JPS6122127A - ガスタ−ビン燃焼器 - Google Patents
ガスタ−ビン燃焼器Info
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- JPS6122127A JPS6122127A JP14385284A JP14385284A JPS6122127A JP S6122127 A JPS6122127 A JP S6122127A JP 14385284 A JP14385284 A JP 14385284A JP 14385284 A JP14385284 A JP 14385284A JP S6122127 A JPS6122127 A JP S6122127A
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- JP
- Japan
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- air
- combustion chamber
- fuel
- stage
- combustion
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
- F23R3/04—Air inlet arrangements
- F23R3/10—Air inlet arrangements for primary air
- F23R3/12—Air inlet arrangements for primary air inducing a vortex
- F23R3/14—Air inlet arrangements for primary air inducing a vortex by using swirl vanes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は2段燃焼方式の構造を持つガスタービンの低N
OX燃焼器に係シ、とくに天然ガス(LNG)などの気
体燃料を使用する場合において大巾なNOX低減を図る
ガスタービン燃焼器に関するものである。
OX燃焼器に係シ、とくに天然ガス(LNG)などの気
体燃料を使用する場合において大巾なNOX低減を図る
ガスタービン燃焼器に関するものである。
従来の低NOX燃焼器のうち本発明に最つと近い技術を
説明する。2段燃焼方式を採用した燃焼器は、例えば特
開昭57−41524号公報に示されている。この公知
技術は2段燃焼方式を採用していることは同じであシ、
1段目(頭部)燃焼室に燃料と空気の予混合ガスを導入
し単一ノズルによる燃焼を行った後流の2段目燃焼室(
後部)に燃料と空気を同時に空気孔を介し供給し、全体
として空気過剰による低温度燃焼を行ないNOXの低減
化を図るものである。
説明する。2段燃焼方式を採用した燃焼器は、例えば特
開昭57−41524号公報に示されている。この公知
技術は2段燃焼方式を採用していることは同じであシ、
1段目(頭部)燃焼室に燃料と空気の予混合ガスを導入
し単一ノズルによる燃焼を行った後流の2段目燃焼室(
後部)に燃料と空気を同時に空気孔を介し供給し、全体
として空気過剰による低温度燃焼を行ないNOXの低減
化を図るものである。
しかし、頭部燃焼室に単一ノズルによシ拡散燃焼火炎を
形成しその後流から2段目の燃料を投入する方法におい
てはNOXの大巾な低減化は出来ない欠点を有するすな
わち、2段目の燃料投入においては2段目燃焼における
NOXの発生は抑えることが出来るが、1段目における
拡散燃焼においては広い範囲で高温度となるホットスポ
ットの形成が生ずるためNOXの発生を抑えることは出
来ない。さらに、単一ノズルにおいては燃焼室の軸心部
に位置するため燃焼室側壁から流入する空気流と燃料と
の混合が悪いためホットスポットが存在する原因となる
。このように単一燃料噴出ノズルを頭部燃焼室に備えた
従来形燃焼器においては大巾な低NOX化が出来ない欠
点を有する。このように2段燃焼器においてもNOXを
大巾に低減するためには1段目および2段目にて生成さ
れるNOXを抑えることが必要となるものである。
形成しその後流から2段目の燃料を投入する方法におい
てはNOXの大巾な低減化は出来ない欠点を有するすな
わち、2段目の燃料投入においては2段目燃焼における
NOXの発生は抑えることが出来るが、1段目における
拡散燃焼においては広い範囲で高温度となるホットスポ
ットの形成が生ずるためNOXの発生を抑えることは出
来ない。さらに、単一ノズルにおいては燃焼室の軸心部
に位置するため燃焼室側壁から流入する空気流と燃料と
の混合が悪いためホットスポットが存在する原因となる
。このように単一燃料噴出ノズルを頭部燃焼室に備えた
従来形燃焼器においては大巾な低NOX化が出来ない欠
点を有する。このように2段燃焼器においてもNOXを
大巾に低減するためには1段目および2段目にて生成さ
れるNOXを抑えることが必要となるものである。
この点頭部の軸心部に単一燃料ノズルを有する従来技術
においてはNOXを大巾に低減することは出来ない。
においてはNOXを大巾に低減することは出来ない。
本発明の目的は頭部にNOXの発生を抑えるため局部的
な高温度燃焼部を形成しない燃料分散法を採用し、しか
も燃料と空気との混合空間を小さくして混合の促進化を
図シ、頭部、後部とも低温度希薄燃焼によるNOXの生
成を抑え大巾なNOX低減化を図ることが出来る2段燃
焼方式のガスタービン燃焼器を提供することにある。
な高温度燃焼部を形成しない燃料分散法を採用し、しか
も燃料と空気との混合空間を小さくして混合の促進化を
図シ、頭部、後部とも低温度希薄燃焼によるNOXの生
成を抑え大巾なNOX低減化を図ることが出来る2段燃
焼方式のガスタービン燃焼器を提供することにある。
