JPS61227916A - 鉄を含有しない赤泥及びボ−キサイトを製造し、かつアルミナ工業用の原料物質及び五カルボニル鉄を製造する方法 - Google Patents

鉄を含有しない赤泥及びボ−キサイトを製造し、かつアルミナ工業用の原料物質及び五カルボニル鉄を製造する方法

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JPS61227916A
JPS61227916A JP60062236A JP6223685A JPS61227916A JP S61227916 A JPS61227916 A JP S61227916A JP 60062236 A JP60062236 A JP 60062236A JP 6223685 A JP6223685 A JP 6223685A JP S61227916 A JPS61227916 A JP S61227916A
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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は赤泥及びボーキサイトを脱鉄し、かつアルミナ
工業用の高品質の原料物質を製造する方法に関するもの
である。処理中に、粉末ヤ金用に価値のある原料物質、
五カルボニル鉄が副生成物として生成する。
アルミナの製造のときに生成する赤泥を、鉄を。
全く含まないし、かつ数十年間蓄積した赤泥から、アル
ミナ工業で使用するのに適切な原料物質を供給する方法
を詳述するのが本発明の目的である。
ボーキサイトを鉄を全く含まなくし、従って鉄含有量が
低く、かつアルミナ工業向きに酸化アルミニウムが濃く
なっている原料物質を供給する方法を詳述するのが本発
明の更に別の目的である。
本発明の方法によれば、ボーキサイト原料物質の鉄含有
量を80〜95%あるいはもつと大きな程度までも減少
させ、従って現存するアルミナ工場の生産能力を20〜
25%も増大させることができる。本発明の方法の他の
利点はアルミニウム製造中に生成する赤泥の量及び廃棄
酸化アルミニウムの量を著しく減じることができること
である。
本発明の方法によれば、赤泥又はボーキサイトから鉄を
五カルffニル鉄の形態で除去し、かつこの副生成物か
ら高純度の粉末性五カルボニル鉄を製造することができ
る。このように急速に発展し【いる粉末ヤ金の原料物質
供給を行うことができ、かつ廃棄物質の量を減じること
ができる。
技術的背景 一般にアルミニウムはボーキサイトから得られる純粋な
アルミナの電解によってバイヤー(Bayer )法で
製造する。良好な品質のボーキサイトの酸化アルミニウ
ム含有量は約50%である。
アルミナの不純物−特に鉄酸化物及び鉄オキシ水和物の
存在する量は約25%であるーは加圧下でアルカリで処
理して除去する。この段階で生成する赤泥は酸化鉄40
〜45%、及び酸化アルミニウム10〜20%を含有す
る。赤泥な処理する公知の適切な技法がないので、アル
ミナ工場の近傍には赤泥数百万一ンが蓄積され、膨大な
量の赤泥の貯蔵及び累積が重大問題を引き起こす。
酸化アルミニウム含有量が少なく、かつ酸化鉄含有量の
多い、低品質のざ−キサイトはバイヤー法で経済的な仕
方で処理することができない。
本発明の方法では種々の品質の赤泥及びボーキサイトを
処理することができる。すなわち本発明の方法ではアル
ミナ工場の原料物質供給を改良することができ、かつボ
ーキサイトの採掘を減じるのに寄与することができ、か
つ処理中に生成する、かなりの量の五カルボニル鉄が鉄
粉末ヤ金の集約的な発展を増進することができる。その
上、現在赤泥の貯蔵に使用中の広大な有効な広場を農業
用に使用することができる。
赤泥の処理及び利用、並びにボーキサイトの鉄を全くな
くする問題は世界中で徹底的に研究している。若干の刊
行物及び特許明細書では、ボーキサイトの鉄含有量を減
じることによって酸化アルミニウム及びアルミニウムの
生産増大の問題を扱っている。しかしながら、該先行技
術の方法はこれまでは工業的な規模では全く使用されな
かったか、あるいはその使用が非常に制限されていた。
この原因は、該公知の技法が複雑であり、費用がかかり
、処理することのできない副生成物が生成し、多量の補
助剤が必要であり、エネルギー必要性が高く、かつ過程
