JPS61208779A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPS61208779A
JPS61208779A JP5082685A JP5082685A JPS61208779A JP S61208779 A JPS61208779 A JP S61208779A JP 5082685 A JP5082685 A JP 5082685A JP 5082685 A JP5082685 A JP 5082685A JP S61208779 A JPS61208779 A JP S61208779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harmonic
fishbone
high frequency
rectangular waveguide
metal plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5082685A
Other languages
English (en)
Inventor
岩淵 康司
一男 金子
明一 原田
哲男 窪田
達哉 三枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Heating Appliances Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Heating Appliances Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5082685A priority Critical patent/JPS61208779A/ja
Publication of JPS61208779A publication Critical patent/JPS61208779A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高周波加熱装置の高調波漏洩防止構造の改良に
関する。
(従来の技術) 高周波加熱装置において、基本波? 2.45GHz±
50MHzとした場合、下記のような高調波が発生する
ことが確認されている。ただし全部の高調波が大きいわ
けではない。
第2高調波    4.9  GHz±100MHz第
3高調波    7.35 G Hz±150MHz第
4高調波    9.8  GHz±200MHz第5
高調波   12.25GHz±250MHz第6高調
波   14.7GHz±300MHz第7高調波  
 17.15GHz±350MHz上記のうち第5高調
波は各家庭で個別受信する直接放送衛星(DBS )の
放送周波数帯11.7〜12.7GHzに重なり、テレ
ビ画像に横縞が入るなどの実害を与える恐れがある。ま
た、他の高調波も将来何らかの無線機器の周波数帯に重
なり、実害を与えることが予想される。
高周波加熱装置の高調波漏洩防止手段として主なものは
次の通りである。
(1)  高周波発振器9例えばマグネトロンの入力側
に高調波用フィルタを設ける。
(2)高周波発振器の出力アンテナ部に高調波用チョー
クを設ける。
(3)高周波発振器と加熱室と全連結する導波管に高調
波用フィルタを設ける。
(4)加熱室や加熱室全収納する外箱の吸気穴。
排気穴などの穴径、ピッチ等を調節する。
(5)導波管や加゛熱室などの接合部に電波減衰材を充
てんする。
(6)  加熱室の開口部を開閉するドアのシール部に
基本波用チョーク以外に高調波用チョークまたは高調波
吸収体を設ける。
上記(3)項の高調波漏洩防止効果が十分であれば。
上記(1)項の手段を追加するだけで、他の手段は不要
となるので、コスト的に有利である。
上記(3)項に該当するものとして2面対称に配列され
る複数のリブを有するフィルタ構造物を方形導波管内に
設ける提案が特公昭52−17891号公報にある。こ
の公報によると、リブが方形導波管の管軸方向に対して
直角の連続した板状である。
基本波用の導波管は、高調波に対しては複数の伝送モー
ドが存在し、高調波の次数が高くなるほど多数の伝送モ
ードが伝送可能となる。高調波の各伝送モードには自由
空間波長λOよりも長いそれぞれ固有の遮断波長λCと
