JPS61208124A

JPS61208124A - 分散デ−タベ−ス管理システムにおける結合演算処理方式

Info

Publication number: JPS61208124A
Application number: JP60047452A
Authority: JP
Inventors: Sadayuki Hikita; 疋田　定幸; Suguru Kawakami; 川上　英; Hiromi Haniyuda; 羽生田　博実; Akihito Sakamoto; 明史坂本; Hideki Yamamoto; 秀樹山本
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1985-03-12
Filing date: 1985-03-12
Publication date: 1986-09-16
Also published as: US4811207A; GB2172418A; GB8606157D0; GB2172418B; JPH0556541B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は分散データベース管理システムにおいて、関係
データベースの結合演算を高速に行うことができる結合
演算処理方式に関するものである。

（従来の技＃）一般的な分散データベース管理システムでは種種の通信
網により相互に結合された複数のサイトと呼ばれるロー
カルなデータベース管理システムからシステム全体が構
成され、これらのサイトに附加された記憶装置にデータ
ベースが格納されている。このような分散データベース
処理システムが管理する複数サイトに分散した関係デー
タベースに対する結合演算処理は、ある一つのサイトへ
他のサイトから結合演算処理だ関係するリレーションの
タプルすべてを転送し、結合演算処理を実行するという
処理を行なうことにより実現出来るが、結合演算処理の
結果得られる最終結果のリレーションには含まれないタ
プルまで転送しなければならず、サイト間のデータ転送
が結合演算処理全体のｙｊｒ）ル・ネックになるという
問題があった。

この問題点を解決するために、結合演算に際して、ある
サイトから他のサイトにリレーションを転送する場合は
結合演算に係わる属性値のみを転送し、それに基づいて
結合演算処理の結果得られるリレーションに最終的に含
まれるタプルのみから構成されるリレーションを生成す
るという結合演算の前処理全行い、その結果得られたリ
レーションを転送することにより、サイト間のデータ転
送量を減少させるという方式が行われていた。

第２図は関係データベース管理システムが扱うデータ、
すなわちリレーションの例全示している。

第２図中、Ｒはリレーション名、ＡＩ、Ａ２゜Ａ３は属
性名、（ａあイ）（ｂい口）等はタプルと呼ばれる。

第３図は従来の結合演算処理方式の一例を示している【
例えばＪｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ａｓ５ｏｃｉａ
ｔｉｏｎｆｏｒ　Ｃｏｍｐｕｔｉｎｇ　Ｍａｃｈｉｎｅ
ｒｙ　ｖｏｌ　、２ＬＡ１　＋Ｐ２５−４０　。

Ｊａｎｕａｒｙ　１９８１　）　ａ第３図ではサイトＡ
　１０−１に格納されているリレーションＲ１１−１と
サイトＢ１０−２に格納されているリレーションｐＨ−
１属性Ａ２とＢ１０値が等しいという条件で結合演算を
行い、その結果をサイ）Ａ　１０−１に接続された計算
機１２に返すという結合演算の処理例を示している。ま
ずサイ）　Ａ　１０−１に接続された計算機１２のアプ
リケーション・プログラム１３からの分散データベース
管理システム１４に対する、分散データベース２５のリ
レーションＲとＰとの結合演算処理要求がサイ）　Ａ１
０−１にデータベース管理システム・アクセス管理機構
１５を介して送られ、次にこの処理要求は処理′要求解
析機構１６１７Ｃよって処理要求の解析等を行われた後
、処理手順決定機構１７により処理の実行手順が決定さ
れ、データベース処理実行制御機構１８はこの処理手順
に従って結合演算処理を行なう。即ち、まず前処理とし
て、リレーションＲＩＣ対して射影演算が行われ、中間
結果である属性Ａ２のみから成るリレーションＲ′１９
が生成され、サイトＡ１０−１のデータベース２Ｏ−Ｉ
Ｋ格納され、次にこのリレーションはサイ）　Ｂ　１０
−２での処理要求と共にサイト間通信実行制御機構２１
−１．２１−２およびサイト間通信網２２を介してサイ
）　Ｂ　１０−２□　に送られ、サイトＢ１０−２では
サイトＡ　１０−１からの処理要求に従ってサイｌ−Ａ
　１０−１から送られてきたリレーションＲ′１９とサ
イトＢ　１０−２のリレーションＰ　１１−２に対して
結合演算を施し、中間結果であるリレーションＰ′２２
を得、これをサイトＲ１０−２のデータベース２０−２
に格納する。