は選択的でない点にあるとすることができる。
一般的な電解によれば、赤泥は将来性のある第二の原料
物質供給源である(サクール、アール・ニス、サント、
ビー・アール[Thakur 、 R,8,。
5ant 、 B、R,] :ケムーエラ(Chem、
 Era )、1980年、第16巻(5号)、第10
6〜7ページ、チンマー、イー(Zimmar 、 g
、) ニアルミニウム((デュッセルドルフ))(Al
uminium(Duaseldorf ]) ] 1
980年、第56巻(10号)、第639〜42ページ
)。
他の方法(ヨシイ拳チカオ、イシムラ・コウタci (
: Yoshii C!hikao 、 Ishimr
a Koutaro )、北海道大学工学部研究報告(
Hokkaido DaigakuKogakubu 
Ksnkyu Hokoku 〕、11978年(89
号)第1〜6ページ)によれば、赤泥をスラグ形成剤と
しての酸化カルシウムの存在で、温度1450℃で焼成
し、その後、焼成生成物を溶融アルカリで処理し、かつ
赤泥及びアルミニウムなNa /’d 202の形態で
溶解させる。
別の方法(マトヤシュ、ディ・ジー、クディノフ、ビー
・ゼット、レオンテフ、エル・アイ[Matyash 
、 V、G、 、 Kudinov 、 B、Z、 、
 Leontev 。
L、I ] : )ランデクションズ―オデ・デ・イン
スチチュート・オデ・メタルズ、cTr、 In5t、
 Metalll。
アカド・ナウク・ニー・ニス・ニス・アール・ウラルφ
ネウチン・ツエントル、 [Akad、 Nauk U
SSR。
Ural、 Neuchn、 Tsentr、 ) 1
977年、第30巻、第103〜5ページ)によれば、
原料物質を酸化カルシウムと共に温度1100℃で焼成
し、かっこの段階を半コークスによる還元と組み合わせ
る。
こうして鉄含有量のうちの80%を除去することができ
る。
更に別の方法(エジマ・タッヒコ、シマ力r・カズヨシ
、ホシーナサヨシ[Bjima 、 Tatsuhik
o。
Shimakage Kazuyoshi 、 Ho5
hi Na5ayoshi ) :軽金属[Keiki
nzoku ) 1978年、第28巻(9号)第44
6〜9ページ)によれば、焼成はNH44を用いて45
0°Cで行う。アルミニウム及び鉄を焼成生成物から硫
酸で溶解する。
更に別の方法(ロビメラツク、ディ・ジー(Logom
erac 、V、G ) : )ラブ−コム・インド・
エチュード ざ−キサイン、アルマイン アルム(Tr
av、 Com、 Int、 Etude Bauxi
tes 、 AlumineAlum、)1979年、
第15巻、第279〜85ページ)によれば、焼成は電
気炉中で行い、その後金属を30%硫酸で溶解し、ビス
−2−エチル−ヘキシル リン酸で抽出して有効成分を
回収する。
他の方法によれば、焼成はFeSO4の存在で400°
〜1000℃で行い、かつ生成する硫酸塩はそれらを水
に溶解して8102から分離する(三井アルミナ製造株
式会社(Mitaui Alumina 8eiz。
x、x、 :l :日本公開特許公報(Jpn、 Ko
kai Toliky。
zoho )第8,177,309号、昭和54年11
月29日)。
若干の方法は強酸、例えば塩酸、硫酸、又は三酸化硫黄
の使用に基すいている(チンマー、イー:アルミエクム
(テュツセルドルフ)1980年、第56巻(10号)
第669〜42ページ、ノ1ンガリー国特許[Hung
arian patent]第150,459号明細書
、米国特許[08patent )第3,185,54
5号明細書、ハンガリー国特許第179,799号明細
書)。これらの方法によれば、乾燥し、かつ粉砕した赤
泥を向流状態で酸で処理、かつ生成した金属塩を焼成し
て相当する酸化物に転化させる。
英国特許(Br1tish patent )第2,0
78,211号明細書には非常に興味のある方法を開示
しである。中和した赤泥を磁石の助けで2分画に分離し
、分画の一方は鉄分の濃度が高いが、もう一方は鉄分含
有量が低い。
バイヤー法では、石灰の量を15〜20%増丁ために、
鉄含有量の多いボーキサイトの鉄含有量を減じることが
できる(バクカー、ディOアイ、ツバレフ、ディ・アイ
、シマコバ、エル−ジー(Pauker  、V、1.