、このλCに対応する管内波長λgがあることが知られ
ている。したがって上記公報のような連続した板状のリ
ブでは高調波の各伝送モードに対してリブの高さ、厚み
ピンチを選ぶ必要があるので、高調波の次数が高くなる
ほど構造が複雑となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の高調波漏洩防止用の導波管フィルタでは。
高調波の次数が高くなるほど構造が複雑となり。
コスト的に不利であった点である。
(問題点を解決するための手段) 加熱室と高調波発振器とを連結する方形導波管内におい
て、高調波のTEmoモードを減衰させるための複数の
スリット’l切った魚骨状金属板を基本波のTEl 0
モードおよび、高調波のT E m oモード以外のモ
ード金カットオフする金属製の支持体によりH面との間
隙全確保するように支持する構成としたものである。
(作 用) このように構成することによって、方形導波管から加熱
室に向かって伝搬しようとする少なくとも一つの高調波
のあらゆる高次モードに対して十分な減衰効果を発揮す
る。
(実施例) 以下2本発明の一実施例について構成および作用を図面
に従って説明する。
第8図のように高周波発振器1と加熱室2とを連結する
方形導波管3内に高調波減衰用のフィルタ4t−挿入し
、高周波発振器1かも発生した高調波が加熱室2内に向
かって伝搬するのを阻止している。加熱室2内では被加
熱物の焼けむらを少なくするため1例えばターンテーブ
ル5が設けられている。
フィルタ4の構成を第1〜3図に示す。これらの図にお
いて、方形導波管3の長辺寸法A、短辺寸法Bは加熱周
波数すなわち基本波の自由空間波長λOに対してそれぞ
れ−Z <A<λo、 B <  2し一&+−イ謙−
h’t”口4^峡−【−ユφた働−フ シ^If之って
いる。この方形導波管3内には、高調波の自由空間波長
λ0の約■の深さDi持つ複数のスロ・ント6を高周波
エネルギー伝送方向(2方向)に切った魚骨状金属板7
を高調波の自由空間波長λ0の約フ以下のピッチPで、
長辺方向(x方向)に配設している。スロット6の入口
は方形導波管3のH面(幅の広い面)8に対向している
。魚骨状金属板7は、方形導波管3の8面8に対して高
調波の自由空間波長λ0の、32L下の空隙寸法Gi保
持すると共に2両端t−E面(幅の狭い面)9に接合し
た金属製の支持体10によって支持されている。支持体
10にはネジ11をネジ込むための穴のちいたネジ取付
部12が方形導波管3の6面9との接合部に設けられて
おり、支持体1oと方形導波管3の6面9とを接合した
際、ネジ11が方形導波管3内の空間に露出しないよう
になっている。魚骨状金属板7の両端は、基本波に対す
る反射を少なくシ、かつ高周波エネルギー金方形導波管
3内の上方と下方の二つに等分するためのテーパー13
′&−設はてい/、− 次に、上記構成の実施例について作用を説明する。
基本波に対して通過域となっている方形導波管3内に第
2〜7高調波が混在した場合、この方形導波管3内には
それぞれの高調波に対して多数の高次モードが存在する
。第1図に示すxyz座標において、方形導波管6の長
辺方向(x方向)における電界最大点の数’km(m=
1.2,3.・・・)。
短辺方向(x方向)における電界最大点の数fn(n=
1.2,3.−)とすると、TEmn モー )’。
T Emoモード、 TEonモードが存在し、磁界最
大点の数で同様に見た場合、  TMmnモード、  
TMmlモード、7MInモードが存在することは周知
である。本発明では上記高調波の少なくとも一つの高調
波2例えば第5高調波に対して支持体10によりTEm
oモード以外のモードをカットオフし、さらに魚骨状金
属板7によりT E m oモードを減衰させるもので
あるが、以下詳細に作用を説明する。
第2図において支持体10と方形導波管3の8面8との
間の空隙は、X方向に対しては高調波の自由空間波長λ
0の7以下の寸法Gに保持され。
X方向に対しては基本波の自由空間波長λ0の7よりも
大きいA寸法になっているため、この空隙GxAに対し
て高調波はX方向に電界最大点がなく、X方向にm個あ
るTEmoモードとして進入し。
他のモードはカットオフされる。
支持体10と方形導波管6の8面9との接合部に隙間が
あると、フィルタ4に高調波のTEonモードが進入す
