JPS61221764A - カラ−画像記録装置のレジスト制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録媒体が記録部に対してくり返し往復搬送
されてカラー画像が得られるカラー画像記録装置のレジ
スト制御装置に関する。

従来の技術 近年カラープリンタ、プロッタの開発が進み、それと共
にカラー印刷、カラー写真前の良好な画像が要求されて
いる。こうした良好な画質を得るため、複数の色の画像
を重ね合わせてカラー画像を得る装置では各画像の位置
合せが必須の条件となっている。そのため記録媒体の有
効画面外にレジストマークを付し、それを光電センサで
検出し各画像の位置合せを行う装置が提案されている。

以下、従来のカラー画像記録装置のマーク検出装置につ
いて説明する。

第４図は、従来のカラー画像記録装置の一例を示す概略
構成図である。

図において、１は記録部であり、記録部１は静電記録ヘ
ッド２と、それぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローの
各液体トナーが供給されて独立に現像位置にセットされ
る液体トナー現像器３＆。

ｓｂ　、ｓｃ　、　３ｄとを備えている。記録部１に対
して静電記録紙４の搬送方向の上流側、下流側に、搬送
ローラ６．６が設けられ、この搬送ローラ６゜６は記録
紙４を図中矢印ム、Ｂの方向に搬送する。

記録ヘッド２の上部に記録紙４と記録ヘッド２との接触
を保つための押えローラ７が設けられている。現像器３
＆と記録ヘッド２の間で、記録紙４の下面側にマーク検
出器８が設けられ、この検出器８は記録紙４上に形成さ
れた横レジストマーク９（なお、マーク９は本図では便
宜上、記録紙４の上面に形成されているように書かれて
いるが、実際は下面に形成されている。）の位置信号を
発生する。マーク検出器８に接続され、マーク検出器８
からの位置信号により、記録紙４の搬送方向に対し垂直
方向のずれ量を演算するための記録ヘッド並進制御回路
１ｏがマーク検出器８に接続されている。記録ヘッド８
の側端部には、並進制御回路１０に接続され、並進制御
回路１０の信号に基づいて、記録紙４の搬送方向に対し
て垂直方向に記録ヘッド２を並進させる記録ヘッド並進
装置１１が設けられている。又、記録紙４の下面には、
縦レジストマーク１２（本図では便宜上、記録紙４の上
面に書いである。）が形成され、このマーク１２をマー
ク検出器１３が読取り、記録紙４の搬送方向のずれ量を
検出する。

以上の様に構成されたカラー画像記録装置について、以
下その動作について説明する。

第１色目の画像が記録されるのに先立って、まず、静電
記録ヘッド２により、記録紙４上にそれぞれマーク９．
１２に対する潜像が形成され、これらが黒の液体トナー
現像器３＆により現像されて、横レジストマーク９及び
縦レジストマーク１２が形成される。横レジストマーク
９及び縦レジストマーク１２が記録された記録紙４は、
搬送ローラ６．６を逆転することにより、元の位置に引
き戻される。次に黒の画像を記録するため、再び、黒の
液体トナー現像器３１Ｌが現像位置にセットされる。記
録紙４が搬送ローラ６．６により矢印入方向に搬送され
ると共に、マーク検出器１３゜８によシ縦レジストマー
ク１２．横レジストマーク９が検出される。マーク検出
器１３により所定個数の縦レジストマーク１２が検出さ
れると同時に黒画像に対する潜像が記録紙４上に静電記
録ヘッド２により形成される。この時、潜像を形成する
ために記録ヘッド２に付勢するタイミングを常に縦レジ
ストマーク間を同一の個数の信号パルスで行う様、マー
ク検出器１３からの検出信号により、制御する。こうす
ることにより、記録紙４が湿度変化、搬送時の張力によ
り伸縮しても常に、縦レジストマーク間を同一の記録ラ
インで記録することができる。さらに、マーク検出器８
は横レジストマーク９を常に観測し、横レジストマーク
９が記録紙４の搬送と共に基準位置からずれた場合のず
れ量を記録ヘッド並進制御回路１ｏへ送出する。並進制
御回路１ｏは記録紙４の搬送方向に対し垂直方向のずれ
量を算出し、記録ヘッド２の並進移動量を決定し、この
信号を出力する。並進制御回路１ｏからの信号は並進装
置１１に送・られ、記録ヘッド２を矢印Ｃ方向に並進移
動させ、常に画像が横レジストマーク９から等距離に記
録されるように制御される。このように記録紙４の搬送
状態をその上に記録した横レジストマーク９．縦レジス
トマーク１２をそれぞれマーク検出器８゜１３で追跡し
ながら記録紙４上に記録ヘッド２で潜像を形成し、現像
器３＆にて現像して画像を得る。