、Zubarev 、V、1..81makova  
*L、()、 ) ([ニー・ニス・ニス・アール)(
ツヘトン)ツペトン、メト、 (CUSSR)(Tsv
etn )Tsveton、 Met、 ) 1980
年、(7号)、第79〜86ページ)。
別の群のやり方によれば、鉄を塩化鉄として除去する。
ボーキサイトを乾燥し、600°〜700°Cの高温で
焼成し、粉砕し、かつ塩酸又は気体塩素で交流状態で処
理する。該過程では、アルミニウムも又転化されて塩化
物になり、かつ分別蒸留によって鉄、チタン、マグネシ
ウム、カルシウム及びケイ素の塩化物から分離させるこ
とになるか、又は上記の化合物から選択的に溶解させる
ことができる(シティコバ、ニー・エヌ、コズロデ、デ
ィ・エム、ビンケルベルブ、ディ・ジー、グセパ、エヌ
・ニス、パブロバ、エル・エム[Zotikova 。
A、N、、Kozlov 、V、M、、Vinkel、
berg 、 V、G、、Guseva。
N、8m、Pavlova s L、M、 ) : (
(ニーe xスe xスミアール)レフ、ツー、メタル
(Ref、 Zh’、 Metall、)1979年、
アデストルl: Abstr、)第12 () 175
号、フオリー、イー、ワズレー、エム・ダブルニー (
Foley 、 E、、Wadsley 、 M、W、
 ) :英国特許第2.023,113号明細書、19
79年、12月、28日、シティコバ、ニー・エヌ、ビ
ンケルペルグ、ディ・ジー・、パデロパ、エル・エム、
ミニナ、ケー・ピー(Minina 、 lc、P、 
] : ((ニー・ニス・ニス・アール)レフ・ツー・
キム(Ref、 Zh。
xhim、 ) 1982年、°アデストル第1L98
号、カポジー エル、スデボ ルネー、ツエグレデイビ
ー、ストッカー エル、リープルアウェル スズ、スト
ッカー 、?、# (Kapoly L、、 8zab
o Lne 。
Czegledi B、、 8tocker L、、 
Rlederauer 8z、。
8tOCker L、 ) : rハディ ボーキサト
ク パスタラニタサ」タタバンヤ(@Hazai ba
uxitokvastalanitasa”Tatab
anya )、1982年、11月1日)。
特定のやり方によれば、バイヤー法で生成したアルミン
醗塩溶液を塩酸で処理し、かつ有機リン酸塩、又は酸化
剤の助けでこの溶液から鉄を分離−1(二、エル・キー
、サブチェンコ、ニーーフイ(Ni 、 L、i、 5
avchenko 、 A、L ) : C3−−・ニ
ス・ニス・アール)コムゾレクスン、イスボルズ、マイ
ナー、シルヤ[Kompleksn、 l5polz。
Miner、 8yrya ]、11980年6号)第
81〜83ページ、コンブ、ニー、コルツシ アイ、キ
キク アイ、メリアニ ニス[Cocco 、 A、t
CoLuaai、X、、 Kikic 、 1.、 M
ariani 、 8.3 :インド、ソルベント エ
クストル コンブ(ブロク3 (Int、 5olve
nt Extr、 Conf、 CProc 、l) 
)1980年、第3巻、論文第80〜186、第7ペー
ジ)。
ハンガリー国の研究者の発表した研究によれば、鉄含有
量の多いボーキサイト、あるいは赤泥の濃度の高いボー
キサイトを高温で塩化アンモニウムで処理して、鉄をr
e(oH)、、の形態にして除去する(テーンボー ジ
エー、モルナール エル、シクローシ 2− (Zam
bo #  J、1 MOlnar L、181klo
gip、 ) :バーンヤーズ コハーズ ラボク コ
ハーズ(Banyasz、 Kohasz  Lapo
k Kohasz 〕、11980年第113巻(6号
)、第270〜3ページ、ゾーンポー ジエー、モルナ
ール エル、シクローシ キー:トラデ コム インド
 エトウドざ−キサイテス、アルマイノアラム1981
年、第16巻、第183〜92ページ)。
該やり方によれば、非常に複雑な方法で鉄含有量の約7
0〜80%を除去することができ、かつたいていの場合
にアルミニウムが塩化物として得られる。
若干の刊行物で五カルボニル鉄の製造を扱っている。し
かしながら、参考文献は1つとして赤泥又はボーキサイ
トからの五カルざエル鉄の製造に関連しているものはな
い。
五カルIIe;−ル鉄は仏国で1891年にエム嗜ペル
テロ[M、 Berthelott ]が見い出しくペ
ルテロ、エム:コント・う/デュ(Compt、 re