本発明はNOX生成を支配する燃焼部における高温度の
存在、いわゆるホットスポットを除去するため燃料の分
散化を図ることにある。すなわち1.2段目燃料ノズル
の分散(マルチ)化を行ない、さらに燃料と空気の混合
を促進するため、とくに頭部燃焼室内に中央部のホット
スポット部を除去し、しかも、頭部燃焼室の燃料と空気
の混合を良くするため、混合空間を小さくする内筒コー
ンを設けている。又、2段目の後部燃焼室では燃料ノズ
ルを、複数個のマルチ化を行い、しかも燃料ノズルそれ
ぞれを空気の流路中に位置し、空気と燃料の混合化を促
進させホットスポット部を除去しNOXの大巾な低減化
を図るものである。1段目および2段目のマルチノズル
化を行いしかも軸心部からの燃料供給をやめて内筒壁面
近傍、すなわち外側に燃料供給部を位置させて燃料分散
および空気との混合促進により大巾な低NOX化を計る
ことにある。
存在、いわゆるホットスポットを除去するため燃料の分
散化を図ることにある。すなわち1.2段目燃料ノズル
の分散(マルチ)化を行ない、さらに燃料と空気の混合
を促進するため、とくに頭部燃焼室内に中央部のホット
スポット部を除去し、しかも、頭部燃焼室の燃料と空気
の混合を良くするため、混合空間を小さくする内筒コー
ンを設けている。又、2段目の後部燃焼室では燃料ノズ
ルを、複数個のマルチ化を行い、しかも燃料ノズルそれ
ぞれを空気の流路中に位置し、空気と燃料の混合化を促
進させホットスポット部を除去しNOXの大巾な低減化
を図るものである。1段目および2段目のマルチノズル
化を行いしかも軸心部からの燃料供給をやめて内筒壁面
近傍、すなわち外側に燃料供給部を位置させて燃料分散
および空気との混合促進により大巾な低NOX化を計る
ことにある。
以下、本発明の1実施例を第1図を用いて説明する。
ガスタービンは圧縮機1とタービン2および燃焼器3に
よって構成され、燃焼器3は内筒4、外筒5およびター
ビン静翼6に燃焼ガス7を導く尾筒8から成立ってンシ
、外筒5の側閉端には第1段目の燃料ノズルボディ9を
装着するカバー10が取付られる。この他燃焼器には図
示していないが着火用の点火栓、フレームを感知する火
炎検知器などが装着されている。内筒4は頭部燃焼室、
とこれより一段直径の大きな後部燃焼室12に分けられ
、頭部燃焼室、の中央部には内筒コーン13が挿入され
ている。圧縮機1で圧縮された空気流14はディフュー
ザ15を通過し尾筒8の周囲を迂回し内筒5に開孔した
冷却孔15希薄を気孔16や2段目燃料17を燃焼する
ための空気孔18や頭部燃焼室に開孔した燃焼用空気孔
19および冷却用空気孔20からそれぞれの燃焼室内に
導入される。カバー10に取付られた第1段目燃料ノズ
ル22は頭部燃焼室側壁(ライナキャップ)21を貫赦
し頭部燃焼室内に燃料を噴出する複数個の燃料噴出口を
備えている。
よって構成され、燃焼器3は内筒4、外筒5およびター
ビン静翼6に燃焼ガス7を導く尾筒8から成立ってンシ
、外筒5の側閉端には第1段目の燃料ノズルボディ9を
装着するカバー10が取付られる。この他燃焼器には図
示していないが着火用の点火栓、フレームを感知する火
炎検知器などが装着されている。内筒4は頭部燃焼室、
とこれより一段直径の大きな後部燃焼室12に分けられ
、頭部燃焼室、の中央部には内筒コーン13が挿入され
ている。圧縮機1で圧縮された空気流14はディフュー
ザ15を通過し尾筒8の周囲を迂回し内筒5に開孔した
冷却孔15希薄を気孔16や2段目燃料17を燃焼する
ための空気孔18や頭部燃焼室に開孔した燃焼用空気孔
19および冷却用空気孔20からそれぞれの燃焼室内に
導入される。カバー10に取付られた第1段目燃料ノズ
ル22は頭部燃焼室側壁(ライナキャップ)21を貫赦
し頭部燃焼室内に燃料を噴出する複数個の燃料噴出口を
備えている。
内筒コーン13には空気を導入する入口孔23が開孔し
、コーン13の表面から表面に添うように流れる複数個
、複数列の冷却空気孔24を開口している。
、コーン13の表面から表面に添うように流れる複数個
、複数列の冷却空気孔24を開口している。
さらに第2図に燃焼器の詳細構造を示す。
頭部燃焼室、の上流にはライナキャップ21を貫通し複
数個の燃料噴出部が位置し噴出された燃料27と燃料噴
出部が貫通したライナキャップの開孔からの空気28お
よび頭部燃焼室壁に開孔した空気孔19a、19b、1
9c、19dからの空気と混合し燃焼を進行する。燃料
噴出部22は従来技術における単一噴出ノズルからの燃
料と異なシそれ自体が頭部燃焼室の側壁に近接する位置
にあるため空気孔19a、19b、19cおよび19d
および空気流28との混合が早く行なわれるため燃焼過
程の初期において空気による冷却効果を上げることが出
来る。このためホットスポットの発生が抑えられるため
NOXの低減化を図ることが出来る。とのように複数個
の燃料噴出部を頭部燃焼室の側壁に近接する位置に取付
ることは先述した混合効果促進と共に複数個の燃料噴出
部22をもついわゆる分割燃焼によシ火炎の分散化を図
ることができ、これらの相剰作用によシ、大巾なNOX
化を達成することが出来る。さらにNOX低減化を得る
手段として燃焼器の中心部に台形錐形状をした内筒コー
ン13を般けることは従来技術に見られた頭部燃焼室側
壁に開孔した空気孔19a、19b、19c、19dか
らの空気が中心部へ到達し、なくなることに起因する冷
却混合効果が低下する現象がなくなる。かつ、内筒コー
ン自体による冷却と内筒コーン13表面から噴出する冷
却空気20bによって火炎を内面から効果的に冷却する
効果が生ずるため大巾な低NOX化を行うことが出来る
。さらに1段目燃料噴出部22の燃焼器内への突き出し
はその長さによって燃料噴出口の上流から流入する空気
との混合効果を促進するもので低NOX化を支配する要
