JPS61206451A - 創傷清拭用テープ - Google Patents

創傷清拭用テープ

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JPS61206451A
JPS61206451A JP61051597A JP5159786A JPS61206451A JP S61206451 A JPS61206451 A JP S61206451A JP 61051597 A JP61051597 A JP 61051597A JP 5159786 A JP5159786 A JP 5159786A JP S61206451 A JPS61206451 A JP S61206451A
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tape
wound
adhesive
enzyme
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JP61051597A
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ローラ・リー・ボルトン
バリー・エバレツト・コンスタンチン
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Johnson and Johnson Products Inc
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/38Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons containing enzymes

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  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は火傷、外傷及び皮膚潰瘍のような身体[員傷か
ら壊死組織を清拭するのに有効な酵素、例えば、創傷清
拭酵素の送出しシステムに関し、さらに具体的には、創
傷清拭酵素を含有する外科用粘着テープ、即ち創傷清拭
用テープに関する。
修復を正常に進行させるためには、前もって火傷、外傷
及び皮膚潰瘍から生じた壊死組織の清拭を行なうことが
必要不可欠なことである。この目的のために製品が市場
に出回っているが、望むほど迅速に、安全にかつ無痛に
は作用せず、その多くのものは比較的効果がない。既存
の市販されている創傷清拭用製品は全てクリーム、スプ
レー、ローション又は軟膏である。これらの製品は酵素
創傷清拭剤を希釈するので、それらの剤の送出しを妨げ
る。いつでも、一度に壊死組織に到達するのは、付与さ
れた創傷清拭剤全体のほんの一部である。従って、創傷
清拭効果を生じさせるためには、大量の酵素を組成物中
に入れねばならないが、これらの製品は使用すると痛く
、かつ局所の健康なm織を攻撃・するほど大量の酵素を
含む。さらに、多くのクリーム又は軟膏タイプの創傷清
拭用製品は酵素を不活性にせずには滅菌できず、それ故
、滅菌製品として販売できない。これらの創傷清拭用軟
膏は室温で不安定であるので、冷凍下に貯蔵せねばなら
ない。本発明の創傷清拭用テープは、これら既存の製品
の一連の欠点を克服し、かつ全ての従来技術の創傷清拭
方法及び物質と構造及び処理において異なり、これらか
ら容易に区別される。
本発明は、外科用粘着テープの接着剤の表面に、乾燥粉
末の形態で創傷清拭酵素(焼痂及び壊死組織の創傷清拭
に有効な蛋白質分解酵素か非蛋白質分解酵素のいずれか
)を含有する、閉鎖性もしくは半閉鎖性、非ゲル状、非
生物崩壊性の外科用粘着テープからつくられた創傷清拭
用テープである。
創傷清拭用テープが火傷面に貼付されると、閉鎖性テー
プ基剤を透過できない創傷からの水が集まり、創傷清拭
酵素を活性化する。通常、創傷は2〜4時間で清拭され
る。テープを塗布する前に、火傷部位が少量の滅菌水で
湿潤されている場合、その創傷は2〜4時間で清拭され
る。
ひどい火傷の後48時間処理していない火傷の患者は酵
素を活性化するために適した水を提供するにはあまりに
も脱水しすぎている。このような場合、創傷清拭用テー
