JPS61208788A - ア−ク加熱用炉外精錬装置 - Google Patents
ア−ク加熱用炉外精錬装置Info
- Publication number
- JPS61208788A JPS61208788A JP60050943A JP5094385A JPS61208788A JP S61208788 A JPS61208788 A JP S61208788A JP 60050943 A JP60050943 A JP 60050943A JP 5094385 A JP5094385 A JP 5094385A JP S61208788 A JPS61208788 A JP S61208788A
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- JP
- Japan
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- electrode
- furnace
- gas
- molten steel
- arc heating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、精錬炉内の溶鋼上のスラグ中に電極を浸漬
し、電極と溶鋼との間にアークを形成して溶鋼を加熱す
るアーク加熱用炉外精錬装置に関し、特に、精錬炉蓋と
電極との間のシール性を向上させたアーク加熱用炉外精
錬装置に関する。
し、電極と溶鋼との間にアークを形成して溶鋼を加熱す
るアーク加熱用炉外精錬装置に関し、特に、精錬炉蓋と
電極との間のシール性を向上させたアーク加熱用炉外精
錬装置に関する。
アーク加熱用炉外精錬装置においては、第５図に示すよ
うに、取鍋ｌ内の溶鋼２上のスラグ３中に円柱上の電極
４が浸漬されている。この電極４は取ｔ４Ｊの炉蓋５に
設けられた電極挿通孔６を介して炉内に挿入されている
。溶鋼２中には、耐火物性のランス８が浸漬されておシ
ランス８を介してＡｒがスが溶鋼中に吹き込まれる。
うに、取鍋ｌ内の溶鋼２上のスラグ３中に円柱上の電極
４が浸漬されている。この電極４は取ｔ４Ｊの炉蓋５に
設けられた電極挿通孔６を介して炉内に挿入されている
。溶鋼２中には、耐火物性のランス８が浸漬されておシ
ランス８を介してＡｒがスが溶鋼中に吹き込まれる。
そして溶鋼中に吹き込まれたＡｒガスにより溶鋼を攪拌
しつつ、電極４に通電して電極４と溶鋼２との間にアー
クを形成することによｌ） 、Ａｒガス雰囲気下で溶鋼
２が加熱される。このような炉外精錬装置により、転炉
出鋼後の溶鋼の温度が調節されると共に、成分調整もな
される。
しつつ、電極４に通電して電極４と溶鋼２との間にアー
クを形成することによｌ） 、Ａｒガス雰囲気下で溶鋼
２が加熱される。このような炉外精錬装置により、転炉
出鋼後の溶鋼の温度が調節されると共に、成分調整もな
される。
しかしながら、従来、アーク加熱処理時に１挿通孔６に
おける電極４と炉蓋５゛との間の間隙からフレームが発
生し、この挿通孔を通る上昇気流が発生する。そうする
と炉蓋５と取鍋１との間の鍋縁シール部材７を介して炉
内に外気が吸い込まれ、この外気が上昇気流にのシミ極
４に沿って炉外に逃げる。これにより、取蓋１内の溶鋼
が再酸化されると共に、溶鋼の窒素〔Ｎ〕ピックアップ
現象が生じ、溶鋼中の［Ｎ］が上昇するという問題があ
る。
おける電極４と炉蓋５゛との間の間隙からフレームが発
生し、この挿通孔を通る上昇気流が発生する。そうする
と炉蓋５と取鍋１との間の鍋縁シール部材７を介して炉
内に外気が吸い込まれ、この外気が上昇気流にのシミ極
４に沿って炉外に逃げる。これにより、取蓋１内の溶鋼
が再酸化されると共に、溶鋼の窒素〔Ｎ〕ピックアップ
現象が生じ、溶鋼中の［Ｎ］が上昇するという問題があ
る。
従来、電極４と炉誓５との間を遮蔽するために挿通孔６
にシール装置が設置されておす、挿通孔６の近傍の電極
４の周囲にＡｒがスが吹き付けられている。しかしなが
ら、このがスシールは、挿通孔６から出てくる上昇気流
によって上一方に押し上げられてしまい、十分な遮蔽作