黒画像の記録が終了すれば、再び記録紙４を元の位置ま
で引き戻し、次にシアン色の液体トナー現像器３ｂを現
像位置にセットし、記録紙４の搬送状態を横レジストマ
ーク９．縦レジストマーク１２をそれぞれマーク検出器
８．１３で追跡しながら記録ヘッド２で潜像を形成し、
現像器３ｂにてシアン画像を現像する。同様の動作をマ
ゼンタ。

イエローの液体現像器３ｃ　、　３ｄについて順次行い
、最終的に４色の色が重ねられたフルカラー画像が得ら
れる。

第５図は横レジストマーク９を追跡するマーク検出器８
の概略構成図である。

このマーク検出器８では、光源１４からの光は集光レン
ズ１６により集められ記録紙４上の横レジストマーク９
を照射する。そして、横レジストマークｅ上に集められ
た光は反射され、集光レンズ１６を通って、光−ディジ
タル変換部１７に送られ、記録紙４からの反射光の強さ
に比例したディジタル信号を発生する。

光−ディジタル変換部１７は第６図に示すように、入射
光量によって光電流が変化するフォトダイオード１８と
、フォトダイオード１８の光電流を電圧変換するオペア
ンプ１９と、オペアンプ１９の出力電圧をアナログ／デ
ィジタル変換器２０により、アナログ／ディジタル変換
する。

フォトダイオード１８の光電流と入射光量の関係の一例
を第７図に示す。

入射光量はフォトダイオード１８が検出する領域内に横
レジストマーク９が占める割合により変化する。つまり
、第８図（ＩＬ）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）　、　（（
１）に示すようにフォトダイオード１８の検出領域２１
のどの位置を横レジストマーク９が通過するかによって
、フォトダイオード１８に入る光量が変化する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のように構成された横レジストマー
ク９のマーク検出器８は、フォトダイオード１８に入る
光量によって横レジストマーク９の位置を検出するため
、光源１４の光量が変化したり、あるいは記録紙４とマ
ーク検出器８の距離が変動したりすると、横レジストマ
ーク９位置の検出誤差が生じる。横レジストマーク９位
置の検出誤差はその検出信号によって制御される記録ヘ
ッド２の並進移動制御に誤差を生じることになり画像の
色合せが正確に行なえないという問題を有していた。

本発明は上記従来の問題点を解消するもので、光源の光
量の変化があっても、又、記録媒体の横ずれが生じても
正確な色合せが行なえるカラー画像記録装置のレジスト
制御装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、カラー画像記録装
置のレジスト制御装置にあって、記録媒体に潜像を形成
する手段と、前記潜像を現像する複数の現像手段と、記
録媒体に備えられている基準ラインを読取り、記録媒体
の搬送方向に対して横方向の位ずれを検出するためのラ
インイメージセンサを備えた位置検出手段と、位置検出
手段の信号に基づいて潜像形成手段の位置を調整する手
段とを備えている。

