JPS6121082A - 栄養補助飲料 - Google Patents

栄養補助飲料

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JPS6121082A
JPS6121082A JP59141526A JP14152684A JPS6121082A JP S6121082 A JPS6121082 A JP S6121082A JP 59141526 A JP59141526 A JP 59141526A JP 14152684 A JP14152684 A JP 14152684A JP S6121082 A JPS6121082 A JP S6121082A
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amino acids
acetic acid
grains
solution
dipping
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Togo Kuroiwa
東五 黒岩
Sachi Kuroiwa
黒岩 さち
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無蒸煮穀類を原料とし、麹または酵素を添加し
た微酸性の酢酸液(醸造酢)中で、アミノ酸の抽出途中
雑菌の繁殖を防ぐための酸の防腐作用と、穀類の単純蛋
白質が酸と酵素によって加水分解されてアミノ酸が生成
される性質を応用し、穀類の蛋白質から人体に吸収され
易いL体の水溶性アミノ酸を抽出するのを目的とした発
明で、さらに添加する麹または酵素の量を調整すること
によって、アミノ酸の抽出量を増加させることのできる
栄養補助飲料に関する。
人体は約30兆の細胞で構成され、その1個の細胞は蛋
白質よりなり、蛋白質は20種のアミノ酸を原料とし、
細胞の核酸(DNA)の記憶する遺伝子情報によって、
リボ核酸(RNA)が蛋白質を合成して生命は維持され
ている。この20種のアミノ酸は主に食物から摂取され
ているが、20種のアミノ酸の中には体内で合成される
ものもあるが、スレオニン、バリン、メチオニン、イソ
ロイシン、ロイシン、フェニルアラニン、トリプトファ
ン、リジンの8種は、必須アミノ酸として体内で合成さ
れず、いずれも食物から摂取しなければならない。
しかしながら、その摂取源である主食の穀物は、蒸煮さ
れることによって、穀物の澱粉はα−化されて消化を促
進しカロリー源となるが、一方、穀物に含まれている蛋
白質の人体に最も吸収され易い水溶性のL体のアミノ酸
は蒸煮によって著しく減少してしまう。後記する第1表
は無蒸煮の穀類と蒸煮した穀類を、後述の実施例1と同
様の微酸性の酢酸液100mz中に、それぞれ20gを
粉砕して浸漬し、40”Cにて60日間保管したのち、
その浸漬液をアミノ酸高速分析針(日立二835型)で
生体分析法により分析した数値を示すものである。
第1表に示されるように、玄米の無蒸煮の水溶性のアミ
ノ酸の総量が449.47■/100m7!であるのに
対し、蒸煮玄米の水溶性のアミノ酸の総量は、僅か38
.84■/100mA!である。大豆、黒豆等の穀類に
おいても、無蒸煮と蒸煮の差はほぼ同様の減少傾向を示
して、それぞれの浸漬液中に抽出された水溶性のアミノ
酸の量に格段の差が存在することが認められた。特に、
蒸煮することによって失われるアミノ酸として、シスチ
ン、メチオニン、トリプトファンの減少が目立っている
。シスチン、メチオニンは含硫アミノ酸として肝臓機能
を維持するのに不可欠のアミノ酸であり、また、トリプ
トファンはメチオニンと共に必須アミノ酸で、これらの
アミノ酸が主食の中から甚だしく減少することは、健康
に重大な影響を及ぼすことは明らかである。特に最近ト
リプトファンは、性ホルモンの合成、コレステロールの
低下作用、神経機能の正常化作用に必要なアミノ酸とし
て見直されており、欧州では抗うつ剤の成分としても使
われている。穀物を蒸煮して食する習慣のある生活では
、体内で最も吸収され易い水溶性のアミノ酸の摂取量が
驚くほど低下することになる。このような状況が長期間
継続することは、健康を保持するため栄養上の大きな障
害となっている。
禾発明者等は上記した障害を解決すべく、健康補助飲料
につき種々研究した結果、麹または酵素を添加した微酸
性の酢酸液(醸造酢)中に、無蒸煮穀類を浸漬させて蛋
白分解して得た混合液から、通常の低圧蒸溜法にて酢酸
分および水分を蒸発させて得られる濃縮液中にL体の水
溶性アミノ酸が多量に含まれていることを見い出し本発
明を完成するに至った。
本発明を詳述すれば、麹または酵素を添加した微酸性の
酢酸液(醸造酢)中に、無蒸煮穀類を浸漬させて蛋白分
解して得た混合液から、酢酸分および水分を蒸発させて
得られるアミノ酸を多量に含有してなる栄養補助飲料で
ある。なお、本発明飲料は実施例1による数値の第2表
に示すように、無蒸煮玄米酵素添加の浸漬90日後の混
合液のPHが3.95、酸度8.20%の酸性液である
ので、保存上雑菌の繁殖やアミノ酸の腐敗を招くことも
ないので、アミノ酸防腐のための塩分の添加や防腐剤等
の混入の必要もないL体アミノ酸を豊富に含有する自然
の健康促進飲料である。
次に、本発明の実施例について述べる。
実施例1 75%精白の蒸煮米に、ASPERGI LLUS、0
RYZAE、V・0・RKAWAUCH■菌を殖菌して
常法のM麹手段により米麹を製した。そして、この麹よ
り分離した胞子(分離前の麹でもよいが、本実施例では
アミノ酸抽出量の正確を期するため、酵素として胞子の
みを用いた)0.1gを、適当な容器に入れた微酸性(
PH2,6、酸度2.5%)の酢酸液(醸造酢)100
mJ中に投入し、さらにこの液中に無蒸煮の玄米20g
を粉砕して浸漬し、′40℃にて90日間保管した後、
浸漬した玄米粉を除去し、残りの混合液(浸漬液)を、
通常の低圧蒸溜法にて酢酸部および水分を蒸発させ、元
の量の10分の1になるまで濃縮し、10m lの無蒸
煮玄米酵素添加の濃縮栄養補助飲料を得た。
この濃縮栄養補助飲料をアミノ酸高速分析計(日立二8
35型)で生体分析法による分析を行ったところ、第2
表に示すとおりの結果が得られた。
