JPS61227792A - 純化したメチオニンアデノシル転移酵素を使用するs−アデノシルメチオニンの酵素的合成法 - Google Patents

純化したメチオニンアデノシル転移酵素を使用するs−アデノシルメチオニンの酵素的合成法

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JPS61227792A
JPS61227792A JP61014618A JP1461886A JPS61227792A JP S61227792 A JPS61227792 A JP S61227792A JP 61014618 A JP61014618 A JP 61014618A JP 1461886 A JP1461886 A JP 1461886A JP S61227792 A JPS61227792 A JP S61227792A
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adenosylmethionine
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enzyme
methionine adenosyltransferase
methionine
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JP61014618A
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ロナルド・リード・ボウシヤー
デビツト・パターソン・ヘンリー・ザ・セカンド
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Eli Lilly and Co
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Eli Lilly and Co
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/10Transferases (2.)
    • C12N9/1085Transferases (2.) transferring alkyl or aryl groups other than methyl groups (2.5)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/26Preparation of nitrogen-containing carbohydrates
    • C12P19/28N-glycosides
    • C12P19/38Nucleosides
    • C12P19/40Nucleosides having a condensed ring system containing a six-membered ring having two nitrogen atoms in the same ring, e.g. purine nucleosides

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高度に純化したS−アデノシルメチオニンを調
製するための方法、ならびに該S−アデノシルメチオニ
ンの調製に使用する実質的に純化したメチオニンアデノ
シル転移酵素調製物およびその調製方法に関する。
〔技術的背景と先行技術〕
アミノ酸はタンパク質の構成要素として役立ち得ること
が仰られている一方で、ホルモンおよび神経伝達物質な
どの様々な生化学物質の前駆体として代謝上、重要な役
割を果たしている。たとえば、アミノ酸メチオニンのメ
チル基は極めて多数のメチル化された生化学物質の生成
に利用されている。メチオニンがメチル供与体として利
用されるためには、メチオニンはまず、アデノシン5−
3リン酸(ATP)で活性化されS−アデノシルメチオ
ニン(SA、M)とならなければならない。
放射線標識したS−アデノシルメチオニンは、生合成ア
ミンであるノルエピネフリンおよびヒスタミンなどの種
々の内因性化合物を定置する際に主として用いられる。
従って、放射線標識したS−アデノシルメチオニンは重
要な放射線化学物質である。
交感神経系の異常は、多種多様の望ましくない臨床的症
状となって現われることがある。それゆえ、この交感神
経系を十二分にモニターするには、体内における神経ホ
ルモンなど様々な化合物の濃度定置のための正確かつ信
頼できる方法が必要である。さらに、このような化合物
は体内にごく少量しか存在しないので、この方法は極め
て高感度であること、すなわちごく少量の化合物を検知
できるものでなければならない。この様な定置は頻繁に
