JPS6122191B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6122191B2 JPS6122191B2 JP56015924A JP1592481A JPS6122191B2 JP S6122191 B2 JPS6122191 B2 JP S6122191B2 JP 56015924 A JP56015924 A JP 56015924A JP 1592481 A JP1592481 A JP 1592481A JP S6122191 B2 JPS6122191 B2 JP S6122191B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- fluororesin
- mold
- sliding
- shaft member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 24
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 3
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 claims 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 claims 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 10
- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 3
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 3
- 229920003225 polyurethane elastomer Polymers 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 1
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3284—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings characterised by their structure; Selection of materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は相対摺動する間隙を密封するパツキン
及びその製造方法に関するものである。更に詳し
くは、パツキンの摺動側のみを摩擦係数が小さく
なるような材質に改善したパツキン及びその製造
方法に関するものである。
及びその製造方法に関するものである。更に詳し
くは、パツキンの摺動側のみを摩擦係数が小さく
なるような材質に改善したパツキン及びその製造
方法に関するものである。
本発明に関する先行技術としては第1図に示す
ようなものがある。これらのパツキン1はウレタ
ンラバー、ニトルラバー等の材質から成つてい
る。この種のパツキンは密封性と機械的強度にす
ぐれてはいるが摺動部の摩擦係数が大きい欠点を
有する。特に、油圧、空圧による往復動用シール
として使用中に摩擦抵抗により発生するステイツ
クスリツプの問題点があり、運動用パツキンとし
て用途上大きな問題点となつている。又、摺動時
の摩擦により発生する熱、摩擦により繰返し疲労
が増大して発生する蓄熱等から起る破損の問題も
ある。
ようなものがある。これらのパツキン1はウレタ
ンラバー、ニトルラバー等の材質から成つてい
る。この種のパツキンは密封性と機械的強度にす
ぐれてはいるが摺動部の摩擦係数が大きい欠点を
有する。特に、油圧、空圧による往復動用シール
として使用中に摩擦抵抗により発生するステイツ
クスリツプの問題点があり、運動用パツキンとし
て用途上大きな問題点となつている。又、摺動時
の摩擦により発生する熱、摩擦により繰返し疲労
が増大して発生する蓄熱等から起る破損の問題も
ある。
更に、パツキングの摺動部に弗素樹脂の摺動部
材を組合せたものがあるが、この摺動部材は摺動
部の密封性が悪く、更に摩擦熱により軟化すると
共に機械的強度の点に於て使用上問題がある。
材を組合せたものがあるが、この摺動部材は摺動
部の密封性が悪く、更に摩擦熱により軟化すると
共に機械的強度の点に於て使用上問題がある。
本発明は上述のような問題点を解決し、シール
部の密封性を有すると共に摺動部の摩擦係数の特
性を小さくすることを目的とするものである。そ
して、パツキンの往復時のステイツクスリツプを
防止することにある。
部の密封性を有すると共に摺動部の摩擦係数の特
性を小さくすることを目的とするものである。そ
して、パツキンの往復時のステイツクスリツプを
防止することにある。
本発明の要旨は、同心にして相対摺動する穴部
材と軸部材との摺動間隙を密封するものであつ
て、内周が軸部材側に保持されると共に保持部を
密封して、外周が穴部材側と密封接触するシール
部を有し、該シール部側に粉末の弗素樹脂を含有
してシールリツプ部の摩擦抵抗を小さくしたもの
である。又、このパツキンの摺動部側のみに弗素
樹脂を含有させる製造方法である。
材と軸部材との摺動間隙を密封するものであつ
て、内周が軸部材側に保持されると共に保持部を
密封して、外周が穴部材側と密封接触するシール
部を有し、該シール部側に粉末の弗素樹脂を含有
してシールリツプ部の摩擦抵抗を小さくしたもの
である。又、このパツキンの摺動部側のみに弗素
樹脂を含有させる製造方法である。
以下、本発明を実施例によつて詳細に説明す
る。
る。
第2図は形状がU型パツキンで、基部がポリウ
レタンゴム材から成り、外周側が摺動して密封接
触するものであり、本発明の一実施例である。
レタンゴム材から成り、外周側が摺動して密封接
触するものであり、本発明の一実施例である。
このパツキンは断面が矩形状の基部2の軸方向
一端からU字形状の略斜の方向に外周リツプ5と
内周リツプ6とが伸びている環状体を成すもので
ある。そして、このパツキンの基材4はポリウレ
