JPS6121978Y2 - - Google Patents

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JPS6121978Y2
JPS6121978Y2 JP1652980U JP1652980U JPS6121978Y2 JP S6121978 Y2 JPS6121978 Y2 JP S6121978Y2 JP 1652980 U JP1652980 U JP 1652980U JP 1652980 U JP1652980 U JP 1652980U JP S6121978 Y2 JPS6121978 Y2 JP S6121978Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tree trunk
guide plate
pruning machine
inch
saw
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JP1652980U
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JPS56120062U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 節のない優良木材を生産する為並に、樹間採光
の向上等に、木の生育期間の一定時期に枝打ち作
業が必須のものとして広く実施されている。従来
この作業は鉈による入力作業にたよつていたが、
入力によつていたのではきわめて非能率的で経費
も莫大なものになる。ししたがつて林業家からこ
の作業の機械化に対する要請が強く出されてい
る。
この要請に応えるべく各種の動力自動枝打ち機
が提案されているが、本考案は、樹幹に抱着せし
めた枠体に走行装置と鋸断装置を取着して旋回昇
降自在としたもののうち、特にチエンソー形鋸断
装置を有するものの改良に係わるものである。
上記の鋸断装置として、携帯用チエンソーの鋸
断部をそのまま流用した場合、第3図に示す如く
一般に枝払い用として使用されている1/4インチ
乃至3/8インチのピツチのソーチエン8が摺走す
る案内板9の先頭部13は六個乃至七個のリンク
が反転摺走する比較的大きな曲率半径Rで湾曲し
ており、したがつて先頭部13附近の板巾Bの大
きなものになつている。
枝打ち作業の際、枝は出来る限り樹幹1の表面
に近い根元から切断することが要求されているの
で、第2図に示す如く、案内板9の鋸断作用側
が、枝10の根元に対して樹幹1の曲面状表面の
接線方向から接当する様に配設する必要がある。
この場合、従来の案内板9の先頭部13の曲率
半径Rが大きく、したがつて板巾Bも大きいの
で、案内板9が樹幹1の曲面状表面を周行する
際、案内板9が描く軌跡と樹幹1の表面との間の
距離、すなわち枝10に対する案内板9の実効板
厚Tが大きくなつているので、案内板9が枝10
を鋸断しながら矢印A方向に上昇しつつ移動する
につれて枝10の切り口をこじ開ける作用が生
じ、この為に枝10が裂けたり、はなはだしい場
合には案内板9が枝10に食い込んだままエンジ
ンが停止してしまう事態が生じる。
本考案は、かかる不具合の生じない動力自動枝
打ち機を提供せんとするものである。
以下図に示す実施例に基づき本考案を詳細に説
明する。
第1図に示す如く樹幹1に抱着せしめた枠体3
の一側に車輪2を配設し、その樹幹1を挾んだ反
対側にエンジン4を共通の動力源とするチエンソ
ー形鋸断装置6と走行装置5を設けて樹幹1の周
りを旋回昇降自在にせしめる。前記鋸断装置6に
は、ソーチエン8を摺走せしめる案内板9を樹幹
1の表面に沿わせて直立状に設ける。
かかる状態で使用する案内板9の湾曲形に形成
した先頭部13の曲率半径rを、第5図に示す如
くソーチエン8が反転摺走可能な範囲で最小のも
のとすれば、先頭部13附近の板巾bが小さくな
るので、第4図に示す如く、枝10に切り込む際
に案内板9の最初に枝10に接当する先頭部13
の実効板厚tを小さくすることができるので、案
内板9の矢印A方向への上昇移行にともなう枝1
0に対するこじり作用を軽減することが可能とな
る。
なお、先頭部13の板巾bの湾曲部分は、ソー
チエン8の円滑な摺走を確保する上で、ソーチエ
ン8を構成する1/4インチ乃至3/8インチのピツチ
の三個又は四個のリンクが反転摺走可能な最小曲
率半径とすることがのぞましい。さらに、案内板
9の鋸断作用側の先頭部13附近の一点14から
斜下へ非鋸断作用側に向かう斜線11を形成する
如く上部を樹幹1側に屈曲せしめ、さらに先頭部
13を前記一点14を通る横線12を形成する如
く引き起こして樹幹1より離間せしめれば、先頭
部13を実質的に樹幹1の曲面状表面にほぼ沿わ
せた形状にすることが出来、案内板9の上昇移行
にともなうこじり作用を実質的に除去することが
可能である。
以上の如く、本考案によれば案内板9のすくな
くとも先頭部13附近を簡単な加工により実質的
に樹幹1の曲面状表面にほぼ沿つた形状としたの
で、枝10の鋸断作用を行ないながら案内板が上
昇移行しても、こじり作用による不具合を生じる
ことなく、確実に能率良く、安全に枝打ち作業を
自動的に行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の側面図。第2図は従来
例の樹幹と案内板の位置関係説明平面図。第3図
は同上側面図。第4図は本考案による位置関係説
明平面図。第5図は同上側面図。 1……樹幹、2……車輪、3……枠体、4……
エンジン、5……走行装置、6……チエンソー形
鋸断装置、8……ソーチエン、9……案内板、1
3……先頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹幹1に車輪2を介して取着する枠体3、該枠
    体3にエンジン4を共通の動力とする走行装置5
    及びチエンソー形鋸断装置6を備えて樹幹1を旋
    回昇降自在な動力自動枝打ち機に於いて、前記鋸
    断装置6のソーチエン8が摺走する案内板9の先
    頭部13をソーチエン8を構成する1/4インチ乃
    至3/8インチのピツチの三個又は四個のリンクが
    反転摺走可能な最小曲率半径rの板巾bの湾曲形
    に形成し、前記案内板9の鋸断作用側の前記先頭
    部13付近の一点14から斜下へ非鋸断作用側に
    向かう斜線11を形成する如く上部を樹幹1側へ
    屈曲せしめ、さらに先頭部13を前記一点14を
    通る横線12を形成する如く引き起こして樹幹1
    より離間せしめほぼ樹幹1の曲面状表面に沿う様
    にしたことを特徴とする動力自動枝打ち機。
JP1652980U 1980-02-14 1980-02-14 Expired JPS6121978Y2 (ja)

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JP1652980U JPS6121978Y2 (ja) 1980-02-14 1980-02-14

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JP1652980U JPS6121978Y2 (ja) 1980-02-14 1980-02-14

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Publication Number Publication Date
JPS56120062U JPS56120062U (ja) 1981-09-12
JPS6121978Y2 true JPS6121978Y2 (ja) 1986-07-01

Family

ID=29612935

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JP1652980U Expired JPS6121978Y2 (ja) 1980-02-14 1980-02-14

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JP7154474B2 (ja) * 2018-10-18 2022-10-18 川▲崎▼ 晴久 枝打ち装置

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JPS56120062U (ja) 1981-09-12

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