JPS6122925Y2 - - Google Patents

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JPS6122925Y2
JPS6122925Y2 JP13087383U JP13087383U JPS6122925Y2 JP S6122925 Y2 JPS6122925 Y2 JP S6122925Y2 JP 13087383 U JP13087383 U JP 13087383U JP 13087383 U JP13087383 U JP 13087383U JP S6122925 Y2 JPS6122925 Y2 JP S6122925Y2
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JP
Japan
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tape
push roller
adhesive tape
front frame
bracket
Prior art date
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JP13087383U
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JPS6040360U (ja
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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、体育館等の床面にラインマークと
して粘着テープを貼着する場合等に使用されるテ
ープ貼着機の改良に関するものである。
上記テープ貼着機として、例えば実開昭57−
200260号公報に示すものが知られている。このテ
ープ貼着機は、枠体の前端部両側に配置された車
輪に対して平行に押圧ローラを設け、繰り出され
た粘着テープを上記押圧ローラによつて床面に貼
着するように構成されている。しかしながら、上
記構成では前端部両側の車輪と押圧ローラとが互
いに平行に配置されているため、上記テープ貼着
機を真直ぐに前進させることは容易であるが、円
弧状に旋回させる場合にには上記両車輪を横滑り
させつつ前進させなければならず、極めて困難、
かつ不安定である。このため、上記テープ貼着機
は、粘着テープを円弧等の曲線部に沿わせて貼着
する曲線貼りには適さないという欠点があつつ
た。
この考案は、上記欠点を解消するためになされ
たものであり、任意の曲率で湾曲した曲線部に沿
つて粘着テープを容易かつ正確に曲線貼りするこ
とができるテープ貼着機を得ることを目的として
いる。
すなわち、この考案は、後端部の左右に車輪が
それぞれ回転自在に枢支された後部フレームと、
この後部フレームの前端部において縦軸回りに回
動可能に連結された前部フレームと、この前部フ
レームに固着された操作杆を具備し、上記前部フ
レームの下端部には押ローラがブラケツトを介し
て回転自在に保持されると共に、この押ローラの
前部上方には粘着テープを回転自在に保持する保
持軸が設けられ、繰り出された粘着テープを上記
押ローラにより床面に対して押圧するように構成
されたものである。
以下、この考案の実施例を図面によつて説明す
る。第1図はこの考案に係るテープ貼着機1の構
成を示す分解図であり、このテープ貼着機1は後
部フレーム2と前部フレーム3とを具備してい
る。上記後部フレーム2は後端部の車輪軸受4
と、前端部の連結板5と、これらを連結するビー
ム6とによつて構成され、上記車輪軸受4の左右
両端には車輪7,7が回転自在に枢支されてい
る。また、上記連結板5には連結ピン(縦軸)8
の挿通孔9が形成されると共に、固定ボルト10
が貫通される長孔11が上記挿通孔9を中心とし
た円弧状に形成されている。
上記連結ピン8の下方には上記挿通孔9を貫通
する軸部12および取付用のねじ部13が形成さ
れ、かつ上方には操作杆14の下端部が外嵌され
て固着される突部15が形成されている。
また、上記前部フレーム3は連結ブラケツト1
6と、粘着テープ保持ブラケツト17と、押ロー
ラ保持ブラケツト18とからなり、上記連結ブラ
ケツト16の上面には上記連結ピン8の下端ねじ
部13に対応するねじ孔19および上記固定ボル
ト10に対応するねじ孔20がそれぞれ形成され
ている。上記粘着テープ保持ブラケツト17の先
端部にはロール巻きされた粘着テープ21を回転
自在に保持する保持軸22が蝶ねじ23等によつ
て着脱可能に取付けられている。また、上記粘着
テープ保持ブラケツト17の基端部が連結ブラケ
ツト16の側面に回動可能に枢支されることによ
り、上記保持軸22に保持された粘着テープ21
が後述の押ローラ25の前部上方に配置されるよ
うに構成されている。上記押ローラ保持ブラケツ
ト18は、上記連結ブラケツト16の下端部にお