用を有していない。このため、従来のシール装置におい
ては溶鋼の再酸化及びＣＨ３ピ、ファラデを十分に防止
できないと共に、溶鋼の再酸化等を極力防ぐために大量
のシールがス（Ａｒガス）を使用する必要がある。例え
ば、溶鋼の〔Ｎ〕ピ。
にシール装置が設置されておす、挿通孔６の近傍の電極
４の周囲にＡｒがスが吹き付けられている。しかしなが
ら、このがスシールは、挿通孔６から出てくる上昇気流
によって上一方に押し上げられてしまい、十分な遮蔽作
用を有していない。このため、従来のシール装置におい
ては溶鋼の再酸化及びＣＨ３ピ、ファラデを十分に防止
できないと共に、溶鋼の再酸化等を極力防ぐために大量
のシールがス（Ａｒガス）を使用する必要がある。例え
ば、溶鋼の〔Ｎ〕ピ。
クアップ速度をＯ乃至０．Ｏ５ｐｐｍ７分にするために
は、シール用Ａｒガスを約３００ Ｎｍ” ７時だけ使
用する必要があシ、精錬コストを高める要因になってい
る。
は、シール用Ａｒガスを約３００ Ｎｍ” ７時だけ使
用する必要があシ、精錬コストを高める要因になってい
る。
この発明は、斯る事情に鑑みてなされたものであって、
アーク加熱時における電極及び炉蓋間のシール性を高め
ることができ、またシール用ガスの使用量を低減させる
ことができるアーク加熱用炉外精錬装置を提供すること
を目的とする。
アーク加熱時における電極及び炉蓋間のシール性を高め
ることができ、またシール用ガスの使用量を低減させる
ことができるアーク加熱用炉外精錬装置を提供すること
を目的とする。
この発明に係るアーク加熱用炉外精錬装置は、精錬炉と
、精錬炉内の溶鋼上のスラグ中に浸漬され溶鋼との間に
アークを形成する棒状の電極と、電極を挿通させる挿通
孔が設けられ精錬炉を覆う炉蓋と、挿通孔において電極
の周囲を電極軸を中心として回転するガス流を形成しこ
のガス流によシミ極と炉蓋との間を外気から遮蔽するが
スシール手段と、を有することを特徴とする。
、精錬炉内の溶鋼上のスラグ中に浸漬され溶鋼との間に
アークを形成する棒状の電極と、電極を挿通させる挿通
孔が設けられ精錬炉を覆う炉蓋と、挿通孔において電極
の周囲を電極軸を中心として回転するガス流を形成しこ
のガス流によシミ極と炉蓋との間を外気から遮蔽するが
スシール手段と、を有することを特徴とする。
以下、添付の図面を参照して、この発明の実施例につい
て説明する。第１図は電極１０の近傍を示す平面図、第
２図は同じくその縦断面図である。炉蓋の鉄皮１１に電
極挿通用の挿通孔ル１４が嵌合されている。キャップシ
ール１３及ヒヘースシール１４は耐火物でつくられ、例
えばＡＬ２０３９０４及び８１０２１０９６からなル耐
火物で形成されている。上方のキャップシール１３は電
極１０の外径よシ微少寸法だけ大きな内径を有し、電極
１ｏがキャップシール１３に対して、上下動可能になっ
ている。キャップシール１３と鉄皮１１との間に配設さ
れるペースシール１４は、電極１ｏの直径よシ大きな内
径を有しておシ、ペースシール１４の内周面と電極１０
との間に間隙が形成されるようになっている。ペースシ
ール１４の上面には凹所が形成されておシ、電極１ｏに
嵌合した状態のキヤ。
て説明する。第１図は電極１０の近傍を示す平面図、第
２図は同じくその縦断面図である。炉蓋の鉄皮１１に電
極挿通用の挿通孔ル１４が嵌合されている。キャップシ
ール１３及ヒヘースシール１４は耐火物でつくられ、例
えばＡＬ２０３９０４及び８１０２１０９６からなル耐
火物で形成されている。上方のキャップシール１３は電
極１０の外径よシ微少寸法だけ大きな内径を有し、電極
１ｏがキャップシール１３に対して、上下動可能になっ
ている。キャップシール１３と鉄皮１１との間に配設さ
れるペースシール１４は、電極１ｏの直径よシ大きな内
径を有しておシ、ペースシール１４の内周面と電極１０
との間に間隙が形成されるようになっている。ペースシ
ール１４の上面には凹所が形成されておシ、電極１ｏに
嵌合した状態のキヤ。
プシール１３がこの凹所内にてペースシール１４に摺接
しつつ水平方向に移動することができるようになってい
