JPS6120945B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120945B2 JPS6120945B2 JP55179135A JP17913580A JPS6120945B2 JP S6120945 B2 JPS6120945 B2 JP S6120945B2 JP 55179135 A JP55179135 A JP 55179135A JP 17913580 A JP17913580 A JP 17913580A JP S6120945 B2 JPS6120945 B2 JP S6120945B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- servo
- track
- signal
- head
- harmonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
- G11B5/59633—Servo formatting
- G11B5/59655—Sector, sample or burst servo format
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
- G11B5/59633—Servo formatting
- G11B5/5965—Embedded servo format
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は記録媒体に対するヘツド(変換器)の
位置決めに関し、更に具体的に言えば、予め記録
されている位置情報の検出に基いて磁気デイスク
の所望のデータ・トラツクに対するヘツドの位置
決めを行うシステムに関するものである。
位置決めに関し、更に具体的に言えば、予め記録
されている位置情報の検出に基いて磁気デイスク
の所望のデータ・トラツクに対するヘツドの位置
決めを行うシステムに関するものである。
位置情報は、デイスクのサーボ・トラツクに磁
気的に記録されたトリビツト・パターンと呼ばれ
る様なサーボ・パターンである。デイスクの近く
には、情報を検出するためのヘツドが設けられて
いる。ヘツドには、トラツクに対するヘツドの位
置に応じて異なつたレベルを有する位置誤差信号
を生ずる回路が接続されている。位置誤差信号
は、ヘツドを所望のデータ・トラツクの上に位置
づけるために、サーボ作動装置及び制御機構にお
いて利用される。所望のデータ・トラツクに関し
て、データ専用のヘツド若しくはサーボと共用の
ヘツドによるデータの読取り又は書込みが行われ
る。
気的に記録されたトリビツト・パターンと呼ばれ
る様なサーボ・パターンである。デイスクの近く
には、情報を検出するためのヘツドが設けられて
いる。ヘツドには、トラツクに対するヘツドの位
置に応じて異なつたレベルを有する位置誤差信号
を生ずる回路が接続されている。位置誤差信号
は、ヘツドを所望のデータ・トラツクの上に位置
づけるために、サーボ作動装置及び制御機構にお
いて利用される。所望のデータ・トラツクに関し
て、データ専用のヘツド若しくはサーボと共用の
ヘツドによるデータの読取り又は書込みが行われ
る。
トリビツト・サーボ・パターンは、IBM
Technical Disclosure Bulletin、Vol.16 No.11
April1974の第3757頁乃至第3759頁に開示されて
いる様な磁気セグメントで構成されている。長短
2種類の磁気セグメントがあり、1つおきのトラ
ツクにおけるセグメントの端部はデイスクの同一
半径線上にある。長いセグメントと短いセグメン
トとは各トラツクにおいて磁束反転を生じる様に
磁化されている。サーボ・ヘツドはその磁束反転
に応じてパルスを生じる。そのパルスの極性及び
振幅は磁束反転の極性及び振幅に応じて変化す
る。
Technical Disclosure Bulletin、Vol.16 No.11
April1974の第3757頁乃至第3759頁に開示されて
いる様な磁気セグメントで構成されている。長短
2種類の磁気セグメントがあり、1つおきのトラ
ツクにおけるセグメントの端部はデイスクの同一
半径線上にある。長いセグメントと短いセグメン
トとは各トラツクにおいて磁束反転を生じる様に
磁化されている。サーボ・ヘツドはその磁束反転
に応じてパルスを生じる。そのパルスの極性及び
振幅は磁束反転の極性及び振幅に応じて変化す
る。
サーボ・ヘツドに接続されていて位置誤差信号
を生じるための回路は、一般にサーボ・ヘツドか
らくる信号の相次ぐ所定極性のパルスの相対的振
幅を検出して、それを比較することに基いて、デ
ータ・ヘツド(サーボ・ヘツドとデータ・ヘツド
が別々でなく合体しているときには、その合体し
たヘツド)が所望のデータ・トラツクに整列して
いるか否かを定める回路を含む。パルスの相対的
振幅を正確に検出するためには、相次ぐパルス
は、前縁及び後縁が重なりあつて干渉する状態に
ならない様に、時間的に適度に離隔されていなけ
ればならない。その様なパルスを得るためには、
サーボ・ヘツドによつて検出される基本波の多数
の高調波を含む様に比較的広い帯域幅が必要であ
り、又、トラツクにおける磁束反転の数が比較的
少なく、従つてサンプリング速度も比較的遅くな
る。
を生じるための回路は、一般にサーボ・ヘツドか
らくる信号の相次ぐ所定極性のパルスの相対的振
幅を検出して、それを比較することに基いて、デ
ータ・ヘツド(サーボ・ヘツドとデータ・ヘツド
が別々でなく合体しているときには、その合体し
たヘツド)が所望のデータ・トラツクに整列して
いるか否かを定める回路を含む。パルスの相対的
振幅を正確に検出するためには、相次ぐパルス
は、前縁及び後縁が重なりあつて干渉する状態に
ならない様に、時間的に適度に離隔されていなけ
ればならない。その様なパルスを得るためには、
サーボ・ヘツドによつて検出される基本波の多数
の高調波を含む様に比較的広い帯域幅が必要であ
り、又、トラツクにおける磁束反転の数が比較的
少なく、従つてサンプリング速度も比較的遅くな
る。
米国特許第3936876号はトリビツト・サーボ・
パターンを用いる磁気トラツク追従サーボ・シス
テムの1例を示している。このシステムの場合、
デイスクの底面にサーボ・パターンが記録されて
いて、それに専用のサーボ・ヘツドが関連してい
る。サーボ・ヘツドはデイスクの上面に関連して
いる一対のデータ・ヘツドと機械的に連結されて
いる。サーボ・システムはサーボ・ヘツドからサ
ーボ信号を受取る前置増幅器を有する。前置増幅
器の出力信号は位置検出回路に与えられる。位置
検出回路は、ガイド・パスからのサーボ・ヘツド
のずれに応じた振幅を有する位置誤差信号を生じ
る。位置検出回路は、サーボ・ヘツドから供給さ
れる信号のパルスに応答して位置誤差信号を生じ
るための一対の復調器を含む。位置誤差信号は補
償回路を介して駆動回路へ送られる。駆動回路は
サーボ・ヘツドを適正な位置へ動かす様にボイ
ス・コイルを付勢する。
パターンを用いる磁気トラツク追従サーボ・シス
テムの1例を示している。このシステムの場合、
デイスクの底面にサーボ・パターンが記録されて
いて、それに専用のサーボ・ヘツドが関連してい
る。サーボ・ヘツドはデイスクの上面に関連して
いる一対のデータ・ヘツドと機械的に連結されて
いる。サーボ・システムはサーボ・ヘツドからサ
ーボ信号を受取る前置増幅器を有する。前置増幅
器の出力信号は位置検出回路に与えられる。位置
検出回路は、ガイド・パスからのサーボ・ヘツド
のずれに応じた振幅を有する位置誤差信号を生じ
る。位置検出回路は、サーボ・ヘツドから供給さ
れる信号のパルスに応答して位置誤差信号を生じ
るための一対の復調器を含む。位置誤差信号は補
償回路を介して駆動回路へ送られる。駆動回路は
サーボ・ヘツドを適正な位置へ動かす様にボイ
ス・コイルを付勢する。
他のサーボ・パターン、例えば、或るトラツク
の短い磁気セグメントが隣接トラツクの長い磁気
セグメントの中央に隣接して配置され、セグメン
ト間の区切りが隣接トラツクにおけるセグメント
間の区切りと半径方向において整列しない様なサ
ーボ・パターンが用いられる場合にも、サーボ・
ヘツドの出力信号のパルス若しくはピークを検出
する技法が用いられる。ピーク検出技法が用いら
れるので、前述のトリビツト・パターンの場合と
同様な欠点がある。即ち、十分に分離可能なピー
クを得るために多数の高調波を含む非常に広い帯
域幅が必要であり、サンプリング速度も比較的遅
くなる。米国特許第3534344号は、この様なシス
テムの1例を示している。サーボ情報は、専用の
デイスクの複数のトラツクに記録されている。各
サーボ・トラツクは磁束反転対を複数含む。奇数
番サーボ・トラツクは全て同様な一連の磁束反転
対を含み、偶数番サーボ・トラツクは全てそれと
は異なる一連の磁束反転対を含む。サーボ・ヘツ
ドはこれらの磁束反転対を検出する。サーボ・ヘ
ツドが隣接する2つのトラツクの境界線上に中心
