JPS61226826A - 位置検出装置 - Google Patents
位置検出装置Info
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- JPS61226826A JPS61226826A JP60068302A JP6830285A JPS61226826A JP S61226826 A JPS61226826 A JP S61226826A JP 60068302 A JP60068302 A JP 60068302A JP 6830285 A JP6830285 A JP 6830285A JP S61226826 A JPS61226826 A JP S61226826A
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- Japan
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- magnetic
- detection
- voltage
- position detecting
- circuit
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、位置指定用磁気発生器により磁界を加えられ
た磁性体の透磁率の変化に基づいて、位置指定用磁気発
生器で指定された位置を検出する位置検出装置に関する
ものである。
た磁性体の透磁率の変化に基づいて、位置指定用磁気発
生器で指定された位置を検出する位置検出装置に関する
ものである。
(従来の技術)
従来の位置検出装置としては、磁歪伝達媒体の一端また
は位置指示ペンの先端に設けた駆動コイルにパルスNy
Lを印加して前記磁歪伝達媒体に磁歪振動波を生起させ
た時点より、位置指示ペンの先端または磁歪伝達媒体の
一端に設けた検出コイルに前記磁歪振動波に基づく誘導
電圧を検出するまでの時間を処理器等で測定し、これよ
り位置指示ペンの指示位置を算出する如くなしたものが
ありた。また、従来の他の位置検出装置としては、複数
の駆動線と検出線とを互いに直交して配置し、駆動線に
順次、電流を流すとともに検出線を順次選択して誘導電
圧を検出し、フェライトのような磁性体を有する位置指
示ペンで指定した位置を大きな誘導電圧が誘起された検
出線の位置より検出するようになしたものがあった。
は位置指示ペンの先端に設けた駆動コイルにパルスNy
Lを印加して前記磁歪伝達媒体に磁歪振動波を生起させ
た時点より、位置指示ペンの先端または磁歪伝達媒体の
一端に設けた検出コイルに前記磁歪振動波に基づく誘導
電圧を検出するまでの時間を処理器等で測定し、これよ
り位置指示ペンの指示位置を算出する如くなしたものが
ありた。また、従来の他の位置検出装置としては、複数
の駆動線と検出線とを互いに直交して配置し、駆動線に
順次、電流を流すとともに検出線を順次選択して誘導電
圧を検出し、フェライトのような磁性体を有する位置指
示ペンで指定した位置を大きな誘導電圧が誘起された検
出線の位置より検出するようになしたものがあった。
(発明が解決しようとする問題点)
前者の装置では位置検出精度は比較的良好であるが、ペ
ンと処理器等との間でタイミング信号等を授受するため
、ペンと装置との間にコードを必要としその取扱いが著
しく制限されると共に、他の機器からの誘導を受けやす
く誤動作したり、また逆にノイズの発生源となる可能性
もあり、更にペンを磁歪伝達媒体に対して垂直に保持し
、かつかなり近接させて指示しなければならなかった。
ンと処理器等との間でタイミング信号等を授受するため
、ペンと装置との間にコードを必要としその取扱いが著
しく制限されると共に、他の機器からの誘導を受けやす
く誤動作したり、また逆にノイズの発生源となる可能性
もあり、更にペンを磁歪伝達媒体に対して垂直に保持し
、かつかなり近接させて指示しなければならなかった。
また、後者の装置では位置指示ペンをコードレスとする
ことができるが、座標位置の分解能が線の間隔で決まり
、分解能を上げるために線の間隔を小さくするとSN比
及び安定度が悪くなり、従って分解能を上げることが困
難であり、また駆動線と検出線の交点の真上の位置検出
が困難であり、更に位置指示ペンを線に極く接近させな
ければならず入力面上に厚みのある物を置いて使用でき
なかった。さらに従来、位置入力のタイミングをペンの
操作に関連付けようとする場合は、ペン自体にスイッチ
、あるいはなんらかの信号の発生回路を取付ける必要が
あり、構成が複雑となり、また故障し易い等の問題点が
あった。
ことができるが、座標位置の分解能が線の間隔で決まり
、分解能を上げるために線の間隔を小さくするとSN比
及び安定度が悪くなり、従って分解能を上げることが困
難であり、また駆動線と検出線の交点の真上の位置検出
が困難であり、更に位置指示ペンを線に極く接近させな
ければならず入力面上に厚みのある物を置いて使用でき
なかった。さらに従来、位置入力のタイミングをペンの
操作に関連付けようとする場合は、ペン自体にスイッチ
、あるいはなんらかの信号の発生回路を取付ける必要が
あり、構成が複雑となり、また故障し易い等の問題点が
あった。
本発明はこのような従来の欠点を改善したものであり、
位置指定用磁気発生器がどこにも接続されず操作性が良
く、また外部からの誘導に強く且つノイズを放出するこ
とのない高精度な位置検出装置を提供することを目的と
する。
位置指定用磁気発生器がどこにも接続されず操作性が良
く、また外部からの誘導に強く且つノイズを放出するこ
とのない高精度な位置検出装置を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
本発明の位置検出装置は、第1図に示すように互いにほ
ぼ平行に配列された複数の長尺の磁性体11と、該複数
の磁性体11の周囲にその長手方向と直交する方向に所
定間隔隔てて配設された複数の検出線12a〜12hと
、前記複数の磁性体11及び複数の検出線12a〜12
hの周囲のほぼ全域に亘って複数回巻回された励磁線1
3とを備えた位置検出部10と、定常的な磁界を発生す
る位置指定用磁気発生器、例えば入力ペン20と、前記
励磁線13に所定周期の交番電流を供給する駆動電流1
130と、前記複数の検出線12a〜12i1に接続さ
れた信号選択回路40と、該信号選択回路40を介して
各検出線12a〜12hに誘起する誘導電圧を次々に取
出し、これらの差分を取り、該差分電圧が所定の基準電
圧と等しくなる位置を算出し、これより前記入力ベン2
0による位置検出部10上の指定位置を求めるとともに
、前記差分電圧の傾きを算出し、これより前記入力ベン
20の前記位置検出部10に対する高さを求める位置検
出回路50とからなっている。
ぼ平行に配列された複数の長尺の磁性体11と、該複数
の磁性体11の周囲にその長手方向と直交する方向に所
定間隔隔てて配設された複数の検出線12a〜12hと
、前記複数の磁性体11及び複数の検出線12a〜12
hの周囲のほぼ全域に亘って複数回巻回された励磁線1
3とを備えた位置検出部10と、定常的な磁界を発生す
る位置指定用磁気発生器、例えば入力ペン20と、前記
