JPS61205739A

JPS61205739A - 自然換気器　これは部屋と天井裏又は外気の温度差を利用して自然換気を行なう装置。

Info

Publication number: JPS61205739A
Application number: JP4714285A
Authority: JP
Inventors: Narinori Kaneko; 金子　成規
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-03-09
Filing date: 1985-03-09
Publication date: 1986-09-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】イ　発明の目的（１）この発明は部屋の換気に関するものですが、現代
建築以前の日本の家屋はすき間風がよく入る家でしたの
で換気の必要もありませんでした。

現代建築では戸がサツシに変り、冷房、暖房時の省エネ
ルギーが叫ばれている現在では部屋の密閉化が進み、換
気を忘れた部屋が多く、壁にカビが生えたり、畳やシュ
ウタンにもカビやダニが発生し、又部屋が傷み始めて換
気の悪さに気付きます。

また炭酸ガス、水分、カビ、ダニ等は人体に悪影響を与
え、健康を害します。

（２）密閉された部屋で石油又はガスストラブやコンロ
を用いて暖房又は他の用を行なう時には炭酸ガス、水分
等が発生します。　換気扇を用いるか戸を開で定期的に
換気をする必要があります。

（３）日本の家屋は小さな部屋が多いのですが、ガスな
どを使用しなくても多数の人が入って戸を締切りますと
、やはり炭酸ガス、水分等が出ますので換気の必要があ
ります。

（４）部屋に換気扇が付いていてもよほど空気が悪くな
らないかぎり、空気の悪くなっている事にに気付かず換
気しようとしません。　又戸を開けて換気するという事
はなかなか出来ないことです。

（５）暖房時に換気扇をかけると熱が屋外に排出されま
すので、換気扇をかけっばなしという具合にはいきませ
ん。　定期的に換気扇をかけて換気するという事はなか
なか難かしいことです。

口　発明の構成（１）部屋の換気はほとんど暖房時に問題になります。

長さの違った排気と吸入の二本のパイプを設けた装置で
、部屋の天井又は壁や窓に取付けて、部屋と天井裏又は
屋外との温度差を利用して自然換気を行ないます（２）
第一図　口形天井取付形（ダンパー開）、第二図第一図
の平面図（ダンパー開）、第三図　○形天井取付形（ダ
ンパー開）、第四図　第三図の平面図（ダンパー開）、
第五図　　形天井取付形（ダンパー閉）、第六図　第五
図の平面図（ダンパー開）、第七図　ロ○ロ形壁取付形
（ダンパー閉）、第八図　ロ○ロ形窓取付形（ダンパー
閉）、第九図　ロ○ロ形壁・窓取付形（ダンパー閉、吸
入口の外部は上向き）、ロ○ロ形とは口形、○形、口形
の意味です。　なお化粧パネルの図は除きます。

第一図　口形天井取付形を説明すると、１は排気パイプ
、２は吸入パイプ、３はダンパー、４はダンパー操作ワ
イヤー、５はダンパーストッパー、６はダンパーの可動
を矢印で表示、７は虫、小動物等の侵入防止ネットで、
図のいずれもパイプ先端に付きますが、排気パイプのネ
ットはキャップ状の差込み形になっています。

第十図　上向きパイプ先端ネットキャップ　８はネット
、９は天板、１０はパイプ差込部です。　これは排気・
吸入の上向きパイプに差込むネットですが、天が板で横
がネットになったものです。　自然換気器の口形・○形
・口形に合せたものとします。

排気パイプの長さを長く煙突状にして、吸入パイプの長
さをダンパー取付は位置よりほんの少し長いものとして
、その吸排パイプの内側に吸排気量の調節用にダンパー
を設けます。　手の届くところに手下操作器を取付けて
ダンパーとワイヤーで結び操作を行ないます。

（３）せっかく取付けた自然換気器もダンパーを締切っ
たままでは役立ちません。　従ってダンパーを締切った
状態でも少し開いた状態にあります。　しかしネジ一本
の位置を変えるだけでダンパーを締切ることが出来ます
。

（４）天井裏の換気口が開いてなく換気が不十分な家は
、壁又は窓用等を取付けて換気を行ないます。

ハ　発明の効果（１）この自然換気器は部屋と天井裏又は外気の温度差
を利用して換気しようとするものです。　部屋の暖かい
空気が上昇しようとする自然現象と煙突状の排気パイプ
は部屋の温度と天井裏又は外気の温度差とパイプ長さに
相応した吸引力があることを応用して、密閉された部屋
でも電気も使用せずに自然に吸排換気が出来ます。

（２）換気量は部屋の暖房時の温度と、天井裏又は外気
の温度を考えて自然換気器のダンパーにより適当に調節
することが出来て、常時換気を行なっている状態にあり
ます。　従って定期的に換気しなければ、という心配は
全くいりません。

（３）石油又はガス等を用いてせっかく暖房した熱を逃
がすことになり欠点でもあるようですが、それだけ部屋
の温度を上げているという事は、炭酸ガス・水分等の量
も温度に相応して高くなっています。　それたけに換気
する必要があり、自然換気器を取付けていれば、換気に
気配はりしなくても自然に換気ができるという利得があ
ります。

（４）部屋の暖房時に常時換気が出来れば炭酸ガス・水
分等が少なくなりカビが生えたりダニが発生したりしな
くなり、又家も傷まなくなります。　従がってよい環境
のもとて快適な生活を営なむことか出来て、健康にも非
常によい効果が得られます。

