JPS61211941A - 静電偏向撮像管 - Google Patents
静電偏向撮像管Info
- Publication number
- JPS61211941A JPS61211941A JP5231885A JP5231885A JPS61211941A JP S61211941 A JPS61211941 A JP S61211941A JP 5231885 A JP5231885 A JP 5231885A JP 5231885 A JP5231885 A JP 5231885A JP S61211941 A JPS61211941 A JP S61211941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- glass bulb
- mesh
- mesh electrode
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/08—Electrodes intimately associated with a screen on or from which an image or pattern is formed, picked-up, converted or stored, e.g. backing-plates for storage tubes or collecting secondary electrons
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、面板をバルブの端部に気密封着する際に、メ
ツシュ電極面にしわが発生したり、コリメーションレン
ズの乱れが生じたりしないようにした静電偏向撮像管に
関する。
ツシュ電極面にしわが発生したり、コリメーションレン
ズの乱れが生じたりしないようにした静電偏向撮像管に
関する。
電磁集束、静電偏向形撮像管は、従来一般に使われてい
る静電集束、電磁偏向形撮像管に比べ、シェーディング
特性が良好で、ダイナミックフォーカスの必要がないな
ど優れた特性を持っている。第２図（ａ）に静電偏向形
撮像管の従来例の断面図を、第２図（ｂ）に其の面板気
密封着部近傍の要部拡大図を示す。この撮像管は、ガラ
スバルブ１内に二極部からなる電子銃２、ガラスバルブ
の内壁面に蒸着形成された静電偏向電極３、面板５の内
面に蒸着形成された光導電１！！ ５ ’へのビームラ
ンディングを良（するために平行電界を形成するメツシ
ュ電極１０を有している。偏向電極３はガラスバルブ１
の内壁面に蒸着されているため、メツシュ電極１０への
電圧供給は管外から専用電極を用いて行う必要がある。
る静電集束、電磁偏向形撮像管に比べ、シェーディング
特性が良好で、ダイナミックフォーカスの必要がないな
ど優れた特性を持っている。第２図（ａ）に静電偏向形
撮像管の従来例の断面図を、第２図（ｂ）に其の面板気
密封着部近傍の要部拡大図を示す。この撮像管は、ガラ
スバルブ１内に二極部からなる電子銃２、ガラスバルブ
の内壁面に蒸着形成された静電偏向電極３、面板５の内
面に蒸着形成された光導電１！！ ５ ’へのビームラ
ンディングを良（するために平行電界を形成するメツシ
ュ電極１０を有している。偏向電極３はガラスバルブ１
の内壁面に蒸着されているため、メツシュ電極１０への
電圧供給は管外から専用電極を用いて行う必要がある。
さらに管内でメツシュ電極１０を所定の位置に支持しな
ければならない。このため一般的にはメツシュ電極１０
をメツシュリング板９とメツシュリング８で鋏み熔接し
一体としたものをガラスバルブ１の開口端面に当接し、
更にその上から面板５をガラスバルブ１の開口端面との
間でインジウム７を介してメツシュ電極と共に同時に圧
着接合（インジウムシール）し、メツシュ電極への電圧
供給はインジウム７の外周に配置されたターゲットリン
グ４から印加する。光導電膜５”からの信号電流は面板
５の前方に導出するように面板５を貫通させた信号電極
６から取出している。なお１１は各電極に電圧を供給す
るステムピンである。
ければならない。このため一般的にはメツシュ電極１０
をメツシュリング板９とメツシュリング８で鋏み熔接し
一体としたものをガラスバルブ１の開口端面に当接し、
更にその上から面板５をガラスバルブ１の開口端面との
間でインジウム７を介してメツシュ電極と共に同時に圧
着接合（インジウムシール）し、メツシュ電極への電圧