プを塗布する前、滅菌水を火傷面に付与できる。大部分
の生じたばかりの火傷は火傷面に過剰の水を付与するこ
となく24時間未満に本発明の創傷清拭用テープで成功
裏に処理できる。
「火傷を処理する方法」と題するシュミット(Schm
itt)の米国特許第3,983.209号は、焼痂及
び壊死組織の創傷清拭および治療に有効であることが知
られている蛋白質分解酵素、例えば、特定の疏水性、生
物崩壊性重合体中のパパイン、トリプシン、リソシーム
、ストレプトキナーゼ、フィブリノリシン、ビングイナ
イン(Pinguinain) 、トラバーゼ(Tra
vase)及びブロメラインを火傷面に付与することに
よって動物の火傷を処置する方法を教示している。この
重合体は長時間にわたって火傷面で生物崩壊して、持効
的に蛋白質分解酵素をゆっくり放出する。
本発明の創傷清拭用テープは持効的に作用せず、むしろ
即効性で、非持効的に作用する。実際、接着剤外表面の
乾燥粉末状酵素の大部分又は全部が一度に火傷面に付与
されるので、火傷の部位からの水分が酵素を活性化する
と同時に、全ての酵素が焼痂及び壊死部位表面を清拭し
始め、その処理が通常24時間未満に完全に完了し、そ
の結果、焼癲組織が容易に拭い去れるほど十分に軟化さ
れる。
「新規包帯及びその使用法」と題するキング(King
)の米国特許第3,413,006号は、親水性の重合
体ゲル、例えば、種々の酵素を包含する種々の化学療法
剤を含ませることができる架橋ポリ (エチレンオキサ
イド)から製造した、又はこれを含有する包帯を用いて
火傷を処置する方法を教示している。この特許は本発明
のようなテープ構造も、火傷を創傷清拭するという概念
も教示していない。
本発明者等は、ゲル状包帯が迅速な創傷清拭を目的とす
る本発明の創傷清拭用テープと同様には作用しないこと
を見出した。そこで、そのような種類のテープを本発明
の概念から除外する。
レンズ(Lenz)等の米国特許第4,320,753
号は、ベーターマロラクトン又はその誘導体から製造し
た重合体から製造された包帯を開示している。火傷の創
傷清拭に使用する酵素はこの重合体に結合されている。
この特許は生物崩壊性フィルムに創傷清拭酵素を組入れ
ることに向けられている。フィルムが崩壊するにつれて
、酵素が放出され、創傷清拭すべき壊死組織と相互作用
する。生物処理によるフィルムの崩壊に依存しているの
で、この工程は遅い。これに反し、本発明では、酵素が
組織に対して全て利用でき、創傷から放出される水分に
よって活性化されるやいなや、すぐに作用する。
創iff幻I聚 本発明に有効な創傷清拭酵素は、他の方法では使用され
る良く知られた物質である。米国特許第3 、983 
、209号は、パパイン(papain)、トリプシン
(trypsin) 、コラゲナーゼ(collage
nase) 、サブチリシン(subtilisin)
 A及びB、フィシン(ficin)、ペプシン(pe
ps in)、リゾチーム(lysozyme)、スト
レプトキナーゼ(streptokinase) %フ
ィブリノリシン(fibrinalysin)、ビング
イナイン(piBuinain)及びブロメライン(b
rome la in)又はそれらの活性分画を包含す
る創傷を完治させるために、焼痂及び壊死組織の創傷清
拭に有効な蛋白質分解酵素を教示している。他の知られ
た創傷清拭酵素としては、パパイン、ブロメラインの「
焼癲分解」分画、ペプシン、キモトリプシン(chym
otrypsin)、膵臓リパーゼ(lipase)、
n−アセチルシスティン(n−acetylcysti
ne)がある。ブロメラインから誘導される特定の酵素
製品が米国特許第4,197,291号、第4,307
,081号及び4,361,551号に教示されている
。入手可能性、規制認可の得易さ及び経済性の理由によ
り、本発明者等は、最も好ましい創傷清拭酵素としてサ
ブチリシンA又はBを選んだが、他の好ましい創傷清拭
酵素としては、ブロメラインの活性分画又は他の製薬上
許容しうる酵素類がある。
本発明の創傷清拭用テープに有効な創傷清拭酵素は粉末
状に粉砕できる固体である。このことが酵素を創傷清拭
用テープの作用部上に比較的均一に分散させるのを容易
にする。
創傷清拭酵素は、壊死組織に最も近い場所に置かれるよ
