JPS61224918A - 魚病の予防治療用組成物 - Google Patents

魚病の予防治療用組成物

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JPS61224918A
JPS61224918A JP60065192A JP6519285A JPS61224918A JP S61224918 A JPS61224918 A JP S61224918A JP 60065192 A JP60065192 A JP 60065192A JP 6519285 A JP6519285 A JP 6519285A JP S61224918 A JPS61224918 A JP S61224918A
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JP
Japan
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fish
protease
antibacterial agent
lipase
digestive enzyme
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JP60065192A
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English (en)
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波多野 成義
洋一 山下
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Pfizer Japan Inc
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Pfizer Taito Inc
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は魚病の予防治療用組成物に関する。より詳しく
は、本発明は抗菌剤および消化酵素を含有してなる魚類
の細菌感染症の予防治療用組成物、爽に該組成物を魚類
に投与することを特徴とする魚類の細菌感染症の予防治
療方法に関する。特に本発明は養殖漁業に於いて、利用
価値のめるものである。
従来技術 近年、海面、内水面の養殖漁業の発展に伴い、多種多様
な魚病の発生が見られる。特に細菌感染症はブリ(ハマ
チ)、ウナギ、マス、マダイ、ヒラメ、クルマエビ、ア
ユ、コイ等の養殖魚種を侵し、養殖漁業は甚大な被害を
被っている。細菌感染に起因する魚病は、個々の魚種に
つらて例えは、ブリの連鎖球菌症、類結節症、ビブリオ
病、マダイの潰瘍病、ウナギのパラコロ病、鰭赤病、マ
スのせっそう病、コイの鯰ぐされ病、まつかさ病、アユ
の口くされ病等が挙げられる。これらの魚病の予防治療
を目的として、各棟抗菌剤を養殖用餌料中に添加して魚
に投与する方法、或いは抗菌剤を養殖水に溶解してその
水中に病魚を浸漬遊泳させる方法(薬浴法)が便来一般
に採用されてきた。
発明が解決しようとする問題点 抗菌剤の奉独投与に頼る従来方法は予防治療効果、経済
性等の観点より満足すべき効果をあげておらず、より有
効で且つ経済性の高い方法が要望されている。
ブリの連鎖球菌症をはじめ、ブリ、アユ、タイのビブリ
オ病そしてウナギの鰭赤病等は、経口的に侵入した病原
菌が魚の腸管内で異常増殖することにより発病する場合
が多い、又、これらの細菌感染症は、サバ、マイワシ等
の生餌科給与による餌料性障害の併発により症状が悪化
することも知られている。
問題点を解決するための手段・ 本発明者らは、かかる魚類の細菌感染症の特徴を踏まえ
た上で、鋭意これらの魚病の予防、治療方法を研究した
結果、消化酵素と抗菌剤を併用して魚類に投与するたと
により、予期されない程優れた予防並びに治療効果が達
成されることを見い出し、本発明を完成するに至った。
後に詳述するように、本発明に使用ちれる消化酵素は、
餌料の消化促進作用のみならず魚病の原因となる病原菌
に対して殺菌(溶菌)作用あるいは静菌作用を有する。
それ故、本発明の効果も抗菌剤の抗菌力と消化酵素の消
化力の相加効果にのみ基づくものではなく、抗菌剤の抗
菌力、消化酵素の消化力および静菌力の結合によっては