る。ペースシール１４の下面は鉄皮１１上に固定されて
いる。
しつつ水平方向に移動することができるようになってい
る。ペースシール１４の下面は鉄皮１１上に固定されて
いる。
ペースシール１４には電極１０を中心とする半円に沿っ
て一対のガス通流道２１が内股されており、このがス通
流道２１はガス供給道２゜を介して外部のガス供給源に
接続されている。
て一対のガス通流道２１が内股されており、このがス通
流道２１はガス供給道２゜を介して外部のガス供給源に
接続されている。
各ガス通流道２１には、水平方向に伸びる複数個の水平
吐出孔２２及び垂直下方に伸びる複数個の垂直吐出孔２
３が形成されている。水平吐出孔２２からは水平方向に
ガスがパージされるようになっておシ、これにより炉内
から上昇してくるフレームが遮断される。また、垂直吐
出孔からは、垂直下方にガスがノＪ？−ジされるように
なっており、挿通孔１２ヘスプラツシユが付着すること
を防止するようになっていて、これによシミ極によるス
パークが防止される。
吐出孔２２及び垂直下方に伸びる複数個の垂直吐出孔２
３が形成されている。水平吐出孔２２からは水平方向に
ガスがパージされるようになっておシ、これにより炉内
から上昇してくるフレームが遮断される。また、垂直吐
出孔からは、垂直下方にガスがノＪ？−ジされるように
なっており、挿通孔１２ヘスプラツシユが付着すること
を防止するようになっていて、これによシミ極によるス
パークが防止される。
各水平吐出孔２２は、ガス通流道２ノから電極１０の中
心に沿う方向に対し所定の角度で同一方向に傾斜してお
り、これにより水平吐出孔２２からペースシール１４と
電極１ｏとの間隙に吐出されるガスは、電極１ｏの周囲
に電極軸大中心として旋回するように同一方向に流動す
る。このようなガスの旋回流動によってフレームが遮断
され、炉内からの上昇気流が遮断される。水平吐出孔２
２は、電極１０の囲りに充分なガスの旋回流を形成して
シール性を高めるためには、半円に沿って少くとも４個
形成するのが好ましい。第３図は、不活性ガス流量が１
００１００Ｎ時である場合の水平吐出孔２２の吐出方向
とシール性との関係を示すグラフ図である。
心に沿う方向に対し所定の角度で同一方向に傾斜してお
り、これにより水平吐出孔２２からペースシール１４と
電極１ｏとの間隙に吐出されるガスは、電極１ｏの周囲
に電極軸大中心として旋回するように同一方向に流動す
る。このようなガスの旋回流動によってフレームが遮断
され、炉内からの上昇気流が遮断される。水平吐出孔２
２は、電極１０の囲りに充分なガスの旋回流を形成して
シール性を高めるためには、半円に沿って少くとも４個
形成するのが好ましい。第３図は、不活性ガス流量が１
００１００Ｎ時である場合の水平吐出孔２２の吐出方向
とシール性との関係を示すグラフ図である。
第３図において、横軸は水平吐出孔２２の吐出方向が電
極１０の中心に向う方向に対して傾斜する角度を示し、
縦軸は〔Ｎ〕ピックア、プ速度［ｘｌＯｐｐｍ／分］を
示す。つまり、水平吐出孔２２の角度がＯである場合に
吐出孔２２からのガス流は電極１０に向って進み、角度
が大きくなるにつれて水平吐出孔２２からの吐出流は電
極中心に向う方向から一層強く傾斜してゆく。
極１０の中心に向う方向に対して傾斜する角度を示し、
縦軸は〔Ｎ〕ピックア、プ速度［ｘｌＯｐｐｍ／分］を
示す。つまり、水平吐出孔２２の角度がＯである場合に
吐出孔２２からのガス流は電極１０に向って進み、角度
が大きくなるにつれて水平吐出孔２２からの吐出流は電
極中心に向う方向から一層強く傾斜してゆく。
第３図から明らかなように、水平吐出孔２２の孔２２の
傾斜角度が増大して、よシ強力な旋回流が形成されるに
つれて、〔Ｎ〕ピックアップ速度が低下する。第３図か
られかるように、水平吐出孔２２を電極中心に向う方向
に対し、１０度以上傾斜させることによって、〔Ｎ〕ビ
ックア ′ツブ速度を、従来のように吐出流が電
極中心に向う場合に比べて、大幅に低下させることかで
きる。
傾斜角度が増大して、よシ強力な旋回流が形成されるに