励磁線13に所定周期の交番電流を供給する駆動電流1
130と、前記複数の検出線12a〜12i1に接続さ
れた信号選択回路40と、該信号選択回路40を介して
各検出線12a〜12hに誘起する誘導電圧を次々に取
出し、これらの差分を取り、該差分電圧が所定の基準電
圧と等しくなる位置を算出し、これより前記入力ベン2
0による位置検出部10上の指定位置を求めるとともに
、前記差分電圧の傾きを算出し、これより前記入力ベン
20の前記位置検出部10に対する高さを求める位置検
出回路50とからなっている。
(作用)
前記励磁1m13に駆動電流源30より交番電流(例え
ば正弦波等)を流すと、その周囲に磁束(磁界)が発生
し、この磁束によるi!磁誘導によって検出線12a〜
12hに誘導電圧が発生する。
ば正弦波等)を流すと、その周囲に磁束(磁界)が発生
し、この磁束によるi!磁誘導によって検出線12a〜
12hに誘導電圧が発生する。
この電磁誘導は磁性体11を介して行なわれるため、該
磁性体11の透磁率μが大きい程、前記誘導電圧の電圧
値は大きくなる。これを式で表わすと、誘導電圧Vは、 V=L (d i/d t ) −!l ・SN2/I
I (d i/dt) となる(但し、ここで、Sは磁性体11の断面積、Nは
励磁線13の巻回数、オは磁性体11の長さである。)
。
磁性体11の透磁率μが大きい程、前記誘導電圧の電圧
値は大きくなる。これを式で表わすと、誘導電圧Vは、 V=L (d i/d t ) −!l ・SN2/I
I (d i/dt) となる(但し、ここで、Sは磁性体11の断面積、Nは
励磁線13の巻回数、オは磁性体11の長さである。)
。
ところで′、磁性体11の透磁率μは、外部から加わる
定常的な磁界(以下、磁気バイアスと称す。)によって
大きく変化する。その変化のようすは磁性体の組成、前
記交流電流の周波数、あるいは磁性体に熱処理、又は磁
場処理を加えること等によって異なるが、ここでは第2
図に示すように僅かな磁気バイアスを加えた時に最大と
なり、それ以上の磁気バイアスを加えれば加える程減少
するものとする。
定常的な磁界(以下、磁気バイアスと称す。)によって
大きく変化する。その変化のようすは磁性体の組成、前
記交流電流の周波数、あるいは磁性体に熱処理、又は磁
場処理を加えること等によって異なるが、ここでは第2
図に示すように僅かな磁気バイアスを加えた時に最大と
なり、それ以上の磁気バイアスを加えれば加える程減少
するものとする。
而して、棒磁石を内蔵する入力ベン20の一端20aを
磁性体11の上部に位置させると、第3図に示すように
磁性体11に該一端20aより出た磁束が交差する。こ
の時、磁束は該一端20a直下では磁性体11にほぼ直
交し、また、その両側では徐々に磁性体11に沿う如く
なる。磁性体11に加えられる磁気バイアス量は磁束と
磁性体11との交差する角度が小さい程大きくなるため
、前記入力ベン20の一端20a直下で一番小さく、こ
こから離れるに従って徐々に大きくなる。
磁性体11の上部に位置させると、第3図に示すように
磁性体11に該一端20aより出た磁束が交差する。こ
の時、磁束は該一端20a直下では磁性体11にほぼ直
交し、また、その両側では徐々に磁性体11に沿う如く
なる。磁性体11に加えられる磁気バイアス量は磁束と
磁性体11との交差する角度が小さい程大きくなるため
、前記入力ベン20の一端20a直下で一番小さく、こ
こから離れるに従って徐々に大きくなる。
従って、第3図に示すように、通常、位置検出部10の
上部に形成される入力面100に前記入力ベン20の一
端20aが当てられた時、その一端20a直下の磁性体
11に加えられる磁気バイアス量を、前記透磁率が最大
になる僅かな磁気バイアス量に設定すると、第4図に示
すように該入力ベン20を置いた位!!(指定位置)に
最も近い検出線に発生する電圧を極大値として、該指定
位置から離れるに従って徐々に小さくなる電圧v0〜v
7が発生する。第4図において、横軸は磁性体11に沿
う方向(以下、これをX方向とする。)の座標位置を示
し、縦軸は電圧値を示している。ここで、座標値X
−X は各電圧vo〜v7が発生した検出1112a
〜12hの位置を示す。位置検出回路50で各電圧v0
〜Vアを信号選択回路40を介して取出し、これより誘
起電圧が極大値となるX座標値を演算処理して求めれば
、入力ベン20の指定位置の座標値X、を求めることが
できる。
上部に形成される入力面100に前記入力ベン20の一
端20aが当てられた時、その一端20a直下の磁性体
11に加えられる磁気バイアス量を、前記透磁率が最大
になる僅かな磁気バイアス量に設定すると、第4図に示
すように該入力ベン20を置いた位!!(指定位置)に
最も近い検出線に発生する電圧を極大値として、該指定
位置から離れるに従って徐々に小さくなる電圧v0〜v
7が発生する。第4図において、横軸は磁性体11に沿
う方向(以下、これをX方向とする。)の座標位置を示
し、縦軸は電圧値を示している。ここで、座標値X
−X は各電圧vo〜v7が発生した検出1112a
〜12hの位置を示す。位置検出回路50で各電圧v0
〜Vアを信号選択回路40を介して取出し、これより誘
起電圧が極大値となるX座標値を演算処理して求めれば
、入力ベン20の指定位置の座標値X、を求めることが
できる。
座標値X、を求める方法として、第4図における極大値
付近の波形を適当な二次函数で近似し、その函数の極大
値のX座標値として求める方法がある。また、函数の極
大値のX座標を求める方法は種々あるが、極大値(極小
値でも同様)においではその差分がrOJである点に着
目して、前記函数に対する差分方程式をたて、その差分
が「0」となる座標位置を算出し、これより前記極大値
の座標値×3を求めることができる。
付近の波形を適当な二次函数で近似し、その函数の極大
値のX座標値として求める方法がある。また、函数の極
大値のX座標を求める方法は種々あるが、極大値(極小
値でも同様)においではその差分がrOJである点に着
目して、前記函数に対する差分方程式をたて、その差分
が「0」となる座標位置を算出し、これより前記極大値
の座標値×3を求めることができる。
各検出電圧V0〜v7について、それぞれ差分(電圧値
の差)、即ち(V−Vo)、(v2−v1)、(V3−
V2)、・・・・・・(V、−V6)を算出すると、第
5図に示すような差分電圧値v1、■2、v3、・・・
・・・v7が得られる。第5図において、横軸はX方向
の座標位置を示し、縦軸は電圧値を示す。但し、ここで
は差分「0」を正の値の所定の基準レベルVtに設定し
ている。図中、v3と■4との間で電圧値が前記基準V
tレベルを交差しており、この間で差分が「0」となっ
ていることがわかる。
の差)、即ち(V−Vo)、(v2−v1)、(V3−
V2)、・・・・・・(V、−V6)を算出すると、第
5図に示すような差分電圧値v1、■2、v3、・・・
・・・v7が得られる。第5図において、横軸はX方向
の座標位置を示し、縦軸は電圧値を示す。但し、ここで
は差分「0」を正の値の所定の基準レベルVtに設定し
ている。図中、v3と■4との間で電圧値が前記基準V
tレベルを交差しており、この間で差分が「0」となっ
ていることがわかる。