がくる様に位置づけられているときには、2つの
トラツクに基くサーボ信号の大きさは等しくな
る。サーボ信号のピークは積分され、次いで半波
整流器によつて整流された後、ピーク検出器に与
えられる。ピーク検出器を使用するために、信号
のピークは前述の様に十分に離隔されていなけれ
ばならない。
の短い磁気セグメントが隣接トラツクの長い磁気
セグメントの中央に隣接して配置され、セグメン
ト間の区切りが隣接トラツクにおけるセグメント
間の区切りと半径方向において整列しない様なサ
ーボ・パターンが用いられる場合にも、サーボ・
ヘツドの出力信号のパルス若しくはピークを検出
する技法が用いられる。ピーク検出技法が用いら
れるので、前述のトリビツト・パターンの場合と
同様な欠点がある。即ち、十分に分離可能なピー
クを得るために多数の高調波を含む非常に広い帯
域幅が必要であり、サンプリング速度も比較的遅
くなる。米国特許第3534344号は、この様なシス
テムの1例を示している。サーボ情報は、専用の
デイスクの複数のトラツクに記録されている。各
サーボ・トラツクは磁束反転対を複数含む。奇数
番サーボ・トラツクは全て同様な一連の磁束反転
対を含み、偶数番サーボ・トラツクは全てそれと
は異なる一連の磁束反転対を含む。サーボ・ヘツ
ドはこれらの磁束反転対を検出する。サーボ・ヘ
ツドが隣接する2つのトラツクの境界線上に中心
がくる様に位置づけられているときには、2つの
トラツクに基くサーボ信号の大きさは等しくな
る。サーボ信号のピークは積分され、次いで半波
整流器によつて整流された後、ピーク検出器に与
えられる。ピーク検出器を使用するために、信号
のピークは前述の様に十分に離隔されていなけれ
ばならない。
米国特許第3893180号及び第3959820号に開示さ
れているヘツド位置決めシステムも、前記の米国
特許第3534344号に開示されているシステムにお
いて用いられるのと同じサーボ・パターンを用い
ている。米国特許第3893180号のシステムの場
合、各サーボ出力レスポンスの大きさが最初に測
定され、次にピーク振幅が測定されて、主要なピ
ーク振幅を表わす分離した出力信号が生成され
る。分離した出力信号は、どのレスポンスが大き
いかを示す様に結合される。米国特許第3959820
号のシステムは、各サーボ・トラツクを横切る毎
にサーボ信号を分析して2つのサーボ・トラツク
を定める様に動作する。サーボ信号の分析は、正
ピーク検出器及び負ピーク検出器を用いて行われ
る。これらのシステムも、サーボ・ヘツドの位置
を定めるのにピーク検出技術を用いているので、
前述の様な欠点がある。
れているヘツド位置決めシステムも、前記の米国
特許第3534344号に開示されているシステムにお
いて用いられるのと同じサーボ・パターンを用い
ている。米国特許第3893180号のシステムの場
合、各サーボ出力レスポンスの大きさが最初に測
定され、次にピーク振幅が測定されて、主要なピ
ーク振幅を表わす分離した出力信号が生成され
る。分離した出力信号は、どのレスポンスが大き
いかを示す様に結合される。米国特許第3959820
号のシステムは、各サーボ・トラツクを横切る毎
にサーボ信号を分析して2つのサーボ・トラツク
を定める様に動作する。サーボ信号の分析は、正
ピーク検出器及び負ピーク検出器を用いて行われ
る。これらのシステムも、サーボ・ヘツドの位置
を定めるのにピーク検出技術を用いているので、
前述の様な欠点がある。
本発明の目的は、隣り合うサーボ・トラツクが
互いに異なつた態様でエンコードされており且つ
1つおきのトラツクが同じ態様でエンコードされ
ている複数の同心円状サーボ・トラツクを用い
て、磁気デイスク上の所望の位置までサーボ・ヘ
ツドを動かすためのサーボ・システムにおいて、
サーボ・ヘツドを所望の位置に位置づけるために
利用しうる位置誤差信号を生じるために、サー
ボ・ヘツドの出力信号のピークを検出する技術を
用いず、サーボ・ヘツドの出力信号の基本波及び
2次高調波だけを検出する型の改良されたシステ
ムを提供することである。
互いに異なつた態様でエンコードされており且つ
1つおきのトラツクが同じ態様でエンコードされ
ている複数の同心円状サーボ・トラツクを用い
て、磁気デイスク上の所望の位置までサーボ・ヘ
ツドを動かすためのサーボ・システムにおいて、
サーボ・ヘツドを所望の位置に位置づけるために
利用しうる位置誤差信号を生じるために、サー
ボ・ヘツドの出力信号のピークを検出する技術を
用いず、サーボ・ヘツドの出力信号の基本波及び
2次高調波だけを検出する型の改良されたシステ
ムを提供することである。
本発明によるサーボ・システムの好適な実施例
は、個々のサーボ・トラツクにおいて長短2種類
の磁化セグメントが交互に配置される型のサー
ボ・パターンを用い、且つサーボ・トラツクに関
連したサーボ・ヘツドから得られる信号に基いて
基本波が一定のアナログ信号を生じる自動利得制
御増幅器と、該アナログ信号の基本波の周波数の
2倍の周波数を有する短形波信号を生じる整形兼
周波数2倍器と、自動利得制御増幅器に接続され
ていて、その出力のアナログ信号に基くアナログ
2倍周波数信号を生じるフイルタと、矩形波信号
とアナログ2倍周波数信号とを掛け合わせて脈動
位置誤差信号を生じる掛算器である同期検出器
と、脈動位置誤差信号を平均化して、サーボ・ト
ラツクに対するサーボ・ヘツドの位置を表わす定
常的な位置誤差信号を生じる別のフイルタとを有
する。
は、個々のサーボ・トラツクにおいて長短2種類
の磁化セグメントが交互に配置される型のサー
ボ・パターンを用い、且つサーボ・トラツクに関
連したサーボ・ヘツドから得られる信号に基いて
基本波が一定のアナログ信号を生じる自動利得制
御増幅器と、該アナログ信号の基本波の周波数の
2倍の周波数を有する短形波信号を生じる整形兼
周波数2倍器と、自動利得制御増幅器に接続され
ていて、その出力のアナログ信号に基くアナログ
2倍周波数信号を生じるフイルタと、矩形波信号
とアナログ2倍周波数信号とを掛け合わせて脈動
位置誤差信号を生じる掛算器である同期検出器
と、脈動位置誤差信号を平均化して、サーボ・ト
ラツクに対するサーボ・ヘツドの位置を表わす定
常的な位置誤差信号を生じる別のフイルタとを有
する。
先ず第1図及び第2図を参照する。磁気ヘツド
(変換器)22が磁気デイスク20の1表面に関
して密接な情報転送関係にある様子が示されてい
る。デイスク20は適当な駆動機構(図示せず)
によつて中心軸Cを中心として矢印Aの方向に回
転させられる。ヘツド22はデイスク20の半径
方向において中心軸Cに近づいたり遠ざかつたり
する様に適当な案内機構によつてデイスク20の
表面に沿つて動かされる。
(変換器)22が磁気デイスク20の1表面に関
して密接な情報転送関係にある様子が示されてい
る。デイスク20は適当な駆動機構(図示せず)
によつて中心軸Cを中心として矢印Aの方向に回
転させられる。ヘツド22はデイスク20の半径
方向において中心軸Cに近づいたり遠ざかつたり
する様に適当な案内機構によつてデイスク20の
表面に沿つて動かされる。
デイスク20は例えば米国特許第3404392号に
開示されている様なサーボ情報埋め込み型のもの
であり、基板28の上に保磁力の異なつた2つの
磁性層24,26を有する。デイスク20は可撓
性のものであつてもよい。その場合、基板28と
しては、米国特許第4038693号に開示されている
様に約0.075mmの厚さのポリエチレン・テレフタ
ラートが用いられる。デイスク20は硬いジヤケ
ツトによつて囲まれてもよいし、囲まれなくても
よい。
開示されている様なサーボ情報埋め込み型のもの
であり、基板28の上に保磁力の異なつた2つの
磁性層24,26を有する。デイスク20は可撓
性のものであつてもよい。その場合、基板28と
しては、米国特許第4038693号に開示されている
様に約0.075mmの厚さのポリエチレン・テレフタ
ラートが用いられる。デイスク20は硬いジヤケ
ツトによつて囲まれてもよいし、囲まれなくても
よい。
第1図に示されている様に、本発明によるヘツ
ド位置決めシステムは、線34によつてヘツド2
2に接続されているデータ読取/書込回路30及
び位置検出回路32を含む。線34は情報を両方
向に伝達する。位置検出回路32は、第5図に示
されている様な位置誤差信号(PES)37を線3
6を介してサーボ制御回路38に与える。サーボ
制御回路38のもう1つの入力線40には、デイ
スク20上にヘツド22を位置づけるためのトラ
ツク・ナンバー信号が供給される。サーボ制御回
路38の出力線42はサーボ作動装置44に接続
されている。サーボ作動装置44が付勢される態
様に従つてデイスク20の半径方向においてヘツ
ド22を動かす様に、機械的リンク46がサーボ
作動装置44とヘツド22とを連結している。デ
ータ読取/書込回路30、サーボ制御回路38、
及びサーボ作動装置44は通常のものであるか
ら、詳しい説明は省くことにする。位置検出回路
32の構成は第4図に示されている。位置検出回
