JPS61221308A - 多孔質Al系焼結材料 - Google Patents

多孔質Al系焼結材料

Info

Publication number
JPS61221308A
JPS61221308A JP6309185A JP6309185A JPS61221308A JP S61221308 A JPS61221308 A JP S61221308A JP 6309185 A JP6309185 A JP 6309185A JP 6309185 A JP6309185 A JP 6309185A JP S61221308 A JPS61221308 A JP S61221308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
porous
sintered
rolling
porosity
sintered material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6309185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0448841B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Nakanishi
清 中西
Katsuhiro Kishida
岸田 勝弘
Hiroyoshi Kikuchi
菊地 宏佳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NDC Co Ltd
Nippon Dia Clevite Co Ltd
Original Assignee
NDC Co Ltd
Nippon Dia Clevite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NDC Co Ltd, Nippon Dia Clevite Co Ltd filed Critical NDC Co Ltd
Priority to JP6309185A priority Critical patent/JPS61221308A/ja
Publication of JPS61221308A publication Critical patent/JPS61221308A/ja
Publication of JPH0448841B2 publication Critical patent/JPH0448841B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の目的〉 産業上の利用分野 本宛叫は多孔質Al系焼結材料に係り、詳しくは、騒音
、雑音等の吸音特性に優れ、寸法精度に優れた多孔質A
l系焼結材料に係る。
従来の技術 多孔質Al系焼結材料はCuあるいはFe系の多孔質焼
結材料と比較して、 (1)比重が軽い。
(2)展延性が良好であるため、曲げ加工が比較的容易
である。
(3)焼結温度が低く、比較的廉価で製造できる。
等の利慮を有するため積極的に開発が進められてきた。
しかし、初期においては特公昭43−20884号、4
5−24206号、45−24007号、47−321
63号の各公報に示されているように、主として機械部
品の含油軸受を目的として開発が進められたため、多孔
質焼結材料の強度が要求され、必然的に焼結成分として
焼結性が良く、強度が得られ易いCuを含有する焼結材
料が多く、また、技術的には焼結を阻害する表面酸化皮
膜を押圧して破り焼結を進行させる方法が一般的方法で
あったため、得られる焼結材料の多孔率はせいぜい10
〜20%であった。
その後、特公昭5(i−11373号公報によって無加
圧、非酸化性雰囲気下で焼結し、多孔率40〜50%の
多孔質Al系焼結材料を得る方法が開発され、吸音材等
に広く応用されるようになったが、機械的強度、焼結表
面の意匠性を高め、商品性を高めることが望まれてきた
しかし、従来の多孔質AZ系焼結材料は、無加圧4a帖
による高多孔質材料であるために機械的強度、寸法精度
、意匠性に問題があった。
発明が解決しようとする問題点 本発明はこれらの問題点の解決を目的とし、具体的には
、無加圧焼結板材で、表面状態が良く、寸法精度が良好
な多孔質Al系焼結吸音材料を提供することを目的とす
る。
〈発明の構成〉 問題点を解決するための 手段ならびにその作用 本発明は、八lを主成分とした混合粉末をAlと反応し
ない容器中で無加圧、非酸化性雰囲気下で焼結してなる
多孔質焼結材料を圧延し、流れ抵抗値800dllIn
’SeO/CI’以下としたことを特徴とする。
以下、図面によって本発明を説明する。
第1図は本発明による多孔質Al系焼結材料を製造する
製造工程の一例の説明図であり、また、第2図は圧下率
を変えた場合の吸音率の変化を示すグラフである。
第1図においてAlを主成分とした原料粉末1はホッパ
ー2からAlと反応しない容器3(例えば、グラファイ
ト容器)中に所定厚みに均一に散布される。この時の散
布厚みは容器の深さによって調整される。原料粉末が自
然充填された容器3は段積みされ、NH3分解ガスヤN
2ガス雰囲気に保たれた焼結炉4中で焼結され、冷却ゾ
ーン6で冷却された猪、容器3から外すことによって多
孔質Al系焼結材料7が得られる。
以上のように本発明においては容器3中のAlを主成分
とする原料粉末1は自然充填された状態にあり、通常の
焼結方法においては焼結を阻害する表面酸化皮膜を押圧
によって破壊するのに対し、焼結時のへ!粉末粒子の内
部と酸化皮膜との熱膨張率の差によって破壊され、この
破壊部分を通して焼結が進行する。この際に、破壊され
露出したメタリックな部分および生成した液相部分は酸
化され易いので焼結炉の雰囲気は酸素の分圧を低く制御
する必要があり、露点が一30℃以下の雰囲気で焼結さ
れる。また、焼結温度は添加成分粉末の液相発生温度以
