JPS61226361A - ステアリングギヤ装置 - Google Patents

ステアリングギヤ装置

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Publication number
JPS61226361A
JPS61226361A JP6817285A JP6817285A JPS61226361A JP S61226361 A JPS61226361 A JP S61226361A JP 6817285 A JP6817285 A JP 6817285A JP 6817285 A JP6817285 A JP 6817285A JP S61226361 A JPS61226361 A JP S61226361A
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JP
Japan
Prior art keywords
pinion
shaft
rack
pinion shaft
bearing cage
Prior art date
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Application number
JP6817285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH042467B2 (ja
Inventor
Shoichi Sano
佐野 彰一
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH042467B2 publication Critical patent/JPH042467B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野)゛ 本発明はラックピニオン式のステアリングギヤ装置に関
する。
(従来の技術) ステアリングギヤ装置の一種として剛性が高く、コンパ
クトであり、製造上特別な技術を要しないこと等の利点
からハンドルによって回転されルヒニオンにラックを噛
合したラックピニオン式のものが広く採用される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このラックピニオン式ステアリングギヤ
装置の一つの欠点は、ピニオンの最小径(最小歯数)が
強度確保上の制限からあまり小さくできず、その結果、
減速比をさほど大きくとれないことである。
このため、比較的小型の車両でも、例えば前輪操舵荷重
が大きなFF車の場合には、操舵力軽減のためのパワー
アシスト装置を付設することが望まれる。
従って本発明の目的は、ラックピニオン式でありながら
減速比を自由に選べることができ、特に操舵力の軽減比
を可能とし、併せてバックラッシュ調′kIi機能をも
具備したステアリングギヤ装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成すべく未発明は、ハンドルと連動して回
転する第1ピニオン軸(11)と、ラック軸(8)との
間に、第1ピニオン軸(11)のピニオン(12)に噛
合するピニオン(22)とラック軸(8)のラック(9
)に噛合するピニオン(23)を備える第2ピニオン軸
(21)を介設するとともに、この第2ピニオン軸(2
1)を軸受ケージ(31)に軸承保持し、この軸受ケー
ジ(31)とギヤボックス(1)間に予圧機構(41)
、(4B)を設けたことを特徴とする。
(作用) 第1ピニオン軸(11)と第2ピニオン軸(2)との間
で十分な減速比を得ることが可能となるので、パワーア
シスト装置を付設せずとも、操舵力の軽減化が図れる。
そして第2ピニオン軸(21)を軸承保持する軸受ケー
ジ(31)とギヤボックス(1)間に予圧機構(41)
、(4B)を設けたので、全てのギヤのバックラッシュ
調整が簡単に行える。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を詳述する。
第1図はステアリングギヤボックス部分の外観斜視図、
第2図はそのギヤの原理斜視図で、第3図はギヤボック
ス内の縦断側面図である。
既知の如くステアリングギヤボックス(1)内には左右
の前輪用タイロッドを連結支持するラック軸(8)と、
ハンドルによって回転される第1のピニオン軸(11)
とが直交配置されて組込まれる。
ギヤボックス(1)は前部をカバー(7)で閉じられ、
前部の左右に突出する筒形ボス(2) 、(2)でラッ
ク軸(8)を左右方向摺動自在に軸承し、後方に突出す
る筒形ボス(3)内に後方から第1ピニオン軸(11)
を組込む。第1ピニオン軸(11)の中間部にはピニオ
ン(12)が形成され、ピニオン(12)より後方の軸