次にリレーションＰ′２３がサイトＡ　１０−１に送ら
れ、サイ）Ａ　１０−１ではこのリレーションＰ′２３
とリレーションＲ１１−１に対して結合演算を施し、最
終結果であるリレーションＲｅ２４が計算機１２のアプ
リケーション・プログラム１３に返される。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、上記結合演算処理方式は、分散データベース管
理システムの各サイトを結合する通信網の転送能力が比
較的低い場合を想定した、各サイト間の通信量を減少さ
せる方式であシ、また前処理において準結合の結果得ら
れた中間結果の保持といった付加的処理を行なわなけれ
ばならないため、各サイトの処理能力が低い時または特
定のサイトに多数の利用者が集中した時、または処理対
象のリレーションが大容量であシ中間結果が大容量にな
る時は、各サイトでの前処理が結合演算処理全体だ対す
るｙｔ”トル・ネックとなり結合演算処理速度が低下す
る。また各サイト間の通信量よりも通信回数が各サイト
間のデータ転送能力に大きな影響を与えるために各サイ
ト間の通信回数の多い上記方式ではかえって結合演算処
理速度が遅くなるという問題点があった。

この発明は、以上述べた分散データベース管理システム
における結合演算処理方式での通信回数に基づく処理負
荷よる処理速度の低下と、上記結合演算処理の前処理に
よる処理速度の低下を除去することにより、またノイゾ
ライン処理的な結合演算処理により、分散データベース
管理システムにおける結合演算の処理速度を向上させる
ことが出来る結合演算処理方式を提供することを目的と
する。

（問題を解決するための手段）本発明は、記憶装置を有する複数のサイトと、上記記憶
装置に格納されている分散データベースを利用するため
の計算機とを通信網により相互接続したシステムにおけ
る分散データベース管理システムＶ：、おいて。

上記計算機に１分散データベースに対する処理要求を解
析する手段と、上記処理要求が結合演算の処理要求であ
る場合には各サイトに対して定義情報の読み出し要求を
送信し、各サイトから送信されてきた定義情報に基づい
て結合演算の処理手順を決定し、上記処理手順に基づく
処理要求を所定のサイトに送信する手段と、サイトから
の処理結果を受信し処理要求元に送出する手段とを備え
、上記各サイトに、受信した処理要求が上記計算機から
の定義情報の読み出し要求である場合にはデータベース
から予め格納されている定義情報を読み出して上記計算
機に送信する手段と、受信した処理要求が上記計算機か
らの結合演算の処理要求である場合にはデータベースを
検索し検索結果と次サイト以降での処理要求を次サイト
に送信する手段と、受信した処理要求が前サイトからの
処理要求である場合には前サイトからの検索結果または
処理結果と自サイトのデータベースのリレーションに対
して結合演算の処理を行ない、次サイトにおける処理が
ないときはその処理結果を上記計算機に送信し、次サイ
トにおける処理が残っているときはその処理結果と次サ
イト以降の処理要求を次サイトに送信する手段とを備え
た分散データベース管理システムにおける演算処理方式
である。