うに接着剤表面に付与するのが最も望ましい。なぜなら
ば、このことが清拭される焼癲部位に全部の酵素を直接
付与するのに最も効果的であるのがわかったからである
。酵素が接着剤中に配合された場合、作用はするが、十
分とはいえない。つまり、接着剤中に配合される酵素の
少な(とも一部がゆっくりと送出されるために、焼癲部
位に何らかの効果をもたらすには永(かかりすぎる。従
って、本発明の創傷清拭用テープの最も望ましい形態は
、すぐに利用できる接着剤の外側表面に実質的に全ての
酵素を存しているものである。
本発明の創傷清拭用テープ上の酵素の量は限定的ではな
いが、比較的多量の酵素が一度に特定の領域に付与され
るのが望ましい。除去すべき壊死組織の深さに依存する
が、火傷面積1平方センチ当たり0.5mg(即ち88
5PCU)〜5mg(即ち8850PCU)のサブチリ
シンAが使用できる。使用する特定の酵素の創傷清拭の
有効量を使用することが望ましいことである。
PCUは、フード・ケミカンズ・コデックス(Food
 Chemicals Codex) 、第三版、49
5〜496ページで定義されているような蛋白質分解カ
ゼイン単位(Proteolytic Ca5ein 
(Inits)の略語である。IPCUは37℃、pH
7,0において標準カゼイン溶液を用いた培養で、1分
間につき1.5μg7mlのし一チロシンに相当する量
を生成する酵素の量である。
上記の効果的な量は、所望の用途によって異なる。例え
ば、火傷では、その量は一般に885PCU / cn
!の程度であるが、より重い送血性潰瘍では、その量は
一般に2000〜3000PCU/c己である。
このテープの目的は火傷又は潰瘍の壊死組織が24時間
以内に清拭されるように、創傷清拭酵素を十分に付与す
ることであるので、特定した最小限度の量より非常に多
い量を使用するのが一般に望ましい。しかしながら、付
与された創傷清拭酵素の量があまりにも多すぎる時には
、創傷清拭があまりにも深(行なわれすぎ、しかも血管
壁が酵素によって溶解されるので血液減少が起こる。こ
れを回避するために、−回分の量を、完全な創傷清拭に
必要なたび毎に、創傷清拭用テープ上に付着することが
できる。最も好ましい創傷清拭用酵素を用いて説明する
と、この−回分の量は、除去すべき焼癲部位1−当たり
約2000 P CUのサブチリシンである。このよう
に、付与する量は適用される成分に関してまったく限定
的でないが、あまりにも少なく、又は多くなり過る危険
性があるので、通例、サブチリシンを使用する適用の範
囲は、除去すべき焼癲部位led当たり1000〜40
00 P CUであるということを本発明者等は見出し
た。他の酵素を用いた場合、その具体的な量は異なる。
カゼイン加水分解活性単位(PCU)にゆだねることに
よって、使用できる多(の種々の蛋白質分解酵素を同等
に扱うことが可能である。そのように同じ単位が使用、
される場合、選択される特定の創傷清拭酵素の必要とす
るそれぞれの量が同じに扱われる。一方、ブロメライン
の焼癲分解分画のようなある種の酵素は、別の単位系に
おいてそれらの活性度の定義を必要とする。
テープ、  び 本発明の目的に有用なテープ基材は医療、手術又はテー
プ用として一般に使用され、完全閉鎖性又は半閉鎖性の
どちらか、即ち、24時間当たり約200g/100平
方インチ(約31g/l 00cal)水蒸気透過度か
ら0の透過度の範囲を有するものである。
水分が包帯を通して蒸発させられると、創傷清拭酵素の
乾燥、不活性化を招き、その結果もはや効果がなくなる
ので、高い蒸発性の包帯は本発明の創傷清拭用テープに
は使用できない。高い蒸発性の包帯を使用することので
きない理由は、処置される創傷からの(又はその上に置
かれた)水を包帯の下にしっかり保持することが必要で
あるからである。なぜならば、水が保持され、酵素を活
性化する作用をし、かつ水が包帯を透過して、壊死組織
から酵素を運び出さないようにするためである。本発明
の創傷清拭酵素は乾燥状態では効果がなく、水にさらさ
れた場合だけ活性化される。
本発明の創傷清拭用テープが使用される火傷又は潰瘍の
ような創傷は、酵素活性に十分な水を供給する。しかし
ながら、テープの創傷清拭作用は、創傷清拭用テープを
塗布する直前に焼癲又は壊死組織に水を供給することに