また、入力ベン20を磁性体11に直交する方向に沿っ
て動かしても、各磁性体に与える磁気バイアス量のX方
向における比率は変わらないので、同一の座標値X、が
得られる。
て動かしても、各磁性体に与える磁気バイアス量のX方
向における比率は変わらないので、同一の座標値X、が
得られる。
また、2つの位置検出mioを互いに直交させて組合せ
れば、X及びY方向のいわゆる2次元座標値を求めるこ
ともできる。
れば、X及びY方向のいわゆる2次元座標値を求めるこ
ともできる。
一方、位置指定するためには磁性体11に局部的に数O
e程度の磁気バイアスを与えるのみで良いから、入力ベ
ン20を磁性体11より高さくZ)方向に多少離隔させ
て用いることもできる。
e程度の磁気バイアスを与えるのみで良いから、入力ベ
ン20を磁性体11より高さくZ)方向に多少離隔させ
て用いることもできる。
第3図において破線により示すように、入力ベン20の
−1208を入力面100より高さhだc’t w t
と、その一端20a直下における磁束と磁性体11&の
交差する角度は変化せず、磁性体11に与える磁気バイ
アス量も変化しないが、その両側においては磁束と磁性
体11との交差する角度が大きくなるため、磁気バイア
スmも小さくなり、透磁率、即ち誘導電圧は大きくなる
。
−1208を入力面100より高さhだc’t w t
と、その一端20a直下における磁束と磁性体11&の
交差する角度は変化せず、磁性体11に与える磁気バイ
アス量も変化しないが、その両側においては磁束と磁性
体11との交差する角度が大きくなるため、磁気バイア
スmも小さくなり、透磁率、即ち誘導電圧は大きくなる
。
第4図において、電圧V −〜v7′は、入力ベン20
の一端20aを前記位置上でZ方向にわずかの距離(例
えば511II程度)をおいて保持した場合の誘導(検
出)電圧を示す。前記検出電圧V 〜V と検出電圧V
′〜v7′とを比較すると、電圧の増加の度合は指定
位置付近ではほぼ変わらず、X方向の距離が指定位置か
ら離れれば離れる程大きくなり、その曲線の曲りは緩か
、即ちその差分が減少しているのがわかる。
の一端20aを前記位置上でZ方向にわずかの距離(例
えば511II程度)をおいて保持した場合の誘導(検
出)電圧を示す。前記検出電圧V 〜V と検出電圧V
′〜v7′とを比較すると、電圧の増加の度合は指定
位置付近ではほぼ変わらず、X方向の距離が指定位置か
ら離れれば離れる程大きくなり、その曲線の曲りは緩か
、即ちその差分が減少しているのがわかる。
検出電圧V ′〜v7−について、前記同様それぞれ差
分を算出すると、第6図に示すような差分電圧値V −
1■ −1■ −1・・・・・・v7−が得られる。第
5図及び第6図かられかるように、差分の減少は基準レ
ベルV、を横切る線の傾きの減少として現れ、両者はほ
ぼ比例関係にある。即ち、高さhはこの各検出電圧の差
分の傾きに比例することになる。従って、予め高さhと
該差分の傾きとの関係を求めておき、前記各電圧v0〜
v7より差分を求め、さらにその傾きを求めれば、入力
ベン20の高さhを算出することができる。
分を算出すると、第6図に示すような差分電圧値V −
1■ −1■ −1・・・・・・v7−が得られる。第
5図及び第6図かられかるように、差分の減少は基準レ
ベルV、を横切る線の傾きの減少として現れ、両者はほ
ぼ比例関係にある。即ち、高さhはこの各検出電圧の差
分の傾きに比例することになる。従って、予め高さhと
該差分の傾きとの関係を求めておき、前記各電圧v0〜
v7より差分を求め、さらにその傾きを求めれば、入力
ベン20の高さhを算出することができる。
また、入力する位置を指定する場合、所定のタイミング
信号を位置検出回路50に入力する必要があるが、前記
入力ベン20の高さをパラメータとして、例えば入力ベ
ン20の−゛端20aの高さが、入力面100に対して
0.5m+以下となった時、前記タイミング信号を発生
さけるようにすることができ、この場合は入力ベン20
には棒磁石のみ設ければ良い。
信号を位置検出回路50に入力する必要があるが、前記
入力ベン20の高さをパラメータとして、例えば入力ベ
ン20の−゛端20aの高さが、入力面100に対して
0.5m+以下となった時、前記タイミング信号を発生
さけるようにすることができ、この場合は入力ベン20
には棒磁石のみ設ければ良い。
次に、実際に差分が「0」となるX座標値、例えばX
a 、前記座標値×8、及びZ方向の高さhを求める式
について述べる。まず、各検出電圧、例えばV(x)を
二次函数の一般式で表わすと、次式のようになる。
a 、前記座標値×8、及びZ方向の高さhを求める式
について述べる。まず、各検出電圧、例えばV(x)を
二次函数の一般式で表わすと、次式のようになる。
V (x)=ax” +bx+c −・・・−
(1)各検出線128〜12tlの間隔をdとすると、
差分方程式AdV(X)は、 AdV (x)−(V (x+d)−V (X))/d
・・・・・・(2)となる。従って
、 AdV (x−d)= (V (x)−V (x−d)
)/d ・・・・・・(3)になる。(3
)式に前記(1)式を代入し整理すると、JdV (x
−d)=a ((2x+b/a) −d)・・・・・・
(4) となる。ところで、AdV(x−d)=Oを満足するX
座標値X、は、前記(4)式よりx −−b/2a
+d/2 −−−・−(5)となる。函数
の頂点の座標値はX、であるから、θV (x )/
ax−2ax、+b−O、°、 x −−b/
2a ・・・・・・(6)とな
る。(6)式に前記(5)式に代入し整理すると、x
−x −d/2 ・・・・・・(
7)q となる。即ち、AdV(x−d)がOとなる点のX座標
値Xqを求め、それよりd/2を引けば、函数の頂点の
座標X、が求められることになる。
(1)各検出線128〜12tlの間隔をdとすると、
差分方程式AdV(X)は、 AdV (x)−(V (x+d)−V (X))/d
・・・・・・(2)となる。従って
、 AdV (x−d)= (V (x)−V (x−d)
)/d ・・・・・・(3)になる。(3
)式に前記(1)式を代入し整理すると、JdV (x
−d)=a ((2x+b/a) −d)・・・・・・
(4) となる。ところで、AdV(x−d)=Oを満足するX
座標値X、は、前記(4)式よりx −−b/2a
+d/2 −−−・−(5)となる。函数
の頂点の座標値はX、であるから、θV (x )/
ax−2ax、+b−O、°、 x −−b/
2a ・・・・・・(6)とな
る。(6)式に前記(5)式に代入し整理すると、x
−x −d/2 ・・・・・・(
7)q となる。即ち、AdV(x−d)がOとなる点のX座標
値Xqを求め、それよりd/2を引けば、函数の頂点の
座標X、が求められることになる。
次に座標値Xqについて考える。AdV (x−d)が
Oとなる座標値X、は、第4図において基準レベルV
の前後の差分電圧値■3とv4との間(座標値x3と×
4との間)であるから、前記(4)式より、 v −a((2x3+b/a)−d)・−−−−−(
8)v −a ((2X 4 + b / a )