（作用）上記計算機は分散データベースに対する結合演算の処理
要求があると各サイトから予め各々のデータベースに格
納されている。定義情報を読み出し、その定義情報に基
づいて結合演算の処理手順を決定し、所定のサイトに対
して処理要求を送信する。上記処理要求を受信したサイ
トはその処理要求に基づいてデータベースを検索し、検
索結果と次サイト以降での処理要求を次サイトに送信す
る。次サイトは前サイトから受信した処理要求に基づい
て受信した上記検索結果と自サイトのデータベースのリ
レーションに対して結合演算の処理を実行し、次のサイ
トにおける処理がないときはその処理結果を上記計算機
知送信し、次のサイトにおける処理が残っているときは
その処理結果を次サイト以降の処理要求と共に次のサイ
トに送信する。上記一連の結合演算処理は上記計算機と
結合演算処理に係るサイトと全通じて・ぐイゾライン処
理的に実行されていく。

（実施例）第４図は本発明による結合演算処理方式の概要説明図で
ある。第４図では複数のデータベース管理システム（サ
イトと呼ぶ）３０とそれらを相互に接続する通信網３１
から分散データベース管理システム、ＤＤＢＭＳと呼ぶ
、３２が構成されておシ、各サイトのデータベース３７
から構成される分散データベース３３に対する処理を行
っている。

また、同じ通信網でこのＤＤＢＭＳＫそれを利用する計
算機３４が接続されている。計算機のアプリケーション
・プログラム３５からのＤＤＢＭＳＫ対する結合演算処
理要求は計算機内の処理手順決定管理機構３６によって
決定された処理手順に従ってサイ１）３０−１に処理要
求が出される。次にすイト（１）では処理要求に従って
リレーションＲ（１）３２−１に処理を行うと同時に、
その結果と次サイト以降での処理手順とをサイｌ−（２
）　３０−２に送る・サイト（２）ではサイト（１）か
らの処理要求に従ってサイト（１）からの、結果を受信
すると同時に、リレーシランＲ（２）　３２−２とサイ
ト（１）からの結果に対してデータベース処理を行いそ
の結果と次サイト以降での処理手順とを次のサイトに送
る。以下、順次処理が行われ、最終結果がサイト（ｎ）
　３０−　ｎから計算機３４に送られる。これらサイト
（１）からサイ）　（ｎ）までの処理およびサイト（ｎ
）から計算機３４への最終結果の送信は・母イブライン
処理的に行われる。

本発明による結合演算処理方式を実施例により以下詳細
に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すものである。

第１図ではサイトＡ４０−１、サイトＢ　４０−２なる
データベース管理システム（ＤＢＭＳと呼ぶ）が通信網
４１に、よって相互に接続されて分散データベース管理
システム（ＤＤＢＭＳと呼ぶ）４２が構成すしてオシ、
各サイトのデータベース４３から分散データベース４４
が構成されている。各サイトのデータベースでは、そこ
に格納されたリレーション各々に対してリレーション定
義情報が格納さ４ている。例えば、定義情報４９−１−
１はリレーション４７−１−１の定義情報であシ、定義
情報４９−２−１はリレーション４７−２−１の定義情
報である。このようにして、定義情報４９−ｉ−ｊはリ
レーション４７−　ｊ−ｊｉ定義している。そして、同
じ通信網４１でこのＤＤＢＭＳ　４２を利用する計算機
４５が上記サイト４０と相互に接続さ４ている。計算機
４５は第１の処理要求解析実行機構５７、処理手順決定
管理機構４８、ＤＢＭＳアクセス管理機構５５を有する
。また、ＤＤＢＭＳ４２を構成するＤＢＭＳ４０−１．
４０−２は各々通信実行制御機構５０、処理要求解析実
行機構５１、データベース実行制御機構５２を有する。

第５図は、第１図における計算機４５での、処理要求解
析機構５７、処理手順決定管理機構４８、ＤＢＭＳアク
セス管理機構５５における処理の流れを説明したフロー
図である。第６図は第１図におけるデータベース管理シ
ステム（ＤＢＭＳ）４．０での処理の流れを説明したフ
ロー図である。

以下に第１図、第５図、第６図を用いてリレーションの
定義と、各サイ）４０−１．・４０−２における結合演
算の処理の流れを説明する。

（３）　リレーションの定義（ａ）　　アプリケーション・プログラム（ＡＰ）４６
からリレーションの定義要求が、処理要求待ち状態にあ
る、第１の処理要求解析実行機構５７に出される（ステ
ップ５００）。

