JPS6120630Y2 - - Google Patents

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JPS6120630Y2
JPS6120630Y2 JP8713981U JP8713981U JPS6120630Y2 JP S6120630 Y2 JPS6120630 Y2 JP S6120630Y2 JP 8713981 U JP8713981 U JP 8713981U JP 8713981 U JP8713981 U JP 8713981U JP S6120630 Y2 JPS6120630 Y2 JP S6120630Y2
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JP
Japan
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piece
section
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leg
foot
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JP8713981U
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JPS57199395U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は新規な性能と構成を有するヴアイオリン
の弱音器を提供しようとするものである。
1は本案のヴアイオリンの弱音器である。そし
て、その構成は、平面横長の金属板1’の中心に
設けた中央部2の左右を脚部3、足部4に区分
し、上記脚部、足部には多少の弾性を有するビニ
ールチユーブなどの弾性体5を添着せしめてなる
部材を装着を所望する駒6の上縁に嵌着すべく上
記中央部2の中心から断面略〓状に折りまげて弱
音器本体を形成し、上記脚部3は上記駒6を中心
として外方へ断面略〓状にゆるくわん曲せしめる
と共に、上記脚部3と足部4との連結部分1”は
上記駒に対して断面<状に構成されている。7は
他の実施例の弱音器であるが、上記弱音器1,1
が断面〓状の連結部7Aで連結されている。ま
た、上記弱音器1については1.2g〜1.5g,1.5g
〜1.7g,1.7g〜1.8g,1.8g〜1.9g,1.9g〜
2.0g,2.0g〜2.1g,2.1g〜2.2g,2.2g〜2.4
g、弱音器7については、4.0gのものを作り、
このうち、夫々の楽器の個性や会場などの要望に
応じて最も適した音の得られるものを適宜選択使
用出来るようにした。
ついで、本案のものの使用方法を効果と共に説
明する。
取付け所望するヴアイオリン8の駒6に本願の
弱音器を取付ける。この取付けに際しては第3図
において駒の先端6Aが弾性体5の内壁上端で確
実に固定するまで当該弱音器を挿入する。そこ
で、本願の効果を説明する前にヴアイオリンの構
造と機能の概略を説明する。第9図を参照して、
上記ヴアイオリン8に正規に調絃されると、魂柱
8Aは裏甲8Bのたすけを借りて表甲8Cを下か
ら支えている中で、絃8Dに振動が起きた場合、
振動エネルギーが表甲に伝えられると、これと同
時に塊柱で支えている点を起点として表甲は、そ
の前後で所謂シーソ運動を起こし、原音を約20倍
に増幅する。この場合、絃は振動に際してその振
動の幅に応じて伸縮するから、上記振動エネルギ
ーは表甲に縦方向に加えている内圧の変化や駒の
頂点に与える圧力の変化(駒の上下振動、駒の左
右への傾斜振動、駒の頂点の前後への振動)など
を起こさせる。本願のものはこのようなヴアイオ
リンの有している音の発生のメカニズムを極力損
ねないようにしてなされたものである。
本願のものは (A) 弱音器より惹起される雑音の除去 雑音は駒の前後振動によつて駒と弱音器本体
との間において必然的に惹起されるものである
から、本願のものには弾性体5を設け、かかる
振動を吸収し雑音の発生を確実に防止した。
(B) 弱音器で期待しうる各種の音の調整 本願のものは上述の如き重量のもので構成し
たから下記の効果を発揮しうる。
音量(ボリウム)〜軽い原音に近く、重量が
増すにつれボリユームは減少する。
音色〜軽い程原音に近く、重量が増すにつれ
甘い音色が得られる。
音の透明度〜軽い程明るく透明であり、重量
が増すにつれて不透明な音となる。
総合〜軽い程原音に近く硬さがあり明るく音
は透明であるが、重いもの程やわらかさが増
し、にぶいいぶし銀のような少しこもり気味な
特殊な美しい倍音をもつた甘い音色となるが、
度がすぎると音がつぶれる。
このような点を注意しながら個々のヴアイオ
リンに最適なものを選択することができる。
(C) 駒の振動の自由を阻害しない措置 駒は絃の振動エネルギーを受けると、上述の
如き駒の前後傾斜振動、駒の頂点の前後への振
動のほかに駒自身が微振を起こす。
このわずかな振動を妨げると、音が硬化して潤
いが非常に失われ硬化した音となる。また、この
この狭力を弱くするに駒に対して不安定になり、
非常にむらな音を出し、演奏者が弾いたこととは
全く違つた表現をしてしまう。これを防ぐため駒
に対ししつかり安定しながらも極力やんわり取付
くことができるようにした。このため本願のもの
では、イ.駒の先端はビニぶールチユーブなどの
弾性体で確実に挾持するようにした。ロ.脚部3
の中間部は外力へわん曲させてあるから駒を広範
囲に押えつけて駒自身の自由をうばうことのない
ようにした(この部分は弾性体のみが接すること
になる)。ハ.脚部3の下端は内方へ向いている
から、金属板の弾力性と弾性体の弾力性によつて
やんわりした状態で駒を挾持し安定した状態で装
着するようにした。ニ.脚部3と足部の連結部分
1″は断面<状の反りを形成したから、駒に接す
る弾性体の弾力を極力強化せしめるようにしたた
め、差込むときの手の感触、試奏の結果の音の性
質の捉え、弱音器と駒に対する接触の仕方(目
で)確認できるようになつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は側面図、第3図は使用状態の
拡大側面図、第4図は第1図のA−A線拡大断面
図、第5図は第1図のB−B線拡大断面図、第6
図は金属板の展開した状態の平面図、第7図は他
の実施例の正面図、第8図は同上のC−C線断面
図、第9図はヴアイオリンの略図的側面図であ
る。 1……弱音器、2……中央部、3……脚部、4
……足部、5……弾性体、6……駒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 平面横長の金属板の中心に設けた中央部2の
    左右を脚部3、足部4に区分し、上記脚部、足
    部には多少の弾性を有するビニールチユーブな
    どの弾性体5を添着せしめてなる部材を装着を
    所望する駒6の上縁に嵌着すべく上記中央部2
    の中心から断面略〓状に折りまげて弱音器本体
    を形成し、上記脚部3は上記駒6を中心にして
    外方へ断面略〓状にゆるくわん曲せしめると共
    に、上記脚部3と足部4との連結部分1”は上
    記駒に対して断面<状に構成されていることを
    特徴とするヴアイオリンの弱音器。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)に記載した弱音器
    を断面略〓状の連結部の左右に配設したこと。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)に記載した弱音器
    において、当該弱音器の重量を1.2gないし2.4
    gの間で調整したこと。
JP8713981U 1981-06-13 1981-06-13 Expired JPS6120630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8713981U JPS6120630Y2 (ja) 1981-06-13 1981-06-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8713981U JPS6120630Y2 (ja) 1981-06-13 1981-06-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57199395U JPS57199395U (ja) 1982-12-17
JPS6120630Y2 true JPS6120630Y2 (ja) 1986-06-20

Family

ID=29882351

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8713981U Expired JPS6120630Y2 (ja) 1981-06-13 1981-06-13

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JP (1) JPS6120630Y2 (ja)

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JPS57199395U (ja) 1982-12-17

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