JPS61166620A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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Publication number
JPS61166620A
JPS61166620A JP60007037A JP703785A JPS61166620A JP S61166620 A JPS61166620 A JP S61166620A JP 60007037 A JP60007037 A JP 60007037A JP 703785 A JP703785 A JP 703785A JP S61166620 A JPS61166620 A JP S61166620A
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JP
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magnetic
lines
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generator
detection
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Application number
JP60007037A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Taguchi
田口 義徳
Tsugunari Yamanami
山並 嗣也
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Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61166620A publication Critical patent/JPS61166620A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、位置指定用磁気発生器により磁界を加えられ
た磁性体の透磁率の変化に基づいて、位置指定用磁気発
生器で指定された位置を検出する位置検出装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来の位置検出装置としては、磁歪伝達媒体の一端また
は位置指示ペンの先端に設けた駆動コイルにパルス電流
を印加して前記磁歪伝達媒体に磁歪振動波を生起させた
時点より、位置指示ペンの先端または磁歪伝達媒体の一
端に設けた検出コイルに前記磁歪振動波に基づく誘導電
圧を検出するまでの時間を処理器等で測定し、これより
位置指示ペンの指示位置を算出する如くなしたものがあ
った。また、従来の他の位置検出装置としては、複数の
駆動線と検出線とを互いに直交して配置し、駆動線に順
次、電流を流すとともに検出線を順次選択して誘導電圧
を検出し、フェライトのような磁性体を有する位置指示
ペンで指定した位置を大きな誘導電圧が誘起された検出
線の位置より検出するようになしたものがあった。
(発明が解決しようとする問題点) 前者の装置では位置検出精度は比較的良好であるが、ペ
ンと処理器等との間でタイミング信号等を授受するため
、ペンと装置との間にコードを必要としその取扱いが著
しく制限されると共に、他の機器からの誘導を受けやす
く誤動作したり、また逆にノイズの発生源となる可能性
もあり、更にペンを磁歪伝達媒体に対して垂直に保持し
、かつかなり近接させて指示しなければならない等の問
題点があった。また、後者の装置では位置指示ペンをコ
ードレスとすることができるが、座標位置の分解能が線
の間隔で決まり、分解能を上げるために線の間隔を小さ
くするとSN比及び安定度が悪くなり、従って分解能を
上げることが困難であり、また駆動線と検出線の交点の
真上の位置検出が困難であり、更に位置指示ペンを線に
極く接近させなければならず入力面上に厚みのある物を
置いて使用できない等の問題点があった。
本発明はこのような従来の欠点を改善したち″′tiy
’)′MLi″1!I’lla!@Ri!i“e Z 
C6Jul!c    、、:されず操作性が良く、ま
た外部からの誘導に強く且つノイズを放出することのな
い高精度な位置検出装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の位置検出装置は、第1図に示すように互いにほ