因でおシ、燃料噴出口位置は空気孔19a、19bを含
む近傍であれば混合効果が良好であpNOX低減効果が
大きい。さらに頭部燃焼室および内筒コーン13と2段
目燃料供給位置に関する効果を説明する。
数個の燃料噴出部が位置し噴出された燃料27と燃料噴
出部が貫通したライナキャップの開孔からの空気28お
よび頭部燃焼室壁に開孔した空気孔19a、19b、1
9c、19dからの空気と混合し燃焼を進行する。燃料
噴出部22は従来技術における単一噴出ノズルからの燃
料と異なシそれ自体が頭部燃焼室の側壁に近接する位置
にあるため空気孔19a、19b、19cおよび19d
および空気流28との混合が早く行なわれるため燃焼過
程の初期において空気による冷却効果を上げることが出
来る。このためホットスポットの発生が抑えられるため
NOXの低減化を図ることが出来る。とのように複数個
の燃料噴出部を頭部燃焼室の側壁に近接する位置に取付
ることは先述した混合効果促進と共に複数個の燃料噴出
部22をもついわゆる分割燃焼によシ火炎の分散化を図
ることができ、これらの相剰作用によシ、大巾なNOX
化を達成することが出来る。さらにNOX低減化を得る
手段として燃焼器の中心部に台形錐形状をした内筒コー
ン13を般けることは従来技術に見られた頭部燃焼室側
壁に開孔した空気孔19a、19b、19c、19dか
らの空気が中心部へ到達し、なくなることに起因する冷
却混合効果が低下する現象がなくなる。かつ、内筒コー
ン自体による冷却と内筒コーン13表面から噴出する冷
却空気20bによって火炎を内面から効果的に冷却する
効果が生ずるため大巾な低NOX化を行うことが出来る
。さらに1段目燃料噴出部22の燃焼器内への突き出し
はその長さによって燃料噴出口の上流から流入する空気
との混合効果を促進するもので低NOX化を支配する要
因でおシ、燃料噴出口位置は空気孔19a、19bを含
む近傍であれば混合効果が良好であpNOX低減効果が
大きい。さらに頭部燃焼室および内筒コーン13と2段
目燃料供給位置に関する効果を説明する。
頭部燃焼室の長さと2段目燃料供給位置との関連は頭部
燃焼室内に位置する内筒コーンも含め下記のような作用
を行う。すなわち、頭部燃焼室、における環状空間部2
5では1段目燃料かはぼ完全に燃焼が終了することであ
シまた、2段目の燃料と空気が供給され燃焼しても1段
目への頭部燃焼室、内流動の変動を極力少く抑えるもの
である。頭部燃焼室内壁と内筒コーン13外壁とで囲ま
れる環状空間部25内においては1段目の燃料17が流
入する空気198〜19dと混合しitは完全な燃焼を
行うように頭部燃焼室、を決定することが必要となる。
燃焼室内に位置する内筒コーンも含め下記のような作用
を行う。すなわち、頭部燃焼室、における環状空間部2
5では1段目燃料かはぼ完全に燃焼が終了することであ
シまた、2段目の燃料と空気が供給され燃焼しても1段
目への頭部燃焼室、内流動の変動を極力少く抑えるもの
である。頭部燃焼室内壁と内筒コーン13外壁とで囲ま
れる環状空間部25内においては1段目の燃料17が流
入する空気198〜19dと混合しitは完全な燃焼を
行うように頭部燃焼室、を決定することが必要となる。
2段目から供給する燃料と空気との位置とNOX濃度と
の関係を第4図に示す。頭部燃焼室、の長さが短くなる
と頭部燃焼室、内の燃焼が完了しないうちに2段目から
の燃料及び空気流が導入されるため頭部における燃焼が
2段目からの空気で阻止されかつA部で示す部分が急冷
却されるためにCoやHCなどの未燃焼成分の生成が多
くなシ燃焼効率が低下する欠点を有する。又このような
状態で2段目の燃焼を行うとは1段目の燃焼と2段目の
燃焼が同時に進行することになシ2段目燃焼開始部に高
温のホットスポットが出来るためNOXの発生が多くな
る欠小を有する。又頭部燃焼室の長さが長くなると頭部
燃焼室壁の冷却面積が増加する。したがって冷却空気の
量が多くなる。このように冷却空気量が多くなることに
よって2段目投入時に1段目火炎と2段目燃料ガスの間
に冷却用空気が導入されるため2段目燃料ガスへの1段
目火炎からの火移り性が悪くなるため頭部燃焼室の長さ
を必要以上長くすることは出来ない。燃焼用圧力I Q
ata。
の関係を第4図に示す。頭部燃焼室、の長さが短くなる
と頭部燃焼室、内の燃焼が完了しないうちに2段目から
の燃料及び空気流が導入されるため頭部における燃焼が
2段目からの空気で阻止されかつA部で示す部分が急冷
却されるためにCoやHCなどの未燃焼成分の生成が多
くなシ燃焼効率が低下する欠点を有する。又このような
状態で2段目の燃焼を行うとは1段目の燃焼と2段目の
燃焼が同時に進行することになシ2段目燃焼開始部に高
温のホットスポットが出来るためNOXの発生が多くな
る欠小を有する。又頭部燃焼室の長さが長くなると頭部
燃焼室壁の冷却面積が増加する。したがって冷却空気の
量が多くなる。このように冷却空気量が多くなることに
よって2段目投入時に1段目火炎と2段目燃料ガスの間
に冷却用空気が導入されるため2段目燃料ガスへの1段
目火炎からの火移り性が悪くなるため頭部燃焼室の長さ
を必要以上長くすることは出来ない。燃焼用圧力I Q
ata。
空気温度350Cまでの試験によれば頭部燃焼室の長さ
は内筒コーン13の直径および長さにも支配されるが代
表的なものとして頭部燃焼室、外径の1.2〜2.0倍
程度であることが望ましく1.5程度が最良である。一
方、内筒コーン13の長さは頭部燃焼室、容積にも関係
するが基本的には頭部燃焼室、よりも長くなると2段目
の燃焼が開始した場合に後部燃焼室12内での燃焼ガス
膨張が生じ頭部燃焼室、出口部に燃焼ガス加速による圧
力損失(抵抗)が大きくなるため頭部燃焼室、から導入
する空気流量が減少する。このため頭部燃焼室、におい