供給はインジウム７の外周に配置されたターゲットリン
グ４から印加する。光導電膜５”からの信号電流は面板
５の前方に導出するように面板５を貫通させた信号電極
６から取出している。なお１１は各電極に電圧を供給す
るステムピンである。
このように従来の静電偏向撮像管では、メツシュ電極１
０への電圧供給用インジウム付きターゲットリング４と
、メツシュ電極１０を支持固定するメツシュリング８と
、光導電膜付き面板５とを、ガラスバルブ１の開口端面
に同時に圧着接合するため、これら４者の同軸度、垂直
度等の組立精度が出し難く、その上、圧着時にインジウ
ム７がガラスバルブ内部方向へ（第２図（ｂ）中に矢印
で示すように）伸びるために、メンシュリング８のフラ
ンジ部に（フランジ部の板厚だけバルブ端面から突出し
ているため）半径方向に内方へ押す外力が加わり、メツ
シュ電極ｌＯにしわが発生し易く、コリメーションレン
ズの乱れも生じ、撮像管としての特性が著しく損なわれ
ると云う問題があった。
０への電圧供給用インジウム付きターゲットリング４と
、メツシュ電極１０を支持固定するメツシュリング８と
、光導電膜付き面板５とを、ガラスバルブ１の開口端面
に同時に圧着接合するため、これら４者の同軸度、垂直
度等の組立精度が出し難く、その上、圧着時にインジウ
ム７がガラスバルブ内部方向へ（第２図（ｂ）中に矢印
で示すように）伸びるために、メンシュリング８のフラ
ンジ部に（フランジ部の板厚だけバルブ端面から突出し
ているため）半径方向に内方へ押す外力が加わり、メツ
シュ電極ｌＯにしわが発生し易く、コリメーションレン
ズの乱れも生じ、撮像管としての特性が著しく損なわれ
ると云う問題があった。
本発明の目的は、上記従来の静電偏向撮像管のような問
題が発生せず、しかも面板気密封着などの作業も容易に
行えるようにした静電偏向撮像管を提供することにある
。
題が発生せず、しかも面板気密封着などの作業も容易に
行えるようにした静電偏向撮像管を提供することにある
。
上記目的を達成するために本発明においては、ガラスバ
ルブの、面板を気密封着すべきバルブ壁端部に、バルブ
壁内面側を、バルブ壁肉厚の略半分だけ、メツシュ電極
取付フランジの板厚より僅かに深く窪ませた段部を設け
、この段部にメツシュ電極を嵌装し、メツシュ電極のフ
ランジ、面板気密封着部インジウムを介して、外部のタ
ーゲットリングからメツシュ電極に電圧を印加するよう
にした。なお実際には、メツシュ電極へ流入する電子ビ
ームを管軸に平行にさせるコリメーションレンズの効果
を良好に保持するために、バルブ壁端部の段部からバル
ブ壁内面の、メツシュリングのメツシュを囲むコリメー
ション用カラーの端部と管軸方向に略同程度の位置にわ
たって、導電性被覆を施すのが良い。
ルブの、面板を気密封着すべきバルブ壁端部に、バルブ
壁内面側を、バルブ壁肉厚の略半分だけ、メツシュ電極
取付フランジの板厚より僅かに深く窪ませた段部を設け
、この段部にメツシュ電極を嵌装し、メツシュ電極のフ
ランジ、面板気密封着部インジウムを介して、外部のタ
ーゲットリングからメツシュ電極に電圧を印加するよう
にした。なお実際には、メツシュ電極へ流入する電子ビ
ームを管軸に平行にさせるコリメーションレンズの効果
を良好に保持するために、バルブ壁端部の段部からバル
ブ壁内面の、メツシュリングのメツシュを囲むコリメー
ション用カラーの端部と管軸方向に略同程度の位置にわ
たって、導電性被覆を施すのが良い。
第１図（ａ）は本発明−実施例の面板気密封着部近傍の
要部拡大断面図を、第１図（ｂ）は本発明に係るガラス
バルブ壁端の段部寸法詳細説明図を示す。第１図（ｂ）
に示すように、本発明に係るガラスバルブ壁端の段部の
形状を具体的に説明すると、ガラスバルブ１の先端面内
側をメンシュリング８のフランジ部分の肉厚ｔ、に対し
１２（１２−ｔ、＋０．０１〜０．０２ｔｍの関係）だ
け低（する。また、このｔ２だけ低くする面の半径方向
の寸法は、ガラスバルブの肉厚をＴ、／Ｔ、−１〜０．
７７の割合となるように、且つメツシュリング８のフラ
ンジ部分の外径φＤに対し組立精度上許容されるギャッ
プを考慮した寸法とする。このように先端を段付き形状
としたガラスバルブ１の内面に第１図（ａ）に示すよう
に偏向電極３を形成するためにＮｉ、Ｃｒ等の金属を蒸
着させるが、この時に段部１ａまで同時に蒸着させ、後
でエツチング又はレーザ加工で偏向電極３とメンシュリ