ぼ平行に配列された複数の長尺の磁性体11と、該複数
の磁性体11の周囲にその長手方向と直交する方向に所
定間隔隔てて配設された複数の励磁線12a〜12hと
、前記複数の磁性体11及び該複数の励磁線12a〜1
2hの周囲のほぼ全域に亘って複数回巻回された検出線
13とを備えた位置検出部10と、定常的な磁界を発生
する位置指定用磁気発生器20と、所定周期の交番電流
を発生する駆動電流源30と、前記励磁線12a〜12
hのそれぞれに前記所定周期の交番電流を次々に切替え
て加える信号選択回路40と、前記検出線13に誘起す
る誘導電圧を次々に取出し、これらより前記位置指定用
磁気発生器20の指定位置を算出する位置検出回路50
とからなっている。
(作用) 前記励磁線12a〜12hのいずれか一つに駆動電流源
30及び信号選択回路40より交番電流(例えば正弦波
等)を流すと、その周囲に磁束(!1界)が発生し、こ
の磁束による電1!誘導によって検出線13に誘導電圧
が発生する。この電磁誘導は磁性体11を介して行なわ
れるため、該磁性体11の透磁率μが大きい程、前記誘
導電圧の電圧値は大きくなる。これを式で表わすと、誘
導電圧Vは、 V=L (d i/dt)=tl・SN2/1 (d 
i/dt) となる。(但し、ここで、Sは磁性体11の断面積、N
は検出線13の巻回数、!は磁性体11の長さである。
) ところで、磁性体11の透磁率μは外部から加わる磁気
バイアスによって大きく変化する。その変化のようすは
磁性体の組成、前記交流電流の周波数、あるいは磁性体
に熱処理、又は磁場処理を加えること等によって異なる
が、第2図に示すように所定量の磁気バイアスを加えた
時に最大となるように設定することができる。
従って、この時、位置指定用磁気発生器20を磁性体1
1の上部に位置させ、その先端より定常的な磁界(以下
、磁気バイアスと称す。)を加えると、第3図に示すよ
うに該位置指定用磁気発生器20を置いた位11F(指
定位置)に最も近い励磁線に交番電流を加えた時、検出
線13に発生する電圧を極大値として、交番電流を加え
た励磁線の位置が該指定位置から離れるに従って徐々に
小さくなる電圧v1〜v8が発生する。第3図において
、横軸は磁性体11に沿う方向(以下、これをX方向と
する。)の座標位置を示し、縦軸は電圧値を示している
。ここで、座標値X 〜×8は各電圧■1〜v8が発生
した時に交番電流を加えた励磁線12a〜12hの位置
を示す。位置検出回路50で各電圧V  −V8を取出
し、これより誘起電圧が極大値となるX座標値を演算処
理して求めれば、位置指定用磁気発生器20のX座標値
X を求めることができる。
また、磁気発生器20を磁性体11に直交する方向に沿
って動かしても、各磁性体に与える磁気バイアス量のX
方向における比率は変わらないので、同一のX座標値が
得られる。
また、2つの位置検出部10を互いに直交させて組合せ
れば、X及びY方向のいわゆる2次元座標値を求めるこ
ともできる。
座標値X を求める算出方法の一つとして、第3図にお
ける極大値付近の波形を適当な函数で近似し、その函数
の極大値の座標を求める方法がある。例えば、各励磁線
12a〜12hの間隔を711xとし、第3図において
座標×3から座標×5までを2次函数(図中、実線で示
す)で近似すると、次のようにして算出することができ
る。まず、各電圧と座標値より、 V  =a (X3−X、)  +b   ・・・−・
−(1)v =a(x4−X、) +b  ・・・・・
・(2)V  =a (x5−x、)  +b   −
・・−<3)となる。ここで、a、bは定数(aく0)
である。
また・                      
    1′X4 X3=Δx          ・
・・−・(4)x   −x   =2  ΔX   
       ・・・・・・(5)となる。(4)、 
(5)式を(2)、(31式に代入して整理すると、 x  =x3+ΔX/2((3v3−4v4+v )/
(v3−2v4+v5)) ・・・・・・(6) となる。従って、励磁線12c、12d、12eに交番
電流を加えた時、検出線13に誘起する電圧V  、V
  、V5、及び座標値X3 (既知)から位置検出回
路50で(6)式の演算を行なうことにより位置指定用
磁気発生器20のX座標値X。
を算出できる。
前述したように、検出線13は磁性体11及び励磁線1
2a〜12h周囲の全域に亘って複数回巻回されている