路32が第5図の位置誤差信号37を生ずる動作
については後で述べる。なお、この位置誤差信号
の波形自体は通常得られるものと変わりがない。
ド位置決めシステムは、線34によつてヘツド2
2に接続されているデータ読取/書込回路30及
び位置検出回路32を含む。線34は情報を両方
向に伝達する。位置検出回路32は、第5図に示
されている様な位置誤差信号(PES)37を線3
6を介してサーボ制御回路38に与える。サーボ
制御回路38のもう1つの入力線40には、デイ
スク20上にヘツド22を位置づけるためのトラ
ツク・ナンバー信号が供給される。サーボ制御回
路38の出力線42はサーボ作動装置44に接続
されている。サーボ作動装置44が付勢される態
様に従つてデイスク20の半径方向においてヘツ
ド22を動かす様に、機械的リンク46がサーボ
作動装置44とヘツド22とを連結している。デ
ータ読取/書込回路30、サーボ制御回路38、
及びサーボ作動装置44は通常のものであるか
ら、詳しい説明は省くことにする。位置検出回路
32の構成は第4図に示されている。位置検出回
路32が第5図の位置誤差信号37を生ずる動作
については後で述べる。なお、この位置誤差信号
の波形自体は通常得られるものと変わりがない。
ヘツド22も通常のものであり、変換ギヤツプ
50の付いた磁心48及びそれに巻きつけられた
巻線52を有する。巻線52は線34に接続され
ている。
50の付いた磁心48及びそれに巻きつけられた
巻線52を有する。巻線52は線34に接続され
ている。
第3図、第6A図及び第6B図に示されている
様に、サーボ層26にはサーボ・トラツク1,
2,3,4等が磁気的に記録されており、データ
層24にはデータ・トラツクa,b,c等が磁気
的に記録されている。これらのトラツクは全てデ
イスク20の中心軸Cを中心とする同心円を成し
ている。サーボ・トラツク1,2,3,4等は境
界線54a,54b,54c等を有する(これら
の境界線はヘツド案内路であると考えられる)。
データ・トラツクa,b,c等は中央線zを有す
る。サーボ・トラツクとデータ・トラツクとはデ
イスク20の半径方向において互いにずれてお
り、サーボ・トラツクの境界線がデータ・トラツ
クの中央線と一致する様になつている。各デー
タ・トラツクには、密接して半径方向に延びる一
連の磁気的トランジシヨン56としてデータが記
録される。1番外側のサーボ・トラツク1は、比
較的短い磁気セグメント58及び比較的長い磁気
セグメント60を交互に含む。セグメント58は
全て同一方向に磁化されている(この例の場合、
デイスクの回転方向Aと逆の方向)。セグメント
60は全てセグメント58の磁化方向と逆の同一
方向に磁化されている。従つて、セグメント58
及び60は、デイスク20の半径方向に延びる正
の磁気的トランジシヨン62及び負の磁気的トラ
ンジシヨン64を交互に形成する。寄数番サー
ボ・トラツク3,5,7等は全てトラツク1と同
様に磁化され、同等のセグメント58,60、及
び同等のトランジシヨン62,64を有する。
様に、サーボ層26にはサーボ・トラツク1,
2,3,4等が磁気的に記録されており、データ
層24にはデータ・トラツクa,b,c等が磁気
的に記録されている。これらのトラツクは全てデ
イスク20の中心軸Cを中心とする同心円を成し
ている。サーボ・トラツク1,2,3,4等は境
界線54a,54b,54c等を有する(これら
の境界線はヘツド案内路であると考えられる)。
データ・トラツクa,b,c等は中央線zを有す
る。サーボ・トラツクとデータ・トラツクとはデ
イスク20の半径方向において互いにずれてお
り、サーボ・トラツクの境界線がデータ・トラツ
クの中央線と一致する様になつている。各デー
タ・トラツクには、密接して半径方向に延びる一
連の磁気的トランジシヨン56としてデータが記
録される。1番外側のサーボ・トラツク1は、比
較的短い磁気セグメント58及び比較的長い磁気
セグメント60を交互に含む。セグメント58は
全て同一方向に磁化されている(この例の場合、
デイスクの回転方向Aと逆の方向)。セグメント
60は全てセグメント58の磁化方向と逆の同一
方向に磁化されている。従つて、セグメント58
及び60は、デイスク20の半径方向に延びる正
の磁気的トランジシヨン62及び負の磁気的トラ
ンジシヨン64を交互に形成する。寄数番サー
ボ・トラツク3,5,7等は全てトラツク1と同
様に磁化され、同等のセグメント58,60、及
び同等のトランジシヨン62,64を有する。
サーボ・トラツク2は比較的短い磁気セグメン
ト66及び比較的長い磁気セグメント68を交互
に含む。短いセグメント66は寄数番トラツクの
短いセグメント58の磁化方向とは逆の方向に磁
化されており、長いセグメント68も寄数番トラ
ツクの長いセグメント60の磁化方向とは逆の方
向に磁化されている。従つて、セグメント66及
び68は、半径方向に延びる正の磁気的トランジ
シヨン62及び負の磁気的トランジシヨン64を
交互に形成する。サーボ・トラツク2の個々の短
いセグメント66は境界線54aに沿つてサー
ボ・トラツク1の長いセグメント60に関して中
央に配置されている。又、サーボ・トラツク1の
短いセグメント58は境界線54aに沿つてサー
ボ・トラツク2の長いセグメント68に関して中
央に配置されている。従つて、デイスク20が矢
印Aの方向に回転するとき、サーボ・トラツク1
及び2は、境界線54aに沿つて、相次ぐ2つの
正トランジシヨン62及びそれに続く2つの負ト
ランジシヨン64を提供する。偶数番サーボ・ト
ラツク4,6,8等は全てトラツク2と同様に磁
化されている。結局、寄数番トラツク3,5,7
等はトラツク1と同じトランジシヨンを生じ、偶
数番トラツク4,6,8等はトラツク2と同じト
ランジシヨンを生じる。第1図のヘツド位置決め
システムの良好な動作のために、奇数番トラツク
における長いセグメント60は例えば短いセグメ
ント58の3倍の長さを有する様に定められ、
又、偶数番トラツクにおける長いセグメント68
も短いセグメント66の3倍の長さを有する様に
定められる。なお、図面から明らかな様に、寄数
番トラツクのトランジシヨンはデイスク20の半
径方向において整列しており、又、偶数番トラツ
クのトランジシヨンもデイスク20の半径方向に
おいて整列している。
ト66及び比較的長い磁気セグメント68を交互
に含む。短いセグメント66は寄数番トラツクの
短いセグメント58の磁化方向とは逆の方向に磁
化されており、長いセグメント68も寄数番トラ
ツクの長いセグメント60の磁化方向とは逆の方
向に磁化されている。従つて、セグメント66及
び68は、半径方向に延びる正の磁気的トランジ
シヨン62及び負の磁気的トランジシヨン64を
交互に形成する。サーボ・トラツク2の個々の短
いセグメント66は境界線54aに沿つてサー
ボ・トラツク1の長いセグメント60に関して中
央に配置されている。又、サーボ・トラツク1の
短いセグメント58は境界線54aに沿つてサー
ボ・トラツク2の長いセグメント68に関して中
央に配置されている。従つて、デイスク20が矢
印Aの方向に回転するとき、サーボ・トラツク1
及び2は、境界線54aに沿つて、相次ぐ2つの
正トランジシヨン62及びそれに続く2つの負ト
ランジシヨン64を提供する。偶数番サーボ・ト
ラツク4,6,8等は全てトラツク2と同様に磁
化されている。結局、寄数番トラツク3,5,7
等はトラツク1と同じトランジシヨンを生じ、偶
数番トラツク4,6,8等はトラツク2と同じト
ランジシヨンを生じる。第1図のヘツド位置決め
システムの良好な動作のために、奇数番トラツク
における長いセグメント60は例えば短いセグメ
ント58の3倍の長さを有する様に定められ、
又、偶数番トラツクにおける長いセグメント68
も短いセグメント66の3倍の長さを有する様に
定められる。なお、図面から明らかな様に、寄数
番トラツクのトランジシヨンはデイスク20の半
径方向において整列しており、又、偶数番トラツ
クのトランジシヨンもデイスク20の半径方向に
おいて整列している。
第4図に示されている様に、位置検出回路32
は、サーボ・フイルタ(低域フイルタ)70、自
動利得制御(AGC)増幅器72、基本波f帯域
フイルタ74、エンベロープ検出器76,2次高
調波2f帯域フイルタ77、整形兼周波数2倍器
78、同期検出器(掛算器)80、低域フイルタ
82を有する。サーボ・フイルタ70は線34か
ら信号を受取り、AGC増幅器72へ通じる線8
4にサーボ信号を生じる。AGC増幅器72は更
に線86及び88を介して入力信号を受取る。
AGC増幅器72が所定の動作を行う様に、線8
6には直流基準電圧が与えられる。線88はエン
ベロープ検出器76の出力線であり、基本波の振
幅を表わす信号を伝える。AGC増幅器72は、
基本波及び2次高調波を含む信号を線90に生じ
る。線90はフイルタ74及び77の入力に接続
されている。フイルタ77は同期検出器80へ通
じる線91に2次高調波信号を生じる。フイルタ
74は整形兼周波数2倍器78及びエンベロープ