作用 記録媒体に潜像形成、現像が施される過程で、２度目以
降のそれぞれの潜像が形成される前に、記録媒体に備え
られている基準ラインをイメージセンサを備えた位置検
出手段で読取る。そして、この読取信号は潜像形成手段
の位置調整手段に送られ、この信号に基づいて位置調整
手段は潜像形成手段の位置を移動して、記録媒体の適正
な位置に、順次、複数の潜像が形成されるようにする。

実施例 第１図は、本発明の一実施例のカラー画像記録装置を示
す概略構成図である。

図において、２２は記録部であり、記録部２２は潜像形
成手段としての静電記録ヘッド２３と、ツレぞれ黒、シ
アン、マゼンタ、イエローノ各液体トナーが供給されて
独立に現像位置にセットされる液体トナー現像器２４Ｌ
　、２４ｂ　、２４０　。

２４ｄとを備えている。記録部２２に対して、静電記録
媒体である静電記録紙２５の搬送方向の上流側、下流側
に記録媒体搬送手段としての搬送ローラ２６，２７が設
けられ、この搬送ローラ２６゜２７は記録紙２５を図中
矢印り、に方向に搬送する。記録ヘッド２３の上部に記
録紙２５と記録ヘッド２３との接触を保つだめの押えロ
ーラ２８が設けられている。現像器２４１Ｌと記録ヘッ
ド２３の間で、記録紙２５の下側に横レジストマーク検
出器２９が設けられ、この検出器２９は記録紙２５上に
形成された横レジストマーク３ｏ（なお、マーク３０は
本図では便宜上、記録紙２５の上面に形成されているよ
うに書いであるが、実際は下面に形成されている。）の
位置を検出し、位置信号を発生する。横レジストマーク
検出器２９からの位置信号により、記録紙２６の搬送方
向に対し垂直方向のずれ量を演算し、ずれ補正信号を発
生するための記録ヘッド並進制御回路３１がマーク検出
器２９に接続されている。記録ヘッド２３の側端部には
並進制御回路３１に接続され、並進制御回路３１の信号
に基づいて記録ヘッド２３を記録紙２６の搬送方向に対
して垂直方向に並進させる位置調整手段としての記録ヘ
ッド並進装置３２が設けられている。又、記録紙２６の
下面には縦レジストマーク３３（本図では便宜上、記録
紙２５の上面に書いである。）が形成され、このマーク
３３をマーク検出器３４が読取り、記録紙２５の搬送方
向のずれ量を検出する。

以上の様に構成されたカラー画像記録装置について、以
下、その動作を説明する。

第１色目の画像が記録されるのに先立って、まず、記録
紙３５上に記録ヘッド２３により、それぞれのマーク３
０．３３に対する潜像が形成され、これらが黒の液体ト
ナーが供給されている液体トナー現像器２４２Ｌにより
現像されて、横レジストマ〒り３０及び縦レジストマー
ク３３が形成される。横レジストマーク３０及び縦レジ
ストマーク３０が記録された記録紙２６は搬送ローラ２
６゜２７を逆転させることにより、元の位置に戻される
。次に、黒の画像を記録するため、再び黒の液体トナー
現像器２４２Ｌが現像位置にセットされる。。