ので、該検出線13に大きな誘導電圧が発生することに
なり、且つ誘導電圧の出力変化が大きくなり、従って、
位置検出範囲を大きくとることが可能となる。また、位
置検出の為に位置指定用磁気発生器20と他の装置との
間に信号をやりとりする必要がないためコードレスとす
ることができ、更にまた、位置指定の為に必要とする磁
気バイアスの量は、第2図に示すように数エルステッド
(Oe)程度で良いので、該位置指定用磁気発生器20
は位置検出部10より多少離しても位置指定が可能とな
り、位置検出部10の裏面からの位置指定も可能となる
(実施例) 第4図は位置検出部10の具体的な構成を示す分解斜視
図である。同図において、110a。
110bはシールド板、120a〜120cは磁性体板
、130a、  130bは導体板であり、シールド板
110a、磁性体板120a 、導体板130a、ii
性体板120b、導体板130a、it性体板120c
 、シールド板110bの順に重ね合わされている。
シールド板110a、  110bは、ガラスエポキシ
等の絶縁性基板111の片面に非磁性金属板、例えば銅
板112を貼着したプリント基板を用いている。
磁性体板120a〜120Cは、第5図に示すように複
数(図示例では8本)の長尺の磁性体11をほぼ平行に
配列し、これを2枚のガラスエポキシ等の絶縁性基板1
21.122の間に挟持し、加熱圧着等により一体化し
てなるものである。ここで、磁性体11としては磁石を
接近させても磁化され難く、即ち保持力が小さく、且つ
透磁率の高い材料、例えば直径が約0.1111I11
の断面円形状のアモルファスワイヤが用いられる。アモ
ルファスワイヤとしては、例えば、(Fe  C0x)
75Si1−× 1oB15(原子%)(xはFeとGoとの割合を示す
もので、0〜1の値をとる。)等が適している。
導体板130a 、  130bは、第6図に示すよう
にガラスエポキシ等の絶縁性基板の片面に銅板を貼着し
たプリント基板131にエツチング加工を施し、複数(
図示例では17本)の両端にランド孔を有する線状の導
体132を形成してなるものである。
前記各基板間は接着シートにより接着・固定される。こ
の時、磁性体板120a〜120cの磁性体11はX方
向に沿って配置され、導体板130a。
130bの導体はX方向に直交する方向に配置される。
なお、他の製造方法として、磁性体板の両件側にプリン
ト基板を接着・固定し、その後、エツチング処理により
導体を形成し、もしくは形成せず、前記シールド板11
0a、ii性体板120a、導体板130aの組、導体
板130b、!i性体板120G 。
シールド板110bの組を作成し、これらの間に磁性体
板120bを挟み、さらに接着・固定するようになして
も良い。位置検出部10全体の厚さは、実際は2〜3+
m程度であるが、第4図乃至第6図では厚さ方向のみを
拡大して表わしている。
導体板130aと130bの各導体は、上下に重なり合
う導体同士が一端のランド孔にてスルーホール処理によ
り接続され、磁性体板120b中の磁性体11の周囲を
巻回する励磁線12a〜12h及び検出線13を交互に
形成する。各励磁線12a〜12hの導体板130a側
の他端は、それぞれ信号選択回路40に接続され、励磁
線12a〜12hの導体板130bllの他端′1共通
9接地さ−1,・る。また、検出線13の導体板130
a側の他端は、隣接する検出線13の導体板130b側
の他端に接続され、即ち直列に接続され、検出線13の
両端は位置検出回路50に接続される。
なお、前記位置検出部10において、磁性体板120a
 、  120cは、第7図に示すようにその中の磁性
体11により励磁線の周囲に発生する磁束の通り道を構
成し、より大きな電磁誘導を得るためのものであり、特
に設けなくても良い。また、シールド板1ioa 、 
 1iobは外部からのノイズの混入、及び外部への誘
導雑音の放出を防止するためのものであり、特に設けな
くても良い。
第8図は磁性体板の他の例を示すもので、多数の絶縁性
繊維123をほぼ平行に配列し、該絶縁性繊維123の
間に複数の長尺の磁性体11を所定間隔隔てて配列した
縦糸群(または横糸群)124と、多数の絶縁性繊維1
25からなる横糸群(または縦糸群)126とを平織し
、織物状となし、これらをエポキシ樹脂等の絶縁性樹脂
で固めて板状となしたものである。この磁性体板によれ
ば、厚さをより小さくでき、更に薄い位置検出部10を
構成することができる。なお、絶縁性繊維123.12