行なわれるので、実験室条件下で種々の体組織および体
液を分析したとき再現性が高いこと、および診断の迅速
化のため、結果が素早く得られることがさらに必須とな
る。
放射線酵素検定は、種々の生合成アミンの定置において
広範に使用される高感度分析法である。
この検定は、メチル供与体として放射線活性のS−アデ
ノシルメチオニンを使用し、適当な酵素によって特定の
化合物を酵素的にメチル化して放射線標識生成物に導く
反応を基礎としている。現在使われている放射線酵素検
定の多くは、ヒト血漿のような重要な生物学的試料中の
カテコールアミンを定量するのに必要なだけの感度を持
っていない。
市販の入手可能な放射線標識したS−アデノシルメチオ
ニンは、それを使用するどの放射線酵素検定の感度をも
減少させる、多数の不純物を含有していることがわかっ
た。この化合物の製造元が使用する一般的な合成法は、
比較的に不純であるが容易に製造可能な、メチオニンア
デノシル転移酵素(MAT、S−アデノシルメチオニン
の酵素法合成に使用する酵素)の調製物を使用する。そ
の結果、放射線標識したS−アデノシルメチオニン生成
物は、放射線標識された汚染物質を除去し、そしてその
S−アデノシルメチオニンを放射線酵素検定に適する様
にするため、合成後に厳密な精製全必要とする。S−ア
デノシルメチオニンの調製および精製に現在使用されて
いる代表的な方法ハ、カント二が教示している[ (a
nto旧、バイオケミカル壷プリパレーションズ(Bi
ochemicalpreparations )、5
.58頁(1955)およびメンツズ・イン・エンザイ
モロジ−2(METHODSIN  ENZYMOLO
GY 2 )、254頁、アカデミラグ・プレス(Ac
ademic  Press  )、ニューヨーク(1
955)]。また、]S−アデノシルメチオニをさらに
jif製する方法を、グレーザーおよびピアール〔R,
L、Glazer  and A、L、 Peale 
、アナリテイカル・バイオケミストリー(Analyt
icalBjochem )、旦ユ、5)6頁(197
8))が教示している。
〔発明の目的および構成〕
高 本発明は、純度のS−アデノシルメチオニンを△ 調製するための改良法に関する。本発明者らは、粗製の
メチオニンアデノシル転移酵素調製物が、これを使って
放射線標識されたS−アデノシルメチオニンを酵素的に
合成している間に放射線標識し された不純物の生成を触媒・1従って放射線酵素検△ 定における放射線標識されたS−アデノシルメチオニン
の有用性が限定される、ということを見い出した。従っ
て、本発明方法は実質的に純化したメチオニンアデノシ
ル転移酵素を使用スるS−7デノシルメチオニンの酵素
的調製法に関するものである。
本発明はS−アデノシルメチオニンを酵素的に合成する
ための改良方法であって、実質的に純化シタメチオニン
アデノシル転移酵素調製物をメチオニンアデノシル転移
酵素の供給源として使用し、L−メチオニンを、触媒量
の該メチオニンアデノシル転移酵素の存在下、適当な緩
衝液中、約20〜約40℃の温度範囲で、少なくとも1
モル当量のアデノシン5−3リン酸と反応させることを
特徴とする方法に関するものである。
本発明は実質的に純化したメチオニンアデノシル転移酵
素調製物およびその調製法をも提供するものである。
第1図および第2図はオートラジオグラムである。
第1図は、本発明の製造方法において使用した実質的に
純化したメチオニンアデノシル転移酵素の純度と、カン
ト二[Cantoni 、バイオケミカル・プリパレー
ションズ(Biochemical  Prepa −
ratio’s)、5.58頁(1955)]の方法に
より精製した酵素の純度との比較を示している。この因
で示される結果は、37℃で60分間、各酵素それぞれ
を三重水素化したS−アデノシルメチオニンとインキュ
ベートすることによって得られたものである。この肉は
、本発明の製造方法において使用した酵素の純度がカン
ト二の酵素に比較して著しく改良されていることを示し
ている。
第2図も本発明の製造方法において使用したメチオニン
アデノシル転移酵素とカント二(上記)の方法で精製し
た酵素との比較を表わす。この因で示される結果は、約
37℃で30分間、各酵素それぞれを三重水素化したし
一メチオニンとインキュベートすることによって得られ
たものである。
この因からも、放射線標識された汚染物質数が少ないこ
とから、本発明の!1造方法において使用した酵素の純
度が改良されていることがわかる。
次式: %式% 〔式中、ATPはアデノシン5−3リン酸、PPiは無
機ピロホスフェートおよびPi は無機ホスフェートを
表わす〕 は本発明の、S−アデノシルメチオニンの酵3的合成法
において使用される生化学反応式を表わす。
L−メチオニンからS−アデノシルメチオニン−\の合