（ｂ）　　第１の処理要求解析実行機構５７によりＡＰ
４６からの処理要求の解析が行われる（ステップ５０１
）。処理要求はリレーションの定義要求であったと判断
される。

（ｃ）　　Ｉ）レーションの定義要求がＤＢＭＳへ送ら
れる（ステップ５−０２）。これは、第１の処理要求解
析実行機構５７→ＤＢＭＳアクセス管理機構５５→ＤＢ
ＭＳの順に送られる。

この例では、要求はＤＢＭＳ４６−１へ送られると仮定
する。

（ｄ）　　処理要求は、処理要求待ち状態であった第１
の通信実行制御機構５０−１によりて受信され、第２の
処理要求解析実行機構５１−１に送られる（ステラ７’
６００）。

（ｅ）　　第２の処理要求解析実行機構５１−１によっ
て、処理要求の解析が行われる（ステップ６０１）。

処理要求はリレーションの定義要求であったと判断され
る。

（ｆ）　　Ｉ７レーシヨン定義要求は、第２の処理要求
解析実行機構５１−１により第１のデータベース処理実
行制御機構５２−１に送られ、そこでリレーションの定
義が行われる（ステップ６０２）。

（ｇ）　　処理状態が計算機４５へ返却される（ステッ
プ６０３）。

即ち、第１のデータベース処理実行制御機構５２−１に
おいて、リレーションの定義が行われ、その定義情報が
データベース４３−１に格納されたことを、第１のデー
タベース処理実行制御機構５２−１→第２の処理要求解
析実行機構５１−１→第１の通信実行制御機構５０−１
→計算機４５の順により計算機４５へ返却される。その
後、ＤＢＭＳＦｉ再び待ち状態（ステラｆ６００）に戻
る・（ｈ）　　０８ＭＳ４０−１からの処理状態は、Ｄ
ＢＭＳからの返却情報待ち状態にあるＤＢＭＳアクセス
管理機構５５によって受信される（ステップ５０３）。

（ｉ）　　ＤＢＭＳからの返却情報（処理状態）がＤＢ
ＭＳアクセス管理機構５５から、第１の処理要求解析実
行機構５７を介してＡＰ４６へ返却される（ステップ５
０４）。

その後、処理要求解析実行機構５７ｔｊ：再び処理要求
待ち状態（ステップ５００）へ戻る。

（Ｂ）　　計算機４５における結合演算に対する処理（
ａ）　　第１の処理要求解析実行機構５７は処理要求待
ち状態にある。ＡＰ４６から結合演算の処理要求が出さ
れると、この処理要求解析実行機構５７によって受信さ
れる（ステップ５００）。

この例では、要求された結合演算は、「リレーションＲ
４７−１−１とリレーションＰ４７−２−１を属性Ａ２
と属性Ｂ１の値が等しいという条件で結合し、その結果
を計算機４５（Ｃ返す」という要求であったと仮定する
。

（ｂ）　　第１の処理要求解析実行機構５７により処理
要求の解析が行われる（ステップ５０１）。処理要求は
結合演算処理であったと判断され、処理要求は処理手順
決定管理機構４８へ送られる。

（ｃ）　　処理手順決定管理機構４８からリレーション
の定義情報の読み出し要求が、ＤＢＭＳアクセス管理機
構５５を介してＤＢＭＳへ送られる（ステップ５０５）
。

この例では、第１回目にデータベース４３−１に格納さ
れた、リレーション４７−１−１に対する定義情報４９
−１−１に対する読み出し要求が、ＤＢＭＳ４０−１へ
送られ、第２回目にデータベース４３−２に格納された
、リレーション４７−２−１に対する定義情報４９−２
−１に対する読み出し要求が、０８ＭＳ４０−２へ送ら
れたと仮定する。