検出器76へ通じる線92に基本波信号を生じ
る。整形兼周波数2倍器78は同期検出器80へ
通じる線94に基準信号を生じる。同期検出器8
0の出力線96は低域フイルタ82の入力に接続
されている。低域フイルタ82は位置誤差信号を
線36に生じる。
は、サーボ・フイルタ(低域フイルタ)70、自
動利得制御(AGC)増幅器72、基本波f帯域
フイルタ74、エンベロープ検出器76,2次高
調波2f帯域フイルタ77、整形兼周波数2倍器
78、同期検出器(掛算器)80、低域フイルタ
82を有する。サーボ・フイルタ70は線34か
ら信号を受取り、AGC増幅器72へ通じる線8
4にサーボ信号を生じる。AGC増幅器72は更
に線86及び88を介して入力信号を受取る。
AGC増幅器72が所定の動作を行う様に、線8
6には直流基準電圧が与えられる。線88はエン
ベロープ検出器76の出力線であり、基本波の振
幅を表わす信号を伝える。AGC増幅器72は、
基本波及び2次高調波を含む信号を線90に生じ
る。線90はフイルタ74及び77の入力に接続
されている。フイルタ77は同期検出器80へ通
じる線91に2次高調波信号を生じる。フイルタ
74は整形兼周波数2倍器78及びエンベロープ
検出器76へ通じる線92に基本波信号を生じ
る。整形兼周波数2倍器78は同期検出器80へ
通じる線94に基準信号を生じる。同期検出器8
0の出力線96は低域フイルタ82の入力に接続
されている。低域フイルタ82は位置誤差信号を
線36に生じる。
動作中、データは、通常のデータ読取/書込回
路30(第1図)の働きによつて、トランジシヨ
ン56としてデータ・トラツクa,b,c等に書
込まれる。データはデータ読取/書込回路30か
ら線34を介してヘツド22へ転送され、デイス
ク20が回転しているときトラツクに書込まれ
る。
路30(第1図)の働きによつて、トランジシヨ
ン56としてデータ・トラツクa,b,c等に書
込まれる。データはデータ読取/書込回路30か
ら線34を介してヘツド22へ転送され、デイス
ク20が回転しているときトラツクに書込まれ
る。
サーボ情報は、適当な磁気エンコーダによつて
デイスク20のサーボ・トラツクにおける磁気セ
グメント58,60,66,68として予め書込
まれている。データ・トラツクa,b,c等にデ
ータが書込まれるとき、位置検出回路32は、こ
れらのデータ・トラツクに対してヘツド22の変
換ギヤツプ50を適正に整列させるために用いら
れる。同様に、データ・トラツクからデータを読
取るときにも、位置検出回路32はデータ・トラ
ツクに対して変換ギヤツプ50を適正に整列させ
るために用いられる。この場合、データは線34
を介してデータ読取/書込回路30へ送られる。
デイスク20のサーボ・トラツクにおける磁気セ
グメント58,60,66,68として予め書込
まれている。データ・トラツクa,b,c等にデ
ータが書込まれるとき、位置検出回路32は、こ
れらのデータ・トラツクに対してヘツド22の変
換ギヤツプ50を適正に整列させるために用いら
れる。同様に、データ・トラツクからデータを読
取るときにも、位置検出回路32はデータ・トラ
ツクに対して変換ギヤツプ50を適正に整列させ
るために用いられる。この場合、データは線34
を介してデータ読取/書込回路30へ送られる。
位置検出回路32は線36に位置誤差信号37
(第5図)を生じる。位置誤差信号37は、サー
ボ・トラツク間の境界線54a,54b,54c
等、ひいては、対応するデータ・トラツクa,
b,c等に対する変換ギヤツプ50の位置に応じ
て大きさ及び符号の変わる3角波である。変換ギ
ヤツプ50は、例えばデータ・トラツク1と2と
の間の境界線54a上に中心を有するとき、デー
タ・トラツクaの上に適正に位置づけられた状態
になる。この事は、境界線54b,54c等とデ
ータ・トラツクb,c等との関係についても当て
はまる。第5図に示されている様に、位置誤差信
号37は、ヘツド22の変換ギヤツプ50の中心
が境界線54a及び54b上にあるとき、ゼロ・
レベルになる。位置誤差信号37は、変換ギヤツ
プ50の中心がサーボ・トラツク1上にあるとき
正のピーク値を示し、変換ギヤツプ50の中心が
サーボ・トラツク2上にあるとき負のピーク値を
示す。変換ギヤツプ50がその後のサーボ・トラ
ツク境界線及びデータ・トラツクを横切つて移動
するとき、位置誤差信号は同じ態様で増減をくり
返す。第5図に示されている様に変化する位置誤
差信号37は、ゼロ以外のレベルを有するとき、
サーボ・トラツク境界線及びデータ・トラツクに
対して変換ギヤツプ50を適正に位置づける様に
サーボ制御回路38及びサーボ作動装置44にお
いて通常の態様で用いられる通常の波形の信号で
ある。位置誤差信号37がゼロのとき、変換ギヤ
ツプ50は中心がサーボ・トラツク境界線及びデ
ータ・トラツク上に適正に位置づけられており、
そのデータ・トラツクに関するデータの読取り又
は書込みを行うことのできる位置にある。
(第5図)を生じる。位置誤差信号37は、サー
ボ・トラツク間の境界線54a,54b,54c
等、ひいては、対応するデータ・トラツクa,
b,c等に対する変換ギヤツプ50の位置に応じ
て大きさ及び符号の変わる3角波である。変換ギ
ヤツプ50は、例えばデータ・トラツク1と2と
の間の境界線54a上に中心を有するとき、デー
タ・トラツクaの上に適正に位置づけられた状態
になる。この事は、境界線54b,54c等とデ
ータ・トラツクb,c等との関係についても当て
はまる。第5図に示されている様に、位置誤差信
号37は、ヘツド22の変換ギヤツプ50の中心
が境界線54a及び54b上にあるとき、ゼロ・
レベルになる。位置誤差信号37は、変換ギヤツ
プ50の中心がサーボ・トラツク1上にあるとき
正のピーク値を示し、変換ギヤツプ50の中心が
サーボ・トラツク2上にあるとき負のピーク値を
示す。変換ギヤツプ50がその後のサーボ・トラ
ツク境界線及びデータ・トラツクを横切つて移動
するとき、位置誤差信号は同じ態様で増減をくり
返す。第5図に示されている様に変化する位置誤
差信号37は、ゼロ以外のレベルを有するとき、
サーボ・トラツク境界線及びデータ・トラツクに
対して変換ギヤツプ50を適正に位置づける様に
サーボ制御回路38及びサーボ作動装置44にお
いて通常の態様で用いられる通常の波形の信号で
ある。位置誤差信号37がゼロのとき、変換ギヤ
ツプ50は中心がサーボ・トラツク境界線及びデ
ータ・トラツク上に適正に位置づけられており、
そのデータ・トラツクに関するデータの読取り又
は書込みを行うことのできる位置にある。
所望のデータ・トラツクに対するヘツド22の
位置決めが必要であるとき、サーボ制御回路38
の入力線40にトラツク・ナンバー信号が与えら
れる。サーボ制御回路38は、所望のサーボ・ト
ラツク境界線、ひいては、データ・トラツクに対
してヘツド22を位置づける様に通常の態様で動
作する。この際、位置検出回路32はヘツド22
と所望の境界線及びデータ・トラツクとの位置関
係を表わす信号を生じる。
位置決めが必要であるとき、サーボ制御回路38
の入力線40にトラツク・ナンバー信号が与えら
れる。サーボ制御回路38は、所望のサーボ・ト
ラツク境界線、ひいては、データ・トラツクに対
してヘツド22を位置づける様に通常の態様で動
作する。この際、位置検出回路32はヘツド22
と所望の境界線及びデータ・トラツクとの位置関
係を表わす信号を生じる。
位置検出回路32は、ヘツド22が所望のサー
ボ・トラツク境界線及びデータ・トラツク上に中
心を有しないとき、ヘツド22から生じる基本波
信号の2次高調波を利用することによつて、所望
のサーボ・トラツク境界線及びデータ・トラツク
上に中心がくる様にヘツド22を動かすのに有効
な位置誤差信号37(第5図)を生じる。
ボ・トラツク境界線及びデータ・トラツク上に中
心を有しないとき、ヘツド22から生じる基本波
信号の2次高調波を利用することによつて、所望
のサーボ・トラツク境界線及びデータ・トラツク
上に中心がくる様にヘツド22を動かすのに有効
な位置誤差信号37(第5図)を生じる。
読取動作が行われると仮定すると、ヘツド22
は、或るデータ・トラツクからのデータ信号、及
び関連するサーボ・トラツクからのサーボ信号を
線34に生じる。データ・トランジシヨン56間
の間隔はサーボ・トランジシヨン62,64間の
間隔よりも非常に狭いので、データ信号の周波数
はサーボ信号の周波数よりも非常に高い。サー
ボ・フイルタ70は、高い周波数を有するデータ
信号の通過を阻止るために用いられている。読取
動作中のみならず、書込動作中も、サーボ・フイ
ルタ70は線34におけるデータ信号が位置検出
回路32に侵入するのを阻止する。データは、位
置検出回路32に侵入することを許される低い周
波数の成分を含まない様にコード化されている。
位置検出回路32は低い周波数のサーボ信号の基
本波及び2次高調波だけを利用する様になつてい
る。即ち、サーボ・フイルタ70がこれを保証す
る。