上で、しかも、Alの融点以下の温度で焼結される。
得られる多孔質Al系焼結材料の多孔率は粒度の細かい
粉末を使用し、添加成分の液相量を小さく制御すると多
孔率60%以上の焼結材を得ることができるが、この焼
結材は強度的に弱く、また、未焼結になり易いので実用
的でない。
また、焼結温度と添加成分量の制御によって多孔率30
%以下の焼結材も得ることができるが、多孔率30%以
下になると部分的に独立気孔が増加すると共に温度制御
の限界を越えてメタリックな焼結となり易い。従って、
多孔率は30〜60%が好ましい。
しかし、前記のようにして得られた多孔率30〜60%
のAl系焼結材料は無加圧による焼結晶のため寸法精度
が従来の加圧焼結晶と較べて劣る欠点があり、用途によ
っては問題があったが、これを圧延することにより実用
吸音特性を低下させることなく、寸法精度を向上するこ
とができる他、焼結体の強度も向上し、また、圧延がエ
ンボス加工を兼ねることにより意匠性も向上することが
できる。
焼結俊の多孔率は30〜60%でほとんど連続した気孔
で成っているが、圧延することにより気孔部に独立気孔
が生ずるようになり、独立した気孔部は吸音効果に寄与
しない事は明らかである。又、圧延前材料の多孔率が小
さいものは圧延による目詰りも大ぎく一概に圧下率を限
定する事は吸音率を保持する上に危険がある。
本発明において、圧延条件を流れ抵抗値によって限定し
た理由は、上記理由によるが、流れ抵抗は多孔質な吸音
材料の吸音効果の管理方法としてJIS A 1330
6に記載され一般的に材料の吸音効果の管理方法として
実施されている。
従って、本発明は圧延後の流れ抵抗値を800dyn−
sea/cm’以下の範囲で焼結板を圧延する事によっ
て、多孔率40〜60%の焼結板を実用吸音特性を低下
させる事なく圧延したAl系焼結吸音材料を製造する事
ができる。
元来、本発明の無加圧焼結法は多孔率30〜60%の高
多孔質焼結材を得ることを目的として開発された方法で
あり、圧延によって寸法精度を向上する際にも高多孔率
を保持することが前提として求められる。
従って、圧延前の多孔質焼結材は多孔率約60%の高多
孔質焼結材を一次材とし、目的に応じ圧下率を適当に選
び圧延することが好ましい。
従って、圧延後の多孔質焼結材の多孔率としては60%
以下となる。第1表に一例として多孔率53%の多孔質
焼結材を圧下率を変えて圧延した場合の圧延焼結材の多
孔率、流れ抵抗値及び引第1表 また、第1表に示す各圧下率における圧延後の各多孔質
焼結材の吸音率を第2図に示す。
第1表及び第2図より明らかなように、多孔率30%以
下では吸音率の大巾な低下が推定され好ましくない。
多孔率30・−60%の多孔質焼結材を圧延することに
よって引張強さが向上することが第1表から分る。
また、圧延時にエンボス加工をすることによって表面の
美感を向上することもできるが、何れの場合においても
吸音特性を保持するためには圧延後の流れ抵抗値は80
Myn・sec/cm’以下とするよう圧下率を決定す
る必要があり、このように圧延加工することにより吸音
特性、寸法精度の良い多孔質Al系焼結材料が得られる
。寸法精度としては、焼結のままでは±0.5mmのバ
ラツキに対し、圧延により10.1mmの精度に向上し
た。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明したように、本発明はAlを主成分とす
る多孔率30〜60%の多孔質焼結材を圧延し、寸法精
度の優れた多孔質Al系焼結材が得られ、更に、圧延に
より引張強度も向上し、また、エンボス加工により意匠
性も向上する己とができ、商品価値は大巾に向上し、利
用範囲は拡大され、極めて有用となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による多孔質Al系焼結材を製造する製
造工程の一例の説明図、第2図は圧下率を変えた場合の
吸音率の変化を示すグラフである。 符号1・・・・・・原料粉末   2・・・・・・ホッ
パー3・・・・・・容器     4・・・・・・焼結
炉5・・・・・・焼結ゾーン  6・・・・・・冷却ゾ
ーン7・・・・・・多孔質Al系焼結材料 特許出願人 工ヌデーシー株式会社 代  理  人  弁理士  松  下  義  勝弁
護士 副 島 文 雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Alを主成分とする混合粉末をAlと反応しない容器中
    で無加圧、非酸化性雰囲気下で焼結してなる多孔率30
    〜60%の多孔質Al系焼結材料を圧延し、圧延後の材
    料の流れ抵抗値が800dyn・sec/cm^4以下
    であることを特徴とする多孔質Al系焼結材料。
JP6309185A 1985-03-26 1985-03-26 多孔質Al系焼結材料 Granted JPS61221308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6309185A JPS61221308A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 多孔質Al系焼結材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6309185A JPS61221308A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 多孔質Al系焼結材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61221308A true JPS61221308A (ja) 1986-10-01
JPH0448841B2 JPH0448841B2 (ja) 1992-08-07