nd、 )第112巻、第1646ページ(1891年
)、第116巻、第679ページ(1892年))、又
英国では上記の著者とは無関係にモンド(Mond )
、その他が見い出した(モンド エル、ランゾル シー
(Mond 、 L、、 Langer 、 C,) 
:ジャーナル・オデ・デ・ケミカル・ソサイエテイ(J
、Chem、 soc、 )第59巻、第1090ペー
ジ、(1B91年))。
五カルボニル鉄を得るためには、シュウ酸鉄を還元して
得た鉄粉を大気圧下で一酸化炭素と反応させる。低収率
を改良するために、Coの圧力を増して600バールに
したが、しかし転化率100%に達することはできなか
った。
ミタツシエ エイ(Mittasch A、 ) (ミ
タツシュ エイ:ツアイト シュリフト・フユールーア
ンrワンチーヘミ−(Z、 Angew、 Chem 
)第41巻、第827ページ(1928年))汲びヒー
ベル(Hlaber )、その他(ヒ” /(ルII’
 i A/ ニー(aieber 、 w、 ) :メ
タルカルボニル、エフ@フイ・エイ・ティ レビューイ
ンオルガニック ケミストリー パー) II (Me
t+allcarbonyle 、 FIATRevi
ew、 Inorg、 Chem、 Part、 II
 )第108〜145ページ(1946年))によれば
、原料物質としてラニー鉄(Raney−iron )
を使用して非常に良好な結果を得た。
レツペ〔Reppe〕、その他は高温高圧下で硫酸鉄か
らカルボニル鉄を製造した(レッペ、ダデルユー[Re
ppe 、 w、 ] :アナーレ・デ・シミー[An
n、 Chem、 ]、11953年第582号、第1
16〜121ページ)。
五カルボニル鉄の工業規模の製造は鉄粉−鉄酸化物を還
元して得る−を原料にして、圧力200バールのCO中
で180°〜200℃で行う(ジルキン、シイ−ジー(
8zirkin 、 V、G、 ) :カルどニルニー
 メタリイ、モスクハ (Karbonylnie Metalli 、 Mo
5zkva )、1978年、第98ページ)。
本発明の要約 本発明の方法によれば、′乾燥した赤泥又は粉末にした
ボーキサイトを、活性化及びカルボニル化促進剤、いわ
ゆる「促進剤(promoters ) Jの存在で、
水素含有還元性ガス中、好ましくは一酸化炭素を全く含
有しないガス気流中で、0.1バールから100バール
までの圧力下で温度150°〜800℃で活性化するの
が好ましく、その後、これを圧力25〜300バールの
一酸化炭素中で温度50°〜300℃でカルボニル化す
る。
本発明の方法は赤泥又はボーキサイトのほとんど全鉄含
有量を五カルeニル鉄の形態で選択的に除去することの
できるボーキサイト工業の唯一の方法である@赤泥及び
ボーキサイトは若干の種類の金属を含有するが、これら
の鉄から最高の反応率で一酸化炭素と反応させることが
でき、かつ生成し鹸揮発性の液体五カルボニル鉄を容易
に除去することができる。
本発明の詳細な説明 本発明の過程によれば、粉末にした固体の原料物質を使
用して、副生成物を生成させないで、溶剤を全く存在さ
せないで単一段階で鉄の除去を行う。このように、赤泥
及びざ−キサイトの酸化アルミニウムのほとんど全含有
量を回収するεとができ、かつ鉄含有量を高純度の生成
物の形態で除去することができる。
化学工業の大多数の方法とは反対に、本発明の方法では
好ましくない副生成物を全熱生成させることなく、従っ
て本発明は環境汚染を避ける新式方法のよい実例である
本発明の過程によれば、乾燥した赤泥又は粉末にしたボ
ーキサイトを、活性化及びカルボニル化の促進剤、いわ
ゆる[促進剤(promoters ) Jの存在で、
水素含有還元性ガス中、好ましくは一酸化炭素を含有し
ないがス気流中で、温度150゜〜800℃で0.1バ
ールから100バールまでの圧力の下で活性化させるの
が好ましく、その後これを圧力が25〜600パールの
一酸化炭素中で、温度50°〜600℃でカルボニル化
させる。
手順中で元素硫黄、無機又は有機硫黄化合物(例えばH
2S 、HgS 、 CuS%Fee 、メルカプタン
)又はHgolCuOl元素ヨウ素又はヨウ素化合物(
例えばHJ 、 CuJ )あるいはこれらの混合物を
促進剤として、原料物質の重量に対して計算して0.5
〜60%の量で使用してもよい。促進剤は原料物質の組
成、鉄含有量、アルカリ金属含有量及び石灰含有量に基