（ｄ）　　０８ＭＳ４０からの処理状態および定義情報
は、ＤＢＭＳからの返却情報待ち状態にあるＤＢＭＳア
クセス管理機構５５によって受信される（ステラ７’５
０６　）。

この例では、Ｂの（ｅ）の仮定によ）、第１回目には定
義情報４９−１−１、第２回目には定義情報４９−２−
１が受信される。

（ｅ）　　上記ＤＢＭＳ４０からの返却情報は処理手順
決定管理機構４８に送られ、処理手順決定管理機構４８
では、処理手順の決定に必要な定義情報がすべて、読み
出されたかどうかが判断される（ステップ５０７）。す
べて読み出し済みであれば（Ｂの（ｆ、）　）ステラｆ
５０Ｂへ進み、まだ読み出すべき定義情報があれば（Ｂ
の（Ｃ））ステップ５０５へ進む。

この例ではＢの（ｅ）の仮定により、第１回目にはステ
ップ５０８へ進み、第２回目にはステップ５０５へ進む
。

（ｆ）　　処理手順決定管理機構４８により、結合演算
の処理手順が決定される（ステップ５０８）。

この例では、処理手順は、「まず０８ＭＳ４０−１に対
して処理要求が出され、０８ＭＳ４０−１ではリレーシ
ョン４７−１−１の検索を行なうと同時に、検索結果ｔ
−ＤＢＭｓ４０−２に送る。この時ＤＢＭＳ４０−２で
の処理要求も同時に送る。０８ＭＳ４０−２では０８Ｍ
Ｓ４０−１からの処理要求に従って、ＤＢＭＳ４０−１
から送られてきた検索結果とリレーション４７−１−１
に対して結合演算を行うと同時に、その結果を計算機４
５に送る。」の如く決定されたと仮定する。

（ｇ）　　上記（ｆ）で決定さ刺た処理手順忙従って、
処理要求が０８ＭＳ４０−１に送られる（ステップ５０
９）。これは、処理手順決定管理機構４８→ＤＢＭＳア
クセス管理機構５５→ＤＢＭＳ４０−１の順忙送られる
。ＤＢＭＳアクセス管理機構５５は０８ＭＳ４０−２か
らの返却情報待ち状態になる。

（ｂ）　　ＤＢＭＳからの返却情報待ち状態であったＤ
ＢＭＳアクセス管理機構５５によって、０８ＭＳ４０−
２からの処理状態および処理結果を受信し、処理手順決
定管理機構４８へ送る（ステップ５１０）。

この例では、Ｅの（、）およびＥの（ｈ）の仮定により
、第１回目には０８ＭＳ４０での処理が継続中であるこ
と、および結合演算結果としてタプル（ａあイ）、（ｂ
あイ）が、第２回目はＤＢＭＳ４０での処理が継続中で
あること、およびタプル（Ｃい口）、（ｄい口）が、第
３回目にはＤＢＭＳ４０での処理が終了したこと、およ
び結合演算結果として空集合が受信され、最終的に計算
機４５のＡＰ４６はリレー７ヨンＲｅ５６を得る。

（ｉ）　　処理手順決定管理機構４８により上記処理状
態および結果がＡＰ４６に返却される（ステップ５１１
）。これは、第１の処理要求解析実行機構５７を介して
行われる。

（ｊ）　　ＤＢＭＳでの処理が終了したかどうかの判断
が処理手順決定管理機構４８によって行われる（ステッ
プ５１２）。終了であれば再び待ち状態ステップ５００
に戻る。未終了であれば（Ｂの（ｈ））ステップ５１０
にもどる。

この例では、Ｅの（、）およびＥの（ｈ）により、第１
回目および第２回目にはステツｆ５１０へ進み、第３回
目にステップ５００へ進む。

（Ｃ）　　ＤＢＭＳ４０−１におけるリレーション定義
情報の読み出し処理（ａ）　　第１の通信実行制御機構５０−１は処理要求
待ち状態にある。計算機４５から処理要求が送信される
と、通信実行制御機構５０−１によって受信され、処理
要求は第２の処理要求解析実行機構５１−１に送られる
（ステラｆ６００）。