いて前後方向に配置された水平軸24の回りに回
動可能に枢支され(第2図参照)、この押ローラ
保持ブラケツト18の下端部には押ローラ25が
回転自在に枢支されている。
上記前部フレーム3の連結ブラケツト16上に
後部フレーム2の連結板5を重ねた状態で、連結
ピン8の軸部12を連結板5の挿通孔9に挿通さ
れると共に、連結ピン8の下端ねじ部13を連結
ブラケツト16のねじ孔19に螺着することによ
り、後部フレーム2と前部フレーム3とを連結ピ
ン13の回りに回動可能に連結する。また、連結
板5の長孔11を貫通させた固定ボルト10の下
端部を連結ブラケツト16のねじ孔20に螺着す
ることにより、後部フレーム2と前部フレーム3
とを係合してその回動を阻止する。そしして上記
連結ピン8の上方の突部15に操作杆14をボル
ト止めもしくは溶接等の手段で固着し、この連結
ピン8を介して操作杆14と前部フレーム3とを
剛体的に連結することにより、第2図に示すよう
な組立状態のテープ貼着機1が得られる。
以上のように構成されたテープ貼着機1の使用
方法について次に説明する。上記テープ貼着機1
により、体育館等の床面に粘着テープを直線に沿
つて貼着し、各種競技用のコート等を区画表示す
る場合には、後部フレーム2の車輪7,7と前部
フレーム3の押ローラ25とが互いに平行になる
ように前部フレーム3の向きを設定し、固定ボル
ト10により両フレーム2,3を係合して固定す
る。そして粘着テープ21の端部を後方に引出
し、押ローラ25の下方を通過させて床面に貼着
した後、操作杆14を持つてテープ貼着機1を前
進させれば、上記粘着テープ21が押ローラ25
によつて床面に押圧され、順次繰り出されつつ貼
着されることとなる。この場合、上記車輪7,7
と押ローラ25とが互いに平行な状態で固定ボル
ト10により前部フレーム3の向きが固定されて
いるため、粘着テープ21を直線に沿つて極めて
容易かつ正確に貼着することができる。
また、上記テープ貼着機1により、波形、渦巻
型等の順次曲率が変化する曲線部に沿つて粘着テ
ープを貼着する場合には、上記固定ボルト10を
緩めて後部フレーム2と前部フレーム3との係合
を解除する。そして操作杆14により前部フレー
ム3の向きを制御しながらテープ貼着機1を前進
させれば、上記曲線部に沿つて正確に粘着テープ
の曲線貼りを行なうことができる。
上記湾曲部に沿つて粘着テープを貼着する際、
湾曲部の内周辺部に当接する押ローラ25の一側
端部に大きな押圧力が作用し、湾曲部の外周辺部
に対応する押ローラ25の他側端部が浮上がつて
テープの外周辺部に貼着不良が生じ易いという欠
点があつつた。しかしながら、上記実施例では押
ローラ25の保持ブラケツト18が水平軸24の
回りに回動可能に枢支されているため、押ローラ
25による押圧力が常に均一に作用するように押
ローラ保持ブラケツト18が回動し、上記貼着不
良を確実に防止することができる。また粘着テー
プを貼着する床面に反り等が発生し、床面が局部
的に傾斜している場合においても、第3図に示す
ように、押ローラ保持ブラケツト18が水平軸2
4の回りに回動して押ローラ25を上記傾斜面に
沿わせることができ、押ローラ25が片当りにな
ることによる粘着テープの粘着不良の発生を防止
できるという利点がある。
また、上記実施例では粘着テープ保持ブラケツ
ト17の基端部が連結ブラケツト16に対して回
動可能に連結されているため、上記粘着テープ保
持ブラケツト17が自重によつて回動し、その先
端部に保持された粘着テープ21の外周面が押ロ
ーラ25に当接する。このため、テープ貼着機1
を前進させることによつて押ローラ25の回転力
が粘着テープ21に伝えられ、粘着テープ21の
繰り出しを促進するとができる。
さらに、上記テープ貼着機1によつて粘着テー
プを所定の曲率の円に沿つて貼着する場合には、
上記円の曲率に対させて前部フレーム3の向きを
変化させた後、上記固定ボルト10により後部フ
レーム2と前部フレーム3とを係合して固定す
る。この状態で粘着テープ21の端部を床面に貼
着してテープ貼着機1を前進させれば、上記円に
沿つてテープ貼着機1が旋回し、粘着テープによ
つて所定の曲率の円を極めて正確に描くことがで
きる。また、後部フレーム2の上面もしくは前部
フレーム3の前面に、前部フレーム3の向きに対
応する曲率半径を示す目盛りを表示しておけば、
このテープ貼着機1によつて描く円の大きさを容
易に設定できるという利点がある。
なお、上記テープ貼着機1によつて所定の曲率
の円を描く場合および直線張りを行なう場合にお
いても、操作杆14によつてテープ貼着機1の進
行方向を制御することが可能であり、後部フレー
ム2と前部フレーム3とを連結する固定ボルト1
0等を省略した構造としてもよい。また、前部フ
レーム3の連結ブラケツト16と粘着テープ保持
ブラケツト17と押ローラ保持ブラケツト18と
を剛体的に連結してもよく、かつこれらを一体形
