歯
相互間の間隔が拡げられるからである。本発明で
はこの作用に垂直誘導の作用を加えたものであ
る。両作用は務歯の結合又は離脱の瞬間には同時
に行われる点で不可分的である。
Ａ，１２Ｂの噛合を行なわせるためのフアスナー
の一例を示すものであるが、上記目的を達成する
スライダ１５は、第４図ロに示すように上下板１
８，１９間の一端に、その正面よりみて中央の分
離杆１７を境として左右の務歯１２Ａ，１２Ｂを
受入れる導入口１６Ａ，１６Ｂを左右に段違いに
開口し（図は導入口１６Ｂを上部に、導入口１６
Ａを下部に開口した例を示す。）、上下板１８，１
９間に他端の同一平面上に開口した反対側の導出
口２０に向けて務歯１２Ａ，１２Ｂ列を誘導する
誘導路２５を形成したものである。誘導路２５
は、水平誘導部２５Ａ、垂直誘導部２５Ｂとから
なり、水平誘導部２５Ａは上下段違いに受入れた
左右の務歯１２Ａ，１２Ｂを水平方向に移動させ
て第３図ハに示すように重ね合せるもので、長さ
方向に沿つて次第に幅が減少する上下板１８，１
９の平行部間に形成されたものである。又垂直誘
導部２５Ｂは、上下に重ね合された両務歯１２
Ａ，１２Ｂを相対的に上下に移動させて第３図ニ
に示すように両務歯１２Ａ，１２Ｂを互いに噛合
させるもので、水平誘導部２５Ａに続く上下板１
８，１９の傾斜部間に形成されたものである。も
つとも、水平誘導部２５Ａと、垂直誘導部２５Ｂ
とは明確に区別されるものではない。水平誘導部
２５Ａによる務歯の誘導作用は従来のフアスナー
におけるものと全く同じである。第１図に示すよ
うに、隣接する務歯相互間の間隔は、対向する務
歯の幅よりもせまいにもかかわらず、この間隔内
に務歯を嵌合できるのは、水平方向に務歯を引き
寄せる作用により、テープが曲線状に撓み、務歯
相互間の間隔が拡げられるからである。本発明で
はこの作用に垂直誘導の作用を加えたものであ
る。両作用は務歯の結合又は離脱の瞬間には同時
に行われる点で不可分的である。
なお、上下板１８，１９は水平誘導部２５Ａの
入口部分で前記分離杆１７で連結され、上板１８
の上面には取付杆２１が設けられており、さらに
取付杆２１には操作用のフツク２２が嵌めあわさ
れている。したがつてフツク２２を第４図イ，ハ
における矢印方向に牽引すれば上下段違いに設け
た導入口１６Ａ，１６Ｂより、それぞれのテープ
１１Ａ，１１Ｂに取付けられた務歯１２Ａ，１２
Ｂが上下にずれてスライダ１５内に受入れられ、
これが誘導路２５内を通過する間に水平誘導部２
５Ａ、垂直誘導部２５Ｂに規制されつつ反対側に
開口した導出口２０から送出する間に、両務歯１
２Ａ，１２Ｂが同一平面上の位置に案内され、強
制的に上下の板１８，１９の内面から押圧力を受
けて互いに緊密に結合されるものである。又逆に
両務歯１２Ａ，１２Ｂの噛合を離脱させるときに
はフツク２２を前記とは反対方向に牽引すれば、
両務歯１２Ａ，１２Ｂが導出口２０からスライダ
１５内に進入し、前記とは逆に垂直誘導部２５Ｂ
で両務歯１２Ａ，１２Ｂが相対的に上下動して噛
合が外され、さらに水平誘導部２５Ａで左右に引
き離され、分離杆１７の案内により左右に分れて
スライダ１５の外部にあらわれる。
入口部分で前記分離杆１７で連結され、上板１８
の上面には取付杆２１が設けられており、さらに
取付杆２１には操作用のフツク２２が嵌めあわさ
れている。したがつてフツク２２を第４図イ，ハ
における矢印方向に牽引すれば上下段違いに設け
た導入口１６Ａ，１６Ｂより、それぞれのテープ
１１Ａ，１１Ｂに取付けられた務歯１２Ａ，１２
Ｂが上下にずれてスライダ１５内に受入れられ、
これが誘導路２５内を通過する間に水平誘導部２
５Ａ、垂直誘導部２５Ｂに規制されつつ反対側に
開口した導出口２０から送出する間に、両務歯１
２Ａ，１２Ｂが同一平面上の位置に案内され、強
制的に上下の板１８，１９の内面から押圧力を受
けて互いに緊密に結合されるものである。又逆に
両務歯１２Ａ，１２Ｂの噛合を離脱させるときに
はフツク２２を前記とは反対方向に牽引すれば、
両務歯１２Ａ，１２Ｂが導出口２０からスライダ
１５内に進入し、前記とは逆に垂直誘導部２５Ｂ
で両務歯１２Ａ，１２Ｂが相対的に上下動して噛
合が外され、さらに水平誘導部２５Ａで左右に引
き離され、分離杆１７の案内により左右に分れて
スライダ１５の外部にあらわれる。
従来より、テープ状の一対の合成樹脂材に歯型
を付し、樹脂の有する弾性変形を利用して両部材
の歯型を上下方向より結合させる構造のものが知
られているが、本発明に用いる務歯は従来のスラ
イドフアスナーに用いられる務歯と全く同質の剛
体であり、従来のスライドフアスナーによる務歯
の結合、分離の要領と同一の要領で上下方向より
務歯の結合並びに分離を行うことができ、務歯の
結合が材質の弾性変形によらないため、テープに
離反方向の力が作用しても容易には外れることが
ない。また、左右の務歯に同一形状のものを取付
方向を異ならせて適用することができ、従来の務
歯によるスライドフアスナーの特徴をそのまま生
かして強靭なフアスナーを提供できる効果を有す
るものである。
を付し、樹脂の有する弾性変形を利用して両部材
の歯型を上下方向より結合させる構造のものが知
られているが、本発明に用いる務歯は従来のスラ
イドフアスナーに用いられる務歯と全く同質の剛
体であり、従来のスライドフアスナーによる務歯
の結合、分離の要領と同一の要領で上下方向より
務歯の結合並びに分離を行うことができ、務歯の
結合が材質の弾性変形によらないため、テープに
離反方向の力が作用しても容易には外れることが
ない。また、左右の務歯に同一形状のものを取付
方向を異ならせて適用することができ、従来の務
歯によるスライドフアスナーの特徴をそのまま生
かして強靭なフアスナーを提供できる効果を有す