5としては例えば、ガラス繊維が用いられる。また、図
面上では各繊維及び磁性体の間が離れて示されているが
、実際には隙間なく構成されるものであり、また、磁性
体間には2本の繊維が配列されているが、実際には磁性
体間の間隔を保持する為に必要な本数の繊維が配列され
る。
第9図は位置指定用磁気発生器20の具体例を示す断面
図、第10図はその電気回路図である。
同図において、21は合成樹脂等からなるペン状の容器
であり、その一端には先端先細状の棒磁石22が軸方向
に摺動自在に収容されている。また、容器21の他端側
には周方向に亘って透明なプラスチック等からなる赤外
線透過窓23が設けられ、その内側には円錐体の周面に
クロムメッキ等を施した反射体24と、赤外線発光ダイ
オード25とが収納されている。26a、26bは操作
スイッチで、操作スイッチ26aは容器21の先端側の
一側に取付けられ、操作スイッチ26bは棒磁石22の
他端に対向して取付けられている。また、27は信号発
生回路、28は電池で、容器21内の適所に収納されて
いる。信号発生回路27は、測定開始、位置入力等の位
置検出回路50に対する複数(ここでは3通り)の命令
を幾つかのパルス信号の組合せによる複数のコード信号
にそれぞれ変換するもので、デコーダ27aとコード信
号発生器27bとダイオード駆動用トランジスタ27c
とを備え、操作スイッチ26a、26bのオン・オフの
組合せに従って、コード信号を発生し、発光ダイオード
25を駆動する。而して、操作スイッチ26aをオンす
ると、測定開始のコードを示す赤外線信号がダイオード
25より反射体24、透過窓23を介して発信され、そ
のままカバー29を取り付けた棒磁石22の先端を入力
面に押し当てると、該棒磁石22がスライドしてスイッ
チ26bがオンし、位置入力のコード信号を示す赤外線
信号が発信きれる如くなっている。
第11図は駆動電流源30の具体例を示すもので、図中
、31は積分回路、32はバンドパスフィルタである。
積分回路31はその入力端子33に後述する位置検出回
路50の演算処理回路からのクロックパルス(またはこ
れを分周したパルス)を受け、これを積分し、三角波信
号に変換する。バンドパスフィルタ32では、前記三角
波信号を正弦波信号に変換し、その出力端子34より信
号選択回路40に送出する。なお、基準(入力)信号に
クロックパルスを用いたのは位置検出回路50と同期を
とるためである。
第12図は信号選択回路40の具体例を示すもので、図
中、41はマルチプレクサ、42はドライバ回路である
。マルチプレクサ41は1つの入力端子と、複数(図示
例では8個)の出力端子を有する周知のもので、位置検
出回路50からの制御信号に従って、入力信号、即ち駆
動°電流源30からの交番電流を各出力端子に切替えて
送出する。ドライバ回路42は複数のNPNトランジス
タからなるもので、各トランジスタのコレクタは+(プ
ラス)の電源に接続され、またペースはマルチプレクサ
41の出力端子に接続され、更に1゛□ エミッタは位置検出部10の各励1a線12a〜12h
に接続され、選択された励磁線のみに増幅した交番電流
を送出する如くなっている。
第13図は励磁線が多数(ここでは16本)の場合に有
効な信号選択回路40の他の構成例を示す。同図におい
て、43.44は出力端子が4個のマルチプレクサ、4
5.46は4個のトランジスタからなるドライバ回路で
あって、ドライバ回路45の各トランジスタは同数に群
分けされた励磁線12′の各群に共通に接続され、また
、ドライバ回路46の各トランジスタは各群の励v11
線のうちの1つにそれぞれ接続され、マルチプレクサ4
3.44の両方に選択された励磁線のみに交番電流が加
えられる如くなっている。この構成によれば、多数の励
磁線を選択切替え可能な信号選択回路を少ない出力端子
のマルチプレクサにより構成することができ、各励磁線
とドライバ回路との間の配線も少なくすることができる
第14図は位置検出回路50の具体的構成を示す回路ブ
ロック図である。同図において、前述した位置指定用磁
気発生器20の発光ダイオード25より、測定開始のコ
ードを示す赤外線信号が発信されると、該赤外線信号は
赤外線受光ダイオード51で受信され、更に受信機52
で増幅・波形整形され、元のコード信号に変換され、更
に測定開始の命令信号に戻され、入力バッファ53に送
出される。演算処理回路54は入力バッファ53より前
記命令信号を読み取り、測定開始を認識すると、出力バ
ッフ?55を介してマルチプレクサ40へ制御信号を送