成を触媒するのに使用される酵素は既卸であり、S−了
デノシルメチオニンシンセダーゼまタハメチオニン了デ
ノシル転移酵素のどちらかである。ここでは後者の酵素
を使用する。本発明者らは、放射線標識されたS−アデ
ノシルメチオニンの合成において、実質的に純化した酵
素を使用することにより、生成物の純度が劇的に改良さ
れ、特に放射線酵素検定における用途に適した調製物が
得られることを見い出した。
本発明の方法を使用して標識していないS−アデノシル
メチオニンを調製することもできるが、本方法は放射線
標識した物質の合成に使用するのに都合がよい。従って
、ここで使用するゞS−アデノシルメチオニン′という
語句は、放射線標識された物質および非標識の物質の両
刃を表わす。
放射線標識したS−アデノシルメチオニンハ、典型的に
は、供与メチル基上に二重水素標識を持っているか(化
合物はS−(メチル?H〕−了デノシルーL−メチオニ
ンとして仰られる)、または供与メチル基上に〔14C
〕炭素原子を持っている(化合物はS−〔メチル−14
0〕−アデノシル−L−メチオニンとして仰られる)。
これらの放射線標識したメチル供与体は以下の構造式で
表わされる: S=[メチル−H〕−アブ    s−(メチル−14
C〕−アゾツノシル−L−メチオニン      シル
ーL−メチオニン〔式中、星印1*)は放射線標識の位
置を表わす〕。
本発明の方法は、適当な緩衝液中で1モル当量のし一メ
チオニンと、少なくとも1モル当量のATPおよび触媒
lの実質的に純化したメチオニンアデノシル転移酵素と
を混合することにより行なう。不純な酵素を使用するS
−アデノシルメチオニンの酵素的調製法は当分野でよく
知られており、この一般的な条件を本発明方法にも同様
に使用できる。本発明は、実質的に純化したメチオニン
アデノシル転移酵素を製造過程において使用すること、
および以前に使用されていた酵素が、放射線酵素検定の
ように、感度が重要であるほとんどの用途に使用できな
い様なS−アデノシルメチオニンを創製してしまう程不
純であるという認識から成り立っている。
ここで使用するに適当な緩衝液はよく知られており、こ
れらは典型的にはマグネシウムとキレートを形成しない
キャパシティーを有し、使用PH範囲は約7.0〜約8
.5である。典型的なこのタイプの緩衝液には、1.3
−ビス〔トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミノコプ
ロパン(ビス−トリスプロパン)、ビス〔2−ヒドロキ
シエチル〕ビスートリス)、およびN−〔ヒドロキシメ
チル△ 〕メチル−2−アミノエタンスルホン酸(TES)が挙
げられる。
ここで使用するゞ実質的に純化したメチオニンアデノシ
ル転移酵素′という語句は、放射線酵素検定において決
用するに十分な純度の放射線標識したS−アデノシルメ
チオニンを合成する際に使用するの【こ適する、実質的
をこ他の汚染物質を含有せず、かつ十分な純度の卸成を
有する酵素として定義される。十分な純度のS−アデノ
シルメチオニンを得るには、本発明の酵素的合成法(こ
おいて使用する酵素の純度に制限があることを、実験的
に測定した。特に、メチル転移酵素類および低分子量の
内因性化合物の除去が、高純度のS−アデノシルメチオ
ニンの合成にとって極めて重要である。
メチル転移酵素をメチオニンアデノシル転移酵素(MA
T )から除去せず、このMETを使用してS−アデノ
シルメチオニン(SAM)を合成したときは、このメチ
ル転移酵素はSAMの一部との望ましくない反応を触媒
する。この結果、残存するSAM中に、除去することが
困難な放射線標識した不純物を生じる。同様に、SAM
によるメチル化を受けやすい低分子量の内因性化合物を
、SAMの合成に使用する前にMATから除去しないと
きには、SAMの一部はこれらの不純物と反応してしま
う。
咄乳動物のメチル転移酵素類は、通常25.000〜3
0.000  の分子量を荷する。重要な生合成アミン
類は通常300前後の分子量を有する。メチオニンアデ
ノシル転移酵素はs o、o o oの位の分子量を有
する。従って、分子量30.000以下の不純物および
好ましくは分子量50.000以下の不純物のすべてを
除去(これはサイズ排除クロマトグラフィーを使用して
行なうことができる)することによって、実質的に生合
成アミン類およびメチル転移酵素を含有しない、実質的
に純化したメチオニンアデノシル転移酵素調製物が得ら
れる。
触媒社の、実質的に純化したメチオニンアデノシル転移
酵素を本発明方法に使用する。本方法において使用する
酵素の正確な社は、その比活性によって異なる。当分野
において通常の卸識を有する者には理解されるように、
実朋的には、標準的な操作条こ従って実質的に純化した