ては空気過剰による低温度燃焼が出来なくなるためにN
OXの発生が増加すると共にガス温度が高くなシかつ空
気流量が減少することから頭部燃焼室、外周壁の温度が
高くなシ燃焼器の信頼性、寿命を短くすることになる。
は内筒コーン13の直径および長さにも支配されるが代
表的なものとして頭部燃焼室、外径の1.2〜2.0倍
程度であることが望ましく1.5程度が最良である。一
方、内筒コーン13の長さは頭部燃焼室、容積にも関係
するが基本的には頭部燃焼室、よりも長くなると2段目
の燃焼が開始した場合に後部燃焼室12内での燃焼ガス
膨張が生じ頭部燃焼室、出口部に燃焼ガス加速による圧
力損失(抵抗)が大きくなるため頭部燃焼室、から導入
する空気流量が減少する。このため頭部燃焼室、におい
ては空気過剰による低温度燃焼が出来なくなるためにN
OXの発生が増加すると共にガス温度が高くなシかつ空
気流量が減少することから頭部燃焼室、外周壁の温度が
高くなシ燃焼器の信頼性、寿命を短くすることになる。
したがって内筒コーン13の長さは2段目の燃焼による
ガス加速損失の影響を抑えることが必要である。このた
めに内筒コーン13の長さは頭部燃焼室、よりも短かく
しコーンの先端から頭部燃焼室の出口部までに燃焼ガス
加速が生じても、 いわゆる燃焼ガスの急激な膨張に耐えるような容積をと
ることが必要であシ実験では内筒コーン13の長さtは
頭部燃焼室、の長さLとの比でt/L=o、7程度が最
良であシこのような寸法関係に内筒コーン先端から、頭
部燃焼室後端までの空間をとることが良好である。ここ
でt/Lが小さくなる状態、いわゆる内筒コーンが短く
なると1段目燃焼火炎は内筒コーン先端部の軸心部に形
成されることによシ軸心部に高温度部が形成されるため
NQxの発生は多くなり又/、/L=1近傍では前述し
たように、NOx発生量は多くなり、かつ頭部壁温度が
高くなる欠点を有することになる。したがって内筒コー
ン13は頭部燃焼室、よりも短かくすることが良好であ
る。
ガス加速損失の影響を抑えることが必要である。このた
めに内筒コーン13の長さは頭部燃焼室、よりも短かく
しコーンの先端から頭部燃焼室の出口部までに燃焼ガス
加速が生じても、 いわゆる燃焼ガスの急激な膨張に耐えるような容積をと
ることが必要であシ実験では内筒コーン13の長さtは
頭部燃焼室、の長さLとの比でt/L=o、7程度が最
良であシこのような寸法関係に内筒コーン先端から、頭
部燃焼室後端までの空間をとることが良好である。ここ
でt/Lが小さくなる状態、いわゆる内筒コーンが短く
なると1段目燃焼火炎は内筒コーン先端部の軸心部に形
成されることによシ軸心部に高温度部が形成されるため
NQxの発生は多くなり又/、/L=1近傍では前述し
たように、NOx発生量は多くなり、かつ頭部壁温度が
高くなる欠点を有することになる。したがって内筒コー
ン13は頭部燃焼室、よりも短かくすることが良好であ
る。
先述と同様の燃焼試験では1,2段目のNOxを低減で
きかつCOやHC発生が少ない頭部燃焼室への空気開口
面積は全開口面積に対し50〜55%であシまた2段へ
の空気孔面積は20〜30%さらに後部燃焼室に開口す
る空気流通面積は20〜30%、内筒コーンに開口する
冷却孔面積7〜10%が良好であり、とくに内筒コーン
に冷却用空気の他に燃焼用空気孔を開口するとこの空気
1流によシ燃焼が促進されるためホットスポット部がμ
成きれ空気孔の近傍が加熱される現象がみられ内筒コー
ンには冷却空気孔のみ開孔する構造であることが望まし
い。さらに2段目への空気面積を増加し30%以上とし
た場合では火移シ性能が低下する欠点を有し、20%以
下ではNOx低減効果が小さく々る。−万頭部燃焼室、
への空気量が60%以上になると混合ガスが稀薄化しC
o、)Icの生成が多くなシ又、40%以下ではNOX
発生とメタル温度上昇することになる。
きかつCOやHC発生が少ない頭部燃焼室への空気開口
面積は全開口面積に対し50〜55%であシまた2段へ
の空気孔面積は20〜30%さらに後部燃焼室に開口す
る空気流通面積は20〜30%、内筒コーンに開口する
冷却孔面積7〜10%が良好であり、とくに内筒コーン
に冷却用空気の他に燃焼用空気孔を開口するとこの空気
1流によシ燃焼が促進されるためホットスポット部がμ
成きれ空気孔の近傍が加熱される現象がみられ内筒コー
ンには冷却空気孔のみ開孔する構造であることが望まし
い。さらに2段目への空気面積を増加し30%以上とし
た場合では火移シ性能が低下する欠点を有し、20%以
下ではNOx低減効果が小さく々る。−万頭部燃焼室、
への空気量が60%以上になると混合ガスが稀薄化しC
o、)Icの生成が多くなシ又、40%以下ではNOX
発生とメタル温度上昇することになる。
さらに第5図ないし第7図を用いて2段目の燃焼につい
て説明する。燃料17はバス部30を通過し、燃料ダメ
31に導かれ、ここから2段目空気通路32および後部
燃焼室12に開口する全気孔33の近傍に燃料を供給す
る複数個の燃料ノズル34を取付は燃料噴出孔35がら
空気孔33の空気流に添うように2段目の燃料を供給す
る。2段目の空気流36は主燃焼室に供給される時に燃
焼時間を出来るだけ長くするように廓回流として供給す
ることが好ましく複数個の旋回ベーン37によシ空気通
路を仕切り、それぞれの空気通路に燃料噴出口35を開
口し空気と燃料の混合促進を図9空気過剰の混合ガス3
8として主燃焼室に供給し、頭部燃焼室の火炎に引火し
て低温度希釈燃焼を行r N Oxの低減化を図る。2
段目の燃焼におけるNOXの低減は空気と燃料をいかに
良く混合するかがキイポイントでろυ、このためには混
合時間を長くすることが最良の方法でsb本発明では空
気通路を長くする手段として旋回ベーン−′37′f:
、設は旋回流38としてこの中へ燃料を供給する構成と