づいて変化させる。例えば、赤泥はアルカリ及び石灰の
含有量がボーキサイトよりも多い。従って、赤泥を原料
として使用する場合には、酸性促進剤(例えば8.H2
S又はHJ )又はこれらの混合物を使用するのが好ま
しい。これに反して、ざ−キサイトを処理する場合には
、元素硫黄、メルカプタン、HgO%CuO、Fe8 
、又はFeCO3あるいはこれらの混合物を使用するの
が好  □ましい。
鉄化合物は最初の原料物質中に存在しているので、活性
化の手順中に、高温のために熱分解を受ける。従って、
オキシ水和物、炭酸塩、水酸化物及び他の鉄化合物は分
解して酸化鉄になり、こLが水素で還元されて活性鉄に
なる。活性化段階中には、促進剤は鉄化合物の分解及び
還元を促進し、tyveニル生成段階では、該促進剤は
カルビニル化合物の生成率を増大する。    ゛還元
性ガスとしては、純粋の水素、好ましくは一酸化炭素を
全く含有しないガス、水性ガス、アンモニア又は水素及
び(又は)アンモニアを含有するガスを使用することか
できる。活性化は大気圧の下で好ましく行うことができ
る。この段階にとっての好ましい温度は150°〜30
0℃である。
活性化段階の後には、活性化させた赤泥又はボーキサイ
トを活性化の高温から冷却して50°Cから300℃ま
で、好ましくは50℃から80℃までのカルボニル化温
度にし、その後これを25〜300バールの圧力下で一
酸化炭素と反応させる。
純粋の一酸化炭素、一酸化炭素を含有する合成ガス、ジ
ェネレーター ガス(generator gas )
又はプロデューサー ガス(producer gas
 )をカルボニル化に使用することができる。カルボニ
ル化は発熱反応であって、温度の上昇は五カルぜニル鉄
の生成を示す。それの生成と同時に五カル&=ル鉄を加
圧下で凝縮させ、CO気流中で反応器から貯蔵タンクに
連続的に導出させる。
驚異的にも、活性化及びカルボニル生成の段階中に、1
種類以上の促進剤−すなわち硫黄粉末あるいは有機又は
無機の硫黄を含有する促進剤−を同時に使用する場合に
は、促進剤の効果を増大することを見い出した。2種類
以上の促進剤を使用すれば、個々の促進剤の効果は単純
に簡約されないで、それらは互いに他の作用に力を与え
て、これまでに見たことのない相乗作用を得ることがで
きる。
2種類以上の促進剤を使用する場合には、恐らく鉄が促
進剤とで活性中間化合物を形成し、こうして生成した活
性化合物が一段とたやすく一酸化炭素と反応することが
できるのであろう。この場合には、カルボニル化段階が
配位子交換過程を包含し、鉄に結合していた配位子は一
酸化炭素に交換される。これら2過程の活性化エネルギ
ーの狽は一酸化炭素配位子を鉄に単に結合する活性化エ
ネルギーよりも、はるかに小さく、それ故、促進剤は五
カルボニル鉄の生成を非常に容易にする。
促進剤の最適の相乗作用効果は原料の赤泥の化学的組成
に左右され、このために促進剤の最適量は各赤泥原料物
質について個々の実験で決められることになる。赤泥又
はボーキサイトの化学的組成を測定した後に、促進剤の
種々の組み合わせで、試料100Iiを使用して、実験
室規模の反応器で予備実験を行い、かつ該予備実験結果
を比較する。
下記の実施例では本発明の細部を文に確認しようとする
ものであり、保護の範囲を該実施例に限定するものでは
ない。
実施例1 500dのステンレス鋼反応器の中で、赤泥、の乾燥粉
、1liE100.9(酸化アルミニウム含有量15.
9.9、酸化鉄含有量43.11 CFa = 30.
1J’3 )を水素気流中でかき混ぜながら、加熱速度
50〜60°C/時で350℃まで加熱し、かつこの温
度で、水素の存在で、20パールの圧力下で12時間か
き混ぜて活性化させた。活性化させた赤泥を150℃ま
で冷却し、圧力50バールの一酸化炭素中で、かき混ぜ
ながら10時間カルボニル化させた。生成した液体の五
カルffニル鉄を冷却して反応器から取り出す。オート
クレーブ中に残存する残留物は鉄15.2 Iiを含有
する。このようにして原料物質の全鉄含有量の49.5
%を除去することができた。脱鉄処置の結果として、赤
泥の酸化アルミニウム含有量は15.9%から22.0
%まで増大する。
実施例2 赤泥の乾燥粉末100F(酸化アルミニウム含有量15
.9.9 、酸化鉄含有量43.1yCFe=30.1
JI]))を硫黄粉末2Iと完全に混合し、その後混合
物を500dのステンレス鋼反応器の中で、かき混ぜな
