JPS61215616A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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Publication number
JPS61215616A
JPS61215616A JP5601185A JP5601185A JPS61215616A JP S61215616 A JPS61215616 A JP S61215616A JP 5601185 A JP5601185 A JP 5601185A JP 5601185 A JP5601185 A JP 5601185A JP S61215616 A JPS61215616 A JP S61215616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
weight
parts
resin composition
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP5601185A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yoshizumi
善積 章
Kazutaka Matsumoto
松本 一高
Takeshi Uchida
健 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS61215616A publication Critical patent/JPS61215616A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はエポキシ樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、
透明性及び耐熱衝撃性が良好で、かつ、成形特性の優れ
た加圧成形用エポキシ樹脂組成物に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
発光素子や受光素子のような光−電気変換素子など透明
性を必要とする素子や部品を封止するための樹脂として
は、光透過率が高く、かつ耐熱衝撃性、電気特性、耐湿
性などの緒特性も良好なものでなければならない。従来
、可視光の全波長域で透過率の高いものとしては脂環式
エポキシ樹脂や低粘度のビスフェノールA型エポキシ樹
脂がおる。そして、これらの樹脂を加圧成形用例えばト
ランスファ成形用として用いる場合には硬化触媒を配合
し、熟成(一般に加熱)することにより固形化すること
が必要である。ところが、熟成によってそのシェルフラ
イフが室温で数日程度と著しく低下するという欠点があ
る。一方、固形のビスフェノールA型エポキシ樹脂はこ
の点で有利で、熟成を必要とせず、シェルフライフを低
下させる心配はないが、前記エポキシ樹脂に比べて耐熱
性が低いという欠点がある。さらに以上の樹脂は、耐熱
衝撃性能が低く、かつ、成形時に金型のパーティング面
にパリが長く出るため、成形時の取り扱いが困難という
欠点を有する。
〔発明の目的〕
本発明の目的は上記した欠点の解消にあり、すなわち、
透明性及び耐熱衝撃性が良好で、かつ、成形特性の優れ
た加圧成形用エポキシ樹脂組成物を提供することである
〔発明の概要〕
本発明のエポキシ樹脂組成物は、 (a) 融点60〜170’oのビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂50〜80重量部とトリグリシジルイソシア
ヌレート又はその誘導体20〜50重量部とからなる混
合エポキシ樹脂100重量部 (b)酸無水物硬化剤30〜150重量部(c)ジベン
ジリデンソルビトール類0.1〜5.0重量部 を含むことを特徴とするものである。
本発明に使用される混合エポキシ樹脂(a)は融点60
〜170 ’OのビスフェノールA型エポキシ樹脂50
〜80重量部とトリグリシジルイソシアヌレート又はそ
の誘導体20〜50重量部とからなるものである。
ビスフェノールA屋エポキシ樹脂としては、例えは、エ
ピコート1001 (商品名、エポキシ当量:470.
融点二65°C,シェル社製)、エピコート1004ζ
商品名、エポキシ車量:950.融点=100’Q1 
シェル社製)、エピコート1007(商品名。
エポキシ当量: 2000.融点:130°C,シェル
社製)、エビクロン1050 (商品名、エポキシ当量
:450、融点65°C9大日本インキ社製)、エビク
ロン4050 (商品名、エポキシ当量:950.  
融点:100″C,大日本インキ社製)、DER861
(商品名、エポキシ当量:450.融点=70℃、ダウ
ケミカル社製) 、DER864(商品名、エポキシ当
量:925、融点: 100℃、ダウケミカル社#り、
DER667(商品名、エポキシ当量: 1800、融
点;120℃、ダウケミカル社製)が挙げられ、これら
からなる群よシ選ばれる少なくとも1種のものが使用さ
れる。これらの樹脂は、室温(25℃)で固形のもので
オリ、融点が、通常、60〜170℃で、好ましくは6
5〜160℃である。
この融点が60℃未満の場合には、予備反応(熟成)を
長時間行なわないと加圧成形用として不適当であり、熟
成処理はシェルフライフの低下を招くものである。一方
、170℃を超える場合は、高温で加熱混合しないと均
一に混合することが難しく、シかも高温処理では着色す
るため、透明性が低下する。
トリグリシジルイソシアヌレート誘導体としては、例え
ば、トリグリシジルイソシアヌレートのエポキシ基の一
部を他の反応性化合物と反応させたものが挙げられる。
この反応性化合物としては、例えば、ビスフェノールA
のようなフェノール性水酸基を有する化合物、カルボン
酸無水物、ジカルボン酸、ポリエチレングリコールのよ
うなアルコール性水酸基を有する化合物およびアミノ基
を有する脂肪酸ポリアミド類などが挙げられる。
かかるトリグリシジルイソシアヌレートはトリグリシジ
ルイソシアヌレート誘導体の配合量を前記ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂50〜80重量部に対し、20〜5
0重量部と限定した理由は、50重量部を超える場合に
は、シェルフライフのすぐれたものが得られなくなり、
逆に、20重量部未満では硬化物の耐熱性が充分でなく
なり、高温下に放置することにより褐色の着色して透明
性が低下し1また、モールド品のヒートサイクル特性が
低下し、例えば発光素子などに用いた場合、断線などの
不良が生じやすくなるからである。
本発明に使用される酸無水物硬化剤(b)は通常知られ
ているものであればいかなるものであってもよく、例え
ば、無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テトラ
ヒドロ無水フタル酸、メチルへキサヒドロ無水フタル酸
、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、エンドメチルレン
チトラヒドロ無水フタル酸、メチルエンドメチレンテト
ラヒドロ無水フタル酸、無水ピロメリット酸、無水ペン
ゾフェノンテトジカルポン酸等が挙げられる。これらは
単独あるいは2種以上の混合系で用いてもよい。
これらの酸無水物硬化剤は、全エポキシ樹脂中のエポキ
シ基1個に対して、カルボン酸無水物基が0.5〜1.