部とボス(3)間にはポールベアリング(i5)を介装
し、ピニオン(12)より前方の軸部とギヤボックス(
1)内に設けた軸受ボス(4)間にはニードルベアリン
グ頁1B)を介装する。第3図中(17)はシール、 
(1B)、(19)はストッパリングである。
そしてランク軸(8)のラック(9)及び第1ピニオン
軸(11)のピニオン(12)上方のギヤボックス(1
)空間内に中間軸をなす第2ピニオン軸(21)を配設
する。第2ピニオン軸(21)は中間部の前後にそれぞ
れピニオン(22) 、(23)を備え、後部のピニオ
ン(22)はifピニオン軸(11)のピニオン(12
)より十分に歯数が多く、また前部のピニオン(23)
は後部のピニオン(22)よりも歯数が少なく、この第
2ピニオン軸(21)の後部ピニオン(22)を第1ピ
ニオン軸(11)のピニオン(12)に噛合させるとと
もに、前部ピニオン(23)をラック(9)に噛合させ
る。
更に斯かる第2ピニオン軸(21)を軸受ケージ(31
)に軸承保持する。軸受ケージ(31)は前部をボック
ス(32)、後部を筒形ボス(33)、中間部を第4図
及び第5図にも示すように上下方向に貫通する窓部(3
4)を形成した左右の側壁(35)、(35)とを一体
化して備えた鞍型をなし、前部ボックス(32)内には
キャップ(37)の軸受ポス(38)を嵌合し、キャッ
プ(37)をボックス(32)にポル) (39)・・
・にて結合するに の軸受ケージ(31)の前部ボックス(32)内に嵌合
シタキャップ(37)の軸受ポス(38)内にニート/
l/ベアリング(25)を介装し、第2ピニオン軸(2
1)の前部ピニオン(23)より前方の軸部を軸承する
とともに、後部筒形ボス(33)内にニードルベアリン
グ(26)を介装し、後部ピニオン(22)より後方の
軸部を軸承する。
斯くして第2ピニオン軸(21)を軸承保持した軸受ケ
ージ(31)とギヤボックス(1)間にはバックラッシ
ュ調整装置を構成する。
先ず軸受ケージ(31)の左右の側壁(35) 、 (
35)の中間部上面に球面穴(3El) 、 (3B)
を形成し、この球面穴(3B) 、 (3B)に臨むべ
く先端を球面部に形成した押しネジ(41)、(41)
をギヤボックス(1)の上型に螺合する。この押しネジ
(41)、(41)を球面穴(3B) 、(3B)に押
し当て、軸受ケージ(31)を下方へ押圧し、ピニオン
(12)、(22)とピニオン(23)及びラック(9
)との2組のギヤ噛合部が外れず、しかも堅くならない
ように位置決めする。そして押しネジ(41)、(41
)にナツト(42)、(42)を締結して固定する。
更に軸受ケージ(31)の前後のボックス(32)及び
筒形ボス(33)が望むギヤボックス(1)上型の前後
には有底筒形ネジ(45) 、(45)を螺合し、この
筒形ネジ(45)、(45)内に予圧スプリング(4B
) 、 (4B)を収容し、スプリング(48) 、 
(4B)の下部を軸受ケージ(31)のボックス(32
)及び筒形ボス(33)の上面に圧接させ、このスプリ
ング(4111) 、(4B)により軸受ケージ(31
)を下方へ常時押圧付勢する。そして筒形ネジ(45)
、(45)にナツト(47)、(47)を締結して固定
する。
このように第1ピニオン軸(11)とラック軸(8)と
の間にそれぞれのピニオン(12)及びラック(8)に
噛合するピニオン(22) 、(23)を備える第2ピ
ニオン軸(21)を介設したため、第1ピニオン軸(1
1)のピニオン(12)と第2ピニオン軸(21)のピ
ニオン(22)との歯数を選択することにより強度上制
約なく減速比を自由に大きくとることができる。これに
より操舵力を従来に比べて大巾に軽減できるので、従来
はパワーアシストを必要とし゛ていた場合でもノンパワ
ーのシンプルな機構で対応できる。
尚、減速比の変更は第1及び第2の両ピニオン軸(11
)、(21)を交換するだけで足りるので、大物のギヤ
ボックス(1)と軸受ケージ(31)は共通に用いられ
る。
更に第2ピニオン軸(21)を保持する軸受ケージ(3
1)を2木の押しネジ(41)、(41)で位置決め調
整するため、ピニオン(12)、(22)とピニオン(
23)及びラック(9)との2組のギヤ噛合部のバック
ラッシュ調整と同時に、第2ピニオン軸(21)の2個
のベアリング(25)、(213)のクリアランス、第
1ピニオン軸(11)の2個のベアリング(+5) 、
(1B)のクリアランス、ラック軸(8)の軸受部のク
リアランスの全てをも斯かる押しネジ(41)、(41
)によって調整できる。
また軸受ケージ(31)を2本の予圧スプリング(4f
l)、(as)により下方へ常時押圧付勢するため、ギ
ヤ噛合部及び軸受部の摩耗が進んでもクリアランスの発
生を自動調整によって防止でき、ガタ等の心配もなくな
る。
そして斯かるバックラッシュ調整及びクリアランス調整