d ) =・・= (9)となり、これを整理して、 V −V −28(X3−X4) 、’、 2a= (v3−V4 )/ (x3−x4
)X 3 X 4−− dであるから、2a−−(v
3−V4)/d −・・・−(10)となる。
Oとなる座標値X、は、第4図において基準レベルV
の前後の差分電圧値■3とv4との間(座標値x3と×
4との間)であるから、前記(4)式より、 v −a((2x3+b/a)−d)・−−−−−(
8)v −a ((2X 4 + b / a )
d ) =・・= (9)となり、これを整理して、 V −V −28(X3−X4) 、’、 2a= (v3−V4 )/ (x3−x4
)X 3 X 4−− dであるから、2a−−(v
3−V4)/d −・・・−(10)となる。
ここで、2aは差分曲線における傾きを示すものである
から、Z方向の高さhは、h−A I 28 +
−−−・−(11)なる式より求めら
れる。なお、Aは比例定数であり、実験的に求められる
。第7図はaと入力ベン20のZ方向の高さhとの関係
の一例を示すもので、h−0(all)の時のaを1と
した場合のhに対するaの変化を示す。
から、Z方向の高さhは、h−A I 28 +
−−−・−(11)なる式より求めら
れる。なお、Aは比例定数であり、実験的に求められる
。第7図はaと入力ベン20のZ方向の高さhとの関係
の一例を示すもので、h−0(all)の時のaを1と
した場合のhに対するaの変化を示す。
また、検出電圧の前記(6)式より
b/a−d=−2×、 ・・・・・・(12
)であるから、これを前記(8)、 (9)式に代入す
ると、V3−2 a (x3−xq) =(
13)V4−2a (x4−xq) =(1
4)となる。さらに該(13)、 (14)式の両辺を
それぞれ割ると、 V3/v 4− (x3−x、 )/ (x4−xq)
となる。■3/■4−8と置き、整理すると、xQ=
(x3−Bx4)/(1−8)・・・・・・(15) となる。座標X 3 、 X aは既知であるから、X
。
)であるから、これを前記(8)、 (9)式に代入す
ると、V3−2 a (x3−xq) =(
13)V4−2a (x4−xq) =(1
4)となる。さらに該(13)、 (14)式の両辺を
それぞれ割ると、 V3/v 4− (x3−x、 )/ (x4−xq)
となる。■3/■4−8と置き、整理すると、xQ=
(x3−Bx4)/(1−8)・・・・・・(15) となる。座標X 3 、 X aは既知であるから、X
。
はv3とv4との比より求めることができ、ざらに前記
(7)式より頂点の座標XSを求めることができる。
(7)式より頂点の座標XSを求めることができる。
(実施例)
第8図は位置検出部10の具体的な構成を示す分解斜視
図である。同図において、110a 。
図である。同図において、110a 。
110bはシールド板、120a 〜120cは磁性体
板、130a 、 130b ハ導体板テアリ、シー
ルド板110a、磁性体板120a、導体板130a、
磁性体板120b、導体板130a、磁性体板120G
、シールド板110bの順に重ね合わされている。
板、130a 、 130b ハ導体板テアリ、シー
ルド板110a、磁性体板120a、導体板130a、
磁性体板120b、導体板130a、磁性体板120G
、シールド板110bの順に重ね合わされている。
シールド板110a 、 110bは、ガラスエポキ
シ等の絶縁性基板111の片面に非磁性金属板、例えば
銅板112を貼着したプリント基板を用いている。
シ等の絶縁性基板111の片面に非磁性金属板、例えば
銅板112を貼着したプリント基板を用いている。
磁性体板120a〜120cは、第9図に示すように複
数(図示例では8本)の長尺の磁性体11をほぼ平行に
配列し、これを2枚のガラスエポキシ等の絶縁性基板1
21.122の間に挟持し、加熱圧着等により一体化し
てなるものである。ここで、磁性体11としては磁石を
接近させても磁化され難く、即ち保持力が小さく、且つ
透磁率の高い材料、例えば直径が約0.1amの断面円
形状のアモルファスワイヤが用いられる。アモルファス
ワイヤとしては、例えば(F e 1−xCo x )
758110日15(原子%)(XはFeとGoとの
割合を示すもので、0〜1の値をとる。)等が適してい
る。
数(図示例では8本)の長尺の磁性体11をほぼ平行に
配列し、これを2枚のガラスエポキシ等の絶縁性基板1
21.122の間に挟持し、加熱圧着等により一体化し
てなるものである。ここで、磁性体11としては磁石を
接近させても磁化され難く、即ち保持力が小さく、且つ
透磁率の高い材料、例えば直径が約0.1amの断面円
形状のアモルファスワイヤが用いられる。アモルファス
ワイヤとしては、例えば(F e 1−xCo x )
758110日15(原子%)(XはFeとGoとの
割合を示すもので、0〜1の値をとる。)等が適してい
る。
導体板130a 、 130bは、第10図に示すよ
うにガラスエポキシ等の絶縁性基板の片面に銅板を貼着
したプリント基板131にエツチング加工を施し、複数
(図示例では17本)の両端にランド孔を有する線状の
導体132を形成してなるものである。
うにガラスエポキシ等の絶縁性基板の片面に銅板を貼着
したプリント基板131にエツチング加工を施し、複数
(図示例では17本)の両端にランド孔を有する線状の
導体132を形成してなるものである。
前記各基板間は接着シートにより接着・固定される。こ
の時、磁性体板120a〜120Gの磁性体11はX方
向に沿って配置され、導体板130a。
の時、磁性体板120a〜120Gの磁性体11はX方
向に沿って配置され、導体板130a。
130bの導体はX方向に直交する方向に配置される。
なお、他の製造方法として、磁性体板の両外側にプリン
ト基板を接着・固定し、その後、エツチング処理により
導体を形成し、もしくは形成せず、前記シールド板11
0a 、磁性体板120a 、導体板130aの組、導
体板130b、磁性体板120c。
ト基板を接着・固定し、その後、エツチング処理により
導体を形成し、もしくは形成せず、前記シールド板11
0a 、磁性体板120a 、導体板130aの組、導
体板130b、磁性体板120c。
シールド板110bの組を作成し、これらの間に磁性体
板120bを挟み、さらに接着・固定するようになして
も良い。位置検出部10全体の厚さは、実際は2〜3m
s+程度であるが、第8図乃至第10図では厚さ方向の
みを拡大して表わしている。
板120bを挟み、さらに接着・固定するようになして
も良い。位置検出部10全体の厚さは、実際は2〜3m
s+程度であるが、第8図乃至第10図では厚さ方向の
みを拡大して表わしている。
導体板130aと130bの各導体は、上下に重なり合
う導体同士が一端のランド孔にてスルーホール処理によ
り接続され、磁性体板120b中の磁性体11の周囲を
巻回する検出[J12a〜12h及び励磁線13を交互
に形成する。各検出線12a〜12hの導体板130a
側の他端は、それぞれ信号選択回路40に接続され、検
出線12a〜12hの導体板130b側の他端は共通に
接地される。また、励磁線13の導体板130a側の他
端は、隣接する励磁線13の導体板130b側の他端に