Family

ID=13219296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6309185A Granted JPS61221308A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 多孔質Al系焼結材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61221308A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293612A (en) * 1976-02-03 1977-08-06 Toyo Bearing Mfg Co Sintered sheet of cutting powder of steel
JPS5390113A (en) * 1977-01-20 1978-08-08 Nippon Dia Clevite Co Porous sintered material with excellent air permeability

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293612A (en) * 1976-02-03 1977-08-06 Toyo Bearing Mfg Co Sintered sheet of cutting powder of steel
JPS5390113A (en) * 1977-01-20 1978-08-08 Nippon Dia Clevite Co Porous sintered material with excellent air permeability

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0448841B2 (ja) 1992-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2104606A1 (en) Method of Producing Bearings
AU2001276591A1 (en) Method of producing an abrasive product containing diamond
EP0141142A3 (en) Gas diffusion electrode with a hydrophylic coating layer, and method for its production
German Manipulation of strength during sintering as a basis for obtaining rapid densification without distortion
US4552719A (en) Method of sintering stainless steel powder
MX2007016027A (es) Metodo para la aleacion aditiva de aluminio en componentes.
JP2614732B2 (ja) 低摩擦構造及びその製造方法
JPH02153063A (ja) 窒素強化合金の製造方法
JPS61221308A (ja) 多孔質Al系焼結材料
US3765866A (en) Production of copper and copper oxide powder for powder metallurgy
US4430294A (en) Process for producing porous nickel bodies
US4678633A (en) Process for forming a sintered layer on a substrate of iron-based material
Wagner et al. The oxidation of cobalt based alloys containing partially dissolved particles of Si 3 N 4 at 1000° C
JPS61221306A (ja) 多孔質Al系焼結材料
US4781769A (en) Separating-agent composition and method using same
JPS56102501A (en) Manufacture of sintered parts
ATE74038T1 (de) Verfahren zur herstellung von fuer die pulvermetallurgie geeigneten eisenpulvern aus feinem eisenoxidpulver durch reduktion mit heissen gasen.
JPH0211320A (ja) 発泡金属製吸音材
JPS61174353A (ja) 多孔性Al系焼結吸音材料
JPS57200501A (en) Iron powder having high compressibility for high strength powder metallurgy product and preparation thereof
JPS6249345B2 (ja)
EP0560477B1 (en) Process for firing alloys containing easily oxidizable elements
JPH01242408A (ja) 炭化珪素−黒鉛複合材料及びその製造法
SU1256857A1 (ru) Способ изготовлени спеченных пористых изделий
JPH02254107A (ja) 吸音材