によりギヤボックス(1)本体の加工精度は、従来のよ
うに第1ピニオン軸とラック軸とを直接ギヤ噛合させた
ものよりラフなもので足りることとなる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、ラックピニオン式ステア
リングギヤ装置において、ハンドルと連動して回転する
第1ピニオン軸とラック軸との間にそれぞれのピニオン
及びラックに噛合する2個のピニオンを備える第2ピニ
オン軸を介設したため、減速比を自由に選んで特に大き
な減速比を得ることができるので、パワーアシスト装置
を必要とすることなく操舵力の軽減化を達成できる。更
に第2ピニオン軸を軸承保持する軸受ケージを設け、こ
の軸受ケージとギヤボックス間に予圧機構を設けたので
、個々のバックラッシュ調整を不要とし、全てのギヤの
バックラッシュ調整を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はステアリングギヤボックス部分の外観斜視図、
第2図はそのギヤの原理斜視図、第3図は第1図■−■
線断面図、第4図は第3図IV−ff線断面図、第5図
は軸受ケージ部分の平面図である。 尚、図面中(1)はギヤボックス、(8)はラック軸、
(8)はラック、(11)は第1ピニオン軸、(12)
はピニオン、(21)は第2ピニオン軸、(22)、(
23)はピニオン、(31)は軸受ケージ、(41)は
押しネジ、(48)は予圧スプリングである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハンドルと連動して回転する第1ピニオン軸と、ラック
    軸と、該ラック軸のラックに噛合するピニオンと第1ピ
    ニオン軸のピニオンに噛合するピニオンを備える第2ピ
    ニオン軸と、該第2ピニオン軸を軸承保持する軸受ケー
    ジと、該軸受ケージとギヤボックス間に設けた予圧機構
    とから成るステアリングギヤ装置。
JP6817285A 1985-03-29 1985-03-29 ステアリングギヤ装置 Granted JPS61226361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6817285A JPS61226361A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 ステアリングギヤ装置

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JP6817285A JPS61226361A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 ステアリングギヤ装置

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Publication Number Publication Date
JPS61226361A true JPS61226361A (ja) 1986-10-08
JPH042467B2 JPH042467B2 (ja) 1992-01-17

Family

ID=13366083

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JP (1) JPS61226361A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316268U (ja) * 1986-07-18 1988-02-03
DE10344731A1 (de) * 2003-09-26 2005-05-04 Audi Ag Lenkvorrichtung für Kraftfahrzeuge
KR20200034364A (ko) * 2018-09-21 2020-03-31 주식회사 만도 자동차의 조향장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316268U (ja) * 1986-07-18 1988-02-03
DE10344731A1 (de) * 2003-09-26 2005-05-04 Audi Ag Lenkvorrichtung für Kraftfahrzeuge
KR20200034364A (ko) * 2018-09-21 2020-03-31 주식회사 만도 자동차의 조향장치

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JPH042467B2 (ja) 1992-01-17

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