タンゴム材より成り、パツキンの外周側にのみ粉
末状の四弗化エチレン樹脂3が含有しているもの
である。特に、パツキンの外周側に行くにつれて
粉末状の四弗化エチレン樹脂3が多く含有するも
のであるから、外周リツプ5が特に多くの粉末状
四弗化エチレン樹脂3を含有している。
一端からU字形状の略斜の方向に外周リツプ5と
内周リツプ6とが伸びている環状体を成すもので
ある。そして、このパツキンの基材4はポリウレ
タンゴム材より成り、パツキンの外周側にのみ粉
末状の四弗化エチレン樹脂3が含有しているもの
である。特に、パツキンの外周側に行くにつれて
粉末状の四弗化エチレン樹脂3が多く含有するも
のであるから、外周リツプ5が特に多くの粉末状
四弗化エチレン樹脂3を含有している。
次にこの製造方法について説明する。第3図は
金型を回転する装置を示すもので、パツキン用の
下金型11を高速回転テーブル10の上に固着し
て、この下金型のパツキン成形溝内に、反応前の
液状ポリウレタンと粉末状四弗化エチレン樹脂と
のブレンドしたものを注入し、この下金型11に
上金型12を型締する。又は、上金型12と下金
型11とを型締して、上金型12注入孔から、液
状ポリウレタンと粉末状四弗化樹脂とをブレンド
したものを注入する。そして、金型と共に前記高
速回転テーブル10を回転すると、金型に注入さ
れたポリウレタンは比重が約1.18であるのに対し
四弗化樹脂は比重が約2.18であるから、四弗化エ
チレン樹脂は遠心力により外周側にとばされ、パ
ツキンの外周側に行くにつれて四弗化エチレン樹
脂を多く含有することになる。特に、リツプ5は
最も外周側にあるから、四弗化エチレン樹脂の含
有量を増すことになる。このようにして、本発明
のパツキンを製造し得るものである。
金型を回転する装置を示すもので、パツキン用の
下金型11を高速回転テーブル10の上に固着し
て、この下金型のパツキン成形溝内に、反応前の
液状ポリウレタンと粉末状四弗化エチレン樹脂と
のブレンドしたものを注入し、この下金型11に
上金型12を型締する。又は、上金型12と下金
型11とを型締して、上金型12注入孔から、液
状ポリウレタンと粉末状四弗化樹脂とをブレンド
したものを注入する。そして、金型と共に前記高
速回転テーブル10を回転すると、金型に注入さ
れたポリウレタンは比重が約1.18であるのに対し
四弗化樹脂は比重が約2.18であるから、四弗化エ
チレン樹脂は遠心力により外周側にとばされ、パ
ツキンの外周側に行くにつれて四弗化エチレン樹
脂を多く含有することになる。特に、リツプ5は
最も外周側にあるから、四弗化エチレン樹脂の含
有量を増すことになる。このようにして、本発明
のパツキンを製造し得るものである。
このパツキンの基材は、ポリウレタンゴムの外
に、反応して固形化する前に液状のもので、弗樹
脂より比重が小さいことが必要であり、例えば、
シリコンゴム、クロロプレンゴム等も適してい
る。
に、反応して固形化する前に液状のもので、弗樹
脂より比重が小さいことが必要であり、例えば、
シリコンゴム、クロロプレンゴム等も適してい
る。
又、本発明はパツキンに限らず外周側が摺動し
て密封する軸受部材を得る製造方法にも応用でき
るものである。
て密封する軸受部材を得る製造方法にも応用でき
るものである。
上述のように構成された本発明のパツキンは、
内周面が密封性に優れたものとすることができる
と共に、外周面を摩擦係数を小さくして同時に密
封性を有するような材質とすることができる。
内周面が密封性に優れたものとすることができる
と共に、外周面を摩擦係数を小さくして同時に密
封性を有するような材質とすることができる。
又、基材としてのゴムの特性を失なうことな
く、圧縮特性、耐摩耗性、気体透過性に優れた特
性を備えることができる。
く、圧縮特性、耐摩耗性、気体透過性に優れた特
性を備えることができる。
以上、本発明は摺動する外周側を摩擦係数を小
さくして、摺動されるときに生ずるステイツクス
リツプを防止すると共に、密封性を備えたパツキ
ンを提供することができる。
さくして、摺動されるときに生ずるステイツクス
リツプを防止すると共に、密封性を備えたパツキ
ンを提供することができる。
第1図は従来のパツキンの断面図、第2図は本
発明のパツキンの断面図、第3図は本発明の金型
回転装置の概念図である。 2…基部、3…四弗化エチレン樹脂、4…パツ
キンの基材、5…外周リツプ、6…内周リツプ、
10…高速回転テーブル、11…下金型、12…
上金型。
発明のパツキンの断面図、第3図は本発明の金型
回転装置の概念図である。 2…基部、3…四弗化エチレン樹脂、4…パツ
キンの基材、5…外周リツプ、6…内周リツプ、
10…高速回転テーブル、11…下金型、12…
上金型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 同心にして相対摺動する穴部材と軸部材との
摺動間隙を密封するものであつて、内周側が前記
軸部材側に密封的に保持され、外周側は前記穴部
材と密封接触シール部を備えた合成ゴム製環状体
を有しており、該シール部の外周寄りに粉末状弗
素樹脂を含有しているパツキン。 2 回転可能な金型内に、粉末状弗素樹脂および
該弗素樹脂より比重の小さい液状合成ゴム材料の
ブレンド物を注入し、前記金型を回転させながら
成形することを特徴とする成形品の外周寄りに粉
末状弗素樹脂を含有せしめたパツキンの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56015924A JPS57129964A (en) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Packing and its production |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56015924A JPS57129964A (en) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Packing and its production |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57129964A JPS57129964A (en) | 1982-08-12 |