は、或るデータ・トラツクからのデータ信号、及
び関連するサーボ・トラツクからのサーボ信号を
線34に生じる。データ・トランジシヨン56間
の間隔はサーボ・トランジシヨン62,64間の
間隔よりも非常に狭いので、データ信号の周波数
はサーボ信号の周波数よりも非常に高い。サー
ボ・フイルタ70は、高い周波数を有するデータ
信号の通過を阻止るために用いられている。読取
動作中のみならず、書込動作中も、サーボ・フイ
ルタ70は線34におけるデータ信号が位置検出
回路32に侵入するのを阻止する。データは、位
置検出回路32に侵入することを許される低い周
波数の成分を含まない様にコード化されている。
位置検出回路32は低い周波数のサーボ信号の基
本波及び2次高調波だけを利用する様になつてい
る。即ち、サーボ・フイルタ70がこれを保証す
る。
AGC増幅器72は、特に基本波帯域フイルタ
74及びエンベロープ検出器76と共同して、ヘ
ツド22からのアナログ信号を基本波98a(第
6A図)の予定の振幅に合わせる様に動作する。
線90に生じるAGC増幅器72の出力信号は、
第6A図に示されている様に、ヘツド22が完全
にサーボ・トラツク1の上にある位置から完全に
サーボ・トラツク2の上にある位置まで動くにつ
れて、信号98,100,102,104の如く
変化する。第6A図は、サーボ・トラツク1,
2,3,4の磁化パターン、及びデイスク20の
矢印A(第1図及び第3図)の方向における回転
中にヘツド22がデイスク20の中心へ向かつて
動くとき磁化パターンに応じて線90に現われる
信号98,100,102,104を示してい
る。図から分かる様に、ヘツド22がサーボ・ト
ラツク1に上からサーボ・トラツク2の上まで動
くとき、基本波98aの振幅は一定に維持され
る。信号98,100,102,104は、それ
ぞれ、基本波98aの外に2次高調波98b,1
00b,102b,104bを含む。2次高調波
は図示されている様に相当変化する。2次高調波
98bはかなり大きな振幅を有するが、2次高調
波100bの振幅はそれよりも小さく、2次高調
波102bの振幅はゼロである。2次高調波10
4bは2次高調波98bと同等の振幅を有する
が、逆極性である。信号98,100,102,
104がゼロ・レベルになる点はセグメント5
8,60,66,68の中央に一致している。ヘ
ツド22が完全にサーボ・トラツク1の上にある
ときの信号98は、ヘツド22が完全に他の寄数
番トラツクの上にある場合にも当てはまる。ヘツ
ド22が完全にサーボ・トラツク2の上にあると
きの信号104は、ヘツド22が完全に他の偶数
番トラツクの上にある場合にも当てはまる。更
に、ヘツド22がサーボ・トラツク1,2の境界
線52aの上に中心決めされているとき、即ちデ
ータ・トラツクaに整列しているときには、2次
高調波がゼロ・レベルであつて、基本波98aだ
けから成る信号102が線90に生じる。
74及びエンベロープ検出器76と共同して、ヘ
ツド22からのアナログ信号を基本波98a(第
6A図)の予定の振幅に合わせる様に動作する。
線90に生じるAGC増幅器72の出力信号は、
第6A図に示されている様に、ヘツド22が完全
にサーボ・トラツク1の上にある位置から完全に
サーボ・トラツク2の上にある位置まで動くにつ
れて、信号98,100,102,104の如く
変化する。第6A図は、サーボ・トラツク1,
2,3,4の磁化パターン、及びデイスク20の
矢印A(第1図及び第3図)の方向における回転
中にヘツド22がデイスク20の中心へ向かつて
動くとき磁化パターンに応じて線90に現われる
信号98,100,102,104を示してい
る。図から分かる様に、ヘツド22がサーボ・ト
ラツク1に上からサーボ・トラツク2の上まで動
くとき、基本波98aの振幅は一定に維持され
る。信号98,100,102,104は、それ
ぞれ、基本波98aの外に2次高調波98b,1
00b,102b,104bを含む。2次高調波
は図示されている様に相当変化する。2次高調波
98bはかなり大きな振幅を有するが、2次高調
波100bの振幅はそれよりも小さく、2次高調
波102bの振幅はゼロである。2次高調波10
4bは2次高調波98bと同等の振幅を有する
が、逆極性である。信号98,100,102,
104がゼロ・レベルになる点はセグメント5
8,60,66,68の中央に一致している。ヘ
ツド22が完全にサーボ・トラツク1の上にある
ときの信号98は、ヘツド22が完全に他の寄数
番トラツクの上にある場合にも当てはまる。ヘツ
ド22が完全にサーボ・トラツク2の上にあると
きの信号104は、ヘツド22が完全に他の偶数
番トラツクの上にある場合にも当てはまる。更
に、ヘツド22がサーボ・トラツク1,2の境界
線52aの上に中心決めされているとき、即ちデ
ータ・トラツクaに整列しているときには、2次
高調波がゼロ・レベルであつて、基本波98aだ
けから成る信号102が線90に生じる。
基本波帯域フイルタ74は、基本波98aだけ
を線92へ通過させる様に構成されている。エン
ベロープ検出器76は、基本波98aの振幅だけ
を検出して、それを表わす信号を線88に生じ
る。AGC増幅器72は、線88の信号を線86
の一定直流基準電圧と比較することに基いて、前
者を後者と等しくする様に自己のゲインを調節す
る。
を線92へ通過させる様に構成されている。エン
ベロープ検出器76は、基本波98aの振幅だけ
を検出して、それを表わす信号を線88に生じ
る。AGC増幅器72は、線88の信号を線86
の一定直流基準電圧と比較することに基いて、前
者を後者と等しくする様に自己のゲインを調節す
る。
整形兼周波数2倍器78は、線92における基
本波信号98aを受入れて、2倍の周波数2fの
矩形波信号106(第6B図)を線94に生じ
る。
本波信号98aを受入れて、2倍の周波数2fの
矩形波信号106(第6B図)を線94に生じ
る。
線90における信号、即ち第6A図の信号9
8,100,102、又は104は、2次高調波
帯域フイルタ77にも与えられる。この帯域フイ
ルタ77は、入力信号に含まれる信号98b,1
00b,102b、又は104bの様な2次高調
波信号だけを、同期検出器80へ通過させる。従
つて、同期検出器80は、線94の矩形波信号1
06と線91の信号98b,100b,102
b,又は104bとを受取つて、両者を掛け合わ
せる様に構成されている。その結果として線96
に現われる信号は、場合に応じて、正の脈動信号
108や110、ゼロ信号112、あるいは、負
の脈動信号114の様になる。これらの信号は2
次高調波98b,100b,102b,104b
にそれぞれ対応しており、ヘツド22がデータ・
トラツクに対して中心決めされていないとき、脈
動位置誤差信号をもたらす。
8,100,102、又は104は、2次高調波
帯域フイルタ77にも与えられる。この帯域フイ
ルタ77は、入力信号に含まれる信号98b,1
00b,102b、又は104bの様な2次高調
波信号だけを、同期検出器80へ通過させる。従
つて、同期検出器80は、線94の矩形波信号1
06と線91の信号98b,100b,102
b,又は104bとを受取つて、両者を掛け合わ
せる様に構成されている。その結果として線96
に現われる信号は、場合に応じて、正の脈動信号
108や110、ゼロ信号112、あるいは、負
の脈動信号114の様になる。これらの信号は2
次高調波98b,100b,102b,104b
にそれぞれ対応しており、ヘツド22がデータ・
トラツクに対して中心決めされていないとき、脈
動位置誤差信号をもたらす。
低域フイルタ82は、信号108,110,1
12,114を平均化して、平均信号108a,
110a,112a,114aを生じる。これら
の平均信号が線36における位置誤差信号であ
る。第6B図から分かる様に、ヘツド22がサー
ボ・トラツク1,2の境界線54a、ひいてはデ
ータ・トラツクaに中心決めされているときの信
号112及び112aは共にゼロ・レベルであ
る。ヘツド22の中心が境界線54aからずれる
ときの信号110aは、もちろん信号112aよ
りも高レベルであり、又、ヘツド22が完全にサ
ーボ・トラツク1の上にあるときの信号108a
は、更に高レベルである。ヘツド22が完全にサ
ーボ・トラツク2の上にあるときの信号114a
は、信号108aの極性を逆にしたものに相当す
る。従つて、第5図に示されている位置誤差信号
37は、第6B図の信号108a,110a,1
12a、及び114aのレベルを該当する位置に
おいて有する様に正から負へ変化する。
12,114を平均化して、平均信号108a,
110a,112a,114aを生じる。これら
の平均信号が線36における位置誤差信号であ
る。第6B図から分かる様に、ヘツド22がサー
ボ・トラツク1,2の境界線54a、ひいてはデ
ータ・トラツクaに中心決めされているときの信
号112及び112aは共にゼロ・レベルであ
る。ヘツド22の中心が境界線54aからずれる
ときの信号110aは、もちろん信号112aよ