じめてよシ強い効力として発揮されることは明らかであ
る。
尚、消化酵素に潜在する細菌抑制力は今まで、当業者に
知られていなかった。
本発明は少なくとも1つの抗菌剤および少なくとも1つ
の消化酵素を含有してなる魚類の細菌感染症の予防治療
用組成物を提供する。
又、抗菌的に有効な量の少なくとも1つの抗菌剤と、少
なくとも1つの消化酵素を魚類に併用して絨口投与する
ことを特徴とする魚類の細菌感染症の予防治療方法も、
本発明に包含される。好適には、本発明の活性化合物(
即゛b1抗菌剤及び消化酵素)は魚類の餌料中に配合さ
れて投与される。
更に、消化酵素の新たに発見された魚病の病原菌に対す
る殺菌るるいは静菌作用を利用して、病原菌を抑制する
方法も本発明に包含される。即ち、すくなくとも1つの
消化酵素の細菌阻害量を細菌と接触させることを特徴と
する魚類の病原菌の抑制方法である。
作用 本発明の対象とする魚病は当業者に知られている酩ての
細菌感染症を指すが、その中でも特に、ブリの連鎖球菌
症、類結節症、そしてビブリオ病を対象とした場合、顕
著な予防治療効果が得られる。しかしながら、上記従来
技術の項に於いて例示した他の細菌性魚病に対しても、
勿論本発明は有効である。
本発明に用いられる抗菌剤は、魚病の細菌感染症に対し
て効果のあるものなら、とくに制限はないが、水産業者
に公知の急用抗菌剤、例えばアンピシリン(ブリの類結
節症)で代表されるペニシリン系抗生物質;オキシテト
ラサイクリン(ブリのビブリオ病)ト9キシサイクリン
寺のテトラサイクリン系抗生物質;スルファジメトキシ
ン寺のサルファ剤およびオキソリン酸、ピロミド酸(マ
スのせっそう病)等の合成抗菌剤;ス♂ラマイシン、オ
レアンPマイシン、エリスロマイシン等のマクロライド
系抗生物質の中から選ぶのが好ましい。
特に好適な抗菌剤はドキシサイクリン、オキシテトラサ
イクリン、オレアンドマイシンそしてアンピシリンであ
る。これらの適当な抗菌剤とは抗菌性化合物又は、急用
として許容される抗菌性化合物の塩類、あるいは付加体
をも含む。急用として許容される塩とは、例えば塩酸塩
、硫酸塩、リン酸塩、第4級アンモニウム塩、その他の
塩類である。抗菌剤として1棟類のみを使用してもよい
が、2棟以上の異なった抗菌剤を同時に使用することも
できる。
抗菌剤の抗菌的に有効な投与量とは、抗菌剤の特定病原
#l#に対するM工C(最少発育阻止濃度)を基準にし
て決定できるが、通常、魚体1量1にg当v1日単位約
5〜力価から200■力価、好ましくは約20m9力価
から100119力価位が過当である。
これらの範囲外の投与量も魚の状態により随時使用され
る。
本発明に用いられる消化酵素は、プロテアーゼ、リパー
ゼ、セルラーゼ、アミラーゼ等、周知の酵素である。本
発明に於いて、1種類のみの酵;Sを使用してもよいが
、2′M1類以上併用してもよい。
好適には、プロテアーゼ、リパーゼの組合せを用いるこ
とができる。実際、特定の活性単位配合比(プロテアー
ゼ:リノセーゼ=llOニア)で配合された両酵素の混
合物が市販されているので、これを本発明の目的に使用
することは簡便である。複数の消化酵素を用いる場合、
各々の配合比は予防治療効果に影響を及ぼさない限り、
限定する必要はない。消化酵素の有効な投与量は抗菌剤
の場合と同様、酵素の消化力および病原細菌抑制力によ
って定められる。
本発明の組成物を魚類に投与するには、°常用される養
魚餌料に、活性成分である抗菌剤と消化酵素の必要量を
均一に混和し、餌料全経口的に摂取させればよい。この
場合、直接養魚餌料に添加してもよいが、予め活性成分
を餌料中で許容される担体、賦形剤又は稀釈剤で希釈し
たプレミックスの形にした後に、餌料に配合することも
できる。
餌料中の有効成分(抗菌剤ならびに消化酵素)の濃度は
約200〜1.000 ppm(餌料の全量に基づく)
程度が適当であシ、これを1日の単位量として、3日〜
10日間連続投与するのが望まれる。しかしながら、魚
の病状、その他の状況に応じて前記以外の投与鷲、投与
期間を選択してもよい。経口投与以外に、薬浴法によっ
て本発明の組成物を使用して目的を達することもできる
餌料に用いられる適当な担体、賦形剤としては例えば、
フィツシュミール、ビール酵母、小麦グルテンが例示さ
れる。又、適当な稀釈剤社、水、餌料用魚油等である。
もし必要ならば、配合餌料は少量の金属類、ビタミン類
、あるいは魚肉の酸、化防止剤を含んでもよい。
消化酵素は蛋白質、脂質、戻水化物等を加水分解し、消
化を促進し、吸収を助ける。従って、消化酵素を急用餌
料に配合すると、餌料の消化効率は高まり、自然と餌料
性障害の発生が阻止される。
消化効率の向上はそれ自身、魚病の予防治療に間接的に
寄与するであろうが、本発明においては、より進んで、
消化酵素が病原細菌を抑制して予防治療に直接的に寄与
しているところに特徴がある。
本発明の構成から明らかなように、本発明の効果は抗菌
剤の単独使用では認められず、消化酵素と抗菌剤の併用
により、はじめて達成されたわけである。消化酵素は単
に、餌料の消化を促進し、魚を健康な状態に保ち、又は
罹病魚の回復力を向上するのみならず、病原菌を溶菌し
あるいは菌の増殖を抑制するので、結果として、併用さ
れる抗菌剤の抗菌力を増強することになる。そこで、餌
料中の抗菌剤の使用濃度を抗菌剤単独投与の場合より低
下させても、同程度の予防治療効果が期待できる。しか
も餌料の消化効率は当然、改善されるわけであるから、
餌料効率も改善し、抗菌剤の使用量も少なくて済み、経
済性の面からも本発明の技術は魅力的である。
本発明の予防治療組成物および予防治療方法は魚類のm
菌感染症に対して優れた効果を奏する上に、急用餌料と
して投与適用でき簡便なものである。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが
、もとよりこれらは本発明の範囲を制限するものではな
い。
実施例 l 市販のブリ用配合飼料に活性化合物を配合、混和して下
記の表に表わされる最終組成を有する餌料組成物を調製
した。
魚粉       52.3 肉骨粉                3.0大豆油
粕               5.0コーングルテ
ンミール         3.0トルラ酵母    
           2.、。
小麦粉              28.4ポリアク
リル酸ナトリウム       0.3ビタミン・′ミ
ネラル混合物       2.3抗菌剤(オキシテト
ラサイタリン)    ZOl  (アンピシリン)1
.6 消化酵素(プロテアーゼ、リパーゼ)  0.1合  
 計          100.0この組成物は完全
な餌料としてブリに給餌し、ブリを飼育することができ
る。本組成物と同−又は類似の組成物を、実施例4の方
法に於いて用いることができる。
実施例 2 生餌(マイワシ)に活性化合物を下表の重量比で配合し
、混和して餌料組成物を調製し九。
成    分            l量チマイワシ
              99.08抗菌剤(オキ
シテトラブイタリン)      0.5ON (アン
ピシリン)           0.40消化酵素(
プロテアーゼ、リパーゼ)     0.02合   
 計           100.0この組成物は完
全な餌料としてブリに給餌し、プリt−飼育することが
できる。本組成物と同−又は類似の組成物を実施例4の
方法に於いて用いることができる。
実施例 3 市販の養鰻用配合飼料比活性化合物を配合、混和して下
記の表に表わされる最終組成を有する餌料組成物を調製
した。
魚粉        6&94 ビール酵母                 5.4
0α化ばれいしょでん粉          22.、
OOビタミン・ミネラル混合物         3.
60抗菌剤(オキシテトラサイクリン)      O
,OS消化酵素(プロテアーゼ、リパーゼ)     
0.01合    計           100.
0この組成物は完全な餌料としてウナギに給餌し、ウナ
ギを飼育することができる。
抗菌剤としてオキシテトラサイクリンの代わシにオキソ
リン酸を配合すると冥施例違で使用できる組成物ができ
る。
実施例 4 本発明に用いられる消化酵素の魚病の病原菌に対する殺
菌(溶菌)作用、静菌(増殖抑制)作用は次の試験によ
って確認される。
消化酵素の溶菌作用 試験方法 連鎖球菌症罹病ブリより、連鎖球菌(ストレプトコッカ
ス・エスピー)を単離した。この連鎖球菌単離株からホ
ルマリン死菌、加熱死菌、アセトン・エーテル乾燥菌を
#j4製した。各菌体を酢酸緩衝液(pH5,0)2.
7−に懸濁して、分光光度計上でその透過度を25%+
1%に調製した。プロテアーゼ(110単位)およびリ
パーゼ(7単位)t−酢酸緩衝液に溶解し、緩衝液濃度
を0.1 、0.01 、0.001Mとし、各濃度の
酵素試料液を調製した。酵素試料液0.317を前記菌
体液に添加混合し、吸光度を測定した。対照として酵素
試料液に緩衝液のみ0.311jt−加えたものを用い
九。
吸光度の測定は、吸収波長530 ramに於いて、経
時変化を追跡した。尚、各試料を混合する際の温度は3
0’Cであった。緩衝液としてリン酸緩衝液を用い、全
く同様の試験を繰り返し喪。溶菌活性度(ΔQD)は次
式によって算出する。
ΔOD = (at−8o ) 7 (Ut−Co )
St:試料添加区の6時間後の吸光度 SO:試料添加区の0時間後の吸光度 C6:対照区の6時間後の吸光度 CO:対照区の0時間後の吸光度 試験結果 前述の試験方法に従って、吸光度測定さらにΔODt算
出した結果を第1表に示す。
第1表 第1表の試験結果をグラフ化したものが第1図である。
第1表および第1図から明らかなように、消化酵素(プ
ロテアーゼ、リノクーゼ)は本連鎖球菌単離株に対して
溶菌作用が認められる。
消化酵素の細菌増殖抑制作用 試験方法 プリ養殖餌料マイワシホモジネートに連鎖球菌罹病プリ
より単離した連鎖球菌(ストレプトコッカス・エスピー
)株を接種し、温度25℃で培養した。一方、マイワシ
ホモジネートにプロテアーゼおよびリパーゼを所定量添
加混合した、連鎖球菌を接種し同一条件で培養した。一
定時間培養後、菌数を数えた。
試験結果 前記の試験方法に従って得られた試験結果を第2六に示
す。
第2表 第2我の試験結果は、消化酵素(プロテアーゼ、リパー
ゼ)が連鎖球菌の増殖を顕著に抑えることを示す。
実施例 5 連鎖球菌症、類結節症、およびビブリオ病の自然複合感
染症に罹ったプIJ 12.000匹をA区(4,50
0匹)、B区(3,300匹)、0区(4,200匹)
の3群に分けた。A区の魚には、アンピシリン、オキシ
テトラサイクリン塩酸塩、およびプロテアーゼとリパー
ゼからなる消化酵素を投与した。
B区の魚には、アンピシリンとオキシテトラサイクリン
塩酸塩を投与した。0区は実験対照区とし、この区では
薬剤を一切、魚に与えなかった。1日当り薬剤の投与量
はアンピシリン20TR9力価/M(魚体重)、オキシ
テトラサイクリア5M力価/に9(魚体重)であり、プ
ロテアーゼ209単位およびリパーゼ125単位でめっ
た。
投与方法はすべて谷薬剤の望ましい投与量を与えるよう
に、餌料中に薬剤を添加、配合した後魚に与えて飼育し
た。0区の魚には餌料のみを与えた。投与は前記の投与
量で5日間続けた。
飼育結果を第3餞に示すが、薬剤投与群に於いて、斃死
した魚の数の減少がみとのられる。
抗菌剤のみを投与した5区と本発明の抗菌剤と消化酵素
からなる予防治療剤を投与したA区を比較すると、A区
で、魚の斃死数がさらに減少しており、本発明の方法が
対象魚病の予防治療に優れた効果を示している。
第3表 連鎖球菌症、類結節症、ビブリオ病罹病ブリに対する治
療効果 実施例 6 連鎖球菌症に感染したプ1710,300匹iA区(3
,100匹)、B区(3,700匹)、0区(3,50
0匹)の3群に分けた。A区の魚にはオレアンドマイシ
ンおよびプロテアーゼとリパーゼからなる消化酵素を、
B区の魚にはオンアント3マイシンのみを投与した。0
区は実験対照区とし、この区では薬剤を魚に与えなかっ
た。1日当り薬剤の投与量はオレアンドマイシン5Qy
力価/に9(魚体重)、プロテアーゼ440単位、リパ
ーゼ25.4単位であった。
投与方法はすべて各薬剤の望ましい投与量を与えるよう
に餌料中に薬剤を添加配合した後、魚に与えて飼育した
。0区の魚には飼料のみを与えた。
投与は前記の投与量で6日間続けた。
飼育結果を第4表に示すが、薬剤投与群に於いて、斃死
した魚の数の減少が認められる。抗菌剤のみを投与し7
’jB区と本発明の抗菌剤と消化酵素からなる予防治療
剤を投与したA区を比較するとA区で魚の斃死数が更に
減少しておυ、本発明の方法がブリの連鎖球菌症に対し
て優れ九予防治療効果を示すことがわかる。
第4我 実施例 7 実施例6と同様に、連鎖球菌症感染のプリ各2.200
匹ずつ′t−3群とし、抗菌剤(オキシテトラサイクリ
ン塩酸塩)および消化酵素(プロテアーゼ、リノξ−ゼ
)を含む本発明の予防治療用組成物を投与(A区);抗
菌剤のみを単独投与(B区):餌料のみで飼育(0区)
;以上各区での魚の斃死数を調べた。1日当りの薬剤の
投与量は、オキシテトラサイクリン塩酸塩ioo Mg
力価/ユ(魚体重プロテアーゼ660単位、そしてリパ
ーゼ39.6単位でめった。投与は3日間続は九。飼育
結果を第5弐に示す。
第5表 実施例 8 実施例6七同様に、連鎖球菌症感染のブリ各2.200
匹ずりt−3#とじ、抗菌剤(r1?シサイクリン塩酸
塩)および消化酵素(プロテアーゼ、ワゝ1 パーゼ)t−含む本発明の予防治療用組成物を投与(A
区);抗菌剤のみを単独投与(B区);餌料)・ のみ
で飼育(0区);以上各区での魚の斃死数を調べた。1
日当シの薬剤の投与量はPキシサイクリン塩酸塩501
R9力価/kg(魚体重)、プロテアーゼ660単位、
そしてリパーゼ39.6単位であった。
投与は7日間続けた。飼育結果を第6表に示す。
第6表 第5表、第6表の結果は共に、抗菌剤と消化酵素を併用
する本発明の予防治療方法が抗菌剤の単独方法からなる
従来の方法に比較してブリの斃死率を約%程度に減少さ
せ、非常に優れた方法であることを如実に示している。
実施例 9 オキソリン酸、プロテアーゼ、リノゼーゼを市販養鰻用
配合飼料に添加し、ウナギに対する薬剤の1日当りの投
与量が、オキソリン酸20m9力価/−(魚体重)、プ
ロテアーゼ330単位、リパーゼ19゜8単位となるよ
うに調製し友。この組成物をパラコロ病に罹り九りナギ
に4日間連続して給餌投与したところ、実施例4〜7に
匹敵する満足すべき治療予防効果が得られ、罹病魚の斃
死率が著しく減少した。
実施例 10 オキシテトラサイクリン塩酸塩、プロテーゼ、リパーゼ
を市販マダイ用配合飼料に添加し、マダイに対する薬剤
の1日当りの投与量がオキシテトラサイクリン50M9
力価/ユ(魚体重)、プロテアーゼ220単位、リパー
ゼ13.2単位となるように調製した。この組成物をビ
ブリオ病に罹ったマダイに5日間連続して給餌投与した
ところ、実施例4〜7に匹敵する満足すべき治療予防効
果が得られ、罹病魚斃死率が著しく減少した。
【図面の簡単な説明】
第1図は罹病プリより単離した連鎖球菌に対する消化酵
素(プロテアーゼ、リパーゼ)の溶菌作用の経時変化を
示すものである。グラフの横軸は感作時間数を示し、縦
軸には波長53υlに於ける吸光度の変化(ΔOD)を
取ったものである。 線A、 B、 C,D、 hi、 F’は各々A(ホル
マリン死菌、酢酸緩衝液(PH5,0) 0.01M)
 ;B(ホルマリン死菌、酢酸緩衝t (P)15.0
)0.001M);C(アセトン・エーテル乾燥菌、リ
ン酸緩衝液(Fl、O) Q、OQI M ) ;D(
加熱死菌、す/酸緩衝fi (pa7.o)o、ooi
 M ) ;E(アセトン・エーテル乾燥菌、リン酸緩
II液(pIli7.o)0.1M) ; F(アセトン・エーテル乾燥菌、酢酸緩衝液(Fii5
.0 ) 0.001 M ) ;を検体とした測定結
果に対応する。 特許出願人  台糖ファイザー株式会社(外5名)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1つの抗菌的に有効な量の抗菌剤およ
    び、少なくとも1つの消化酵素を含有してなる魚類の細
    菌感染症の予防治療用組成物。
  2. (2)抗菌剤がペニシリン系抗生物質、テトラサイクリ
    ン系抗生物質、マクロライド系抗生物質そして合成抗菌
    剤からなる群から選択され、且つ消化酵素がプロテアー
    ゼ、リパーゼ、セルラーゼそしてアミラーゼからなる群
    から選択される特許請求の範囲第1項に記載の組成物。
  3. (3)抗菌剤がアンピシリン、オキシテトラサイクリン
    、ドキシサイクリン、エリスロマイシン、オレアンドマ
    イシン、スルフアジメトキシン、オキソリン酸又はピロ
    ミド酸である、特許請求の範囲第2項に記載の組成物。
  4. (4)抗菌剤がアンピシリンおよびオキシテトラサイク
    リンであり、且つ消化酵素がプロテアーゼおよびリパー
    ゼである特許請求の範囲第3項に記載の組成物。
  5. (5)抗菌剤がドキシサイクリン、オレアンドマイシン
    又はオキシテトラサイクリンであり、且つ消化酵素がプ
    ロテアーゼおよびリパーゼである特許請求の範囲第3項
    に記載の組成物。
  6. (6)プロテアーゼとリパーゼの割合が活性単位比で1
    10対7である特許請求の範囲第4項あるいは、第5項
    に記載の組成物。
  7. (7)抗菌剤および消化酵素が魚用餌料中に配合されて
    なる特許請求の範囲第1項〜第6項のいづれか1つの項
    に記載の組成物。
  8. (8)魚類の細菌感染症がブリの連鎖球菌症である特許
    請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1つの項に記載の
    組成物。
  9. (9)抗菌剤と消化酵素の両方が魚用餌料用プレミツク
    ス中に含まれている特許請求の範囲第1項ないし第6項
    のいずれかに記載の組成物。
  10. (10)抗菌的に有効な量の少なくとも1つの抗菌剤と
    少なくとも1つの消化酵素を併用して魚類に経口投与す
    ることを特徴とする、魚類の細菌感染症の予防治療方法
  11. (11)抗菌剤がペニシリン系抗生物質、テトラサイク
    リン系抗生物質そして合成抗菌剤からなる群から選択さ
    れ、消化酵素がプロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼそ
    してアミラーゼからなる群から選択される特許請求の範
    囲第10項に記載の方法。
  12. (12)抗菌剤がアンピシリン、オキシテトラサイクリ
    ン、ドキシサイクリン、エリスロマイシン、オレアンド
    マイシン、スルフアジメトキシン、オキソリン酸又はピ
    ロミド酸である特許請求の範囲第11項に記載の方法。
  13. (13)抗菌剤がアンピシリンおよびオキシテトラサイ
    クリンであり、且つ消化酵素がプロテアーゼおよびリパ
    ーゼである特許請求の範囲第12項に記載の方法。
  14. (14)抗菌剤がドキシサイクリン、オレアンドマイシ
    ン又はオキシテトラサイクリンであり、且つ消化酵素が
    プロテアーゼおよびリパーゼである特許請求の範囲第1
    2項に記載の方法。
  15. (15)プロテアーゼとリパーゼの割合が活性単位比で
    110対7である特許請求の範囲第13項あるいは第1
    4項に記載の方法。
  16. (16)抗菌剤および消化酵素が魚用餌料中に配合され
    、魚類に投与される特許請求の範囲第10項〜15項の
    いずれか1つの項に記載の方法。
  17. (17)少なくとも1つの消化酵素からなる魚類の病原
    菌の抑制剤。
  18. (18)消化酵素がプロテアーゼおよびリパーゼである
    特許請求の範囲第17項に記載の抑制剤。
  19. (19)プロテアーゼとリパーゼの割合が活性単位で1
    10対7である特許請求の範囲第18項に記載の抑制剤
  20. (20)細菌がブリの連鎖球菌である特許請求の範囲第
    17項〜第19項のいずれか1つの項に記載の抑制剤。
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