している。一方、2段目の燃焼に対して重要なことは2
段目空気通路とくにベーン37の中に火炎を引き込まな
いことである。すなわちベーン37に囲まれた空気通路
は燃料も供給され充分燃焼し得る条件になっている。し
かしながらベーン37を通る空気と燃料の混合気の噴出
速度が約100m/sであシ、一方乱流場における火炎
の伝播速度がたかだか5 m / sであシ、理想的な
このような状態では火炎の逆火現象は生じない。
て説明する。燃料17はバス部30を通過し、燃料ダメ
31に導かれ、ここから2段目空気通路32および後部
燃焼室12に開口する全気孔33の近傍に燃料を供給す
る複数個の燃料ノズル34を取付は燃料噴出孔35がら
空気孔33の空気流に添うように2段目の燃料を供給す
る。2段目の空気流36は主燃焼室に供給される時に燃
焼時間を出来るだけ長くするように廓回流として供給す
ることが好ましく複数個の旋回ベーン37によシ空気通
路を仕切り、それぞれの空気通路に燃料噴出口35を開
口し空気と燃料の混合促進を図9空気過剰の混合ガス3
8として主燃焼室に供給し、頭部燃焼室の火炎に引火し
て低温度希釈燃焼を行r N Oxの低減化を図る。2
段目の燃焼におけるNOXの低減は空気と燃料をいかに
良く混合するかがキイポイントでろυ、このためには混
合時間を長くすることが最良の方法でsb本発明では空
気通路を長くする手段として旋回ベーン−′37′f:
、設は旋回流38としてこの中へ燃料を供給する構成と
している。一方、2段目の燃焼に対して重要なことは2
段目空気通路とくにベーン37の中に火炎を引き込まな
いことである。すなわちベーン37に囲まれた空気通路
は燃料も供給され充分燃焼し得る条件になっている。し
かしながらベーン37を通る空気と燃料の混合気の噴出
速度が約100m/sであシ、一方乱流場における火炎
の伝播速度がたかだか5 m / sであシ、理想的な
このような状態では火炎の逆火現象は生じない。
ベーンの形状および表面仕上精度の低下などによっては
ベーンの壁面近傍に渦などの淀みが発生し、ここを火点
にしてベーンの中へ火炎が引き込まれるいわゆる逆火現
象が生ずる。これに対処する方法として第5図及び第6
図に示す如く2段目燃料ノズル34からの燃料17の噴
射はその噴口35を旋回ベーン37で囲まれfCC気気
通路中へ噴出し混合を図ることが重要である。このため
には旋回ベーンの近傍に噴出口位置を設定することが良
好でアシ、とくに2段目燃料供給構造にもよるが旋回ベ
ーン37の上流側に湾曲41a、b、c・・・・・・を
もたせ燃料ノズル34の取付方向と合せるようにする方
法によ多燃料と空気との混合をさらに促進させることが
出来る。しかも旋回ベーン37表面近傍に渦、淀みの発
生がなく逆火現象もみられず良好な構造である。このよ
うに、燃料ノズル34に開口する噴出口35の位置が旋
回ベーン37で囲まれた空気通路の中央部に位置するこ
とが均一混合効果を上げる。このため燃焼時における内
筒4および2段目燃料ノズル35を支持する外筒5の熱
膨張差により旋回ベーン37と燃料ノズル35位置がず
れ均一効果低下がなきようにすることが重要である。こ
の実施例を第7図に示す。
ベーンの壁面近傍に渦などの淀みが発生し、ここを火点
にしてベーンの中へ火炎が引き込まれるいわゆる逆火現
象が生ずる。これに対処する方法として第5図及び第6
図に示す如く2段目燃料ノズル34からの燃料17の噴
射はその噴口35を旋回ベーン37で囲まれfCC気気
通路中へ噴出し混合を図ることが重要である。このため
には旋回ベーンの近傍に噴出口位置を設定することが良
好でアシ、とくに2段目燃料供給構造にもよるが旋回ベ
ーン37の上流側に湾曲41a、b、c・・・・・・を
もたせ燃料ノズル34の取付方向と合せるようにする方
法によ多燃料と空気との混合をさらに促進させることが
出来る。しかも旋回ベーン37表面近傍に渦、淀みの発
生がなく逆火現象もみられず良好な構造である。このよ
うに、燃料ノズル34に開口する噴出口35の位置が旋
回ベーン37で囲まれた空気通路の中央部に位置するこ
とが均一混合効果を上げる。このため燃焼時における内
筒4および2段目燃料ノズル35を支持する外筒5の熱
膨張差により旋回ベーン37と燃料ノズル35位置がず
れ均一効果低下がなきようにすることが重要である。こ
の実施例を第7図に示す。
2段目燃焼用空気通路を形成する旋回ベーン37等の部
材、とくに下側の押え部材38とノズル7ランジ39を
連結し旋回ベーン37とノズル噴口35の位置を常に定
位置に保つものであシ、ガスタービンの長時間使用にお
いても常に均一な2段目燃料および空気の混合促進を行
うことができ低NOX効果が得られる。このために頭部
燃焼室、と後部燃焼室12はそれぞれが2段目空気通路
を形成する部材をはさみ込み図に示すようなスプリング
シール部材42a、4’2bによって蓮゛結することに
より均一効果を得ることが出来ると共に空気通路部内に
おける燃料濃度の片寄シをなくすことが出来るため局部
的な燃料濃度大によるホットスポットの除去をすること
ができる。一方、空気の流動がスムーズに行なわれるよ
うに空気通路部に流路に合うような湾曲43a、43b
形状とすることが良好な均一混合化となシ、かつ渦。
材、とくに下側の押え部材38とノズル7ランジ39を
連結し旋回ベーン37とノズル噴口35の位置を常に定
位置に保つものであシ、ガスタービンの長時間使用にお
いても常に均一な2段目燃料および空気の混合促進を行
うことができ低NOX効果が得られる。このために頭部
燃焼室、と後部燃焼室12はそれぞれが2段目空気通路
を形成する部材をはさみ込み図に示すようなスプリング
シール部材42a、4’2bによって蓮゛結することに
より均一効果を得ることが出来ると共に空気通路部内に
おける燃料濃度の片寄シをなくすことが出来るため局部