酵素を滴定することによって酵素活性を測定する。本発
明方法においては過剰の酵素を使用することが好ましく
1L−メチオニンは高価な試薬であるので放射線標識し
たS−了デノシルメチオニン合成時には特に好ましいが
、反応物から生成物への最大変換が得られる酵素り)使
用すべきである。
以下に、本発明方法において使用するに適した実質的に
純化されたメチオニンアデノシル転移酵素を得るための
方法を説明する。この操作は、合成課程および放射線酵
素検定において、利用可能なS−γデノシルメチオニン
を消耗し、かつそれと競合すると考えられる、競合的な
メチル転移酵素および天然に存在する物質を除去するよ
うに設計されている。
メチオニンアデノシル転移酵素は、専pH]=乳動物の
肝臓に偏在しているが、他の組織中にも多少は存在して
いる。酵素を含有する肝臓の代表的な供給源はウサギお
よび特にラットである。
酵素を含有する哺乳動物組織を標準的な操作によって単
離し、たとえば塩化ナトリウムの等張渡に浸漬すること
により、直ちに冷却する。使用時、この溶液の温度を約
0〜約5℃の範囲に保つ。この温度範囲を、この後のす
べての酵素精製過程においても使用する。
このようにして単離した哺乳動物組織は酵素の抽出物を
容易にするため破壊しなければならない。
組織破壊は、超音波破壊のようないくつかのよく知られ
た方法のどれか、組織圧搾法または好ましくは均質化(
ホモジナイズ)によって機械的に行なうことができる。
均質化はいくつかの常法のいずれかによって行なうこと
ができるが、好ましくは始めをこ酵素を含有する組織を
細かく刻んで小さなかけらにし、次いでこのかけらをホ
モジナイザー中で等仮性溶媒と混合することによって行
なう。
ここで使用するに適当なホモジナイザーはブリンクマン
φポリトロン(Brinkman  Po1ytron
)dJように、混合器(ブレンダー)と池の装flを備
えている。適当な等仮性溶媒には、ショ糖、塩化マグネ
シウムまたはリン酸ナトリウムあるいはリン酸カリウム
のようなリン酸塩緩衝液が含まれる。好ましい等仮性溶
媒は塩化マグネシウムを含有する等強性の塩化カリウム
溶液である。使用する等仮性溶媒の量は酵素を完全に溶
解するのに十分な置でであるが、好ましくは哺乳動物の
組織試料の約3−10倍容険の等仮性溶媒を使用する。
次いで組織懸濁液を、約i 0.000 x Q〜約6
0,000xl の範囲の強さで約15〜60分間遠心
する。好ましくは遠心を約40.000xjlの強さで
約20分間行なう。混合物の濃度をジチオエリスリトー
ル(DTE)の添加により約1mMに調整する。
次いで高分子量の汚染物質を除去するため、押退した上
澄液を5代表的には約100,000xg〜300゜0
00x&の強さで約15〜120分間遠心する。
好ましくは遠心を約220.0OOXダ の強さで約6
0分間行なう。
次いで、このようにして得た上澄液を脂質層除去のため
、代表的にはガーゼでr過する。このように調製した上
澄液を分離し、酵素を沈殿させる酵素グレードの固体硫
酸アンモニウム(−塀えてスラリー化する。硫酸アンモ
ニウムによる沈殿の目的は、タンパク質のような/」1
分子のものをすべて除去することおよび同時に酵素調製
物を濃縮することである。硫酸アンモニウムは約55%
〜約85%の1度範囲で、より好ましくは硫酸アンモニ
ウムの65%飽和溶液(酵素調製物1000m/に対し
硫酸アンモニウム413y)が得られる濃度で使用する
。調製物を約5〜約60分間、好ましくは約20分間攪
拌し、約40.000 x Iで約1゜分間遠心する。
上澄液を除き、沈殿を約7.0〜9.0のpH範囲を有
する適当な緩衝液で懸濁させる。この精製法において使
用するに適当な緩衝液は約7.0〜約9.0の範囲のp
Hを有し、かつ2−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)
−1、3−プロパンジオール(トリス)、ビス−トリス
およびビス−トリスプロパンのようなカチオン緩衝液、
またはリン酸ナトリウムあるいはカリウム等のリン酸塩
のようなアニオン性緩衝液であるべきである。これらの
緩衝液は生化学分野で知られているものであり、市販品
を利用することができる。沈殿物の懸濁に使用する好ま
しいm新液は、25mM  リン酸カリウム、1mMの
〔エチレン−ビス(オキシエチレンニトリル)〕四酢酸
(EGTA’)、5mM塩化マグネシウムおよび1mM
(7)DTEの溶液である。
通常、塩化マグネシウムを含まない上記の好ましい緩衝
溶液に対して、溶液を約24時間透析する。緩衝液の取
り替えが1回必要になることもあり、必要ならそれ以上
取り替えてもよい。
次に酵素調製物をアニオン交換カラムクロマトグラフィ
ーにかける。アニオン交換クロマトグラフィーは2つの