り、駆動信号源30の駆動電流を励磁線12a〜12h
へ次々に切替えて入力する。また、検出線13″に発生
する誘導電圧は増幅器56へ入力され、増幅され、更に
検波器57で整流されて直流電圧に変換され、更にアナ
ログ−ディジタル(A/D)変換器58にてディジタル
値に変換され入力バッファ53を介して演算処理回路5
4に送出されるが、演算処理回路54では前記制御信号
に同期して該ディジタル値を読み取る。演算処理回路5
4では前記各誘導電圧(ディジタル値)をメモリ59に
一時記憶し、これらの中より最大の電圧値を有する誘導
電圧V、を検出する。さらに演算処理回路54はメモリ
59内より前記誘導電圧V、と、その前後の誘導電圧v
  、■  を取り出し、これらをそれに−1k+1 ぞれ前記(6)式における電圧V、V、V5として(6
)式の演算処理を行ない、X座標値を求める。
第15図は極大値付近の電圧値を検出する処理の流れを
、また第16図は演算処理の流れを示すもので、図中、
SNはステップナンバー、C8は交番電流を流す励磁線
(コイル)の番号を示すコイルスキャンナンバー、SD
は検出線から取出されたディジタル値を示すサンプリン
グデータ、Hしは所定の判定レベル、CNは検出された
極大値に最も近い電圧を誘起した励磁線の番号を示すセ
ンターコイルナンバー、Ml 、M2はメモリに一時記
憶するデータ、DI 、 C2、C3、C4。
C5は、それぞれ番号が(CN−2)。(CN−1>、
(CN)、(CN+1>、(ON+−2>の励磁線に交
番電流を流した時にサンプリングされたデータである。
このようにして求められたディジタ・ル値のX座標値は
、一旦、メモリ59に記憶されるが、前記測定開始を示
ず信号が出されている間、上述したような測定及び演算
が所定時間毎に繰返され、その値は更新される。次に、
位置指定用磁気発生器20より位置指定のコードを示す
赤外線信号が発信され、受光ダイオード51、受信1!
1152、入力バッファ53を介して演算処理回路54
に認識されると、その時点における前記ディジタル値の
X座標値が入力値として、出力バッフ76Qを介してデ
ィジタル表示器(図示せず)に送出され表示され、また
はコンピュータ(図示せず)に送出され処理されたり、
あるいはディジタル−アナログ(D/A)変換器61を
介してアナログ信号に変換され処理される。
なお、実施例中の磁性体、励磁線及び検出線の本数は一
例であり、これに限定されないことはいうまでもない。
また検出線の間隔は2〜5mm程度であれば比較的精度
良く位置検出ができること     1が実験により確
かめられている。また、位置指定用磁気発生器も永久磁
石に限定されることはなく電磁石でもよい。
また、前記実施例において、測定開始、位置指定等を示
す信号を位置指定用磁器発生器20から位置検出回路5
0まで赤外線信号を用いて伝送したが超音波信号を用い
ても良い。また、前記座標入力を示す信号は単に座標値
の入力のタイミングを演算処理回路54に認識させる為
のものであるから特に磁気発生器20より送ることを要
するものではなく、位置検出回路50自体に設けたキー
ボードその他のスイッチ回路より前記タイミングを認識
させる信号を送る如くなしても良い。
第17図は本発明の他の実施例を示すものである。同図
において、71及び72はX方向及びY方向の位置検出
部、73及び74はX方向及びY方向用の信号選択回路
で、それぞれ前記位置検出部10、信号選択回路40と
同様な構成を有しており(但し、図面では簡略のためそ
の細部については省略する。)、該位置検出部71.7
2についてはその各磁性体がそれぞれX方向及びY方向
に直交する如く、互いに重ね合わされている。
また、75は位置検出回路で、X方向及びY方向の位置
検出を交互に行なわせるようにした点を除いて前記位置
検出回路50と同様である。従って、この実施例によれ
ば、X方向及びY方向の2方向の位置(座標)検出が容
易に出来る。なお、位置指定用磁気発生器、駆動電流源
の構成は前記実施例と同じで良い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、検出線は磁性体及
び励磁線周囲の全域に亘って複数回巻回されているので
、該検出線に大きな誘導電圧が発生することになり、且
つ誘導電圧の出力変化が大きくなり、従って、位置検出
範囲を大きくとることが可能となる。また、位置検出の
為に位置指定用磁気発生器と他の装置との間に信号をや
りとりする必要がないためコードレスとすることができ