成することもきる。また、上記連結ピン8とは別
体に、前部フレーム8の連結ブラケツト16に設
けた取付部を介して操作杆14を前部フレーム3
に固着するようにしてもよい。
また、この考案に係るテープ貼着機1は、体育
館等の床面にラインマーク用のテープを貼着する
場合に限らず。例えば工場において荷物運搬用ロ
ボツトの走行線を表示する銀紙テープを貼着する
場合等、種々の用途に使用することができる。
以上説明したようにこの考案は、後部フレーム
と前部フレームとが縦軸回りに回動可能に連結さ
れているため、前部フレームに固着された操作杆
によりテープ貼着機の進行方向を制御でき、粘着
テープを任意の曲率の湾曲部に沿つて容易かつ正
確に貼着できるという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るテープ貼着機の実施例
を示す分解斜視図、第2図はその組立状態を示す
断面図、第3図は第2図の−線断面図であ
る。 1……テープ貼着機、2……後部フレーム、3
……前部フレーム、8……連結ピン(縦軸)、1
4……操作杆、18……押ローラ保持ブラケツ
ト、21……粘着テープ、22……保持軸、24
……水平軸、25……押ローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 後端部の左右に車輪がそれぞれ回転自在に枢
    支された後部フレームと、この後部フレームの
    前端部において縦軸回りに回動可能に連結され
    た前部フレームと、この前部フレームに固着さ
    れた操作杆を具備し、上記前部フレームの下端
    部には押ローラがブラケツトを介して回転自在
    に保持されると共に、この押ローラの前部上方
    には粘着テープを回転自在に保持する保持軸が
    設けられ、繰り出された粘着テープを上記押ロ
    ーラにより床面に対して押圧するように構成さ
    れたことを特徴とするテープ貼着機。 2 上記押ローラの保持ブラケツトが前後方向の
    水平軸回りに回動可能に枢支されたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のテ
    ープ貼着機。
JP13087383U 1983-08-23 1983-08-23 テ−プ貼着機 Granted JPS6040360U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13087383U JPS6040360U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 テ−プ貼着機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13087383U JPS6040360U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 テ−プ貼着機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6040360U JPS6040360U (ja) 1985-03-20
JPS6122925Y2 true JPS6122925Y2 (ja) 1986-07-09

Family

ID=30296072

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13087383U Granted JPS6040360U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 テ−プ貼着機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002114951A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Nitto Denko Corp ラインテープ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7154359B1 (ja) * 2021-09-27 2022-10-17 愛知機械工業株式会社 磁気テープ貼付け装置

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JP2002114951A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Nitto Denko Corp ラインテープ

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Publication number Publication date
JPS6040360U (ja) 1985-03-20

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