記録紙２５が搬送ローラ２６．２７により第１図中矢印
りで示す方向に搬送されると共に、マーク検出器３４．
横レジストマーク検出器２７により縦レジストマーク３
３．横レジストマーク３ｏが検出される。マーク検出器
３４により所定個数の縦レジストマーク３３が検出され
ると同時に黒画像に対する潜像が記録紙２６上に記録ヘ
ッド２３により形成される。この時、潜像を形成するた
めに記録ヘッド２３に付勢するタイミングを、常に縦レ
ジストマーク間を同一の個数の信号パルスで行う様、マ
ーク検出器３４からの検出信号により制御する。こうす
ることにより、記録紙２５が湿度変化、搬送時の張力に
より伸縮しても常に縦レジストマーク３３間を同一の記
録ラインで記録することができる。さらに、横レジスト
マーク検出器２９は、横レジストマーク３０を常に観測
し、横レジストマーク３ｏが記録紙２６の搬送と共に基
準位置からずれた場合のずれ量を記録ヘッド並進制御回
路３１へ送出する。並進制御回路３１では記録紙２５の
搬送方向に対し垂直方向のずれ量を算出し、記録ヘッド
２３の並進移動量を決定し、この信号を出力する。並進
制御回路３１がらの信号は記録ヘッド並進装置３２に送
られ、記録ヘッド２３を矢印Ｆ方向に並進移動させ、常
に画像が横レジストマーク３ｏから等距離の位置に記録
されるように制御される。このように記録紙２６の搬送
状態をその上に記録した横レジストマーク３ｏ、縦レジ
ストマーク３３をそれぞれ横レジストマーク検出器２９
．マーク検出器３４で追跡しながら、記録紙２５上に記
録ヘッド２３で潜像を形成し、液体トナー現像器２４１
Ｌにて現像して画像を得る。

黒画像の記録が終了すれば、再び記録紙２５を元の位置
まで引き戻し、次に、シアン色の液体トナー現像器２４
ｂを現像位置にセットし、再度、記録紙２６の搬送状態
を横レジストマーク３０゜縦レジストマーク３３を横レ
ジストマーク検出器２９およびマーク検出器３０で追跡
しながら記録ヘッド２３で潜像を形成し、液体トナー現
像器２４ｂにてシアン画像を現像する。同様の動作をマ
ゼンタ、イエローの液体トナー現を器２４ｃ　。

２４ｄについて順次行い、最終的に４色の色が重ねられ
たフルカラー画像が得られる。

第２図は、横レジストマーク検出器２７の概略構成図で
ある。

この検出器２９は、光源３６と、記録紙２６で反射され
る光源３５の光を受けるレンズアレイ３６と、レンズア
レイ３６により集光された光を受けるラインイメージセ
ンサ３７とを備えている。

ラインイメージセンサ３７は、記録紙２５上の横レジス
トマーク３ｏと直角に交わる方向に高密度に配列された
多数の受光素子を有している。検出器２９は、さらに、
ラインイメージセンサ３７の各受光素子からの信号を取
出し、シリアルなビット信号として出力するための制御
回路３８を備えている。

第３図は制御回路３７からの出力信号の例である。（２
Ｌ）ハシリアルビット信号の開始を示すトリガ信号、（
ｂ）　、　（Ｃ）　、　（ｄ）はいろいろな場合のシリ
アルビット信号である。この信号は、ラインイメージセ
ンサ３６の受光素子に光が入射した場合に該当するビッ
トに電圧出力があり、光が入射しなかった場合にはＯＶ
である。

第３図において、制御回路３８からの出力信号（ｂ）が
正規の位置に横レジストマーク３ｏがある場合の検出信
号であるとすると、図中ｎは、ラインイメージセンサ３
７の受光素子の一端（仮にこれを記録紙２６の記録時搬
送方向に向って右側の端とする。）からｎ番目の受光素
子の位置に横レジストマーク３ｏの端があることを示す
。さらにＮは横レジストマーク３ｏの幅を示す。

そして、制御回路３８からの出力信号が（Ｃ＋）の様に
なった場合は、横レジストマーク３ｏが記録紙２６の記
録時搬送方向に向って左側に、ラインイメージセンサ３
７の受光素子（ｎ’−ｎ）個分ずれることになる。この
時、並進制御回路３１から並進装置３２に記録ヘッド２
３を左方向にラインイメージセンサ３７の（ｎ’−ｎ）
個に相当する距離だけ動かす信号が送出される。この信
号に基づいて、並進装置３２は記録ヘッド２３を左方向
に移動させ、画像の正確な位置合せが行なわれる。そし
て、位置合せがなされた状態で、各色に対応する潜像が
形成される。