がら水素気流中で、加熱速度50〜60°C/時で加熱
して700℃にし、かつこの温度でかぎ混ぜながら、3
0バールの圧力下で12時間活性化させる。活性化させ
た赤泥な圧力が150バールの一酸化炭素中で、温度2
00゜〜210°Cで、かき混ぜながら10時間カルボ
ニル化させる。生成した液体のWカルボニル鉄を冷却し
ながら反応器から除去する。オートクレーブ中の残留物
は鉄8.2 IIを含有している。従ってFeの除去率
は72.8%になる。鉄除去処置の結果として、赤泥の
酸化アルミニウム含有量は15.9%から24.6%ま
で増加する。
実施例6 赤泥の乾燥粉末100.9(酸化アルミニウム含有量1
5.9 N、酸化鉄含有it43.11 (Fe=30
.1 Ii]) )を硫化鉄5.5 II(S=2 I
I))と完全に混合し、かつ500ゴのステンレス鋼反
応器の中で、かき混ぜながら水素気流中で、加熱速度5
0°〜60°C/時で加熱して400℃にし、かつこの
温度で大気圧の水素の存在で12時間活性化させる。活
性化させた赤泥を230℃で圧力が115バールの一酸
化炭素中でかき混ぜながら10時間カルボニル化させる
。生成した液体の五カル&ニル鉄を冷却しながら反応器
から除去する。
オートクレーブの中の赤泥は残留鉄8.5 Nを含有す
る。鉄の除去率は71.8%になる。鉄除去処置の結果
として、赤泥の酸化アルミニウム含有量は増加して24
.2%になる。
実施例4 赤泥の乾燥粉末100F(酸化アルミ=ウム含有量12
.9II、酸化鉄含有量42.41 (l Fe =2
9.7N))を硫化鉄2.7yCs=IIIl)及び硫
黄粉末11と完全に混合する。混合物を500−のステ
ンレス鋼反応器の中で水素気流中でかき混ぜながら、加
熱速度40°〜609C/時で加熱して600℃にし、
かつこの温度で、大気圧下の水素の存在で12時間活性
化させる。活性化させた赤泥を200℃で、圧力が90
バールの二酸化炭素中で、かき混ぜながら10時間カル
ボニル化させる。生成した液体の五カルe=ル鉄を冷却
しながら反応器から除去する。残留する赤泥は鉄2Jl
を含有する。鉄の除去率は93.3%に達し、かつ赤泥
の酸化アルミニウム含有量は21.6%まで増加するこ
とになる。
実施例5 赤泥の乾燥粉末10(1(酸化アルミニウム含有量12
.9.9.酸化鉄含有1に42.41(LFe=29.
7 N ))を硫黄粉末29及び微粉末にした黄鉄鉱(
組成: H2O= 1.Q%、s = 50.6%、F
e = 45.5%、810$ = 0.9%、Zn=
0.10%、Cu=0.31%、pb = 0.2%、
A6 = 0.09%、Ca = 0.49%、Mg=
0.05%)4Nと完全に混合する。混合物を500d
のステンレス鋼反応器の中で水素気流中でかき混ぜなが
ら、加熱速度50°〜60°C/時で加熱して500℃
にし、かつこの温度で、大気圧の水素の存在で12時間
活性化させる。活性化させた赤泥な圧力が90バールの
一酸化炭素中で、200℃でかき混ぜながら10時間カ
ルボニル化させる。生成した液体の五カルボニル鉄を冷
却しながら反応器から除去する@残留する赤泥は鉄0.
81を含有し、鉄の除去率は97.3%になり、かつ赤
泥の酸化アルミニウム含有量は22.0%まで増加する
ことになる。
実施例6 赤泥の乾燥粉末10ON (酸化アルミニウム含有量1
2.9 N、酸化鉄含有量42−41 ((Fe=29
.7 Ii]) )を硫黄粉末1.59及び微粉砕した
黄鉄鉱(組成: H2O= 1.0%、8 = 50.
6%、Fe=45.5%、8102 = 0.9%、Z
n=0.10%、C;0.31%、Pb = 0.2%
、As=0.09%、Ca=0.49%、職= 0.0
5%)311と完全に混合する。
5001のステンレス鋼反応器の中で、混合物をかき混
ぜながら水素気流中で加熱速度50°〜60℃/時で加
熱して500℃にし、かつこの温度で大気圧で水素を徐
々に導入しながら12時間活性化させる。連続的に赤泥
の中を通り抜ける水素に、全量2M’のエチルメルカプ
タンを添加する。
活性化させた赤泥な200°Cでかき混ぜながら、圧力
が90バールの一酸化炭素中で10時間カルボニル化さ
せる。生成した液体の五カルボニル鉄を冷却しながら反
応器から除去する。残留する赤泥は鉄1.0 Iiを含
有し、鉄の除去率は96.6%になる。鉄除去処置の結
果として、原料赤泥の酸化アルミニウム含有量は12.