5個の割合で配合されるものであり、その配合割合は1
通常、全エポキシ樹脂100重量部に対して、30〜1
50重量部で、好ましくは40〜130重量部である。
この配合割合が上記範囲をはずれると、耐熱衝撃性及び
電気特性が著しく低下するため好ましくない。
本発明に使用されるジベンジリデンソルビトール類(c
)は、ベンズアルデヒドもしくはベンズアルデヒドのフ
ェニル基にメチル基などが置換した化合物とソルビトー
ルとの脱水縮合により合成される。通常ベンズアルデヒ
ド類2モルとソルビ)−ル1モルとの脱水縮合によって
得られる。
ジベンジリデンソルビトールは、ゲルオールD(商品名
、見掛比重0.28.白色粉末、新日本理化(株)製)
、ゲルオールT(商品名、見掛比重0.46゜淡黄色粉
末、新日本理化株製)、ゲルオールMD(商品名、酸価
0.2、カルボニル価0.3、白色粉末、新日本理化(
製))などが入手でき、これらの中から適当当な材料を
選択して使用できる。
この(e)成分の配合割合は、通常全エポキシ樹脂10
0重量部に対して、0.1〜5,0重量部で、好ましく
は、0.4〜2.0重量部加えられる。この配合割合が
0.1重量部未満の場合には、耐熱衝撃性やパリ発生に
対する抑制効果が不十分であり、一方、5.0重量部以
上加えた場合には、耐湿性や透光性の低下が見られる。
本発明の加圧成形用エポキシ樹脂組成物には、イミダゾ
ール化合物、1.8−ジアザ−ビシクロ(5゜4.0)
ウンデセン−7もしくはその塩類及び有機ホスフィン化
合物などの硬化促進剤や雛形剤さらに、必要に応じて、
エポキシシラン系、ビニルシラン系、チタネート系など
のカップリング剤;酸化防止剤などの劣化防止剤;ブル
ーイング剤などの着色剤、微細シリカ粉などの光散乱剤
が配合されてもよい。
つぎに、本発明の加圧成形用エポキシ樹脂組成物は、上
記した各成分を、加熱ロールによる溶融混線、ニーダ−
による溶融混練、押出機による溶融混線、微粉砕後の特
殊混合機による混合及びこれら各方法の適宜な組合せに
よって容易に製造することができる。
本発明の加圧成形用樹脂組成物は、成形時の生産性を向
上させるため、組成物製造時に適宜、加熱熟成を行ない
、部分的に反応を進行せしめ、B−ステージ化する。B
−ステージ状態のコントロールは溶融混練時の混線時間
を制御する方法、または、混線の後り・)融点以下、望
ましくは50°C〜室温付近の温度において熟成する方
法がある。
本発明の加圧成形用エポキシ樹脂組成物はB−ステージ
状態で室温あるいは必要に応じ室温以下の温度で保存性
が優れたものであり、トランスファー成形や圧縮成形な
どの加圧成形用樹脂として極めて好適である。
以下において、実施例及び比較例を掲げ、本発明をざら
に詳述する。なお、実施例及び比較例中、「部」はすべ
て「重量部」を示す。
〔発明の実施例〕
実施例1〜5及び比較例1〜3 第1表に示すような組成物分及び割合で、混合して本発
明の加圧成形用エポキシ樹脂組成物を調製した。
得られた組成物の特性を評価するために、次の測定を行
った。
成形性・・・厚さ51Imのみそを持つ金凰で、樹脂を
成形し、みぞを流れたパリの長さを測 定した。成形温度は、165°0で実施した。
光透過率・・・分光光度計(UVDIC−510型;日
本分光社製)f、用いて、550nmで測定した。
得られた組成物を用いて、発光素子をトランスファー成
形法により封止して試料を作成した。得られた試料を用
いて、次の熱衝撃試験を行った。
熱衝撃試験・・・−40°C及び125°Cに、それぞ
れ、30分間交互に冷熱する過程を1 サイクルとして、動作異常や断線し たものを不良品として500サイクル 後の不良率を調べた。
以下余白 〔発明の効果〕 以上に詳述したとおり、本発明のエポキシ樹脂組成物は
、従来のものに比べ、透明性及び耐熱衝撃性のいずれも
極めて良好で、かつ、成形特性の優れたものでろり、特
に加圧成形用としてその工業的価値は大である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)融点60〜170℃のビスフェノールA型エポキ
    シ樹脂50〜80重量部とトリグリシジルイソシアヌレ
    ート又はその誘導体20〜50重量部とからなる混合エ
    ポキシ樹脂100重量部 (b)酸無水物硬化剤30〜150重量部 (c)ジベンジリデンソルビトール類0.1〜5.0重
    量部 を含むことを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
JP5601185A 1985-03-22 1985-03-22 エポキシ樹脂組成物 Pending JPS61215616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02206627A (ja) * 1988-09-16 1990-08-16 New Japan Chem Co Ltd 樹脂改質用ジアセタール組成物及び結晶性樹脂組成物
EP0385949A2 (en) * 1989-03-03 1990-09-05 Ciba-Geigy Ag Compositions

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JPH02206627A (ja) * 1988-09-16 1990-08-16 New Japan Chem Co Ltd 樹脂改質用ジアセタール組成物及び結晶性樹脂組成物
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