（５）品物はオールプラスチック製で簡単に出来ていま
す。　従がってきれいで価格も安価であり、エネルギー
代金はいりません。

以上の上記は手続補正指令された願書に添付した明細書
又は図面に記載した事項に変更はありません。

手続補正指令書で指通された「明細書に図面の簡単な説
明の項目を設けその欄を正確に記載した書面」は以下別
紙に記載します。

以下手続補正指令された「明細書に図面の簡単な説明の
項目を設けその欄を正確に記載した書面」を記載します
。

（１）第一図　口形天井取付形（ダンパー開）　　■　
排気パイプ　２：吸入パイプ　口形を合わせたものが口
形となったもの。

］、排気パイプ　長さのある煙突状のパイプは温かい空
気を吸上げようとする力があり、部屋の温かい空気を吸
上げて天井裏に放出する。

部屋か密閉されている場合には　２：吸入パイプから冷
たい空気が自然に天井裏から下降する。　部屋又は建具
などにすき間があると、そのすき間から冷たい空気が入
り　２．吸入パイプ　からも温かい空気が天井裏に放出
される。

３、ダンパー　部屋の温度と天井裏の温度差に応じて換
気される換気量を調節する。

４　ダンパー操作ワイヤ　手元にダンパー操作器を取付
けて　３：ダンパー　と結びダンパーを操作する５、ダ
ンパーストッパー　ストッパーネジの位置ヲ替えること
により、ダンパーを締切り状態、又は少し開いた状態で
ストップさせ、部屋の中が温かければ常に少量ながらも
換気状態にする。

６、ダンパーの可動を矢印で表示７、虫、小動物等の侵入防止ネット　１．排気パイプ　
２：吸入パイプの先端に取付け、又は差込み形になって
いて、上部がネットです。

（２）第二図　第一図の平面図（ダンパー開）図の符号
、換気作用、操作は　第一図　口形天井取付形と同じ。

（３）第三図　○形天井取付形（ダンパー開）　　１：
排気パイプ　と　２゛吸入パイプ　Ｄ形を合わせてＤ形
としたもの。

図の符号、換気作用、操作は　第一図　口形天井取付形
　と同じ。

（４）第四図　第三図の平面図（ダンパー開）図の符号
、換気作用、操作は　第一図　口形天井取付形　と同じ
。

（５）第五図　口形天井取付形（ダンパー閉）　　１：
排気パイプ　と　２：吸入パイプ　Ｄ形を合わせて口形
としたもの。

図の符号、換気作用、操作は　第一図　口形天井取付形
　と同じ。　　　　　・（６）第六図　第五図の平面図（ダンパー開）図の符号
、換気作用、操作は　第一図　口形天井取付形　と同じ
。

（７）第七図　ロ○ロ形壁取付形（ダンパー閉）　口○
ｑ形とは　１．排気パイプ　と　２：吸入パイプ　を合
わせて口形としたもの、Ｄ形としたもの、口形とした三
種類の壁取付形自然換気器があることを表わす。

１、排気パイプ　の立上りパイプ部分をはずして１：排
気パイプ　を上側に　２　吸入パイプ　を下側にして壁
に取付けてから、先にはずした　１．排気パイプ　の立
上りパイプ部分を取付ける。

屋外に出ている　１：排気パイプ　２．吸入パイプの先
端に　第十図　上向きパイプ先端ネットキャップ　を付
ける。

（８）第八図　ロ○ロ形窓取付形（ダンパー閉）　この
形は　２：吸入パイプ　は　第七図　ロ○ロ形壁取付形
の半分たらずの短いパイプ。　第八図　の　３．ダンパ
ー　取付は位置よりも少し長いだけ。

口形、Ｄ形、口形の形と、取付力は　第七図　ロ○ロ形
壁取付形　に同じ。

（９）第九図　ロ○ロ壁・窓取付形（ダンパー閉）　こ
の形の特徴は　２　吸入パイプ　の吸入口が上向きにな
っていること。

１：排気パイプ　と　２．吸入パイプ　を合わせて円形
としたもの、○形としたもの、口形とした三種類の壁又
は窓取付形自然換気器があることを表わす。

１：排気パイプ　立上り部分と　２．吸入パイプのつき
出した部分が一体となり、点線部分が差込み形となって
いる。

取付力は　第七図　ロ○ロ形壁取付形　と同じ。

００）第十図　上向きパイプ先端ネットキャップ　これ
も虫、小動物等の侵入防止ネットで　１゛排気パイプ２
　吸入パイプ　の上向きパイプに差込むネット。

上が天板で、横がネットになっていて自然換気器の口形
、○形、口形に合わせたもの。

手続補正書（方式）昭和６０年７月２４日特許庁長官　志　賀　　学　殿　蓼１、事件の表示　　昭和６０年特許願第０４７１４２号
２、発明の名称　　自然換気器３、補正をする者事件との関係　特許出願人住所（居所）住所（居所）氏名（名称）　　　　　　　　　　　　　　　　　　［
株］５、補正命令の日付（発送日）　昭和６０年６月２
５日６、補正の対象１　明細書に図面の簡単な説明の項目を設けその欄を正
確に記載した書面。（裏面　　参照）（第全図　　の説
明。）１ト　　ミ区−への！■■ト峙碕ム　　　　　　　石ゝ　　　　　　　妥・醗 ■　　■　　冨　Ｕ　剖

Claims

【特許請求の範囲】

自然換気器は長さの違った排気と吸入の二本のパイプを
設けて、ダンパーにより排気と吸入の量を調節すること
が出来るようにした装置です。