一方、横レジストマーク３ｏは正規の位置にあるが、横
レジストマーク３０外の記録紙２６からの反射光量が低
下した場合、出力信号は第３図（（１）に示す信号とな
る。この場合、ラインイメージセンサ３７の各受光素子
に入射する光量は全体的に低下し、信号の電圧レベルは
下がるが、横レジストマーク３０を検出する受光素子の
位置は変化しないため、正確に横レジストマーク３０の
端部を検出することができる。

なお、本実施例では、基準ラインとして記録媒体の側端
部に沿って、記録媒体に潜像を形成し、これを可視像化
した横レジストマー゛りの場合について説明したが、第
１図に示すように記録紙２６の側端部２５ａを基準ライ
ンとしてもよい。

発明の効果 以上のように、本発明によるカラー画像記録装置のレジ
スト制御装置によれば、ラインイメージセンサを備えた
位置検出手段と、この位置検出手段で検出した信号に基
づいて潜像形成手段の位置を調整する手段とを備え、位
置検出手段により、記録媒体の横ずれ量をビットで計数
し、この計数値による信号に基づいて潜像形成手段の位
置を調整するので、記録媒体の適正な位置に順次、複数
の潜像を形成することができ、光源の光量に変化があっ
ても、又、記録媒体の横ずれが生じても正確な色合せを
行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例のカラー画像記録装置の概
略構成図、第２図は第１図に示す装置の″　横レジスト
マーク検出器の概略構成図、第３図は第１図に示す装置
において制御回路からの出力信号例を示す図、第４図は
従来のカラー画像記録装置の一例を示す概略構成図、第
６図は第４図に示す装置のマーク検出器の概略構成図、
第６図は第６図に示すマーク検出器の光−ディジタル変
換部を示す回路図、第７図は第６図に示すフォトダイオ
ードの光電流と入射光量の関係を示す特性図、第８図は
第４図に示す装置におけるフォトダイオードの光検出領
域と横レジストマークの位置関係を示す図である。 ２２・・・・・・記録部、２３・・・・・・静電記録ヘ
ッド、２４＆　、２４ｂ　、２４０．２４ｄ・・・−・
液体トナー現像器、２６・・・・・・静電記録紙、２５
＆・・・・・・記録紙２６の側端部、２６．２７・・・
・・・搬送ローラ、２８・・・・・・押えローラ、３０
・・・・・・横レジストマーク、３１・・・・・・記録
ヘッド並進制御回路、３２・・・・・・記録ヘッド並進
装置、３５・・・・・・光源、３６・・・・・・レンズ
アレイ、３７・・・・・・ラインイメージセンサ、３８
・・・・・・制御回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名”　
’　・−ＪＩＬｔｖ　−ラ ２８−−一押ル１−ラ ２Ｑ−−−９貴しジ尺ト７−り羽ｆｆ番、３７−一ライ
ンイメージセンＴ ３δ・−一刊＃Ｐ＠Ｂ 第３図 第４図 第５′図 第６図 第７図 丸！ 第８図 （ａＩ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（
ｂ）（（＋　　　　　　　（ｃｂ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録媒体を搬送する手段と、前記記録媒体に潜像
   を形成する手段と、前記潜像を現像する複数の現像手段
   と、前記記録媒体に備えられている基準ラインを読取り
   、前記記録媒体の搬送方向に対して横方向の位置ずれを
   検出するラインイメージセンサを備えた位置検出手段と
   、この位置検出手段の出力信号により前記記録媒体のず
   れ量だけ前記潜像形成手段を並進移動させる位置調整手
   段とを備えたカラー画像記録装置のレジスト制御装置。
2. （２）前記基準ラインが、前記記録媒体の一側端又は両
   側端に沿って前記記録媒体上に設けられたラインである
   特許請求の範囲第１項記載のカラー画像記録装置のレジ
   スト制御装置。
3. （３）前記基準ラインが前記記録媒体の側端部である特
   許請求の範囲第１項記載のカラー画像記録装置のレジス
   ト制御装置。