ング８の周囲の蒸着電極部３ａに分離する。また、電極
部３ａは蒸着によらず、他の導電性材料を塗布してもよ
い。この段部１ａにメツシュ電極１０を挟持固定したメ
ツシュリング８を挿入嵌装することによりメツシュ電極
１０と蒸着電極部３ａは導通が保たれる０次ぎに面板５
とガラスバルブ１の先端とをインジウム７で圧着接合す
る。インジウムシールによりインジウム７とメツシュ電
極１０及び蒸着電極部３ａが導通し、インジウム７の外
周に設けられたターゲットリング４からメツシュ電極１
０への電圧供給が可能になる。光導電Ｉ！＊５”からの
信号引き出しは面板５を貫通して面板５の周辺部に設け
られた信号電極６から取り出される。インジウムシール
工程でインジウム７がガラスバルブ内部方向へ伸びても
、本発明に係る構造では、メンシュリングのフランジ外
周はバルブ端の段部の中に完全に埋没してしまっている
ので、インジウム７からメツシュリング８の内方へ向か
う力が加わる恐れは全く無くなる。また、インジウムシ
ール工程所の関連部材の同軸度等の組立精度も向上させ
易い。さらにメツシュ電極の保持および電圧供給につい
ては従来と全く同様である。
要部拡大断面図を、第１図（ｂ）は本発明に係るガラス
バルブ壁端の段部寸法詳細説明図を示す。第１図（ｂ）
に示すように、本発明に係るガラスバルブ壁端の段部の
形状を具体的に説明すると、ガラスバルブ１の先端面内
側をメンシュリング８のフランジ部分の肉厚ｔ、に対し
１２（１２−ｔ、＋０．０１〜０．０２ｔｍの関係）だ
け低（する。また、このｔ２だけ低くする面の半径方向
の寸法は、ガラスバルブの肉厚をＴ、／Ｔ、−１〜０．
７７の割合となるように、且つメツシュリング８のフラ
ンジ部分の外径φＤに対し組立精度上許容されるギャッ
プを考慮した寸法とする。このように先端を段付き形状
としたガラスバルブ１の内面に第１図（ａ）に示すよう
に偏向電極３を形成するためにＮｉ、Ｃｒ等の金属を蒸
着させるが、この時に段部１ａまで同時に蒸着させ、後
でエツチング又はレーザ加工で偏向電極３とメンシュリ
ング８の周囲の蒸着電極部３ａに分離する。また、電極
部３ａは蒸着によらず、他の導電性材料を塗布してもよ
い。この段部１ａにメツシュ電極１０を挟持固定したメ
ツシュリング８を挿入嵌装することによりメツシュ電極
１０と蒸着電極部３ａは導通が保たれる０次ぎに面板５
とガラスバルブ１の先端とをインジウム７で圧着接合す
る。インジウムシールによりインジウム７とメツシュ電
極１０及び蒸着電極部３ａが導通し、インジウム７の外
周に設けられたターゲットリング４からメツシュ電極１
０への電圧供給が可能になる。光導電Ｉ！＊５”からの
信号引き出しは面板５を貫通して面板５の周辺部に設け
られた信号電極６から取り出される。インジウムシール
工程でインジウム７がガラスバルブ内部方向へ伸びても
、本発明に係る構造では、メンシュリングのフランジ外
周はバルブ端の段部の中に完全に埋没してしまっている
ので、インジウム７からメツシュリング８の内方へ向か
う力が加わる恐れは全く無くなる。また、インジウムシ
ール工程所の関連部材の同軸度等の組立精度も向上させ
易い。さらにメツシュ電極の保持および電圧供給につい
ては従来と全く同様である。
以上説明したように本発明によれば、僅かに段付は加工
を追加するだけで、メツシュ電極表面のしわやコリメー
シッンレンズの乱れ等の発生を防止でき、気密封着個所
関連部材の同軸性も容易に向上できるなど、品質、生産
性とも向上し、原価低減にも役立つ。
を追加するだけで、メツシュ電極表面のしわやコリメー
シッンレンズの乱れ等の発生を防止でき、気密封着個所
関連部材の同軸性も容易に向上できるなど、品質、生産
性とも向上し、原価低減にも役立つ。
第１図（ａ）は本発明一実施例の面板気密封着部近傍の
要部拡大断面図、第１図（ｂ）は本発明に係るガラスバ
ルブ壁端の段部寸法詳細説明図、第２図（ａ）は静電偏
向形逼像管の従来例の断面図、第２図（ｂ）は其の面板
気密封着部近傍の要部拡大断面図である。
要部拡大断面図、第１図（ｂ）は本発明に係るガラスバ
ルブ壁端の段部寸法詳細説明図、第２図（ａ）は静電偏
向形逼像管の従来例の断面図、第２図（ｂ）は其の面板
気密封着部近傍の要部拡大断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、電子銃を収納したガラスバルブの管壁内面に偏向電
