JPS61229427A - 電磁成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電磁力を応用して成形加工する電磁成形装置に
関するもので製缶、配管などの金属加工に使用されるも
のである。

従来の技術 従来の電磁成形装置は、大電流源より通電スイッチを介
してソレノイドコイルにエネルギーを伝送してパルス磁
場を発生させ、その電磁力によってソレノイドコイルと
ソレノイドコイルの周辺部に配置した成形型との間に配
置された金属などの被加工物を電磁成形加工するもので
あった。

発明が解決しようとする問題点 上述の従来の電磁成形装置においては、ソレノイドコイ
ルはパルス強磁場を発生させるため、そのコイル自身も
機械的に大きな強度を必要とし、ソレノイドコイルの大
きさ構造に一般的に制限を受ける。またソレノイドコイ
ルで発生した磁場は、被加工物の抵抗率が大きければ大
きいほど短時間に被加工物をぬけていくことになり、電
磁力の低下を起こすことになる。などの問題があった。

問題を解決するための手段 成形型内に筒状導体からなる被加工物と、柱状導体とを
同軸状に配置し、電流源より通電スイッチを介して上記
柱状導体と被加工物間に大電流を供給し、その導体間に
発生した電磁力により被加工物を変形させることを特徴
とする電磁成形装置である。

また柱状導体と、被加工物の間の磁場はこの導体に流す
電流に比例したものが得られることになる。

なお、この装置には大電流が必要で、電流源回路にステ
ップダウン変圧器を入れると、この変圧器の１次、２次
巻数に比例して電流増幅ができる。

作用 同軸上に配置した筒状導体からなる被加工物と、柱状導
体との間に大電流を供給し、その導体間に強力な磁場を
発生させ被加工物に半径方向の力が作用し、被加工物が
成形型に当接して変形する。

実施例 以下、本発明を第１図および第２図に示す実施例により
説明する。

第１図は電磁成形装置の説明図で、電流源１から通電ス
イッチ２を介して電流路を構成し、柱状導体３および筒
状導体からなる被加工物４に直接逆方向に大電流が供給
される。柱状導体３および被加工物４は成形型内に同軸
状に配置されている。

この大電流により柱状導体３と被加工物４の間に発生し
た磁場により被加工物４に半径方向の力Ｆが作用する。

この半径方向の力Ｆにより被加工物４は成形型５に当接
して変形し、電磁成形加工されることになる。

この場合被加工物４の外側に配置した成形型５の内側面
に波形など所望の形状を形成しておけば、これにそった
成形加工が可能となる。

第２図は他の実施例を示し、電流源１から通電スイッチ
２を介してステップダウン変圧器６の１次側に電流を流
し、２次側に増幅された大電流を得、第１図と同様に被
加工物４に直接大電流を供給し、電磁成形加工するもの
である。

発明の効果 本発明の電磁成形装置は以上のようにして被加工物を成
形するもので、電流路を構成する電流路（柱状導体３）
は構造的に非常に簡単なものでよく電気絶縁上有利で、
また機械的な強度を強くすることができ、寿命の点から
も向上させることができる。またステップダウン変圧器
を採用することにより大電流を比較的簡単に得ることが
でき、高精度に成形加工できるなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電磁成形装置の一実施例の説明図、第
２図は本発明の電磁成形装置の他の実施例の説明図であ
る。 ｌ：電流源　２：通電スイッチ　３：柱状導体４：被加
工物　５：成形型

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）成形型内に筒状導体からなる被加工物と、柱状導
   体とを同軸状に配置し、電流源より通電スイッチを介し
   て上記柱状導体と被加工物間に大電流を供給し、その導
   体間に発生した電磁力により被加工物を変形させること
   を特徴とする電磁成形装置。
2. （２）上記被加工物と柱状導体には、ステップダウン変
   圧器を介して大電流が供給されることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の電磁成形装置。