JPS6122191B2 true JPS6122191B2 (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=11902323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56015924A Granted JPS57129964A (en) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Packing and its production |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57129964A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018220945A1 (ja) | 2017-05-29 | 2018-12-06 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | グリース組成物及びこれを塗布した摺動部材 |
US11767483B2 (en) | 2018-09-12 | 2023-09-26 | Resonac Corporation | Fluorine-containing ether compound, lubricant for magnetic recording medium, and magnetic recording medium |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4526385A (en) * | 1984-11-13 | 1985-07-02 | Texacone Company | Self-lubricating packing member |
JPH01105071A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-21 | Nippon Valqua Ind Ltd | ウレタンパッキンの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS545973U (ja) * | 1977-06-15 | 1979-01-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5838195Y2 (ja) * | 1979-04-27 | 1983-08-29 | エヌオーケー株式会社 | 密封装置 |
-
1981
- 1981-02-04 JP JP56015924A patent/JPS57129964A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS545973U (ja) * | 1977-06-15 | 1979-01-16 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018220945A1 (ja) | 2017-05-29 | 2018-12-06 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | グリース組成物及びこれを塗布した摺動部材 |
US11767483B2 (en) | 2018-09-12 | 2023-09-26 | Resonac Corporation | Fluorine-containing ether compound, lubricant for magnetic recording medium, and magnetic recording medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57129964A (en) | 1982-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3013830A (en) | Packing | |
US4886281A (en) | Sealing ring having a sealing surfacer with a recessional annular projection | |
US4986553A (en) | Shaft seal | |
EP0027130A4 (en) | SEAL FOR ROD SHAFT AND APPARATUS. | |
JPS6122191B2 (ja) | ||
JPS633497Y2 (ja) | ||
JPH0627879Y2 (ja) | 回転軸用パッキン | |
US4789168A (en) | Sealing bush with a sealing packing for high pressures and temperatures | |
CN208138485U (zh) | 聚合釜搅拌轴密封装置 | |
JPH0744860Y2 (ja) | 密封装置 | |
JPH0645098Y2 (ja) | リップ型シール | |
JPH074364Y2 (ja) | 密封装置 | |
JPH0627884Y2 (ja) | メカニカルシール | |
JP3921860B2 (ja) | 密封装置 | |
JPH026303Y2 (ja) | ||
JPS6030518Y2 (ja) | シ−ル装置 | |
JPH0446135Y2 (ja) | ||
JPH0512533Y2 (ja) | ||
JP2814133B2 (ja) | 回転軸の密封装置 | |
JPH0448366Y2 (ja) | ||
CN213271013U (zh) | 密封装置及密封结构 | |
JPH034858Y2 (ja) | ||
JPH0743546Y2 (ja) | パッキン | |
JPS6229725Y2 (ja) | ||
JP4193299B2 (ja) | 密封装置 |