つれて、〔Ｎ〕ピックアップ速度が低下する。第３図か
られかるように、水平吐出孔２２を電極中心に向う方向
に対し、１０度以上傾斜させることによって、〔Ｎ〕ビ
ックア ′ツブ速度を、従来のように吐出流が電
極中心に向う場合に比べて、大幅に低下させることかで
きる。
このように構成されるアーク加熱用炉外精錬装置におい
ては、電極１０と溶鋼との間にアークを形成して溶鋼を
アーク加熱すると、炉内からフレームが電極孔１２に向
けて上昇し、またスプラッシュが電極孔１２に向けて飛
散してくるが、ガス供給道２０に連結されたＡｒガス等
の不活性ガス供給源から、ガス通流道２１に不活性ガス
が供給されており、この不活性ガスは水平吐出孔２２及
び垂直吐出孔２３を介して電極ておシ、挿通孔１２に向
けて飛散してぐるスプラッシュが挿通孔１２の近傍に付
着することを防止している。また水平吐出孔２２から電
極１０とペースシール１４との間の間隙に吐出される不
活性ガスは電極１０を中心として一方向（第１図におい
て反時計方向）に旋回するように流動している。このよ
うな不活性ガスの水平旋回流動によシ、炉内から上昇し
てくるフレームが遮断され、挿通孔１２を介して挿通孔
１２を通るガス上昇流が形成されることが防止される。
ては、電極１０と溶鋼との間にアークを形成して溶鋼を
アーク加熱すると、炉内からフレームが電極孔１２に向
けて上昇し、またスプラッシュが電極孔１２に向けて飛
散してくるが、ガス供給道２０に連結されたＡｒガス等
の不活性ガス供給源から、ガス通流道２１に不活性ガス
が供給されており、この不活性ガスは水平吐出孔２２及
び垂直吐出孔２３を介して電極ておシ、挿通孔１２に向
けて飛散してぐるスプラッシュが挿通孔１２の近傍に付
着することを防止している。また水平吐出孔２２から電
極１０とペースシール１４との間の間隙に吐出される不
活性ガスは電極１０を中心として一方向（第１図におい
て反時計方向）に旋回するように流動している。このよ
うな不活性ガスの水平旋回流動によシ、炉内から上昇し
てくるフレームが遮断され、挿通孔１２を介して挿通孔
１２を通るガス上昇流が形成されることが防止される。
従って、炉内は正圧に保持され、炉蓋と取鍋との間から
外気が炉内に吸引されることもなく、炉内は不活性がス
雰囲化に保持される。このため溶鋼が再酸化することが
防止され、溶鋼の〔Ｎ〕ピ、クア、プが防止される。
外気が炉内に吸引されることもなく、炉内は不活性がス
雰囲化に保持される。このため溶鋼が再酸化することが
防止され、溶鋼の〔Ｎ〕ピ、クア、プが防止される。
第４図はこの発明の効果を示すグラフであって、このが
スシールにおける不活性がスの吐出量と、〔Ｎ〕ピ、ク
ア、プ速度との間の関係を示すグラフ図である。各測定
データーは、容量が２５０トンの取鍋を使用し、トラン
ス容量が３５．０００ ｋＶＡ、２次電圧が３１０乃至
５１０Ｖ％電極直径が１８インチであるアーク加熱装置
を使用し、最大４．５℃／分の溶鋼昇熱速度で溶鋼を加
熱した場合のデーターである。図中、白丸はこの発明に
よシガス吐出方向を電極中心に向う方向に対して傾斜さ
せた場合のものであり、黒丸は従来のようにがス吐出方
向が電極中心に向う場合のものである。なお、アーク加
熱処理時間は、いづれの場合も４０乃至５５分である。
スシールにおける不活性がスの吐出量と、〔Ｎ〕ピ、ク
ア、プ速度との間の関係を示すグラフ図である。各測定
データーは、容量が２５０トンの取鍋を使用し、トラン
ス容量が３５．０００ ｋＶＡ、２次電圧が３１０乃至
５１０Ｖ％電極直径が１８インチであるアーク加熱装置
を使用し、最大４．５℃／分の溶鋼昇熱速度で溶鋼を加
熱した場合のデーターである。図中、白丸はこの発明に
よシガス吐出方向を電極中心に向う方向に対して傾斜さ
せた場合のものであり、黒丸は従来のようにがス吐出方
向が電極中心に向う場合のものである。なお、アーク加
熱処理時間は、いづれの場合も４０乃至５５分である。
第４図から明らかなように、がス吐出方向が電極中心に
向う場合には、がス吐出流が直接電極の表面に衝突し、
ガス吐出流の強度が減じられる。このため、炉内から上