的な燃料濃度大によるホットスポットの除去をすること
ができる。一方、空気の流動がスムーズに行なわれるよ
うに空気通路部に流路に合うような湾曲43a、43b
形状とすることが良好な均一混合化となシ、かつ渦。
淀み等の形成がなくなるため逆火現象を防止できる効果
を発揮中る。
を発揮中る。
一方、1段目燃焼火炎と2段目燃焼火炎との干渉がNO
Xの生成を左右するととについて説明する。すなわち、
第8図に示すように2段目の燃料と空気流36が頭部燃
焼室後部44よシ頭部火炎45に対しほぼ直交(場合に
よっては旋回流でも良い)して導入される場合には頭部
火炎45と後部火炎46とが干渉47する部分において
燃焼温度が高くなるホットスポット部が出来るためNO
Xの生成が多くなる。したがって第9図に示すように頭
部火炎45と後部火炎46が干渉しないようにすること
が低NOx化のために必須であシ火炎を分離することが
特策となる。したがって2段目の火炎を48点線で示す
方向にすることが考えられるが、この場合2段目燃料投
入開始時に2段目の燃焼は頭部火炎45によって引火(
火移シ)の性能が低下するため必要以上に外向きに流出
することは出来ない。第10図に水平の場合A線と直角
B線とのNOX濃度の比較を示す。直角流入よりも水平
流入時の方が火炎の干渉がなくなるためNOXの低減化
が出来る。
Xの生成を左右するととについて説明する。すなわち、
第8図に示すように2段目の燃料と空気流36が頭部燃
焼室後部44よシ頭部火炎45に対しほぼ直交(場合に
よっては旋回流でも良い)して導入される場合には頭部
火炎45と後部火炎46とが干渉47する部分において
燃焼温度が高くなるホットスポット部が出来るためNO
Xの生成が多くなる。したがって第9図に示すように頭
部火炎45と後部火炎46が干渉しないようにすること
が低NOx化のために必須であシ火炎を分離することが
特策となる。したがって2段目の火炎を48点線で示す
方向にすることが考えられるが、この場合2段目燃料投
入開始時に2段目の燃焼は頭部火炎45によって引火(
火移シ)の性能が低下するため必要以上に外向きに流出
することは出来ない。第10図に水平の場合A線と直角
B線とのNOX濃度の比較を示す。直角流入よりも水平
流入時の方が火炎の干渉がなくなるためNOXの低減化
が出来る。
以上説明したように1段目および2段目ともにマルチ燃
料ノズルを採用し、かついずれも燃焼器ライナの外周部
近傍から供給することによ多燃料の分散化を図り、かつ
空気と燃料との均一混合化を促進させることによシ効果
的な低温度空気過剰燃焼を実現させ大巾な低NOx化を
行うことができる。すなわち、第、図に示すようにとく
に1段目のNOXを大巾に低減することができかつA線
で示す従来技術と異なシ、B線で示す2段目を組合せた
場合では大巾なNOX低減が得られる効果を発揮する。
料ノズルを採用し、かついずれも燃焼器ライナの外周部
近傍から供給することによ多燃料の分散化を図り、かつ
空気と燃料との均一混合化を促進させることによシ効果
的な低温度空気過剰燃焼を実現させ大巾な低NOx化を
行うことができる。すなわち、第、図に示すようにとく
に1段目のNOXを大巾に低減することができかつA線
で示す従来技術と異なシ、B線で示す2段目を組合せた
場合では大巾なNOX低減が得られる効果を発揮する。
一方、1段目の燃焼状態が2段目に及ぼす効果について
第12図を用いて説明を加える。第12図は頭m燃焼室
出口部のガス温度分布を示している。シングル燃料ノズ
ルを軸心に設置する従来技術においては燃焼室軸心部の
温度が高くなるが、本発明によると燃料分散の効果およ
び空気と燃料の均一混合化が良好となるため従来技術で
みられたような高温部分は存在せず当然のことながら外
周部に高温部が存在する傾向を示す。さらに、本発明で
は軸心部に円錐状の内筒コーンを設置するそして冷却空
気を供給するために軸心部の高温部分はなくなる。した
がって1段目燃焼によシ大巾なNOX低減効果を得るこ
とができる。
第12図を用いて説明を加える。第12図は頭m燃焼室
出口部のガス温度分布を示している。シングル燃料ノズ
ルを軸心に設置する従来技術においては燃焼室軸心部の
温度が高くなるが、本発明によると燃料分散の効果およ
び空気と燃料の均一混合化が良好となるため従来技術で
みられたような高温部分は存在せず当然のことながら外
周部に高温部が存在する傾向を示す。さらに、本発明で
は軸心部に円錐状の内筒コーンを設置するそして冷却空
気を供給するために軸心部の高温部分はなくなる。した
がって1段目燃焼によシ大巾なNOX低減効果を得るこ
とができる。
一方、外周部の温度が高く々る本発明では後流にひかえ
る2段目の燃焼に大きく寄与する。すなわち2階目の燃
焼は空気過剰の低温度燃焼を実現することであシ、周囲
の温度が高くなることによって燃焼性を向上す地ことか
出来るため一酸化炭素(Co)や未燃焼生成物(HC)
などの未燃節分の発生を抑えることができる他の利点も
生ずる。
る2段目の燃焼に大きく寄与する。すなわち2階目の燃
焼は空気過剰の低温度燃焼を実現することであシ、周囲
の温度が高くなることによって燃焼性を向上す地ことか
出来るため一酸化炭素(Co)や未燃焼生成物(HC)
などの未燃節分の発生を抑えることができる他の利点も
生ずる。
本発明によれば1段目の燃焼を均一な低温度燃焼および
軸心部のホットスポット部をなくすることができるので
NOX低減化を図ることが出来かつ2段目の燃焼もマル
チ燃料ノズルによる均一混合化ができるので燃焼器全体
で均一な低温度燃焼を実現することによって大巾な低N
OX化効果がある。
軸心部のホットスポット部をなくすることができるので
NOX低減化を図ることが出来かつ2段目の燃焼もマル
チ燃料ノズルによる均一混合化ができるので燃焼器全体