よって早めることができる。
閉鎖性又は半閉鎖性包帯を製造するための具体的な材料
は限定されない。本発明者等は、ポリウレタン基材が非
常に優れていることを見出したが、医療又は手術用包帯
として有用であるどんな基材も満足できるはずである。
実施例のテープに使用したポリウレタン基材は透明であ
る。これは望ましいことであるが、本発明のテープ基材
として限定的な特質ではない。透明基材の利点は、創傷
清拭される焼癲部位の点検が可能であることである。
具体的な実施例のテープに使用した特定の接着剤はアク
リレート系感圧接着剤であるが、接着剤の特性は、医療
又は手術用として許容でき、創傷清拭酵素は反応又は相
互作用せず、かつその場に創傷清拭酵素粉末粒子を保持
できる限り、まったく限定されない。本質的に、皮膚に
悪影響を与えない接着剤が好ましい。火傷及び潰瘍患者
は感じ易い状態にあるので、非常に弱い部位を囲んでい
る接着剤は、取り剥がしが容易であり、過度の痛み又は
皮膚の損傷を生じさせないの、がもちろん望ましい。
本発明の創傷清拭用テープは、二度又は三度の火傷及び
段階2〜4の送血性潰瘍、又は壊死組織を有するいかな
る創傷にも使用される。
創傷清拭用テープの作用部のサイズ、即ち、その上に創
傷清拭酵素を含有する部分は、火傷又は他の壊死組織部
位およびこれを囲むわずかな健康な皮膚を覆うようなも
のであるべきである。従って、種々のサイズのテープが
考えられる。
各創傷清拭用テープは、接着の目的のために、酵素を有
しない接着剤の任意の境界部分を有しうる。
本発明の創傷清拭用テープを使用すると、使用しないと
すれば別に行なう必要がある二つの主要な追加の創傷清
拭治療作用を行なう役割をする。
第一に、火傷を負った皮膚による生命をおびやかす水分
の喪失が患者の恒常性を保持する局所閉鎖によって減少
される。第二に、テープは、外因性の細菌が火傷組織に
接触して感染することを妨げる、細菌バリヤーとして作
用する。
本生皿Ω血■剋嘉 本発明の好ましい創傷清拭用テープは、湿った場合透明
であり、包帯を取外すときの苦痛を伴なわずに、診断す
る目的で創傷を見ることを可能にする。このことは、何
層もの湿ったガーゼで包帯せねばならない既存の製品と
はあきらかに対照的である。
創傷清拭酵素は、実際の処置においては非常に痛いもの
である。従って、効果がある範囲でできるだけ少ない量
を使用するのが望ましい。創傷清拭用テープを使用する
と、市販の創傷清拭用軟膏において使用されている酵素
の量より実に少ない酵素を使用するので、苦痛を緩和す
る効果がある。
さらに、健康な皮膚に創傷清拭用テープの活性部分の一
部が不注意に付与されても、創傷用軟膏を付与すること
に比べて痛くない。なぜならば、湿った軟膏中の創傷清
拭酵素は活性であるが、創傷清拭用テープ上の創傷清拭
酵素は水が存在する場合を除き不活性であり、かつ創傷
清拭用テープで正常な皮膚を覆うことにより、火傷、即
ち、創傷上に蓄積するほど迅速には正常な皮膚上に水の
蓄積を生じないからである。
必要ならば、創傷清拭用テープは24時間湿った環境を
持続し、既存の酵素製品によって必要とされる毎日繰返
される3〜4回の包帯交換を行なうことなく酵素を連続
的に作用させる。
創傷清拭用テープは、早期に創傷清拭酵素を活性化しな
い方法で、例えば、放射線照射によって滅菌することが
できる1本発明の創傷清拭用テープは密封容器中で滅菌
でき、かつ使用したい時はいつでも、なお滅菌したまま
で実際に使用するために利用できる。さらに、開封し、
塗布した時も、各創傷清拭用テープは滅菌状態にある。
滅菌された数種類の既存製品は、最初の使用に際してだ
け滅菌状態におかれるに過ぎない。
外科用、感圧粘着テープがそれらの無菌性を保持するた
めに通常入れられるような密封防水容器中に納められる
場合、本発明の創傷清拭用テープは室温(又は40℃以
下の温度)で安定であり、冷凍する必要がない。老化試
験において、創傷清拭用テープは150日もの長い期間
使用でき、かつなお強い活性を保持していた。それでこ
れらの創傷清拭用テープは非常に長い期間安定であると
いえる。このことは戦争時、緊急時の使用及び病院にお
いてさえ大なる利点である。
創傷清拭が行なわれている間に、抗菌剤として作用する
スルファジアジン銀をゆっくり放出するので、創傷清拭