機能を有している。第1番目は、ノルエピネフリン、エ
ピネフリンおよびヒスタミンのようなカチオンはカラム
に結合しないということである。従ってカラムはこれら
の妨害物質の除去に役立つ。2番目は、アニオン交換ク
ロマトグラフィーはタンパク固有のイオン的性質に基き
タンパクを分離するので、精製された酵素調製品が得ら
れるというこaである。
アニオン交換クロマトグラフィーには、セルロースまた
は他の多数のポリマーなとの種々のマトリックスと共有
結合した、たとえばジエチルアミノエチルまたはトリエ
チルアミノエチル基等のアルキルアミンから成るカラム
材料が使用される。
種々のこれらのクロマトグラフィー材料は、市販品を利
用するこさができるが、好ましい材料は、ファーマシア
・ケミカルズ(Pharmacia Chemical
s)から、ジエチルアミノエチル−セファセル(Sep
hacel )として販売されている。
酵素調製物をカラムに入れた後、カラムを先に使用した
ものと同一の緩衝液で溶出する。この緩衝溶出液は典型
的には約20容量多のグリセリンのようなアルキルジオ
ールを含有している。すべての非吸着タンパクが溶出す
るまで溶出を続ける。
次いで酵素活性体を好ましくは同一の緩衝液で溶出し、
酵素を含有するフラクションを集め、限外押退のような
常法により濃縮する。
次に・この濃縮した酵素調製物を分子サイズ排除クロマ
トグラフィーでさらに精製する。分子サイズ排除クロマ
トグラフィーは、酵素調製物の純度を低下させる、より
小さい分子を効果的に排除する。使用する担体材料は2
つの基準を満たしているべきである。第1番目【こ、分
子量約200.000以上の分子を保持しない担体材料
を選択する。これにより高分子量の不純物が始めにカラ
ムから溶出し、除かれる。2番目に、カラムに保持され
る物質に関して、担体材料は10−130.000ダル
トンの分子量分画範囲を有しているべきである。
こうすることにより、メチル転移酵素が代表的には30
.000  前後の分子mを胃しており、かつMATが
g o、o o o台の分子Iff有しているので、M
ATからの内因性メチル転移酵素の除去が容易になる。
分子サイズ排除クロマトグラフィーに使用するクロマト
グラフィー担体材料は容易に入手できるが、好ましい担
体材料はLKB社〔ガイザーズパーグ(Gaither
sburg )、メリーランド(Maryland )
 :1から市販されているウルトロゲル(Ul tro
gel ) A CA−44である。典型的には、酵素
精製に先だち、カラムを約7.5〜8.5の範囲のpH
を臀する緩衝液で平衡化する。カラムを緩衝液で溶出し
、酵素を含有するフラクションを集める。好ましい緩衝
液は、5QmMのTES カリウム、5mM塩化マグネ
シウム、1mMのEGTA、10容1)%のグリセリン
および1mMのDTE(pH約8)である。
フラクションがカラムから溶出するとき、酵素活性体の
位置測定のため、通常該フラクションを、UVスペクト
ルおよび酵素検定等いくつかの常法のどれかによって検
査する。このようにして実質的に純化した酵素は本発明
の酵素的合成法に使用するのに適している。
適当な緩衝液中にATP%L−メチオニンおよび実質・
的に純化したメチオニンアデノシル転移酵素を含有する
反応混合物を、約20〜約40’Cの範囲の温度で約3
0〜120分間インキュベートする。好ましくは約37
℃でFJ60分間反応を行なう。
コノようにして調製したS−アデノシルメチオニンは、
当分野における通常の仰識を有する者によく知られた方
法によって、容易に分離することができる。本発明の方
法により調製したS−アデノシルメチオニンは純度が同
上しているため、この化合物を精製するための操作は、
従来の精製操作に比べはるかに簡単である。典型的には
反応混合物を、生成物は保持するが未反応のメチオニン
マタはS−アデノシルホモシスティン副生成物は保持し
ないカチオン交換カラムに通す。最後に、希塩酸をカラ
ムに通し、S−アデノシルメチオニン生成物を集める。
このようにして分離した生成物は通常低温で貯蔵して分
解を防ぐ。さらに、安定性を付加するため混合物にエタ
ノールを加えることが好ましい。
精製された酵素は、S−アデノシルメチオニン汚染物質
の生成を触媒しないため、上記のメチオニンアデノシル
転移酵素精製操作により、本発明のS−アデノシルメチ
オニンの酵素的合成法において使用する上での優れた酵
素が得られる◇ここで言う汚染物質は、不純なメチオニ
ンアデノシル転移酵素調製物中に存在するメチル転移酵
素との競合反応によって生成すると考えられている。さ
らに、S−アデノシルメチオニンからメチル基を受容す
る種々の生合成アミノ類も汚染物質と考えられている(
それによりこの高価な試薬の利用率が消耗する)。従っ