（ｂ）　　第２の処理要求解析実行機構５１−１によっ
て、処理要求の解析が行われる（ステップ６０１）。

処理要求はリレーションＲ４７−１−ＩＫ対する定義情
報の読み出し要求であったと判断される。

（ｃ）　　！Ｊレーション定義情報読み出し要求は、第
２の処理要求解析実行機構５ｌ−ＩＫよシ第１のデータ
ベース処理実行制御機構５２−１に送られ、そこでリレ
ーションの定義情報４９−１−１の読み出しが行われる
（ステップ６０４）。

（ｄ）　　処理状態、およびリレーション定義情報４９
−１−１が計算機４５へ返却される（ステップ６０５）
。

即ち、第１のデータベース処理実行制御機構５２−１に
おいて、リレーションの定義情報の読み出しが行われ、
読み出した定義情報および読み出しが実行されたこと（
処理状態）が、第１のデータベース処理実行制御機構５
２−１→第２の処理要求解析実行機構５１−１→第１の
通信実行制御機構５０−１→計算機４５の順により計算
機４５へ返却される。その後、ＤＢＭＳ４０−１は再び
待ち状態（ステラｆ６００　）に戻る。

（Ｄ）　　ＤＢＭＳ４０−１における結合演算処理（ａ
）　　第１の通信実行制御機構５０−１は処理要求待ち
状態にある。計算機４５から処理要求が送信されると、
第１の通信実行制御機構５０−１によって受信され、処
理要求は第２の処理要求解析実行機構５１−　ＩＫ送ら
れる（ステップ６００）。

処理要求は結合演算処理要求（リレーションＲ４７−１
−１の検索と、その結果のＤＢＭＳ４０−２への送信）
であったと判断される。

（ｃ）　　与えられた処理要求に従って、第２の処理要
求解析実行機構５１−１により第１のデータベース処理
実行制御機構５２−１に検索の要求が送られ、そこでリ
レーションＲ４７−１−１の検索カ行われ、その結果が
第２の処理要求解析実行機構５１−１に返される（ステ
ップ６０６）。

この例では、第１回目の検索で、タプル（ａあ）、（ｂ
あ）が、第２回目ではタプル（Ｃい）、（ｄい）が、第
３回目では（ｅう）、（ｆう）が検索されると仮定する
。

（ｄ）　　第２の処理要求解析実行機構５１−１により
、すべての処理が終了したかどうかが判断される（ステ
ップ６０７）。終了ならば（Ｄの（ｇ））ステップ６０
９へ、未終了ならば（Ｄの（ｅ））ステップ６０８へ進
む。

この例では、Ｄの（ｃ）の仮定により第１回目および第
２回目にはステップ６０８へ進み、第３回目にステラｆ
６０９へ進む。

（ｅ）　　第２の処理要求解析実行機構５１−１により
、第１の通信実行制御機構５Ｏ−１ｔ−介して、処理状
態、即ちＤＢＭＳ４０−１での処理は継続中であること
、および検索結果がＤＢＭＳ４０−２へ送られる。この
時ＤＢＭＳ４０−２での処理要求も同時に送られ（ステ
ップ６０８）。（ＤＢＭＳ４０−２では上記処理要求の
受信に伴って処理が始まる。）この例では、０８ＭＳ４
０−２へ送られるタプルは第１回目には（ａあ）、（ｂ
あ）が、第２回目には（Ｃい）、（ｄい）が送られると
仮定する。

（ｆ）　　第２の処理要求解析実行機構５１−１によっ
て、０８ＭＳ４０−１が第１の結合演算実行サイトであ
ったかどうかが判断される（ステップ６１０）。

ＤＢＭＳ４０−１は第１の実行サイトであったと判断さ
れ、（Ｄの（Ｃ））ステラｆ６０６へ進む。

（ｇ）　　第２の処理要求解析実行機構５１−１により
、第１の通信実行制御機構５０−１を介して、処理状態
、即ち０８ＭＳ４０−１での処理が終了したこと、およ
び検索結果が０８ＭＳ４０−２へ送られる。この時ＤＢ
ＭＳ４０−２での処理要求も同時に送られる（スリップ
６０９）。その後ＤＢＭＳ４０−１は再び待ち状態（ス
テップ６００）に戻る。