第2表によって明らかなたおり、無蒸煮玄米酵素添加の
濃縮液中に含まれる20種のアミノ酸の総量は7231
.94■/100m1であった。そして、この数値を他
のケースと比較すべく、次の実験を行った。
すなわち、本実施例と同時に、酵素を添加しない微酸性
(PH2,6、酸度2.5%)の酢酸液(醸造酢)10
0 mlを準備し、この液中に粉砕して且つ蒸煮した原
料玄米20gを浸漬して前記と同様な条件下で40℃、
90日間保管して、前記と同様な濃縮条件と方法で蒸煮
玄米に基づく濃縮液を得たが、この濃縮液中に含まれる
20種のアミノ酸の総量は第2表に示すとおり、本発明
飲料より格段に少ない392.65■/100m7!で
あった。
また、第2表の酵素無添加の無蒸煮玄米に基づく濃縮液
も得たが、この濃縮液は酵素無添加蒸煮玄米に基づく濃
縮液の場合よりもアミノ酸の総量は多いが、本発明飲料
のアミノ酸含有量?231.94nv/100nlと較
べると半分強程度しかない4404.96■/100m
j!であることが判明した。
実施例2 実施例1と同様条件の微酸性の酢酸液(醸造酢)500
mj!中に、粉砕した無蒸煮の玄米100gを、酵素の
無添加を含めて、1工に分類してそれぞれ酵素(実施例
1に使用したもの)の添加量を変えて適当な容器内にて
浸漬した。保管温度40℃にて90日間静置して酵素の
添加量とアミノ酸の抽出量との関係を示したのが第3表
である。数値は実施例1と同様、浸漬終了後、混合液(
浸漬液)をアミノ酸高速分析針によって分析したもので
ある。第3表によって明らかなように、破砕玄米100
gに対して酵素の添加量が0.6〜0.9gの場合が最
もアミノ酸の抽出量が多く、無蒸煮玄米100gに対し
て酵素量0.8gの場合が879.16■/100m 
7!と最高値を示した。
用いた酵素(胞子)の酵素力価を示すのが第4表である
。なお、力価の分析は国税庁所定の分析法に準じた。
実施例3 本発明濃縮栄養補助飲料のアミノ酸抽出量が、専ら原料
としての無蒸煮穀物に起因しているものであることを示
すのが第5表である。
すなわち、前記実施例2と同様の適当な容器に入れた微
酸性の酢酸液(醸造酢)500+nI!中に、実施例1
および2に用いた酵素のみを0.1g、0.5g、Ig
と三つに分類してそれぞれの容器内に投入して、実施例
2と同様の保管条件と期間において、酵素から抽出され
た20種のアミノ酸の総量を示したものが第5表である
。数値は実施例1および2と同様、アミノ酸高速分析針
による。この実験の結果、酵素そのもののアミノ酸抽出
量はごく微量で、本発明のアミノ酸抽出量は本発明の特
許請求の範囲の条件に基づくものであることが判明した
第 1 表  無蒸煮穀物と蒸煮穀物のアミノ酸抽出量
  (■/100m1.)第 2 表  アミノ酸抽出
量とPHおよび酸度     (■/100m6)第 
3 表  酵素添加量とアミノ酸抽出量(■/100m
1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 麹または酵素を添加した微酸性の酢酸液(醸造酢)中に
    、無蒸煮穀類を浸漬させて蛋白分解して得た混合液から
    、酢酸分および水分を蒸発させて得られるアミノ酸を多
    量に含有してなる栄養補助飲料。
JP59141526A 1984-07-10 1984-07-10 栄養補助飲料 Granted JPS6121082A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59141526A JPS6121082A (ja) 1984-07-10 1984-07-10 栄養補助飲料

Applications Claiming Priority (1)

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JP59141526A JPS6121082A (ja) 1984-07-10 1984-07-10 栄養補助飲料

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Publication Number Publication Date
JPS6121082A true JPS6121082A (ja) 1986-01-29
JPH0154029B2 JPH0154029B2 (ja) 1989-11-16

Family

ID=15294016

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JP59141526A Granted JPS6121082A (ja) 1984-07-10 1984-07-10 栄養補助飲料

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007167041A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Taiyo Kagaku Co Ltd 卵白分解物の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102383A (ja) * 1982-12-06 1984-06-13 Kenko Igakushiya:Kk 栄養補給濃縮液

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102383A (ja) * 1982-12-06 1984-06-13 Kenko Igakushiya:Kk 栄養補給濃縮液

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JP2007167041A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Taiyo Kagaku Co Ltd 卵白分解物の製造方法

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JPH0154029B2 (ja) 1989-11-16

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