JPS6121828Y2 - - Google Patents
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- JPS6121828Y2 JPS6121828Y2 JP2900480U JP2900480U JPS6121828Y2 JP S6121828 Y2 JPS6121828 Y2 JP S6121828Y2 JP 2900480 U JP2900480 U JP 2900480U JP 2900480 U JP2900480 U JP 2900480U JP S6121828 Y2 JPS6121828 Y2 JP S6121828Y2
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- Japan
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- oil
- metal
- pot
- pot wall
- electromagnetic induction
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- Expired
Links
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Landscapes
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁誘導加熱フライヤーの油鍋に関す
るものである。
るものである。
本考案者は第1図に例示する電磁誘導加熱フラ
イヤーは防火性の点から、きわめて安全性の高い
ものであることを見出した。まず、その構成、、
作用を第1図に従つて説明する。
イヤーは防火性の点から、きわめて安全性の高い
ものであることを見出した。まず、その構成、、
作用を第1図に従つて説明する。
油鍋1の底面から所定間隔へだてた上方に鍋壁
を貫通するように鍋底とほぼ水平に1対の金属パ
イプ4が設けられる。金属パイプ4としては、た
とえば鋼管などのごとき電磁誘導による発熱効果
の大きい材料のものを用いるのが好ましく、さら
に衛生上の見地からは外層をステンレス鋼とした
複合パイプを使用すればさらに好ましい。5は上
記1対の金属パイプ4に亘つて、これを貫通する
ように配置された、たとえば、銅の帯状体からな
る良電導性の金属部材で、一巻のループを形成す
る3次巻線である。3次巻線5は電流変成器6を
巻回する2次側を介して商用周波数電源Eに接続
する1次巻線8にそれぞれ電磁結合している。
を貫通するように鍋底とほぼ水平に1対の金属パ
イプ4が設けられる。金属パイプ4としては、た
とえば鋼管などのごとき電磁誘導による発熱効果
の大きい材料のものを用いるのが好ましく、さら
に衛生上の見地からは外層をステンレス鋼とした
複合パイプを使用すればさらに好ましい。5は上
記1対の金属パイプ4に亘つて、これを貫通する
ように配置された、たとえば、銅の帯状体からな
る良電導性の金属部材で、一巻のループを形成す
る3次巻線である。3次巻線5は電流変成器6を
巻回する2次側を介して商用周波数電源Eに接続
する1次巻線8にそれぞれ電磁結合している。
このような構成において、電源Eを投入する
と、1次巻線8の電流は電流変成器6、ついで3
次巻線5に順次誘起され、当該3次巻線5に流れ
る電流によつて金属部材5の周囲に磁界が発生
し、当該磁界によつて1対の金属パイプ4にそれ
ぞれ軸方向の電流が誘起される。その誘起電流は
金属パイプ4が貫通しているそれぞれの鍋壁の金
属パイプ4の周囲の壁間を流れる。
と、1次巻線8の電流は電流変成器6、ついで3
次巻線5に順次誘起され、当該3次巻線5に流れ
る電流によつて金属部材5の周囲に磁界が発生
し、当該磁界によつて1対の金属パイプ4にそれ
ぞれ軸方向の電流が誘起される。その誘起電流は
金属パイプ4が貫通しているそれぞれの鍋壁の金
属パイプ4の周囲の壁間を流れる。
金属パイプ4は電磁誘導発熱効果の高い材料で
作られているので、当該誘導電流によつて発熱す
る。当該金属パイプ4の熱はその周に接する油3
に伝導され、対流によつて油3は次第に昇温す
る。油3が所望温度になつた時、調理する。この
間、金属パイプ4の熱は周囲の油3によつて直ち
に奪い去られるため、加熱中、金属パイプ4の温
度は油3の温度と同じか又はそれよりやや高めに
しか昇温しないので、従来のガス等によるフレー
ム加熱のごとき高温加熱源を用いる場合と比べ油
の引火事故等が生ずることがないので、防火上き
わめて安全性が高い。
作られているので、当該誘導電流によつて発熱す
る。当該金属パイプ4の熱はその周に接する油3
に伝導され、対流によつて油3は次第に昇温す
る。油3が所望温度になつた時、調理する。この
間、金属パイプ4の熱は周囲の油3によつて直ち
に奪い去られるため、加熱中、金属パイプ4の温
度は油3の温度と同じか又はそれよりやや高めに
しか昇温しないので、従来のガス等によるフレー
ム加熱のごとき高温加熱源を用いる場合と比べ油
の引火事故等が生ずることがないので、防火上き
わめて安全性が高い。
なお、2は水であつて、油3は金属パイプ4か
らの熱を奪い、対流によつて昇温するが、その
間、水は低温を維持して、油鍋の下層位置を保持
し、調理時の残渣物がここに沈澱するので油3の
つかれが防止される。
らの熱を奪い、対流によつて昇温するが、その
間、水は低温を維持して、油鍋の下層位置を保持
し、調理時の残渣物がここに沈澱するので油3の
つかれが防止される。
しかし、第1図に示す電磁誘導加熱フライヤー
において、前述したごとく1対の金属パイプ4に