て、実質的に純化した酵素、を使用することにより、高
品質のS−アデノシルメチオニンの合成が可能となり、
これにより生成物の厳密な分離操作が不要となる。
次に、加業生産に使用される典型的な規模で、本発明に
よって調製した三重水素化したS−アデノシルメチオニ
ンを分離するために設計した操作を挙げる。この2段階
クロマトグラフィー法は、SP−セファデックス(Se
phadex )カラムクロマトグラフィーによる三重
水素化したS−アデノシルメチオニンの分離、およびそ
れに次ぐバイオ−ゲルP−2サイズ排除クロマトグラフ
ィーによる素速い脱塩を包含する。グレーザーおよびビ
ニール(R,Glazer  and  A、Peal
e %アナリイテイカル・バイオケミストリー(Ana
l、 Biochem、)、立」、5)6−520頁〕
は以前に、sp−セファデックスを使用するカチオン交
換クロマトグラフィーが、メチオニンおよびS−アデノ
シルホモシスティンのような構造的に関連した化合物か
らS−アデノシルメチオニンの効果的な分離方法である
と報告している。従って、実質的に純化したメチオニン
アデノシル転移酵素を使用して三重水素化したS−アデ
ノシルメチオニンを酵素的に合成した後、塩酸を加えて
最終濃度0.2Mにして反応を終わらせることができる
。この混合物を直ちにsp−セファデックスカラムにか
け、カラム量の数倍の0.2MMClでベースライン(
A260および放射線活性)まで洗浄する。次いで、三
重水素化したS−アデノシルメチオニンを0.5M塩酸
で特異的に溶出する。次いでこの三重水素化したS−ア
デノシルメチオニンをバイオ−ゲルP−2使用のサイズ
排除クロマトグラフィーによって脱塩する。典型的には
このカラムは、希釈した塩酸または硫酸のような鉱酸お
よび1−5%エタノール(V/V )で予め平衡化して
おく。この様にして、生成物は市販品として包装するの
に適した最も安定な化学的1境中で溶出される。この三
重水素化したS−アデノシルメチオニンの濃度は、希釈
するかまたは真空下で濃縮することによって容易に調節
することができる。
要約すると、三重水素化したS−アデノシルメチオニン
は、実質的に純化したメチオニンアデノシル転移酵素を
合成反応に使用することにより、簡単な2段階処理で分
離することができる。これに対し、現在の商業的処理法
は、放射線酵素グレードの製品を製造するためには、た
とえばHPLC法を使用して厳密な〔3H″lS−アデ
ノシルメチオニンの5浄化(クリーンナツプ)#を必要
とする。
これは、放射線酵素検定においてブランク値を劇的に増
即させる放射線標識した汚染物質の生成を触媒する、不
純なメチオニンアデノシル転移酵素調製物の使用に直接
起因する。ここで開示した分離操作はS−アデノシルメ
チオニン分離のための分析的なアプローチを提供しよう
とするものであり、カラム固定相または緩衝液強度を微
妙に変化させることによってより高い効果を得ることも
可能であろうから、特定の操作を開示しようとするもの
ではない。
第1図および第2図は、本発明方法において実質的に純
化したメチオニンアデノシル転移酵素を使用することに
よって得られた優位性を視覚的に説明するものである。
さらに、これらの因は酵素の純度を評価するためのnm
な分析手法の進歩を示している。
第1図は、本発明方法において使用する実質的に純化し
たメチオニンアデノシル転移酵素の調製物中の三重水素
化したS−アデノシルメチオニンの相対的安定性を、市
販の三重水素化したS−アデノシルメチオニンの合成に
現在使用されている代表的な酵素調製物の場合と比較し
て示したものである。この図を得るために使用した操作
は次の通りである。三重水素化したS−アデノシルメチ
オニンを、水、実質的に純化した酵素、またはカント二
の方法〔Cantoni sバイオケミカル・ プレバ
レージョン(Biochemical  Prepar
ation) % 5%58頁(1955)]により精
製した酵素とそれぞれ別の試験管中で混合する。これら
の試験管を2本に複製する。各試験管を約37℃で約6
0分間インキュベートし、ホウ酸カリウムの添加により
反応を終結させる。生成した水性溶液をトルエン:イン
アミルアルコール(3:2、V:V)で抽出し、有機相
を乾燥する。元の水性溶液および抽出有機層の両方から
の2つのサンプリング液をシリカゲルプレート上にスポ
ットし、容置比でクロロホルム80%、メタノール17
%、およびエチルアミン70%と水酸化アンモニウム3
0%から成る溶液を3%含有する溶媒系で展開する。次
いでこのプレートを一70℃で約16時間写真フィルム
に感光させ、フィルムを通常の操作に従って現像する。
この操作は螢光強化オートラジオグラフィーとして仰ら
れている。
第2図で示される結果を得るための次の操作は上記操作