るので、できるだけ密着させることが必要である。
また、支持体10が誘電体の場合には2例えば第4図の
ように魚骨状金属板Zどうしの間に誘電体を透過した電
磁界が進入し、スロット6内に入り込む電磁界の比率が
少なくなり高調波の減衰が少なくなると推測される。こ
のような条件では魚骨状金属板7による高調波の減衰作
用が少なく。
フィルタとして実用にならないことが実験的に確認され
ている。
支持体10t一本発明のように金属製にすると。
支持体10は高周波発振器1からフィルタ4に進入する
高調波成分iTEmoモードに限定するというモード規
制作用の外に、下記のように電磁界を方形導波管乙の8
面8と魚骨状金属板7との間に形成されるスロット線路
に沿って強制的に伝搬させようとする電波通路規制作用
がある。
支持体10と8面8との間の空隙に伝搬してきた電磁界
、すなわち8面8近傍に集められた電磁界は1次に魚骨
状金属板7と8面8との間の電波通路に進入する。この
電波通路を第5図に示し。
この図の一点鎖線で囲んだ領域における電磁界分布を第
6図に示す。ただし、第6図では、電磁界分布を分かり
易くするため、魚骨状金属板7のスロット6を省略して
おり、14は魚骨状金属板7の影像である。影像14を
考慮すると、魚骨状金属板7と方形導波管3の8面8と
の間の電波通路はマイクロ波伝送線路の一種として知ら
れているスロット線路とみなせる。スロット線路内の電
磁界の波長は自由空間波長λ0である。このようなスロ
ット線路内に、支持体10と8面8との間のゲB It
@  −1−二& 2m  1   入 T C,−、
−、<     Lψ/F’%−1−立+71:L  
<−Sir  4 1  、hるだめには、電界と導体
との境界条件の原理から魚骨状金属板7と8面8との空
隙寸法Gが魚骨状金属板Zどうしの間の空隙寸法Q(第
2図参照)よりも小さいことが必要である。また、支持
体10および魚骨状金属板7の8面8に対向する面どう
しの表面電流の連続性を考慮すると、第1図のように両
者10,7の8面8側の面が互いに同一面上にあり、か
つ導通していることが好葦しい。
さらに、スロット線路は、この線路と双対の関係にある
マイクロストリップ線路と置き変えて考えることができ
るのは周知の通りである。。
したがって、深さD=i約 1 としたスロット6全複
数個設けた魚骨状金属板7と8面8との間の電波通路は
、第7図のようなス) IJツブ導体を持つマイクロス
トリップ線路と等価と考えられる。
第7図のマイクロストリップ線路は主線路15に−の分
岐線路’t7  ピッチで複数個設けたもので、帯域阻
止フィルタとして知られているものである。λof高調
波の自由空間波長とすることにrね 恵!円波に枡す入
帯曽■1←フメルタふして佐用する。
次に、魚骨状金属板7のピッチP、スロット6の深さり
、ピッチPSと高調波の自由空間波長λ0の関係につい
てまとめてみる。
魚骨状金属板7のピッチPとして、支持体10と8面8
との空隙GXAi通過する高調波のTE10゜TE20
. TE30.・・・モードのすべての電界最大点の位
置に魚骨状金属板7が対応するように設定すれば、各ス
ロット線路の入力端が電界最大となり。
スロット線路内へ電磁界が進入し易くなり、スロット6
に入いる電磁界の割合が多くなり、帯域阻止フィルタと
しての作用が十分発揮できる。魚骨状金属板Zどうしの
間の空隙が支持体10と8面8との空1%GxA1通過
する高調波のTEmoモードの中で最も短かい遮断波長
λcf持つモードは最高次のモードである。ピッチPの
最大値としては、その最高次のモードの遮断波長λCの
7に対応する寸法である。これは、高調波のTEmoモ
ー°ドの遮断波長λCの1よりもピッチPが大きい場合
に、魚骨状金属板Zどうしの間の空隙に高調波の電磁界
が進入し易くなり、スロット6に入いる高調波の電磁界
の割合が減り、帯域阻止フィルタとしての作用が損われ
るからである。TEmoモードの最高次の遮断波長λC
はλc=”’)λof満ひ 足する戸の数値を最も大きくしたときの  の値で、こ
のとき、λCがλOに最も接近している。ちなみに、A
=80mの方形導波管3では、基本波を2.45GHz
にすると、第5高調波のTEmoモードの最高次のmは
6であり、このときのlは13.3■で、 −は12.