接続され、即ち直列に接続され、励磁線13の両端は駆
動電流源30に接続される。
う導体同士が一端のランド孔にてスルーホール処理によ
り接続され、磁性体板120b中の磁性体11の周囲を
巻回する検出[J12a〜12h及び励磁線13を交互
に形成する。各検出線12a〜12hの導体板130a
側の他端は、それぞれ信号選択回路40に接続され、検
出線12a〜12hの導体板130b側の他端は共通に
接地される。また、励磁線13の導体板130a側の他
端は、隣接する励磁線13の導体板130b側の他端に
接続され、即ち直列に接続され、励磁線13の両端は駆
動電流源30に接続される。
なお、前記位置検出部10において、磁性体板120a
、 120Cは、第11図に示すようにその中の磁
性体11により励磁線の周囲に発生する磁束の通り道を
構成し、より大きな電磁誘導を得るためのものであり、
特に設けなくても良い。また、シールド板110a 、
110bは外部からのノイズの混入、及び外部への
誘導雑音の放出を防止するためのものであり、特に設け
なくても良い。
、 120Cは、第11図に示すようにその中の磁
性体11により励磁線の周囲に発生する磁束の通り道を
構成し、より大きな電磁誘導を得るためのものであり、
特に設けなくても良い。また、シールド板110a 、
110bは外部からのノイズの混入、及び外部への
誘導雑音の放出を防止するためのものであり、特に設け
なくても良い。
第12図は磁性体板の他の例を示すもので、多数の絶縁
性繊維123をほぼ平行に配列し、該絶縁性繊維123
の間に複数の長尺の磁性体11を所定間隔隔てて配列し
た縦糸群(または横糸群)124と、多数の絶縁性繊維
125からなる横糸群(または縦糸群)126とを平織
し、織物状となし、これらをエポキシ樹脂等の絶縁性樹
脂で固めて板状となしたものである。この磁性体板によ
れば、厚さをより小さくでき、更に薄い位置検出部10
を構成することができる。なお、絶縁性$11i123
゜125としては例えば、ガラス繊維が用いられる。
性繊維123をほぼ平行に配列し、該絶縁性繊維123
の間に複数の長尺の磁性体11を所定間隔隔てて配列し
た縦糸群(または横糸群)124と、多数の絶縁性繊維
125からなる横糸群(または縦糸群)126とを平織
し、織物状となし、これらをエポキシ樹脂等の絶縁性樹
脂で固めて板状となしたものである。この磁性体板によ
れば、厚さをより小さくでき、更に薄い位置検出部10
を構成することができる。なお、絶縁性$11i123
゜125としては例えば、ガラス繊維が用いられる。
また、図面上では各繊維及び磁性体の間が離れて示され
ているが、実際には隙間なく構成されるものであり、ま
た、磁性体間には2本の繊維が配列されているが、実際
には磁性体間の間隔を保持する為に必要な本数のSaW
が配列される。
ているが、実際には隙間なく構成されるものであり、ま
た、磁性体間には2本の繊維が配列されているが、実際
には磁性体間の間隔を保持する為に必要な本数のSaW
が配列される。
第13図は入力ペン20の具体例を示す断面図、第14
図はその電気回路図である。同図において、21は合成
樹脂等からなるペン状の容器であり、その一端には先端
先細状の棒磁石22が軸方向に摺動自在に収容されてい
る。また、容器21の他端側には周方向に亘って透明な
プラスチック等からなる赤外線透過窓23が設けられ、
その内側には円錐体の周面にクロムメッキ等を施した反
射体24と、赤外線発光ダイオード25とが収納されて
いる。26a、26bは操作スイッチで、操作スイッチ
26aは容器21の先端側の一側に取付けられ、操作ス
イッチ゛26bは棒磁石22の他端に対向して取付けら
れている。また、27は信号発生回路、28は電池で、
容器21内の適所に収納されている。信号発生回路27
は、測定開始、位置入力等の位置検出回路50に対する
複数(ここでは3通り)の命令を幾つかのパルス信号の
組合せによる複数のコード信号にそれぞれ変換するもの
で、デコーダ27aとコード信号発生器27bとダイオ
ード駆動用トランジスタ27cとを備え、操作スイッチ
26a、26bのオン・オフの組合せに従って、コード
信号を発生し、発光ダイオード25を駆動する。而して
、操作スイッチ26aをオンすると、測定開始のコード
を示す赤外線信号がダイオード25より反射体24、透
過窓23を介して発信され、そのままカバー29を取り
付けた棒磁石22の先端を入力面に押し当てると、該棒
磁石22がスライドしてスイッチ26bがオンし、位置
入力のコード信号を示す赤外線信号が発信される如くな
っている。
図はその電気回路図である。同図において、21は合成
樹脂等からなるペン状の容器であり、その一端には先端
先細状の棒磁石22が軸方向に摺動自在に収容されてい
る。また、容器21の他端側には周方向に亘って透明な
プラスチック等からなる赤外線透過窓23が設けられ、
その内側には円錐体の周面にクロムメッキ等を施した反
射体24と、赤外線発光ダイオード25とが収納されて
いる。26a、26bは操作スイッチで、操作スイッチ
26aは容器21の先端側の一側に取付けられ、操作ス
イッチ゛26bは棒磁石22の他端に対向して取付けら
れている。また、27は信号発生回路、28は電池で、
容器21内の適所に収納されている。信号発生回路27
は、測定開始、位置入力等の位置検出回路50に対する
複数(ここでは3通り)の命令を幾つかのパルス信号の
組合せによる複数のコード信号にそれぞれ変換するもの
で、デコーダ27aとコード信号発生器27bとダイオ
ード駆動用トランジスタ27cとを備え、操作スイッチ
26a、26bのオン・オフの組合せに従って、コード
信号を発生し、発光ダイオード25を駆動する。而して
、操作スイッチ26aをオンすると、測定開始のコード
を示す赤外線信号がダイオード25より反射体24、透
過窓23を介して発信され、そのままカバー29を取り
付けた棒磁石22の先端を入力面に押し当てると、該棒
磁石22がスライドしてスイッチ26bがオンし、位置
入力のコード信号を示す赤外線信号が発信される如くな
っている。
第15図は駆動電流源30の具体例を示すもので、図中
、31は積分回路、32はバンドパスフィルタである。
、31は積分回路、32はバンドパスフィルタである。
積分回路31はその入力端子33に後述する位置検出n
路50G演算処理回路からのクロックパルス(またはこ
れを分周したパルス)を受け、これを積分し、三角波信
号に変換する。バンドパスフィルタ32では、前記三角
波信号を正弦波信号に変換し、その出力端子34より励
磁線13に送出する。なお、基準(入力)信号にりOツ
クパルスを用いたのは位置検出回路50と同期をとるた
めである。
路50G演算処理回路からのクロックパルス(またはこ
れを分周したパルス)を受け、これを積分し、三角波信
号に変換する。バンドパスフィルタ32では、前記三角
波信号を正弦波信号に変換し、その出力端子34より励
磁線13に送出する。なお、基準(入力)信号にりOツ
クパルスを用いたのは位置検出回路50と同期をとるた
めである。
信号選択回路40には周知のマルチプレクサが用いられ
、位置検出口路50からの切換信号に従って、各検出線