9%から22.0%まで増加する。
実施例7 赤泥の乾燥粉末100N(酸化アルミニウム含  □有
量12.91/、酸化鉄含有1t42−41 CFe 
=29.7#]))を元素ヨウ素0.75 Ii及びC
uJl 、 12&と完全に混合する。500プのステ
ンレス鋼反応器の中で、混合物を水素気流中でかき混ぜ
ながら、加熱速度50°〜60°C/時で485℃まで
加熱し、かつこの温度で10時間活性化させる。反応器
の中の内容を180℃まで冷却し、かつ圧力110バー
ルの一酸化炭素中で8時間カルボニル化させる。生成し
た五カルボニル鉄を加圧して凝縮させ、かつ水冷して、
生成した液体を一酸化炭素気流中で連続的に除去する。
残留する赤泥は鉄0.95Iiを含有し、鉄除去率は9
6.8%になる。残留物の酸化アルミニウム含有量は2
2.0%に増加する・実施例8 粒度が300〜400μの乾燥したボー命サイ)10(
1分画(酸化アルミニウム含有量50.7 %酸化鉄2
4.4%(Fe = 17.1%))を粉末硫黄0.5
Iと混合し、かつ混合物を500dのステンレス鋼オー
トクレーブの中に入れる。反応器の内容を水素気流中で
、加熱速度50°〜60℃/時で350℃まで加熱し、
かつこの温度で12時間活性化させる。活性化させたボ
ーキサイトを200°Cまで冷却し、かつ圧力180バ
ールの一酸化炭素中で、190°〜210℃で10時間
カルボニル化させる。生成した五カルボニル鉄を冷却し
ながら連続的に系から除去する。残留するボーキサイト
の酸化アルミニウム含有量は61.9%に達する。
鉄含有量は17.1%から6.3%まで低下し、鉄の除
去率は6ふ2%である。
実施例9 ボーキサイトの乾燥粉末100.9 (酸化アルミニウ
ム含有f50.7%、鉄含有f17.1%)を硫黄粉末
2Iと混合し、かつ500ゴのステンレス鋼反応器に入
れる。混合物を水素気流中で、加熱速度60°/時で5
00℃まで加熱し、かつこの温度で圧力25パールの水
素中で12時間活性化させる。活性化後、反応混合物を
冷却して200°Cにし、かつ圧力150バールの一酸
化炭素中で10時間カルボニル化させる。生成する五カ
ルボニル鉄を加圧下で凝縮させて連続的に除去する。
残留するボーキサイトはAj10362.7%及び鉄5
.2%を含有している。鉄の除去率は69.6%である
実施例10 乾燥ボーキサイト100II(酸化アルミニウム含有量
50.7%、酸化鉄含有量24.4%(IFe=17.
1% ))を硫黄粉末31と完全に混合する。
混合物を500dのステンレス鋼オートクレーブの中に
導入し、水素気流中で加熱速度50°〜60°C/時で
600℃まで加熱し、かつこの温度で、大気圧下で12
時間活性化させる。活性化させたボーキサイトを190
℃まで冷却し、かつ圧力115バールの一酸化炭素中で
10時間カルボニル化、させる。生成した五カルボニル
鉄を冷却しながら連続的に系から除去する。残留するボ
ーキサイトの酸化アルミニウム含有量は63.5%に達
する。鉄含有量は17.1%から4.6%まで減少する
。鉄の除去率は74.9%に達する。
実施例11 乾燥粉砕したボー命サイ)1004F(酸化アルミニウ
ム含有量50.7%、酸化鉄含有量24.4%cF8 
= 17−1%))を硫黄粉末2ONと完全に混合する
。混合物を500−のステンレス鋼オートクレーブに仕
込み、水素気流中で加熱速度50゜〜60℃/時で70
0°Cまで加熱し、かつこの温度でかき混ぜながら大気
圧下で12時間活性化させる。活性化させたボーキサイ
トを200℃で圧力90バール一酸化炭素中で10時間
カルボニル化させる。生成する五カルボニル鉄を冷却し
ながら連続的に系から除去する。残留するボーキサイト
の酸化アルミニウム含有量は66.0%になり、鉄含有
量は17.1%から減少して1.6%になる。
鉄除去率は92.4%に達する。
実施例12 ボーキサイトの乾燥粉末100jl(酸化アルミニウム
含有量50.7%、酸化鉄含有824.4%(Fe =
 17.1%)I)を500dのステンレス鋼オートク
レーブの中に仕込み、加熱速度50°〜60℃/時で5
00℃まで加熱し、同時にアンモニアと合成ガスとの混
合物を導入する。合成ガスを連続的に系に流通させなが
ら、原料物質をこの温度で大気圧下で12時間活性化さ
せる。活性化中にエチルメルカゾタン8Iを合成ガス気
流に添加する。活性化させたボーキサイトを200°C
で圧力100バールの一酸化炭素中で、10時間カルボ
ニル化させる。生成した五カルボニル鉄を冷却しながら
連続的に反応器から除去する。残留するボーキサイトの
酸化アルミニウム含有量は66.2%になり、かつ鉄含
有量は17.1%から減少して1.2%になる。鉄の除
去率は93.0%になる0 実施例16 乾燥し微粉末にしたざ−キサイト100.9 (酸化ア