界を発生する静電偏向電極を形成した静電偏向撮像管に
おいて、ガラスバルブの、面板を気密封着すべきバルブ
壁端部に、バルブ壁内面側を、バルブ壁肉厚の略半分だ
け、メッシュ電極取付フランジの板厚より僅かに深く窪
ませた段部を設け、この段部にメッシュ電極を嵌装し、
メッシュ電極のフランジ、面板気密封着部インジウムを
介して、外部のターゲットリングからメッシュ電極に電
圧を印加するようにしたことを特徴とする静電偏向撮像
管、 ２、バルブ壁端部の段部からバルブ壁内面の、メッシュ
電極を囲むコリメーション用カラーの端部と管軸方向に
略同程度の位置にわたって、導電性被覆を施した特許請
求の範囲第１項記載の静電偏向撮像管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5231885A JPS61211941A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 静電偏向撮像管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5231885A JPS61211941A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 静電偏向撮像管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61211941A true JPS61211941A (ja) | 1986-09-20 |
Family
ID=12911436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5231885A Pending JPS61211941A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 静電偏向撮像管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61211941A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6008579A (en) * | 1997-02-21 | 1999-12-28 | Hamamatsu Photonics K.K. | Electron tube with improved airtight seal between faceplate and side tube |
| US6020684A (en) * | 1997-01-27 | 2000-02-01 | Hamamatsu Photonics K,K, | Electron tube with improved airtight seal between faceplate and side tube |
| US6448546B1 (en) | 1998-09-16 | 2002-09-10 | Hamamatsu Photonics K.K. | Integrating photodetection system |
-
1985
- 1985-03-18 JP JP5231885A patent/JPS61211941A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6020684A (en) * | 1997-01-27 | 2000-02-01 | Hamamatsu Photonics K,K, | Electron tube with improved airtight seal between faceplate and side tube |
| US6008579A (en) * | 1997-02-21 | 1999-12-28 | Hamamatsu Photonics K.K. | Electron tube with improved airtight seal between faceplate and side tube |
| US6448546B1 (en) | 1998-09-16 | 2002-09-10 | Hamamatsu Photonics K.K. | Integrating photodetection system |
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