JPS61227884A - 廃乾電池の処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業−１−の利用分野） 本発明は、廃乾電池に含まれる人体に有害な水銀等を封
し込める、廃乾電池の処理力法に関するものである。

（従来の技術及び問題点） 乾電池の製造には、そのノ１命を伸ばすために水銀が用
いられ、はとんどの乾電池に含まれているのが現状であ
る。

使用済みとなった乾電池（廃乾電池）は、通常不燃ゴミ
として埋め１″ｆて処分されてきたが、廃乾１頁 電池の中の無１現水銀は、ある種のバクう一リア（ｉ’
　Ｊｌ＋によって人体にイ１”害な４１機水銀に変質す
る。という報告がある。又、ｉｉＪ　ｐ４　：、ｆ　ミ
の中に２１１人した廃乾ｔｔｉ池を焼却すると、水銀蒸
気とし゛（１〕１煙の中にｌＩＸ、入し、高濃度の水銀
蒸気としで検出されたとい・つ報告もある。

このように、廃乾電池の処理は、含イ１する水銀によっ
て−ＩＩ　１ｇ汚染や人気７’ｉ染を引き起ごずことか
ら、大きな着金問題きなっている。

また、廃乾電池中の水銀を回収処理するというものがあ
るが、国内の水銀回収処理業打は北ｌｌｊ角に一社存在
するだりで、その処理能力に限清１があることと、廃乾
電池を現地に運搬するだめの運賃がか−ることから高い
処理費用を要し、地方公共団体の！！（政を圧迫すると
いう問題がある。

（問題を解決するための手段） 本発明は、−１−記公害問題等に鑑み、廃乾電池を安全
、［１つ安価に処理しようとするもので、化学抵抗性、
水密性、　１ｉｉＪ凍結融解等に優れたレジンニ１ンク
リ−１・又はレジンモルタルで容器を形成し、２頁 該容器内に固化材を介して廃乾電池を詰め込み、さらに
レジンコンクリート製の蓋を打設して内部を密閉するこ
とを特徴とする廃乾電池の処理方法である。

（作　用） 而して、レジンコンクリートの特性を利用することによ
り、廃乾電池に含まれる人体に有害な水銀等は容器内に
封じ込められる。

（実施例） 以下、図面に示す実施例に従って本発明の詳細な説明す
る。

第１図及び第２図において、１はレジンコンクリート又
はレジンモルタル製の容器で、遠心成形又は振動成形に
よって形成したものであり、その内部２に廃乾電池（使
用済み乾電池）３，３・・を詰め込み、その−ヒからセ
メンミーペースト又はモルタル４を流し込んで固化した
後、容器１上方の開口部にレジンコンクリート製の蓋５
をして、内部を密閉したものである。

第３図及び第４図はこの発明の他の実施例であ３頁 り、１は」二記同様に振動成形及び遠心成形によって形
成された容器で、その内部２に廃乾電池３゜３を骨材と
したレジンコンクリ−１・６を投入して固化し、固化し
た後開口部にレジンコンクリート製の蓋５をして内部を
密閉したものである。

尚、容器１の形状については、本実施例では円筒及び角
筒の形状のみを示しであるが、これに限らないこと勿論
であり、又蓋５も蓋版の打設又はプレキャスト製蓋版の
いずれでもよい。

次に、本発明における容器１の製作に用いるレジンコン
クリート又はレジンモルタルの主要材料について説明す
る。

１）主要材料 ■結合材 レジンコンクリート又はレジンモルタルの製造に用いる
液状レジンとしては、第１表に示す樹脂を用い、これに
希釈剤、促進剤、触媒や収縮低減剤を加えたものを用い
る。

４頁 第　　１　　表 ■充てん材・・・・重質炭酸カルシウム等。

■骨材 ５頁 （１）粗骨材・・粒径５〜ｌＯｎ＋ｍ及び１０〜２５１
Ｉ１ｍ０（２）細骨材・・粒径１．２〜５ＩｌｌＩ１１
及び５ｗ１Ｉ１１以下。

２）成形法 振動成形及び遠心成形＝ ３）養生法 自然養生及び蒸気養生。

４）ｕＮ合 レジンコンクリート又はレジンモルタルを製造する場合
の調合の例を重量比で第２表に示す。

第２表 ５）処理工程 第１図及び第２図の処理工程については、第５図に示す
通りである。又、第３図及び第４図の処理工程について
は、第６図に示す通りである。

（発明の効果） ６頁 本発明は、上述の如くのレジンコンクリ−１・又はレジ
ンモルタルで容器を形成し、該容器内に廃乾電池を詰め
込み、その後セメンミーペースト又はモルタル等を流し
込んで固化し、さらにレジンコンクリ−１−製の蓋を打
設して内部を密閉するか、又は容器内に廃乾電池を骨材
としたレジンコンクリ−トを注入して固化し、さらにレ
ジンコンクリ−１−製の蓋を打設して内部を密閉するよ
うにしたものであるから、乾電池に含まれている人体に
有害な物質等を、」二記レジンコンクリートの特性を利
用し、容器の内部に封し込めることができるばかりでな
く、安全、且つ安価に処理できるといった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は夫々本発明方法を実施した容器の一
部切欠斜視図、第５図及び第６図は処理工程を示すブロ
ック図である。 １・・・容器、　２・・・中空部、　３・・・廃乾、電
池、　４・・・セメントペースト、７頁 ５・・・蓋、　　６・・・レジンコンクリ−１・。 ８頁

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レジンコンクリート又はレジンモルタルで形成した容器
   内に廃乾電池を入れ、これを固化材で固めた後、さらに
   レジンコンクリート製の蓋をして内部を密閉することを
   特徴とする廃乾電池の処理方法。