12a〜12hの出力信号を順次切換えて位置検出回路
50に送出する。
、位置検出口路50からの切換信号に従って、各検出線
12a〜12hの出力信号を順次切換えて位置検出回路
50に送出する。
第16図は位置検出回路50の具体的構成を示す回路ブ
ロック図、第17図は各部の信号を示す図である。前述
した入力ペン20の発光ダイオード25より、測定開始
のフードを示す赤外線信号が発信されると、該赤外線信
号は赤外線受光ダイオード51で受信され、更に受信機
52で増幅・波形整形され、元のコード信号に変換され
、更に測定開始の命令信号に戻され、入力バッファ53
に送出される。演算処理回路54は入力バッファ53よ
り前記命令信号を読み取り、測定開始を認識すると、出
力バッファ55を介して信号選択回路40へ切換信号S
1を送り、検出線12a〜12hの誘導電圧を増幅器5
6へ順次入力する。
ロック図、第17図は各部の信号を示す図である。前述
した入力ペン20の発光ダイオード25より、測定開始
のフードを示す赤外線信号が発信されると、該赤外線信
号は赤外線受光ダイオード51で受信され、更に受信機
52で増幅・波形整形され、元のコード信号に変換され
、更に測定開始の命令信号に戻され、入力バッファ53
に送出される。演算処理回路54は入力バッファ53よ
り前記命令信号を読み取り、測定開始を認識すると、出
力バッファ55を介して信号選択回路40へ切換信号S
1を送り、検出線12a〜12hの誘導電圧を増幅器5
6へ順次入力する。
前記各誘導電圧は、増幅器56で増幅され、更に検波器
57で整流されてia流電圧の検波信号S2に変換され
、さらに差分検出回路58に送られ、差分検出信号S5
に変換される(但し、この差分検出信号S5はディジタ
ル値に変換する必要性から単極性、ここでは正の電圧信
号となるようレベルシフトされる。)。なお、差分検出
回路58には演算制御回路54より後述するように2つ
のサンプリングパルス83.84が出力バッフ755を
介して入力されている。差分検出信号S5はアナログ−
ディジタル(A/D)変換器59にてディジタル値に変
換され入力バッファ53を介して演算処理回路54に送
出されるが、演算処理回路54では前記切換信号に同期
して該ディジタル値を読み取る。
57で整流されてia流電圧の検波信号S2に変換され
、さらに差分検出回路58に送られ、差分検出信号S5
に変換される(但し、この差分検出信号S5はディジタ
ル値に変換する必要性から単極性、ここでは正の電圧信
号となるようレベルシフトされる。)。なお、差分検出
回路58には演算制御回路54より後述するように2つ
のサンプリングパルス83.84が出力バッフ755を
介して入力されている。差分検出信号S5はアナログ−
ディジタル(A/D)変換器59にてディジタル値に変
換され入力バッファ53を介して演算処理回路54に送
出されるが、演算処理回路54では前記切換信号に同期
して該ディジタル値を読み取る。
さらに演算処理回路54は前記各差分電圧値(ディジタ
ル値)をメモリ60に一時記憶し、これらの中より前記
基準レベルV、より大きい電圧値のうちで一番小さいも
のと、Vtより小さい電圧値のうちで一番大きいもの、
即ちその前後の電圧値V、及び■、+1を検出する。次
に演算処理回路54は該電圧値■k −■に+1とその
X座標値xk、xk+1をメモリ60より取出し、これ
らをそれぞれ前記(15)式における電圧V3.Vtt
。
ル値)をメモリ60に一時記憶し、これらの中より前記
基準レベルV、より大きい電圧値のうちで一番小さいも
のと、Vtより小さい電圧値のうちで一番大きいもの、
即ちその前後の電圧値V、及び■、+1を検出する。次
に演算処理回路54は該電圧値■k −■に+1とその
X座標値xk、xk+1をメモリ60より取出し、これ
らをそれぞれ前記(15)式における電圧V3.Vtt
。
X3 、 X4 として、(15)式の演算処理を行な
い、座標値X、を求め、さらに(7)式の演算を行い、
座標値X、を求める。また、必要に応じて(11)式の
演算を行い、高さhを求める。
い、座標値X、を求め、さらに(7)式の演算を行い、
座標値X、を求める。また、必要に応じて(11)式の
演算を行い、高さhを求める。
このようにして求められたディジタル値のX座標値X、
(又は座標値X、と高さh)は、一旦、メモリ60に記
憶されるが、前記測定開始を示す信号が出されている間
、上述したような測定及び演算が所定時間毎に繰返され
、その値は更新される。次に、入力ベン20より位置入
力のコードを示す赤外線信号が発信され、受光ダイオー
ド51、受信8152、入力バッフ?53を介して演算
処理回路54に認識されると、その時点における前記デ
ィジタル値のX座標値が入力値として、出力バッフ76
1を介してディジタル表示器(図示せず)に送出され表
示され、またはコンピュータ(図示せず)に送出され処
理されたり、あるいはディジタル−アナログ(D/A)
変換器62を介してアナログ信号に変換され処理される
。
(又は座標値X、と高さh)は、一旦、メモリ60に記
憶されるが、前記測定開始を示す信号が出されている間
、上述したような測定及び演算が所定時間毎に繰返され
、その値は更新される。次に、入力ベン20より位置入
力のコードを示す赤外線信号が発信され、受光ダイオー
ド51、受信8152、入力バッフ?53を介して演算
処理回路54に認識されると、その時点における前記デ
ィジタル値のX座標値が入力値として、出力バッフ76
1を介してディジタル表示器(図示せず)に送出され表
示され、またはコンピュータ(図示せず)に送出され処
理されたり、あるいはディジタル−アナログ(D/A)
変換器62を介してアナログ信号に変換され処理される
。
第18図は差分検出回路58の具体的回路を示すもので
ある。前記検波信号S2は入力端子58aよりマルチプ
レクサ58b、58cに送出される。該マルチプレクサ
58bには基準レベルサンプリングパルスS3が演算処
理回路54より供給されており、該パルスのハイレベル
期間、検波信号S2の電圧がコンデンサC1及びオペア
ンプOP1からなるサンプルホールド回路58dに保持
される。また同様に、マルチプレクサ58cには差分レ
ベルサンプリングパルスS4が演算処理回路54より供
給されており、該パルスのハイレベル期間、検波信号S
2の電圧がコンデンサC2及びオペアンプOP2からな
るサンプルホールド回路58eに保持される。サンプル
ホールド回路58d、58eに保持された電圧は差動増
幅器58fに入力され、その差分に相当する差分検出信
号S5が出力端子58aより送出される。
ある。前記検波信号S2は入力端子58aよりマルチプ
レクサ58b、58cに送出される。該マルチプレクサ
58bには基準レベルサンプリングパルスS3が演算処
理回路54より供給されており、該パルスのハイレベル
期間、検波信号S2の電圧がコンデンサC1及びオペア
ンプOP1からなるサンプルホールド回路58dに保持
される。また同様に、マルチプレクサ58cには差分レ
ベルサンプリングパルスS4が演算処理回路54より供
給されており、該パルスのハイレベル期間、検波信号S
2の電圧がコンデンサC2及びオペアンプOP2からな
るサンプルホールド回路58eに保持される。サンプル