誘起された電流が金属パイプ4の周囲の壁間を流
れる際に、そし鍋壁が流れる電流に比べて薄肉で
あると高抵抗発熱するおそれがあるが、これはエ
ネルギーの損失であるばかりでなく、防災上も好
ましくない。
において、前述したごとく1対の金属パイプ4に
誘起された電流が金属パイプ4の周囲の壁間を流
れる際に、そし鍋壁が流れる電流に比べて薄肉で
あると高抵抗発熱するおそれがあるが、これはエ
ネルギーの損失であるばかりでなく、防災上も好
ましくない。
本考案は第1図に例示する電磁誘導加熱フライ
ヤーに存するこのような問題点を解決するために
なされたものである。
ヤーに存するこのような問題点を解決するために
なされたものである。
本考案を第2図に示す実施例に従つて説明す
る。
る。
油鍋1の鍋壁を貫通する金属パイプ4のそれぞ
れの端部を鍋壁外に突出させて突出部4′,4″と
する。当該突出部4′,4″のそれぞれの周間に嵌
合するような形で金属性の電流側路導体9が鍋壁
に固定配置される。このような構成としておけば
金属パイプ4が貫通している鍋壁の金属パイプ4
の周囲の壁間を流れる誘導電流は、上記電流側路
導体9にも分散して流れるので、たとえ、鍋壁が
薄肉であつても、流れる電流は微少ですみ、発熱
現象は生じない。
れの端部を鍋壁外に突出させて突出部4′,4″と
する。当該突出部4′,4″のそれぞれの周間に嵌
合するような形で金属性の電流側路導体9が鍋壁
に固定配置される。このような構成としておけば
金属パイプ4が貫通している鍋壁の金属パイプ4
の周囲の壁間を流れる誘導電流は、上記電流側路
導体9にも分散して流れるので、たとえ、鍋壁が
薄肉であつても、流れる電流は微少ですみ、発熱
現象は生じない。
第3図には本考案の他の実施例が示されてい
る。この場合は2対の金属パイプ4を用いたフラ
イヤーの場合についてのもので、この場合は電流
側路導体9′は1対の金属パイプの周間だけでな
く2対の金属パイプ4の突出部4′,4″のすべて
の周間を連結するような1体構成として鍋壁に固
定配置されている。この場合各1対の金属パイプ
4を流れる電流は、電流側路導体9′における各
対間の間を流れ、前記実施例におけると同様の効
果を生ずる。
る。この場合は2対の金属パイプ4を用いたフラ
イヤーの場合についてのもので、この場合は電流
側路導体9′は1対の金属パイプの周間だけでな
く2対の金属パイプ4の突出部4′,4″のすべて
の周間を連結するような1体構成として鍋壁に固
定配置されている。この場合各1対の金属パイプ
4を流れる電流は、電流側路導体9′における各
対間の間を流れ、前記実施例におけると同様の効
果を生ずる。
本考案により電磁誘導加熱フライヤーの安全性
が確実に高められるばかりでなく、エネルギーの
損失が効果的に防止される。
が確実に高められるばかりでなく、エネルギーの
損失が効果的に防止される。
第1図は本考案の前提となる電磁誘導加熱フラ
イヤーの一部断面正面図、第2図aは本考案の実
施例を示す一部断面正面図、第2図bは第2図a
の右側面図、第3図は本考案の他の実施例を示す
側面図である。 1……油鍋、3……油、4……金属パイプ、
4′,4″……金属パイプの突出部、9,9′……
電流側路導体。
イヤーの一部断面正面図、第2図aは本考案の実
施例を示す一部断面正面図、第2図bは第2図a
の右側面図、第3図は本考案の他の実施例を示す
側面図である。 1……油鍋、3……油、4……金属パイプ、
4′,4″……金属パイプの突出部、9,9′……
電流側路導体。
Claims (1)
- 油鍋の鍋底から所定間隔をへだてた上方に鍋壁
を貫通するように電磁誘導発熱効果の良好な材料
からなる1対以上の金属パイプを設け、当該1対
の金属パイプを貫通して、ループを形成した、電
源と電磁結合する金属部材からなる誘導加熱手段
を用いて発熱せしむることにより油を加熱するよ
うにしたものにおいて、鍋壁外に開口する金属パ
イプ端を鍋壁外に突出せしめ、当該突出部の周に
接して、それぞれの金属パイプ周を電気的に接続
する金属性の電流側路導体を鍋壁に固定配置した
ことからなる電磁誘導加熱フライヤーの油鍋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2900480U JPS6121828Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2900480U JPS6121828Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56131697U JPS56131697U (ja) | 1981-10-06 |
JPS6121828Y2 true JPS6121828Y2 (ja) | 1986-06-30 |
Family
ID=29624914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2900480U Expired JPS6121828Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6121828Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-07 JP JP2900480U patent/JPS6121828Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56131697U (ja) | 1981-10-06 |
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