昇してくる上昇気流によってシール用不活性がスが上方
に押し上げられ、炉蓋と取鍋との間から挿通孔に向う炉
内上昇気流を抑制することはできない。このため、第４
図のように従来は［Ｎ）ビックア、デ速度カ高く、これ
を０．Ｏ５ｐｐｍ７分以下におさえるためには、不活性
ガス吐出量を３０ＯＮｍ’／時以上供給する必要がある
。これに対し、この発明による場合には、不活性ガス吐
出量が１０１００Ｎ／時以上になると［Ｎ）ピックアッ
プ速度が０．Ｏ５ｐｐｍ／分以下になり、少量の不活性
ガス量で［Ｎ）ピックアップ速度を０．０５ ｐｐｍ／
分以下の低い値に抑制することができる。これは、この
発明においては水平吐出孔２２から吐出される不活性ガ
スが電極１０の周囲に強力な旋回流を形成し、炉内から
発生するフレーム及び上昇気流を、有効に遮断するから
である。
向う場合には、がス吐出流が直接電極の表面に衝突し、
ガス吐出流の強度が減じられる。このため、炉内から上
昇してくる上昇気流によってシール用不活性がスが上方
に押し上げられ、炉蓋と取鍋との間から挿通孔に向う炉
内上昇気流を抑制することはできない。このため、第４
図のように従来は［Ｎ）ビックア、デ速度カ高く、これ
を０．Ｏ５ｐｐｍ７分以下におさえるためには、不活性
ガス吐出量を３０ＯＮｍ’／時以上供給する必要がある
。これに対し、この発明による場合には、不活性ガス吐
出量が１０１００Ｎ／時以上になると［Ｎ）ピックアッ
プ速度が０．Ｏ５ｐｐｍ／分以下になり、少量の不活性
ガス量で［Ｎ）ピックアップ速度を０．０５ ｐｐｍ／
分以下の低い値に抑制することができる。これは、この
発明においては水平吐出孔２２から吐出される不活性ガ
スが電極１０の周囲に強力な旋回流を形成し、炉内から
発生するフレーム及び上昇気流を、有効に遮断するから
である。
この発明によれば挿通孔近傍の電極の周囲に不活性がス
の強力な旋回流が形成されるので、電極と炉蓋との間の
シール性が高く、炉内から発生するフレーム及び炉内の
上昇気流をこの旋回流により有効に遮断することができ
る。従って炉内を正圧にして、外気の吸引を防止するこ
とができるので、溶鋼の再酸化及び（Ｎ）ピックアップ
を有効に抑制することができる。このため、溶鋼の再酸
化及び（Ｎ〕ピックアップを確実に防止することができ
ると共に、ガスシールのための不活性ガス量を低減する
ことができ精錬コストヲ低下させることができる。
の強力な旋回流が形成されるので、電極と炉蓋との間の
シール性が高く、炉内から発生するフレーム及び炉内の
上昇気流をこの旋回流により有効に遮断することができ
る。従って炉内を正圧にして、外気の吸引を防止するこ
とができるので、溶鋼の再酸化及び（Ｎ）ピックアップ
を有効に抑制することができる。このため、溶鋼の再酸
化及び（Ｎ〕ピックアップを確実に防止することができ
ると共に、ガスシールのための不活性ガス量を低減する
ことができ精錬コストヲ低下させることができる。
第１図はこの発明の実施例に係るアーク加熱用炉外精錬
装置の電極周辺を示す平面図、第２図は同じくその縦断
面図、＠３図はシールガス吐出方向とＩＮＮ）ピックア
ップ速度との関係を示すグラフ図、第４図はこの発明の
効果を示すグラフ図、第５図は従来のアーク加熱装置を
示す図である。 １０・・・電極、１１・・・鉄皮、１２・・・挿通孔、
１３・・・キャップシール、１４・・・ペースシール、
２０・・・ガス供給道、２１・・・ガス通流道、２２・
・・水平吐出孔、２３・・・垂直吐出孔。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第１図 第２図 水苧吐畝恥□砿薪角度儂）
装置の電極周辺を示す平面図、第２図は同じくその縦断
面図、＠３図はシールガス吐出方向とＩＮＮ）ピックア
ップ速度との関係を示すグラフ図、第４図はこの発明の
効果を示すグラフ図、第５図は従来のアーク加熱装置を
示す図である。 １０・・・電極、１１・・・鉄皮、１２・・・挿通孔、
１３・・・キャップシール、１４・・・ペースシール、
２０・・・ガス供給道、２１・・・ガス通流道、２２・