2mで、−2−とlとは近い値となっている。したがっ
て、ピッチPの最大値としては、高調波の自由空間波長
λ0の約7とみなしてもよい。
スロット6の深さDとピッチPS(第5図参照)は、魚
骨状金属板7と8面8との間の空隙をスロット線路とみ
なし、このスロット線路がマイクロストリップ線路と双
対であり、マイクロストリップ線路を帯域阻止フィルタ
として作用させるための条件を考慮すると2両寸法とも
に高調波の自由空間波長λ0の1となる。しかし、魚骨
状金属板7と8面8との空隙寸法G、スロット幅W等の
相対的寸法関係によってスロット乙の入口付近の電磁界
分布が変わってくるので、スロットの深さDおよびピ・
ソチPS=2高調波の1 とするのは大体の目安として
である。
なお、高周波発振器1から発生した基本波は。
テーパー13により上方と下方に2等分され、それぞれ
支持体10と8面8との間の空隙GXAiTE10モー
ドとして通過し、魚骨状金属板7と8面8との間の空隙
の電波通路に入る。例えば基本波?2.45GHzとし
、スロット8の深さDを第5高調波阻止用に第5高調波
の自由空間波長λOの一である6、1wm程度に設定す
ると、基本波では■は3α6ffil+でアリ、寸法的
にかけ離れており、殆んと減衰を受けずにフィルタ4部
分を通過する。
(発明の効果) 以上説明したように2本発明によると、高周波発振器か
ら発生した高周波エネルギーは、方形導波管から加熱室
に向かって伝搬するが、方形導波ピッチPと、魚骨状金
属板に切ったスロットの深さり、ピッチPS等の寸法全
調節することにより。
上記高周波エネルギーに混在する少なくとも一つの高調
波全阻止することができるので、構造が簡単であり、方
形導波管3の軸方向(2方向)の寸法を短かくすること
ができ、コンパクトでコスト的に有利なフィルタを備え
た高周波加熱装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による高周波加熱装置の方形
導波管6内に入れたフィルタ4の要部斜視図、第2図は
同フィルタ4のxy面における断面図、第3図は同フィ
ルタ4のネジ取付部12付近の斜視図、第4図は同支持
体10が誘電体で形成されたことを想定した場合の魚骨
状付近の電磁界分布の例を示す断面図、第5図は同yz
面内における魚骨状金属板7の拡大図、第6図は同方形
導波管乙の8面8と魚骨状金属板7との間の電波通路の
電磁界分布説明図、第7図は同マイクロストリ2.プ綱
m刑帯惜叩小フノルタの原種M−笛8図は本発明の高周
波加熱装置の一実施例全示す要部断面図である。 1・・・高周波発振器    2・・・加 熱 室3・
・・方形導波管     4・・・フィ ルタ6・・・
スロッ ト     7・・・魚骨状金属板8・・・H
面        9・・・E     面10・・・
支持体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被加熱物を収納する加熱室(2)内に高周波発振器(1
    )からの高周波エネルギーを伝送する方形導波管(3)
    を有する高周波加熱装置において、上記導波管(3)の
    H面(8)に対向する入口を持つ複数のスロット(6)
    を切った魚骨状金属板(7)を方形導波管(3)の長辺
    方向(x方向)に複数枚配置し、上記導波管(3)のH
    面(8)に対して空隙を保持すると共にE面(9)に対
    して両端を接合した金属製の支持体(10)により上記
    魚骨状金属板(7)を支持したことを特徴とする高周波
    加熱装置。
JP5082685A 1985-03-14 1985-03-14 高周波加熱装置 Pending JPS61208779A (ja)

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JP5082685A JPS61208779A (ja) 1985-03-14 1985-03-14 高周波加熱装置

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