ホールド回路58d、58eに保持された電圧は差動増
幅器58fに入力され、その差分に相当する差分検出信
号S5が出力端子58aより送出される。
前述した実施例において、測定開始、位置入力等を示す
信号を入力ベン20から位置検出回路50まで赤外線信
号を用いて伝送したが、超音波信号を用いても良い。ま
た、これらの信号は単に位置検出回路50の動作開始や
座標値の入力のタイミングを演算処理回路54に認識さ
せるためのものであるから特に入力ベン20より送るこ
とを要するものではなく、位置検出回路50自体に設け
たキーボードその他のスイッチ回路より送る如くなして
も良い。
信号を入力ベン20から位置検出回路50まで赤外線信
号を用いて伝送したが、超音波信号を用いても良い。ま
た、これらの信号は単に位置検出回路50の動作開始や
座標値の入力のタイミングを演算処理回路54に認識さ
せるためのものであるから特に入力ベン20より送るこ
とを要するものではなく、位置検出回路50自体に設け
たキーボードその他のスイッチ回路より送る如くなして
も良い。
また、入力ベン20の高さを位置入力のパラメータとし
て使用することもできる。即ち、測定開始の信号はキー
ボードその他のスイッチ回路より送り、この状態で入力
ベン20の一端が位置検出部10の入力面100に押付
けられ、高さhが所定の値、例えば前述した0、 5a
m+以下になった時、これを演算処理回路54で検出し
、位置入力の信号として認識する。
て使用することもできる。即ち、測定開始の信号はキー
ボードその他のスイッチ回路より送り、この状態で入力
ベン20の一端が位置検出部10の入力面100に押付
けられ、高さhが所定の値、例えば前述した0、 5a
m+以下になった時、これを演算処理回路54で検出し
、位置入力の信号として認識する。
第19図はこの時使用する入力ベン70を示すもので、
合成樹脂からなるペン軸状の容器71の一端72に、先
端先細状の棒磁石73がN極を先端方向に向けて収容さ
れ、さらに棒磁石73の先端にプラスチック等のカバー
74を取付けてなっている。従って、入力ベン70自体
に前述したような電気回路や電池を設ける必要がなく、
且つ該入力ペン70の操作に関連して位置入力すること
が可能となり、操作性の悪化をきたすことがない。
合成樹脂からなるペン軸状の容器71の一端72に、先
端先細状の棒磁石73がN極を先端方向に向けて収容さ
れ、さらに棒磁石73の先端にプラスチック等のカバー
74を取付けてなっている。従って、入力ベン70自体
に前述したような電気回路や電池を設ける必要がなく、
且つ該入力ペン70の操作に関連して位置入力すること
が可能となり、操作性の悪化をきたすことがない。
なお、実施例中の磁性体、励磁線及び検出線の本数は一
例であり、これに限定されないことはいうまでもない。
例であり、これに限定されないことはいうまでもない。
また検出線の間隔は2〜6履程度であれば比較的精度良
く位置検出ができることが実験により確かめられている
。また、位置指定用磁気発生器も永久磁石に限定される
ことはなく電磁石でもよい。
く位置検出ができることが実験により確かめられている
。また、位置指定用磁気発生器も永久磁石に限定される
ことはなく電磁石でもよい。
第20図は本発明の他の実施例を示すものである。同図
において、81及び82はX方向及びY方向の位置検出
部、83及び84はX方向及びY方向用の信号選択回路
で、それぞれ前記位置検出部10、信号選択回路40と
同様な構成を有しており(但し、図面では簡略のためそ
の細部については省略する。)、該位置検出部81.8
2についてはその各磁性体がそれぞれX方向及びY方向
に直交する如く、互いに重ね合わされている。
において、81及び82はX方向及びY方向の位置検出
部、83及び84はX方向及びY方向用の信号選択回路
で、それぞれ前記位置検出部10、信号選択回路40と
同様な構成を有しており(但し、図面では簡略のためそ
の細部については省略する。)、該位置検出部81.8
2についてはその各磁性体がそれぞれX方向及びY方向
に直交する如く、互いに重ね合わされている。
また、85は位置検出回路で、X方向及びY方向の位置
検出を交互に行なわせるようにした点を除いて前記位置
検出回路50と同様である。従って、この実施例によれ
ば、X方向及びY方向の2方向、さらに必要であればZ
方向の位置(座標)検出が容易に出来る。この場合、Z
方向の位置検出はX方向の位置検出部81、又はY方向
の位置検出部82のいずれの信号から求めても良い。な
お、位置指定用磁気発生器、駆動電流源の構成は前記実
施例と同じで良い。
検出を交互に行なわせるようにした点を除いて前記位置
検出回路50と同様である。従って、この実施例によれ
ば、X方向及びY方向の2方向、さらに必要であればZ
方向の位置(座標)検出が容易に出来る。この場合、Z
方向の位置検出はX方向の位置検出部81、又はY方向
の位置検出部82のいずれの信号から求めても良い。な
お、位置指定用磁気発生器、駆動電流源の構成は前記実
施例と同じで良い。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、位置検出方法とし
て差分検出方式を採用したため、位置検出精度を上げる
ことができるとともに、高さ方向の位置検出が可能とな
り、位置指定用磁気発生器の位置検出部に対する高さを
位置指定時のタイミング検出のパラメータとすることが
でき、位置指定用磁気発生器自体に電気回路や電池を設
けることなく、且つ該位置指定用磁気発生器の操作に関
連して位置指定することが可能となる。また、位置検出
のために位置指定用磁気発生器と他の装置との間に信号
をやりとりする必要がないためコードレスとすることが
でき、さらにまた、位置指定のために必要とする磁気バ
イアスの量は、数エルステッド(Oe)程度で良いので
、該位置指定用磁気発生器は位置検出部より多少離して
も位置指定が可能であり、位置検出部の裏面からの位置
指定も可能であり、強磁性体以外の金属を入力面上に載
置することもできる。また、励磁線と検出線との間の磁
束変化が磁性体内で行なわれ、その結合が密でSN比が
良くなり、また外部からの誘導を受けにくくかつ外部へ
の誘導ノイズの発生が少なくなる。また、位置検出部を
X方向及びY方向に設けたものによれば、X方向及びY
方向の2方向、又はこれに加えて高さくZ)方向の3方
向の位置検出が可能となる等の利点がある。
て差分検出方式を採用したため、位置検出精度を上げる
ことができるとともに、高さ方向の位置検出が可能とな
り、位置指定用磁気発生器の位置検出部に対する高さを
位置指定時のタイミング検出のパラメータとすることが
でき、位置指定用磁気発生器自体に電気回路や電池を設
けることなく、且つ該位置指定用磁気発生器の操作に関
連して位置指定することが可能となる。また、位置検出
のために位置指定用磁気発生器と他の装置との間に信号
をやりとりする必要がないためコードレスとすることが
でき、さらにまた、位置指定のために必要とする磁気バ
イアスの量は、数エルステッド(Oe)程度で良いので
、該位置指定用磁気発生器は位置検出部より多少離して
も位置指定が可能であり、位置検出部の裏面からの位置