りも高レベルであり、又、ヘツド22が完全にサ
ーボ・トラツク1の上にあるときの信号108a
は、更に高レベルである。ヘツド22が完全にサ
ーボ・トラツク2の上にあるときの信号114a
は、信号108aの極性を逆にしたものに相当す
る。従つて、第5図に示されている位置誤差信号
37は、第6B図の信号108a,110a,1
12a、及び114aのレベルを該当する位置に
おいて有する様に正から負へ変化する。
次の数学的分析のために、ヘツド22のギヤツ
プ50がサーボ・トラツク1及び2の両方にまた
がる位置にある状態を考える。なお、この状態は
他の隣接する2つのサーボ・トラツクに関する同
等の状態を代表している。先ず、ヘツド22が完
全にトラツク1(又は他の奇数番トラツク)の上
にあるとき検出される信号は、次の様に基本波と
2次高調波との和として表現される。
プ50がサーボ・トラツク1及び2の両方にまた
がる位置にある状態を考える。なお、この状態は
他の隣接する2つのサーボ・トラツクに関する同
等の状態を代表している。先ず、ヘツド22が完
全にトラツク1(又は他の奇数番トラツク)の上
にあるとき検出される信号は、次の様に基本波と
2次高調波との和として表現される。
V1=A1sinωt+A2sin2ωt (1)
又、ヘツド22が完全にトラツク2(又は他の
偶数番トラツク)の上にあるとき検出される信号
は、次の様に基本波と2次高調波との差として表
現される。
偶数番トラツク)の上にあるとき検出される信号
は、次の様に基本波と2次高調波との差として表
現される。
V2=A1sinωt−A2sin2ωt (2)
ヘツド22がサーボ・トラツク1及び2にまた
がている割合がα:1−αであるときの検出信号
は次の式で示される(但し、αは1より小さい値
である)。
がている割合がα:1−αであるときの検出信号
は次の式で示される(但し、αは1より小さい値
である)。
V〓=αV1+(1−α)V2 (3)
これに上記(1)及び(2)式を代入すると、次の様に
なる。
なる。
V〓=A1sinωt
+〔αA2−(1−α)A2〕sin2ωt (4)
これを整理すると、次の様になる。
V〓=A1sinωt+(2α−1)A2sin2ωt(5)
この(5)式は、サーボ・トラツクに対するヘツド
22の位置にかかわらず、基本波98aの振幅
(A1)及び位相が一定であることを示している。
更に、この式は、2次高調波の位相が一定であり
且つ振幅が(2α−1)A2で示される様にサー
ボ・トラツクに対するヘツド22の位置に直接関
係していることを示している。ヘツドがサーボ・
トラツク境界線54a,54b等に中心決めされ
るとき、2次高調波の振幅はゼロである。従つ
て、基本波の振幅が一定に維持されるならば、2
次高調波の振幅(2α−1)A2は位置誤差信号
37を表わす。2次高調波に関して動作する同期
検出器80は、振幅(2α−1)A2に対応する
信号を生じ、低域フイルタ82がこれを平均化し
て位置誤差信号を生じる。
22の位置にかかわらず、基本波98aの振幅
(A1)及び位相が一定であることを示している。
更に、この式は、2次高調波の位相が一定であり
且つ振幅が(2α−1)A2で示される様にサー
ボ・トラツクに対するヘツド22の位置に直接関
係していることを示している。ヘツドがサーボ・
トラツク境界線54a,54b等に中心決めされ
るとき、2次高調波の振幅はゼロである。従つ
て、基本波の振幅が一定に維持されるならば、2
次高調波の振幅(2α−1)A2は位置誤差信号
37を表わす。2次高調波に関して動作する同期
検出器80は、振幅(2α−1)A2に対応する
信号を生じ、低域フイルタ82がこれを平均化し
て位置誤差信号を生じる。
本発明を実施したヘツド位置決めシステムの長
所は、低周波信号を用いることに基いている。従
来のシステムが磁気的トランジシヨンに対応する
誘起信号のピークを検出するのに対して、本発明
のシステムはサーボ・パターンに応じた誘起信号
の基本波及び2次高調波だけを利用している。本
発明のシステムでは、検出される周波数の帯域が
非常に狭いので、データ信号や電気的ノイズによ
る干渉は相当減じられる。2次高調波が動作のた
めに必要な最高次の高調波であるから、本発明の
システムは、ヘツドとサーボ・パターンとの間の
間隔が比較的大きい場合においても良好に動作す
る。ヘツドとサーボ・パターンとの間の間隔が比
較的大きい場合にも、基本波は十分な振幅をもつ
て容易に検出可能であり、又、2次高調波も、或
る程度振幅が減じられるけれど、依然として使用
するのに十分な振幅をもつて検出可能である。し
かしながら、更に高調波は、十分な振幅をもつて
検出されないので、実際上使用しうるとは考えら
れない。本発明のシステムは、その様な高次の高
調波を必要としないので、何ら問題がないのであ
る。又、本発明のシステムでは多くの高調波を必
要としないので、基本波はトリビツト・サーボ・
パターンを用いる従来のシステムの場合よりも一
層高い振幅を持ちうる。もし狭い帯域幅が必要で
ないならば、サーボ情報のサンプリングを一層頻
繁に行うことができるので、磁気セグメントの長
さを減じても、ヘツドの正確な位置決めが可能で
ある。トリビツト・サーボ・パターンを用いる従
来のシステムの場合、基本波の1サイクルにおい
て1つのヘツド位置サンプルが得られるだけであ
る。一方、本発明のシステムでは、2次高調波の
半サイクルにおいて1つ、換言すれば、基本波の
1サイクルにおいて4つのサンプルが得られる。
第3図、第6A図及び第6B図に示されているサ
ーボ・パターンに関連して用いられるシステム
は、磁気セグメントの不正確な形成や同期検出器
80の不適正な動作に基いて生ずる位相エラーの
影響を本質的に受けない様になつている。
所は、低周波信号を用いることに基いている。従
来のシステムが磁気的トランジシヨンに対応する
誘起信号のピークを検出するのに対して、本発明
のシステムはサーボ・パターンに応じた誘起信号
の基本波及び2次高調波だけを利用している。本
発明のシステムでは、検出される周波数の帯域が
非常に狭いので、データ信号や電気的ノイズによ
る干渉は相当減じられる。2次高調波が動作のた
めに必要な最高次の高調波であるから、本発明の
システムは、ヘツドとサーボ・パターンとの間の
間隔が比較的大きい場合においても良好に動作す
る。ヘツドとサーボ・パターンとの間の間隔が比
較的大きい場合にも、基本波は十分な振幅をもつ
て容易に検出可能であり、又、2次高調波も、或
る程度振幅が減じられるけれど、依然として使用
するのに十分な振幅をもつて検出可能である。し
かしながら、更に高調波は、十分な振幅をもつて
検出されないので、実際上使用しうるとは考えら
れない。本発明のシステムは、その様な高次の高
調波を必要としないので、何ら問題がないのであ
る。又、本発明のシステムでは多くの高調波を必
要としないので、基本波はトリビツト・サーボ・
パターンを用いる従来のシステムの場合よりも一
層高い振幅を持ちうる。もし狭い帯域幅が必要で
ないならば、サーボ情報のサンプリングを一層頻
繁に行うことができるので、磁気セグメントの長
さを減じても、ヘツドの正確な位置決めが可能で
ある。トリビツト・サーボ・パターンを用いる従
来のシステムの場合、基本波の1サイクルにおい
て1つのヘツド位置サンプルが得られるだけであ
る。一方、本発明のシステムでは、2次高調波の
半サイクルにおいて1つ、換言すれば、基本波の
1サイクルにおいて4つのサンプルが得られる。
第3図、第6A図及び第6B図に示されているサ
ーボ・パターンに関連して用いられるシステム
は、磁気セグメントの不正確な形成や同期検出器
80の不適正な動作に基いて生ずる位相エラーの
影響を本質的に受けない様になつている。
これまでデータ層24の下に設けられた埋め込
みサーボ情報層26を用いる磁気記憶装置につい
て本発明を実施するものとして説明してきたが、
本発明は、これに必らずリード・スルー型サーボ
情報層を用いる装置についても実施可能である。
その場合、サーボ情報パターンはデイスク20の
底面に記録され、ヘツド22は基板28を通して
サーボ情報を読取ることが必要である。本発明の
システムの動作のために必要な高調波は2次高調
波だけであるから、その様なリード・スルー型サ
ーボ情報に関してもシステムは良好に動作する。
又、必要ならば、サーボ情報をデータと別個に取
扱うシステムにおいても本発明は実施可能であ
る。その場合、サーボ層26はデイスク20の底
面に配置され、且つそのサーボ層26に対面して
サーボ情報読取専用のヘツドが用いられる。又、
データ層24とサーボ層26を同じデイスク20
に設けるのではなく、別個のデイスクに設けても
よい。但し、サーボ・ヘツドとデータ・ヘツドと
は米国特許第3534344号に示されている様に一緒
に動かされる。
みサーボ情報層26を用いる磁気記憶装置につい
て本発明を実施するものとして説明してきたが、
本発明は、これに必らずリード・スルー型サーボ
情報層を用いる装置についても実施可能である。