るものである。
第１図イ，ロは従来のフアスナーを示すもの
で、イは一部平面図、ロは務歯の噛合を外した場
合の正面図、第２図イ，ロは本発明フアスナーの
第一の実施例を示すもので、イは平面図、ロは一
部拡大斜視図、第３図イ〜ニはフアスナーの結合
の順序の説明図、第４図イ〜ハはスライダと組合
わせた本発明のフアスナーを示すもので、イは平
面図、ロは正面図、ハはイのＡ−Ａ線断面図であ
る。 １１Ａ，１１Ｂ……テープ、１２Ａ，１２Ｂ…
…務歯、１３Ａ，１３Ｂ……突縁、１４Ａ，１４
Ｂ……嵌合溝、１６Ａ，１６Ｂ……導入口、２０
……導出口、２３Ａ，２３Ｂ……嵌合溝、２４
Ａ，２４Ｂ……突縁。
で、イは一部平面図、ロは務歯の噛合を外した場
合の正面図、第２図イ，ロは本発明フアスナーの
第一の実施例を示すもので、イは平面図、ロは一
部拡大斜視図、第３図イ〜ニはフアスナーの結合
の順序の説明図、第４図イ〜ハはスライダと組合
わせた本発明のフアスナーを示すもので、イは平
面図、ロは正面図、ハはイのＡ−Ａ線断面図であ
る。 １１Ａ，１１Ｂ……テープ、１２Ａ，１２Ｂ…
…務歯、１３Ａ，１３Ｂ……突縁、１４Ａ，１４
Ｂ……嵌合溝、１６Ａ，１６Ｂ……導入口、２０
……導出口、２３Ａ，２３Ｂ……嵌合溝、２４
Ａ，２４Ｂ……突縁。
Claims (1)
- １ 左右に対向させた可撓性を有する一対のテー
プの内縁に、それぞれ互いに位相をずらせて列状
に配列した務歯と、左右の務歯の結合、離脱を行
うスライダとを備えたスライドフアスナーにおい
て、各務歯は外端の頭部両側に設けた突縁と、突
縁に続く基部両側に相対向する側の務歯の突縁の
肩部を上下方向より受入れてテープの離反方向へ
の脱出を阻止する有底の嵌合溝とを有し、スライ
ダの一端に左右の務歯の導入口を上下段違いに開
口し、他端に左右の務歯を同一平面で互いに結合
して送出する導出口を開口し、導入口と導出口と
の間にテープの撓みを利用して上下段違いに受入
れた左右の務歯を水平方向に接近させる水平誘導
部と、両務歯を相対的に上下動させて上下に重ね
られた両務歯を結合する垂直誘導部とを不可分的
に形成したことを特徴とする立体スライドフアス
ナー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11532277A JPS5449239A (en) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | Solid slide fastener |
| US05/886,825 US4236284A (en) | 1977-09-26 | 1978-03-15 | Solid slide fastener capable of effecting strong union |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11532277A JPS5449239A (en) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | Solid slide fastener |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5449239A JPS5449239A (en) | 1979-04-18 |
| JPS6122961B2 true JPS6122961B2 (ja) | 1986-06-03 |
Family
ID=14659706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11532277A Granted JPS5449239A (en) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | Solid slide fastener |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4236284A (ja) |
| JP (1) | JPS5449239A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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- 1977-09-26 JP JP11532277A patent/JPS5449239A/ja active Granted
-
1978
- 1978-03-15 US US05/886,825 patent/US4236284A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2382888A4 (en) * | 2009-01-13 | 2013-06-26 | Ykk Corp | ZIPPER |
| EP2614741A1 (en) * | 2009-01-13 | 2013-07-17 | YKK Corporation | Slide fastener |
| EP2614742A1 (en) * | 2009-01-13 | 2013-07-17 | YKK Corporation | Slide fastener |
Also Published As
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|---|---|
| JPS5449239A (en) | 1979-04-18 |
| US4236284A (en) | 1980-12-02 |
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