JPS6120922Y2 - - Google Patents

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JPS6120922Y2
JPS6120922Y2 JP5690180U JP5690180U JPS6120922Y2 JP S6120922 Y2 JPS6120922 Y2 JP S6120922Y2 JP 5690180 U JP5690180 U JP 5690180U JP 5690180 U JP5690180 U JP 5690180U JP S6120922 Y2 JPS6120922 Y2 JP S6120922Y2
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JP
Japan
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side wall
opening
flange
door opening
main body
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JP5690180U
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JPS56157262U (ja
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内部に浴槽、便器、洗面器等を備えた
下部本体と上部本体とを接続させたいわゆるカプ
セル形の設備ユニツトの改良に係るものである。
〔従来の技術〕
近年FRP等の合成樹脂によつて床、浴槽、側
壁を一体的に取纒め一つの浴室、又は便器等を備
えたトイレ室等の設備ユニツトが、ホテル、マン
シヨン及び一般住宅等に多く賞用されている。
この設備ユニツトは床、側壁及び天井等を現地
で組立てるいわゆるノツクダウン方式と、工場に
おいて設備ユニツトの上部本体と下部本体とを別
体に形成し現場において二つの本体を結合させて
組立てるいわゆるカプセル方式がある。即ち、前
者のノツクダウン方式は床部、側壁部、天井部等
はいずれも別体に形成された部材であり倉庫又は
野外の保管場所及びトラツク等の輸送にあつては
積重ねができ保管場所及び輸送効率が良いという
長所を有する。しかし、第4図に示すごとく、後
者のカプセル方式は上部本体2及び下部本体3を
各々型を用い合成樹脂によつて一体形成させたも
のであり、上部本体2は浴槽4、洗面器5、カウ
ンター等を備えた下部本体3に比べると中が空洞
であるとともに上部本体2の一側にはドア開口部
6が設けられて居り、その周囲には現地において
ドア取付可能なドア取付枠7を外側に突状として
取付けてある。従つて、積重ねができず保管に多
大な広さの場所を必要とし、さらには、輸送効率
及び保管効率が悪く高価な製品となる欠点を有す
るものであつた。
しかし、上記欠点を解消せんがため上部本体2
の側壁を上部に行くに従つて極端に内倒れとなる
よう大きな傾斜面とし順次上方へ積重ねして行く
方法もあるが、重ねられる段数は多くなるものの
上位の上部本体がその重力により下位の上部本体
に嵌り込み個々に分離する時に抜けなくなり多大
な労力が必要になるとともに、上部本体の大きな
傾斜面が設備ユニツトを利用する人々に圧迫感を
与えるという欠点が生じた。
〔考案の解決しようとする問題点〕
本考案は上記欠点を解消せんがためなされたも
のであり、設備ユニツトの上部本体を安定よく積
重ねでき且つ容易に分離できる構造にして保管場
所の縮減及び輸送効率の向上を図るとともに居住
性のよい設備ユニツトを安価に提供せんことを目
的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成を実施
例に対応する第1図乃至第3図を用いて説明する
と、本考案は周囲にフランヂ部8を設けた開口面
を上方に有し四周側壁、底部よりなり内部に浴槽
等を設け該側壁の一面にドア開口部6を形成し開
口部6周囲に取付枠7を設けた下部本体3と、周
囲にフランヂ部8を設けた開口面を下方に有し四
周側壁、天井よりなり該側壁の一面にドア開口部
6を形成し開口部6周囲に取付枠を設けた上部本
体2とを合成樹脂により一体形成し両本体2,3
のフランヂ部8、8同志を接続してなる設備ユニ
ツト1において、上部本体2のドア開口面を除く
側壁のうち少なくともドア開口部6と対向する側
壁の開口面14のフランヂ部8と天井10に連ら
なる側壁のうち下方部の側壁9をフランヂ部8よ
り該体の1/2以下の高さで且つ垂直方向脱型可能
な最小限度の傾斜角で形成し、その先端を取付枠
7の幅aと側壁の厚さbとの和c以上の寸法で内
方へ折曲し段差部12を形成するとともに開口面
14のフランヂ部8内面端部と段差部12内面端
部とを結ぶ段差部12上方の延長線又は延長線内
に段差部12より天井10に連なる傾斜側壁13
を設けて上部本体2を形成し、複数の上部本体2
同志を積み重ね自在にできるようにしたものであ
る。
〔作用〕
上部本体を合成樹脂により型を用いて複数個一
体形成しておき、最下段の上部本体の少なくとも
ドア開口部と対向する立上り側壁に設けた段差部
に上位となる上部本体の立上り側壁下端の接続フ
ランヂ部を載置して上部本体の高さの1/2以上嵌
合積重ねて技術的課題を解決するものである。
〔実施例〕
以下第1図乃至第3図に基いて本考案の実施例
を説明すると、2は下方を開口し下端周囲に接続
フランヂ部8、側壁9・9…及び天井10を型を
用いて合成樹脂により一体成形し、側壁9・9…
の一側面にドア開口部6を設け該開口部6周囲の
上方及び両側面にドア・ドア枠(図示せず)取付
けのための取付枠7を一体に、あるいは角材等の
取付枠7を別体に設けた設備ユニツトの上部本体
である。11は上部本体2のドア開口面を除く少
なくともドア開口部6と対向する側壁9の下端接