この例では、検索結果はタプル（ｅう）、（ｆう）であ
ると仮定する。

（Ｅ）　　ＤＢＭＳ４０−２における結合演算処理（Ｒ
）　　第２の通信実行制御機構５Ｏ−２ｔｉ処理要求待
ち状態にある。０８ＭＳ４０−１からの処理要求（Ｄの
（ｅ）による）は第２の通信実行制御機構５０−２によ
って受信され、処理要求は第３の処理要求解析実行機構
５０−２に送られる（ステップ６００）。

（ｂ）　　第３の処理要求解析実行機構５１−２によっ
て、処理要求の解析が行われる（ステップ６０１）。

処理要求は第２の結合演算実行サイトに対する結合演算
処理要求（０８ＭＳ４０−１から送られてきたタプルと
リレーションＰ４７−２−１との結合演算の実行と、そ
の結果の計算機４５への送信）であると判断される。

（ｃ）　　与えられた処理要求に従って、第３の処理要
求解析実行機構５１−２により第２のデータベース処理
実行制御機構５２−２に結合演算の処理要求が送られ、
そこでリレーションＰ　４７−２−１と０８ＭＳ４０−
１から送られてきたタプルとの結合演算が行われる（ス
テップ６ｏ６）。

この例では、Ｄの（ｃ）ｂよびＤの（ｇ）の仮定により
リレーションＰ４７−２−１と、第１回目にはタプル（
ａあ）、（ｂあ）と、第２回目はタプル（Ｃい）、（ｄ
い）が第３回目はタプル（ｅう）、（ｆう）とに結合演
算が施される。

その結合演算の結果は第１回目の処理ではタプル（ａあ
イ）、（ｂあイ）、第２回目ではタプル（Ｃい口）、（
ｄい口）、第３回目では空集合であると仮定する。

（ｄ）　　ＤＢＭＳ４０−２での処理がすべて終了した
かどうかが、ＤＢＭＳ４０−１から送られてきた処理状
態（０８ＭＳ４０−１における処理は継続中かどうか）
に基づき、第３の処理要求解析実行機構５１−２で判断
される（ステップ６０７）。終了ならば（Ｅの（ｈ））
ステップ６０９へ進み、未終了であれば（Ｅの（ｅ））
ステップ６０８へ進む。

この例では、Ｄの（ｄ）により、第１回目および第２回
目にはステップ６０８へ進み、第３回目にステップ６０
９へ進む。

（、）　　第３の処理要求解析実行機構５１−２により
、第２の通信実行制御機構５０−２を介して、処理状態
、即ち０８ＭＳ４０−２での処理は継続中であること、
および結合演算結果が計算機４５へ送られる（ステップ
６０８）。

この例では、計算機４５へ送られる結合演算結果はＥの
（ｅ）の仮定により、第１回目にはタプル（ａあイ）、
（ｂあイ）、第２回目ではタプル（Ｃい口）、（ｄい口
）である。

（ｆ）　　第３の処理要求解析実行機構５１−２により
て、０８ＭＳ４０−２が第１の結合演算実行サイトであ
ったかどうかが判断される（ステップ６１０）。

０８ＭＳ４０−２は第１の実行サイトではないと判断さ
れ、（Ｅの鵠））ステップ６１１へＩａｔｒ。

（ｇ）　　ＤＢＭＳ４０−１からの、次の処理要求が第
２の通信実行制御機構５０−２によって受信され、この
処理要求は処理要求解析実行機構５２−２に送られる（
ステップ６１１）。その後（Ｅの（Ｃ））ステップ６０
６へ進む。