用テープの接着剤上又は接着剤中にスルファジアジン銀
を配合することが望ましい。
壊死組織は細菌の優れた成長媒体であるので、このこと
は特に重要である。粉末であるスルファジアジン銀をテ
ープの接着剤と混合して試験を行なった。次いで、創傷
清拭酵素をテープの接着剤表面に付与した。スルファジ
アジン銀が活性化酵素の創傷清拭能力に悪い影響を与え
ないことがわかった。スルファジアジン銀を有するテー
プも上記したように滅菌できる。
〔実施例〕
本実施例で言及する本発明の種々の創傷清拭用テープを
次の実験室形式の一般的方法によって製造した。
本実施例で言及する試験において、利用される創傷清拭
用テープは、市販の透明包帯バイオクルン:/ 7’ 
(BIOCLIISIVfり (ジ、ンソン・アンド・
ジョンソン・プロダクツ社製)から製造した。米国特許
第4.413.621号に記載されたものと同じように
、この包帯は24時間当たり少なくとも15g/100
平方インチ(約2.3 g/l 00cj)の水蒸気透
過度を有する非常に薄い(厚さ1.5 ミル又は0.0
375m)ポリエーテルポリウレタンフィルムであるが
、液状水及び細菌を透過せず、接着剤層を覆っている剥
離紙を有するアクリル系外科用感圧接着剤で被覆されて
いる。
透明包帯バイオクルッシブを利用するにあたり、この包
帯をシリコーン被覆剥離紙から一部引剥し、任意のサイ
ズ、例えば、直径22鶴の円形の穴を剥離紙にあけ、次
いで包帯を剥離紙上に戻した。
その結果、あけられた穴は剥離紙を有さす、包帯の接着
剤側がさらされた。5ooo p c uのサブチリシ
ンA(又は所望の量の所望の創傷清拭剤)粉末を6−の
削除部に供給し、かつ直定規を使用して、サブチリシン
(又は他の)粉末を直定規を往復して動かすことによっ
て削除部上に均一に分配した。
次いで、得られた創傷清拭用テープが使用されるまで、
接着剤上のサブチリシン(又は他の)粉末が完全に覆わ
れるように、保護用剥離紙を付着した0表1に示す具体
的な試験を実施するにあたり、このように製造された創
傷清拭用テープは滅菌されなかった。
しかしながら、市販品として使用するためには、創傷清
拭用テープは、例えば、2.5メガラドでコバルト線を
使用することによっておそらく滅菌されると考えられる
。他の試験において、このような無菌化方法は、そのよ
うにして製造された創傷清拭用テープの創傷清拭特性に
悪影響を与えないことがわかった。
上記の手順が本発明の実験室試験に用いられたが、創傷
清拭用テープが大規模な商業目的のためであるのは確か
であり、かつ実際の商業規模での使用において穴あき剥
離紙を利用することが必要不可欠であるとは考えられな
いので、本発明の創傷清拭用テープは別の方法で製造さ
れる。実際、望ましい量の創傷清拭酵素は静電噴霧、静
電凝集、静電塗装、エアスプレー、スプレーもしくはイ
ンクジェット又は他の適切な技術を使用して閉鎖性テー
プ基材の接着剤側に直接付着され、次いで剥離紙が創傷
清拭酵素で覆われた部分を有するテープ基材の接着剤側
全面に置かれる。
拭簾玉皿 火傷焼度部位は比較的固く、容易に除去できない。創傷
清拭酵素は焼癲部位を柔らか(する作用を行なうので、
焼癲部位は、例えば、湿ったガーゼで容易に除去できる
。とがっていない面で焼癲部位を突刺すために必要な力
が生じた創傷清拭効果の良好な尺度となる。次の創傷清
拭用の量的試験が開発され、本発明と関連して利用され
た。得られた結果を理解するにあたり、小さい数は生じ
た創傷清拭活性が良好であることを示し、大きい数は生
じた創傷清拭活性が良くないことを示す。
ハ 円形の4−の大きさの全体に深い火傷をモルモットの背
腹の両側に生じさせた。6個の火傷を研究されるそれぞ
れの実験条件に使用した。各火傷は火傷させる少なくと
も4日前にZIP−WAX(商標)を用いて脱毛した皮
膚に15秒間90℃の熱湯を当てることによって生じさ
せた。
次いで、評価すべき酵素製剤の計測した量を火傷部位に
直接又は全ての火傷を覆う透明包帯バイオクルソシブの
接着剤に付与し、弾力性のあるテープで24時間しっか
り保持した。火傷に付与された酵素製剤の量は離れ又は
流れ落ちることなく当て材で均一に火傷部位を覆ったも
のとして測定した。液体では0 、25m l、クリー