ルミニウム含有量50.7%、酸化鉄含有量24.4%
CFe=17.1%3)を微粉末にした黄鉄鉱(組成:
 H2O: 1.Q%、8 = 50.6%、Fe=4
5.5%、5i02 = 0.9%、Zn=0.10%
、Cu=0.31%、Pt) = 0.2%、All 
:0.09%、Ca =0.49%、Mg = 0.0
5%)8IIと混合し、かつ混合物を500−のステン
レス鋼反応器の中で、かき混ぜながら水素気流中で加熱
速度50°〜60°C/時で500℃まで加熱し、かつ
この温度で水素の存在で、かき混ぜながら大気圧下で1
2時間活性化させる。活性化させたボーキサイトを20
0℃でかき混ぜながら圧力100バールの一酸化炭素中
で10時間カルボニル化させる。生成した液体の五カル
ボニル鉄を冷却しながら反応器から除去する。残留する
ボーキサイトの酸化アルミニウム含有量は65.6%に
達し、鉄含有量は17.1%から1.8%まで減少する
。鉄除去率は89.5%になる。
実施例14 粉末のボーキサイト100Jl(5!化アルミニウム含
有#50.7%、酸化鉄含有量24.4%((Fe=1
7.1%))をEgo 2 F及び過ヨウ素酸ナトリウ
ム3.35 Nと混合し、かつ混合物を500ゴのステ
ンレス銅の管状反応器の中に仕込む。混合物を、COを
全く含有しない合成ガス及び送風アンモニア工場ガスの
気流(150〜5001jtl/時)中で、加熱速度3
0°〜50℃/時で650℃まで加熱し、かつこの温度
でかき混ぜながら大気圧下で10時間活性化させる。活
性化させたざ−キサイトを100℃まで冷却し、かつ一
酸化炭素ガス気流の圧力を10バールから160バール
まで連続的に増大させながら、111時間カルffニル
させた。
温度は圧力の上昇に平行して上昇する。五カルボニル鉄
の生成率を温度の上昇率に従わせることができる。生成
した五カルボニル鉄を加圧して凝縮させ、かつ一酸化炭
素ガス気流で反応器から連続的に取り出して五カルボニ
ル鉄貯蔵タンクの中に入れる。残留するボーキサイトの
鉄含有量は17.1%から1.15%まで減少し、これ
は鉄の除去率93.25%に相当する。オートクレーブ
内に残留する〆−キサイトの酸化アルミニウム含有量は
50.7%から66.6%まで増加する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)赤泥又はボーキサイト原料物質を、1種類
    以上の促進剤の存在で、圧力が0.1〜100バールの
    還元性ガス気流中で、150°〜800℃で活性化し、
    かつその後 (b)一酸化炭素又は一酸化炭素を含有するガスで、2
    5〜300バールの圧力下で、50°〜300℃でカル
    ボニル化して、生成した五カルボニル鉄を系から取り出
    す、 ことを特徴とする、赤泥又はボーキサイトを脱鉄し、か
    つアルミナ工業用の原料物質及び五カルボニル鉄を製造
    する方法。
  2. (2)還元性ガス気流として、水素含有ガス、好ましく
    は一酸化炭素を全く含有しないガスを使用することを特
    徴とする、特許請求の範囲第(1)項に記載の方法。
  3. (3)還元性ガス気流として、水素又は水素及び(又は
    )アンモニアを含有するガスを使用することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第(1)項と第(2)項とのいずれ
    か1項に記載の方法。
  4. (4)促進剤として、好ましくは硫黄粉末、1種類以上
    の有機又は無機の硫黄化合物、又は硫黄含有鉱物質、及
    び(又は)ヨウ素及び(又は)1種類以上のヨウ素化合
    物を使用することを特徴とする、特許請求の範囲第(1
    )項から第(3)項までのいずれか1項に記載の方法。
  5. (5)出発原料物質に対して計算して0.1〜30重量
    %の量の促進剤を使用することを特徴とする、特許請求
    の範囲第(1)項から第(4)項までのいずれか1項に
    記載の方法。
  6. (6)一酸化炭素を含有するガスとして、発生炉ガス、
    ブローガス、アースガス(earth gas)又はジ
    ェネレーターガス(generator gas)の分
    解で生成する合成ガスを使用することを特徴とする、特
    許請求の範囲第(1)項から第(5)項までのいずれか
    1項に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105174319A (zh) * 2015-08-04 2015-12-23 江苏省冶金设计院有限公司 利用赤泥制备羰基铁粉的方法和系统

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