・・水平吐出孔、２３・・・垂直吐出孔。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第１図 第２図 水苧吐畝恥□砿薪角度儂）
Claims (1)
- 精錬炉と、精錬炉内の溶鋼上のスラグ中に浸漬され溶鋼
との間にアークを形成する棒状の電極と、電極を挿通さ
せる挿通孔が設けられ精錬炉を覆う炉蓋と、挿通孔にお
いて電極の周囲を電極軸を中心として回転するがス流を
形成しこのガス流により電極と炉蓋との間を外気から遮
蔽するガスシール手段と、を有することを特徴とするア
ーク加熱用炉外精錬装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60050943A JPS61208788A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | ア−ク加熱用炉外精錬装置 |
| US06/782,525 US4674101A (en) | 1984-10-12 | 1985-10-01 | Arc-heating type extra-furnace refining apparatus |
| EP85112612A EP0177908B1 (en) | 1984-10-12 | 1985-10-04 | Arc-heating type extra-furnace refining apparatus |
| DE8585112612T DE3581579D1 (de) | 1984-10-12 | 1985-10-04 | Anlage zum frischen mit einem zusaetzlichen lichtbogenofen. |
| KR1019850007457A KR900002573B1 (ko) | 1984-10-12 | 1985-10-10 | 아크 가열용 로외 정련 장치 |
| CA000492825A CA1273044A (en) | 1984-10-12 | 1985-10-11 | Arc heating type extra-furnace refining apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60050943A JPS61208788A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | ア−ク加熱用炉外精錬装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61208788A true JPS61208788A (ja) | 1986-09-17 |
Family
ID=12872902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60050943A Pending JPS61208788A (ja) | 1984-10-12 | 1985-03-14 | ア−ク加熱用炉外精錬装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61208788A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58103799A (ja) * | 1981-11-20 | 1983-06-20 | コ−テツド・エレクトロ−ズ・リミテツド | 電気ア−ク炉の電極密封装置 |
-
1985
- 1985-03-14 JP JP60050943A patent/JPS61208788A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58103799A (ja) * | 1981-11-20 | 1983-06-20 | コ−テツド・エレクトロ−ズ・リミテツド | 電気ア−ク炉の電極密封装置 |
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