指定も可能であり、強磁性体以外の金属を入力面上に載
置することもできる。また、励磁線と検出線との間の磁
束変化が磁性体内で行なわれ、その結合が密でSN比が
良くなり、また外部からの誘導を受けにくくかつ外部へ
の誘導ノイズの発生が少なくなる。また、位置検出部を
X方向及びY方向に設けたものによれば、X方向及びY
方向の2方向、又はこれに加えて高さくZ)方向の3方
向の位置検出が可能となる等の利点がある。
図面は本発明の説明に供するもので、第1図は本発明の
主要な構成を示す説明図、第2図は磁気バイアス対透磁
率の特性図、第3図は位置指定用磁気発生器より磁性体
に印加される磁束のようすを示す図、第4図は検出線に
発生する誘導電圧の一例を示すグラフ、第5図は差分電
圧値の一例を示すグラフ、第6図は差分電圧値の一例を
示すグラフ、第7図は差分電圧値と位置指定用磁気発生
器の2方向の高さとの関係の一例を示すグラフ、第8図
は位置検出部10の具体的な構成を示す分解斜視図、第
9図は磁性体板の製造のようすを示す図、第10図は導
体板の斜視図、第11図は励磁線の周囲の磁束のようす
を示す図、第12図は磁性体板の他の例を示す要部斜視
図、第13図は入力ペンの具体的な構成を示す断面図、
第14図はその電気回路図、第15図は駆動電流源の具
体的な構成を示す回路図、第16図は位置検出回路の具
体的な構成を示す回路プロツク図、第17図は第16図
の各部における信号波形を示す図、第18図は差分検出
回路の具体的な構成を示す回路図、第19図は入力ペン
の他の実施例を示す断面図、第20図は本発明の他の実
施例を示す説明図である。 10・・・位置検出部、20・・・入力ペン、30・・
・駆動電流源、40・・・信号選択回路、50・・・位
置検出回路、11・・・磁性体、12a〜12h・・・
検出線、13・・・励磁線、81・・・X方向位置検出
部、82・・・Y方向位置検出部。 特許出願人 株式会社 ワコム 代理人弁理士 古 1)精 孝 第1図 萬2図 第 3 図 21′1百の高ご h 第 9 図 第 10 図 第 11 図 M 12 図 第 14図 第1重図 58e 5Ps 1’1図
主要な構成を示す説明図、第2図は磁気バイアス対透磁
率の特性図、第3図は位置指定用磁気発生器より磁性体
に印加される磁束のようすを示す図、第4図は検出線に
発生する誘導電圧の一例を示すグラフ、第5図は差分電
圧値の一例を示すグラフ、第6図は差分電圧値の一例を
示すグラフ、第7図は差分電圧値と位置指定用磁気発生
器の2方向の高さとの関係の一例を示すグラフ、第8図
は位置検出部10の具体的な構成を示す分解斜視図、第
9図は磁性体板の製造のようすを示す図、第10図は導
体板の斜視図、第11図は励磁線の周囲の磁束のようす
を示す図、第12図は磁性体板の他の例を示す要部斜視
図、第13図は入力ペンの具体的な構成を示す断面図、
第14図はその電気回路図、第15図は駆動電流源の具
体的な構成を示す回路図、第16図は位置検出回路の具
体的な構成を示す回路プロツク図、第17図は第16図
の各部における信号波形を示す図、第18図は差分検出
回路の具体的な構成を示す回路図、第19図は入力ペン
の他の実施例を示す断面図、第20図は本発明の他の実
施例を示す説明図である。 10・・・位置検出部、20・・・入力ペン、30・・
・駆動電流源、40・・・信号選択回路、50・・・位
置検出回路、11・・・磁性体、12a〜12h・・・
検出線、13・・・励磁線、81・・・X方向位置検出
部、82・・・Y方向位置検出部。 特許出願人 株式会社 ワコム 代理人弁理士 古 1)精 孝 第1図 萬2図 第 3 図 21′1百の高ご h 第 9 図 第 10 図 第 11 図 M 12 図 第 14図 第1重図 58e 5Ps 1’1図
Claims (2)
- (1)互いにほぼ平行に配列された複数の長尺の磁性体
と、該複数の磁性体の周囲にその長手方向と直交する方
向に所定間隔隔てて配設された複数の検出線と、前記複
数の磁性体及び複数の検出線の周囲のほぼ全域に亘って
複数回巻回された励磁線とを備えた位置検出部と、定常
的な磁界を発生する位置指定用磁気発生器と、前記励磁
線に所定周期の交番電流を供給する駆動電流源と、前記
複数の検出線に接続された信号選択回路と、該信号選択
回路を介して各検出線に誘起する誘導電圧を次々に取出
し、これらの差分を取り、該差分電圧が所定の基準電圧
と等しくなる位置を算出し、これより前記位置指定用磁
気発生器による位置検出部上の指定位置を求めるととも
に、前記差分電圧の傾きを算出し、これより前記位置指
定用磁気発生器の前記位置検出部に対する高さを求める
位置検出回路とからなる位置検出装置。 - (2)互いにほぼ平行に配列された複数の長尺のX方向
の磁性体と、該複数のX方向の磁性体にその長手方向と
直交する方向に所定間隔隔てて配設された複数のX方向
の検出線と、前記複数のX方向の磁性体及び複数のX方
向の検出線の周囲のほぼ全域に亘って複数回巻回された
X方向の励磁線とを備えたX方向位置検出部と、該X方
向位置検出部と同様の構成を有し且つこれと重ね合わさ
れたY方向位置検出部と、定常的な磁界を発生する位置
指定用磁気発生器と、前記X方向及びY方向の励磁線に
所定周期の交番電流を供給する駆動電流源と、前記X方
向及びY方向の複数の検出線にそれぞれ接続されたX方
向及びY方向の信号選択回路と、該X方向及びY方向の
信号選択回路を介してX方向及びY方向の各検出線に誘
起する誘導電圧を次々に取出し、これらの差分を取り、
該差分電圧が所定の基準電圧と等しくなる位置を算出し
、これより前記位置指定用磁気発生器によるX方向及び
Y方向の位置検出部上の指定位置を求めるとともに、前
記X方向又はY方向の差分電圧の傾きを算出し、これよ
り前記位置指定用磁気発生器の前記X方向又はY方向の
位置検出部に対する高さを求める位置検出回路とからな
る位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60068302A JPS61226826A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60068302A JPS61226826A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61226826A true JPS61226826A (ja) | 1986-10-08 |
Family
ID=13369856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60068302A Pending JPS61226826A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61226826A (ja) |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP60068302A patent/JPS61226826A/ja active Pending
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