その場合、サーボ情報パターンはデイスク20の
底面に記録され、ヘツド22は基板28を通して
サーボ情報を読取ることが必要である。本発明の
システムの動作のために必要な高調波は2次高調
波だけであるから、その様なリード・スルー型サ
ーボ情報に関してもシステムは良好に動作する。
又、必要ならば、サーボ情報をデータと別個に取
扱うシステムにおいても本発明は実施可能であ
る。その場合、サーボ層26はデイスク20の底
面に配置され、且つそのサーボ層26に対面して
サーボ情報読取専用のヘツドが用いられる。又、
データ層24とサーボ層26を同じデイスク20
に設けるのではなく、別個のデイスクに設けても
よい。但し、サーボ・ヘツドとデータ・ヘツドと
は米国特許第3534344号に示されている様に一緒
に動かされる。
更に、連続するサーボ・トラツクを用いるもの
として説明したが、データ情報を記録するセクタ
間にサーボ情報を記録するセクタを設けた装置に
おいても本発明は実施可能である。この様な装置
はセクタ・サーボ型装置として知られており、サ
ーボ情報を検出するための装置も周知のものであ
る。
として説明したが、データ情報を記録するセクタ
間にサーボ情報を記録するセクタを設けた装置に
おいても本発明は実施可能である。この様な装置
はセクタ・サーボ型装置として知られており、サ
ーボ情報を検出するための装置も周知のものであ
る。
第4図の整形兼周波数2倍器78は矩形波信号
106を生じるものとして説明したが、一様な2
倍周波数の正弦波を生じる様に変更してもかまわ
ない。その場合、同期検出器80は信号108,
110,114とは幾分異なつた波形の信号を線
96に生じるけれど、低域フイルタ82は第6B
図に示されている信号108a,110a,11
2a,114aと本質的に変わりのない信号を生
じる。
106を生じるものとして説明したが、一様な2
倍周波数の正弦波を生じる様に変更してもかまわ
ない。その場合、同期検出器80は信号108,
110,114とは幾分異なつた波形の信号を線
96に生じるけれど、低域フイルタ82は第6B
図に示されている信号108a,110a,11
2a,114aと本質的に変わりのない信号を生
じる。
第4図の回路構成に関して考えられる更に他の
変更は、帯域フイルタ77を除去することであ
る。即ち、線90の信号は同期検出器80に直接
与えられる。この場合にも、同期検出器80の出
力線96に生じる信号を低域フイルタ82によつ
て平均化すれば、信号108a,110a,11
2a,114aと本質的に差のない信号、即ち位
置誤差信号37が線36において得られる。
変更は、帯域フイルタ77を除去することであ
る。即ち、線90の信号は同期検出器80に直接
与えられる。この場合にも、同期検出器80の出
力線96に生じる信号を低域フイルタ82によつ
て平均化すれば、信号108a,110a,11
2a,114aと本質的に差のない信号、即ち位
置誤差信号37が線36において得られる。
更に他の可能な変更は、基本波帯域フイルタ7
4を除去することである。この場合、AGC増幅
器72は基本波ではなく、基本波と2次高調波と
を含む信号を調整する様に動作する。この信号に
含まれる2次高調波成分は比較的小さいので、こ
の変更によつて、さしたる違いは生じない。整形
兼周波数2倍器78は、基本波と同じゼロ交差点
を有する合成信号に関して動作するので、依然と
して適正な位相の矩形波106を生じる。
4を除去することである。この場合、AGC増幅
器72は基本波ではなく、基本波と2次高調波と
を含む信号を調整する様に動作する。この信号に
含まれる2次高調波成分は比較的小さいので、こ
の変更によつて、さしたる違いは生じない。整形
兼周波数2倍器78は、基本波と同じゼロ交差点
を有する合成信号に関して動作するので、依然と
して適正な位相の矩形波106を生じる。
第3図に示されている様に、サーボ・トラツク
の短いセグメント58,66は、隣接するサー
ボ・トラツクの長いセグメント60,68に関し
て中央に配置されているが、これに代つて、短い
セグメントが、隣接するサーボ・トラツクの長い
セグメントの2つの端部の一方に近づけられたス
タガー様式の配置も可能である。これは、前述の
様に本発明のシステムにおいて許容される位相エ
ラーと同等の影響を及ぼすだけである。
の短いセグメント58,66は、隣接するサー
ボ・トラツクの長いセグメント60,68に関し
て中央に配置されているが、これに代つて、短い
セグメントが、隣接するサーボ・トラツクの長い
セグメントの2つの端部の一方に近づけられたス
タガー様式の配置も可能である。これは、前述の
様に本発明のシステムにおいて許容される位相エ
ラーと同等の影響を及ぼすだけである。
又、短いセグメント58,66と長いセグメン
ト66,68との比が1:3である例を示した
が、この比も変更可能である。第7図に示されて
いる様に、例えば1:2乃至1:5の比を用いる
ことが考えられる。この図において、fは基本
波、2fは2次高調波を示す。この図から明らか
な様に、比が1:3のとき、最大の振幅の2次高
調波が得られるが、今述べた他の比を用いるとき
も、十分な振幅の2次高調波が得られる。基本波
の振幅は、2次高調波の振幅よりも大きいので、
比が1:2乃至1:5の場合の様に振幅がゼロよ
りも十分に大きく維持される限り、その値自体は
問題ではない。基本波の振幅は、比が1:5のと
きには相当低下するが、これでも動作上何らさし
つかえはない。
ト66,68との比が1:3である例を示した
が、この比も変更可能である。第7図に示されて
いる様に、例えば1:2乃至1:5の比を用いる
ことが考えられる。この図において、fは基本
波、2fは2次高調波を示す。この図から明らか
な様に、比が1:3のとき、最大の振幅の2次高
調波が得られるが、今述べた他の比を用いるとき
も、十分な振幅の2次高調波が得られる。基本波
の振幅は、2次高調波の振幅よりも大きいので、
比が1:2乃至1:5の場合の様に振幅がゼロよ
りも十分に大きく維持される限り、その値自体は
問題ではない。基本波の振幅は、比が1:5のと
きには相当低下するが、これでも動作上何らさし
つかえはない。
第1図はデイスクに関連したヘツド位置決めシ
ステムを示す図、第2図は第1図の2−2線に沿
うデイスクの部分的断面及びヘツドを示す図、第
3図はデイスクのサーボ・トラツクの磁気セグメ
ント及びデータ・トラツクを示す図、第4図は位
置検出回路の構成を示す図、第5図はヘツドの移
動に応じた位置誤差信号の変化を示す図、第6A
図及び第6B図はサーボ・トラツクの磁化パター
ン及び位置検出回路内で生じる種々の信号を示す
図、第7図は2種類の磁気セグメントの長さの比
とサーボ信号の振幅との関係を示す図である。 20……磁気デイスク、22……ヘツド、30
……データ読取/書込回路、32……位置検出
器、38……サーボ制御回路、44……サーボ作
動装置、70……サーボ・フイルタ、72……
AGC増幅器、74……基本波帯域フイルタ、7
6……エンベロープ検出器、77……2次高調波
帯域フイルタ、78……整形兼周波数2倍器、8
0……同期検出器、82……低域フイルタ。
ステムを示す図、第2図は第1図の2−2線に沿
うデイスクの部分的断面及びヘツドを示す図、第
3図はデイスクのサーボ・トラツクの磁気セグメ
ント及びデータ・トラツクを示す図、第4図は位
置検出回路の構成を示す図、第5図はヘツドの移
動に応じた位置誤差信号の変化を示す図、第6A
図及び第6B図はサーボ・トラツクの磁化パター
ン及び位置検出回路内で生じる種々の信号を示す
図、第7図は2種類の磁気セグメントの長さの比
とサーボ信号の振幅との関係を示す図である。 20……磁気デイスク、22……ヘツド、30
……データ読取/書込回路、32……位置検出
器、38……サーボ制御回路、44……サーボ作
動装置、70……サーボ・フイルタ、72……
AGC増幅器、74……基本波帯域フイルタ、7
6……エンベロープ検出器、77……2次高調波
帯域フイルタ、78……整形兼周波数2倍器、8
0……同期検出器、82……低域フイルタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定の通路の両側に互いに隣接して配置され
た第1及び第2のトラツクであつて、各トラツク
が第1種のセグメント及びこれとは長さの異なる
第2種のセグメントを交互に複数個含むものと、 上記トラツクの複数個のセグメントに応じて、
基本波、及び上記トラツクに対する自己の位置に
応じて振幅の変わる2次高周波を含む合成信号を
生じる変換装置と、 上記トラツクと相対的に上記変換装置が動くと
き上記合成信号に基いて上記2次高調波の振幅に
応じた出力信号を生ずる信号発生装置と を有し、上記出力信号によつて上記所定の通路に
関する上記変換装置の位置を示す位置指示装置。 2 上記所定の通路と上記第1及び第2のトラツ
クが回転可能な磁気デイスク上で円形を成す様に
定められており、上記第1のトラツクが第1の方
向に磁化された長い磁気セグメント及び第1の方