で均一な低温度燃焼を実現することによって大巾な低N
OX化効果がある。
第1図は、本発明を実施したガスタービン燃焼器の断面
図、第2図は燃焼器の部分断面図、第3図は、燃焼器頭
部の斜視図、第4図は、内炎形成状態を示す説明図、第
5図は、2段目燃料供給部の詳細図、第6図は、2段目
燃料供給部の他の実施例を示す詳細図、第7図は、2段
燃料供給部の信実流側を示す断面図、第8図及び第9図
は、それぞれ、2段目燃料の供給方向と火炎の干渉状態
を説明する図、第10図は、頭部燃焼室長さとNOx低
減効果の関係を示す特性図、第、図は、ガスタービン負
荷とNOx濃度との関係を示す特性図、第12図は、火
炎の温度分布を示す特性図である。 9・・・1段目燃料、、・・・頭部燃焼室、12・・・
後部燃焼室、13・・・内筒コーン、17・・・2段目
燃料、18・・・2段目空気通路部、22・・・1段目
燃料噴出部、34・・・2段目燃料ノズル。 冨3 口 ヌ4 図 β I5 記 、 ¥6 品 17図 7.8 図 γ10 図 順都部旭室長さ、ヒ χ、 図 t′スターと”ン萎ネ1
図、第2図は燃焼器の部分断面図、第3図は、燃焼器頭
部の斜視図、第4図は、内炎形成状態を示す説明図、第
5図は、2段目燃料供給部の詳細図、第6図は、2段目
燃料供給部の他の実施例を示す詳細図、第7図は、2段
燃料供給部の信実流側を示す断面図、第8図及び第9図
は、それぞれ、2段目燃料の供給方向と火炎の干渉状態
を説明する図、第10図は、頭部燃焼室長さとNOx低
減効果の関係を示す特性図、第、図は、ガスタービン負
荷とNOx濃度との関係を示す特性図、第12図は、火
炎の温度分布を示す特性図である。 9・・・1段目燃料、、・・・頭部燃焼室、12・・・
後部燃焼室、13・・・内筒コーン、17・・・2段目
燃料、18・・・2段目空気通路部、22・・・1段目
燃料噴出部、34・・・2段目燃料ノズル。 冨3 口 ヌ4 図 β I5 記 、 ¥6 品 17図 7.8 図 γ10 図 順都部旭室長さ、ヒ χ、 図 t′スターと”ン萎ネ1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、燃焼器頭部に1段目燃料と空気を導入し燃焼を行わ
せる頭部燃焼室と、この頭部燃焼室の後流に2段目燃料
と空気を導入して燃焼を行う後部燃焼室とを備えた燃焼
器において、前記1段目燃料供給手段は、頭部燃焼室の
外周近傍に設けた複数個の燃料ノズルを含み、前記2段
目供給手段は、後部燃焼室の外周壁に近接する位置に設
けた複数の燃料ノズルを含み、更に前記頭部燃焼室軸心
部に後流に向つて1段目燃料ノズルの後流側端よりも後
流まで延び、かつ先端が閉となつた内筒を設け、この内
筒の後流側端よりも後流側に前記2段目燃料の供給孔を
設けたことを特徴とするガスタービン燃焼器。 2、特許請求の範囲第1項において、1段目燃料ノズル
は、頭部燃焼室外周壁と内筒との間に形成される環状空
間に頭部燃焼室端面から後流側に向つて突出して配置し
たことを特徴とするガスタービン燃焼器。 3、特許請求の範囲第1項において、2段目燃料ノズル
は、2段目空気通路を形成する複数個の旋回ベーンを通
る空気流の中に配置されたことを特徴とするガスタービ
ン燃焼器。 4、特許請求の範囲第3項において、前記旋回ベーンは
、燃焼器軸線にほぼ平行な方向に空気を噴出するよう開
口方向が設定されていることを特徴とするガスタービン
燃焼器。 5、特許請求の範囲第1項において、前記頭部燃焼室の
軸線に沿う長さは、頭部燃焼室の外径の1.2倍以上1
.8倍以下であることを特徴とするガスタービン燃焼器
。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14385284A JPS6122127A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | ガスタ−ビン燃焼器 |
EP85108445A EP0169431B1 (en) | 1984-07-10 | 1985-07-08 | Gas turbine combustor |
CA000486578A CA1258379A (en) | 1984-07-10 | 1985-07-10 | Gas turbine combustor |
US07/144,646 US4898001A (en) | 1984-07-10 | 1988-01-11 | Gas turbine combustor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14385284A JPS6122127A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6122127A true JPS6122127A (ja) | 1986-01-30 |
JPH0343535B2 JPH0343535B2 (ja) | 1991-07-02 |
Family
ID=15348457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14385284A Granted JPS6122127A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122127A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62294814A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-22 | Hitachi Ltd | ガスタ−ビン燃焼器構造 |