ム又は軟膏では1ml及び固体では10■であった。ク
リーム、軟膏又はローションの全てを火傷部位から処理
剤が移動するのを防止するために8層のガーゼで覆った
火傷部位に付与された各物質の具体的な量は表1及び2
に記載する。
処理剤付与後2時間又は24時間の間隔で、包帯を交換
した。各火傷を写真に撮り、刺激及び出血を観察した。
次いで、壊死組織の密度をカチロン・スプリング・ゲー
ジ(Chatillon Spring Gauge)
(ジョン・カチロン・アンド・サンズ社、キューガーデ
ン、ニューヨーク州)の平らな先端で焼癲部位を突刺す
のに必要な力として測定した。これらの測定結果は焼癲
部位の柔らかさと良く関連しており、100g未満の読
みは、湿ったガーゼを用いて容易に除去できる焼癲部位
に相当し、300g未満の読みは、先の平なスパチュラ
−を用いて除去できる焼癲部位に相当する。これらの測
定結果は、壊死組織崩壊の&IIva学的観察にも一致
する。
椿果 結果を表1及び2に示す。この火傷モデルに最も効果的
な創傷清拭剤はブロメライン・キモトリプシン・膵臓リ
パーゼ、サブチリシンA及びトリプシンであった。
優れた創傷清拭活性を示した唯一の市販の製品(表1)
はトラバーゼ(TRAVASE)軟膏であった。
これは同等に効果的な本発明の創傷清拭用テープに存在
する蛋白質分解活性単位のほぼ40倍の活性単位を含ん
でいる。
表2の結果は、創傷清拭用テープ上の酵素を活性にする
隔離液を閉鎖することが果す役割を強調している。表2
Aは本発明に記載したように、閉鎖性テープの接着剤表
面から送出されるいくつかの蛋白質分解酵素の有効性を
説明する。表2Bは、低い水蒸気(MVT)度を有する
支持テープが酵素−組織界面で体液を管理し、創傷清拭
活性を増すことを示している。別の試験は、創傷清拭用
テープを塗布する前に湿ったスポンジを当てることによ
って火傷部位を予備湿潤させると、処理のわずか2時間
後に焼癲部位密度を200gに減少することを示した。
同様に予備湿潤したトラバーゼで処理した火傷はこの効
果を生じなかった。たぶん、多くの酵素が軟膏の媒体中
に捕えられ、即時に活性化不可能であるからであろう。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)24時間当たり200g/100平方インチ(約
    31g/100cm^2)以下の低い水蒸気透過度を有
    する非ゲル状、非生物崩壊性、閉鎖性もしくは半閉鎖性
    の外科用粘着テープで、創傷清拭を必要とする火傷又は
    他の創傷に塗布すべき前記粘着テープの接着剤表面に、
    焼痂及び壊死組織の清拭に有効な乾燥粉末状の創傷清拭
    酵素を有効量で含有している創傷清拭用テープ。
  2. (2)前記創傷清拭酵素がブロメラインもしくはブロメ
    ラインの活性分画又はサブチリシンAもしくはサブチリ
    シンBである特許請求の範囲第1項記載の創傷清拭用テ
    ープ。
  3. (3)前記粘着テープの基材がポリウレタンから造られ
    ている特許請求の範囲第1項記載の創傷清拭用テープ。
  4. (4)滅菌されている特許請求の範囲第1項記載の創傷
    清拭用テープ。
  5. (5)前記接着剤の表面上又はその中に抗菌的に有効量
    のスルファジアジン銀もさらに含有している特許請求の
    範囲第1項記載の創傷清拭用テープ。
  6. (6)前記粘着テープ基材が1.5ミル(約0.038
    mm)の厚さのポリウレタン剤から造られ、前記接着剤
    がアミンを含有するアクリレート系重合体から造られ、
    かつ前記創傷清拭酵素がサブチリシンA又はBである特
    許請求の範囲第1項記載の創傷清拭用テープ。
  7. (7)前記外科用粘着テープ基材が透明なポリウレタン
    から造られている特許請求の範囲第1項記載の創傷清拭
    用テープ。
  8. (8)滅菌されている特許請求の範囲第1項記載の創傷
    清拭用テープを収納している密封容器。
  9. (9)40℃以下の温度で貯蔵した場合に、前記創傷清
    拭用テープが安定である特許請求の範囲第8項記載の容
    器。
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