、更にまた、位置指定の為に必要とする磁気バイアスの
量は、数エルステッド(○e)程度で良いので、該位置
指定用磁気発生器は位置検出部より多少離しても位置指
定が可能であり、位置検出部の裏面からの位置指定も可
能であり、強磁性体以外の金属を入力面上に載置するこ
ともできる。
また、励磁線と検出線との間の磁束変化が磁性体内で行
なわれ、その結合が密でSN比が良くなり、また外部か
らの誘導を受けにくくかつ外部への誘導ノイズの発生が
少なくなる。また、位置検出部をX方向及びY方向に設
けたものによれば、X方向及びY方向の2方向の位置検
出が可能となる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の説明に供するもので、第1図は本発明の
主要な構成を示す説明図、第2図は磁気バイアス対透磁
率の特性図、第3図は検出線に発生する誘導電圧の一例
を示すグラフ、第4図は位置検出部10の具体的な構成
を示す分解斜視図、第5図は磁性体板の製造のようすを
示す図、第6図は導体板の斜視図、第7図は励磁線の周
囲の磁束のようすを示す図、第8図は磁性体板の他の例
を示す要部斜視図、第9図は位置指定用磁気発生器の具
体的な構成を示す断面図、第10図はその電気回路図、
第11図は駆動電流源の具体的な構成を示す回路図、第
12図は信号選択回路の具体的な回路図、第13図は信
号選択回路の他の具体的な回路図、第14図は位置検出
回路の具体的な構成を示す回路ブロック図、第15図は
極大値付近の電圧値を検出する処理の流れを示す図、第
16図は演算処理の流れを示ず図、第17図は本発明の
他の実施例を示す説明図である。 10・・・位置検出部、20・・・位置指定用磁気発生
器、30・・・駆動電流源、40・・・信号選択回路、
50・・・位置検出回路、11・・・磁性体、12a〜
12h・・・励磁線、13・・・検出線、71・・・X
方向位置検出部、72・・・Y方向位置検出部。 特許出願人  株式会社 ワコム 代理人弁理士  古 1)精 孝 +’ 第1図 第2図 呑広先ハイプス(Oe) 第3図 第5図 第6図 第7図 2c 第8図 シ、  第11図 第12図 第14図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いにほぼ平行に配列された複数の長尺の磁性体
    と、該複数の磁性体の周囲にその長手方向と直交する方
    向に所定間隔隔てて配設された複数の励磁線と、前記複
    数の磁性体及び該複数の励磁線の周囲のほぼ全域に亘っ
    て複数回巻回された検出線とを備えた位置検出部と、定
    常的な磁界を発生する位置指定用磁気発生器と、所定周
    期の交番電流を発生する駆動電流源と、前記励磁線のそ
    れぞれに前記所定周期の交番電流を次々に切替えて加え
    る信号選択回路と、前記検出線に誘起する誘導電圧を次
    々に取出し、これらより前記位置指定用磁気発生器の指
    定位置を算出する位置検出回路とからなる位置検出装置
  2. (2)互いにほぼ平行に配列された複数の長尺のX方向
    の磁性体と、該複数のX方向の磁性体の周囲にその長手
    方向と直交する方向に所定間隔隔てて配設された複数の
    X方向の励磁線と、前記複数のX方向の磁性体及び該複
    数のX方向の励磁線の周囲のほぼ全域に亘って複数回巻
    回されたX方向の検出線とを備えたX方向位置検出部と
    、該X方向位置検出部と同様の構成を有し且つこれと重
    ね合わされたY方向位置検出部と、定常的な磁界を発生
    する位置指定用磁気発生器と、所定周期の交番電流を発
    生する駆動電流源と、前記X方向及びY方向の励磁線の
    それぞれに前記所定周期の交番電流を次々に切替えて加
    えるX方向及びY方向の信号選択回路と、前記X方向及
    びY方向の検出線に誘起する誘導電圧を次々に取出し、
    これらより前記位置指定用磁気発生器のX方向及びY方
    向の指定位置を算出する位置検出回路とからなる位置検
    出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6298421A (ja) * 1985-10-24 1987-05-07 Unitika Ltd タブレツト用プリント配線基板

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