JPS63306314A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-14 | Hitachi Ltd | ガスタ−ビン燃焼器 |
US5319936A (en) * | 1991-09-19 | 1994-06-14 | Hitachi, Ltd. | Combustor system for stabilizing a premixed flame and a turbine system using the same |
US5321947A (en) * | 1992-11-10 | 1994-06-21 | Solar Turbines Incorporated | Lean premix combustion system having reduced combustion pressure oscillation |
US5372008A (en) * | 1992-11-10 | 1994-12-13 | Solar Turbines Incorporated | Lean premix combustor system |
US5515680A (en) * | 1993-03-18 | 1996-05-14 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method for mixing gaseous fuel and air for combustion including injection at a reverse flow bend |
US5899074A (en) * | 1994-04-08 | 1999-05-04 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine combustor and operation method thereof for a diffussion burner and surrounding premixing burners separated by a partition |
JP2003513223A (ja) * | 1999-10-29 | 2003-04-08 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | バーナ |
JP2010038538A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Siemens Ag | 旋回翼および旋回翼装置 |
JP2010539437A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | シーメンス エナジー インコーポレイテッド | 二次燃料噴射を制御する装置および方法 |
JP2015513063A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-04-30 | エクソンモービル アップストリーム リサーチ カンパニー | ターボ機械用燃焼器組立体 |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP14385284A patent/JPS6122127A/ja active Granted
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62294814A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-22 | Hitachi Ltd | ガスタ−ビン燃焼器構造 |
JPS63306314A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-14 | Hitachi Ltd | ガスタ−ビン燃焼器 |
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JP2003513223A (ja) * | 1999-10-29 | 2003-04-08 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | バーナ |
JP2010539437A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | シーメンス エナジー インコーポレイテッド | 二次燃料噴射を制御する装置および方法 |
US8387398B2 (en) | 2007-09-14 | 2013-03-05 | Siemens Energy, Inc. | Apparatus and method for controlling the secondary injection of fuel |
KR101523938B1 (ko) * | 2007-09-14 | 2015-05-29 | 지멘스 에너지, 인코포레이티드 | 가스 터빈 엔진 내의 연소를 제어하는 방법 및 가스 터빈 연소 시스템용 연소기 |
JP2010038538A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Siemens Ag | 旋回翼および旋回翼装置 |
JP2015513063A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-04-30 | エクソンモービル アップストリーム リサーチ カンパニー | ターボ機械用燃焼器組立体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0343535B2 (ja) | 1991-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |