JPS6122274Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6122274Y2 JPS6122274Y2 JP19082580U JP19082580U JPS6122274Y2 JP S6122274 Y2 JPS6122274 Y2 JP S6122274Y2 JP 19082580 U JP19082580 U JP 19082580U JP 19082580 U JP19082580 U JP 19082580U JP S6122274 Y2 JPS6122274 Y2 JP S6122274Y2
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- JP
- Japan
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- crack
- test piece
- extension line
- along
- test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 18
- 238000009864 tensile test Methods 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はキ裂試験片加熱引張試験装置に関す
るものである。
るものである。
キ裂試験片加熱引張試験では、キ裂を有する試
験片が使用され、試験片はそのキ裂の延長線に沿
つて加熱される。これと同時に、試験片にそのキ
裂と交叉する方向に間欠的に繰返し引張試験荷重
が与えられ、試験片のキ裂はその延長線に沿つて
進行する。試験は試験片のキ裂の進行速度などを
測定することによつて行なわれるこの種に試験は
一般にC−T(compact tension)試験と呼ばれ
ている。
験片が使用され、試験片はそのキ裂の延長線に沿
つて加熱される。これと同時に、試験片にそのキ
裂と交叉する方向に間欠的に繰返し引張試験荷重
が与えられ、試験片のキ裂はその延長線に沿つて
進行する。試験は試験片のキ裂の進行速度などを
測定することによつて行なわれるこの種に試験は
一般にC−T(compact tension)試験と呼ばれ
ている。
この考案の目的は、この種のキ裂試験片加熱引
張試験において試験片をそのキ裂の延長線に沿つ
て効果的に、かつ均一に加熱することができるよ
うにするにある。この考案では高周波加熱コイル
が試験片の両側面に沿つて、かつキ裂の延長線に
近接させて実質上、この延長線に平行に配置され
る。
張試験において試験片をそのキ裂の延長線に沿つ
て効果的に、かつ均一に加熱することができるよ
うにするにある。この考案では高周波加熱コイル
が試験片の両側面に沿つて、かつキ裂の延長線に
近接させて実質上、この延長線に平行に配置され
る。
以下、この考案の実施例を図面について説明す
る。
る。
第1図において、試験片1はその一端から中央
部にのびるキ裂2を有する。試験片1の一端は引
張試験荷重負荷機構の上下一対のチヤツク3,4
によつて把持されている。引張試験荷重負荷機構
は、チヤツク3,4を矢印イ,ロで示す方向に繰
返し駆動し、試験片1にそのキ裂2と交叉する方
向に繰返し引張試験荷重を与えることができる。
引張試験荷重負荷機構の構成はよく知られてお
り、その詳細については説明を省略する。
部にのびるキ裂2を有する。試験片1の一端は引
張試験荷重負荷機構の上下一対のチヤツク3,4
によつて把持されている。引張試験荷重負荷機構
は、チヤツク3,4を矢印イ,ロで示す方向に繰
返し駆動し、試験片1にそのキ裂2と交叉する方
向に繰返し引張試験荷重を与えることができる。
引張試験荷重負荷機構の構成はよく知られてお
り、その詳細については説明を省略する。
高周波加熱コイル5は試験片1の両側面1a,
1bに沿つて、かつキ裂2の延長線に近接して、
実質上延長線lに平行に配置される。この実施例
では試験片1の両側面1a,1bに沿つてそれぞ
れキ裂2の延長線lの上下両側に近接加熱コイル
部5a,5b,5c,5dが配置されている。試
験片1の側面1aの上側の近接加熱コイル部5a
の一端は電源に接続され、他端は試験片1の上端
面1cを越えて湾曲する湾曲コイル部5eによつ
て試験片1の側面1bの上側の近接加熱コイル部
5cの一端に接続されている。近接コイル部5c
の他端は試験片1の他端を越えて湾曲する湾曲コ
イル部5fによつて試験片1の側面1aの下側の
近接コイル部5bの一端に接続され、近接コイル
部5bの他端は試験片1の下端面1dを越えて湾
曲する湾曲コイル部5gによつて試験片1の側面
1bの下側の近接コイル部5dの一端に接続され
ている。近接コイル部5dの他端は電源に接続さ
れている。
1bに沿つて、かつキ裂2の延長線に近接して、
実質上延長線lに平行に配置される。この実施例
では試験片1の両側面1a,1bに沿つてそれぞ
れキ裂2の延長線lの上下両側に近接加熱コイル
部5a,5b,5c,5dが配置されている。試
験片1の側面1aの上側の近接加熱コイル部5a
の一端は電源に接続され、他端は試験片1の上端
面1cを越えて湾曲する湾曲コイル部5eによつ
て試験片1の側面1bの上側の近接加熱コイル部
5cの一端に接続されている。近接コイル部5c
の他端は試験片1の他端を越えて湾曲する湾曲コ
イル部5fによつて試験片1の側面1aの下側の
近接コイル部5bの一端に接続され、近接コイル
部5bの他端は試験片1の下端面1dを越えて湾
曲する湾曲コイル部5gによつて試験片1の側面
1bの下側の近接コイル部5dの一端に接続され
ている。近接コイル部5dの他端は電源に接続さ
れている。
なお、第2図に示されているように、各近接コ
イル部5a,5b,5c,5dは試験片1の両側
面1a,1bに対し、一定の比較的小さい間隔を
置いて配置され、湾曲コイル部5e,5gは試験
片1の側面1a,1b、端面1c,1dに対し大
きい間隔を置いて配置されている。
イル部5a,5b,5c,5dは試験片1の両側
面1a,1bに対し、一定の比較的小さい間隔を
置いて配置され、湾曲コイル部5e,5gは試験
片1の側面1a,1b、端面1c,1dに対し大
きい間隔を置いて配置されている。