と同様である。三重水素化したし一メチオニンを水、過
剰の実質的に純化した酵素またはカント二の酵素のどれ
かとそれぞれ混合する。この試料を37℃で30分間イ
ン干ユベートシ、酸、塩基または中性pHの!′l衝水
溶水溶液ずれかを添加することによって反応を終結させ
る。各溶液をトルエン=イソアミルアルコール(3:2
.v:V)で抽出し、有機相を乾燥する。各試料を、第
1図について説明したと同様の溶媒系および手法を使用
する薄層クロマトグラフィーによって展開する。
第1図および第2図において行なった研究の結果は、S
−アデノシルメチオニンの合成時に使用するにはカント
二の酵素の性質が不満足であること、および本発明方法
において使用する酵素が相対的に純粋であることを示し
ている。上記のカント二の方法に従って調製した酵素は
、三重水素化したS−アゾンシルメチオニン由来の放射
線標識メチル基を含有する他のアミンに固有の条件下で
、メチル化した生成物に変換される生合成アミン2含有
すると考えられている。さらにこの反応の結果、ホモシ
スティンのようなS−アデノシル転移酵素抑制剤が生じ
、それによって利用可能なメチル供与体の踵が激減する
以下に、S−アデノシルメチオニンを調iする  ・た
めの本発明方法において使用するに十分な純度のメチオ
ニンアデノシル転移酵素を製造する方法を例示する。 
                   1メチオニン
アデノシル転移酵素の精製法次の精製手順におけるすべ
ての行程を0〜4℃で行なった。
ウィスター(Wistar)ラット(200−300&
)5匹を除頭して殺し、肝臓を取り出し、直ちに水冷食
塩水中で冷1した。組織(47,1g)を細かく刻h1
プリン・クマンーポリトロン(BrinkmanPol
ytron )を使用して5mM塩化マグネシウムを含
有する塩化カリウム(1,19%)等張渡を4倍瞳加え
てホモジナイズし、−4o、oooxyで20分間遠心
した。次いで上澄液を220.000 x (l で1
時間再遠心した。
上澄液をガーゼで濾過し、DTEを添加して1mMに調
整した。次いで調製物に固体硫酸アンモニウムを加えて
56%飽和(2,2M)とすることにより酵素を沈殿さ
せた。40.000 X yで1゜珍問遠心して沈殿を
集め、25mM リン酸カリウム−1,0mMのEGT
A−5mM塩化マグネシウム−1,3mMのDTE(p
H7,5、緩衝液A)30gl口に再懸濁し、塩化マグ
ネシウムを除いた緩衝液A5)に対して16時間透析し
た。
透析したタンパクV、2!O%のグリセリンを含有する
緩衝液A400xlで予め平衡化しておいたジエf 7
L/γミノエチル−セファセルカラム(7×1、6 c
m )にかけた。280 nmの吸収がベースラインに
復帰した後、25mMから2.50 mMへのリン酸カ
リウム直線グラディエンド150g/を使って、約1m
l/分の流出速度でカラムを溶出した。
酵素活性のピークを有するフラクションを集め、pM−
10ディアフロ(Diaflo)メンプランを使ってア
ミコン(Am1con)限外押退セル中で約10dに濃
縮した。
この濃縮したタンパクを、50mMのTBS  カリウ
ム−5mMの塩化マグネシウム−1mMのfi:GTA
−10−のグリセリン−1mMのDTE(1)H8,O
)で予め平衡化しておいたACA44カラム(90X2
cII))こかけた。カラムを30txl/時間の流出
速度で溶出し、フラクションを6 lllづつ集めた。
活性ピークを有するフラクションを集め、10g1に濃
縮した。このようにして実質的に純化した酵素は、本発
明のS−アデノシルメチオニンの酵素的合晒法において
使用するのに適していた。
本発明方法で使用されるメチオニンアデノシル転移酵素
の活性を定遇するために検定法を開発した。この検定法
は、メチオニンアデノシル転移酵素を精製する際、その
活性を測定するための分析上の基盤となり、同時に実質
的に純化したこの酵素を使用して放射線標識されたS−
アデノシルメチオニンを合成するための基盤となる。
メチオニンアデノシル転移酵素の活性は、放射線標識し
たS−アデノシルメチオニンを合成しようとする本発明
方法で代表される反応体とカテコール−O−メチル転移
酵素(COMT)とをカップリングさせること、および
カテコールの放射線標識されたO−ヒドロキシアニソー
ルへの変化を測定することによって、放射線法的に測定
することができる。従って、放射線標識された0−ヒド
ロキシアニソールの合成はS−アデノシルメチオニン濃
度の正の関数であり、これは、最初の反応中に存在する
メチオニンアデノシル転移酵素の活性態に比例している
。この検定法は、次の反応式二カテコール      
        放射線標識された0−ヒドロ千シアニ ンーノ叶S−アゾンシ ルホモシスティン で示される生化学的原理を基礎にしている。