向とは逆の第2の方向に磁化された短い磁気セグ
メントを交互に含み、上記第2のトラツクが上記
第2の方向に磁化された長い磁気セグメント及び
上気第1の方向に磁化された短い磁気セグメント
を交互に含み、且つ上記第2のトラツクにおける
短い磁気セグメントが上記第1のトラツクにおけ
る長い磁気セグメントに隣接している特許請求の
範囲第1項記載の位置指示装置。 3 上記信号発生装置が、上記合成信号に含まれ
る上記2次高調波の周波数と同じ周波数を有する
基準信号を生じる装置と、上記合成信号から上記
2次高調波を抽出する装置と、抽出される上記2
次高調波と上記基準信号とを掛け合わせることに
よつて、上記トラツクに対する上記変換器の位置
を表わす信号を生じる装置とを含む特許請求の範
囲第1項又は第2項記載の位置指示装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/108,905 US4286296A (en) | 1979-12-31 | 1979-12-31 | Transducer positioning system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5698756A JPS5698756A (en) | 1981-08-08 |
JPS6120945B2 true JPS6120945B2 (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=22324741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17913580A Granted JPS5698756A (en) | 1979-12-31 | 1980-12-19 | Position indicator |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4286296A (ja) |
EP (1) | EP0031500B1 (ja) |
JP (1) | JPS5698756A (ja) |
DE (1) | DE3065558D1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4371902A (en) * | 1980-06-30 | 1983-02-01 | International Business Machines Corporation | Disk initialization method |
US4471396A (en) * | 1981-05-14 | 1984-09-11 | Seagate Technology | Disc recording apparatus including integral track zero and crash stop means |
US4490756A (en) * | 1982-11-01 | 1984-12-25 | International Business Machines Corporation | Servo encodement and detection system using tetra-orthogonal servo pattern |
US4488188A (en) * | 1982-11-01 | 1984-12-11 | International Business Machines Corporation | Buried servo recording system using phase encoded servo pattern |
EP0240745A3 (en) * | 1983-08-31 | 1987-11-19 | Memorex Corporation | Disk drive servo techniques |
US4530020A (en) * | 1984-06-06 | 1985-07-16 | Dma Systems | Self-timed runout correction pattern |
US5070421A (en) * | 1987-09-25 | 1991-12-03 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Magnetic disk system having tracking control using recorded information |
US5001579A (en) * | 1988-05-27 | 1991-03-19 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for centering a transducer over a recorded track on a rotary storage medium |
US5568331A (en) * | 1989-10-27 | 1996-10-22 | Hitachi, Ltd. | Method of head positioning and magnetic recording disk drive using the same |
US6028731A (en) * | 1996-03-29 | 2000-02-22 | Bond; Charles R. | Method and system for providing servo signals to a magnetic head positioning system of disk drive |
JP2003296911A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-17 | Toshiba Corp | 磁気記録媒体およびこれを用いた磁気記録再生装置 |
US8369190B2 (en) * | 2010-06-15 | 2013-02-05 | Texas Instruments Incorporated | Proximity sensing system |
US8817414B1 (en) * | 2011-09-28 | 2014-08-26 | Marvell International Ltd. | Data detector for detecting data in presence of control signals |
US9336829B2 (en) | 2011-11-21 | 2016-05-10 | Marvell International Ltd. | Data recording medium, method for generating a reference clock signal, and data storage device |
US8922926B2 (en) | 2011-11-21 | 2014-12-30 | Agency for Science, Technology Research | Data recording medium and method for generating a reference clock signal |
SG196742A1 (en) * | 2012-07-20 | 2014-02-13 | Agency Science Tech & Res | Recording media, data storage devices, and methods for determining a position error signal in a recording medium |
US9117472B1 (en) | 2013-02-28 | 2015-08-25 | Marvell International Ltd. | Processing a data signal with an embedded position signal |
US9178531B1 (en) * | 2013-04-24 | 2015-11-03 | Seagate Technology Llc | Servo gray code check bits |
US9704522B2 (en) | 2013-09-17 | 2017-07-11 | Marvell International Ltd. | Magnetic disk, method of track following on a magnetic disk, and method of writing a servo pattern in a dedicated servo layer of a magnetic disk |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE640044A (ja) * | 1962-11-30 | 1964-03-16 | ||
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