前記のように構成されたキ裂試験片加熱引張試
験装置において、高周波加熱コイル5の電流は試
験片1の側面1aの近接コイル部5a,5bを同
一方向に流れ、側面1bの近接コイル部5c,5
dの逆方向に流れる。電流には交流が使用され
る。したがつて各近接コイル部5a,5b,5
c,5dの電流によつて磁束が形成され、試験片
1にキ裂2の延長線lに沿つて渦電流が生じる。
試験片1は渦電流損によつてキ裂2の延長線lに
沿つて加熱される。引張試験荷重負荷機構によつ
て試験片1に間欠的に繰返し引張試験荷重を与え
ると、キ裂2はその延長線lに沿つて進行する。
高周波加熱コイル5の各近接コイル部5a,5
b,5c,5dは、キ裂2の延長線lに平行に配
置されているため、渦電流は試験片1にキ裂2の
延長線lに沿つて平行に生じる。したがつて、渦
電流はキ裂2の影響を受けず、渦電流損はキ裂2
に関係なくその延長線lに沿つて均一に分布され
る。この結果、キ裂2の進行に関係なくその延長
線lに沿つて常に均一に試験片1を加熱すること
ができるものである。
験装置において、高周波加熱コイル5の電流は試
験片1の側面1aの近接コイル部5a,5bを同
一方向に流れ、側面1bの近接コイル部5c,5
dの逆方向に流れる。電流には交流が使用され
る。したがつて各近接コイル部5a,5b,5
c,5dの電流によつて磁束が形成され、試験片
1にキ裂2の延長線lに沿つて渦電流が生じる。
試験片1は渦電流損によつてキ裂2の延長線lに
沿つて加熱される。引張試験荷重負荷機構によつ
て試験片1に間欠的に繰返し引張試験荷重を与え
ると、キ裂2はその延長線lに沿つて進行する。
高周波加熱コイル5の各近接コイル部5a,5
b,5c,5dは、キ裂2の延長線lに平行に配
置されているため、渦電流は試験片1にキ裂2の
延長線lに沿つて平行に生じる。したがつて、渦
電流はキ裂2の影響を受けず、渦電流損はキ裂2
に関係なくその延長線lに沿つて均一に分布され
る。この結果、キ裂2の進行に関係なくその延長
線lに沿つて常に均一に試験片1を加熱すること
ができるものである。
なお、高周波加熱コイル5の湾曲部5e,5g
は、試験片1の端面1e,1dに対し大きい間隔
を置いて配置され、渦電流損によつて特に試験片
1の端面1c,1dの両側縁が局部的に加熱され
るといつた不都合は回避される。
は、試験片1の端面1e,1dに対し大きい間隔
を置いて配置され、渦電流損によつて特に試験片
1の端面1c,1dの両側縁が局部的に加熱され
るといつた不都合は回避される。
前記実施例で明らかなように、この考案は高周
波加熱コイルを試験片の両側面に沿つて、かつキ
裂の延長線に近接させて配置したから、試験片を
キ裂2の延長線に沿つて効果的に加熱することが
できる。又、高周波加熱コイルを実質上キ裂の延
長線に平行に配置したから、試験片にキ裂の延長
線に平行に渦電流を生じさせることができ、した
がつてキ裂の進行に関係なく試験片をキ裂を延長
線に沿つて常に均一に加熱することができたもの
である。
波加熱コイルを試験片の両側面に沿つて、かつキ
裂の延長線に近接させて配置したから、試験片を
キ裂2の延長線に沿つて効果的に加熱することが
できる。又、高周波加熱コイルを実質上キ裂の延
長線に平行に配置したから、試験片にキ裂の延長
線に平行に渦電流を生じさせることができ、した
がつてキ裂の進行に関係なく試験片をキ裂を延長
線に沿つて常に均一に加熱することができたもの
である。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は第1図に高周波加熱コイルと試験片の配置
関係を示す説明図である。 1……試験片、1a,1b……試験片の側面、
2……キ裂、l……キ裂の延長線。
2図は第1図に高周波加熱コイルと試験片の配置
関係を示す説明図である。 1……試験片、1a,1b……試験片の側面、
2……キ裂、l……キ裂の延長線。
Claims (1)
- キ裂を有する試験片を使用し、試験片をそのキ
裂の延長線に沿つて加熱するとともに、試験片に
そのキ裂と交叉する方向に引張試験荷重を与え、
前記キ裂をその延長線に沿つて進行させるように
したキ裂試験片加熱引張試験装置において、高周
波加熱コイルを前記試験片の両側面に沿つてかつ
前記キ裂の延長線に近接させて実質上該延長線に
平行に配置したことを特徴とする試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19082580U JPS6122274Y2 (ja) | 1980-12-24 | 1980-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19082580U JPS6122274Y2 (ja) | 1980-12-24 | 1980-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57108140U JPS57108140U (ja) | 1982-07-03 |
JPS6122274Y2 true JPS6122274Y2 (ja) | 1986-07-04 |
Family
ID=29995260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19082580U Expired JPS6122274Y2 (ja) | 1980-12-24 | 1980-12-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122274Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6209489B2 (ja) * | 2014-05-21 | 2017-10-04 | 株式会社コベルコ科研 | 熱疲労試験方法及び試験片 |
-
1980
- 1980-12-24 JP JP19082580U patent/JPS6122274Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57108140U (ja) | 1982-07-03 |
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