次に上記の検定操作について説明する。
メチオニンアデノシル転移酵素の検定 最初の反応混合物75μeは次の成分、TBSカリウム
(pH8,0)15.0/j モ/I/% EGTAO
15μモル、ATP(7グネシウム塩>0.75)1%
ル、D T E 75nモルおよびL−〔メチル−3H
〕メチオニン(2、5fi Ci ; 0.3 Ci/
m ) 7.5 nモルを含有していり。
メチオニンアデノシル転移酵素25μeを添加すること
により反応を開始させた。次に00M725μgおよび
1) mMカテコール10μl!を加えることにより2
番目の反応を開始させた。37℃で15分間インキュベ
ートした後、2.5Mホウ酸カリウム(1)Hll)5
0μg およびインアミルアル:l−ル2.5 % (
V/V )を含有するヘプタ:/1.25m1を加える
ことにより反応を終結させた。渦動(ポルテックス)混
合し、1sooxyで5分間遠心した後、有機相からの
1 ml量をイコノフルオア〔Econofluor 
、ニュー・イングランド・ニ二一りレア−(New E
ngland Nuclear )製有機計数シンチラ
ント、ボストン(Boston)、 マサチューセット
(Mass、)1)0 mlを含有するシンチレーショ
ンバイアルニ移し、次いで液体シンチレーション分光法
で定厘した。
本発明方法において使用される出発原料はすべて既知で
あり、市販品を利用することができる。
たとえば、放射線標識したS−アデノシルメチオニンを
調製する際には放射線標識したし一メチオニンを使用し
なければならないが、この原料はニュー・イングランド
串ニユークレア−または了マージャム(Amersch
am )のどちらかの市販品を利用することができる。
アデノシン5−三リン酸も多数の生化学品供給会社から
の市販品を利用することができ、筋組織からこの化合物
を単離するための方法も多数発表されている。たとえば
、べ一カ−〔Berger、バイオ午ミカ・エト・バイ
オフイジヵ、アクタ(Biochim、 Biophy
s、 Acta)、20.23頁(1956)]を8照
【図面の簡単な説明】
@1図は、水、実質的に純化した酵素、またはカント二
の方法で精製した酵素それぞれと反応させたときの、 
 3H−8−アデノシルメチオニンの安定性ヲ比較した
オートラジオグラムの模写図である。 第2因は、水、実質的に純化した酵素、またはカント二
の方法で精製した酵素それぞれと反応させたときの、3
H−メチオニンの安定性を比較したオートラジオグラム
の模写図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)触媒量のメチオニンアデノシル転移酵素の存在下
    、適当な緩衝液中、約20〜約40℃の範囲の温度でL
    −メチオニンを少なくとも1モル当量のアデノシン5−
    三リン酸と反応させることからなるS−アデノシルメチ
    オニンの酵素的合成法であつて、該メチオニンアデノシ
    ル転移酵素の供給源として実質的に純化したメチオニン
    アデノシル転移酵素調製物を使用することから成る方法
  2. (2)メチオニンアデノシル転移酵素調製物が実質的に
    メチル転移酵素を含有しないものである第(1)項記載
    の方法。
  3. (3)メチオニンアデノシル転移酵素調製物が実質的に
    分子量30.000未満の分子を含有しないものである
    第(1)項記載の方法。
  4. (4)メチオニンアデノシル転移酵素調製物が実質的に
    分子量50.000未満の分子を含有しないものである
    第(1)項記載の方法。
  5. (5)メチル転移酵素を実質的に含有しないメチオニン
    アデノシル転移酵素調製物。
  6. (6)分子量30.000未満の分子を実質的に含有し
    ない第(5)項記載のメチオニンアデノシル転移酵素調
    製物。
  7. (7)分子量50.000未満の分子を実質的に含有し
    ない第(5)項記載のメチオニンアデノシル転移酵素調
    製物。
  8. (8)実質的に純化したメチオニンアデノシル転移酵素
    調製物を調製する方法であつて、比較的不純なメチオニ
    ンアデノシル転移酵素調製物をサイズ排除クロマトグラ
    フィーにかけて、該調製物から分子量30.000未満
    の分子を実質的に全て除去することから成る方法。
JP61014618A 1985-01-25 1986-01-24 純化したメチオニンアデノシル転移酵素を使用するs−アデノシルメチオニンの酵素的合成法 Pending JPS61227792A (ja)

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