（ｈ）　　第３の処理要求解析実行機構５１−２により
、第２の通信実行制御機構５０−２を介して、処理状態
、即ち０８ＭＳ４０−２での処理が終了したこと、およ
び結合演算結果が計算機４５へ送られる（ステップ６０
９）。その後ＤＢＭＳ４０−２は再び待ち状態（ステッ
プ６００）Ｋ戻る。

この例では、結合演算結果は、Ｅの（ｅ）の仮定により
空集合である。

結合演算処理において、Ｂの（ｇ）〜（ｊ）、Ｄの（ａ
）〜（ｇ）、Ｅの（ａ）　〜（＋１）の処理は、計算機
４５−）ＤＢＭＳ４０−１→ＤＢＭＳ４０−２→計算機
４５の順によるＡ’イブライン処理になっている。また
、通常の処理では、まずＡＰ４６からの結合演算の要求
に先だって、リレーションの定義が行われている。

（発明の効果）以上、詳細に説明したように本発明によれば、分散デー
タベース管理システムにおける結合演算処理に際して、
分散データベース管理システムを構成する各サイト間の
データ転送回数を減少させることが出来、また結合演算
の前処理による処理負荷を取シ除くことが出来るため、
分散データベース管理システムでの結合演算処理を高速
に行なうことが可能である。更に、結合演算処理に係わ
るサイトを通じて結合演算処理が・母イブライン処理的
に行われるので結合演算を高速で行うことが可能である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構成図、第２図はリレーショ
ンの例、第３図は従来の結合演算処理方式の構成図、第
４図は本発明による結合演算処理方式の概略説明図、第
５図、第６図は第１図に示す実施例の結合演算処理の流
れを示すフローチャートである。４０−１・・・サイトＡ、４０−２・・・サイトＢ。４１・・・通信網、４２・・・分散データベース管理シ
ステム、４３−１．４３−２・・・データベース、４４
・・・分散データベース、４５・・・計算機、４６・・
・ＡＰ。４７−１−１．４７−１−２．５６−・・リレーション
、４８・・・処理手順決定管理機構、４９−１−１．４
９−２−１・・・定義情報、５０−１．５０−２・・・
通信実行制御機構。５１−１．５１−２・・・処理要求解析実行機構、５２
−１゜５２−２・・・データベース処理実行制御機構、
５５・・・ＤＢＭＳアクセス管理機構、５７−・・処理
要求解析実行機構。第１図第３図第２因第４図昭和　　年　　月　　日

Claims

【特許請求の範囲】記憶装置を有する複数のサイトと、上記記憶装置に格納
されている分散データベースを利用するための計算機と
を通信網により相互接続したシステムにおける分散デー
タベース管理システムにおいて、上記計算機に、分散データベースに対する処理要求を解
析する手段と、上記処理要求が結合演算の処理要求であ
る場合には各サイトに対して定義情報の読み出し要求を
送信し、各サイトから送信されてきた定義情報に基づい
て結合演算の処理手順を決定し、上記処理手順に基づく
処理要求を所定のサイトに送信する手段と、サイトから
の処理結果を受信し処理要求元に送出する手段とを備え
、上記各サイトに、受信した処理要求が上記計算機から
の定義情報の読み出し要求である場合にはデータベース
から予め格納されている定義情報を読み出して上記計算
機に送信する手段と、受信した処理要求が上記計算機か
らの結合演算の処理要求である場合にはデータベースを
検索し検索結果と次サイト以降での処理要求を次サイト
に送信する手段と、受信した処理要求が前サイトからの
処理要求である場合には前サイトからの検索結果または
処理結果と自サイトのデータベースのリレーションに対
して結合演算の処理を行ない、次サイトにおける処理が
ないときはその処理結果を上記計算機に送信し、次サイ
トにおける処理が残っているときはその処理結果と次サ
イト以降の処理要求を次サイトに送信する手段とを備え
、結合演算処理に係るサイトおよび上記計算機とを通じて
パイプライン処理的に結合演算処理を実行することを特
徴とする分散データベース管理システムにおける結合演
算処理方式。