続フランヂ部8より垂直方向脱型可能な最小限度
の傾斜度をもつて上部本体2の1/2以下の高さ
(h1)に形成し且つフランヂ部8に略直交して設け
られた立上り側壁であり、その先端はドア開口部
6周囲に設けられた取付枠7の厚さaと該本体2
の肉厚bとの合計寸法c以上の幅をもつて該本体
2内方へ略水平折曲させて段差部12が形成され
ている。13は該本体2の開口面14のフランヂ
部8内面端部イと段差部12内面端部ロとを結ぶ
段差部12上方の延長線上z1〜z2又は延長線内
に立上り側壁11以上の高さをもつて段差部12
と一体に形成させた傾斜側壁であり、該側壁13
先端の天井10近傍には段差部15が形成されて
いる。
段差部15は積重ねに必須の要件ではなく形成
しても、しなくとも良い。形成する場合には下位
となる上部本体2の段差部15が上位となる上部
本体2′の段差部12′より上方に位置させること
により両本体2、2′の傾斜側壁13、13′の一
部同志が間隙を設けて隣接し合い安定した積重ね
ができる。
第2図及び第3図は第1図の応用例であり、ド
ア開口部6と対向する上部本体2の側壁のうち、
浴槽4側には該本体2の高さの1/2以下で比較的
高い立上り側壁11を設けて段差部12を形成
し、洗い場側には前記立上り側壁11に連続する
低い立上り側壁11が設けられ段差部12が形成
されている。
尚、フランヂ部8より段差部12に至る立上り
側壁11は、必らずしもドア開口部6に対向する
側壁9に設ける必要はなく、ドア開口面を除く浴
槽及び/又は便器側面の側壁に設けても良い。
〔考案の効果〕
本考案は上記構成よりなるので下記の効果を奏
するものである。
1 フランヂ部に連らなる立上り側壁の先端部に
内方へ取付枠の幅と側壁の厚さとの和以上の寸
法をもつて水平な段差部を形成し、フランヂ内
面端部と段差部内面端部とを結ぶ段差部延長線
上又は延長線内に傾斜側壁を設けたので、容易
に上部本体2′のフランヂ部8′が上部本体2の
段差部12に到達しうるので積重ねた上部本体
の個々を分離させる作業も容易にできる。
2 段差部を上部本体の1/2以下の高さに形成さ
せたので、積重ねに際して上部本体同志が1/2
以上嵌合でき安定した多くの積重ねができると
ともに保管場所の縮減及びトラツト等の積載効
果の向上が図れる。
3 開口面のフランヂ部と天井とに連らなる側壁
のうち下方部の側壁を垂直方向脱型可能な最小
限度の傾斜角で形成させたので、上部本体と下
部本体とを接続して設備ユニツトを形成して使
用するに当つて、入浴中又は座つて身体を洗つ
ている場合等における頭上の圧迫感は軽減され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は本考案の他の実施例を示す断面図、第3図は第
2図のA−A断面図、第4図は従来の実施例を示
す断面図である。 符号の説明、1……設備ユニツト、2,2′…
…上部本体、3……下部本体、4……浴槽、5…
…洗面器、6,6′……ドア開口部、7,7′……
取付枠、8……フランヂ部、9,9……側壁、1
0,10′……天井、11,11′……立上り側
壁、12,12′……段差部、13,13′……傾
斜側壁、14……開口面、15……段差部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周囲にフランヂ部を設けた開口面を上方に有し
    四周側壁、底部よりなり内部に浴槽等を設け該側
    壁の一面にドア開口部を形成し開口部周囲に取付
    枠を設けた下部本体と、周囲にフランヂ部を設け
    た開口面を下方に有し四周側壁、天井よりなり該
    側壁の一面にドア開口部を形成し開口部周囲に取
    付枠を設けた上部本体とを合成樹脂により一体形
    成し両本体のフランヂ部同志を接続してなる設備
    ユニツトにおいて、上部本体のドア開口面を除く
    側壁のうち少なくともドア開口部と対向する側壁
    の開口面のフランヂ部と天井とに連らなる下方部
    の側壁をフランヂ部より該本体1/2以下の高さで
    且つ垂直方向脱型可能な最小限度の傾斜角で形成
    し、その先端を取付枠の幅と側壁の厚さとの和以
    上の寸法で内方へ折曲し段差部を形成するととも
    に開口面のフランヂ部内面端部と段差部内面端部
    とを結ぶ段差部上方の延長線又は延長線内に段差
    部より天井に連なる傾斜側壁を設けて上部本体を
    形成し、複数の上部本体同志を積み重ね自在にし
    たことを特徴とする設備ユニツト。
JP5690180U 1980-04-24 1980-04-24 Expired JPS6120922Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5690180U JPS6120922Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24

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JP5690180U JPS6120922Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS56157262U JPS56157262U (ja) 1981-11-24
JPS6120922Y2 true JPS6120922Y2 (ja) 1986-06-23

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JP5690180U Expired JPS6120922Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24

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